JPH053647Y2 - - Google Patents

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JPH053647Y2
JPH053647Y2 JP6264287U JP6264287U JPH053647Y2 JP H053647 Y2 JPH053647 Y2 JP H053647Y2 JP 6264287 U JP6264287 U JP 6264287U JP 6264287 U JP6264287 U JP 6264287U JP H053647 Y2 JPH053647 Y2 JP H053647Y2
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annular
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野および考案が解決しようとす
る問題点〕 本考案は、互いに嵌合されて接合されることに
より、隙間の多い面状体(またはこのような面状
体の組み合わせ)を構成し、この面状体を例えば
フエンス、マツト、すのこ、装飾体、箱等として
使用可能とする接合体に関する。
〔従来の技術〕
従来、フエンス等の隙間の多い面状体、あるい
は隙間の多い面を組み合わせてなる箱等において
は、個人個人が所望の大きさのものを作成するこ
とは容易でなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なされたもので、互いに嵌合して接合することに
より、所望の大きさの隙間の多い面状体(または
このような面状体の組み合わせ)を構成し、この
面状体を例えばフエンス、マツト、すのこ、装飾
体、箱等として使用できる接合体を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による接合体は、 それぞれ横断面矩形状をなすとともに、前記環
状部の直径をなす一本の直線に関して線対称をな
すようにして互いに平行に前記環状部を横断する
一対の直線状部と、 それぞれ、前記一対の直線状部間の間隔とほぼ
等しい長さの辺とこれらの辺より短い辺とを持つ
長方形状の横断面を有し、この横断面の中心を前
記直線に一致させて前記環状部から外方に突出す
る一対の突出部と、 それぞれ、各前記突出部の先端に形成された、
前記一対の直線状部間の間隔とほぼ等しい長さの
辺とこれらの辺より長い辺とを前記直線に対し垂
直な方向に持つ直方体状をなす抜け止め部と、 それぞれ前記環状部の前記突出部と90度をなす
位置に、前記環状部が含まれる平面に対し垂直方
向に陥没するように設けられ、前記一対の直線状
部間の間隔とほぼ等しい幅を有する一対の溝部と
を有してなり、 前記環状部の外周面と前記抜け止め部との間に
は、前記環状部の外径と内径との差にほぼ等しい
大きさの間隔が設けられているものである。
〔作用〕
本考案においては、1つの接合体の溝部に他の
接合体の突出部を嵌合することにより(このと
き、一方の接合体の環状部の溝部の周囲の部分
は、他方の接合体の環状部の外周面と前記抜け止
め部との間に嵌合される)、1つの接合体に対し
て同一平面上において十文字方向に他の接合体を
結合することができる。これにより、接合体を多
数組み合せて1つの隙間の多い面状体を構成させ
ることができる。
また、2つの接合体を次のようにして互いに直
角方向に結合することもできる。
すなわち、1つの接合体の抜け止め部の幅の狭
い方の辺が他の接合体の直線状部に対して直角方
向になるようにして、該抜け止め部を該直線状部
間にくぐらせた後、2つの接合体を相対的に90度
回転することによつて、抜け止め部が直線状部間
を通過することができないようにし、かつ突出部
が直線状部間に嵌合するようにする。これにより
2つの接合体を互いに直角方向に結合することが
できる。そして、このようにして、前記多数の結
合体から構成される面状体を互いに直角方向に結
合することもできる。また、このように面状体を
互いに直角方向に結合することにより、箱を構成
することもできる。
〔実施例〕
第1図から13図までは、本考案の一実施例を
示す。
この実施例において、1つの接合体1は、環状
部2と、一対の直線状部3と、一対の突出部4
と、一対の抜け止め部5とを合成樹脂により一体
的に成型されてなる。
前記環状部2は、横断面長方形とされている。
前記一対の直線状部3は、それぞれ第4図に示さ
れるように横断面正方形とされており、かつ第1
図に示されるように環状部2の直径をなす1本の
直線Aに関して線対称をなすようにして互いに平
行に環状部3を横断している。
前記一対の突出部4は、第3図に示されるよう
に、一対の直線状部3間の間隔Bとほぼ等しい長
さCを有する辺とCより短い長さDを有する辺と
を持つ長方形状の横断面を有しており、かつこの
横断面の中心を前記直線Aに一致させて環状部2
から外方に突出している。
前記一対の抜け止め部は、それぞれ各突出部4
の先端に設けられており、第3図に示されるよう
に、一対の直線状部3間の間隔Bとほぼ等しい長
さEを有する辺とEより長い長さFを有する辺と
を前記直線Aに対し垂直な方向に持つ直方体状と
されている。
前記環状部2の突出部4と90度をなす位置に
は、環状部1が含まれる平面(第1図の紙面)に
対し垂直方向に陥没する矩形状の溝部6が設けら
れており、この溝部6は直線状部3間の間隔Bと
ほぼ等しい幅Gを有している。
また、前記環状部2の外周面のうちの、溝6に
連続する部分には、溝6と同じ幅で浅い溝7が設
けられている。
前記環状部2の外周面と前記抜け止め部5との
間には、環状部2の外径と内径との差H(第1図
参照)にほぼ等しい大きさの間隔Iが設けられて
いる。
この接合体1は、第6図および第7図に示され
るように溝部6に他の接合体1の突出部4を嵌合
することにより(このとき、一方の接合体1の環
状部2の溝部6の周囲の部分は、他方の接合体1
の環状部2の外周面と前記抜け止め部5との間に
嵌合される)、1つの接合体1に対して同一平面
上において十文字方向に他の接合体1を結合する
ことができる。これにより、接合体1を多数組み
合せて1つの隙間の多い面状体を構成させること
ができ、この面状体を例えば、フエンス、マツ
ト、すのこ、装飾体等として使用することができ
る。
なお、本実施例では、上述のようにして接合体
1が互いの突出部4と溝部6とを嵌合されること
により結合されて面状体を構成するとき、各接合
体2の外周部が他方の接合体1の浅い溝部7に浸
入するようになつている。
また、この接合体1は、次のようにして互いに
直角方向に結合することもできる。
第8図のように、1つの接合体1の抜け止め部
5の幅の狭い方の辺が他の接合体1の直線状部3
に対して直角方向になるようにして、該抜け止め
部5を該直線状部3間にくぐらせた後、2つの接
合体1を第9図、10図および11図のように相
対的に90度回転することによつて、抜け止め部5
が直線状部3間を通過することができないように
し、かつ突出部4が直線状部3間に嵌合するよう
にする。これにより2つの接合体1を互いに直角
方向に結合することができる。そして、このよう
にして、第6図に示したような多数の結合体1か
ら構成される面状体を互いに直角方向に結合する
こともできる。また、このように面状体を互いに
直角方向に結合することにより、箱を構成するこ
ともできる。
第12図および13図は、接合体1に吸盤を取
り付けた状態を示す。吸盤8の後部には、接合1
体1の突出部4および抜け止め部5と同様の形状
および寸法を有する突出部9および抜け止め部1
0が設けられており、前記第8図〜11図におい
て説明した接合体1を互いに直角方向に結合する
方法と同様にして、接合体1に結合される。この
ようにして接合体1に吸盤8を取り付けることに
より、接合体1で構成される面状体を壁等に吸盤
8を用いて取り付けることができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案による接合体は、互いに嵌
合して接合することにより、所望の大きさの隙間
の多い面状体(またはこのような面状体の組み合
わせ)を構成し、この面状体を例えばフエンス、
マツト、すのこ、装飾体、箱等として使用できる
という優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による接合体の一実施例を示す
正面図、第2図は前記実施例を示す側面図、第3
図は前記実施例を示す平面図、第4図は第1図の
−線をにおける断面図、第5図は第1図の
−線における断面図、第6図は前記実施例を多
数組み合せて面状体を構成した状態を示す正面
図、第7図は第6図の−線における断面図、
第8図は1つの前記実施例の接合体の直線状部間
に他の前記実施例の接合体の抜け止め部を挿入す
る様子を示す説明図、第9図は2つの前記実施例
の接合体を互いに直角方向に結合した状態を示す
正面図、第10図は第9図の−線における断
面図、第11図は第9図の側面図、第12図は前
記実施例に吸盤を取り付けた状態を示す側面図、
第13図は第12図の−線における断面
図である。 1……接合体、2……環状部、3……直線状
部、4……突出部、5……抜け止め部、6……溝
部、A……環状部の直径をなす直線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 環状部と、 それぞれ横断面矩形状をなすとともに、前記環
    状部の直径をなす一本の直線に関して線対称をな
    すようにして互いに平行に前記環状部を横断する
    一対の直線状部と、 それぞれ、前記一対の直線状部間の間隔とほぼ
    等しい長さの辺とこれらの辺より短い辺とを持つ
    長方形状の横断面を有し、この横断面の中心を前
    記直線に一致させて前記環状部から外方に突出す
    る一対の突出部と、 それぞれ、各前記突出部の先端に形成された、
    前記一対の直線状部間の間隔とほぼ等しい長さの
    辺とこれらの辺より長い辺とを前記直線に対し垂
    直な方向に持つ直方体状をなす抜け止め部と、 それぞれ前記環状部の前記突出部と90度をなす
    位置に、前記環状部が含まれる平面に対し垂直方
    向に陥没するように設けられた、前記一対の直線
    状部間の間隔とほぼ等しい幅を有する一対の溝部
    とを有してなり、 前記環状部の外周面と前記抜け止め部との間に
    は、前記環状部の外径と内径との差にほぼ等しい
    大きさの間隔が設けられていることを特徴とする
    接合体。
JP6264287U 1987-04-27 1987-04-27 Expired - Lifetime JPH053647Y2 (ja)

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JP6264287U JPH053647Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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JPS63169615U JPS63169615U (ja) 1988-11-04
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