JPH11326193A - センサおよびこれを利用した測定装置 - Google Patents

センサおよびこれを利用した測定装置

Info

Publication number
JPH11326193A
JPH11326193A JP13699498A JP13699498A JPH11326193A JP H11326193 A JPH11326193 A JP H11326193A JP 13699498 A JP13699498 A JP 13699498A JP 13699498 A JP13699498 A JP 13699498A JP H11326193 A JPH11326193 A JP H11326193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
free electron
fine particle
layer
electron metal
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13699498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3380744B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Takei
弘之 竹井
Takeshi Sakamoto
健 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13699498A priority Critical patent/JP3380744B2/ja
Priority to US09/313,782 priority patent/US6331276B1/en
Priority to DE1999632289 priority patent/DE69932289T2/de
Priority to EP19990109794 priority patent/EP0965835B1/en
Publication of JPH11326193A publication Critical patent/JPH11326193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3380744B2 publication Critical patent/JP3380744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/55Specular reflectivity
    • G01N21/552Attenuated total reflection
    • G01N21/553Attenuated total reflection and using surface plasmons
    • G01N21/554Attenuated total reflection and using surface plasmons detecting the surface plasmon resonance of nanostructured metals, e.g. localised surface plasmon resonance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54373Apparatus specially adapted for solid-phase testing involving physiochemical end-point determination, e.g. wave-guides, FETS, gratings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/551Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being inorganic
    • G01N33/553Metal or metal coated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度なセンサ及び測定装置を提供する。 【解決手段】 金属表面に存在する金属微粒子の反射ス
ペクトルが、周辺の誘電率に応じて敏感に変化する現象
を利用する。 【効果】高感度で、機械的な動作を必要としない簡素化
されたセンサを構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面プラズモン現
象を利用した免疫診断センサ、ガスセンサ、イオンセン
サおよびこれを利用した測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のセンサとしては、表面プ
ラズモン共鳴法を利用したセンサが挙げられる。表面プ
ラズモンとは、金属薄膜と誘電体の界面を伝播する自由
電子の疎密波であり、界面における誘電率に大きく影響
されることから、免疫センサ、ガスセンサなど検出原理
に用いられている。このセンサを応用した測定装置の具
体的な構造例を図2に示す。プリズムなどの透明な高屈
折率担体20の表面に約50nmの金もしくは銀などの
自由電子金属の薄膜21を形成し、薄膜21の他の面は
分子認識層29とされている。薄膜21の表面プラズモ
ンを励起するためにプリズム側からp偏向の単色の平行
光22を光源23から照射する。全反射する条件のもと
で入射角度24を変化させながら、正反射光25を検出
器26で検出することにより、表面プラズモンの励起が
確認できる。すなわち、分子認識層29に存在する分子
に応じた表面プラズモンが励起される共鳴角度27にお
いては、入射光のエネルギーが表面プラズモン励起に消
費されるため、反射光の強度28が極度に減少する。分
子認識層29に存在する分子が異なるときには、たとえ
ば、共鳴角度30において反射光の強度31が極度に減
少する。共鳴角度は界面から数100nm以内の領域に
おける誘電率に敏感に依存することから、共鳴角度を知
ることにより金属表面に存在する分子認識層29に存在
する分子の誘電率を特定することができるからセンサと
して利用できる。たとえば、薄膜21の表面に特定の分
子を認識して分子結合をする構造を作っておき、その表
面にサンプルを流す構成の測定装置を構成すれば、サン
プル中に特定の分子が含まれていれば誘電率が変化する
から、その分子に対応する反射角での反射光を監視して
いれば直ちに特定の分子が分子認識層29に捕らえられ
たことを知ることができる。
【0003】表面プラズモンを利用する方法としては、
上記の単色平行光を用いる方法以外にも、(1)角度分
布を有する単色光を照射し、反射光を光センサアレーで
検出する方法や(2)白色平行光を照射し、反射光を分
光する方法などもあるが、いずれにしても一定波長の光
に対する共鳴角度が、界面の誘電率に応じて変化するこ
とを利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、表面プラズモンセンサを利用した測定装置におい
て、共鳴角度を測定するには、照射光の光源、金属薄
膜、光検出器の位置関係を精度良く保持し、かつ駆動す
る必要がある。測定精度を向上するには、金属薄膜と光
検出器の距離を大きく取ることが望ましいが、小型化と
は相容れない。また、表面プラズモン共鳴方法は温度に
敏感であるため、装置全体の温度制御もしくは温度補正
などが必要であり、やはり小型化には不向きである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、発明者らが最近発見した金薄膜と金微粒子の表面プ
ラズモンの相互作用に由来すると考えられる発色現象を
利用するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図3(a)に示す様に、透明基板
40の上に、金、銀、銅、アルミなどの金属を蒸着する
ことにより厚さ5nmから1000nmの金属薄膜41
を形成する。次に、(b)に示す様に、金属薄膜41を
10mMの2−アミノエタンチオールやチオグリコレー
トなどのチオール分子溶液によって処理し、その表面に
修飾膜層42を形成する。次に、(c)に示す様に、1
から50mMのカルボジイミド液に懸濁された粒径5n
mから100μmのポリスチレン微小球43を前記金属
薄膜に加えると、1層以下の微小球層44が金属薄膜表
面に形成される。次いで、(d)に示す様に、乾燥後さ
らに、金を厚さ5nmから500nm蒸着すると、ポリ
スチレン微小球の上に帽子状の金微粒子45が形成され
る(特願平9―148935)。金微粒子が形成された
ことにより、基板が顕著な発色を示す様になる(特願平
9―148941)。この発色現象は、白色光が基板に
対して一定角度で照射され基板表面において反射される
際に、一部の波長帯域の光が吸収されることにより生じ
る半面、透過光に対しては波長依存性がないため発色特
性は観測されない。これは、次の様に金薄膜と金微粒子
の表面プラズモンの相互作用に由来すると考えられる。
【0007】通常の真球状金微粒子を白色光で照射する
と、微粒子中の自由電子の集団的振動である表面プラズ
モンが励起される。金薄膜における表面プラズモンとは
異なる分散関係を有し、伝播しないことから局所的表面
プラズモンと呼ばれる。共鳴波長は、微粒子の粒径と形
状に依存し(Surface Science,15
,678,1985)、さらに金微粒子を金薄膜の近
傍に形成すると、薄膜の表面プラズモンと微粒子の局所
的表面プラズモンが相互作用を及ぼすこととなり、金微
粒子と金薄膜の複合体として新たな吸収特性を有するこ
とになる。平行化された白色光を一定角度で照射し、反
射光を積分球内で測定することにより得られた吸収スペ
クトルは紫外、可視光、赤外波長の範囲において顕著な
吸収ピークを有し、前記吸収ピークの波長は、基板上の
金属の種類と厚さ、ポリスチレン微小球の粒径と吸着密
度、ポリスチレン微小球の上に蒸着される金属の種類と
厚さに顕著に依存する。例えば、粒径が55、110、
152、209nmのポリスチレン微小球に対して、金
を厚さ20nm蒸着すると、図4に示す反射スペクトル
を有するサンプルが得られる。
【0008】微粒子の吸収スペクトルが、界面から粒径
の数分の一以内の領域における誘電率に依存することは
公知である。吸収ピークの波長が可視領域に存在する場
合、周囲の誘電率が変化すると色が変化することを利用
した生体分子検出方法が知られている(Scienc
e,277,1078,1997)。
【0009】さて、本発明においては金微粒子が金薄膜
上に固相化されていて、金微粒子の局所的表面プラズモ
ンと金薄膜の表面プラズモンが相互作用することから、
微粒子と薄膜の間に入射光に比べて数桁強力な電場が存
在することを示唆する計算結果がある(J.Vac.S
ci.Technol.,,510,1991.)。
これら計算においては、微粒子の形状が真球として扱わ
れているが、同様な結果は帽子状微粒子にもあてはまる
と考えられ、増大電場中において誘電率が変化すること
により、吸収スペクトルが大きく変化する。一例とし
て、空気中におけるスペクトルと水中におけるスペクト
ルの測定結果を図5に示す。粒径200nmのポリスチ
レン微小球に、厚さ20nmに金を蒸着した試料におい
て、空気とは異なる誘電率を有する水で表面領域を置換
することにより、吸収極大値が波長800nmから87
0nmに移動するのが分かる。スペクトルの変化は迅速
および可逆的であり、表面から数nmから数100nm
における領域における誘電率の変化に依存する。ちなみ
に、粒径200nmのスペクトルが図4と図5とで多少異
なるのは、測定条件の違いを反映している。
【0010】実施例1 本発明の測定装置の一実施例を図1に示す。金属表面1
と透明基板2とを対向して配置した流路を備え、前記金
属表面1の上にはポリスチレン微小球と金微粒子の複合
体3からなる面が形成されている。複合体3は図3で説
明した手順で作られた粒径が5nmから100μmのポ
リスチレン微小球4の上に金5が厚さ5nmから100
0nmに蒸着された形態を取る。複合体3の表面にさま
ざまな修飾を施すことが可能であり、修飾の例を図6に
示す。(a)は複合体3が抗体60で修飾されている場
合、(b)は複合体3が核酸61で修飾されている場
合、(c)は複合体3がゼオライト62で修飾されてい
る場合、(d)は複合体3が陽イオン交換体63、もし
くは陰イオン交換体64で修飾されている場合である。
それぞれの場合、光源6から放射される単色光7は、光
学系8により流路内に導かれ、複合体3の表面で反射さ
れ、光学系8により検出器9により検出される。流路に
導入されたサンプル10中に複合体3の表面の修飾に対
応する被検体を含んでいると、これが選択的に吸着され
る。反射される単色光7の反射率は複合体3の表面状態
に応じて敏感に変化するため、被検体の存在を検出でき
る。
【0011】実施例2 本発明の他の実施例を図7に示す。金属表面70が上下
面の両方に備えられた流路71を有する。流路71の上
下の金属表面70上にはポリスチレン微小球と金微粒子
の複合体72が形成されている。複合体72の表面にさ
まざまな修飾を施すことが可能であり、修飾の例は前述
した図6と同じものとできる。本実施例の場合、光源7
3から放射される単色光74は、光学系75により、透
明窓76を介して金属表面70上の複合体72に導か
れ、上下の複合体72で多重反射した後、透明窓77を
通り、光学系75により検出器78に導かれ検出され
る。流路に導入されたサンプル79中に複合体72の表
面の修飾に対応する被検体を含んでいると、これが選択
的に吸着される。反射される単色光74の反射率は複合
体72の表面状態に応じて敏感に変化するため、被検体
の存在を検出できる。
【0012】実施例3 本発明の他の実施例を図8に示す。装置は、光源80、
センシングヘッド81、両者を結合する光ファイバー8
4、該光ファイバー84にカップラー82を介して結合
された検出器83から構成される。センシングヘッド8
1は光ファイバー84先端に嵌合される中空部を持った
チャンバーであり、チャンバー中空部の内部表面86に
は、ポリスチレンと金微粒子の複合体85が形成されて
いる。複合体85には、光ファイバー84を通して光源
80から伝播する光が照射され、複合体85によって反
射光88として反射される。反射光88はカップラー8
2により検出器83に導かれ、検出される。チャンバー
にはサンプル導入用の穴89が設けられている。複合体
85の表面にさまざまな修飾を施すことが可能なことは
先の実施例と同様であり、穴89から導入されたサンプ
ルに含まれる被検体が複合体85の修飾に応じて表面に
吸着できる様になっている。複合体85の表面で吸着が
生じると、単色光88の反射率は敏感に変化するため、
被検体90の存在を検出できる。
【0013】本実施例は、ファイバを使用し、ファイバ
を狭い検出場所にも挿入できるので、多様な用途が期待
できる。また、生体に対する内視鏡91にセンシングヘ
ッド81を装着して、検査装置とすることも可能であ
る。
【0014】実施例4 本発明の他の実施例を図10および図9により説明す
る。平坦なシリコン基板100の上に、まず蒸着により
厚さ5nmから1000nmの金薄膜を形成した。金薄
膜の表面を親水性にするために、チオグリコール酸ナト
リウムの様にカルボン酸、または2―アミノエタンチオ
ールの様にアミノ基を有するチオール溶液(濃度0.0
1mMから1M)で金薄膜93を1分以上処理して、チ
オール分子層で化学修飾した。次に、基板100に濃度
0.01mMから1Mのカルボジイミド溶液に懸濁され
た粒径5nmから100μmのポリスチレン微小球を表
面に添加することにより、金薄膜表面にポリスチレン微
小球の層を一層形成する際、異なる領域101、10
2、103および104ごとに異なる粒径のポリスチレ
ン微小球を吸着した。次に、吸着させたポリスチレン微
小球に金を厚さ5nmから100nm蒸着して金微粒子
を形成した。
【0015】前記金微粒子の表面を修飾する方法とし
て、チオール分子と金の間の共役結合を利用した。図9
に示す様に、金表面93をアミノエタンチオールの様な
アミノ基を有するチオール分子94の10mM水溶液に
浸すことにより、金表面93をアミノ基で修飾した。次
にN−ヒドロキシスクシンイミドで活性化されたカルボ
ニル炭素で修飾されたビオチン95をpH7から9の緩
衝液に懸濁し、前記のアミノ基で修飾された金微粒子に
加えることにより、前記カルボニル炭素とアミノ基の間
にペプチド結合が形成され、金微粒子の表面をビオチン
で修飾できる。ビオチンに対して4個所の結合領域を有
するアビジンまたはストレプトアビジン96を介して、
前記のビオチン修飾化金微粒子の表面に、ビオチン修飾
化された蛋白質、リガンド、DNAなどの任意の生体分
子97を結合することが可能である。これらの表面修飾
により、例として、領域102にはリガンド105で修
飾されたポリスチレン微小球106が形成され、領域1
01には抗体107で修飾されたポリスチレン微小球1
08が形成された様子を図10(b)に示す。
【0016】シリコン基板100は、光源109により
一定角度から照射される。コリメータ110により平行
化された白色光111が正反射され、光学系112で集
光され、回折格子113により分光され、検出器114
で検出される。シリコン基板100の上に被検体115
を含む液体が導入され、被検体115が、例として領域
101の抗体107に選択的に結合すると、領域101
に固有の吸収ピーク116のみの波長が変化するため、
スペクトル変化をモニタすることにより、検体115の
同定が可能となる。
【0017】実施例5 本発明の他の実施例を図11(a)、(b)に示す。本
実施例の基本的な構成は図1で説明したものと同じであ
るが、大量のサンプルを測定する際、サンプル間のコン
タミネーションを排除するために、(a)に示すよう
に、センサ部分と光学的検出部分とを分離できるように
するとともにセンサ部分を着脱自在の構造として、容易
に交換できるものとしてある。
【0018】前記センサ部分は、金微粒子とポリスチレ
ン微小球の複合体130が微細流路131の内部に形成
されていて、マイクロキャピラリー132が挿入してあ
る。前記光学的検出部分は、光源133、光学系135
および光検出器134の他に、前記センサ部分をこの光
学系に結合させるための構造部分から構成される。セン
サ部分を光学的検出部分の結合穴136に挿入すると、
光源133からの光が、センサ部分の光学窓137を通
り、複合体130が照射され、この反射光は光検出器1
34により検出される。前記光学的検出部分は、またサ
ンプルの吸引機構を備えている。すなわち、前記結合穴
136はチャンバ138と連通している。チャンバ13
8にはピエゾ素子139が貼り付けられており、前記ピ
エゾ素子139にパルス電圧を印加して、チャンバ13
8の内部容積を急減させた後元に戻すことによりチャン
バ138内部をパルス的に減圧し、センサ部分に外部か
らサンプルを吸引することができる。
【0019】図11(b)に示すように、センサ部分1
43および光学的検出部分144に示すように複数チャ
ンネル構成とし、サンプル穴141にはいっている複数
種のサンプル142を同時に吸引し計測するものとする
ことができる。この構成では、センサ部分143をサン
プル毎に交換してしまえばサンプル間のコンタミによる
誤差は容易に防止できる。
【0020】
【発明の効果】本発明により、被検体の有無を高感度で
検出できる簡便なセンサ及び検出装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定装置の一実施例を示す断面図。
【図2】従来技術の装置構成および原理を示す図。
【図3】本発明のセンサである金属薄膜上に金属微粒子
を形成する手順の例を示す図。
【図4】異なる粒径の高分子微小球を用いて調製した試
料の反射スペクトルの例を示す図。
【図5】金微粒子表面の誘電率に依存する反射スペクト
ルの例を示す図。
【図6】本発明のセンサである金微粒子の表面修飾をの
例を示す図。
【図7】本発明の測定装置の他の実施例を示す断面図。
【図8】本発明の測定装置の他の実施例を示す断面図。
【図9】金とチオール分子の結合を利用して、金表面を
生体分子で修飾する方法の例を示す図。
【図10】本発明の測定装置の他の実施例を示す断面
図。
【図11】本発明の測定装置の他の実施例を示す断面
図。
【符号の説明】
1:金属表面、2:透明基板、3:ポリスチレンと金微
粒子の複合体、4:ポリスチレン微小球、5:金、6:
光源、7:単色光、8:光学系、9:検出器、10:被
検体、20:高屈折率担体、21:自由電子金属の薄
膜、22:単色の平行光、23:光源、24:入射光、
25:正反射光、26:検出器、27:共鳴角度、2
8:反射光の強度、29:分子認識層、30:新しい共
鳴角度、31:新しい反射光の強度、40:透明基板、
41:金属薄膜、42:修飾膜層、43:ポリスチレン
微小球、44:微小球層、45:帽子状の金微粒子、6
0:抗体、61:核酸、62:ゼオライト、63:陽イ
オン交換体、64:陰イオン交換体、70:金属表面、
71:流路、72:ポリスチレンと金微粒子の複合体、
73:光源、74:単色光、75:光学系、76:透明
窓、77:透明窓、78:検出器、79:被検体、8
0:光源、81:センシングヘッド、82:カップラ
ー、83:検出器、84:光ファイバー、85:ポリス
チレンと金微粒子の複合体、86:内部表面、87:チ
ャンバー、88:光、89:穴、90:被検体、91:
内視鏡、93:金表面、94:アミノ基を有するチオー
ル分子、95:ビオチン、96:アビジンおよびストレ
プトアビジン、97:生体分子、100:シリコン基
板、101、102、103、104:異なる領域、1
05:リガンド、106:ポリスチレン微小球、10
7:抗体、108:ポリスチレン微小球、109:光
源、110:コリメータ、111:白色光、112:光
学系、113:回折格子、114:検出器、115:被
検体、116:領域101に固有な吸収ピーク、11
7:領域102に固有な吸収ピーク、118:領域10
3に固有な吸収ピーク、119:領域104に固有な吸
収ピーク、130:金微粒子とポリスチレン微小球の複
合体、131:微細流路、132:マイクロキャピラリ
ー、133:光源、134:光検出器、135:光学
系、136:結合穴、137:光学窓、138:チャン
バ、139:ピエゾ素子、140:Oリング、141:
サンプル穴、142:サンプル、143:センサ部分、
144:光学的検出部分。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平坦な基板、該基板上にほぼ均一に配列さ
    れた高分子または非金属の絶縁体微小球層よりなり、該
    絶縁体微小球の基板と反対側の外面のほぼ半分の面上に
    薄い自由電子金属微粒子層を備えることを特徴とするセ
    ンサ。
  2. 【請求項2】前記高分子または非金属の絶縁体微小球層
    が粒径5nmから100μmの実質的に単一な径のポリ
    スチレン、スチレン/ブタジエン、ポリビニルトルエ
    ン、スチレン/ジビニルベンゼン、ビニルトルエン/タ
    ーシャリーブチルスチレンなどの高分子またはシリコ
    ン、酸化シリコン、ガリ砒素、ガラスなどの非金属の絶
    縁体である球体で構成され、前記薄い自由電子金属微粒
    子層が1nmから100μm厚の金、銀、銅、アルミな
    どの自由電子金属微粒子層である請求項1記載のセン
    サ。
  3. 【請求項3】前記基板表面が自由電子金属層を持ち、該
    自由電子金属層表面がチオール、ジスルフィド、スルフ
    ィドなどの化学修飾をなされた後、前記粒径5nmから
    100μmの単一径のポリスチレン、スチレン/ブタジ
    エン、ポリビニルトルエン、スチレン/ジビニルベンゼ
    ン、ビニルトルエン/ターシャリーブチルスチレンなど
    の高分子またはシリコン、酸化シリコン、ガリ砒素、ガ
    ラスなどの非金属の絶縁体微小球が前記自由電子金属層
    表面に吸着されたものである請求項1または2記載のセ
    ンサ。
  4. 【請求項4】平坦な基板、該基板上にほぼ均一に配列さ
    れた高分子または非金属の絶縁体微小球層よりなり、該
    絶縁体微小球の基板と反対側の外面のほぼ半分の面上に
    薄い自由電子金属微粒子層を備えるセンサと、前記自由
    電子金属微粒子層に所定の角度で所定の光を照射すると
    ともに前記自由電子金属微粒子層からの前記照射光の反
    射光を検出する光学系と、前記自由電子金属微粒子層に
    サンプルを供給する手段とよりなることを特徴とする測
    定装置。
  5. 【請求項5】前記照射光の反射光を検出する光学系が光
    のスペクトル変化を検出するものである請求項4記載の
    測定装置。
  6. 【請求項6】前記照射光の反射光を検出する光学系が反
    射率の変化を検出するものである請求項4記載の測定装
    置。
  7. 【請求項7】前記自由電子金属微粒子層が前記サンプル
    中の特定被検体と選択的に結合する分子で修飾された請
    求項4ないし6のいずれかに記載の測定装置。
  8. 【請求項8】前記自由電子金属微粒子層の修飾が前記特
    定被検体に対する選択的結合能を有する抗体、レセプタ
    などの蛋白質およびDNA等の核酸により行われた請求
    項7記載の測定装置。
  9. 【請求項9】平坦な基板、該基板上にほぼ均一に配列さ
    れた高分子または非金属の絶縁体微小球層よりなり、該
    絶縁体微小球の基板と反対側の外面のほぼ半分の面上に
    薄い自由電子金属微粒子層を備える独立した複数のセン
    サと、該独立した複数のセンサのそれぞれに前記自由電
    子金属微粒子層に所定の角度で所定の光を照射するとと
    もに前記自由電子金属微粒子層からの前記照射光の反射
    光を検出する複数の独立した光学系と、前記独立した複
    数のセンサの自由電子金属微粒子層にサンプルを供給す
    る独立した複数の手段とよりなり、前記センサと光学系
    とは分離可能な構成とされたことを特徴とする測定装
    置。
JP13699498A 1998-05-19 1998-05-19 センサおよびこれを利用した測定装置 Expired - Lifetime JP3380744B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13699498A JP3380744B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 センサおよびこれを利用した測定装置
US09/313,782 US6331276B1 (en) 1998-05-19 1999-05-17 Sensor and measuring apparatus using the same
DE1999632289 DE69932289T2 (de) 1998-05-19 1999-05-18 Sensor und Messgerät mit dessen Nutzung
EP19990109794 EP0965835B1 (en) 1998-05-19 1999-05-18 Sensor and measuring apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13699498A JP3380744B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 センサおよびこれを利用した測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11326193A true JPH11326193A (ja) 1999-11-26
JP3380744B2 JP3380744B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=15188312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13699498A Expired - Lifetime JP3380744B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 センサおよびこれを利用した測定装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6331276B1 (ja)
EP (1) EP0965835B1 (ja)
JP (1) JP3380744B2 (ja)
DE (1) DE69932289T2 (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002057754A1 (fr) * 2001-01-19 2002-07-25 Advantest Corporation Procede et systeme pour la detection d'une substance chimique
JP2002365210A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Hitachi Ltd 生体分子検出方法
KR100377192B1 (ko) * 2000-12-30 2003-03-26 한국전자통신연구원 표면 플라즈몬 공명을 이용한 전광 센서
KR100480340B1 (ko) * 2002-11-02 2005-03-31 한국전자통신연구원 정렬된 나노 크기의 금속 구조체들을 사용하는 국소 표면플라즈몬 센서 및 그 제조 방법
JP2005283556A (ja) * 2004-03-05 2005-10-13 Canon Inc 標的物質認識素子、検出方法及び装置
JP2005322249A (ja) * 2004-05-04 2005-11-17 Infineon Technologies Ag チップカード、チップカードの製造方法、および導電性接続素子
JP2006003217A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Kyoto Univ センサチップ及びそれを用いたセンサ装置
JP2006250668A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Tatsuro Endo 非標識バイオチップ
JP2006329900A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Hitachi Ltd 生体分子相互作用測定装置及び測定方法
JP2006329631A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Hitachi Ltd 分子間相互作用検出装置およびそれを用いた分子回収装置
JP2007057458A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Fujifilm Corp バイオセンサー
JP2007085770A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Fujifilm Corp 可動式導電体を備えたバイオセンサー
JP2007508536A (ja) * 2003-10-09 2007-04-05 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 化学種又は生物種用の表面プラズモンマイクロセンサ及びナノセンサ
JP2007170932A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 金属微粒子表面プラズモン共鳴特性を可逆的に制御する方法、材料及びデバイス
JP2007170928A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Stanley Electric Co Ltd 表面プラズモン共鳴センサー素子
JP2008503776A (ja) * 2004-06-18 2008-02-07 ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア 光回路と回路素子およびそれらを形成する方法
JP2008096189A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Fujirebio Inc 蛍光測定法と、蛍光測定のための測定用チップ及びその製造方法
JP2008532097A (ja) * 2005-03-07 2008-08-14 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー メタリックナノ粒子コーティングを有する熱可塑性フィルム
JP2008538414A (ja) * 2005-04-22 2008-10-23 富士レビオ株式会社 金属コーティングを含む結合された非金属粒子を備えるセンサーチップ
US7486400B2 (en) * 2005-06-16 2009-02-03 Takao Saito Plasmon resonance structure with metal nanoparticle layers
US7629166B2 (en) 2004-09-27 2009-12-08 Hitachi, Ltd. Measuring apparatus for interaction of biomolecule
US8045141B2 (en) 2006-05-12 2011-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Detecting element, detecting device and detecting method
JP2012063154A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Epson Corp 検出装置
JP2012063155A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Epson Corp 光デバイスユニット及び検出装置
JP2012063156A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Epson Corp 光デバイスユニット及び検出装置
JP2012220329A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Seiko Epson Corp 検出装置
JP2014160021A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Nsk Ltd 標的物質捕捉装置およびそれを備えた標的物質検出装置
WO2014178385A1 (ja) * 2013-04-30 2014-11-06 日本精工株式会社 標的物質捕捉装置及び標的物質検出装置
JP5633510B2 (ja) * 2009-04-21 2014-12-03 パナソニック株式会社 プラズモンセンサとその製造方法、およびプラズモンセンサに試料を挿入する方法
JP2015135353A (ja) * 2015-05-07 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 検出装置
JP5810267B2 (ja) * 2010-05-12 2015-11-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラズモンセンサとその使用方法及び製造方法
JP2017517347A (ja) * 2014-06-10 2017-06-29 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 表面の反射特性に関連付けられた情報を判定するための装置
US10656080B2 (en) 2018-07-06 2020-05-19 Asahi Kasei Microdevices Corporation Gas detection apparatus
JP2023523990A (ja) * 2020-09-21 2023-06-08 コリア リサーチ インスティテュート オブ スタンダーズ アンド サイエンス 多重反射液浸シリコン基盤の微細流路測定装置及び測定方法

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10042003B4 (de) * 2000-08-26 2005-08-11 Robert Bosch Gmbh Materialprüfvorrichtung und deren Verwendung
US6778316B2 (en) * 2001-10-24 2004-08-17 William Marsh Rice University Nanoparticle-based all-optical sensors
JP3783677B2 (ja) * 2002-10-29 2006-06-07 株式会社日立製作所 生体物質精製方法および生体物質精製用キットおよび生体物質分析システム
EP1445601A3 (en) * 2003-01-30 2004-09-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Localized surface plasmon sensor chips, processes for producing the same, and sensors using the same
DE10314579A1 (de) * 2003-03-31 2004-10-14 Carl Zeiss Jena Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Sequenzanalyse von Nukleinsäuren
US20060240573A1 (en) * 2003-07-29 2006-10-26 Lamdagen, Llc Optical system including nanostructures for biological or chemical sensing
DE10335533A1 (de) * 2003-07-31 2005-02-17 "Stiftung Caesar" (Center Of Advanced European Studies And Research) Berührungsloser Dehnungssensor
JP4109205B2 (ja) * 2004-01-07 2008-07-02 富士フイルム株式会社 被検体検出方法
US20080037022A1 (en) * 2004-02-13 2008-02-14 Takeo Nishikawa Surface Plasmon Resonance Sensor
WO2005095927A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Omron Corporation 局在プラズモン共鳴センサ及び検査装置
US7243548B2 (en) * 2004-04-07 2007-07-17 Ut-Battelle, Llc Surface wave chemical detector using optical radiation
WO2006002141A2 (en) * 2004-06-18 2006-01-05 Wisconsin Alumni Research Foundation Detection of post-translationally modified peptides with liquid crystals
US8178046B2 (en) * 2005-02-23 2012-05-15 Sierra Sensors Gmbh Microfluidic devices with SPR sensing capabilities
WO2006132224A1 (ja) * 2005-06-09 2006-12-14 Tokyo University Of Agriculture And Technology 反射率変化型センサ、光学式測定装置、反射率変化型センサの製造方法、並びに反射率変化型センサ用自己組織化微粒子単層膜、自己組織化微粒子単層膜及びこれら単層膜の製造方法
US7471388B1 (en) * 2005-06-22 2008-12-30 University Of Central Florida Research Foundation, Inc. Frequency tunable resonant apparatus
US8023114B2 (en) * 2005-08-01 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Target substance detecting device, target substance detecting method using the same, and detecting apparatus and kit therefor
WO2008039212A2 (en) * 2005-10-21 2008-04-03 University Of California, San Diego Optical sensing based on surface plasmon resonances in nanostructures
TWI284734B (en) * 2005-12-20 2007-08-01 Nat Univ Chung Cheng Sensing apparatus containing noble metal and sensing system and method thereof
WO2007106624A2 (en) * 2006-02-07 2007-09-20 Novadaq Technologies Inc. Near infrared imaging
JP4893032B2 (ja) 2006-03-15 2012-03-07 オムロン株式会社 光学部品、光学センサ及び表面プラズモンセンサ
JP2007286045A (ja) * 2006-03-20 2007-11-01 Canon Inc 検出装置、検出素子用基板、検出素子、検出素子用キット及び検出方法
US8471217B2 (en) 2006-05-01 2013-06-25 Fujirebio Inc. Fluorescent non-metallic particles encapsulated in a metallic coating
TWI297767B (en) * 2006-05-30 2008-06-11 Nat Univ Tsing Hua Measuring apparatus and method using surface plasmon resonance
WO2008111949A2 (en) * 2006-07-05 2008-09-18 Optimax Technology Corporation Metal nanotechnology for advanced display and optical applications
JP4939182B2 (ja) * 2006-11-22 2012-05-23 キヤノン株式会社 検知素子、該検知素子を用いた標的物質検知装置及び標的物質を検知する方法
US8426152B2 (en) * 2007-01-03 2013-04-23 Lamdagen Corporation Enzymatic assay for LSPR
US7863059B2 (en) * 2007-03-16 2011-01-04 Canon Kabushiki Kaisha Target substance detection method and target substance detection kit
JP5222599B2 (ja) * 2007-07-20 2013-06-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ 核酸分析デバイス及びそれを用いた核酸分析装置
DE102007037201B4 (de) * 2007-07-31 2010-09-16 Technische Universität Dresden Element zur oberflächenverstärkten Spektroskopie und Verfahren zur Herstellung des Elements sowie seine Verwendung
JP5260339B2 (ja) * 2009-01-30 2013-08-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ 核酸分析デバイス、及び核酸分析装置
KR101251538B1 (ko) 2009-04-17 2013-04-08 (주)아벨리노 아벨리노 각막이상증 진단용 프라이머
KR101041606B1 (ko) * 2009-08-18 2011-06-15 (주)아벨리노 다중 스팟 금속 증착형 나노구조배열 각막이상증 진단용 핵산칩 및 이의 제조방법
TWI404982B (zh) * 2009-09-22 2013-08-11 Nat Univ Chung Cheng Localized plasma resonance sensing device
KR101125212B1 (ko) 2010-10-01 2012-03-21 (주)아벨리노 아벨리노 각막이상증 진단용 시스템
JP5938585B2 (ja) * 2010-10-07 2016-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラズモンセンサ
US8989232B2 (en) 2012-08-23 2015-03-24 The Regents Of The University Of California Nanoscale coaxial lasers
US20150343437A1 (en) * 2013-01-07 2015-12-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Duct device
KR20220100079A (ko) 2013-03-15 2022-07-14 아벨리노 랩 유에스에이, 인크. 대립유전자 검출을 위한 게놈 dna 주형의 개선된 단리 방법
US10889850B2 (en) 2013-03-15 2021-01-12 Avellino Lab Usa, Inc. Methods for improved isolation of genomic DNA templates for allele detection
AU2014348279B2 (en) 2013-11-15 2021-02-18 Avellino Lab Usa, Inc. Methods for multiplex detection of alleles associated with ophthalmic conditions
WO2015130980A1 (en) 2014-02-26 2015-09-03 Lamdagen Corporation Digital lspr for enhanced assay sensitivity
EP3121587A1 (en) * 2014-03-21 2017-01-25 Universidad De Cantabria Device and method for detecting biomarkers
JP2016142617A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 セイコーエプソン株式会社 電場増強素子、分析装置、及び電子機器
WO2017046179A1 (en) * 2015-09-15 2017-03-23 Daniel Aili End-cap suitable for optical fiber devices and nanoplasmonic sensors
EP3374502B1 (en) 2015-11-13 2021-10-27 Avellino Lab USA, Inc. Methods for the treatment of corneal dystrophies
GB201721611D0 (en) * 2017-12-21 2018-02-07 Univ College Dublin Nat Univ Ireland Dublin Addressable plasmonic arrays
CN208520750U (zh) * 2018-07-27 2019-02-19 京东方科技集团股份有限公司 一种光谱检测装置
EP3757549A1 (en) 2019-06-26 2020-12-30 University College Dublin, National University of Ireland, Dublin Addressable plasmonic arrays
WO2023012630A1 (en) * 2021-08-02 2023-02-09 3M Innovative Properties Company Optical system, optical construction, optically recycling multi-well plate, and optical detection system
CN114371283A (zh) * 2022-01-20 2022-04-19 厦门依加成科技有限公司 一种分区域功能化修饰的微球及其应用

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4481091A (en) * 1981-02-17 1984-11-06 At&T Bell Laboratories Chemical processing using electromagnetic field enhancement
US5023139A (en) * 1989-04-04 1991-06-11 Research Corporation Technologies, Inc. Nonlinear optical materials
US5376556A (en) * 1989-10-27 1994-12-27 Abbott Laboratories Surface-enhanced Raman spectroscopy immunoassay
GB2256477B (en) 1991-06-07 1995-03-08 Marconi Gec Ltd An optical sensor
US5151956A (en) * 1991-12-20 1992-09-29 The United Staes Of America As Represented By The Secretary Of The Army Waveguide polarizer using localized surface plasmons
JP3764779B2 (ja) 1996-03-30 2006-04-12 株式会社東北テクノアーチ 凸状領域を用いた分析方法
WO1998009153A1 (en) 1996-08-30 1998-03-05 Medifor, Ltd. Collective resonances in two-dimensional arrays for colloidal metal films
JP4209471B2 (ja) * 1997-02-20 2009-01-14 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア プラズモン共鳴粒子、方法、および装置

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377192B1 (ko) * 2000-12-30 2003-03-26 한국전자통신연구원 표면 플라즈몬 공명을 이용한 전광 센서
US7265369B2 (en) 2001-01-19 2007-09-04 Advantest Corp. Method and system for detecting chemical substance
WO2002057754A1 (fr) * 2001-01-19 2002-07-25 Advantest Corporation Procede et systeme pour la detection d'une substance chimique
JP2002365210A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Hitachi Ltd 生体分子検出方法
KR100480340B1 (ko) * 2002-11-02 2005-03-31 한국전자통신연구원 정렬된 나노 크기의 금속 구조체들을 사용하는 국소 표면플라즈몬 센서 및 그 제조 방법
JP2007508536A (ja) * 2003-10-09 2007-04-05 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 化学種又は生物種用の表面プラズモンマイクロセンサ及びナノセンサ
JP2005283556A (ja) * 2004-03-05 2005-10-13 Canon Inc 標的物質認識素子、検出方法及び装置
US7826042B2 (en) 2004-03-05 2010-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Recognition chip for target substance, and detection method and device for the same
JP4579593B2 (ja) * 2004-03-05 2010-11-10 キヤノン株式会社 標的物質認識素子、検出方法及び装置
US8023109B2 (en) 2004-03-05 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Recognition chip for target substance, and detection method and device for the same
JP2005322249A (ja) * 2004-05-04 2005-11-17 Infineon Technologies Ag チップカード、チップカードの製造方法、および導電性接続素子
JP4690108B2 (ja) * 2004-05-04 2011-06-01 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト チップカード、チップカードの製造方法、および導電性接続素子
JP2006003217A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Kyoto Univ センサチップ及びそれを用いたセンサ装置
JP4861312B2 (ja) * 2004-06-18 2012-01-25 ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア 光回路と回路素子およびそれらを形成する方法
KR101165520B1 (ko) * 2004-06-18 2012-07-17 더 트러스티스 오브 더 유니버시티 오브 펜실바니아 광 회로 및 회로 소자 및 그 형성 방법
US9008471B2 (en) 2004-06-18 2015-04-14 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Optical circuits and circuit elements
JP2008503776A (ja) * 2004-06-18 2008-02-07 ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア 光回路と回路素子およびそれらを形成する方法
US7629166B2 (en) 2004-09-27 2009-12-08 Hitachi, Ltd. Measuring apparatus for interaction of biomolecule
JP2008532097A (ja) * 2005-03-07 2008-08-14 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー メタリックナノ粒子コーティングを有する熱可塑性フィルム
JP2006250668A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Tatsuro Endo 非標識バイオチップ
US8288166B2 (en) 2005-04-22 2012-10-16 Fujirebio Inc. Sensor chip with connected non-metallic particles comprising a metallic coating
JP2008538414A (ja) * 2005-04-22 2008-10-23 富士レビオ株式会社 金属コーティングを含む結合された非金属粒子を備えるセンサーチップ
JP2006329631A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Hitachi Ltd 分子間相互作用検出装置およびそれを用いた分子回収装置
JP2006329900A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Hitachi Ltd 生体分子相互作用測定装置及び測定方法
JP4640797B2 (ja) * 2005-05-30 2011-03-02 株式会社日立製作所 生体分子相互作用測定装置及び測定方法
US7486400B2 (en) * 2005-06-16 2009-02-03 Takao Saito Plasmon resonance structure with metal nanoparticle layers
JP2007057458A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Fujifilm Corp バイオセンサー
JP2007085770A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Fujifilm Corp 可動式導電体を備えたバイオセンサー
JP2007170928A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Stanley Electric Co Ltd 表面プラズモン共鳴センサー素子
JP2007170932A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 金属微粒子表面プラズモン共鳴特性を可逆的に制御する方法、材料及びデバイス
US8045141B2 (en) 2006-05-12 2011-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Detecting element, detecting device and detecting method
JP2008096189A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Fujirebio Inc 蛍光測定法と、蛍光測定のための測定用チップ及びその製造方法
JP5633510B2 (ja) * 2009-04-21 2014-12-03 パナソニック株式会社 プラズモンセンサとその製造方法、およびプラズモンセンサに試料を挿入する方法
JP5810267B2 (ja) * 2010-05-12 2015-11-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラズモンセンサとその使用方法及び製造方法
JP2012063156A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Epson Corp 光デバイスユニット及び検出装置
JP2012063155A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Epson Corp 光デバイスユニット及び検出装置
JP2012063154A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Epson Corp 検出装置
JP2012220329A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Seiko Epson Corp 検出装置
JP2014160021A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Nsk Ltd 標的物質捕捉装置およびそれを備えた標的物質検出装置
WO2014178385A1 (ja) * 2013-04-30 2014-11-06 日本精工株式会社 標的物質捕捉装置及び標的物質検出装置
JP2017517347A (ja) * 2014-06-10 2017-06-29 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 表面の反射特性に関連付けられた情報を判定するための装置
JP2015135353A (ja) * 2015-05-07 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 検出装置
US10656080B2 (en) 2018-07-06 2020-05-19 Asahi Kasei Microdevices Corporation Gas detection apparatus
JP2023523990A (ja) * 2020-09-21 2023-06-08 コリア リサーチ インスティテュート オブ スタンダーズ アンド サイエンス 多重反射液浸シリコン基盤の微細流路測定装置及び測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3380744B2 (ja) 2003-02-24
EP0965835B1 (en) 2006-07-12
EP0965835A2 (en) 1999-12-22
EP0965835A3 (en) 2000-07-26
US6331276B1 (en) 2001-12-18
DE69932289D1 (de) 2006-08-24
DE69932289T2 (de) 2007-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3380744B2 (ja) センサおよびこれを利用した測定装置
JP4999249B2 (ja) 複数アナライトのアッセイ方法およびアッセイ装置
KR100991563B1 (ko) 표면 플라즈몬 공명 센서칩, 그 제조 방법, 표면 플라즈몬공명 센서 시스템 및 그를 이용한 분석 대상 물질 검출방법
US8304256B2 (en) Method and apparatus for detecting an analyte
US7405054B1 (en) Signal amplification method for surface plasmon resonance-based chemical detection
US7915053B2 (en) Substrate for target substance detecting device, target substance detecting device, target substance detecting apparatus and method using the same, and kit therefor
JPH10307141A (ja) プラズモン共鳴および蛍光検出を用いた生体分子相互作用の同時検出法
JP5143668B2 (ja) 検出方法、検出用試料セルおよび検出用キット
CA2721064A1 (en) Sensitive immunoassays using coated nanoparticles
JP2008025989A (ja) 局在表面プラズモン共鳴法と質量分析法によるリガンドの分析方法及びそのためのセンサー素子
JP4878238B2 (ja) 標的物質検出用の素子及びそれを用いた標的物質の検出方法、並びにそのための検出装置及びキット
JP2007218900A (ja) 標的物質検出用の素子
WO2007132795A1 (en) Detecting element, detecting device and detecting method
JP3524390B2 (ja) 生化学センサおよびこれを利用する生化学検出装置
US20080131869A1 (en) Method For Detecting An Analyte
KR20040039553A (ko) 정렬된 나노 크기의 금속 구조체들을 사용하는 국소 표면플라즈몬 센서 및 그 제조 방법
US20030104390A1 (en) Use of biosensors to diagnose plant diseases
JP2013509569A (ja) 多層機能化誘電体から反射される光の検出により分子の相互作用を直接測定するための方法
JP2006275599A (ja) 微量試料ホルダ、微量試料用センサーセット及び微量試料の検出方法
JP2002365210A (ja) 生体分子検出方法
WO2005106472A1 (ja) バイオチップの製造方法、バイオチップ、バイオチップ解析装置、バイオチップ解析方法
US7829349B2 (en) Base carrier for detecting target substance, element for detecting target substance, method for detecting target substance using the element, and kit for detecting target substance
Narayanaswamy et al. Surface plasmon resonance biosensors for food safety
Du et al. A Au nanoparticle and polydopamine co-modified biosensor: A strategy for in situ and label-free surface plasmon resonance immunoassays
WO2010066727A1 (en) A system and method for detecting the presence and/or absence of chemical or biological substances

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131213

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term