JPH066913Y2 - プラスチックパネル - Google Patents

プラスチックパネル

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Publication number
JPH066913Y2
JPH066913Y2 JP1987167402U JP16740287U JPH066913Y2 JP H066913 Y2 JPH066913 Y2 JP H066913Y2 JP 1987167402 U JP1987167402 U JP 1987167402U JP 16740287 U JP16740287 U JP 16740287U JP H066913 Y2 JPH066913 Y2 JP H066913Y2
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JP
Japan
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ribs
plate
plastic panel
face
plate members
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987167402U
Other languages
English (en)
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JPH0170532U (ja
Inventor
英夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、住宅用壁材等に使用されるプラスチックパネ
ルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のプラスチックパネルは特開昭59−14
8639号公報に示されたものがある。この従来のプラ
スチックパネルはパリスンを加圧融着して成形された板
状部材の一側面に中空状で、かつ格子状のリブ部材の一
体成形により設けた構成になっている。
またこれと異なる従来のこの種のプラスチックパネルと
して実開昭60−83727号に示されたものがある。
この従来のプラスチックパネルは、空間を介して対向す
る2枚の対向板と、これらの対向板と一体で、上記空間
内の一方向に延び、この空間内に多数の中空路を形成す
る並行リブとからなる略同一構成の2つのプラスチック
パネルを、それぞれの並行リブが略直行するように結合
した構成となっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のプラスチックパネルの前者にあつては、板状
部材の一側面にのみリブ部材を突設した構成であるの
で、ねじれ方向の剛性に問題があり、容易にねじれ方向
に変形してしまうという問題があつた。
一方従来のプラスチックパネルの後者にあつては、2つ
のプラスチックパネルの並行リブが交差する方向に重ね
合わせ結合されていることによりパネルの剛性を高める
ことができるが、このプラスチックパネルの場合、押出
し成形にて成形されることから、その構成部材として成
形上の制約で、中空部を閉塞する端面板を有しておら
ず、かつ並行リブも長さ方向に端面まで連続されてい
て、2つのパネルを重ね合わせた場合に、その全周端面
に中空部が露出してしまって外観上問題があり、このた
め最終製品としては上記中空部が露出する端面を端面板
にて閉塞しなければならないという問題があった。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、板厚方
向はもちろんのこと、ねじれ方向の力に対する剛性を著
しく高くすることができると共に、全周端面において中
空部が露出することなく、特に端板を用いることなくし
て外観の優れたプラスチックパネルを提供しようとする
ものであり、その構成は、対向離隔した両側壁及びこの
対向離隔して設けられた中空部を塞ぐ周端壁からなるブ
ロー成形された中空2重壁構造の板材1,2の一側面内
に、この板材1,2の長さより短い凹溝7を複数設ける
ことにより頂面が板材1,2の側面と同一面となる複数
のリブ4,5を設け、この板材1,2を、上記リブ4,
5が互いに交差する姿勢で対向するように2枚重ね合わ
せて結合した構成となっており、このプラスチックパネ
ルにねじれ力が作用したときに、交差する両板材1,2
のリブ4,5にてこれに対する剛性を発揮する。そして
各板1,2の外周端面は各板材1,2の厚さ分の平面形
状となる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1,2は対向離隔した両側壁及びこの対向離隔して
設けられた中空部を塞ぐ周端壁からなる第1,第2の板
材であり、この両板材1,2は重ね合わせてあり、この
両者の板材1,2の一方向、例えば上下方向両側端面
に、両板材1,2に跨がる継板3を介して一体に結合し
てある。継板3はねじ3aにて両板材1,2の側端面に
固着されている。
上記両板材1,2の合わせ対向面には第1図に示すよう
に多数本の凹溝7が設けてあり、この各凹溝7により、
多数本の帯状のリブ4,5が形成されている。上記凹溝
7の長さは各板材1,2の長さより短く、従ってこれの
両端部は溝端壁にて閉じられている。この各凹溝7にて
構成される両リブ4,5は両板材1,2を合わせたとき
に互いに直角方向に交差するように、第1の板材1では
上下方向に設けられており、第2の板材2では横方向に
設けられている。この両リブ4,5の高さは各板材1,
2の合わせ対向面と同一平面となる高さになっていて、
両板材1,2を合わせた状態で両リブ4,5は交差する
部分で接触するようになっている。また上記両板材1,
2の上下方向の端部には継板3のねじ止めするための金
具6が固着されている。
上記両板材1,2のそれぞれはブロー成形にて一体の2
重壁構成となつている。そしてリブとリブの間の凹溝7
には複数個の点状リブ8が凹設してあり、この点状リブ
8の内面が板材1,2の内面に溶着して当接されてい
る。なおこの当接部を溶着しなくてもよい。また両板材
1,2の合わせ対向面の一方には複数個の凹壁状の穴9
が設けてあり、他方にはこの穴9に密に嵌合する突起1
0が突設してある。
上記のように構成されたプラスチックパネルにねじれ方
向の力が作用した場合、互いに交差するリブ4,5にて
これが受けられ、ねじれ方向の剛性が高くなる。
またこのプラスチックパネルにあつては、リブ4,5を
構成するための凹溝7が、板材1,2の合わせ面内に位
置されることにより、プラスチックパネルの外周端面は
これの厚み分の平面形状となつてこの端面において中空
部が露出することがない。
上記実施例において、両板材1,2のリブ4,5の交差
方向は必ずしも直交する必要はなく、一方の板材1のリ
ブ4の方向を上下方向にし、他方を上下方向に対して任
意の角度をつけてもよい。なおねじれ方向に対する荷重
に対しては両リブ4,5が直交するのが最も剛性を付与
することができる。また両板材1,2の結合は接着剤に
て行なってもよく、例えば穴9と突起10との嵌合部分
に接着剤を充填して結合することもできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、板厚方向に対する剛性を高くすること
ができることはもちろんのこと、ねじれ方向に対する剛
性を著しく高くすることができ、住宅用壁材等に構造用
壁材として用いることができる。
また上記剛性を高めるために設けたリブ4,5は、板材
1,2の合わせ面に、これの長さより短い長さの凹溝7
を設けることにより構成したことにより、この凹溝7の
端部が板材1,2の端面に現われることがなく、プラス
チックパネルとしての外周端面は各板材1,2の厚さ分
の平面形状となり、この端面において中空部が露出する
ことがなく、従ってこの端面を化粧板等で覆うことなく
外観を優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は分解斜視
図、第2図は全体斜視図、第3図は正面図、第4図は第
3図のIV−IV線に沿う拡大断面図、第5図は第3図のV
−V線に沿う拡大断面図である。 1,2は板材、4,5はリブ、7は凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向離隔した両側壁及びこの対向離隔して
    設けられた中空部を塞ぐ周端壁からなるブロー成形され
    た中空2重壁構造の板材1,2の一側壁に、この板材
    1,2の長さより短い凹溝7を複数設けることにより頂
    面が板材1,2の側面と同一面となる複数のリブ4,5
    を設け、この板材1,2を、上記リブ4,5が互いに交
    差する姿勢で対向するように2枚重ね合わせて結合した
    ことを特徴とするプラスチックパネル。
JP1987167402U 1987-10-30 1987-10-30 プラスチックパネル Expired - Lifetime JPH066913Y2 (ja)

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JP1987167402U JPH066913Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 プラスチックパネル

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JP1987167402U JPH066913Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 プラスチックパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0170532U JPH0170532U (ja) 1989-05-11
JPH066913Y2 true JPH066913Y2 (ja) 1994-02-23

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ID=31455663

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