JP2557996Y2 - 合成樹脂製タイル施工用目地材 - Google Patents

合成樹脂製タイル施工用目地材

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JP2557996Y2
JP2557996Y2 JP1990084632U JP8463290U JP2557996Y2 JP 2557996 Y2 JP2557996 Y2 JP 2557996Y2 JP 1990084632 U JP1990084632 U JP 1990084632U JP 8463290 U JP8463290 U JP 8463290U JP 2557996 Y2 JP2557996 Y2 JP 2557996Y2
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隆 帖佐
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、合成樹脂製のタイル施工に使用される目地
材に関する。
〔従来の技術〕
従来の合成樹脂製タイル施工用目地材(以下、単に
「目地材」という)としては、例えば第5図に示すよう
なものがある。
すなわち、従来の目地材Aは、棒状に形成されたもの
であり、また、通常、この目地材Aの上面には、幅方向
にある程度の弾性変形を可能にして、その反発力によ
り、目地材と合成樹脂製タイル(以下、単に「タイル」
という)との間に隙間が生じるのを防止するため、長手
方向に溝aが形成されている。
この目地材Aを使用してタイル施工する方法として
は、例えば第6図に示すように、まずタイル施工面1の
基点上に、酢酸ビニルなどの合成樹脂接着剤をトルエン
などの溶剤で希釈したものを適当範囲塗布したのち、こ
の塗布面2の適宜位置にタイル3(通常、450×450mm程
度)を貼着し、次に図においてタイル3の上下片部に目
地材A1、A2(通常900〜1,000mm程度に切断されている)
をそれぞれ貼着し、次にまたタイル3の右辺側に、所望
の長さに切断した目地材A3を長手方向の両端部が目地材
A1、A2に当接するように貼着し、次にまたタイル4を、
タイル4の左辺が目地材A3に、かつ上下片が目地材A1
A2に当接するように貼着する。
このような工程を繰り返すことにより、タイル施工面
1全体にタイルを貼着する施工方法が採用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記に示すような棒状に形成された従
来の目地材のみを使用した場合には、タイル3、4、・
・・・を1枚ずつしかタイル施工面に貼着することがで
きず、そのためタイル施工に多くの時間を費やしてしま
うという問題点を有していた。
本考案は、以上のような従来の技術を背景になされた
ものであり、タイル施工時間の短縮を可能にして作業性
に優れた目地材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、十字形状に形成され、かつ上面に溝が形成
されてなる合成樹脂製タイル施工用目地材を提供するも
のである。
〔作用〕
本考案によれば、目地材が十字形状に形成されている
ため、4か所の直角凹部を有する。
この目地材の直角凹部をタイルの角隅部(例えば右側
2か所)に嵌合して貼着することにより、目地材が位置
決め機能を発揮し、この目地材の残りの直角凹部に、他
のタイルの角隅部を次々に嵌合して貼着することができ
る。
このようにして本考案の目地材とタイルを次々に貼着
してタイル施工面にタイルを貼着したのち、本考案の目
地材間およびタイル施工面端部と本考案の目地材間に、
所望の長さに切断した従来の棒状の目地材を貼着するこ
とにより、施工が完了するものである。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明するが、
本考案はこの実施例に限定されるものではない。
第1図〜第2図は本考案の一実施例を示したものであ
り、目地材10は、ほぼ十字形状に形成されてなるもので
あり、目地材基部10aと、目地材基部10aから上下左右方
向に延びる4つの目地部材11により構成され、目地材10
の上面には十字形状に溝12が形成されている。
目地材10の素材としては、合成樹脂であればどのよう
なものを使用してもよく、例えば塩化ビニル系樹脂、ポ
リプロピレン、ポリエチレンなどが使用でき、通常、射
出成形、プレス成形などで一体成形される。
目地材10の形状は、第3図に示すように上下左右対称
(従って目地部材11の長さがいずれもほぼ等しくなる)
に形成されることが好ましいが、必ずしもこれに限定す
る必要はなく、スムーズなタイル施工が可能な範囲で適
宜選択することもできる。
また、目地材10の縦、横の寸法はいずれも60〜100mm
程度(本実施例では、約70mm)が好ましく、あまり長す
ぎると嵩張って取り扱い難くなり、一方あまり短すぎる
と目地材10の位置決め機能が発揮できず、スムーズなタ
イル施工ができなくなる。
目地材10の厚みは、通常2〜3mm程度が一般的である
が、この目地材10の厚みはタイルの厚さで決定されるた
め、必ずしもこれに限定させる必要はない。従って、重
歩行用のタイルなどを施工する場合などにはそれに合わ
せて決定する必要がある。
目地部材11の幅は、従来の目地材の幅、すなわち3〜
5mm程度が一般的であるが、特に限定されるものではな
く、10〜30mmと幅広のものであってもよい。
目地材10の上面に形成される溝12は、従来例と同様、
目地部材11の幅方向にある程度の弾性変形を可能にし
て、その反発力により、目地材10とタイルとの間に隙間
が生じるのを防止するために設けられたものであり、そ
の断面形状および寸法などについては、前記機能を満足
させる範囲において適宜決定すればよく、例えば第3図
に示すように形成してもよい。
また、本実施例では溝12を目地材10の上面に十字形状
に形成しているが、必ずしもこれに限定する必要はな
く、例えば第4図に示すように目地部材11の上面のみに
形成させてもよい。
次に、作用を説明する。
本実施例の目地材10を使用してタイル施工する場合、
例えば第2図に示すよう、まずタイル施工面20の基点上
に、酢酸ビニルなどの合成樹脂接着剤をトルエンなどの
溶剤で希釈したものを適当範囲塗布したのち、この塗布
面30の適宜位置にタイル40(通常、450×450mm程度)を
貼着し、次に、図においてタイル40の右側の角隅部40
a、40bに目地材10(2個)の直角凹部13を嵌合させて貼
着すると、目地材は残り6箇所の直角凹部13を有するこ
とになり、この残りの直角凹部13が位置決め機能を発揮
することになる。
従って、この残りの直角凹部13に他のタイル41、42、
43、44、45の角隅部41a、42a、43a、43b、44a、45aを次
々に嵌合して貼着することができる。
そして、次に他のタイル41、42、43、44、45の残りの
角隅部に目地材10、10・・・の直角凹部13、13・・・・
・を次々に嵌合して貼着する。
このような工程を繰り返すことにより、タイル施工面
20全体にタイル40、41・・・・と目地材10、10・・・・
を貼着する。
そののち、目地材10、10間およびタイル施工面端部50
と目地材10間に、所定の長さに切断した従来の棒状の目
地材60(目地部材11と同じ形状)を貼着することによ
り、施工が完了するものである 〔考案の効果〕 本考案は、以上のように構成されているため、タイル
施工時間の短縮を可能にして作業性に優れた目地材を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である合成樹脂製タイル用目地
材の全体斜視図、第2図は該目地材を使用してタイル施
工する場合の説明図、第3図〜第4図は本考案の他の実
施例である合成樹脂製タイル施工用目地材の全体斜視
図、第5図は従来例の合成樹脂製タイル施工用目地材の
全体斜視図、第6図は該目地材を使用してタイル施工す
る場合の説明図である。 10;目地材 20;タイル施工面 30;接着剤塗布面 40;タイル 50;タイル施工面端部 60;目地材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】十字形状に形成され、かつ上面に溝が形成
    されてなる合成樹脂製タイル施工用目地材。
JP1990084632U 1990-08-10 1990-08-10 合成樹脂製タイル施工用目地材 Expired - Lifetime JP2557996Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5511384Y2 (ja) * 1975-09-30 1980-03-12
JPS5522106U (ja) * 1978-07-28 1980-02-13
JPS6443124U (ja) * 1987-09-07 1989-03-15

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JPH0442508U (ja) 1992-04-10

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