JP2005530066A - 床材用の改良仕上げ - Google Patents

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Abstract

本発明は、床材用の仕上げ材ユニット(11)であって、床を固定するよう適合させた下部(12b)と隣接する壁を固定するよう適合させた上部(12a)とを有し、上部(12a)に隣接する下部(12b)の領域がその領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、仕上げ材ユニットを床材に貼着するのに使用される並びに/又は適している床または壁に、仕上げ材ユニットを貼着するのに適している貼着手段(14)を設けられた仕上げ材ユニットと、床材の施工に仕上げ材ユニットを使用する方法と、仕上げ材ユニットと表部材を備えた、床材の縁端部の間の継ぎ目を床材が施工される領域の隅角で密閉するためのシーリング材キットと、を提供する。

Description

本発明は、仕上げ床材に関し、特に自己折り上げ床材の縁端部の間の継ぎ目を密閉する手段に関する。
合成床材のような床材を施工する場合、床材の縁端部は、出来上がった被覆された床が整った審美的満足のいくものとなるように仕上げる必要がある。こうした仕上げは、床面の終端部と床材の端がそろうような寸法に床材を裁断して行ってもよい。あるいは、床材の長さが隣接する壁まで続いて立ち上がりそこへ貼着されるように、床材を床よりも大きい寸法に裁断してもよい。
床材がこの方法で壁の下部へ立ち上げて施工される場合、折り上げ部分は床と壁とが交わる端部に形成されるのが望ましい。これは一般に折り上げ形成材を用いて行われ、この折り上げ形成材は壁と床とにコンタクト接着剤で貼着されて湾曲面を生成し、この湾曲面を覆って床材を施工できる。
そこで、床材の縁端部の仕上げが問題となる。この仕上げは一般に、見切り材ユニットを使用して行われ、この見切り材ユニットは適切な高さで壁に貼着される。その後、整った仕上げとなるように、床材の縁端部は見切り材ユニットに貼着することができる。
この方式による既知の床材の施工方法は複雑で、何故なら、床材の縁端部の間の継ぎ目に防水密閉性を持たせるため、床材が施工される室内の隅角で継ぎ目を熱溶接する必要があるからである。
綺麗で効果的な熱溶接接合の形成には、技能と経験を要する。一般に溶接される床材の縁端部には、まず溶接材料を受け入れる溝をつける必要がある。次に、溶接材料は、溶接ガンを使用して継ぎ目に塗布しなければならない。一旦溶接部が冷えると、余分な溶接材料を取り除かねばならず、最後に、きれいな仕上げにするため、溶接部を鋭利な刃物で面取しなければならない。この工程の問題は、防水密閉性が毎回保証されるわけではない、という点である。
DE 19623628 A US 5953881A DE 29506296 U US 5850716 A GB 2303857 A GB 999829 A
本発明の目的は、これらの問題を改善することである。
本発明は、床材用の仕上げ材ユニットであって、床に固定するように適合させた下部と、隣接する壁に固定するように適合させた上部とを有し、前記上部に隣接した前記下部の領域が、前記領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、前記仕上げ材ユニットは、壁または床に面する裏打ち部分と、床材に面する表部分とを有し、前記裏打ち部分および/または表部分には、前記仕上げ材ユニットを前記床材に貼着するのに使用される並びに/又は適している前記床または壁に、前記仕上げ材ユニットを貼着するのに適している貼着手段が設けられることを特徴とする仕上げ材ユニットである。
本発明は、床材用の仕上げ材ユニットであって、床に固定するように適合させた下部と、隣接する壁に固定するように適合させた上部とを有し、前記上部に隣接した前記下部の領域が前記領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、前記仕上げ材ユニットの前記下部および前記上部は実質的に硬質で、前記仕上げ材ユニットは、壁または床に面する裏打ち部分と、床材に面する表部分とを有することを特徴とする仕上げ材ユニットである。
本発明の仕上げ材ユニットにとって、実質的に硬質の上部および下部を有することは有利である。実質的に硬質の上部および下部を有する仕上げ材ユニットは、その上に床材を施工できる一貫した面を提供する。例えば、実質的に硬質の上部および下部を使用することで、一貫して滑らかおよび/または一様な面を提供できる。
本発明によるシーリング材キットの使用は、熱溶接を使用する必要がなくなるので、床材の縁端部の間の継ぎ目の密閉を容易にする。さらに、防水密閉性も保証する。また熱溶接できない床材を、自己折り上げ施工で使用可能にする利点を有する。キットの使用は、表および裏打ち部材が継ぎ目を補強するのに従い、床材の縁端部はマスチックによる密閉が可能となる。
表部材は、好ましくはJ字型の縦断面を有する形状をしている。裏打ち部材は、好ましくは粘着層で、より好ましくは表と裏の両面に、裏打ちを施される。粘着層は、使用前は剥離紙で保護される。こうした粘着層の存在により、床材の縁端部を密閉する前に裏打ち部材または床材に接着剤を塗布する必要がなくなるので、シーリング材キットを用いた床材の縁端部の間の継ぎ目の密閉作業は速くなる。
本発明の第1の実施形態によると、床材用の仕上げ材ユニットは、床に固定するように適合させた下部と隣接する壁に固定するように適合させた上部とを有し、上部に隣接した下部の領域が前記領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、仕上げ材ユニットは壁または床に面する裏打ち部分と床材に面する表部分とを有し、裏打ち部分および/または表部分には、仕上げ材ユニットを床材に貼着するのに使用される並びに/又は適している床または壁に、仕上げ材ユニットを貼着するのに適している貼着手段が設けられる。
好ましくは、第1実施形態による仕上げ材ユニットは、実質的に硬質の上部および下部の両方を有する。
本発明の別の第1の実施形態によると、床材用の仕上げ材ユニットは、床に固定するように適合させた下部と隣接する壁に固定するように適合させた上部とを有し、上部に隣接した下部の領域が前記領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、仕上げ材ユニットの下部および上部は実質的に硬質で、仕上げ材ユニットは壁または床に面する裏打ち部分と床材に面する表部分とを有する。
好ましくは、別の第1の実施形態の仕上げ材ユニットには、仕上げ材ユニットを床材に貼着するのに使用される並びに/又は適している床または壁に、仕上げ材ユニットを貼着するのに適している貼着手段が設けられる。
本発明の仕上げ材ユニットにとって、実質的に硬質の上部および下部を有することは有利である。実質的に硬質の上部および下部を有する仕上げ材ユニットは、その上に床材を施工できる一貫した面を提供する。例えば、実質的に硬質の上部および下部を使用することで、一貫して滑らかおよび/または一様な面を提供できる。
好ましくは、本発明の仕上げ材ユニットは、表面および裏面を有する裏打ち部分と、上部および下部とを備えており、上部に隣接した下部の領域は、その領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合されている。
裏打ち部分の表面および裏面の少なくとも1つには、好ましくは貼着手段が設けられる。より好ましくは、裏打ち部分の表面および裏面の両方に貼着手段が設けられる。
好ましくは、裏打ち部分の面の一部あるいは全部に、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤が施される。硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤は、好ましくは剥離可能な保護ライナで覆われており、それが剥がされると、ユニットを面に貼着するのに使用してもよいように、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を露出する。このライナは、例えば、少なくとも粘着剤と接触する面がシリコンでコーティングされた紙のような、好ましくは両面をシリコンでコーティングされた紙のような、適切に処理された紙でよい。
裏打ち部分は、好ましくは実質的にJ字型の縦断面を有し、より好ましくは実質的に真直ぐな上部と湾曲した下部とを備えている。好ましくは、裏打ち部分は硬質である。裏打ち部分は、硬質ポリ塩化ビニルのような硬質プラスチック素材から作られるのが好ましい。
さらに、裏打ち部分の一部あるいは全部に起伏があると好ましい。好ましくは、裏打ち部分は、例えば硬質ポリ塩化ビニルのような硬質プラスチック素材のような硬質素材から形成される。この結果、損傷するあるいは故障する傾向がより少ない、より強いユニットとなるので、起伏材料を使用することは有益である。さらに、起伏材料は、状態の悪い壁または床仕上げをカバーすることが可能で、隅角で留め継ぎがより容易に形成できるようにする。
好ましくは、裏打ち部分の下部の一部あるいは全部が、実質的に四半円形である。四半円の半径は、必要な折り上げの寸法に応じて、適切な寸法の湾曲を与えるように選択してよい。
仕上げ材ユニットは、どのような適切な長さおよび高さで提供されてもよい。
仕上げ材ユニットには、ユニットを使用する壁または床面に対して貼着する手段が設けられていると適切である。好ましくは、ユニットの裏打ち部分の裏面の一部あるいは全部に、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤が施される。硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤は、例えば、純アクリル接着剤のようなアクリル系接着剤でよい。接着剤は上に記載したように剥離可能な保護ライナで覆われていると好ましい。
硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤は、ユニットの裏打ち部分の裏面の一部あるいは全部を覆って、ユニットに直接施されてもよい。好ましくは、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤は、ユニットの裏打ち部分の裏面の一部あるいは全部を覆う一片の材料を伴って、ユニットの上に間接的に施されてもよく、こうした材料はいずれかの適切な手段でユニットに貼着され、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤のコーティングを施される。この材料は、どのような適切な材料でもよい。例えば、発泡材のような緩衝材料が考えられる。
仕上げ材ユニットは、面に対するユニットの貼着に使用するのに適した穴を1つ以上設けるように適合させてもよい。例えば、穴は、ねじのような物理的締め付け手段を用いてユニットの面に対する貼着を可能にするために適した裏打ち部分に設けてもよい。
好ましくは、さらに仕上げ材ユニットには、床材をユニットに貼着する手段が設けられる。例えば、ユニットの裏打ち部分の表面の一部あるいは全部が、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤で覆われてもよい。硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤は、上に記載したような接着剤であることが好ましい。接着剤は、ユニット上に直接施されてもよい。好ましくは、接着剤は、上に記載したような方法でユニット上に間接的に施されてもよい。接着剤は、上に記載したようにライナで覆われていることが好ましい。
好ましくは、裏打ち部分の表面および裏面の両方ともに、保護用の剥離紙で覆われた硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤が施される。
本発明の仕上げ材ユニット上に硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を使用することで、壁、床、および床材といった面に対してユニットを貼着するのにコンタクト接着剤を使用する必要性はなくなる。このことは、健康および安全上の観点から有益である。そうした施工での使用に適した標準的コンタクト接着剤は、例えば、壁と床面に対する折り上げ形成材の貼着および折り上げ形成材に対する床材の貼着に一般に使用されるものは、トルエンのような溶剤を含む傾向があり、こうした溶剤は適切な換気を要するか、あるいは他の健康および安全上の要求基準に制約される。水分は蒸発が遅く従って接着剤を使用できるようになるまでに時間がかかるので、水性溶剤は一般にそうした施工には適さない。明らかに、裏打ち部分の表および裏面の両方に、保護用の剥離紙で覆われた硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤が施されることは、特に有益である。
さらに、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を施されたユニットは、覆っているライナを剥がして面に接合するだけでよいので、コンタクト接着剤を使用するユニットよりも設置が速く、その一方でコンタクト接着剤が使用される場合は、まず貼着される両面に接着剤を塗布し、その後接着剤が硬化するのを待ってから面を合わせて貼着する必要がある。
仕上げ材ユニットの上部は、床材の縁端部を受け入れる下向きの溝を設けるように適合させてもよい。仕上げ材ユニットは見切り部分を含んでもよく、この場合見切り部分は裏打ち部分の上部の表面と共に、実質的に裏打ち部分の下部の方を向いた入り口を有する溝を形成する。
従って本発明は、床および隣接する壁の間に折り上げ領域を形成できるようにし、壁に施工される床材の縁端部に綺麗な仕上がりを持たせるための見切りをつけられるようにする、両方を可能にするワンピースシステムを提供してもよい。
見切り部分および表面は好ましくは共に、閉奥部よりも入り口の方が狭い溝を形成する。溝は、ユニットの長さの全長もしくは実質的に全長に沿って伸びているのが好ましい。
見切り部分は、裏打ち部分と一体型でもよく、あるいは裏打ち部分に貼着されてもよい。好ましくは、見切り部分は裏打ち部分の上部の縁端部もしくはこれに近接して貼着される。例えば、見切り部分は、接着剤を用いて裏打ち部分の上部の最上縁端部に貼着されてもよい。
見切り部分は、好ましくは弾力性を持つ。好ましくは、見切り部分は、軟質ポリ塩化ビニルのような軟質プラスチック素材から作られる。見切り部分は、裏打ち部分の上部の表面と共に溝を形成する溝形成部分と、使用の際ユニットが貼着される壁に対して適合するように寸法を合わせて作られた直立部分とを備えていることが好ましい。直立部分は、例えば、ユニットの裏打ち部分の線を実質的にたどっている。直立部分を備えた弾力的見切り部分の使用は、例えば壁タイル、防水塗料、あるいはラミネートシートといった壁または壁仕上げとの防水性のある継ぎ目の形成に、ユニットの使用を可能にするので、有益である。
別の方法として、仕上げ材ユニットには、見切り部分が設けられていなくてもよい。このような場合、床材の仕上げは、技術的に既知の従来型見切り材ユニットを使用して行ってよい。好ましくは、見切り材ユニットは、壁に固定するよう適合させた裏部分と表部分を備えており、裏部分と表部分は共に下向きの溝を形成する。見切り材ユニットの裏部分の面の一部あるいは全部に、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤が施されてもよい。好ましくは、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤には、上に記載したように剥離可能な保護ライナが設けられる。
仕上げ材ユニットが一体型見切り材ユニットを備えていない場合、裏打ち部分の上部は、好ましくは頭部に向かって先細りとなり、上部の最上縁端部は、下部に隣接する上部の部分より厚みが少ない。これにより、一様でない壁面をカバーする仕上げ材ユニットの性能は向上する。
したがって本発明はさらに、上に記載したような仕上げ材ユニットと上に記載したような見切り材ユニットとを備えている仕上げシステムを提供する。
さらに本発明は、本発明の第1実施形態あるいは別の第1実施形態による仕上げ材ユニットを備えた折り上げキットと、粘着システムと、場合により、上に記載したような見切り材ユニットとを提供し、粘着システムは、剥離可能な保護層で覆われた硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を両面に施した発泡体もしくは紙のような基盤を含んでいる。
さらに本発明は、1片の床材の縁端部を仕上げる方法を提供し、この方法は、上記に詳述した通り仕上げ材ユニットの全長を壁および隣接する床の部分に貼着するステップと、床材の縁端部を仕上げ材ユニットの表面に貼着するステップと、床材の縁端部がユニットの下向きの溝内で固定可能な寸法に床材を裁断するステップとを含んでいる。
好ましい方法では、仕上げ材ユニットは、少なくとも上に記載したように硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を用いて、壁および隣接する床に貼着される。好ましくは、裏打ち部分の裏面の硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を覆うあらゆるライナが剥がされ、その後、ユニットは、仕上げが必要な壁および隣接する床の部分に接着剤によって貼着される。
ユニットを壁および隣接する床に貼着するのに、アルトロマスチック(Altromastic)のようなマスチックが使用されるとさらに好ましい。これは、ユニットを壁および隣接する床に貼着する前に、裏打ち部分の裏面に適切に塗布されてもよい。硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤に加えてマスチックの使用は、壁または床面にあるあらゆる起伏を吸収するだけでなく、初期粘着性も提供する。
さらに、床材の縁端部は、少なくとも上に記載したように硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を用いて仕上げ材ユニットに貼着されるのが好ましい。好ましくは、裏打ち部分の表面の硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を覆うあらゆるライナが剥がされ、その後、床材は、ユニットの裏打ち部分の表面に接着剤によって貼着される。
一旦床材が裏打ち部分の表面に貼着され、それに続いて、床材の縁端部が溝に差し込めるような寸法に裁断され、縁端部が溝の内側に貼着されると、さらに好ましい。好ましくは、床材の縁端部は、溝の内側に、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を用いて貼着される。
本発明によると、床および壁に施工される自己折り上げ床材の縁端部の間の継ぎ目を密閉するシーリング材キットが提供され、このキットは、本発明による仕上げ材ユニットの形状をした裏打ち部材を少なくとも1つと、少なくとも1つの表部材とを含み、この裏打ち部材は、壁固定部分と、床固定部分と、壁固定部分を床固定部分に結合する部分とを有する形状で、また表部材はこれに対応した形状をしている。
表部材は好ましくは、表部材を裏打ち部材に結合できるようにする結合形成部を少なくとも1つ有する。裏打ち部材は好ましくは、結合が形成できるようにする対応形成部を少なくとも1つ有する。表部材上の形成部は、好ましくはスパイクのような突起形成部で、より好ましくは、一旦裏打ち部材の上の対応形成部の中へ挿入されると引き抜くのが難しくなるような逆棘がついている。裏打ち部材の対応形成部は、好ましくは受け入れ形成部であり、より好ましくは、裏打ち部材は、表部材から突起形成部を受け入れるのに適した対応穴を少なくとも1つ形成する。
結合形成部および対応形成部は、好ましくは、裏打ち部材と表部材との間に形成される隙間を床材の受け入れ可能な程十分広くとるのに適切な寸法であり、並びに/又はそうなるように配置される。
結合形成部および対応形成部は、好ましくは、表および裏打ち部材の部分で、壁固定部分を床固定部分に結合する部分に設けられる。これは、一般に裏打ち部材と床または壁との間には空間が存在し、裏打ち部材を超えて突出する結合形成部のあらゆる部分を収容するからである。
本発明によるシーリング材キットの使用は、熱溶接を使用する必要がなくなるので、床材の縁端部の間の継ぎ目の密閉を容易にする。さらに、防水密閉性も保証する。また熱溶接できない床材を、自己折り上げ施工で使用可能にする利点を有する。キットの使用は、表および裏打ち部材が継ぎ目を補強するのに従い、床材の縁端部はマスチックによる密閉が可能となる。
シーリング材キットは、好ましくは床材が施工される領域の隅角で床材の縁端部の間の継ぎ目を密閉するためにある。裏打ち部材は、好ましくはこの隅角に適合する形状をしている。
裏打ち部材は、好ましくは硬質プラスチック素材から形成される。表部材は、好ましくは軟質プラスチック素材から形成される。より好ましくは、表部材は、床材の色に調和するよう彩色されたプラスチック素材から形成される。
表部材は、好ましくはJ字型の縦断面を有する形状をしている。裏打ち部材は、好ましくは粘着層で、より好ましくは表と裏の両面に、裏打ちを施される。粘着層は、使用前は剥離紙で保護される。こうした粘着層の存在により、床材の縁端部を密閉する前に裏打ち部材または床材に接着剤を塗布する必要がなくなるので、シーリング材キットを用いた床材の縁端部の間の継ぎ目の密閉作業は速くなる。
本発明の具体的実施形態を、図面を参照してさらに説明する。
図1、2、3、4は、本発明の実施形態を示す。床材用の仕上げ材ユニット11、111は、床を固定するよう適合させた下部12b、112bと、隣接する壁を固定するよう適合させた上部12a、112aとを有し、上部に隣接する下部の領域はその領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合されている。
仕上げ材ユニット11、111は、裏打ち部分12、112を備えている。ユニットは、高さ100mm、奥行き38mmである。
裏打ち部分12、112は、実質的にJ字型で、実質的に真直ぐな上部12a、112aと、湾曲した下部12b、112bとを備えている。湾曲した下部は、実質的に四半円形で、湾曲の半径は38mmである。裏打ち部分は、隆起した硬質ポリ塩化ビニルから作られる。
裏打ち部分12、112の裏面には、ユニットの全長に沿って保護された粘着片14、114が設けられている。これは発泡素材片を備えており、保護用の剥離紙で覆われた実質的に硬化した接着剤の層で覆われている。接着剤は純アクリル系接着剤で、ライナは両面をシリコンでコーティングされた天然着色紙である。ライナおよび接着剤の厚みは220μmである。発泡材の厚みは0.8mmである。
さらに裏打ち部分12、112の表面にも、ユニットの全長に沿って保護された粘着片14、114が設けられている。保護された粘着片は、裏打ち部分の表面のほぼ全長を覆う。
図1、2に示す仕上げ材ユニット11には、さらに見切り部分13が設けられる。見切り部分13は、溝形成部分13aと直立部分13bとを備えている。溝形成部分13aは、裏打ち部分の表面と共に溝15を形成するような形状をしており、溝は実質的に下向きのU字型で、溝への入り口は閉奥部よりも狭い。溝15は深さ12mmで、閉奥部に向かって4mmの最大幅と、入り口で幅1.5mmを有し、ユニットの全長に渡って伸びる。直立部分13bは、大体裏打ち部分12の線をたどるが、裏打ち部分の裏面方向にわずかに反っている。見切り部分13は軟質ポリ塩化ビニルから作られる。
図3、4に示す仕上げ材ユニット111は、裏打ち部分112の上部112aの上端に先細部分116を有する。図3、4に示す仕上げ材ユニット111は、技術的に既知の従来型の見切り材ユニットと合わせて適宜使用してもよい。先細部分116の下端は奥行き2mmで、先細部分116の上端は奥行き0.5mmである。
上記の仕上げ材ユニットの寸法は例示的であり、他の寸法の仕上げ材ユニットを適宜使用してもよいことは理解されるべきである。
好ましい実施形態の仕上げ材ユニットは、次のように使用されると適切である。
最初に、仕上げ材ユニットを望ましい長さに裁断する。一般に、仕上げ材ユニットは、必要な長さで裁断できる2mの長さで用意されると考えられる。次に、裏打ち部分の裏面上の硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を覆うライナを剥がす。アルトロマスチックのようなマスチックを裏打ち部分の裏面に塗布してもよい。その後、ユニットは、裏打ち部分の湾曲した下部が床と壁との間の継ぎ目を覆うように、仕上げが必要な壁および隣接する床の部分に、接着剤およびマスチックを用いて貼着される。
床材素材は、おおよそ必要な寸法に裁断され、床に施工される。次に、裏打ち部分の表面上の硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を覆うライナが剥がされ、この接着剤は、床材の縁端部をユニットの表面に貼着するために使用される。床材は、その後、裏打ち部分の表面と見切り部分との間に形成される溝に適合するような寸法に裁断してよい。別の方法として、床材は、従来型の見切り材ユニットに設けられた溝の中に適合するような寸法に裁断してもよい。それから、床材の縁端部は、その溝の中へ挿入される。
図5〜8に示す表部材210は、折り上げの外形と同様のJ字型縦断面を有する。言い換えれば、折り上げの上部と同様の直線壁固定部分215と、壁が床と交わる所の折り上げの下部と同様の湾曲結合部220と、直線床固定部分225とを有する。
突起形成部230は結合部220の上に設けられており、図9により詳細を示す。突起形成部230は、表部材210を裏打ち部材に結合するよう配置される。それら突起形成部は、円錐形先端235を備えた細長い本体を有する。先端235の根元の直径は、本体の直径より大きく、つまり突起形成部は逆棘を有する。突起形成部はさらに肩240を有し、肩240の先端と先端235の根元との間には裏打ち部材の厚みを収容するのに十分な距離が有る。
裏打ち部材250、280は、実質的に硬質のプラスチック素材から作られ、表部材210より幅が広い。裏打ち部材250は出隅に適合するように配置される一方で、裏打ち部材280は入隅に適合するように配置される。各裏打ち部材は、直角を形成する255、290および260、285という2つの部分を有し、それによって部屋の隅角において裏打ち部材と壁とを端をそろえて置くことができる。表部材210と同様に、裏打ち部材250、280はJ字型縦断面を有する。裏打ち部材は、表部材の突起形成部230を受け入れるように配置された1組の穴270を形成する。穴270の直径は、突起形成部230の円錐形先端235の根元の直径より小さい。
裏打ち部材250、280の表側には、剥離紙300で保護された粘着層295が設けられ、裏打ち部材に対する床材の接着機能を果たす。別の粘着層および剥離紙が、壁に対する裏打ち部材の接着用として、裏打ち部材250、280の反対面に設けられる。
使用の際、自己折り上げ床材は隅角に適合され、適切な裏打ち部材250、280は、当該隅角が出隅250か入隅280かに応じて選択される。床材は、隅角で密閉される縁端部を用意するため、まず裁断されなければならない。裏打ち部材250、280は、使用するには裏面の接着剤からライナを剥がして準備し、隅角へ接着される。裏打ち部材の表側のライナ300は、その後に剥がされ、それによって床材は隅角に施工可能となる。次に、床材の縁端部はマスチックで密閉される。マスチックの別の層は、表部材210の背面に塗布され、これはその後隅角に貼り付けられ、それによって突起形成部230が裏打ち部材250、280の穴270に固定する。
ここに示した実施形態の変形として、本発明の範囲を変更することなく、より魅力的な仕上がりの床を提供するため、シーリング材キットが共に使用される床材の色に調和した色のプラスチック素材から表部材を形成して作ることができ、また突起形成部230は肩240を有していなくてもよいことは、理解されるであろう。
本発明の仕上げ材ユニットの断面図である。 図1の仕上げ材ユニットの斜視図である。 本発明の別の仕上げ材ユニットの断面図である。 図3の仕上げ材ユニットの斜視図である。 本発明によるシーリング材キットの表部材の斜視図である。 出隅を有する領域に施工される床材の密閉用の、本発明によるシーリング材キットの第1表部材の水平断面図である。 入隅を有する領域に施工される床材の密閉用の、本発明によるシーリング材キットの第2表部材、の水平断面図である。 突起形成部を有する本発明によるシーリング材キットの表部材の垂直断面図である。 突起形成部の詳細図である。 出隅を有する領域に施工される床材の密閉用の、本発明によるシーリング材キットの第1裏打ち部材の図である。 入隅を有する領域に施工される床材の密閉用の、本発明によるシーリング材キットの第2裏打ち部材の図である。
符号の説明
11,111 仕上げ材ユニット
12,112 裏打ち部分
12a,112a 上部
12b,112b 下部
13 見切り部分
13a 溝形成部分
13b 直立部分
14,114 粘着片
15 溝
116 先細部分
210 表部材
215 直線壁固定部分
225 直線床固定部分
230 突起形成部
235 円錐形先端
240 肩
250,280 裏打ち部材
270 穴
295 粘着層
300 剥離紙,ライナ

Claims (24)

  1. 床材用の仕上げ材ユニットであって、床に固定するように適合させた下部と、隣接する壁に固定するように適合させた上部とを有し、前記上部に隣接した前記下部の領域が、前記領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、前記仕上げ材ユニットは、壁または床に面する裏打ち部分と、床材に面する表部分とを有し、前記裏打ち部分および/または表部分には、前記仕上げ材ユニットを前記床材に貼着するのに使用される並びに/又は適している前記床または壁に、前記仕上げ材ユニットを貼着するのに適している貼着手段が設けられる、仕上げ材ユニット。
  2. 前記上部および下部は実質的に硬質である、請求項1に記載の仕上げ材ユニット。
  3. 床材用の仕上げ材ユニットであって、床に固定するように適合させた下部と、隣接する壁に固定するように適合させた上部とを有し、前記上部に隣接した前記下部の領域が前記領域を覆って施工される床材が湾曲面を形成するように適合され、前記仕上げ材ユニットの前記下部および前記上部は実質的に硬質で、前記仕上げ材ユニットは、壁または床に面する裏打ち部分と、床材に面する表部分とを有する、仕上げ材ユニット。
  4. 前記裏打ち部分および/または表部分には、前記仕上げ材ユニットを前記床材に貼着するのに使用される並びに/又は適している前記床または壁に、前記仕上げ材ユニットを貼着するのに適している貼着手段が設けられる、請求項3に記載の仕上げ材ユニット。
  5. 前記貼着手段は、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤で、好ましくは剥離可能な保護ライナで覆われており、それが剥離されると、前記ユニットを面に貼着するのに使用してもよいように、前記硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を露出する、請求項1あるいは4に記載の仕上げ材ユニット。
  6. 前記硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤は、前記接着剤と前記ユニットとの間に一片の発泡材を含むことで、前記ユニットの上に間接的に設けられている、請求項5に記載の仕上げ材ユニット。
  7. 前記ユニットは、壁に面した裏打ち部分と、床材に面した表部分とを有し、前記裏打ち部分の一部あるいは全部は硬質で、好ましくは、前記裏打ち部分は硬質素材から形成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  8. 前記仕上げ材ユニットが、前記ユニットを面へ貼着するための使用に適した1つ以上の穴を設けるよう適合された、請求項1〜7のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  9. 前記仕上げ材ユニットの前記上部が、前記床材の縁端部を受け入れるための下向きの溝を設けるよう適合された、請求項1〜8のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  10. 前記仕上げ材ユニットは見切り部分を含み、前記見切り部分は、前記裏打ち部分の前記上部の前記表面と共に、実質的に前記裏打ち部分の前記下部に向かって面している入り口を有する溝を形成する、請求項9に記載の仕上げ材ユニット。
  11. 前記見切り部分は、前記仕上げ材ユニットに対して、好ましくは、前記仕上げ材ユニットの前記上部に対して貼着される、請求項10に記載の仕上げ材ユニット。
  12. 前記見切り部分は弾力性を持つ、請求項10あるいは11に記載の仕上げ材ユニット。
  13. 前記見切り部分は直立部分を備え、該直立部分は、使用に際して前記ユニットが貼着される前記壁に対して適合するように、寸法を合わせて作られる、請求項10〜12のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  14. 前記見切り材ユニットは、壁に固定するように適合させた裏部分と、表部分とを有し、前記裏部分および表部分は共に下向きの溝を形成し、前記見切り材ユニットの前記裏部分の面の一部あるいは全部に、硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤が施され、好ましくは、前記硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤には剥離可能な保護ライナが施されている、請求項10〜13のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  15. 前記溝は、その閉奥部においてよりその入り口においてのほうが幅狭い、請求項9〜14のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  16. 前記上部はその先端に向かって先が細くなり、それによって前記上部の最上端は、前記下部に隣接する前記上部の部分よりも厚みが少ない、請求項1〜9のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニット。
  17. 折り上げキットであって、請求項1〜16のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニットと、粘着システムと、場合により、請求項10〜15のいずれか一項に記載の見切り材ユニットとを備え、前記粘着システムは、両面に剥離可能な保護層で覆われた硬化したもしくは実質的に硬化した接着剤を施された発泡体または紙のような基盤を備えているキット。
  18. 1つの床材の縁端部を仕上げる方法であって、請求項9〜16のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニットの全長を壁および隣接する床の部分に貼着するステップと、前記床材の前記縁端部を前記仕上げ材ユニットの前記表面に貼着するステップと、前記床材の前記縁端部が前記ユニットの前記下向きの溝内に固定可能な寸法に前記床材を裁断するステップとを含む方法。
  19. 床および壁に施工される自己折り上げ床材の縁端部の間の継ぎ目を密閉するシーリング材キットであって、該キットは、請求項1〜16のいずれか一項に記載の仕上げ材ユニットの形状をした裏打ち部材を少なくとも1つと、少なくとも1つの表部材とを含み、前記裏打ち部材は、壁固定部分と、床固定部分と、前記壁固定部分を前記床固定部分に結合する部分とを有する形状で、前記表部材はこれに対応する形状をしているキット。
  20. 前記表部材は、前記表部材を前記裏打ち部材に結合できるようにする結合形成部を少なくとも1つ有する、請求項19に記載のシーリング材キット。
  21. 前記表部材上の前記形成部は突起形成部で、好ましくはスパイクで、より好ましくは、一旦前記裏打ち部材の上の対応形成部の中へ挿入されると引き抜くのが難しくなるような逆棘がついている、請求項20に記載のシーリング材キット。
  22. 前記裏打ち部材は、前記結合の形成を可能にする対応形成部を少なくとも1つ有する、請求項20あるいは21に記載のシーリング材キット。
  23. 前記裏打ち部材上の前記対応形成部は受け入れ形成部で、好ましくは前記裏打ち部材は、表部材から突起形成部を受け入れるのに適した対応穴を少なくとも1つ形成する、請求項22に記載のシーリング材キット。
  24. 前記表部材は軟質プラスチック素材から形成され、好ましくは、前記表部材は、前記床材の色に適合するよう彩色されたプラスチック素材から形成される、請求項19〜23のいずれか一項に記載のシーリング材キット。
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