JP2003276638A - 車両のフロントピラー構造 - Google Patents
車両のフロントピラー構造Info
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Abstract
拡げて、運転者の視認性を向上させること。 【解決手段】車両キャビン部の前方の車幅方向両側端部
に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロントピラー2
0が設けられ、フロントピラー20が、車両前後方向に
所定間隔となるように配設された前部フロントピラー4
0と後部フロントピラー80から構成されるとともに、
左右一対の前部フロントピラー40間に、フロントウイ
ンドガラス3が取付けられ、前部フロントピラー40と
後部フロントピラー80間に、サブウインドガラス7が
取付けられる車両のフロントピラー構造であって、後部
フロントピラー80の剛性が、前部フロントピラー40
の剛性よりも高くなるように構成されている。
Description
ラー構造に関し、特に、フロントピラーが、前部フロン
トピラーと後部フロントピラーによって構成される車両
のフロントピラー構造に関する。
両側端部に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロント
ピラーが、前部フロントピラーと、この前部フロントピ
ラーから車両前後方向で所定間隔後方となる位置に設け
られる後部フロントピラーによって構成されて、所謂三
角窓が形成され、上記三角窓の前辺となる左右一対の前
部フロントピラー間に、フロントウインドガラスが取付
けられ、上記三角窓の後辺となる後部フロントピラーと
上記前部フロントピラー間に、サブウインドガラスが取
付けられる車両のフロントピラー構造が知られている。
は、フロントピラーが、前部フロントピラーと後部フロ
ントピラーから構成され、三角窓を形成するようになさ
れたもので、上記前部フロントピラーと後部フロントピ
ラーの車室内側を同一部材により一体的に形成し、後部
フロントピラーによって、前部フロントピラーを補強す
ることでフロントピラーの剛性を高める車両のフロント
ピラー構造が開示されている。
ば、フロントピラーの構成部材の肉厚を増すことによる
重量増加を招くことなく、フロントピラーの剛性を高め
ることが可能となる。
前方となるフロントウインドガラスの両側端部に配設さ
れる前部フロントピラーによって車体剛性が確保され、
上記前部フロントピラーの後方で、運転者の側方に配設
される後部フロントピラーからなる上記三角窓は、上記
前部フロントピラーを補強するのみであるため、後部フ
ロントピラーよりも前部フロントピラーのほうが、太い
断面形状となるように構成されている。このため、太い
断面形状を有する前部フロントピラーによって、車両前
方の視界が大きく遮られることとなるため、運転者の視
認性が悪いという問題がある。
に鑑みてなされたもので、その課題は、車体剛性を高め
るとともに、車両前方の視界を拡げて、運転者の視認性
を向上させることが可能な車両のフロントピラー構造を
提供することを目的とする。
め、本発明の第1の構成による車両のフロントピラー構
造は、車両キャビン部前方の車幅方向両側端部に、左右
一対で車両上下方向に伸びるフロントピラーが設けら
れ、該フロントピラーが、車両前後方向に所定間隔とな
るように配設された前部フロントピラーと後部フロント
ピラーから構成されるとともに、上記左右一対の前部フ
ロントピラー間に、フロントウインドガラスが取付けら
れ、上記前部フロントピラーと後部フロントピラー間
に、サブウインドガラスが取付けられる車両のフロント
ピラー構造であって、上記後部フロントピラーの剛性
が、上記前部フロントピラーの剛性よりも高くなるよう
に構成されている。
ブウインドガラスの後端部に設けられる後部フロントピ
ラーが、運転者の前方となるフロントウインドガラスの
両側端部に設けられる前部フロントピラーよりも高い剛
性を有することとなり、運転者の側方に設けられた後部
フロントピラーによって、高い車体剛性を確保すること
が出来るとともに、前部フロントピラーを細長形状とす
ることが可能となり、これによって、前部フロントピラ
ーにより遮られる車両前方の視界領域を狭め、車両前方
の視界を拡げて、運転者の視認性を向上させることが出
来る。
ロントピラー構造は、車両キャビン部前方の車幅方向両
側端部に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロントピ
ラーが設けられ、該フロントピラーが、車両前後方向に
所定間隔となるように配設された前部フロントピラーと
後部フロントピラーから構成されるとともに、上記左右
一対の前部フロントピラー間に、フロントウインドガラ
スが取付けられ、上記前部フロントピラーと後部フロン
トピラー間に、サブウインドガラスが取付けられる車両
のフロントピラー構造であって、上記後部フロントピラ
ーの断面の面積が、上記前部フロントピラーの断面の面
積よりも大きくなるように構成されている。
ブウインドガラスの後端部に設けられる後部フロントピ
ラーが、運転者の前方となるフロントウインドガラスの
両側端部に設けられる前部フロントピラーよりも高い剛
性を有することとなり、運転者の側方に設けられた後部
フロントピラーによって、高い車体剛性を確保すること
が出来るとともに、前部フロントピラーを細長形状とす
ることが可能となり、これによって、前部フロントピラ
ーにより遮られる車両前方の視界領域を狭め、車両前方
の視界を拡げて、運転者の視認性を向上させることが出
来る。
ピラー構造は、上記後部フロントピラーの下端が、車両
側部に形成されたドア開口の前辺部を形成し上記ドア開
口を開閉するドアをヒンジを介して支持するヒンジピラ
ーに接続されるように構成されている。
に構成された後部フロントピラーが、同じく高い剛性を
有するドア開口の前辺部であるヒンジピラーに接続され
るため、車体全体として車両上下方向に高い剛性を確保
することが出来る。
ピラー構造は、上記ドア開口の前辺部であるヒンジピラ
ーの上端が、車両前方で車両前後方向に伸びるフロント
アッパーフレームの後端に接続されるように構成されて
いる。
よる衝撃力が、フロントアッパーフレームによって、高
い剛性を有するヒンジピラー、及び後部フロントピラー
に伝達され、これにより、車両上下方向に分散されるこ
ととなり、車体全体として車両前方からの衝突に対し
て、高い耐衝撃性を確保することが出来る。
ピラー構造は、上記後部フロントピラーの上端が、上記
後部フロントピラーの下端よりも車両前後方向で後方と
なるように配置されることにより、上記後部フロントピ
ラーが、車両前後方向で後方に傾斜されるように構成さ
れている。
スの傾斜角度を緩やかにすることにより、車両走行時の
空気抵抗を小さくすることが出来る。
ピラー構造は、上記後部フロントピラーの車室内方側面
に、衝撃吸収トリムが配設されている。
が、上記後部フロントピラーに衝突したとしても、その
衝撃力を上記衝撃吸収トリムによって吸収させることに
より、乗員の安全を確保することが出来る。
ピラー構造は、車両キャビン部前方の車幅方向両側端部
に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロントピラーが
設けられ、該フロントピラーが、車両前後方向に所定間
隔となるように配設された前部フロントピラーと後部フ
ロントピラーから構成されるとともに、上記左右一対の
前部フロントピラー間に、フロントウインドガラスが取
付けられ、上記前部フロントピラーと後部フロントピラ
ー間に、サブウインドガラスが取付けられる車両のフロ
ントピラー構造であって、上記前部フロントピラーが、
一体の管状部材で構成され、上記後部フロントピラー
が、プレス成形の部材で構成されている。
が、一体の管状部材で構成されるため、高い剛性を確保
しながら、細長形状とすることが出来るため、前部フロ
ントピラーにより遮られる車両前方の視界領域を狭める
ことが出来、これにより、車両前方の視界を拡げて、運
転者の視認性を向上させることが出来る。また、後部フ
ロントピラーが、プレス成形による比較的幅広の部材で
構成されることにより、高い剛性を確保することが出来
るとともに、生産性を向上させることが出来る。
ピラー構造は、上記前部フロントピラーが、ハイドロフ
ォームによって成形された一体の管状部材で構成されて
いる。
が、ハイドロフォームによって成形された一体の管状部
材で構成されることにより、高い剛性を確保することが
出来るうえ、成形形状の自由度が広がり、デザインの選
択幅が拡大するとともに、生産性を向上させることが出
来る。
もに、車両前方の視界を拡げて、運転者の視認性を向上
させることが可能となる。
トピラー構造の実施形態について、図面に基づいて説明
する。なお、以降の図中において、矢印Fは車両前方向
を、矢印Lは車両左方向を、夫々示している。
前方の外観斜視図である図1に示されるように、車両の
キャビン部前方の車幅方向両側端部に、左右一対で車両
上下方向に伸びるようにして配設され、車幅方向両側端
部の夫々において、前部フロントピラー40と、この前
部フロントピラー40から車両前後方向で所定間隔後方
となる位置に設けられる後部フロントピラー80によっ
て構成されている。なお、図1においては、左右一対の
フロントピラー20のうち、車幅方向左側端部のフロン
トピラー20のみが図示されているが、車幅方向右側端
部のフロントピラー20においても、車幅方向の中心に
対して左右対称で全く同一構造の、前部フロントピラー
40と後部フロントピラー80から構成されている。
に設けられた左右一対の前部フロントピラー40間は、
フロントウインド開口1となり、フロントウインドガラ
ス3が、その車幅方向両側端部を、詳細について後述す
る方法によって、左右一対の前部フロントピラー40に
取付けられることにより、覆われるとともに、前部フロ
ントピラー40と後部フロントピラー80によって車両
のキャビン部側方に形成されたサブウインド開口5は、
車両前後方向の前端部、及び後端部が、詳細について後
述する方法により、前部フロントピラー40及び後部フ
ロントピラー80に取付けられたサブウインドガラス7
によって覆われている。
は、本発明に係る車両側方の要部外観斜視図である図2
に示されるように、車両側部に形成されたドア開口8の
前辺部を形成し、ドア開口8を開閉するドア(不図示)
の前縁をヒンジ(不図示)によって回動自在に支持する
ヒンジピラー9に接続されている。また、後部フロント
ピラー80の下端が接続されているヒンジピラー9の上
端は、車両前方で車両前後方向に伸びてエンジンルーム
を形成するフロントアッパーフレーム11の後端に接続
されている。
図2に示されるように、後部フロントピラー80の下端
よりも車両前後方向で後方となるように配置され、後部
フロントピラー80が、車両前後方向で後方に傾斜され
るようにして、ルーフサイドレール(不図示)に接続さ
れている。
断面図である図3に示されるように、比較的幅広形状の
パネル部材をプレス成形することにより樋形状とされ
た、後部フロントピラーアウターパネル81と、後部フ
ロントピラーインナーパネル82と、補強材である後部
フロントピラーリインフォースメントパネル83が、夫
々の車両前後方向の前端部、及び後端部に設けられたフ
ランジ部を重ね合わせて溶接され、前接合部84、及び
後接合部85が形成されるとともに、後部フロントピラ
ーアウターパネル81と後部フロントピラーインナーパ
ネル82によって、囲まれる面積S1の閉断面が形成さ
れている。
ンドモール86が設けられサブウインド開口5を覆うサ
ブウインドガラス7が、接着剤87によって接着されて
いる。一方、後接合部85には、カバー部材88が設け
られ、エッジ形状の後接合部85が覆われるとともに、
後部フロントピラーインナーパネル82の車室内方側面
には、衝撃吸収トリム89が、カバー部材88に連結さ
れて取付けられ、前接合部84から後接合部85までの
車室内方側面が、衝撃吸収トリム89とカバー部材88
によって覆われている。
けられたドア開口8を開閉するドア95は、ドアパネル
のフランジ部96に取付けられたドアガラスラン97に
よって、ドアガラス98が支持されるとともに、フラン
ジ部96に取付けられたウエザーストリップ99が、後
部フロントピラーアウターパネル81に押し付けられる
ことにより、車室の気密性が確保されている。なお、図
3において、93は、接着剤87のはみ出しを防止する
ためのダムラバーであり、91は、車両ハーネス、92
は、車両ハーネス固定用ブラケットを夫々示している。
断面図である図4に示されるように、一体の管状部材4
1と、この管状部材41の車両外方側面に接合されてい
るアウターパネル部材42から構成されるフロントピラ
ー本体45と、フロントピラー本体45の車室内方側面
に取付けられている衝撃吸収材46と、フロントウイン
ド開口1を覆うフロントウインドガラス3の車幅方向側
端部、又はフロントウインドガラス3の車幅方向側端部
に近接して配置され、サブウインド開口5を覆うサブウ
インドガラス7の車両前後方向前端部のいずれか一方に
モジュール成形により取付けられ、他方の車両外方側面
に伸びるように配設されるガーニッシュ座部47と、こ
のガーニッシュ座部47に取付けられるピラーガーニッ
シュ48によって構成されている。
成形された管状部材41の車両外方側面が、フロントウ
インドガラス3、及びサブウインドガラス7の取付けに
適した形状となるような凹部を有する上型と下型の間に
セットし、パイプ内に水、又はオイル等の流体を注入
し、その水圧によってパイプを膨らませて凹部に押しつ
ける、ハイドロフォームによって成形され、管状部材4
1の外周によって囲まれる面積S2は、上述の後部フロ
ントピラーアウターパネル81と後部フロントピラーイ
ンナーパネル82によって形成される面積S1よりも小
さくなるようにして成形されている。そして、管状部材
41の上端は、本発明に係る前部フロントピラーを構成
する管状部材の車体への組付け概要図である図5に示さ
れるように、ルーフサイドレール13に接合され、下端
は、ヒンジピラー(不図示)の車両前後方向前辺部に接
合されている。
示されるように、アウターパネル部材42が接合され、
一端には、フロントウインド開口1を覆うフロントウイ
ンドガラス3が、接着剤51によって接着され、他端に
は、サブウインド開口5を覆うサブウインドガラス7
が、接着剤53によって、夫々、接着されている。な
お、図4における54、55は、接着剤51、53のは
み出しを防止するためのダムラバーである。また、管状
部材41の車室内方側面には、衝撃吸収材46が、埋め
込みボルト部46aによって、フロントピラー本体45
を、車室内方より遮蔽するようにして取付けられてい
る。
のブラケット47aを装填した後、樹脂47bを注入し
てブラケット47aを溶融樹脂で包んで固化させて一体
化させる、インサート成形により形成されている。そし
て、ガーニッシュ座部47の一端47cは、フロントウ
インド開口1を覆うフロントウインドガラス3の車幅方
向側端部、又はサブウインド開口5を覆うサブウインド
ガラス7の車両前後方向前端部のいずれか一方、例え
ば、図4に示されるように、フロントウインドガラス3
の左端部に、モジュール成形によって取付けられ、他端
47dは、サブウインドガラス7の前端部の車両外方側
面に沿うように配設されている。
ーガーニッシュ48が、ピラーガーニッシュ48と一体
的に設けられたタッピングスクリュ48aとグロメット
49によって、フロントピラー本体45及びガーニッシ
ュ座部47を、車両外方より遮蔽するようにして取付け
られている。
図4に示されるものにかえて、本発明に係る他の実施形
態の前部フロントピラーによる図1のB−B断面図であ
る図6に示されるようなものであっても良い。
部47とピラーガーニッシュ48にかえて、ガーニッシ
ュ部材56が、図6に示されるように設けられ、ガーニ
ッシュ部材56の一端56aが、フロントウインドガラ
ス3の車幅方向側端部、又はサブウインドガラス7の車
両前後方向前端部のいずれか一方、例えば、図6に示さ
れるように、フロントウインドガラス3の左端部に、モ
ジュール成形によって取付けられ、他端には、レインガ
ード部56bが一体的に形成されて、サブウインドガラ
ス7の前端部の車両外方側面に沿うようにして配設され
ている。そして、その他の構成については、上述した図
4に示したものと同一であり、図6における符号は、図
4における符号に対応するようにして付されている。
ントピラー80の面積S1を、前部フロントピラー40
の面積S2よりも大きくすることにより、後部フロント
ピラー80の剛性を、前部フロントピラー40の剛性よ
り高くすることとしたが、後部フロントピラー80を構
成する部材の材質を、前部フロントピラー40を構成す
る部材の材質よりも高剛性のものとして、後部フロント
ピラー80により、車体剛性を確保し、前部フロントピ
ラー40を細長形状とすることとしても良い。
ウインドガラス7の後端部に設けられる後部フロントピ
ラー80を高剛性とすることによって、高い車体剛性を
確保することが出来るとともに、運転者の前方となるフ
ロントウインドガラス3の車幅方向両側端部に設けられ
る前部フロントピラー40を細長形状とすることによ
り、前部フロントピラー40により遮られる車両前方の
視界領域を狭め、車両前方の視界を拡げて、運転者の視
認性を向上させることが出来る。
下端よりも車両前後方向で後方となるように配置される
ことにより、後部フロントピラー80が、車両前後方向
で後方に傾斜されることにより、フロントウインドガラ
ス3の傾斜角度を緩やかにして取り付けることが可能と
なり、車両走行時の空気抵抗を小さくすることが出来
る。
フロントピラー80の車室内方側面に、夫々、衝撃吸収
材46、衝撃吸収トリム89が配設されているため、乗
員の身体、特に頭部が、前部フロントピラー40、及び
後部フロントピラー80に衝突したとしても、その衝撃
力を衝撃吸収材46、衝撃吸収トリム89によって吸収
させることにより、乗員の安全を確保することが出来
る。
る、比較的幅広形状の、後部フロントピラーアウターパ
ネル81と後部フロントピラーインナーパネル82と後
部フロントピラーリインフォースメントパネル83が、
夫々、プレス成形によって成形され、前部フロントピラ
ー40を構成する、管状部材41が、ハイドロフォーム
によって一体的に成形されるため、生産が容易となり、
生産性を向上させることが出来る。
方向両側端部とサブウインドガラス7の前端部が、近接
して配置され、夫々のフロントピラー本体45への接合
部が、ピラーガーニッシュ48によって車両外方から遮
蔽されるため、車両外観を向上させることが出来る。
管状部材の車体への組付け概要図。
ラーによる図1のB−B断面図。
の部材) 82…後部フロントピラーインナーパネル(プレス成形
の部材) 83…後部フロントピラーリインフォースメントパネル
(プレス成形の部材) 89…衝撃吸収トリム
Claims (8)
- 【請求項1】車両キャビン部前方の車幅方向両側端部
に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロントピラーが
設けられ、該フロントピラーが、車両前後方向に所定間
隔となるように配設された前部フロントピラーと後部フ
ロントピラーから構成されるとともに、上記左右一対の
前部フロントピラー間に、フロントウインドガラスが取
付けられ、上記前部フロントピラーと後部フロントピラ
ー間に、サブウインドガラスが取付けられる車両のフロ
ントピラー構造であって、 上記後部フロントピラーの剛性が、上記前部フロントピ
ラーの剛性よりも高くなるように構成されている車両の
フロントピラー構造。 - 【請求項2】車両キャビン部前方の車幅方向両側端部
に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロントピラーが
設けられ、該フロントピラーが、車両前後方向に所定間
隔となるように配設された前部フロントピラーと後部フ
ロントピラーから構成されるとともに、上記左右一対の
前部フロントピラー間に、フロントウインドガラスが取
付けられ、上記前部フロントピラーと後部フロントピラ
ー間に、サブウインドガラスが取付けられる車両のフロ
ントピラー構造であって、 上記後部フロントピラーの断面の面積が、上記前部フロ
ントピラーの断面の面積よりも大きくなるように構成さ
れている車両のフロントピラー構造。 - 【請求項3】上記後部フロントピラーの下端が、車両側
部に形成されたドア開口の前辺部を形成し上記ドア開口
を開閉するドアをヒンジを介して支持するヒンジピラー
に接続されるように構成されている請求項1又は2に記
載の車両のフロントピラー構造。 - 【請求項4】上記ドア開口の前辺部であるヒンジピラー
の上端が、車両前方で車両前後方向に伸びるフロントア
ッパーフレームの後端に接続されるように構成されてい
る請求項3に記載の車両のフロントピラー構造。 - 【請求項5】上記後部フロントピラーの上端が、上記後
部フロントピラーの下端よりも車両前後方向で後方とな
るように配置されることにより、上記後部フロントピラ
ーが、車両前後方向で後方に傾斜されるように構成され
ている請求項1乃至4のいずれか1つに記載の車両のフ
ロントピラー構造。 - 【請求項6】上記後部フロントピラーの車室内方側面
に、衝撃吸収トリムが配設されている請求項1乃至5の
いずれか1つに記載の車両のフロントピラー構造。 - 【請求項7】車両キャビン部前方の車幅方向両側端部
に、左右一対で車両上下方向に伸びるフロントピラーが
設けられ、該フロントピラーが、車両前後方向に所定間
隔となるように配設された前部フロントピラーと後部フ
ロントピラーから構成されるとともに、上記左右一対の
前部フロントピラー間に、フロントウインドガラスが取
付けられ、上記前部フロントピラーと後部フロントピラ
ー間に、サブウインドガラスが取付けられる車両のフロ
ントピラー構造であって、 上記前部フロントピラーが、一体の管状部材で構成さ
れ、上記後部フロントピラーが、プレス成形の部材で構
成されている車両のフロントピラー構造。 - 【請求項8】上記前部フロントピラーが、ハイドロフォ
ームによって成形された一体の管状部材で構成されてい
る請求項1乃至7のいずれか1つに記載の車両のフロン
トピラー構造。
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JP2002086170A JP4147797B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 車両のフロントピラー構造 |
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