JP3111780U - 建築材料 - Google Patents
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Abstract
【課題】 飾り縁や廻り縁等縁材その他の建築材料であって、建築作業現場等における建築物その他への取り付け作業を簡単に行ない得るようにした。
【解決手段】 本考案の建築材料は、建物等への取り付け面に粘着剤を均一に塗布し、更に粘着剤を塗布した面に剥離紙を設けた構成であって、作業現場にてこの建築材料を取り付け固定する際に剥離紙を除いて粘着剤を露出させた上、この粘着剤が塗布されている面をこの建築材料を取り付ける面に圧着させて取り付け固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本考案の建築材料は、建物等への取り付け面に粘着剤を均一に塗布し、更に粘着剤を塗布した面に剥離紙を設けた構成であって、作業現場にてこの建築材料を取り付け固定する際に剥離紙を除いて粘着剤を露出させた上、この粘着剤が塗布されている面をこの建築材料を取り付ける面に圧着させて取り付け固定する。
【選択図】 図1
Description
本考案は建築材料に関するもので、特に家屋の建築や改装の際に簡単に接合、組み立てが可能な建築材料に関する。
建築材料例えば飾り縁(廻り縁)等は、予め製造した材料を建築現場に運搬し、設計にもとづいて所定の位置に取り付ける作業が行なわれる。
このような作業は、建築材料を建物の壁や天井等の取り付け位置に釘にて取り付け固定するか建物の壁や天井等での取り付け面に接着剤を塗布し、その後所定位置に接着固定するものである。
そのため、現場での作業が容易ではなく、時間を要する。例えば比較的大きな、長い建築材料では、広い面積にわたって接着剤を均一に塗布し、その後接着剤が最も接着性の良い状態になった時にこれを接合すべき箇所に圧着して固定することにより取り付けられる。
そのため、建築材料の取り付けに時間を要し、一定の経験を有する作業者による作業が必要となる。
また、取り付け作業の際に接着剤を用いるために溶剤等による悪臭を発する等の問題もある。
特に、既に使用している建築物の改装その他で、内装の変更等の場合、前記悪臭の問題は作業者のみならず、建物を使用するもの(居住者)にも影響を及ぼすこととなる。
本考案が解決しようとする課題は、前述のように従来現場での作業が面倒であり、時間を安く、また接着剤の使用による悪臭の問題等を解決しようとするものである。
本考案は、建築材料を現場に運搬した後は、その取り付けが極めて簡単な建築材料を提供するものである。
本考案の建築材料は、その建築物への取り付けに際し取り付け面となる面に接着剤(粘着剤)を塗布し、その接着剤(粘着剤)の表面に剥離紙を貼った構成である。
以上のように、本考案の建築材料は、その製造時に建物等への取り付け面(接合面)にのり(接着剤)を均一に塗布し、その上に更に剥離紙を設けたもので、この本考案の建築材を現場に運搬し、取り付ける際に前記の剥離紙を剥離して接着取り付けものである。
本考案の建築材料は、現場にて接着により取り付ける際に、単に剥離紙を剥離した後に取り付け部分に圧着固定させることにより容易に取り付けが可能であるという効果を有する。
次に本考案の実施の形態を図面をもとに説明する。
図1は本考案の建築材料の実施例1の断面図である。
図1に示す本考案の実施例の建築材料は、部屋の壁、天井と壁との境界部分、壁と床との境界等に用いる廻り縁(飾り縁)を例としたもので、図に示す断面形状であって図面の前後(紙面に直角な方向)に伸びる例えば木製の材料である。
本考案の建築材料は、この例のような従来より知られている材料をもとにしている。
この図の(A)に示すように、例えば本考案は、建築材料1において、その取り付け面1aに例えばアクリル系の接着剤(粘着剤)1を均一に塗布したものに、シリコンよりなる剥離紙を設けた構成である。
ここで剥離紙3は、接着剤2の接着作用が失われないように又、他の物と取り付け面1aが当たること等の際の保護を目的とするもので、剥離紙3を剥離する際に容易に剥離し得るので、剥離紙3を剥離することによって、接着面を取り付け部分に容易に接合し得るようにしたものである。
したがって、作業現場において、建築材料の接合面(取り付け面)に均一に接着剤を塗布する作業は必要なく、接合が極めて簡単になり、又悪臭等の問題も発生しない。
この図1に示す実施例の例えば図2に示すような部屋の壁面に取り付けて使用される。
例えば、図1のうち(A)に示す建築材料は、図2の壁面17に廻り縁12として用いられるもので、壁面17に接合させて取り付けられる。
本考案の建築材料は、前述のように図1の(A)における接合面(取り付け面)1aに粘着剤(接着剤)2を予め均一に塗布し他面に剥離紙3を貼った構成である。
したがって、現場にて、所定の長さに切断した後に、裏面(接合面)の剥離紙3をはがして露出した粘着剤2を例えば図2の壁17の中央部分に圧着して固定する。
また、図1の(B)は本考案の実施例である他の廻り縁の断面図で、図2における壁面17と床18との境界部分に固定するものである。
図1の(B)に示す本考案の建築材料も木製の廻り縁6の背面6aに粘着剤を均一に塗布した上に剥離紙8を設けたものである。
そして、作業現場において剥離紙8を除いた後に粘着剤7を利用して所定の位置に接着固定するものである。
この図1の(B)の実施例は、例えば図2に示す部屋の壁面17のうちのその下端部分である床18との境界部分に、前記の方法にて接着固定することにより、図2に示す廻り縁13のように固定される。
以上述べた図1に示す実施例は、図2に示す部屋の廻り縁12又は13を例としたものであるが、天井16と壁17との境界部分の廻り縁11用の本考案の建築材料や、部屋の入口19の周辺部に用いる建築材料も従来使用されている木製の材料の接着面に予め粘着剤を均一に塗布したものの表面に剥離紙を設けることにより、本考案の建築材料を構成することができる。
更に、前記の廻り縁等は本考案の一例であって、その他の建築材料の取り付けにも本考案を適用し得る。
更に、木製の建築材料に限らず、木以外の材料よりなる建築材料にも本考案を適用することができ、例えば発泡スチロール、ポリウレタン、ガラス繊維強化プラスチックを材料として建築材料にも本考案を適用し得る。
このように、従来の接着剤を用いて取り付け固定していた材料にも、本考案を適用し得る。
本考案は、各種の建築材料への利用が可能であり、これによって作業が極めて簡単になる。
1 建築材料
2 粘着剤
3 剥離紙
2 粘着剤
3 剥離紙
Claims (1)
- 取り付けの際に取り付け面となる面に粘着剤を均一に塗布し、更に前記粘着剤の表面に剥離紙を設けた建築材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001495U JP3111780U (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 建築材料 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005001495U JP3111780U (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 建築材料 |
Publications (1)
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JP3111780U true JP3111780U (ja) | 2005-07-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005001495U Expired - Fee Related JP3111780U (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 建築材料 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3111780U (ja) |
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2005
- 2005-03-23 JP JP2005001495U patent/JP3111780U/ja not_active Expired - Fee Related
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