JPH11328973A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11328973A
JPH11328973A JP13875798A JP13875798A JPH11328973A JP H11328973 A JPH11328973 A JP H11328973A JP 13875798 A JP13875798 A JP 13875798A JP 13875798 A JP13875798 A JP 13875798A JP H11328973 A JPH11328973 A JP H11328973A
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JP
Japan
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ring oscillator
potential
memory cell
boosted
circuit
Prior art date
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Application number
JP13875798A
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English (en)
Inventor
Hideo Inaba
秀雄 稲葉
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧電圧に達するまでの期間中にリングオシ
レータ周期を短くして速く動作させ、昇圧終了後にリン
グオシレータ周期を長くするように制御し、消費電力の
低減を実現する。 【解決手段】 昇圧電位を発生させるものであり、昇圧
電圧に達するまでの期間中の周期を短くして動作し、昇
圧終了後の周期を長くして動作するリングオシレータ1
と、リングオシレータ1から出力される昇圧電位に基づ
いてメモリセル3のワード線を昇圧させる昇圧回路2と
から構成される。リングオシレータ1は、メモリセル3
のワード線の昇圧電位がメモリセル書き込みに必要な昇
圧レベルVBBに達するまでに複数昇圧し、複数の昇圧回
数まではリングオシレータ出力ROCの周期を速くして
高速にワード線電位を昇圧させ、昇圧レベルVBBに達し
た以降はリングオシレータ出力ROCの周期を遅らせる
ことにより、リングオシレータ1自身に流れるAC電流
を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタティック型半
導体記憶装置(SRAM)、特に低電源電圧化のため採
用されている昇圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は携帯機器需要の増加
により小型化・省電力化が進んでいる。そのため、バッ
テリー動作を可能とするための半導体装置に昇圧回路が
採用されている。
【0003】半導体装置内の電位を外部電位よりも昇圧
させて低電圧動作を可能とした昇圧回路を有する半導体
装置の技術が特開平3−273594号公報に開示され
ている。
【0004】特開平3−273594号公報に開示され
た技術は、ダイナミック型半導体記憶装置(DRAM)
を対象としたものであり、後述の図7に示すようにチャ
ージポンプを使用した昇圧回路を装備することにより、
低電圧データ増幅やメモリセルデータ書き込み等の能力
向上を図るものである。
【0005】また、図7に示す昇圧回路を4TR(トラ
ンジスタ)型スタティック型半導体記憶装置(SRA
M)に使用し、高集積度を維持したまま低電圧による読
み書き可能なSRAMを実現させ、メモリセルへのデー
タ書き込み時のみ、ワード線を段階的に昇圧させるとい
う技術が特開平4−212788号公報に開示され、ま
た、TFT型メモリセルのSRAMにて待機時間中に小
電力で昇圧可能とするSRAMが特開平5−12088
2号公報に開示されている。
【0006】ここで、なぜ低電圧で動作するSRAMに
昇圧回路を用いてワード線を昇圧する必要があるのかに
ついて理由を説明する。
【0007】図11は、4個のトランジスタQa,Q
b,Qc,Qdを用いた4TR(トランジスタ)型のメ
モリセル17と、3個のトランジスタQe,Qf,Qg
を用いたプリチャージ回路16とを組み合わせた回路で
ある。
【0008】図11において、WL1はメモリセル17
のワード線であり、N型トランジスタQa,Qcはメモ
リセルトランスファゲートとして機能し、N型トランジ
スタQb,Qdはメモリセルドライバーとして機能す
る。また、抵抗素子R1,R2はロード抵抗、D,DB
はビット線、2個のトランジスタQe,Qfはプリチャ
ージトランジスタである。
【0009】図11に示すメモリセル17にデータの読
み書きを実施したときの昇圧電位の有無に基づく差を図
12,図13を用いて説明する。
【0010】図12(a)は、ワード線の電圧を昇圧せ
ずにデータの書き込み動作を行なった場合、図13
(a)は、ワード線の電圧を昇圧してデータの書き込み
動作を行なった場合である。図12(b)及び図13
(b)は、図12(a)及び図13(a)の条件の下に
データの書き込み動作を行なった後に、時間を置かずに
読み出しを実施した場合である。
【0011】図において、書き込みを実施する前のデー
タは、接点V2の電位が電源電圧VCC、接点V1の電位
がGND(接地)であり、ビット線D,DBはプリチャ
ージトランジスタQe,Qfにより電位が供給され電源
電位VCCのレベルになっている。
【0012】まず、メモリセル17に接点V1,V2を
電位反転させるようにデータの書き込みを行なう場合に
ついて説明する。
【0013】この場合、メモリセル17の選択線である
ワード線WL1のレベルをハイレベルに遷移させ、ビッ
ト線DBのレベルをロウレベルとなるようにすることに
より、メモリセル17のデータを書き込む。
【0014】このとき、接点V2は、ビット線DBと同
様にGNDレベルとなるが、接点V1は、セルトランス
ファゲートの閾値電圧により電源電圧VCCまで昇圧する
ことができず、途中の電圧からロード抵抗R1から供給
される電流のみで電源電圧VCCに近づくこととなる。
【0015】その後、メモリセル17のデータを読み出
す場合、ビット線D,DBは、別のメモリセル17のデ
ータをリセットするため、プリチャージ回路16のトラ
ンジスタQe,Qf,Qgが同時にオン状態となり、電
位がプリチャージされて電源電圧VCCまで昇圧する。
【0016】次に、書き込み後に時間を置かずに書き込
んだメモリセルのデータを読み出す場合、図12(b)
に示すように、書き込みと同じくワード線WL1のレベ
ルがハイレベルに遷移するが、接点V1が電源電圧VCC
まで昇圧しない状態で読み出すこととなるため、メモリ
セルのドライバーとしてのトランジスタQdのゲート・
ソース間電圧が低い状態にて書き込んだデータを読み出
すことになる。
【0017】このため、トランジスタQdのゲート電圧
が電源電圧VCCである場合よりも電流能力が低下してお
り、ビット線DB側のトランスファゲートQcから流れ
込む電荷によって、接点V2の電位が上昇する。
【0018】この電位上昇を受けて接点V1の電位も低
下することになり、接点V1とV2の電位差が非常に小
さくなる。これが、メモリセルのデータを低電圧で保持
する上で障害となる。
【0019】この現象を解消するために、図13(a)
のように昇圧回路を利用し、ワード線のレベルを昇圧電
位VBBまで昇圧させ、トランスファゲートQaの閾値電
圧以上に電位上昇させることにより、書き込み時に接点
V1のレベルを電源電圧VCCレベルに昇圧させる。
【0020】これにより、図13(b)のように書き込
み直後で読み出しを行っても接点V1とV2の電位差が
大きいため、低電圧でもセルデータの破壊が起きない。
【0021】昇圧回路の構成は、いずれもコンデンサー
の電荷を利用するものであり、コンデンサー電荷をチャ
ージアップさせることにより、外部電源電圧よりも高い
電位を作り出すものであるが、その昇圧電位Vaは、外
部電位をVCCとすると、 Va=(Ca÷(Cx+Ca))×VCC+VCC (式1) となる。ここで、Caは昇圧回路内で構成されるブート
容量、Cxは昇圧電位にするべき負荷容量である。
【0022】式1から分かるように昇圧電位を高くする
場合、負荷容量Cxよりもブート容量Caを大きくしな
ければならない。
【0023】しかしながら、チップサイズを小さくし、
コストを低くしようとした場合、このブート容量Caを
大きくするのが困難となる。
【0024】そのため、上述した3つの従来例は、リン
グオシレータを使用し、段階的に昇圧させるように構成
している。
【0025】図7に示す従来例の昇圧回路は、NAND
回路B1とインバータB2〜B6とから構成されるリン
グオシレータ1と、トランジスタQB1〜QB2とチャ
ージアップ用コンデンサCB1とから構成されるチャー
ジポンプ回路2とを組み合わせている。図7に示す昇圧
回路の動作説明を図10を用いて説明する。
【0026】図7に示す昇圧回路では、書き込み開始信
号WCEがハイレベルになった後にリングオシレータ1
が動作し、リングオシレータ1の出力信号ROCは、N
AND回路B1とインバータB2〜B5との遅延時間に
よって決まる動作周期で発振する。
【0027】チャージポンプ回路2のコンデンサCB1
の対局となる接点Vbは発振前、トランジスタQB1の
閾値電圧で決まる電位で安定しているが、発振信号RO
Cが入力されると、接点Vbは、電源電圧VCCと同じ電
位差で昇圧する。
【0028】これにより、トランジスタQB2がオン状
態となり、昇圧回路からの出力電圧Vaも昇圧する。
【0029】しかし、上記式1で示すように、昇圧回路
からの出力電圧Vaの出力負荷が大きい場合、一度に昇
圧電位VBBまで昇圧することができず、複数回の発振に
よる発振信号ROCによって、出力電圧Vaは昇圧電位
VBBに達することとなる。
【0030】この必要となる発振周期は、式1を応用し
て求めることができる。たとえば、ブート容量Caが5
0pF、負荷容量Cxが100pFとし、電源電圧VCC
が2V、トランジスタQB1,QB2の閾値電圧は0.
5V、必要となる昇圧電圧VBBは2.8Vとする。
【0031】まず、初めの昇圧動作で昇圧する電位は、 Va=(50÷(100+50))×2+(2−0.5)=2.17V (式2) 次に、2回目の昇圧動作は Va=(50÷(100+50))×2+2.17=2.83V (式3)
【0032】したがって、図10に示すように、2回の
昇圧動作によって必要な昇圧電圧VBBとなる。
【0033】一般的にリングオシレータは、奇数個のイ
ンバータで構成されるが、インバータの動作速度は、低
電圧になるほど遅くなるため、リングオシレータの動作
周期が大きくなり、低電圧になるほど所望の昇圧電位に
昇圧するまでの速度が遅れ、この遅れが書き込み速度を
遅くする要因となる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】そこで、書き込み速度
の遅れ対策として低電圧になるほどリングオシレータ周
期を速くする図8に示すような技術が特開平5−325
578号公報に開示されている。
【0035】図8に示す技術は、電源電位に依存しない
定電圧電位Vrefを使用し、デプレッション型Nchト
ランジスタT1〜T5のゲート電位を外部電源電位VCC
と逆の依存性(外部電源電位VCCが低い場合→トランジ
スタT1〜T5のゲート電位が高い)となるようにし、
トランジスタT1〜T5のオン抵抗値が電源電位の低下
と共に低下することを利用して、リングオシレータ周期
を低電圧になるほど速くすることができるというもので
ある。
【0036】定電圧電位Vrefをソース入力とするPc
hトランジスタQC2は、電源電位VCCに依存しない電
流能力となるが、電源電圧VCCをゲート入力とするNc
hトランジスタQC1は、電源電位の低下に伴い、その
電流能力が低下するため、接点C1が電源電位の低下と
共に上昇することとなる。
【0037】これにより、トランジスタT1〜T5のオ
ン抵抗が小さくなり、リングオシレータ周期を速くする
ことが可能となる。
【0038】図9(a),(b)は、特開平5−325
578号公報に開示された昇圧回路であり、基本的に昇
圧する方式は同じである。図9のR1,R2の入力に接
続されるコンデンサCD1,CD2は昇圧用であり、図
7のコンデンサCB1に相当し、図9のトランジスタQ
D3,QD4は初期電位保持用であり、図7のトランジ
スタQB1に相当し、図9のトランジスタQD1,QD
2は昇圧電位出力ゲートであり、図7のトランジスタQ
B2に相当する。
【0039】図9に示す昇圧回路の特徴は、昇圧電位出
力ゲートの電位を別のコンデンサCD3,CD4を使用
し、1周期にコンデンサCD1,CD2を使って2回昇
圧動作することにある。
【0040】図7及び図9の場合、昇圧用のコンデンサ
サイズを大きくすることができないSRAMでは、複数
回の昇圧動作が必要となる。
【0041】本来の低電圧動作の目的は、バッテリーに
てSRAMを使用することにあるが、リングオシレータ
に流れるAC電流を抑えることがバッテリーで長時間使
用するために必要な条件となる。
【0042】上述した従来例は、低電圧になるほど動作
周期を速くし、低電圧で高速に動作するSRAMとして
は有効な手段であるが、低電圧で書き込み動作を繰り返
し行った場合、消費電流が多くなり、バッテリーによる
長時間の動作を保証できないという問題がある。
【0043】また、特開平8−287677号公報に
は、DRAMを対象としたものが開示されており、特開
平8−287677号公報に開示された技術は、DRA
Mの待機時にも昇圧回路を作動させている構造のもので
ある。
【0044】しかしながら、特開平8−287677号
公報に開示された技術は、DRAMの待機時及び動作時
の如何に拘らず、周波数の切り替えを行なうこととな
り、この技術をSRAMに導入すると、消費電流が多く
なり、バッテリーによる長時間の動作を保証できないと
いう問題がある。また、昇圧電位に達するまでの昇圧回
数が複数回となる場合、昇圧回路を複数段設ける必要が
あるため、回路配置面積をコンパクトにすることができ
ないという問題がある。
【0045】本発明の目的は、昇圧電圧に達するまでの
期間中にリングオシレータ周期を短くして速く動作さ
せ、昇圧終了後にリングオシレータ周期を長くするよう
に制御し、消費電力の低減を実現する半導体記憶装置を
提供することにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体記憶装置は、リングオシレータ
と、昇圧回路とを有し、メモリセルを使用するスタティ
ック型半導体記憶装置であって、前記リングオシレータ
は、昇圧電位を発生させるものであり、昇圧電圧に達す
るまでの期間中の周期を短くして動作し、昇圧終了後の
周期を長くして動作するものであり、前記昇圧回路は、
前記リングオシレータから出力される昇圧電位に基づい
て前記メモリセルのワード線を昇圧させるものである。
【0047】また、本発明に係る半導体記憶装置は、メ
モリセルと、ロウデコーダと、カラムデコーダと、ビッ
ト線制御回路と、昇圧回路と、リングオシレータとを有
する半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、デー
タを記憶させるものであり、前記ロウデコーダは、アド
レスバッファ入力から前記メモリセルのワード線を選択
するものであり、前記カラムデコーダは、前記メモリセ
ルのビット線を選択するものであり、前記ビット線制御
回路は、前記メモリセルデータの読み出し・書き込みを
行なうものであり、前記昇圧回路は、前記メモリセルの
ワード線の電位を昇圧させるものであり、前記リングオ
シレータは、前記メモリセルのワード線の電位を昇圧さ
せるための昇圧電位を発生させるものであり、前記昇圧
電圧に達するまでの期間中の周期を短くして動作し、昇
圧終了後の周期を長くして動作するものである。
【0048】また、前記リングオシレータは、カウンタ
ーと、トランスファーゲート回路とを有し、前記カウン
ターは、リングオシレータ周期をモニターするものであ
り、前記トランスファーゲート回路は、リングオシレー
タ周期を変更するものである。
【0049】また、前記トランスファーゲート回路は、
インバータとNAND回路で決まる周期回数をカウンタ
ーにより計数して、リングオシレータ周期を切り替える
ものである。
【0050】また、前記カウンターに代えて、昇圧レベ
ル検知回路を有し、前記昇圧レベル検知回路は、インバ
ータとNAND回路で決まる周期回数を計数するもので
ある。
【0051】また、前記リングオシレータは、ワード線
の昇圧電位がメモリセル書き込みに必要な昇圧レベルに
達するまでに複数昇圧し、複数の昇圧回数まではリング
オシレータ出力の周期を速くして高速にワード線電位を
昇圧させ、昇圧レベルに達した以降はリングオシレータ
出力の周期を遅らせるものである。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0053】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る半導体記憶装置を示すブロック図である。
【0054】図において本発明に係る半導体記憶装置は
基本的構成として、リングオシレータ1と、昇圧回路2
とを有し、メモリセル3を使用するスタティック型半導
体記憶装置を対象とするものである。
【0055】リングオシレータ1は、昇圧電位を発生さ
せるものであり、昇圧電圧に達するまでの期間中の周期
を短くして動作し、昇圧終了後の周期を長くして動作す
るように構成されている。
【0056】また、昇圧回路2は、リングオシレータ1
から出力される昇圧電位に基づいてメモリセル3のワー
ド線を昇圧させるように構成されている。
【0057】リングオシレータ1は、メモリセル3のワ
ード線の昇圧電位がメモリセル書き込みに必要な昇圧レ
ベルVBBに達するまでに複数昇圧し、複数の昇圧回数ま
ではリングオシレータ出力ROCの周期を速くして高速
にワード線電位を昇圧させ、昇圧レベルVBBに達した以
降はリングオシレータ出力ROCの周期を遅らせること
により、リングオシレータ1自身に流れるAC電流を削
減する。
【0058】したがって、本発明に係る半導体記憶装置
によれば、リングオシレータ1に流れるAC電流が削減
されることとなり、消費電力を低減して、低電圧にて半
導体記憶装置を長時間動作させることができる。
【0059】さらに、本発明に係る半導体記憶装置によ
れば、昇圧電位VBBに達するまでの昇圧を複数回行なう
ものであるが、図8に示す従来例のように昇圧回路を多
段に設ける必要がないため、回路配置の面積を小さく保
つことができる。
【0060】次に、本発明に係る半導体記憶装置の具体
例を実施形態1として詳細に説明する。
【0061】図1に示すように、本発明の実施形態1に
係る半導体記憶装置は、メモリセル3と、ロウデコーダ
4と、カラムデコーダ5と、ビット線制御回路6と、昇
圧回路2と、リングオシレータ1とを有している。
【0062】メモリセル3は、データを記憶させるもの
であり、ロウデコーダ4は、アドレスバッファ7からの
入力信号に基づいてメモリセル3のワード線を選択する
ようになっている。また、メモリセル3は、4個のトラ
ンジスタを用いた4TR(トランジスタ)型のメモリセ
ル(図11参照)として構成されている。
【0063】カラムデコーダ5は、メモリセル3のビッ
ト線を選択するものであり、ビット線制御回路6は、デ
ータ入出力バッファ8とのデータの授受に基づいてメモ
リセル3に対してデータの読み出し・書き込みを行なう
ようになっている。
【0064】昇圧回路2は、メモリセル3のワード線の
電位を昇圧させるものであり、リングオシレータ1は、
メモリセル3のワード線の電位を昇圧させるための昇圧
電位VBBを発生させるものであり、昇圧電圧VBBに達す
るまでの期間中の周期を短くして動作し、昇圧終了後の
周期を長くして動作し、リングオシレータ1自身に流れ
るAC電流を削減するようになっている。
【0065】リングオシレータ1の具体例を図2に示
す。すなわち、図2に示すように、リングオシレータ1
は、メモリセル書き込み開始信号WCEを入力とし、周
期信号ROCを出力とするものであり、カウンター9
と、トランスファーゲート回路とから構成されている。
【0066】トランスファーゲート回路は、8個のイン
バータ10a,10b,10c,10d,10e,10
f,10g,10hと、NAND回路11と、N型トラ
ンジスタQ1,Q3とP型トランジスタQ2,Q4とか
ら構成されている。また、N型トランジスタQ1とP型
トランジスタQ4には、カウンター9からの信号がイン
バータ12aで反転されて入力されるようになってい
る。また、トランスファーゲート回路からの信号は、イ
ンバータ12bで反転されて出力されるようになってい
る。
【0067】前述したトランスファーゲート回路は、リ
ングオシレータ周期を変更するために設けたものであ
り、4個のインバータ10a,10b,10c,10d
とNAND回路11との組み合わせで周期が決まる場合
と、8個のインバータ10a,10b,10c,10
d,10e,10f,10g,10hと、NAND回路
11との組み合わせで周期が決まる場合とをカウンター
9により周期回数を数えて切り替えを行うようになって
いる。
【0068】カウンター9は、リングオシレータ周期を
モニターするものであり、カウンター9は図4に示すよ
うに、5個のインバータ13a,13b,13c,13
d,13eと、2つのNOR回路14a,14bと、1
つのNAND回路14cと、P型トランジスタQb,Q
e,Qf,Qiと、N型トランジスタQa,Qc,Qd,Q
g,Qhで構成されている。
【0069】次に、本発明の実施形態1に係る半導体記
憶装置の動作を図6(a)に基づいて説明する。
【0070】本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置
に用いたリングオシレータ1は、メモリセル3へのデー
タ書き込み開始信号WCEがハイになった後、昇圧回路
2を駆動するためのリングオシレータ出力ROCが出力
する構成となっているが、実施形態1では、メモリセル
3のワード線の昇圧電位をメモリセル書き込みに必要な
電位VBBに達するまでの昇圧回数を2回に設定してい
る。
【0071】昇圧回数2回まではリングオシレータ出力
ROCの周期を速くして高速にワード線電位を昇圧させ
るようにし、昇圧レベルVBBに達した2回以降はリング
オシレータの周期を遅くし、昇圧周期を遅らせるもので
ある。
【0072】まず、メモリセル3へのデータ書き込み開
始信号WCEがロウレベルの場合、図4に示すカウンタ
ー9のリセット信号Rもロウレベルで入力され、このと
き、カウンター9の出力Qはロウレベルとなる。
【0073】したがって、図2に示すリングオシレータ
1において、トランスファゲート回路を構成するトラン
ジスタQ1,Q2がオン状態となり、リングオシレータ
1の出力ROCはロウレベルとなる。
【0074】次に、低電圧による書き込みのため、書き
込み開始信号WCEがハイレバルになると、NAND回
路11と4個のインバータ10a,10b,10c,1
0dとの組み合わせによってリングオシレータ動作が行
なわれ、リングオシレータ出力ROCは、NAND回路
11と4個のインバータ10a,10b,10c,10
dとの組み合わせの動作スピードで決まる周期によって
図6(a)のように動作する。
【0075】昇圧回路2は、リングオシレータ1からの
リングオシレータ出力ROCを入力とし、メモリセル3
のワード線電位を昇圧する。昇圧回路2による昇圧電位
Vaは図6(a)に示すように、リングオシレータ出力
ROCがハイレベルになるとき、電位上昇する。
【0076】一方、カウンター9の入力Cには、図6
(a)の破線9aで示したように、リングオシレータ出
力ROCと同じ周期で、かつ、4個のインバータ10
e,10f,10g,10hによって位相がずれた信号
が入力され、昇圧回数の2回目にカウンター9の入力C
がロウレベルとなるタイミングXのとき、図4に示すカ
ウンター9の出力Qはハイレベルとなる。
【0077】これにより、図2においてトランジスタQ
1,Q2からトランジスタQ3,Q4に接続が切替わ
り、この時点からリングオシレータ周期は、8個のイン
バータ10a,10b,10c,10d,10e,10
f,10g,10hと、NAND回路11の組み合わせ
の論理動作スピードで決まる周期T2に変更される。
【0078】したがって、本発明の実施形態1に係る半
導体記憶装置によれば、昇圧電圧Vbbに昇圧した後に
リングオシレータ1に流れるAC電流を削減することが
できる。
【0079】その理由は、リングオシレータ1が一定の
周期で動作するとき、8個のインバータ10a,10
b,10c,10d,10e,10f,10g,10h
と、NAND回路11の充放電電流が流れることとなる
が、周期が長くなれば、その平均電流である定常電流は
小さくなる。このため、バッテリーにてSRAM型半導
体記憶装置を長時間動作させることが可能となる。
【0080】また、本発明の実施形態1では、昇圧レベ
ルVBBに達するまでの昇圧回数を2回とし、カウンター
9の入力Cが2回目にロウレバルとなったとき、カウン
ター9の出力Qが動作するカウンター9を用いている
が、2回の昇圧回数で昇圧レベルVBBに達することがで
きない場合は、カウンター9の動作回数を変更すればよ
く、図4において破線で囲まれた論理回路9aを数段設
けることにより、任意の昇圧回数をn回に変更すること
が可能となる。
【0081】(実施形態2)図3は、本発明の実施形態
2を示すブロック図である。
【0082】図3に示すように本発明の実施形態2に係
る半導体記憶装置は、昇圧回路2に接続するリングオシ
レータ1を低電圧時にメモリセルデータ書き込みに必要
な電位VBBに達するのを昇圧レベル検知回路15で検知
し、リングオシレータ周期を切替えるようにしたもので
あり、昇圧回路1の出力電位Vaが昇圧電圧VBBに達す
るまでリングオシレータ周期を速くし、その後はリング
オシレータ周期を遅くすることを特徴とするものであ
る。
【0083】図5は、図3に用いる昇圧レベル検知回路
15を示すブロック図である。図5に示すように、昇圧
レベル検知回路15は、入力を昇圧電位Vaと外部電源
電位VCCとし、抵抗素子Ra,Rbと差動増幅器15aと
から構成されている。
【0084】ここで使用される抵抗素子Ra,Rbの抵抗
値は、以下の式にて求めることができ、外部電源電位V
CCと希望する昇圧電位VBBが決まれば、抵抗素子Ra,
Rbの抵抗比が求められる。 VCC=(Rb/(Ra+Rb))xVBB (式4)
【0085】図5に示す昇圧レベル検知回路15の動作
を図6(b)に基いて説明する。
【0086】図6(a)に示したようにメモリセルデー
タ書き込み開始信号WCEがロウレベルの場合、昇圧電
位Vaは外部電源電位VCC以下となっているため、差動
増幅器15aの負の入力である外部電源電位VCCの方が
高い入力となり、出力Qはロウレベルとなっている。
【0087】次に、メモリセルデータ書き込み開始信号
WCEがハイレベルとなれば、図2に示したリングオシ
レータ1と同様に、図3に示すNAND回路11と4個
のインバータ10a,10b,10c,10dとの組合
わせによるリングオシレータが動作し、リングオシレー
タ出力ROCは、NAND回路11と4個のインバータ
10a,10b,10c,10dとによる動作スピード
で決まる周期によって図6(b)のように動作し、昇圧
電位Vaは図6(b)に示すような昇圧動作となる。
【0088】図6(b)に示す本発明の実施形態2で
は、昇圧回数を4回としたときの動作説明図であるが、
昇圧電位VaがVBBに以上になるタイミングYとなった
とき、図5に示す昇圧レベル検知回路15の正入力側で
ある抵抗素子RaとRbが接続されている接点の入力の方
が外部電源電位VCCよりも高くなるため、昇圧レベル検
知回路15の出力Qは、ハイレベルとなる。
【0089】したがって、図2と同様、図3のトランジ
スタQ1,Q2からトランジスタQ3,Q4に接続が切
替わり、この時点からリングオシレータ周期は、8個の
インバータ10a,10b,10c,10d,10e,
10f,10g,10hと、NAND回路11の論理動
作スピードで決まる周期に変更される。
【0090】したがって、本発明の実施形態2に係る半
導体記憶装置によれば、実施形態1と同様に、昇圧電圧
Vbbに昇圧した後にリングオシレータ1に流れるAC
電流を削減することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
電圧のバッテリーにて長時間動作させることができる。
【0092】さらに、昇圧電位に達するまでの昇圧回数
が複数回となっても、従来例のように論理回路を複数段
設ける必要がないため、回路配置面積をコンパクトに小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置に用
いたリングオシレータを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置に用
いたリングオシレータを示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置に用
いたカウンターを示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置に用
いたリングオシレータの昇圧レベル検知回路を示すブロ
ック図である。
【図6】(a)は、本発明の実施形態1に係る半導体記
憶装置の動作を示すタイミング図、(b)は、本発明の
実施形態2に係る半導体記憶装置の動作を示すタイミン
グ図である。
【図7】従来例に係るチャージポンプを使用した昇圧回
路を示すブロック図である。
【図8】従来例に係るリングオシレータを示すブロック
図である。
【図9】従来例に係る昇圧回路を示すブロック図であ
る。
【図10】従来例の動作を説明するタイミング図であ
る。
【図11】昇圧回路の必要性を説明するためのメモリセ
ル周辺回路を示すブロック図である。
【図12】図11において、ワード線を昇圧しない場合
のタイミング図である。
【図13】図11において、ワード線を昇圧した場合の
タイミング図である。
【符号の説明】
1 リングオシレータ 2 昇圧回路 3 メモリセル 4 ロウデコーダ 5 カラムデコーダ 6 ビット線制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体記憶装置は、リングオシレータ
と、昇圧回路とを有し、メモリセルを使用するスタティ
ック型半導体記憶装置であって、前記リングオシレータ
は、前記昇圧回路を駆動するパルスを発生させるもので
あり、前記昇圧回路の出力が昇圧電圧に達するまでの期
間中は前記パルスの周期を短くして動作し、昇圧終了
後、前記パルスの周期を長くして動作するものであり、
前記昇圧回路は、前記昇圧電圧に基づき書き込み動作中
前記メモリセルのワード線を昇圧させるものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】また、本発明に係る半導体記憶装置は、メ
モリセルと、ロウデコーダと、カラムデコーダと、ビッ
ト線制御回路と、昇圧回路と、リングオシレータとを有
する半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、デー
タを記憶させるものであり、前記ロウデコーダは、アド
レスバッファ入力から前記メモリセルのワード線を選択
するものであり、前記カラムデコーダは、前記メモリセ
ルのビット線を選択するものであり、前記ビット線制御
回路は、前記メモリセルデータの読み出し・書き込みを
行なうものであり、前記昇圧回路は、書き込み動作中に
前記メモリセルのワード線の電位を昇圧電圧に昇圧させ
るものであり、前記リングオシレータは、前記昇圧回路
を駆動するパルスを発生させるものであり、メモリセル
書き込み開始信号に応答して起動し、前記昇圧回路の出
力が前記昇圧電圧に達するまでの期間中は前記パルスの
周期を短くして動作し、昇圧終了後、前記パルスの周期
を長くして動作するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】また前記リングオシレータ回路は、カウン
ターと、トランスファーゲート回路とを有し、前記カウ
ンターは、前記リングオシレータの出力パルスをカウン
するものであり、前記トランスファーゲート回路は、
前記カウンタのカウント結果に基づいて前記リングオシ
レータの出力のパルス周期を変更するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】前記トランスファーゲート回路は、インバ
ータとNAND回路で決まる周期回数を前記カウンター
により計数して、前記リングオシレータの出力のパルス
周期を切り替えるものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】また前記カウンターに代えて、昇圧レベル
検知回路を有し、前記昇圧レベル検知回路は、前記昇圧
回路の出力電位が昇圧電圧に達したことを検知して、前
記トランスファーゲート回路に前記パルス周期を切り替
える信号を出力するものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】また前記リングオシレータは、ワード線の
昇圧電位がメモリセル書き込みに必要な昇圧レベルに達
するまでに複数回昇圧し、この複数回の昇圧はリングオ
シレータ出力のパルス周期を短くして高速にワード線電
位を昇圧させ、昇圧レベルに達した以降はリングオシレ
ータ出力のパルス周期を遅らせるものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングオシレータと、昇圧回路とを有
    し、メモリセルを使用するスタティック型半導体記憶装
    置であって、 前記リングオシレータは、昇圧電位を発生させるもので
    あり、昇圧電圧に達するまでの期間中の周期を短くして
    動作し、昇圧終了後の周期を長くして動作するものであ
    り、 前記昇圧回路は、前記リングオシレータから出力される
    昇圧電位に基づいて前記メモリセルのワード線を昇圧さ
    せるものであることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 メモリセルと、ロウデコーダと、カラム
    デコーダと、ビット線制御回路と、昇圧回路と、リング
    オシレータとを有する半導体記憶装置であって、 前記メモリセルは、データを記憶させるものであり、 前記ロウデコーダは、アドレスバッファ入力から前記メ
    モリセルのワード線を選択するものであり、 前記カラムデコーダは、前記メモリセルのビット線を選
    択するものであり、 前記ビット線制御回路は、前記メモリセルデータの読み
    出し・書き込みを行なうものであり、 前記昇圧回路は、前記メモリセルのワード線の電位を昇
    圧させるものであり、 前記リングオシレータは、前記メモリセルのワード線の
    電位を昇圧させるための昇圧電位を発生させるものであ
    り、前記昇圧電圧に達するまでの期間中の周期を短くし
    て動作し、昇圧終了後の周期を長くして動作するもので
    あることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記リングオシレータ回路は、カウンタ
    ーと、トランスファーゲート回路とを有し、 前記カウンターは、リングオシレータ周期をモニターす
    るものであり、 前記トランスファーゲート回路は、リングオシレータ周
    期を変更するものであることを特徴とする請求項2に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記トランスファーゲート回路は、イン
    バータとNAND回路で決まる周期回数をカウンターに
    より計数して、リングオシレータ周期を切り替えるもの
    であることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記カウンターに代えて、昇圧レベル検
    知回路を有し、 前記昇圧レベル検知回路は、インバータとNAND回路
    で決まる周期回数を計数するものであることを特徴とす
    る請求項3叉は4に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記リングオシレータは、ワード線の昇
    圧電位がメモリセル書き込みに必要な昇圧レベルに達す
    るまでに複数昇圧し、複数の昇圧回数まではリングオシ
    レータ出力の周期を速くして高速にワード線電位を昇圧
    させ、昇圧レベルに達した以降はリングオシレータ出力
    の周期を遅らせるものであることを特徴とする請求項
    2、叉は3に記載の半導体記憶装置。
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