JPH1134473A - パターン印刷方法 - Google Patents

パターン印刷方法

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JPH1134473A
JPH1134473A JP19091197A JP19091197A JPH1134473A JP H1134473 A JPH1134473 A JP H1134473A JP 19091197 A JP19091197 A JP 19091197A JP 19091197 A JP19091197 A JP 19091197A JP H1134473 A JPH1134473 A JP H1134473A
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JP
Japan
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pattern
printing
screen
shape
corners
Prior art date
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Pending
Application number
JP19091197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Ikoma
匡伸 生駒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc filed Critical Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Priority to JP19091197A priority Critical patent/JPH1134473A/ja
Publication of JPH1134473A publication Critical patent/JPH1134473A/ja
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  • Printing Methods (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の配線面に、内角コーナー部を有す
るパターンをスクリーン印刷する際に、内角コーナー部
の隅部に発生する印刷にじみを少なくする。 【解決手段】 スクリーンマスクのパターン印刷開口部
24のエッジ部先端に面取り部25を形成し、このスク
リーンマスクを用いてセラミック回路基板の配線面に、
内角コーナー部22の隅部に面取り部23を有する位置
決めパターン21をスクリーン印刷する。この場合、従
来の印刷にじみの原因となるスクリーンマスクのパター
ン印刷開口部24のエッジ部先端が面取り形状にカット
されているため、位置決めパターン21の内角コーナー
部22の隅部に印刷にじみが発生することが極力防がれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に、内角
コーナー部を有するパターンをスクリーン印刷するパタ
ーン印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばセラミック回路基板の
配線面には、導体パターン、抵抗体パターンの他、ワイ
ヤボンディング時や部品搭載時に用いる位置決めパター
ン(アライメントマーク)をスクリーン印刷するように
している。これらのパターンは近年の回路基板の小型化
・高密度実装化に伴ってファインパターン化(細線化)
される傾向があり、パターンの印刷精度に対する要求は
益々厳しくなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印刷パターンの形状
は、直線、曲線の他、角のある折曲線、交差線等、種々
の形状がある。折曲線、交差線のパターンでは、例えば
図1(b)に示すように、内角コーナー部11を有する
十字状の位置決めパターン12がある。この位置決めパ
ターン12のスクリーン印刷も、他のパターンのスクリ
ーン印刷と同じく、回路基板上にスクリーンマスクをセ
ットし、このスクリーンマスク上にペーストを供給し、
このペーストをスキージでスクリーンマスクのパターン
印刷開口部14[図1(a)参照]から下方に押し出し
て、回路基板の配線面にパターン印刷開口部14の形状
を転写するものである。
【0004】実際の生産ラインでは、このようなスクリ
ーン印刷を連続的に繰り返して、多数の回路基板に同一
のパターンを印刷するが、従来の内角コーナー部11を
有する十字状の位置決めパターン12の形状では、印刷
回数を重ねるに従って、コーナー部11の隅部にペース
トの印刷にじみ13が発生しやすい。近年の回路基板の
小型化・高密度実装化により、位置決めパターン12も
微細化され、印刷精度に対する要求が益々厳しくなって
きているが、本発明者が行った印刷検査では、印刷にじ
み13の発生率が45.5%にもなった。位置決めパタ
ーン12に生じた印刷にじみ13は、ワイヤボンディン
グ時や部品搭載時に位置決め誤差を生じさせる原因とな
り、この印刷にじみ13による位置決め誤差が接続信頼
性を低下させたり、接続不良の発生率を増加させる原因
となる。
【0005】尚、位置決めパターン12の他、導体パタ
ーンや抵抗体パターンにも、内角コーナー部を有する形
状のものがあり、これらのパターンでも、内角コーナー
部の隅部にペーストの印刷にじみが発生しやすい。導体
パターンや抵抗体パターンに生じる印刷にじみは、抵抗
値等の電気的特性を変化させたり、パターン間のショー
トを発生させる原因となり、品質低下や不良発生率を増
加させる原因となる。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、印刷パターンの内角
コーナー部の隅部に発生する印刷にじみの発生率を効果
的に低減できて、印刷精度向上、品質向上、不良発生率
低減を実現することができるパターン印刷方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、印刷パター
ンの内角コーナー部の隅部に印刷にじみが発生する原因
を探究した結果、印刷回数を重ねるに従って、スクリー
ンマスクのパターン印刷開口部14[図1(a)参照]
のうち、印刷パターン12の内角コーナー部11の隅部
形状を転写するエッジ部先端15の下面にペーストが付
着して残り、この残留ペーストが次の回路基板のスクリ
ーン印刷時に印刷パターン12の内角コーナー部11の
隅部に付着して印刷にじみ13が発生することが判明し
た。
【0008】そこで、本発明は、印刷パターンの内角コ
ーナー部の隅部を面取り形状又は丸みのある形状にスク
リーン印刷するものである。このようにすれば、印刷に
じみの原因となるスクリーンマスクのパターン印刷開口
部のエッジ部先端を面取り形状又は丸みのある形状にカ
ットすることができ、印刷にじみを大幅に少なくでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をセラミック回路基
板における位置決めパターン21の印刷方法に適用した
一実施形態を図1(c),(d)に基づいて説明する。
位置決めパターン21は例えば十字状に形成され、その
内角コーナー部22の隅部に面取り部23が形成されて
いる。
【0010】このような形状の位置決めパターン21を
スクリーン印刷するために、スクリーンマスクのパター
ン印刷開口部24のうち、位置決めパターン21の内角
コーナー部22の隅部形状を転写するエッジ部先端に面
取り部25を形成している。このような形状のパターン
印刷開口部24を有するスクリーンマスクをセラミック
回路基板の配線面上にセットし、このスクリーンマスク
上にペーストを供給して、このペーストをスキージでス
クリーンマスクのパターン印刷開口部24から下方に押
し出して、セラミック回路基板の配線面にパターン印刷
開口部24の形状を転写する。これにより、セラミック
回路基板の配線面には、内角コーナー部22の隅部に面
取り部23を有する位置決めパターン21がスクリーン
印刷される。
【0011】このような印刷方法では、印刷にじみの原
因となるスクリーンマスクのパターン印刷開口部24の
エッジ部先端が面取り形状にカットされているため、パ
ターン印刷開口部24のエッジ部先端の下面にペースト
が付着して残ることが無くなり、スクリーン印刷する位
置決めパターン21の内角コーナー部22の隅部に印刷
にじみが発生することが極力防がれる。
【0012】本発明者の実験結果によれば、スクリーン
マスクのパターン印刷開口部24のエッジ部先端に長さ
30μmの面取り部25を形成した場合、印刷にじみの
発生率が8.3%に減少し(従来は45.5%)、印刷
にじみが大幅に少なくなることが確認された。この結
果、位置決めパターン21の印刷精度を従来より大幅に
向上でき、位置決め誤差を少なくできて、接続信頼性を
向上できると共に、接続不良の発生率を低減することが
できる。
【0013】上記実施形態では、スクリーンマスクのパ
ターン印刷開口部24のエッジ部先端を直線状にカット
して面取り部25を形成したが、図2に示す本発明の他
の実施形態のように、スクリーンマスクのパターン印刷
開口部24のエッジ部先端を丸みのある形状にカットし
て丸み付け部26を形成しても良い。このような形状の
パターン印刷開口部24を有するスクリーンマスクを用
いてセラミック回路基板の配線面に位置決めパターン2
1をスクリーン印刷すれば、図2(b)に示すように、
内角コーナー部22の隅部に丸み付け部27を有する位
置決めパターン21がスクリーン印刷される。このよう
にしても、前記直線状の面取り部23,25と同じ効果
が得られ、印刷にじみが大幅に少なくなる。
【0014】尚、上記各実施形態では、位置決めパター
ン21の形状を十字状としたが、他の形状であっても良
く、また、本発明の適用範囲は、位置決めパターンのス
クリーン印刷に限定されず、導体パターンや抵抗体パタ
ーンについても、内角コーナー部を有する形状のものに
本発明を同様に適用できる。導体パターンや抵抗体パタ
ーンに本発明を適用すれば、電気的特性のばらつきを少
なくできて、品質を向上できると共に、印刷にじみによ
るショート等の不良を防止できる。
【0015】また、このパターンを印刷する回路基板
も、セラミック回路基板(焼成前、焼成後を問わない)
に限定されず、プラスチック回路基板、金属回路基板等
であっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパターン印刷方法によれば、印刷パターンの内角コー
ナー部の隅部を面取り形状又は丸みのある形状にスクリ
ーン印刷するようにしたので、印刷パターンの内角コー
ナー部の隅部に発生する印刷にじみの発生率を効果的に
低減できて、印刷精度向上、品質向上、不良発生率低減
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来のスクリーンマスクのパターン印
刷開口部の形状を示す拡大図、(b)は従来の位置決め
パターンの印刷形状を示す拡大図、(c)は本発明の一
実施形態のスクリーンマスクのパターン印刷開口部の形
状を示す拡大図、(d)は同実施形態の位置決めパター
ンの印刷形状を示す拡大図
【図2】(a)は本発明の一実施形態のスクリーンマス
クのパターン印刷開口部の形状を示す拡大図、(b)は
同実施形態の位置決めパターンの印刷形状を示す拡大図
【符号の説明】
21…位置決めパターン、22…内角コーナー部、23
…面取り部、24…パターン印刷開口部、25…面取り
部、26,27…丸み付け部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に、内角コーナー部を有するパ
    ターンをスクリーン印刷するパターン印刷方法におい
    て、 前記パターンの内角コーナー部の隅部を面取り形状又は
    丸みのある形状にスクリーン印刷することを特徴とする
    パターン印刷方法。
JP19091197A 1997-07-16 1997-07-16 パターン印刷方法 Pending JPH1134473A (ja)

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JP19091197A JPH1134473A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 パターン印刷方法

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JP19091197A JPH1134473A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 パターン印刷方法

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JPH1134473A true JPH1134473A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16265772

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JP19091197A Pending JPH1134473A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 パターン印刷方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070054323A (ko) * 2005-11-23 2007-05-29 삼성에스디아이 주식회사 스크린 인쇄용 마스크, 이를 이용한 스크린 인쇄방법, 유기발광 표시장치의 제조방법, 및 유기 발광 표시장치
EP1870942A1 (en) * 2005-11-28 2007-12-26 Mitsubishi Electric Corporation Solar cell
CN108944005A (zh) * 2018-09-19 2018-12-07 宁波工程学院 一种片式氧传感器丝网印刷制备的对位夹具及对位方法

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