JPH11342863A - 自動車のフロントピラー - Google Patents

自動車のフロントピラー

Info

Publication number
JPH11342863A
JPH11342863A JP10155699A JP15569998A JPH11342863A JP H11342863 A JPH11342863 A JP H11342863A JP 10155699 A JP10155699 A JP 10155699A JP 15569998 A JP15569998 A JP 15569998A JP H11342863 A JPH11342863 A JP H11342863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front pillar
frame
obstacle
impact
pillar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10155699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4112685B2 (ja
Inventor
Takashi Yoshida
傑 吉田
Hiroyuki Saegusa
裕幸 三枝
Yoshihiro Mori
至宏 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP15569998A priority Critical patent/JP4112685B2/ja
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to CN998009075A priority patent/CN1131805C/zh
Priority to PCT/JP1999/002875 priority patent/WO1999062755A1/en
Priority to KR10-2000-7000877A priority patent/KR100521756B1/ko
Priority to US09/462,044 priority patent/US6722729B2/en
Priority to DE19981166T priority patent/DE19981166B4/de
Priority to CA002297928A priority patent/CA2297928C/en
Priority to GB0001331A priority patent/GB2342077B/en
Publication of JPH11342863A publication Critical patent/JPH11342863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112685B2 publication Critical patent/JP4112685B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R2019/007Means for adjusting or regulating the crash absorption capacity of the vehicle, e.g. when detecting an impending collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2306/00Other features of vehicle sub-units
    • B60Y2306/01Reducing damages in case of crash, e.g. by improving battery protection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 筒型断面の自動車のフロントピラー1に
おいて、このフロントピラー1は、自動車室内16側に
フロントピラー1の変形を促す脆弱部27bを形成した
ものであることを特徴とする。 【効果】 筒型断面の自動車のフロントピラーにおい
て、フロントピラーの変形を促す脆弱部を形成したの
で、フロントピラーに障害物が当ったときに、脆弱部で
フロントピラーが変形し衝撃エネルギを吸収するため、
障害物への衝撃を十分に緩和することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のフロントピ
ラーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は自動車のフロント部分の斜視図で
あり、101,101はフロントフェンダ、102はボ
ンネット、103はフロントマスク、104,104は
ヘッドライト、105はラジエータグリル、106はフ
ロントバンパ、107は前輪、108はドアミラー、1
09はフロントガラス、111はドア、112はドアガ
ラス、113はルーフ、120,120はサイドボデ
ー、130,130はサイドボデー120,120の骨
組の一部としてのフロントピラーである。サイドボデー
120,120は、自動車の車室121を形成する構造
部材として、転覆時の車体の変形を抑えるとともに、耐
久強度を確保する役割を担うものである。
【0003】図8は図7A部の平面断面図であり、従来
のフロントピラー130の拡大した平面断面図を示す。
なお、Frは前側、Rrは後側を示す。フロントピラー
130は、インナフレーム132と、このインナフレー
ム132に被せたアウタフレーム133とからなる。イ
ンナフレーム132は、板金を断面視で皿状に曲げ形成
したものであって、皿状の凹部となる底面部132aを
形成し、この底面部132aの両サイドにアウタフレー
ムとの合せ面132b,132cを形成したものであ
る。アウタフレーム133は、板金を断面視で略U字形
に曲げ形成したものであって、略U字形の凸部となる前
面部133aを形成し、この前面部133aの両サイド
にインナフレーム132との合せ面133b,133c
を形成したものである。
【0004】すなわち、フロントピラー130は、イン
ナフレーム132の合せ面132bとアウタフレーム1
33の合せ面133bとを接合し、インナフレーム13
2の合せ面132cとアウタフレーム133の合せ面1
33cとを接合して断面視でパイプ状に形成したサイド
ボディ120(図7参照)の骨組の一部である。134
はドア側ウェザストリップ、135はドアサッシ、13
6は接着モール、137はウェザストリップ、138は
シーラント、140は障害物である。
【0005】フロントピラー130は、先に説明したよ
うにサイドボデー120の構造部材の一部であるから剛
性の高い部材であり、例えば、障害物140がアウタフ
レーム133の前面部133aに当った場合には、障害
物140の衝撃が大きい。一方、障害物140の保護を
優先するあまり、フロントピラー130の剛性を低くし
たのでは転覆時の車体の変形を抑えるための耐久強度を
確保することができない。そこで、フロントピラー本来
の剛性を維持しつつ障害物への衝撃を十分に緩和するこ
とのできる自動車のフロントピラーが望まれる。
【0006】障害物への衝撃の緩和を配慮した自動車の
フロントピラーとして、例えば特開平9−39833号
公報「自動車のフロントピラー」が知られている。上記
技術は、同公報図1及び図2によれば、ピラーインナ6
(符号は公報に記載の番号を使用した。)にピラーアウ
タ7を合せてピラー本体5を形成し、ピラーアウタ7の
前面部分7aに緩衝パネル8を取付け、この緩衝パネル
8の前面に樹脂ガーニッシュ9を取付けた自動車のフロ
ントピラー1であり、このフロントピラー1は、ピラー
本体5の前面に緩衝パネル8を取付けることで、障害物
への衝撃を緩和しようとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の技
術は、図8に示した従来のフロントピラー構造に緩衝パ
ネル8を設けただけのものであり、例えば、障害物が緩
衝パネル8を介してピラー本体5に当った場合には、緩
衝パネル8の変形で衝撃エネルギーを吸収するだけであ
り、障害物がピラー本体5まで到達した後の衝撃エネル
ギーの吸収手段がない。従って、障害物に対して十分な
衝撃の緩和をすることができない。すなわち、上記技術
は、ピラー本体5にフロントピラー本来の剛性はあるも
のの、障害物が当ったときに、ピラー本体5自体で障害
物への衝撃を緩和できるように配慮したものではない。
【0008】そこで、本発明の目的は、フロントピラー
本来の剛性を維持しつつ障害物への衝撃を十分に緩和す
ることのできる自動車のフロントピラーを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、筒型断面の自動車のフロントピラーにお
いて、このフロントピラーに自動車室内側にフロントピ
ラーの変形を促す脆弱部を形成したものであることを特
徴とする。フロントピラーに障害物が当ったときに、脆
弱部でフロントピラーが変形し衝撃エネルギーを吸収し
て、障害物への衝撃を十分に緩和する。フロントピラー
の変形を促す脆弱部を自動車室内側に設けて、例えば、
カバーなどで覆い脆弱部を外面から隠すようにする。
【0010】請求項2は、フロントピラーの前面に平坦
部を形成し、この平坦部に衝撃を吸収する保護部材を付
設したことを特徴とする。フロントピラーの前面に平坦
部を形成し、この平坦部に衝撃を吸収する保護部材を突
出させ、フロントピラーを変形させる前に、障害物のエ
ネルギーを初期的に吸収させ、障害物の衝撃を効果的に
抑える。
【0011】請求項3は、フロントピラー内に衝撃を吸
収する緩衝部材を介在させたことを特徴とする。フロン
トピラー内に衝撃を吸収する緩衝部材を介在させ、フロ
ントピラーの剛性の高い部分まで障害物が達するような
場合に、フロントピラーの剛性の高い部分から障害物が
受ける衝撃を最小限に止める。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側を示す。また、図面は
符号の向きに見るものとする。図1は本発明に係る第1
実施例の自動車のフロントピラーの平面断面図である。
フロントピラー1は、インナフレーム20と、このイン
ナフレーム20に被せたアウタフレーム30とからな
り、インナフレーム20にアウタフレーム30を被せる
ことで断面視筒型に形成したものである。
【0013】5はフロントガラス、6はウェザストリッ
プ、7はシーラント、8はドアサッシ、9はドアガラ
ス、12はドア外側ウェザストリップ、13はドア内側
ウェザストリップ、14は窓用ウェザストリップ、15
は室内側カバー、16は自動車室内としての車室であ
る。フロントガラス5は、合せガラスであり、2枚の生
板ガラス5a,5bをポリビニルブチラールなどの透明
樹脂フィルム5cを介して接着したものである。室内側
カバー15は、車室16の外観を向上すると共に、フロ
ントピラー1に対してのプロテクタとしての機能を持
つ。
【0014】図2は本発明に係る第1実施例の自動車の
フロントピラーの斜視図である。インナフレーム20
は、補強パイプ25と、この補強パイプ25に溶接又は
接着で取付けた補強板26を介して取付けたフレーム部
27とからなる。詳細には、補強パイプ25は、インナ
フレーム20の芯材としての機能を果たし、補強板26
は、フレーム部27のベース面27aの剛性を補填する
役割を果たす。フレーム部27は、板金を断面視で略U
字形に曲げ形成したものであって、先に説明したベース
面27aから一方に脆弱部としての曲げ部27bを介し
てアウタフレーム30に合せる合せ面28aを形成し、
他方にアウタフレーム30に合せる合せ面28bを形成
したものである。
【0015】アウタフレーム30は、フレーム本体31
と、このフレーム本体31に支持スナップ32…(…は
複数個を示す。以下同じ。)を介して取付けた保護部材
33と、この保護部材33に取付けた化粧フレーム34
と、この化粧フレーム34の一端に取付けた接着モール
36とからなる。
【0016】詳細には、フレーム本体31は、インナフ
レーム20の構成部材であるフレーム部27の合せ面2
8aに取付ける合せ面39aから外方へ平坦部31aを
延ばし、平坦部31aから後方へ外壁部31bを延ば
し、この外壁部31bの先端にフレーム部27の合せ面
28bに取付ける合せ面39bを形成したものである。
平坦部31aは、支持スナップ32…を介して保護部材
33を取付ける部分である。保護部材33は、例えば、
塩化ビニールなどの樹脂の押出し材で形成したものであ
り、フロント方向からの衝撃で変形が容易な材料で形成
して、衝撃を吸収可能な部材である。化粧フレーム34
は、フロントピラー1の外観を向上すると共に、フロン
ト方向からの衝撃で変形が容易な材料で形成した部材で
ある。
【0017】以上に述べたフロントピラー1の作用を次
に説明する。なお、図4及び図5はフロントピラー1の
変形の様子を模式的に表したものである。図3(a),
(b)は本発明に係る自動車の第1実施例のフロントピ
ラーの作用説明図(前半)である。(a)において、障
害物Sが矢印の如くフロントピラー1に当る。(b)
において、保護部材33が化粧フレーム34を介して矢
印の如く潰れ、障害物Sのエネルギーを初期的に吸収
し、障害物Sの衝撃を効果的に抑える。化粧フレーム3
4は、フロント方向からの衝撃で変形が容易な材料で形
成した部材であるから、保護部材33の変形の妨げには
ならない。
【0018】図4(a),(b)は本発明に係る自動車
の第1実施例のフロントピラーの作用説明図(後半)で
ある。(a)において、さらに、障害物Sが矢印の如
くフロントピラー1に進入すると、車室16側に設けた
インナフレーム20の構造部材であるフレーム部27の
曲げ部27bが矢印の如く容易に曲り、アウタフレー
ム30と共に後方に変形し衝撃エネルギーを吸収するた
め、障害物への衝撃を十分に緩和させることができる。
(b)は、障害物Sがフロントピラー1に矢印の如く
進入した最終的な姿を示し、フレーム部27の曲げ部2
7bが十分に変形し衝撃エネルギーを吸収するため、障
害物への衝撃を十分に緩和することを示す。フロントピ
ラー1の変形を促す曲げ部27bを自動車の室内16側
に設けて、室内側カバー15(図1参照)で覆い曲げ部
27bを外面から隠すようにしたので、外観を損うこと
はない。
【0019】図5は本発明に係る自動車の第2実施例の
フロントピラーの平面断面図である。なお、図1に示す
フロントピラー1と同一部品は同一符号を使用し詳細な
説明を省略する。フロントピラー40は、インナフレー
ム42と、このインナフレーム42に被せたアウタフレ
ーム43と、これらのフレーム42,43の間に介在さ
せた衝撃を吸収する緩衝部材44とからなる。
【0020】インナフレーム42は、フレームの芯材と
なる補強パイプ45と、この補強パイプ45に補強板4
6を介して取付けたフレーム部47とからなる。フレー
ム部47は、板金を断面視で略U字形に曲げ形成したも
のであって、先に説明したベース面47aから一方に脆
弱部としてのV字部47bを介してアウタフレーム43
の合せ面48aを形成し、他方にアウタフレーム43の
合せ面48bを形成したものである。フロントピラー4
0の変形を促すV字部47bを自動車の室内16側に設
けて、室内側カバー15で覆いV字部47bを外面から
隠すようにしたので、外観を損うことはない。
【0021】アウタフレーム43は、インナフレーム4
2の構成部材であるフレーム部47の合せ面48aに取
付ける合せ面49aから前方へ膨出部43aを形成し、
この膨出部43bから後方へ外壁部43bを延ばし、こ
の外壁部43bの先端にフレーム部47の合せ面48b
に取付ける合せ面49bを形成したものである。なお、
43cは膨出部43aに取付けた接着モールである。緩
衝部材44は、フロントピラー40の剛性の高い部分、
すなわち、補強パイプ45や補強板46まで障害物S
(図3参照)が達するような場合に、フロントピラー4
0の剛性の高い部分から障害物S(図3参照)が受ける
衝撃を最小限に止めるためのものである。
【0022】図6は本発明に係る自動車の第3実施例の
フロントピラーの平面断面図である。なお、図1に示す
フロントピラー1と同一部品は同一符号を使用し詳細な
説明を省略する。フロントピラー50は、インナフレー
ム52と、このインナフレーム52に被せたアウタフレ
ーム53とからなる。なお、54はフロントガラス5を
衝撃吸収効果を持たせて取付けるための可撓性のスペー
サである。インナフレーム52は、フレームの芯材とな
る補強パイプ55と、この補強パイプ55に補強板56
を介して取付けたフレーム部57とからなる。フレーム
部57は、板金を断面視で略U字形に曲げ形成したもの
であって、先に説明したベース面57aから一方にアウ
タフレームに合せる合せ面58aを形成し、他方にアウ
タフレーム53に合せる合せ面58bを形成したもので
ある。
【0023】アウタフレーム53は、フレーム本体61
と、このフレーム本体61に支持スナップ32…を介し
て取付けた第1実施例に示すところの保護部材33と、
この保護部材33に取付けた化粧フレーム34と、この
化粧フレーム34の一端に取付けた接着モール36とか
らなる。詳細には、フレーム本体61は、インナフレー
ム52の構成部材であるフレーム部57の合せ面58a
に取付ける合せ面59aから脆弱部としての曲げ部62
を介して外方へ平坦部61aを延ばし、平坦部61aか
ら後方へ外壁部61bを延ばし、この外壁部61bの先
端にフレーム部57の合せ面58bに取付ける合せ面5
9bを形成したものである。
【0024】フロントピラー50の変形を促す曲げ部6
2を自動車の室内16側に設けて、室内側カバー15で
覆い曲げ部62を外面から隠すようにしたので、外観を
損うことはない。フロントガラス5を可撓性のスペーサ
54を介してフロントピラー50に取付けたので、障害
物S(図3参照)の一端がフロントガラス5に当った場
合に、フロントガラス5によって受ける障害物S(図3
参照)の衝撃を最小限に止めるものである。
【0025】尚、第1〜第3実施例において、脆弱部と
しての曲げ部27b(図1参照)、V字部47b(図5
参照)又は曲げ部62(図6参照)に変形を容易にする
孔を形成して、曲げ部27、V字部47b又は曲げ部6
2を更に低剛性化したものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、筒型断面の自動車のフロントピラー
において、フロントピラーの変形を促す脆弱部を形成し
たので、フロントピラーに障害物が当ったときに、脆弱
部でフロントピラーが変形し衝撃エネルギーを吸収する
ため、障害物への衝撃を十分に緩和することができる。
フロントピラーの変形を促す脆弱部を自動車室内側に設
けたので、例えば、カバーなどで覆い脆弱部を外面から
隠すことができる。従って、自動車室内側の外観を損う
ことなく、脆弱部を形成することができる。
【0027】請求項2は、フロントピラーの前面に平坦
部を形成し、この平坦部に衝撃を吸収する保護部材を付
設したので、フロントピラーを変形させる前に、障害物
のエネルギーを初期的に吸収することができ、障害物の
衝撃を効果的に抑えることができる。
【0028】フロントピラー内に衝撃を吸収する緩衝部
材を介在させたので、フロントピラーの剛性の高い部分
まで障害物が達するような場合に、フロントピラーの剛
性の高い部分から障害物が受ける衝撃を最小限に止める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の自動車のフロントピ
ラーの平面断面図
【図2】本発明に係る第1実施例の自動車のフロントピ
ラーの斜視図
【図3】本発明に係る自動車の第1実施例のフロントピ
ラーの作用説明図(前半)
【図4】本発明に係る自動車の第1実施例のフロントピ
ラーの作用説明図(後半)
【図5】本発明に係る自動車の第2実施例のフロントピ
ラーの平面断面図
【図6】本発明に係る自動車の第3実施例のフロントピ
ラーの平面断面図
【図7】自動車のフロント部分の斜視図
【図8】図7A部の平面断面図
【符号の説明】
1,40,50…フロントピラー、16…自動車室内
(車室)、27b…脆弱部(曲げ部)、31a,61a
…平坦部、33…保護部材、44…緩衝部材、47b…
脆弱部(V字部)、62…脆弱部(曲げ部)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒型断面のフロントピラーにおいて、こ
    のフロントピラーは、自動車室内側に前記フロントピラ
    ーの変形を促す脆弱部を形成したものであることを特徴
    とする自動車のフロントピラー。
  2. 【請求項2】 前記フロントピラーの前面に平坦部を形
    成し、この平坦部に衝撃を吸収する保護部材を付設した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動車のフロントピラ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記フロントピラー内に衝撃を吸収する
    緩衝部材を介在させたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の自動車のフロントピラー。
JP15569998A 1998-06-04 1998-06-04 自動車のフロントピラー Expired - Fee Related JP4112685B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15569998A JP4112685B2 (ja) 1998-06-04 1998-06-04 自動車のフロントピラー
PCT/JP1999/002875 WO1999062755A1 (en) 1998-06-04 1999-05-31 Automobile front pillar
KR10-2000-7000877A KR100521756B1 (ko) 1998-06-04 1999-05-31 자동차 프런트 필러
US09/462,044 US6722729B2 (en) 1998-06-04 1999-05-31 Automobile front pillar
CN998009075A CN1131805C (zh) 1998-06-04 1999-05-31 汽车前支柱
DE19981166T DE19981166B4 (de) 1998-06-04 1999-05-31 Kraftwagen-Frontsäule
CA002297928A CA2297928C (en) 1998-06-04 1999-05-31 Automobile front pillar
GB0001331A GB2342077B (en) 1998-06-04 1999-05-31 Automobile front pillar

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15569998A JP4112685B2 (ja) 1998-06-04 1998-06-04 自動車のフロントピラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11342863A true JPH11342863A (ja) 1999-12-14
JP4112685B2 JP4112685B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=15611596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15569998A Expired - Fee Related JP4112685B2 (ja) 1998-06-04 1998-06-04 自動車のフロントピラー

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6722729B2 (ja)
JP (1) JP4112685B2 (ja)
KR (1) KR100521756B1 (ja)
CN (1) CN1131805C (ja)
CA (1) CA2297928C (ja)
DE (1) DE19981166B4 (ja)
GB (1) GB2342077B (ja)
WO (1) WO1999062755A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1145937A3 (en) * 2000-04-12 2003-01-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle window member support structure
US6739624B2 (en) 1997-10-16 2004-05-25 Magna International Inc. Frame assembly for a motor vehicle

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854790B2 (en) 1999-11-30 2005-02-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle front pillar
DE10001316B4 (de) * 2000-01-14 2011-04-28 Volkswagen Ag Verfahren zur Herstellung einer Fahrzeugkarosserie und Fahrzeugkarosserie mit einem an Rahmenabschnitten vorgesehenen Befestigungsflansch
US6729425B2 (en) * 2001-09-05 2004-05-04 L&L Products, Inc. Adjustable reinforced structural assembly and method of use therefor
DE10151684B4 (de) * 2001-10-19 2005-10-06 Daimlerchrysler Ag Seitenwandbaugruppe für eine Kraftfahrzeugkarosserie
DE10314035B4 (de) * 2003-03-28 2011-08-11 Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft, 70435 Scharniersäule einer Kraftwagenkarosserie, insbesondere einer Karosserie für einen Personenkraftwagen
US6979052B2 (en) * 2003-09-09 2005-12-27 Autoliv Asp, Inc. Energy absorption bracket
DE102004009665B4 (de) * 2004-02-27 2006-02-02 Benteler Automobiltechnik Gmbh A-Säule für eine Kraftfahrzeugkarosserie
US7328421B1 (en) * 2005-02-17 2008-02-05 Xilinx, Inc. Relocating blocks for netlist generation of an electronic system
FR2885583A1 (fr) * 2005-05-12 2006-11-17 Livbag Soc Par Actions Simplif Dispositif de renforcement d'un element creux de carrosserie et procede correspondant
US8381403B2 (en) 2005-05-25 2013-02-26 Zephyros, Inc. Baffle for an automotive vehicle and method of use therefor
FR2889503B1 (fr) * 2005-08-02 2007-09-14 Peugeot Citroen Automobiles Sa Montant de baie pour une structure de caisse d'un vehicule automobile et procede d'assemblage d'un tel montant de baie
JP4422668B2 (ja) * 2005-10-19 2010-02-24 ヤンマー株式会社 トラクターローダーバックホーのフレーム構造
US7631928B2 (en) * 2007-11-09 2009-12-15 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicle hood reinforcement structures
FR2925425B1 (fr) * 2007-12-20 2009-12-11 Renault Sas Support d'un ou de plusieurs elements destines a etre fixe sur une structure de vehicule automobile
EP2599690B1 (en) * 2008-07-04 2014-01-15 Honda Motor Co., Ltd. Front pillar for automobile
FR2946309B1 (fr) * 2009-06-04 2011-06-10 Peugeot Citroen Automobiles Sa Pied avant de vehicule automobile comprenant une zone deformable en cas de choc frontal et vehicule equipe de tels pieds avant
DE102009057833B4 (de) * 2009-12-10 2019-11-21 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Halterung eines Funktionsteils, insbesondere eines Dachhaltegriffs, in einem Fahrzeug
DE102011119105A1 (de) * 2011-11-22 2013-05-23 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Kraftfahrzeug mit nachgiebiger Frontscheibe
US9481320B2 (en) * 2014-08-07 2016-11-01 Honda Motor Co., Ltd. Front pillar exterior garnish for a vehicle body
US9248862B1 (en) 2015-01-09 2016-02-02 Nissan North America, Inc. Vehicle body structure
US9187135B1 (en) 2015-01-09 2015-11-17 Nissan North America, Inc. Vehicle body structure
JP6202028B2 (ja) 2015-03-24 2017-09-27 トヨタ自動車株式会社 周辺情報検出センサの配設構造及び自動運転車両
US9598112B1 (en) * 2015-12-07 2017-03-21 Honda Motor Co., Ltd. Front pillar for a vehicle body
CN106080791A (zh) * 2016-07-16 2016-11-09 李德生 透明侧视丩型边槽门框及连接方法
CN110997465B (zh) * 2017-08-08 2024-03-26 标致雪铁龙汽车股份有限公司 具有前立柱组件的车辆

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3292969A (en) * 1964-06-05 1966-12-20 Budd Co Tubular frame unitized body structure
DE1655650A1 (de) * 1967-12-07 1971-08-12 Volkswagenwerk Ag Selbsttragende Kunststoff-Kraftfahrzeugkarosserie
AU618374B2 (en) * 1988-06-30 1991-12-19 General Motors-Holden's Automotive Limited Vehicle body and method of manufacture
DE3918280A1 (de) * 1989-06-05 1990-12-06 Audi Ag Kraftfahrzeugkarosserie
DE4016730A1 (de) * 1990-05-24 1991-11-28 Daimler Benz Ag Tragsaeule fuer den karosserierahmen eines kraftfahrzeuges
US5213391A (en) * 1990-10-25 1993-05-25 Nissan Motor Co., Ltd. Body skeleton element of vehicle and manufacturing method thereof
US5163730A (en) * 1991-09-03 1992-11-17 General Motors Corporation Energy absorbing molding attachment bracket
JP3052766B2 (ja) * 1994-02-22 2000-06-19 トヨタ自動車株式会社 自動車の内装材による衝撃エネルギ吸収構造
US5544933A (en) * 1994-07-08 1996-08-13 Ford Motor Company Energy absorbing vehicle pillar structure
GB2293798B (en) * 1994-10-07 1998-03-04 Toyota Motor Co Ltd Occupant protecting structures of vehicle body upper portions
US5580116A (en) * 1995-04-05 1996-12-03 Ford Motor Company Trim component having energy absorbing feature
JPH0929833A (ja) 1995-07-18 1997-02-04 Toray Ind Inc オーバヘッドプロジェクタ用フィルム
JPH0939833A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Honda Motor Co Ltd 自動車のフロントピラー
US5564744A (en) * 1995-08-30 1996-10-15 Davidson Textron Inc. Energy absorbent interior trim for vehicle
JP3223794B2 (ja) * 1996-04-10 2001-10-29 トヨタ自動車株式会社 自動車用衝撃エネルギ吸収材の支持構造
JP3362598B2 (ja) * 1996-04-12 2003-01-07 トヨタ自動車株式会社 自動車の車体上部のエネルギ吸収構造
JPH10278840A (ja) * 1997-04-11 1998-10-20 Suzuki Motor Corp 車体構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6739624B2 (en) 1997-10-16 2004-05-25 Magna International Inc. Frame assembly for a motor vehicle
EP1145937A3 (en) * 2000-04-12 2003-01-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle window member support structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP4112685B2 (ja) 2008-07-02
GB2342077B (en) 2002-06-05
CA2297928A1 (en) 1999-12-09
CA2297928C (en) 2006-10-17
KR100521756B1 (ko) 2005-10-17
GB0001331D0 (en) 2000-03-08
CN1272822A (zh) 2000-11-08
US6722729B2 (en) 2004-04-20
CN1131805C (zh) 2003-12-24
DE19981166T1 (de) 2000-11-16
KR20010022298A (ko) 2001-03-15
DE19981166B4 (de) 2007-11-15
WO1999062755A1 (en) 1999-12-09
US20020057003A1 (en) 2002-05-16
GB2342077A (en) 2000-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4112685B2 (ja) 自動車のフロントピラー
EP1106484B1 (en) Vehicle front pillar
JP2724806B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2001322506A (ja) 車体上方構造
JP2003276638A (ja) 車両のフロントピラー構造
JP3503883B2 (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001163253A (ja) 自動車のフロントピラー
JP3149675B2 (ja) 自動車の車体上部の乗員の保護構造
JPS6241896Y2 (ja)
JP2001151148A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001146175A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001151149A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001163252A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001158379A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001163251A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001163256A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2001151147A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2000043661A (ja) 乗員の脚部保護構造
JP2001151146A (ja) 自動車のフロントピラー
JP3221204B2 (ja) 自動車の車室における乗員の保護構造
JP2001163255A (ja) 自動車のフロントピラー
JP2864659B2 (ja) キャブオーバー型車の前部構造
KR970015362A (ko) 자동차의 차체 강성 보강장치
JPH1134918A (ja) 自動車の車体上部乗員保護構造
JP2001163254A (ja) 自動車のフロントピラー及びフロントピラー用保護部材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees