JPH0347290A - 組立ブロック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は組立ブロックに関する。

（従来の技術） おもちゃの組立ブロックは多数知られているが、その組
み立て方法はごく限られている。

（発明の概要） 本発明は、あらゆる方向に互いに組み立てることができ
る組立ブロックを提供するものである。

本発明は、任意の面が他の略同じブロック（以下、第２
ブロックと称する）の任意の面と連結できるような６面
を有する立方体の組立ブロック（以下、第１ブロックと
称する）を提供するものである。

また、本発明は、各面の対角位置にある２つの１／４面
に第１の連結手段が設けられ、他の２つの１／４面には
第２の連結手段が設けられた６面を台する立方体の組立
ブロック（以下、第１ブロックと称する）であって、こ
のブロックの任意面と他の略同じブロック（以下、第２
ブロックと称する）の任意面とが選択的に連結できるよ
うな組立ブロックを提供するものである。

すなわち、第１の連結態様によれば、第２ブロックの一
つの面は、第１および第２連結手段が第２および第１連
結手段にそれぞれ連結することにより、第１ブロックの
一つの面に合体する。

また、第２の連結態様によれば、第１連結手段と第２連
結手段とを一つづつ有する第２ブロックの一つの面の半
分は、一方のブロックの第１連結手段と他方のブロック
の第２連結手段とが連結することにより、第２連結手段
と第１連結手段とを一つづつＧする第１ブロックの一つ
の面の半分と合体する。

さらに、第３の連結態様によれば、第１および第２連結
手段を有する第２ブロックの一つの面の１／４面は、第
１連結手段と第２連結手段とを連結することにより、第
２および第１連結手段を−Ｇする第１ブロックの一つの
面の１／４面と合体する。

また本発明は、各面の対角位置にある２つの１／４面が
凸部となり、他の２つの１／４面が凹部となった６面を
有する立方体の組立ブロック（以下、第１ブロックと称
する）である。そして、このブロックの任意面と他の略
同じブロック（以下、第２ブロックと称する）の任意面
とが、以下の３つの態様により連結できる組立用ブロッ
クである。

すなわち、第１の連結態様は、第２ブロックの一つの面
を、一方の面の凸部を他方の面の凹部に位置させること
により、第１ブロックの一つの面に合体させる。また、
第２の連結態様は、凸部と凹部とを一つづつ有する第２
ブロックの一つの面の半分を、一方のブロックの凸部を
他方のブロックの凹部に位置させることにより、凹部と
凸部とを一つづつ有する第１ブロックの一つの面の半分
に合体させる。さらに、第３の連結態様は、凸部あるい
は凹部のうち何れか一方を有する第２ブロックの一つの
面の１／４面を、一方のブロックの凸部を他方のブロッ
クの凹部に位置させることにより、凹部あるいは凸部の
うち何れか一方を有する第１ブロックの一つの面の１／
４面に合体させる。

好ましくは、それぞれの面に、中心部に位置する孔があ
ると良い。

好ましくは、それぞれの凸部には孔があり、それぞれの
凹部にはペグ部材があると良い。それらの孔及びペグ部
材は、上述した態様のそれぞれにおいて、各々のペグ部
材が各々の孔に嵌合できるように、大きさ及び形成位置
が決められている。

好ましくは、ペグ部材は、前記孔に嵌入するように形成
されている。

好ましくは、ペグ部材は、そのブロックをＮ１；、坦に
位置させるため、凸部と同じ高さまで凹部から突出させ
ると良い。

好ましくは、ペグ部材は、孔の深さよりも大きな長さを
有すると良く、これにより、ペグ部材の人目端は、各々
の孔の深さを越えて組立ブロックの内方に突出すること
になる。もし、ペグ部祠が１・分に大きくされたり、孔
がペグ部材が人ってくる端部からテーパ状に狭ければ、
ペグ部材が孔の中に挿入されたときにペグ部材の圧縮が
生じ、また、各々の孔の深さを越えて組立ブロックの内
方に突出する部分が時間と共に結果的に連結が外れるか
もしれない。

ペグ部材が嵌まった孔は、環状でなくてもよい。

その面における凸部と凹部との位置関係は、好ましくは
、組立ブロックのそれぞれの角部で隣接する組立ブロッ
クの面が相互に鏡像関係となるのが良い。

組立ブロックは、好ましくは、６枚の同一サイズのプレ
ートを有し、それらプレートは、その組立ブロックのあ
る面を構成するプレートのそれぞれの表面で組立ブロッ
クを形成するために嵌まり合っている。

嵌まり合った６枚のプレートは、前記表面と背面とを有
しており、好ましくは、２つの背面側の角部のそれぞれ
にはこの背面側から突出するフランジや突起があり、背
面側の他の２つの角部に隣接する部分には当接合があり
、それぞれのフランジあるいは突起の上ないし中に突起
物や窪み、前記他の２つの角部のそれぞれに隣接する背
面の窪みや突起があり、それらプレートが組立プロ・ン
クを形成するためにお互いにパチンと係合するような配
列であると良い。

好ましくは、前記突起物は、このようなパチンと係合す
るのを容易とするために傾斜面を有すると良い。

好ましくは、組立ブロックの各面は３つの色を呈し、そ
れらの色は前記第１と第３の連結態様の場合にそのよう
なブロックの集合物がこの集合物の各面で単一の色を呈
するように配列されると良い。

組立ブロックの角部、組立ブロックの頂点、角部や孔や
凸部や凹部の角部は、必要であれば、面取りすると良い
。

他の面では、この発明は、組立ブロックや立方体構造を
形成するためのプレートを提供し、また、上述したよう
に形成される前記プレートを提供するものである。

（実施例） この発明によるプレート及び組立ブロックの具体的な構
成を、以下図面に基づいて説明する。

第１図に示された組立ブロック１は立方体形状となって
おり、同一サイズの６つの表面を有している。各々の板
２は、使用時において、前記ブロック１つの表面のうち
の１つと、これの反対側の面４を区画形成することにな
る表面３を有している。

各々の板２の表面には、対角線上の反対側の４分の１の
位置に、凸部２１．２２が形成されており、他の相互に
対角線上に位置する４分の１の部分は凹部２３．２４と
なっている。

前記表面３には中心孔２６が形成されている。

この中心孔２６は、場所的に弱くなる部分のかなりの領
域を取除くことにより形成されている。この中心孔２６
は、糸、ひも、鉛筆、或いは花等の目的物を受けるため
に用いられることになる。

凹部２３．２４には、突起２７．２８が設けられている
。凸部２３．２４には、窪み３１．３２が設けられてい
る。前記突起２７．２８及び窪み３１．３２は、図示す
るように、角にチャンファ−面が形成されている。前記
突起２７．２８の高さは、前記凸部２１．２２の高さと
同一となっており、これにより、必要ならば結合させる
ことなく、ブロックは他のブロックの上に、ぴったりと
位置決めされ載置されることになる。

各々の板２の背面４には、２つの隆起したフランジ部３
３．３４が設けられており、これらは反対側の縁部に位
置している。また、この背面４には、当接合３６．３７
が設けられている。窪み３８．３９が前記背面４に形成
されている。前記フランジ３３．３４は、部材がスライ
ドするのを規制すべく、前記フランジ相互間の隙間と同
じ幅となっている。

前記フランジ３３．３４には、表面が傾斜した突起４１
．４２が設けられている。

板２は第２図に示されるように相互に組立てられ、特に
傾斜面を有する突起４１．４２が窪み３８．３９の中に
入り込み、フランジ３３．３４が当接合３６．３７に接
触することになる。

６枚の全ての板が相互に一体に組立てられると、この組
立ブロックは堅牢になる。

特に、板２は着色されるようになっており、更に立方体
の反対側となる相互に対向し合う板を同一の色に着色し
て、３色が用いられることが、望ましい。このようにす
ると、組立て状態で、種々の魅惑的な色彩配列が可能と
なる。このような着色は、同時に組立てのし易さの助け
となる。

１〕述したような組立ブロックの形状によって、他のブ
ロックと共に多数の方法で組立てられることになる。

第３図に示されるように、ブロックは、１つのブロック
の面を他のブロックの面に完全に一致させるような態様
で組立てても良く、或いは２つのブロックの面を２分の
１だけずらす態様で組立てるようにしても良く、或いは
４分の１ずらす態様で組立てるようにしても良い（ただ
し、この態様は第３図には示されていない）。もし、望
むならは、１つのブロックの全ての面に他のブロックを
組付けるようにしても組立られる。

−に二連したように、全面を一致させた組付けとする場
合と、４分の１を一致させた組付けとする場合とでは、
観察前′が特定の方向からそれを見ると、もしも結合さ
れた面が同一色であれば、同一色として観察されること
になる。このように着色することによって、」−述した
組付は方でのブロックの組立てを容易になし得る助けと
なる。

前記突起２７．２８は、窪み３１．３２に対して押し付
は力を加えることによって入り込むような寸法に設定さ
れており、これにより、時間と共に結合を促進すべくこ
れらは突起４１の部分で元に戻ることになる。

それぞれの板２は射出成形によって簡単に製造されるこ
とになり、工具を用いることにより１つ１つの状態に分
離される。

板２は成形時に逆テーパーとなるようなアンダーカット
部を何していないので、加工が非常に簡単である。

」二連した具体例は、唯単に本発明の説明のためにのみ
示されたのであり、種々の変形例が、全ての新規な特徴
を念む本発明の概念と範囲から離れることなく、可能と
なる。

（発明の効果） 本発明の組立ブロックは、あらゆる方向に互いに組み立
てることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は組立ブロックを示す斜視図、第２図はこの組立
ブロックが組立てられることになる板を示し、かつ組立
ブロックの一部を示す斜視図、第３図は組立ブロックの
組立て方法を示す概略図、第４図は結合状態における２
つの組立ブロックの一部を示す断面図である。 １・・・ｉｆｌ立ブロブロック・・・板、２１．２２・
・・凸部、２６・・・中心孔、２７．２８・・・突起、
３１．３２・・・凹部、３３．３４・・・フランジ部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）任意の面が他の略同じブロック（以下、第２ブロッ
   ク）の任意の面と連結できるような６面を有する立方体
   状の組立ブロック（以下、第１ブロック）。 ２）頂面、底面及び４つの外周面からなる６つの幾何学
   的平面を有するものであり、２つのブロックの連結に際
   し、第２ブロックの頂面に対して第１ブロックの底面を
   横ずれはなく、これにより、第２ブロックの外周面の各
   々が第１ブロックの外周面の１つに含まれる平面内に存
   在するようにした請求項第１項に記載の組立ブロック。 ３）各面には対角位置にある２つの１／４面に第１の連
   結手段を、他の対角位置にある１／４面に第２の連結手
   段が形成された６面を有する立方体の組立ブロックであ
   って、第１ブロックの面の１つと第２ブロックとが連結
   できるようにした組立ブロック。 ４）前記請求項第１又は第３項に記載の組立ブロック。 ５）前記請求項第２又は第３項に記載の組立ブロック。 ６）第２ブロックの面の１つと連結できる６面を有する
   立方体の組立ブロック。 ７）組立ブロックを形成するために適した実質的に同じ
   の６つの面からなる請求項第１項に記載の組立ブロック
   。 ８）各面は、対角位置にある２つの１／４面に第１の連
   結手段を、他の対角位置にある１／４面に第２の連結手
   段を有し、第１ブロックの面の１つと第２ブロックとが
   選択的に連結できるようにした組立ブロックであって、 第１の連結態様は、第２ブロックの一つの面を、一方の
   面の凸部を他方の面の凹部に位置させることにより、第
   １ブロックの一つの面に合体させ、また、第２の連結態
   様は、凸部と凹部とを一つづつ有する第２ブロックの一
   つの面の半分を、一方のブロックの凸部を他方のブロッ
   クの凹部に位置させることにより、凹部と凸部とを一つ
   づつ有する第１ブロックの一つの面の半分に合体させ、
   さらに、第３の連結態様は、凸部あるいは凹部のうち何
   れか一方を有する第２ブロックの一つの面の１／４面を
   、一方のブロックの凸部を他方のブロックの凹部に位置
   させることにより、凹部あるいは凸部のうち何れか一方
   を有する第１ブロックの一つの面の１／４面に合体させ
   るようにしたことを特徴とする組立ブロック。 ９）各面の対角位置にある２つの１／４面が凸部となり
   、他の２つの１／４面が凹部となった請求項第８項に記
   載の組立ブロック。 １０）前記各面の中心に位置された孔を有する請求項第
   ８又は第１項に記載の組立ブロック。 １１）それぞれの凸部には孔があり、それぞれの凹部に
   はペグ部材があり、それらの孔及びペグ部材は、請求項
   ８に記載の連結態様のそれぞれにおいて、各々のペグ部
   材が各々の孔に嵌合できるような、大きさ及び形成位置
   が決められた請求項８に記載の組立ブロック。 １２）前記ペグ部材は、前記孔に嵌入するように形成さ
   れている請求項１１に記載の組立ブロック。 １３）前記ペグ部材は、前記ブロックを平坦に位置させ
   るため、凸部と同じ高さまで凹部から突出した請求項１
   １に記載の組立ブロック。 １４）前記ペグ部材は、孔の深さよりも大きな長さを有
   し、これによりペグ部材の入口端は、各々の孔の深さを
   越えて組立ブロックの内方に突出してなる請求項１１に
   記載の組立ブロック。 １５）前記組立ブロックのある面を構成するプレートの
   それぞれの表面で嵌まり合っている６枚の同一サイズの
   プレートからなる請求項８に記載の組立ブロック。 １６）嵌まり合った６枚のプレートは、前記表面と背面
   とを有しており、２つの背面側の角部のそれぞれにはこ
   の背面側から突出するフランジや突起があり、背面側の
   他の２つの角部に隣接する部分には当接合があり、それ
   ぞれのフランジあるいは突起の上ないし中に突起物や窪
   み、前記他の２つの角部のそれぞれに隣接する背面にも
   窪みや突起があり、それらプレートが組立ブロックを形
   成するためにお互いに係合するような配列であることを
   特徴とする請求項１５に記載の組立ブロック。 １７）前記突起物は、前記係合を容易とする傾斜面を有
   する請求項１６に記載の組立ブロック。 １８）組立ブロックの各面は３つの色を呈し、それらの
   色は前記第１と第３の連結態様の場合にブロックの集合
   物の各面で単一の色を呈するように配列される請求項８
   に記載の組立ブロック。 １９）請求項第１、２、３又は８項のいずれか１つに記
   載の組立ブロックを形成するための組立ブロックの一面
   を構成するプレートであって、このプレートの一面と当
   該組立ブロックを形成する他のプレートとを連結し得る
   ようにしたプレート。 ２０）６枚の同一サイズのプレートを有し、それらプレ
   ートは、その組立ブロックのある面を構成するプレート
   のそれぞれの表面で組立ブロックを形成するために嵌ま
   り合っている組立ブロック。 ２１）嵌まり合った６枚のプレートは、前記表面と背面
   とを有しており、２つの背面側の角部のそれぞれにはこ
   の背面側から突出するフランジや突起があり、背面側の
   他の２つの角部に隣接する部分には当接合があり、それ
   ぞれのフランジあるいは突起の上ないし中に突起物や窪
   み、前記他の２つの角部のそれぞれに隣接する背面にも
   窪みや突起があり、それらプレートが組立ブロックを形
   成するためにお互いに係合するような配列であることを
   特徴とする請求項２０に記載の組立ブロック。