JPH113394A - 誤り処理方法及び機能区別カード並びにカードリーダライタを有する装置の保守機能システム - Google Patents

誤り処理方法及び機能区別カード並びにカードリーダライタを有する装置の保守機能システム

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JPH113394A
JPH113394A JP9155641A JP15564197A JPH113394A JP H113394 A JPH113394 A JP H113394A JP 9155641 A JP9155641 A JP 9155641A JP 15564197 A JP15564197 A JP 15564197A JP H113394 A JPH113394 A JP H113394A
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JP9155641A
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Yoshimitsu Matsui
良光 松井
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OKI FUAAMUUEA SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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OKI FUAAMUUEA SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化や低コスト化に適し、アプリケ
ーション担当者に迷惑や負担をかけないで保守機能等を
実現することができる磁気カードを取り扱う装置を提供
しようとする課題があった。 【解決手段】 伝達する情報が、8ビットを1バイトの
16進表記で1つのデータコードを表したデータ列によ
り構成されるものとすると、ヘッダであるSTXコード
からフッダであるETXコードまでを配列し、ETXコ
ードの直後にBCCコードを配列し、さらに、BCCコ
ードの直後にMBCCコードを配列したものとして構成
し、前記BCCコードには、保守機能等の機能を示す機
能区別コードを付与し、前記MBCCコードには、ST
XコードからETXコード及び機能区別コードを付与し
たBCCコードまでの各行の排他的論理和により加算し
たもの等を算出して記憶することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、何らかの装置間や
基板間やIC間等の2地点間以上の物品間における情報
の伝達の誤りを判断する誤り処理方法及び機能区別カー
ド並びにカードリーダライタを有する装置の保守機能シ
ステムに関し、さらに詳しくは、その誤り処理方法を利
用する技術に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、図8に示すよ
うに、磁気カードには、磁気ストライプに種々の情報が
書き込まれている。その磁気ストライプへの読み書き
は、磁気ストライプリーダライタを有する装置が行うよ
うになっている。また、図9に示すように、磁気カード
には、前記磁気ストライプとは別に、リライト印字エリ
アを設けたものが知られている。このリライト印字エリ
アは、磁気カードの表面に熱可逆性材料を蒸着して形成
したもので、熱の加え加減でドットを表示させたり消し
たりして文字や図形等を表現できるものである。このよ
うな磁気ストライプ付文字消去・再書き込みカード(以
下「リライトカード」という。)は、装置に付属される
リライトカードリーダライタにより書き込み消去を行う
ようになっている。
【0003】上述のような装置では、装置内の部品の定
期的なクリーニングや、装置内の寿命のある交換部品、
例えば、印字ヘッドや磁気ヘッド等の定期的なクリーニ
ングや交換や、それらの部品の使用状況情報等の入手等
のために保守点検が必要である。そして、その保守点検
を行うためには、一般に、装置には、保守機能を実現す
るための実現手段を備える必要がある。このため、従来
は、特別なスイッチ類を装置に設け、このスイッチ類に
対応したソフトウェアを装置の記憶媒体に格納して設け
るようにしていた。
【0004】しかし、前記スイッチ類を装置に設けるこ
とは、装置の部品点数を増加させ、装置の小型化や低コ
スト化の障害となる問題があった。また、スイッチ類に
対応したソフトウェアを開発しなければならないため、
アプリケーション開発担当者に迷惑や負担をかけてしま
う問題があった。特に、アプリケーション開発担当者
は、例えば、上位のPOS(販売時点商品管理システ
ム)装置やパソコンやユーザ等からの依頼に応じて開発
しなければならないため、その迷惑や負担が大きなもの
となり、アプリケーション担当者の開発の幅を狭めてし
まう問題があった。
【0005】そこで、本発明は、装置の小型化や低コス
ト化に適し、アプリケーション担当者に迷惑や負担をか
けないで保守機能等を実現することができるものを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の請求項1
に記載のものによると、発信元から受信先に送信された
情報が正確に伝達されたか否かを判断する誤り処理方法
において、ヘッダからフッダまでのデータ列で表される
主情報と、この主情報の各データ列の関係に基づいた算
出値である第1の従情報と、前記主情報と前記従情報の
関係に基づいた算出値である第2の従情報とを書き込む
エリアを有する送信情報を、発信元から受信先に送信す
るようにし、発信元で、主情報の各データ列の関係に基
づいた算出値と異なる値であって、意味付けした値を前
記第1の従情報のエリアに書き込んだ送信情報を用意
し、この送信情報を受信先に送信した場合には、受信先
で、送信情報の主情報の各データ列の関係に基づいて得
た算出値と、送信情報の第1の従情報のエリアに書き込
まれた値とを比較し、一致した場合には、正常な通信状
態と判断し、不一致の場合には、一時異常な通信状態と
判断して、送信情報の主情報と第1の従情報との関係に
基づいて得た算出値と、前記第2の従情報のエリアに書
き込まれた値と比較し、この比較が不一致の場合には最
終的に異常な通信状態であると判断し、その比較が一致
の場合には第1の従情報のエリアに書き込まれた情報に
より意味付けを解読して、その意味付けによる処理を開
始させるようにした誤り処理方法を提供する。なお、前
記第1の従情報には、例えば、後述の機能を区別するた
めに意味付けした値を格納するようにする。すると、受
信先では、その値に基づき任意の機能の開始を行うこと
ができるようになる。また、その値は、下記実施の形態
では、機能区別コードとして示すものとする。
【0007】また、請求項2によると、ヘッダからフッ
ダまでのデータ列で表される主情報と、この主情報の各
データ列の関係に基づいた算出値である第1の従情報
と、前記主情報と前記従情報の関係に基づいた算出値で
ある第2の従情報とを書き込むエリアを有し、主情報の
各データ列の関係に基づいた算出値と異なる値であっ
て、機能を区別するように意味付けした値を前記第1の
従情報のエリアに書き込めるようにした機能区別カード
を提供する。
【0008】さらに、請求項3によると、ヘッダからフ
ッダまでのデータ列で表される主情報と、この主情報の
各データ列の関係に基づいた算出値である第1の従情報
と、前記主情報と前記従情報の関係に基づいた算出値で
ある第2の従情報とを書き込むエリアを有し、主情報の
各データ列の関係に基づいた算出値と異なる値であっ
て、機能を区別するように意味付けした値を前記第1の
従情報のエリアに書き込めるようにした機能区別カード
と、この機能区別カードに対して読み書きを行うカード
リーダライタとを有し、前記カードリーダライタが前記
機能区別カードに書き込まれた情報を読み取った際に、
読み取った情報を解析して、主情報の各データ列の関係
に基づいて得た算出値と、読み取った情報の第1の従情
報のエリアに書き込まれた値とを比較し、一致した場合
には、正常な読み取り状態と判断し、不一致の場合に
は、一時異常な読み取り状態と判断して、読み取り情報
の主情報と第1の従情報との関係に基づいて得た算出値
と、前記第2の従情報のエリアに書き込まれた値と比較
し、この比較が不一致の場合には最終的に異常な読み取
り状態であると判断し、その比較が一致の場合には第1
の従情報のエリアに書き込まれた情報により意味付けを
解読して、その意味付けによる機能を起動させるように
したカードリーダライタを有する装置の保守機能システ
ムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態の誤り処理方法及び機能区別カード並びに
カードリーダライタを有する装置の保守機能システムを
順に説明する。 誤り処理方法の概念 一般に、何らかの装置間や基板間やIC間等の2地点間
以上の物品間における情報の伝達は、直列又は並列方式
等の何らかの通信手段により行われる。しかし、その通
信の際には何らかの原因で情報の伝達が正確に行われな
い場合があるため、通常、情報の伝達が正確に行われて
いるか否かを判断する誤り処理が施される。以下に、本
実施の形態の誤り処理を従来の場合と比較して説明す
る。図1は実施の形態の説明図、図7は比較例としての
従来の説明図である。
【0010】通常、図7に示すように、伝達する情報
は、例えば、8ビットを1バイトの16進表記で1つの
データコードを表したデータ列により構成されるものと
すると、ヘッダであるSTXコードからフッダであるE
TXコードまでを配列し、さらに、ETXコードの直後
にBCCコードを配列したものとして構成される。前記
BCCコードが、チェックコードとして利用されるもの
で、STXコードからETXコードまでの誤りを判別す
るために利用される。このBCCコードは、具体的に
は、STXコードの次からETXコードまでの各行の排
他的論理和により加算したもの等で構成する。そして、
通信先でSTXコードの次からETXコードまでの各行
の排他的論理和により加算したもの等を算出し、BCC
コードと比較することで、チェックするようにしてい
る。例えば、BCCコードが「00H」であったときに
は、通信先での算出値が「00H」となった場合に正常
に通信されたと判断するようにしている。
【0011】これに対し、本実施の形態の誤り処理で
は、図1に示すように、伝達する情報が、例えば、8ビ
ットを1バイトの16進表記で1つのデータコードを表
したデータ列により構成されるものとすると、ヘッダで
あるSTXコードからフッダであるETXコードまでを
配列し、ETXコードの直後にBCCコードを配列し、
さらに、BCCコードの直後にMBCCコードを配列し
たものとして構成し、前記BCCコードには、保守機能
等の機能を示す機能区別コードを付与し、前記MBCC
コードには、STXコードの次からETXコード及び機
能区別コードを付与したBCCコードまでの各行の排他
的論理和により加算したもの等を算出して記憶すること
とする。
【0012】すると、前記BCCコードに機能区別コー
ドを付与した場合には、STXコードの次からETXコ
ードまでの各行の排他的論理和により加算したもの等が
記憶されているのではないため、通常の誤り処理では通
信先でBCCコードのチェックにより誤りと判断され
る。そして、この誤りと判断したBCCコードが機能区
別コードか否かを判断することで、保守機能等の機能を
作動させる。また、機能区別コードであると判断した場
合には、前記MBCCコードをチェックして、その前の
BCCコードまでの排他的論理和等を算出し、前記MB
CCコードと比較することにより、誤りをチェックする
こととした。
【0013】従って、上記誤り処理では、通信の際に、
前記BCCコードに特別な取決めを記憶することができ
る。このため、例えば、磁気カードからリーダライタ側
に情報を読み取る装置において、磁気カードに特別の取
決めを記憶させておくことができるため、後述する保守
カード等に応用することができる効果が得られる。な
お、特別な取決めは、通信の運用形態により適宜決める
ようにすればよい。
【0014】なお、誤り検知方法としては、上述したB
CCコードを利用する場合以外の一般に通信分野で行わ
れる方法であっても、本実施の形態の場合と同様に行う
ことが可能である。すなわち、垂直パリティチェック、
水平パリティチェック、水平垂直パリティチェック、C
RC(巡回符号)チェック等の広く各種装置間や基板間
等の情報のやりとりに応用することが可能である。上記
各チェックにも、本実施の形態で説明したようにデータ
の2段階のチェックにより誤りを二重に行うことができ
るからである。なお、上記各チェックは、例えば、文献
(「電算機講座データ通信」猪瀬博監修、山本巌編著、
発行所株式会社産報、第3.6項誤り検出方式)等に掲
載されている。
【0015】それでは、機能区別カードの具体例として
磁気カードにより構成した保守カードと、磁気ストライ
プリーダライタとの間の読み書きの場合に応用した上記
誤り処理の概念を説明する。 機能区別カード(保守カード) 図2及び図3は、説明図である。なお、説明を易しくす
るために、JISX−0201のローマ文字・片仮名用
8単位符号表で、かつ、垂直パリティビット符号に関し
ては割愛して説明する。また、保守カードは、機能を区
別するものとして、例えば、印字ヘッドクリーニング処
理起動を示すホシュカード001を想定して説明する。
【0016】図2にはホシュカード001の場合を示し
たが、従来からの通常のBCCチェック範囲と本発明の
BCCチェック範囲を示している。すなわち、上述した
誤り処理により、BCCコードにはホシュカード001
であることを示す機能区別コードが記憶され、MBCC
コードには前記BCCまでの例えば排他的論理和値が記
憶される。そして、ホシュカード001が磁気ストライ
プリーダライタに挿入されると、磁気ストライプから磁
気情報を読み取って解析し、まず、BCCコードの手前
までの排他的論理和値を求め、BCCコードと比較し、
ホシュコード001であることを認識した後に、MBC
Cコードの手前までの排他的論理和値を求め、MBCC
と比較して正常に読み取られたか否かを判断する。
【0017】すなわち、図3に示すように、BCCコー
ドにホシュカード001であることを区別するセット
値、例えば、「74H」を記憶しておく。このセット値
は、BCCコードの手前までの排他的論理和値「73
H」と異なるよう、本来のBCCコードとテストカード
No.との加算値に決めておく。例えば、カードNo.
001の場合には次式のように加算値を算出する。 BCCの本来値+テストカードNo.=BCCのセット値(加算値) 73H + 01 = 74H
【0018】また、MBCCコードには、MBCCコー
ドの手前までの排他的論理和値「07H」を記憶させて
おく。すると、磁気ストライプリーダライタ側では、先
にBCCコードの「74H」とBCCコードの手前まで
の排他的論理和値「73H」とを比較してホシュカード
001であることを認識し、MBCCコードの「07
H」とMBCCコードの手前までの排他的論理和値とを
比較して正常に読み取られたか否かを判断する。
【0019】従って、前記機能区別カードでは、保守の
起動を区別するスイッチの役目をすることができる効果
が得られる。このため、後述のように、装置の保守点検
の際に利用することができる。
【0020】以下に、上述の内容の具体例を纏めて表に
示す。
【表1】
【0021】次に、カードリーダライタを有する装置の
保守機能システムを説明する。なお、以下では、保守カ
ードは、機能を区別するものとして2種類、例えば、印
字ヘッドクリーニング処理起動を示す前記ホシュカード
001と、発行枚数印字処理起動を示すホシュカード0
02を想定して説明する。なお、これ以外の機能のもの
であってもよく、その用意する枚数も対象の機能数に合
わせて適宜用意すればよい。また、以下では、ホシュカ
ード001とホシュカード002の具体的値の説明につ
いては省略するものとする。図4及び図5はフローチャ
ートであり、図4は下記S1〜下記S9、図5は下記S
10以降のステップを記載してある。
【0022】S1:カードリーダライタでは、磁気デー
タ読み込みの待ち受け状態時に、STXコードの読み込
みを監視する。読み込まれたデータがSTXコードと一
致しない場合にはノイズやごみコードと認識し、次の読
み込みデータを待つ。また、読み込まれたデータがST
Xコードと一致した場合には磁気カードからのデータで
あると認識して処理をS2に移す。
【0023】S2:カードリーダライタでは、図示しな
いBCCカウンタをクリアし、次のデータ列の読み取り
を待つ。 S3:カードリーダライタでは、読み込まれたデータが
ETXコードに一致するか否かを監視する。一致した場
合にはETXコードまでのデータ列の読み込みの終了を
認識して処理をS4に移し、一致しなかった場合には処
理をS6に移す。
【0024】S4:カードリーダライタでは、STXコ
ードの次からETXコードまでの排他的論理和等の値を
計算する。なお、本ステップで計算をせずに、下記S7
で格納された値を下記S5で使用するようにしてもよ
い。 S5:カードリーダライタでは、読み込まれたBCCコ
ードと上記S4の処理の結果得られた値とを比較する。
そして、一致した場合には正常にデータを読み込んだと
して処理を次段の正常カード処理に移す。また、一致し
ない場合には何らかの異常が発生したものとして処理を
S8に移す。
【0025】S6:ここで、上記S3に戻って、カード
リーダライタは、不一致の場合には、読み込まれるデー
タを順に図示しない記憶部に格納していく。 S7:そして、カードリーダライタは、格納したデータ
までの排他的論理和等の値を計算し、図示しない記憶部
に格納して順次更新していく。 S8:カードリーダライタでは、読み込まれたデータ列
のSTXコードの次からBCCコードまでの排他的論理
和等の値を計算する。
【0026】S9:カードリーダライタでは、上記S8
で算出された値と、MBCCコードとを比較する。そし
て、一致した場合には正常にデータを読み込み、例え
ば、保守カードと判断し、下記S10〜S12の保守カ
ード処理へ移す。また、一致しない場合には何らかの異
常が発生したものとして異常カード処理に移す。なお、
この異常カード処理は、従来から行われている異常時の
処理と同様であるので、その説明を省略する。
【0027】S10:カードリーダライタは、BCCコ
ードから機能区別を判断して、保守項目により処理の分
岐を行う。例えば、ホシュカード001の場合には処理
をS11に移し、ホシュカード002の場合には処理を
S12に移す。 S11:カードリーダライタは、印字ヘッドクリーニン
グ処理を起動する。 S12:カードリーダライタは、発行枚数印字処理を起
動する。
【0028】なお、上記各ステップで、操作タイムアウ
ト(文字間異常時間監視を含む。)やデータ列の長さ異
常等が発生した場合には、異常カード処理に移す。ま
た、ETXコード待ちでのSTXコードは、一般的に
は、異常として扱われるが、本発明と直接的に関係しな
い。このため、STXコードに関する処理の説明は省略
した。
【0029】最後に、上記処理の各ステップで説明した
状態遷移を纏めておく。図6は、状態遷移マトリクスの
例示図であり、カードリーダライタの状態(以下「状
態」という。)と、磁気カードからデータを読み込む事
象(以下「事象」という。)との関係を表している。
【0030】本実施の形態の場合の状態には、STXコ
ード待ちのアイドル状態である状態0、ETXコード待
ち状態である状態1、BCCコード待ち状態である状態
2、MBCCコード待ち状態である状態3の4通りが必
要である。以下、各状態毎に説明する。なお、事象とし
ては、STXコードの読み取り、ETXコードの読み取
り、STXコード/ETXコード以外の読み取りに限り
表示し、他の事象に付いては本実施の形態と直接的に関
係がないので省略する。
【0031】状態0(上記S1,S2) STXコードを読み取った場合には、BCCカウンタを
クリアし状態1のETXコード待ち状態に移行する。他
のコードの読み取りの場合は無視する。 状態1(上記S3,S4,S6,S7) STXコードを読み取った場合には、一般的には異常と
して扱う。ETXコードを読み取った場合には、BCC
カウンタを更新し、状態2のBCCコード待ち状態に移
行する。STXコード/ETXコード以外を読み取った
場合にはBCCカウンタを更新しデータの格納処理を行
う。
【0032】状態2(上記S5) STXコード,ETXコード,STXコード/ETXコ
ード以外のコードの読み取りが完了している場合には、
BCCカウンタを更新し、BCCチェックが正常なら状
態0へ移行し、従来の通常発行カード処理を起動する。
また、異常なら状態3のMBCCコード待ちに移行す
る。
【0033】状態3(上記S9) STXコード,ETXコード,STXコード/ETXコ
ード以外のコードの読み取りが完了している場合には、
BCCカウンタを更新し、BCCチェックが正常なら状
態0へ移行し、保守カード処理を起動する。また、異常
なら従来の異常カード処理に移行する。
【0034】上記機能区別カードの具体例として磁気カ
ードにより構成した保守カードと、磁気ストライプリー
ダライタとの間の読み書きの場合に応用した上記誤り処
理の概念によると、磁気カードを取り扱う装置におい
て、その保守機能を開始するためのスイッチ類を装置に
備える必要がなく、また、スイッチ類とソフトウェアの
関係を考慮する必要がないためアプリケーション開発担
当者に与える負担を軽くすることができるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、請
求項1に記載のものでは、通信の際に、第1の従情報の
エリアに特別な取決めを記憶することができる。このた
め、例えば、磁気カードからカードリーダライタ側に情
報を読み取る装置において、磁気カードに特別の取決め
を記憶させておくことができるため、後述する保守カー
ド等の機能区別カードに応用することができる効果が得
られる。請求項2に記載のものでは、保守機能等の機能
を区別するための情報を記憶しておくことができるた
め、機能の起動を区別するスイッチの役目をすることが
できる効果が得られる。このため、後述のように、装置
の保守点検等の処理の開始の際に利用することができ
る。また、請求項3に記載のものでは、カードリーダラ
イタを有する装置において、その保守機能を開始するた
めのスイッチ類を装置に備える必要がなく、また、スイ
ッチ類とソフトウェアの関係を考慮する必要がないため
アプリケーション開発担当者に与える負担を軽くするこ
とができる効果が得られる。このため、無形・有形で品
質を維持・向上してコストダウンを図るというVEに寄
与できる効果が期待できる。また、機能区別を適宜決め
て運用することが可能となるので、通信形態の幅を広げ
ることができる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の説明図
【図2】実施の形態の説明図
【図3】実施の形態の説明図
【図4】実施の形態のフローチャート
【図5】実施の形態のフローチャート
【図6】実施の形態の状態遷移マトリクスの例示図
【図7】従来の説明図
【図8】磁気カードの例示図
【図9】磁気カードの例示図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元から受信先に送信された情報が正
    確に伝達されたか否かを判断する誤り処理方法におい
    て、 ヘッダからフッダまでのデータ列で表される主情報と、
    この主情報の各データ列の関係に基づいた算出値である
    第1の従情報と、前記主情報と前記従情報の関係に基づ
    いた算出値である第2の従情報とを書き込むエリアを有
    する送信情報を、発信元から受信先に送信するように
    し、 発信元で、主情報の各データ列の関係に基づいた算出値
    と異なる値であって、意味付けした値を前記第1の従情
    報のエリアに書き込んだ送信情報を用意し、この送信情
    報を受信先に送信した場合には、 受信先で、送信情報の主情報の各データ列の関係に基づ
    いて得た算出値と、送信情報の第1の従情報のエリアに
    書き込まれた値とを比較し、 一致した場合には、正常な通信状態と判断し、 不一致の場合には、一時異常な通信状態と判断して、送
    信情報の主情報と第1の従情報との関係に基づいて得た
    算出値と、前記第2の従情報のエリアに書き込まれた値
    と比較し、この比較が不一致の場合には最終的に異常な
    通信状態であると判断し、その比較が一致の場合には第
    1の従情報のエリアに書き込まれた情報により意味付け
    を解読して、その意味付けによる処理を開始させるよう
    にしたことを特徴とする誤り処理方法。
  2. 【請求項2】 ヘッダからフッダまでのデータ列で表さ
    れる主情報と、この主情報の各データ列の関係に基づい
    た算出値である第1の従情報と、前記主情報と前記従情
    報の関係に基づいた算出値である第2の従情報とを書き
    込むエリアを有し、主情報の各データ列の関係に基づい
    た算出値と異なる値であって、機能を区別するように意
    味付けした値を前記第1の従情報のエリアに書き込める
    ようにしたことを特徴とする機能区別カード。
  3. 【請求項3】 ヘッダからフッダまでのデータ列で表さ
    れる主情報と、この主情報の各データ列の関係に基づい
    た算出値である第1の従情報と、前記主情報と前記従情
    報の関係に基づいた算出値である第2の従情報とを書き
    込むエリアを有し、主情報の各データ列の関係に基づい
    た算出値と異なる値であって、機能を区別するように意
    味付けした値を前記第1の従情報のエリアに書き込める
    ようにした機能区別カードと、 この機能区別カードに対して読み書きを行うカードリー
    ダライタとを有し、 前記カードリーダライタが前記機能区別カードに書き込
    まれた情報を読み取った際に、 読み取った情報を解析して、主情報の各データ列の関係
    に基づいて得た算出値と、読み取った情報の第1の従情
    報のエリアに書き込まれた値とを比較し、 一致した場合には、正常な読み取り状態と判断し、 不一致の場合には、一時異常な読み取り状態と判断し
    て、読み取り情報の主情報と第1の従情報との関係に基
    づいて得た算出値と、前記第2の従情報のエリアに書き
    込まれた値と比較し、この比較が不一致の場合には最終
    的に異常な読み取り状態であると判断し、その比較が一
    致の場合には第1の従情報のエリアに書き込まれた情報
    により意味付けを解読して、その意味付けによる機能を
    起動させるようにしたことを特徴とするカードリーダラ
    イタを有する装置の保守機能システム。
JP9155641A 1997-06-13 1997-06-13 誤り処理方法及び機能区別カード並びにカードリーダライタを有する装置の保守機能システム Pending JPH113394A (ja)

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JP9155641A JPH113394A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 誤り処理方法及び機能区別カード並びにカードリーダライタを有する装置の保守機能システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084073A (ja) * 2010-12-28 2011-04-28 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011084073A (ja) * 2010-12-28 2011-04-28 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体

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