JP3062119U - 型枠コ―ナ―用面木 - Google Patents

型枠コ―ナ―用面木

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JP3062119U JP1999001452U JP145299U JP3062119U JP 3062119 U JP3062119 U JP 3062119U JP 1999001452 U JP1999001452 U JP 1999001452U JP 145299 U JP145299 U JP 145299U JP 3062119 U JP3062119 U JP 3062119U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状で保管に際してかさばらず、縦面木を通
したまま取り付けができる作業性のよいコーナー面木を
実現する。 【解決手段】 上面が二等辺三角形で、その2つの斜辺
と垂直な互いに直角方向の2つの垂直面も二等辺三角形
であるコーナーピース1と、一方の垂直面にこれと断面
形状が等しい枝2を接続した形状として型枠用コーナー
面木を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、土木、建築工事等においてコンクリート壁や柱等を打設する際に型 枠のコーナー部分の面取り用として使用する型枠コーナー用面木に関する。
【0002】
【従来の技術】
土木、建築工事等においてコンクリート壁や柱等を打設する際に、その角部に 面取りを行うため、型枠の隅に面木と呼ばれる断面が二等辺直角三角形である木 材あるいは樹脂等の棒状体を挿入することが行われている。寸法としては断面の 直角三角形の斜辺の長さにより、10〜50mmの範囲のものが一般的である。
【0003】 柱や壁の稜線が直線である部分については棒状の面木材を適宜切断して使用す ればよいが、コーナー部(隅角部)については稜線が3次元に交わるので、面木 材を加工してコーナーに合わせる必要がある。 実開平3-89839号公報によれば、コーナー部分の面木を樹脂等で予め一体に成 型することが提案されている。図8はこのコーナー面木を示す斜視図で、このコ ーナー面木10は、互いに平面状で交わる2つの稜線と、この交点と垂直に交わる 縦稜線との隅角部分の三面木を合成樹脂等の成形用材で一体的に形成してなるも ので、10a 、10b 、10c は各稜線に対応する3本の枝である。
【0004】 また実開昭64-37839号公報には、図9に示すように複数の面木が交わり合う相 貫部分、あるいは相貫体を形状とするコーナー面木が記載されている。図9にお いて11はコーナーピース、12はこれに接続される直線状の通常の面木である。 これらの従来の技術によれば、予め成形加工したコーナー用部材を使用するこ とにより、コーナー部分の形状に合わせていちいち面木を加工する手間が省ける から能率的ではあるが、実開平3-89839号公報記載のものにおいては、形状が立 体的であるから大量に製造して保管する場合にスペースを必要とし、また各枝10 a 、10b 、10c の長さを予め想定して製造するので、薄い壁等で稜線が接近して いる場合、枝同士がつかえるから切断しなければならないなどの問題点がある。 また実開昭64-37839号公報記載のものにあっては、コーナーピースの寸法が小さ いので、型枠内でこれを保持するため予めいずれかの面木に接着するなどの手間 が必要である。
【0005】 さらにこれらに共通して、コーナー部分の上下で縦面木が分断されるから、こ の位置で切断しなければならないという問題点もある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来のコーナー面木におけるこのような問題点を解消し、縦面木を通 したままで挿入でき、かつ作業性および保管性にすぐれるコーナー面木を実現す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上面が二等辺直角三角形で、かつこの二等辺直角三角形の2つの斜 辺と垂直な互いに直角方向の2つの垂直面も二等辺直角三角形であるコーナーピ ースと、前記2つの垂直面のうちの一方に断面形状がこの二等辺直角三角形に等 しい枝を接続した形状を有する型枠コーナー用面木であるか、あるいは上面が二 等辺直角三角形の各頂点を面取りした六角形で、かつこの二等辺直角三角形の2 つの斜辺と垂直な互いに直角方向の2つの垂直面が斜辺を上面とする二等辺直角 三角形であるコーナーピースと、前記2つの垂直面のうちの一方に断面形状がこ の二等辺直角三角形に等しい枝を接続した形状を有する型枠コーナー用面木であ る。
【0008】
【考案の実施の形態】
〔実施例1〕 本考案の第1の実施例を図面により説明する。図1(a)はこの型枠コーナー 用面木を示す平面図、(b)は正面図、(c)は斜視図で、1はコーナーピース 、2は通常の直線状面木を切断した枝である。(a)、(b)からわかるように 全体としては棒状であって突出部がないから、束ねたり、つみ重ねたりして保管 するのにも便利である。
【0009】 図2はコーナーピース1の形状を詳しく説明するため、平面図(a)に対して 側面4方向からの形状を示したもので、図2において(b)は(a)におけるB 方向からの形状であり、以下(c)はC方向から、(d)はD方向から、(e) はE方向から見える形状を示す。この図において斜線を施したのは視線と直角方 向の面であることを示し、枝2や他の面木との接合面である。
【0010】 コーナーピース1は、平面図(a)に示すように上面が二等辺直角三角形で、 かつ(b)、(c)に示されるこの二等辺直角三角形の2つの斜辺と垂直な互い に直角方向の2つの垂直面も二等辺直角三角形である。本考案の型枠コーナー用 面木は、このうちの一方に断面形状がこの二等辺直角三角形に等しい面木材を枝 2として接続した形状を有するが、必ずしもこの接合面において接合してある必 要はなく、全体を一体に成形しても何ら差し支えない。いずれにしてもコーナー ピース1に枝2が接合されているので、枝2の部分を型枠に釘で打ちつけるか、 鋼製型枠の場合、枝2の部分に磁石を埋め込んでおいて吸着させる等の手段によ り、コーナーピース1も同時に取り付けができ、コーナーピース単独よりも取扱 いが容易である。但し枝2の接合はコーナーピース1の2つの接合面のうち一方 のみとする。両側にこれを取り付けてしまうと、全体形状が立体的となって従来 の技術で見たとおり保管にスペースを要するなどの問題点が生じてしまうからで ある。また、枝を片側のみとしておけば、打設する壁が薄い場合、枝同士がぶつ かってしまうことがない。
【0011】 なお、図1に示したものと、これと対称形の逆勝手のものと、2とおり用意す るとさまざまな施工箇所に対応できて便利である。 本考案の型枠コーナー用面木の材質は任意であるが、一般の樹脂、発泡性樹脂 や硬質ゴムなどが好ましい。また型枠への接着手段として磁石、両面テープ、釘 、接着剤など任意のものが採用できる。
【0012】 図3は型枠の内側にこの型枠コーナー用面木を取り付けた状態を示す斜視図で 、20は水平方向の面木、21は縦方向の面木である。コーナーピース1の背面に断 面二等辺三角形の空間があるので、縦方向の面木21が壁型枠コーナー用面木の部 分で分断されず、通して取り付けができる。また水平方向の面木20はそれ自体を 型枠に接合すれば、とくにコーナーピース1と接合させず、単に接触させるだけ でよい。
【0013】 なお、この実施例の型枠コーナー用面木を使用して打設したコンクリート壁C のコーナー部の形状を図4の斜視図で示す。Pは角部の頂点であるが、やや角か 鋭く感じられるのが難点である。 〔実施例2〕 本考案の第2の実施例を図面により説明する。図5はこの型枠コーナー用面木 を示す斜視図、図6は平面図で、実施例1のものとはコーナーピースの形状に相 違がある。すなわち、このコーナーピース1aは、上面が二等辺直角三角形の各頂 点を面取りした六角形であり、この二等辺直角三角形の2つの斜辺と垂直な互い に直角方向の2つの垂直面が面取りした斜辺を上面とする二等辺直角三角形とな っている。2つの垂直面のうちの一方に断面形状がこの二等辺直角三角形に等し い面木材を接続した形状を有することは第1の実施例と同様である。
【0014】 第2の実施例の型枠コーナー用面木を使用して打設したコンクリート壁Cのコ ーナー部の形状を図7の斜視図で示す。P1 、P2 は角部の頂点である。 コーナーピース1aの形状が変わったことにより、打設したコンクリート壁の面 取り部分の頂部の線が1箇所で90度に折れ曲がらずに、P1 、P2 の2箇所に分 けて折れ曲がるため、角が鋭くならず、安全上および美観上、いっそう好ましい ものとなっている。
【0015】 ただし図6の平面図でわかるようにコーナーピース1aがわずかながら枝2より も突出するので、保管の際などに多少かさばるという難点はあるが、上記の効果 が評価される場合はこのような難点は問題とはならない。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、作業性および保管性にすぐれ、コーナー用面木を縦面木を通 したままで取り付けることができるなどのすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の構成を示す(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施例におけるコーナーピース
の形状を示す(a)は平面図、(b)〜(e)は各方向
からの側面図である。
【図3】本考案の第1の実施例における型枠コーナー用
面木の使用状況を示す斜視図である。
【図4】本考案の第1の実施例における打設したコンク
リート壁の形状を示す斜視図である。
【図5】本考案の第2の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図6】本考案の第2の実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図7】本考案の第2の実施例における打設したコンク
リート壁の形状を示す斜視図である。
【図8】従来の技術を示すコーナー面木の斜視図であ
る。
【図9】他の従来の技術を示すコーナー面木の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1、1a コーナーピース 2 枝 10 コーナー面木 10a 、10b 、10c (コーナー面木の)枝 20、21 (通常の)面木 C コンクリート壁 P 頂点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が二等辺直角三角形で、かつこの二
    等辺直角三角形の2つの斜辺と垂直な互いに直角方向の
    2つの垂直面も二等辺直角三角形であるコーナーピース
    (1)と、前記2つの垂直面のうちの一方に断面形状が
    この二等辺直角三角形に等しい枝(2)を接続した形状
    を有する型枠コーナー用面木。
  2. 【請求項2】 上面が二等辺直角三角形の各頂点を面取
    りした六角形で、かつこの二等辺直角三角形の2つの斜
    辺と垂直な互いに直角方向の2つの垂直面が斜辺を上面
    とする二等辺直角三角形であるコーナーピース(1)
    と、前記2つの垂直面のうちの一方に断面形状がこの二
    等辺直角三角形に等しい枝(2)を接続した形状を有す
    る型枠コーナー用面木。
JP1999001452U 1999-03-12 1999-03-12 型枠コ―ナ―用面木 Expired - Fee Related JP3062119U (ja)

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