JPH0122532Y2 - - Google Patents

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JPH0122532Y2
JPH0122532Y2 JP13713181U JP13713181U JPH0122532Y2 JP H0122532 Y2 JPH0122532 Y2 JP H0122532Y2 JP 13713181 U JP13713181 U JP 13713181U JP 13713181 U JP13713181 U JP 13713181U JP H0122532 Y2 JPH0122532 Y2 JP H0122532Y2
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JP
Japan
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pinhole
side plate
pin
plate
unit
Prior art date
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JP13713181U
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JPS5843245U (ja
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  • Assembled Shelves (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数のユニツトを自由に形成し組
立てることのできるユニツト家具に関するもので
ある。
ユニツト家具は、1対の側面板と平面板及び背
面板又は必要に応じて正面にガラス戸、ドア、引
き出し等を有する立方体のユニツトを1単位とし
て、それらを複数個組合わせることにより、部屋
の状況に適応させるものであるが、従来この種の
ユニツト家具は、その1単位のユニツトが各々1
対の側面板を有するので、それらを組合わせた場
合、各々のユニツトの側面板は二重になり、デザ
イン上の問題だけでなく、機能的にみても、横か
らの振動に対し柔軟性を欠くとともに、経済的に
みても、このように側面板を二重にすることは、
その分だけ製造コストがかさみ、また多数のユニ
ツトを組合わせる場合は、側面板が二重になつて
いることにより、むだな面積をとることとなる。
又、この種のユニツト家具は末端の需要者が自
分の好みに合わせて各ユニツトを自由に組み変え
るものであるが従来のものは各ユニツトを組合わ
せる連結手段としてボルト又は金具を使用してい
るために、一般需要者には組立てが面倒であり、
組立てに多くの時間を必要とする等不必要な手間
を需要者に強いている。
さらに又、従来のユニツト家具として、平面板
相互を水平方向のピンにより結合し、それに対し
側面板および背面板を別途垂直方向のピンにより
結合するものもあるが、かかる結合方法によれ
ば、当然構造が複雑になり製作コストもかさみ、
また組立に熟練と時間を要するばかりでなく、荷
重の方向によつては結合が弱まり、また荷重をピ
ンだけで支える場合があるので、構造そのものが
本質的に脆弱となる欠点を有する。
この考案の目的は、上述のような従来のユニツ
ト家具の欠点を解消し、丈夫で、組立てが自由で
ありかつ簡単でありその上材料を節約することの
できるユニツト家具を提供することにある。
本考案のユニツト家具は、従来のユニツト家具
とはことなり、製作済の平面板と側面板の部材と
垂直方向のピンのみを使用して需要者がその希望
に応じて各ユニツトを形成しながら自由に結合し
ていくものであり、各ユニツトは平面板および側
面板を共通にして結合されており、従来のユニツ
ト家具のように製作済の独立のユニツト家具をそ
のまま複数個組み合せたものとはことなる、新し
い概念のユニツト家具である。
以下添付した書面を参照して本考案を説明す
る。第1図は本考案によるユニツト家具の一単位
であるユニツトの実施例とそれを構成する側面板
および平面板を分離したところを示す斜視図であ
る。第1図において該ユニツトは1対の平面板1
と1対の側面板2とを有している。該平面板1は
左端に凸部3と複数の凹部4′を、右端に前記凸
部および凹部とそれぞれ嵌り合う形状と寸法の凹
部4と複数の凸部3′を有している。側面板2は
上下面に複数の垂直方向のピンホール5を有し、
該ピンホール5と平面板の凸部3,3′にあけら
れた同様に垂直方向のピンホール7とを通す棒状
のピン6によつて平面板の凸部と結合している。
平面板の凸部3および3′は、図に示すように、
側面板の上下の端面上に当接支持されている。又
背面板は従来通りの方法で平面板、側面板の後部
の内外に掘られたみぞ8によつてはめ込まれてい
る。第2A図は、本考案に使用するピン6の1実
施態様の斜視図である。該ピンはどのような形
状、材質でもよいが形状は図面にあるように平面
板に挿入され当接する部分6aの直径が側面板に
挿入され当接する部分6bの直径より大きい方が
望ましく、材質もプラスチツクが望ましい。第2
B図は最終的にユニツトの組合せが終つた場合最
上面及び最底面に使用するピンの実施態様で、こ
れにより、ピンが露出しない。第3図は、本考案
によるユニツト家具の1単位であるユニツトの上
部と左部に他のユニツトを組み立てる場合の位置
関係を示す実施例の斜視図である。第1図の構造
よりなるユニツトの上部と左端部に他のユニツト
を形成、結合する場合、平面板1と同様の構造を
有する他の平面板1Aの凹部4Aと平面板1の凸
部3をはめ合わせ、側面板2の上部にあるピンホ
ール5と平面板1Aの両凸部3′Aにあるピンホ
ール7とを合わせ、ピン6を挿入し、該ピンの非
挿入部と平面板上に既に挿入されているピン6の
非挿入部とを側面板2Aの下辺にあるピンホール
に挿入することにより、平面板1,1Aと側面板
2,2Aの4枚は結合される。第3A図はその結
合状態を示す平面図であり、第3B図はそのA−
A線断面図である。第2図のユニツトの右端部に
他の平面板1Aと他の側面板2Aを結合した場合
には、平面板1の凹部4と凸部3′を他の平面板
1Aの凸部3Aと凹部4′Aにそれぞれ嵌め合わ
せ、平面板1Aの凸部3Aのピンホール7にピン
を挿入して該他の平面板1Aと側面板2とを結合
し、そのピンの非挿入部を他の側面板2Aの下部
に対応するピンホールに挿入することにより、他
の平面板1A、他の側面板2Aおよび側面板2が
結合される。平面板1の凸部3′と側面板2とを
結合するピンの非挿入部を他の側面板2Aの対応
するピンホールに挿入すればさらに強固な結合が
得られる。その後側面板と平面板に各々他の面の
板を同様に組み立てることにより、複数のユニツ
トを自在に形成、結合することができる。第4図
は、本考案によるユニツトを4つ形成、結合した
実施例の斜視図である。尚、本考案によるユニツ
ト前面にガラス戸、ドア等を使用することができ
るのはいうまでもない。
本考案によれば、各々のユニツトは各々隣接す
る側面板を共通にするため、第4図に示す実施例
によつて明らかなように、例えば4つのユニツト
を組立わせる場合、従来のものであれば側面板を
8枚必要とするところを6枚で済ますことがで
き、かつ構造的にみても横からのゆれに対し柔軟
性を有する。本考案の平面板相互はそれぞれの凹
凸部が前後方向移動不能に嵌合されており、さら
にその凸部が側面板の端面上に当接支持されてい
るので、構造上極めて丈夫である。又本考案に係
る各ユニツトは、ボルト、金具等を一切使用しな
いで、棒状の垂直ピンのみで形成、結合すること
ができるので、組み立てが非常に簡単であり、複
数の平面板と側面板を共通のピンで結合している
ために非常に丈夫である。該棒状のピンを実施態
様にあるような形状にした場合は、側面板に入る
長さが一定となり、ピンホールの深さを厳密にす
る必要がなく、又組立てにさいしても扱いやす
い。又材質をプラスチツクにした場合は、ピンホ
ールとの密着が強力になり、プラスチツクの柔軟
性により振動を吸収するので取扱いや地震等によ
る振動に対して強いという効果がある。さらに、
本考案の組立て家具は従来のユニツト家具と異な
り、部材からそのまま各単位ユニツトを極めて容
易に組立ててゆくことができるものであるから、
製品の出荷に際しては部材のままで行うことがで
き、運送空間および在庫空間を極端に小さくする
ことができる。又同じ形状のユニツトの場合、同
じ形状と構造の平面板、側面板を大量に生産すれ
ばよく、生産コストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるユニツト家具の一単位で
あるユニツトの実施例とその側面板及び平面板を
各々分離した斜視図。第2A図、第2B図は本考
案に使用するピンの第1実施態様の斜視図。第3
図は本考案によるユニツト家具の組み立て状態を
示す斜視図であり、第3A図はその結合状態の平
面図、第3B図は、そのA−A線断面図。第4図
は本考案によるユニツトを組合わせたユニツト家
具の斜視図。 1,1A……平面板、2,2A……側面板、
3,3′,3A,3′A……平面板凸部、4,4′,
4A,4′A……平面板凹部、5,7……ピンホ
ール、6……ピン、6a……側面板挿入部分、6
b……平面板挿入部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端に複数の凸部を有する凹凸部を他端に該
    凹凸部と嵌り合う形状と寸法の凹凸部を設け、
    各凹凸部の凸部には垂直方向のピンホールを設
    けた一対の平面板と、上下端面に前記各ピンホ
    ールに対応する垂直方向のピンホールと前記各
    凹部に対応する垂直方向のピンホールとを設け
    た一対の側面板とを有し、平面板の凸部と側面
    板とはそれぞれの対応する前記ピンホールを連
    通して挿入されたピンにより結合され、該凸部
    は該側面板の端面上に支持されて成るユニツト
    であつて、該ピンの非挿入部は他の側面板の対
    応するピンホールに挿入されて該他の側面板を
    垂直方向に結合することができ、前記平面板の
    凹部に対応する側面板のピンホールと該凹部に
    嵌り合う他の平面板の凸部に設けた対応するピ
    ンホールとを連通してピンを挿入することによ
    り側面板と該他の平面板とを水平方向に結合す
    ることができ、それにより他のユニツトを垂直
    および水平方向に自在に形成、結合できること
    を特徴とするユニツト家具。 2 平面板のピンホールの直径が側面板のピンホ
    ールの直径よりも大きい、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のユニツト家具。 3 ピンの、平面板のピンホールに当接する部分
    が、側面板のピンホールに当接する部分よりも
    太くなつている、実用新案登録請求の範囲第2
    項記載のユニツト家具。 4 ピンがプラスチツクからなる、実用新案登録
    請求の範囲第1項乃至第3項記載のユニツト家
    具。
JP13713181U 1981-09-17 1981-09-17 ユニツト家具 Granted JPS5843245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13713181U JPS5843245U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 ユニツト家具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13713181U JPS5843245U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 ユニツト家具

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Publication Number Publication Date
JPS5843245U JPS5843245U (ja) 1983-03-23
JPH0122532Y2 true JPH0122532Y2 (ja) 1989-07-05

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JP13713181U Granted JPS5843245U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 ユニツト家具

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JPS5843245U (ja) 1983-03-23

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