JPH11324304A - クロス貼着施工治具 - Google Patents

クロス貼着施工治具

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Publication number
JPH11324304A
JPH11324304A JP13931498A JP13931498A JPH11324304A JP H11324304 A JPH11324304 A JP H11324304A JP 13931498 A JP13931498 A JP 13931498A JP 13931498 A JP13931498 A JP 13931498A JP H11324304 A JPH11324304 A JP H11324304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
jig
bottom joint
tip
affixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13931498A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Nishijima
弘雄 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP13931498A priority Critical patent/JPH11324304A/ja
Publication of JPH11324304A publication Critical patent/JPH11324304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PALCパネルの内面の底目地に対して、ク
ロスを綺麗に貼着することができると共に、奥行きや高
さの異なる各種の底目地に対してもクロスを容易に貼着
施工することができるクロス貼着施工治具を提供する。 【解決手段】 PALCパネルの底目地7部分にクロス
8を貼着施工するための治具1であって、手で握る柄部
分2の先端に所定角度の折り曲げ部分3を設け、この折
り曲げ部分3の先端側に可撓性の押さえ部材4を取り付
けてなるクロス貼着施工治具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡セラミックス
製のパネルを建材として使用している住宅において、そ
のパネルの底目地部分にクロスを貼着施工する際に使用
するクロス貼着施工治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ニューセラミック住宅と称されている発
泡セラミックス(Precastable Autoc
laved Lightweight Ceramic
s、以下これを略称してPALCという。)を建材とし
て使用している住宅の天井面、壁面などでは、PALC
パネルの塗装処理された内面が直に露出していたり、あ
るいはクロスを貼着施工している。通常は、図4に示す
ようにPALCパネルの天井面11と壁面12とが交差
する部分に底目地13ができ、この底目地13部分にク
ロス14を貼着施工するようにしているが、この場合、
スムーサー15と称する専用治具を使用してクロス14
の貼着施工を行っている。
【0003】しかしながら、従来のスムーサー15は、
手で握る柄部分16とクロス14を押さえる先端部分1
7が直線状に形成されているため、天井面11に対して
はクロス14をスムーサー15で押さえて貼着すること
はできるが、底目地13の折り返し部分に対しては、図
4(A)に示すように柄部分16を握る手のスペースS
を必要とする関係上、スムーサー15によってクロス1
4を押さえることができず、クロス14を綺麗に貼着施
工することができない問題があった。
【0004】すなわち、図4(B)に示すように底目地
13部分の天井面11側のa面に対しては、スムーサー
15によってクロス14を押さえることができるが、b
面やc面に対しては、スムーサー15を握る手とスペー
スSとの関係から、スムーサー15を押し当てることが
できないため、底目地13部分の全ての面に対してスム
ーサー15を当接させてクロス14を貼着施工すること
は困難であり、クロス14のライン決めや折り返し部分
の貼着を綺麗に行うことができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に対処するためになされたものであり、その課題は、P
ALCパネルの内面の底目地部分に対して、クロスを綺
麗に貼着することができるクロス貼着施工治具を提供す
ることにある。また、本発明のもう一つの課題は、奥行
きや高さの異なる各種の底目地に対するクロスの貼着施
工をも容易に行うことができるクロス貼着施工治具を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかるクロス貼着施工治具は、PALC
パネルの底目地部分にクロスを貼着施工するための治具
であって、手で握る柄部分の先端に所定角度の折り曲げ
部分を設け、この折り曲げ部分の先端側に可撓性の押さ
え部材を取り付けてなることを特徴とするものであり、
柄部分の先端側に折り曲げ部分と可撓性の押さえ部材を
設けたことによって、治具先端の可撓性押さえ部材を底
目地およびその折り返し部分の全ての面に対して当接さ
せることが可能となり、底目地部分に対してもクロスを
しっかり押さえて貼着施工することができるようにな
る。
【0007】また、本発明にかかるクロス貼着施工治具
は、上記のクロス貼着施工治具において、上記折り曲げ
部分の折り曲げ角度を底目地の奥行きおよび高さ寸法に
合わせて形成してなることを特徴とするものであり、折
り曲げ部分の折り曲げ角度を底目地の奥行きおよび高さ
寸法に合わせて形成することによって、寸法の異なる各
種の底目地部分に対してもクロスの貼着施工を容易に行
うことができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
および図2に基づいて説明する。図1は本発明の実施形
態にかかるクロス貼着施工治具を示す正面図(A)とそ
の側面図(B)並びに天井ラインに対する折り曲げ角度
の関係説明図(C)、図2は同施工治具によるクロスの
貼着施工状態を示す側面図(A)と同施工治具の使用状
態の側面図(B)並びに斜視図(C)、図3は同施工治
具によるクロスの貼着の別の施工状態を示す側面図であ
る。
【0009】図中において、1はスムーサーと称するク
ロス貼着施工治具であり、手で握るための柄部分2と、
その先端側に設けられている所定角度の折り曲げ部分3
と、この折り曲げ部分3の先端に設けられている可撓性
の押さえ部材4とから構成されている。折り曲げ部分3
の角度は、PALCパネルの天井面5と壁面6とが交差
する部分にできる底目地7の奥行きと高さ寸法によって
適宜決められる。
【0010】図1の(C)は、その折り曲げ部分3の角
度の設定の仕方の一例を示したもので、折り曲げ部分3
の角度は、PALCパネルの天井ラインに対する底目地
7の奥行きと高さ寸法によって決まる角度が、例えば3
4°の場合においては、その直線に対して天井ラインと
平行に交わる線より更に小さい角度であって、底目地7
のa、b、c面の全ての面に対して、可撓性の押さえ部
材4による面押さえが可能な角度、本例の場合には、1
36°に設定されている。
【0011】しかして、上記した実施形態のようにクロ
ス貼着施工治具1を、柄部分2の先に折り曲げ部分3を
設け、この折り曲げ部分3の先端側に可撓性の押さえ部
材4を設けた構成とすることにより、図2の(A)に示
すようにPALCパネルの天井面5と壁面6とが交差す
る部分にできる底目地7にクロス8を貼着施工する場合
にも、底目地7部分のa、b、c面の全ての面に対して
クロス貼着施工治具1先端の可撓性の押さえ部材4を当
接させ、クロス8をしっかり押さえながら貼着施工する
ことができるようになる。また、図3に示すように底目
地7のb面に柄部分2を当接させ、クロス8をしっかり
押さえながら貼着施工することができるようになる。
【0012】従って、PALCパネルの底目地部分及び
折り返し部分に対しても、クロス8を綺麗に貼着するこ
とができる。また、上記のクロス貼着施工治具1は、折
り曲げ部分3の折り曲げ角度を底目地7の奥行きおよび
高さ寸法に合わせて設定することができるため、これに
よって寸法の異なる各種の底目地7に対しても、クロス
8をしっかり押さえて容易に貼着施工することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
クロス貼着施工治具によると、治具の柄部分の先に所定
角度の折り曲げ部分を設け、この折り曲げ部分の先端側
に可撓性の押さえ部材を取り付けているため、PALC
パネルの天井面と壁面とが交差する部分にできる底目地
にクロスを貼着施工する場合にも、底目地部分の全ての
面に対して可撓性押さえ部材を当接させることによっ
て、クロスをしっかり押さえた状態で貼着施工すること
ができる。従って、クロスを綺麗に貼着することが可能
となる。また、折り曲げ部分の折り曲げ角度を底目地の
寸法に合わせて設定することができるため、寸法の異な
る各種の底目地に対しても、クロスをしっかり押さえて
綺麗に貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるクロス貼着施工治具
を示す正面図(A)とその側面図(B)並びに天井ライ
ンに対する折り曲げ角度の関係説明図(C)である。
【図2】本発明の実施形態にかかるクロスの貼着施工治
具によるクロスの貼着施工状態を示す側面図(A)と同
施工治具の使用状態の側面図(B)並びに斜視図(C)
である。
【図3】本発明の実施形態にかかるクロスの貼着施工治
具によるクロスの貼着の別の施工状態を示す側面図であ
る。
【図4】従来のクロス貼着施工治具によるクロスの貼着
施工状態を示す側面図(A)とその底目地部分の拡大図
(B)である。
【符号の説明】
1…クロス貼着施工治具、2…柄部分、3…折り曲げ部
分、4…可撓性の押さえ部材、7…底目地、8…クロス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PALCパネルの底目地部分にクロスを
    貼着施工するための治具であって、 手で握る柄部分の先端に所定角度の折り曲げ部分を設
    け、この折り曲げ部分の先端側に可撓性の押さえ部材を
    取り付けてなることを特徴とするクロス貼着施工治具。
  2. 【請求項2】 上記折り曲げ部分の折り曲げ角度を底目
    地の奥行きおよび高さ寸法に合わせて形成してなること
    を特徴とする請求項1記載のクロス貼着施工治具。
JP13931498A 1998-05-21 1998-05-21 クロス貼着施工治具 Pending JPH11324304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13931498A JPH11324304A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 クロス貼着施工治具

Applications Claiming Priority (1)

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JP13931498A JPH11324304A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 クロス貼着施工治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11324304A true JPH11324304A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15242430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13931498A Pending JPH11324304A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 クロス貼着施工治具

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JP (1) JPH11324304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012237120A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Toli Corp 地ベラ及び地ベラセット

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