JPH086948Y2 - 化粧回り縁の継手パット - Google Patents

化粧回り縁の継手パット

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JPH086948Y2
JPH086948Y2 JP2051291U JP2051291U JPH086948Y2 JP H086948 Y2 JPH086948 Y2 JP H086948Y2 JP 2051291 U JP2051291 U JP 2051291U JP 2051291 U JP2051291 U JP 2051291U JP H086948 Y2 JPH086948 Y2 JP H086948Y2
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pad
decorative
decorative plate
corner
vertical
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JP2051291U
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JPH0620735U (ja
Inventor
和彦 岡田
Original Assignee
和彦 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内壁面と天井面の会
合部に取付けられる化粧回り縁の、出隅、入隅コーナー
部及び直線接続部を隠すために使用する化粧回り縁の継
手パットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内壁面と天井面の会合部に取付けられ
る化粧回り縁の出隅部、入隅部に使用してコーナー部分
を隠して仕上げを良く見せることは、実公昭56−29
470号公報等において公知であるが、入隅には入隅用
コーナーパットが、出隅には出隅用コーナーパットが、
また直線接続部には直線用パットが必要であって、常に
三種類のパットを製作準備しなければならず、このため
製作コストの高騰、部品点数と保管容積の増加等の経済
的、取り扱い面において著しく不利、不便があった。こ
のような問題点を解決するために、長手方向直角断面を
化粧回り縁表面に沿って密着カバーする形状とした所定
長さのパット部材であって、平面形状における長手方向
中央部に、直角頂角としたV字のカット部の形成により
継ぎ部を形成して、カット部の左右にそれぞれパット部
を形成するとともに、それぞれのパット部の自由端側端
縁を、前記V字のカット部のカット縁と平行する45度
の傾斜端縁として、平面形状において平行四辺形が継ぎ
部を介して連結された形態とすることによって、出隅、
入隅に共用できるようにしたコーナーパットが考案さ
れ、実公平2−46587号公報により開示されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし前記改良に係る
パットの場合、入隅として使用する時には継ぎ部を直角
に折曲するからパット部表面は切れ目なく連続するが、
出隅として使用する時には、パット部を継ぎ部で切り離
して二部品とし、45度に傾斜した自由端側端縁相互を
突き合わさなければならないから、該突き合わせ部分に
隙間や段違いが形成されやすい点に解決すべき課題があ
り、また化粧回り縁の直線部分での継ぎ目には使用でき
ないから、別に直線部分用のパットを製作準備しなけれ
ばならないといった欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は一部品でもって
出隅、入隅、直線部分の継ぎ目のいずれをもカバーする
ことができる化粧回り縁の継手パットを提供することを
目的としており、該目的を達成するために、化粧回り縁
の継手パットを、正面視して垂直化粧板1と水平化粧板
2とを直角に形成するとともに、平面視して垂直化粧板
1相互が直角となりその周囲を水平化粧板2が囲む形態
とし、且つ垂直化粧板1の直角部の外側角部を直角部の
二等分線aと直交する角度で面取り3して内側角部にヒ
ンジ接続部4を形成した第一化粧部Aと第二化粧部Bと
から構成され、水平化粧板2相互の会合部に、平面視し
て面取り面に一致する角度の切り取り線5a、5bと直
角部の二等分線aに一致する切り取り線6を分離可能状
態に形成したものである。
【0005】
【作用】上記のように構成した化粧回り縁の継手パット
は、そのままの状態で入隅用継手パットとして使用で
き、切り取り線5a、5bのいずれかと直角部の二等分
線aに一致する切り取り線6を切り離せば直線用継手パ
ットとして使用でき、切り取り線5a、5bから水平化
粧板2の会合部を切り離し、切り取り線5a、5b相互
が突き合わされるようにヒンジ接続部4を折曲すれば出
隅用継手パットとして使用できるようになる。
【0006】
【実施例】図1は本考案に係る化粧回り縁の継手パット
の平面図であって、入隅用継手パットとして使用する状
態であり、図2は図1の正面図、図3は直線用継手パッ
トとして使用する場合の平面図、図4は出隅用継手パッ
トとして使用する場合の平面図であって、図1及び図2
に示すように、正面視して垂直化粧板1と水平化粧板2
とが直角に形成され且つ平面視して垂直化粧板1相互が
直角となりその周囲が水平化粧板2で囲まれた形態とな
っており、また垂直化粧板1の直角部の外側角部が直角
部の二等分線aと直交する角度で面取り3されて内側角
部にヒンジ接続部4が形成された第一化粧部Aと第二化
粧部Bとから構成され、水平化粧板2相互の会合部に、
平面視して面取り3面に一致する角度の切り取り線5
a、5bと直角部の二等分線aに一致する切り取り線6
が薄膜又は点線接続で分離可能状態に形成され、垂直化
粧板1の表面長手方向には、ヒンジ接続部4を避けて釘
打ち溝7が刻設された構成となっている。図中C、Dは
化粧回り縁である。
【0007】上記構成の化粧回り縁の継手パットは、図
1及び図2から把握される立体形に合成樹脂を用いて成
形製作されるものである。そして、図1に示すように成
形製作された立体形において入隅用継手パットとして使
用し、図3に示すように切り取り線5a、5bのいずれ
かと直角部の二等分線aに一致する切り取り線6を切り
離して直線用継手パットとして使用し、さらに図4に示
すように、切り取り線5a、5bから水平化粧板2の会
合部を切り離し、切り取り線5a、5b相互が突き合わ
されるようにヒンジ接続部4を折曲することにより出隅
用継手パットとして使用することができる。なお、垂直
化粧板1の表面に刻設した釘打ち溝7は、継手パットを
釘で固定する際に釘頭を表面から突出させないように設
けたものであるが、頭のない釘を使用する場合には不要
のものである。
【0008】
【考案の効果】以上のように本考案の化粧回り縁の継手
パットによれば、一種の継手パットでもって、水平化粧
板の会合部をそのままとするか、一部を切り離すか、全
部を切り離すかの選択により、入隅用継手パット、直線
用継手パット、出隅用継手パットとなり、目的に応じた
選択使用ができるため、製作においても、保管、取扱い
においても、非常に経済的且つ便利な化粧回り縁の継手
パットを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る化粧回り縁の継手パットの平面図
であって、入隅用継手パットとして使用する状態。
【図2】図1の正面図。
【図3】直線用継手パットとして使用する場合の平面
図。
【図4】出隅用継手パットとして使用する場合の平面
図。
【符号の説明】
1 垂直化粧板 2 水平化粧板 3
面取り 4 ヒンジ接続部 5a、5b、6 切り取
り線 7 釘打ち溝 A 第一化粧部 B
第二化粧部 a 二等分線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面視して垂直化粧板1と水平化粧板2
    とを直角に形成するとともに、平面視して垂直化粧板1
    相互が直角となりその周囲を水平化粧板2が囲む形態と
    し、且つ垂直化粧板1の直角部の外側角部を直角部の二
    等分線aと直交する角度で面取り3して内側角部にヒン
    ジ接続部4を形成した第一化粧部Aと第二化粧部Bとか
    ら構成され、水平化粧板2相互の会合部に、平面視して
    面取り面に一致する角度の切り取り線5a、5bと直角
    部の二等分線aに一致する切り取り線6を分離可能状態
    に形成したことを特徴とする化粧回り縁の継手パット。
  2. 【請求項2】 垂直化粧板1の表面長手方向に、ヒンジ
    接続部4を避けて釘打ち溝7が刻設されている請求項1
    記載の化粧回り縁の継手パット。
JP2051291U 1991-04-01 1991-04-01 化粧回り縁の継手パット Expired - Lifetime JPH086948Y2 (ja)

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JP2051291U JPH086948Y2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 化粧回り縁の継手パット

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JP2051291U JPH086948Y2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 化粧回り縁の継手パット

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Publication Number Publication Date
JPH0620735U JPH0620735U (ja) 1994-03-18
JPH086948Y2 true JPH086948Y2 (ja) 1996-02-28

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