JPH11321005A - シリアルプリンタ - Google Patents
シリアルプリンタInfo
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- JPH11321005A JPH11321005A JP10359038A JP35903898A JPH11321005A JP H11321005 A JPH11321005 A JP H11321005A JP 10359038 A JP10359038 A JP 10359038A JP 35903898 A JP35903898 A JP 35903898A JP H11321005 A JPH11321005 A JP H11321005A
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- speed
- control
- acceleration
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J29/38—Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J19/00—Character- or line-spacing mechanisms
- B41J19/18—Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
- B41J19/20—Positive-feed character-spacing mechanisms
- B41J19/202—Drive control means for carriage movement
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Abstract
制御を終了させる必要性をなくすことにより、キャリア
の移動範囲を長くすることなく、かつ印字結果の品質を
低下させることなく、高速印字を可能とする。 【解決手段】 印字ヘッドを搭載したキャリアを一定速
度まで加速してその一定速度を保持し、その後減速して
停止するという一連の速度制御を行いながら、印字ヘッ
ドから1ライン分の印字出力を行うシリアルプリンタに
おいて、キャリア速度を監視し、キャリアの加速制御中
にキャリア速度の変動を検出したとき、その加速量を減
らすように制御して速度制御の安定性を保持しつつ、キ
ャリアが一定速度に達する前にキャリア位置が印字開始
位置に達するようにキャリアを制御する。
Description
したキャリアを移動しながら印字を行うシリアルプリン
タに関する。
に対向した印字ヘッドをキャリアに搭載し、このキャリ
アを駆動する直流(DC)モータで構成されるキャリア
モータを備え、このキャリアモータを加減速制御してプ
ラテンに沿って主走査方向にキャリアを移動しながら1
ラインごとに印字出力を行うようになっている。
る際、図14に示すように先ず印字開始位置までに所定
の一定速度一定速度V0 になるように予め設定したスロ
ーアップデータに基づいてキャリアモータを制御してキ
ャリアを加速(スローアップ)する。そしてキャリアモ
ータが一定速度になったら、印字ヘッドからの印字出力
を行う。その後、印字出力が終了すると、予め設定した
スローダウンデータに基づいてキャリアモータを制御し
てキャリアを減速(スローダウン)し、所定位置でキャ
リアを停止する。このような1ラインごとの印字動作を
繰返し行うことにより、1ぺージの印字が終了する。
印字できるプリンタが要求されているが、上述したよう
なシリアルプリンタで高速印字を実現しようとすれば、
印字出力するときのキャリア速度である一定速度V0 を
高くする必要がある。しかしながら、一定速度V0 を高
くすればするほど加速に必要な距離(スローアップ距
離)と減速に必要な距離(スローダウン距離)を長くと
らなければならないが、上述したようなシリアルプリン
タでは、キャリアが印字開始位置に達するまでに加速制
御を終了して定速制御に移っている必要があるため、そ
の分だけキャリアの移動範囲Wを長くとる必要が生じ、
結果としてプリンタ装置自体が大きくなってしまうとい
う問題があった。一方、短距離で一気に加速と減速を行
うようにすれば、図15に示すようにダンピングが発生
するなどのようにキャリア速度の変動が生じ、キャリア
の動きがなかなか安定せず、印字した画像が乱れるなど
印字結果に影響を及すおそれがある。
に印字を行うようにすることも考えられるが、加速制御
中や減速制御中にダンピングが発生するなどのようにキ
ャリア速度の変動が生じてしまうと、印字した画像が乱
れるなど印字結果に影響を及すことが考えられる。
中にキャリア速度の変動を抑制してその間にも印字がで
きるようにすることにより、キャリアの移動範囲を長く
することなく、かつ印字結果の品質を低下させることな
く、高速で印字を行うことができるシリアルプリンタを
提供しようとするものである。
字ヘッドを搭載したキャリアを主走査方向に走行走査す
るキャリア駆動手段を備え、このキャリア駆動手段を制
御してキャリアを一定速度まで加速してその一定速度を
保持し、その後減速して停止するという一連の速度制御
を行いながら、印字ヘッドから1ライン分の印字出力を
行うシリアルプリンタにおいて、キャリアの速度を監視
し、キャリアの加速制御中にキャリア速度の変動を検出
したときにその加速量を減らすようにキャリア駆動手段
を制御する速度変動抑制制御を行うとともに、キャリア
が一定速度に達する前にキャリアが印字可能範囲に入る
ようにキャリア駆動手段を制御したことを特徴とするシ
リアルプリンタである。
一定速度に達する前にキャリアが印字可能範囲に入るよ
うにキャリア駆動手段を制御するので、キャリアの加速
制御中にも印字出力を行うことができるようになるた
め、キャリアの移動範囲を従来よりも短くすることがで
き、しかも、キャリアの加速制御中はキャリア速度の変
動を検出したときにその加速量を減らすようにキャリア
駆動手段を制御することから、キャリアの加速制御中に
おけるキャリア速度の変動が抑制されるので、加速制御
中においても速度の乱れのない滑らかなキャリアの移動
が保障されるため、キャリアの速度変動による印字結果
への影響を防止できる。
たキャリアを主走査方向に走行走査するキャリア駆動手
段を備え、このキャリア駆動手段を制御してキャリアを
一定速度まで加速してその一定速度を保持し、その後減
速して停止するという一連の速度制御を行いながら、印
字ヘッドから1ライン分の印字出力を行うシリアルプリ
ンタにおいて、キャリアの速度を監視し、キャリアの減
速制御中にキャリア速度の変動を検出したときにその減
速量を減らすようにキャリア駆動手段を制御する速度変
動抑制制御を行うとともに、キャリアが印字可能範囲を
過ぎる前にキャリアの減速を開始するようにキャリア駆
動手段を制御したこと特徴とするシリアルプリンタであ
る。
印字可能範囲を過ぎる前にキャリアの減速を開始するよ
うにキャリア駆動手段を制御するので、キャリアの減速
制御中にも印字出力を行うことができるようになるた
め、キャリアの移動範囲を従来よりも短くすることがで
き、しかも、キャリアの減速制御中はキャリア速度の変
動を検出したときにその減速量を減らすようにキャリア
駆動手段を制御することから、キャリアの加速制御中に
おけるキャリア速度の変動が抑制されるので、減速制御
中においても速度の乱れのない滑らかなキャリアの移動
が保障されるため、キャリアの速度変動による印字結果
への影響を防止できる。
抑制制御は、キャリアが印字可能範囲に入ってから一定
速度に達するまでの間のみに行うようにしたことを特徴
とする請求項1記載のシリアルプリンタである。
抑制制御は、キャリアの減速制御を開始してからキャリ
アが印字可能範囲を過ぎるまでの間のみに行うようにし
たことを特徴とする請求項2記載のシリアルプリンタで
ある。
を開始してからキャリアが印字可能範囲に入るまでに、
一定速度よりも低い速度で予め設定した速度に達するよ
うにキャリアの加速制御を行うようにしたことを特徴と
する請求項3記載のシリアルプリンタである。
ンタに適用した場合の第1の実施の形態を図1ないし図
7を参照して説明する。図1は、本実施の形態における
プラテン周辺の構成を示す図で、1はプラテンである。
このプラテン1の両端部は、回転自在に軸支されてい
る。このプラテン1に沿ってキャリア軸2を設け、この
キャリア軸2に沿って主走査方向に移動可能にキャリア
3が取付けられている。キャリア3には、ワイヤの先端
を出入れ可能な孔が配設された印字ヘッド4及びインク
リボンカセット5が搭載される。このインクリボンカセ
ット5のインクリボンは印字ヘッド4とプラテン1との
間に介在するように張設されている。
張設された図示しないキャリアベルトに取付けられてい
る。キャリア軸2の一端には、上記キャリアベルトを介
してキャリア3をキャリア軸2に沿って移動させるキャ
リア駆動手段としてのキャリアモータ6が配設されてい
る。
ボモータから構成される。そして、キャリアモータ6に
は、モータの回転に応じてパルスを発生させるエンコー
ダ7が取付けられている。このエンコーダ7の出力パル
スを後述のCPUで監視することによってキャリア3の
位置や速度変動を検出する。なお、エンコーダ7として
は、キャリアモータ6側に設けたものに限られず、アイ
ドラプーリ側に設けたものでもよく、またキャリア3の
移動方向に沿って設けたリニアエンコーダを用いてもよ
い。
ームポジションから他端側までのキャリア移動範囲Wを
移動できるようになっている。従って、このキャリア移
動範囲内において、印字ヘッド4からの印字出力が可能
となる範囲、すなわち印字可能範囲(図1では印字開始
位置から印字終了位置までの範囲を示す)Vを設定する
必要がある。なお、印字可能範囲内のいずれの位置から
実際に印字出力(ドット出力)が開始されるかは、印字
データによって異なる。
トプリンタの構成を示すブロック図で、11は制御部本
体を構成するCPU(中央処理装置)、12はCPU1
1が各部を制御するためのプログラムデータ等が予め格
納されたROM(リ−ド・オンリ・メモリ)、13は上
記CPU11が処理するデータを一時的に格納するため
の各種メモリエリアなどが記憶されるRAM(ランダム
・アクセス・メモリ)、14はI/Oポート、15はイ
ンタフェース(I/F)、16はメカニカルコントロー
ラである。上記CPU11と、ROM12、RAM1
3、I/Oポート14、I/F15、メカニカルコント
ローラ16とは、アドレスバス,データバス,制御バス
等のバスライン17を介して相互に接続されている。
ド4を駆動するヘッドドライバ18、キャリア3をキャ
リア軸2に沿って移動させるキャリアモータ6を駆動す
るモータドライバ19、プラテン1をフィードさせるフ
ィードモータ21を駆動するモータドライバ22、用紙
の先端を検出するセンサなどの各種センサ23、上記エ
ンコーダ7が接続している。
してホストコンピュータ24が接続している。また、I
/Oポート14にはオペレータが各種の操作を行うオペ
レーションパネル25が接続している。
制御を行うようになっている。CPU11は先ずST
(ステップ)1にて印字開始位置及び印字終了位置のセ
ットを行う。これにより、図1に示す印字可能範囲Vが
決定される。続いて、ST2にて定速制御を行う一定速
度V0 及びキャリア停止位置のセットを行う。これによ
り、図1に示すキャリア移動範囲Wが決定される。
を開始し、ST4にてエンコーダ7の出力に基づいてキ
ャリア3が印字開始位置まで達したか否かを判断する。
ST4にて、キャリア3が印字開始位置まで達していな
いと判断した場合は、ST5にて速度変動抑制制御を伴
うキャリアモータ6の加速制御を行う。
タ6の加速制御は、図4に示すように、ST21にて予
め設定したスローアップデータに基づいてキャリアモー
タ6を制御することによりキャリアモータ6を加速し、
ST22にてエンコーダ7の出力パルスの波形が正常
(ダンピングが発生しない滑らかな変化)か否かを判断
する。具体的には、波形の乱れが生じているか否かを判
断する。
な場合は、エンコーダ7の出力パルスの幅が徐々に変化
するが、ダンピングが発生すると例えば図15に示すよ
うにエンコーダ7の出力パルスの幅が短くなったり長く
なったりして乱れる。このパルス幅の乱れを検出するこ
とにより、加速が安定しているかどうか、すなわちダン
ピングが発生するなどのようにキャリア速度の変動が生
じていないかどうかがわかるので、これを利用したもの
である。具体的には、図6においてX1 >X2 >X3 >
X4 >…>Xn を満たす場合はエンコーダ7の出力パル
スの波形が正常である(キャリア速度の変動がない)と
判断し、満たさない場合はエンコーダ7の出力パルスの
波形が正常でない(キャリア速度の変動がある)と判断
する。
波形が正常でない、すなわちキャリア速度が変動してい
ると判断した場合は、ST23にてキャリアモータ6の
加速量を減らしてST22の処理に戻る。このようにす
ることにより、図6に示すようにエンコーダ7の出力パ
ルスの幅が徐々に長くなるような安定した加速制御を行
うことができる。また、ST22にてエンコーダ7の出
力パルスの波形が正常である、すなわちキャリア速度が
変動していないと判断した場合は、図3のST4の処理
に戻る。
まで達したと判断した場合は、ST6にて印字出力制御
を開始する。すなわち、ホストコンピュータ24から受
信した印字データに基づいて1ライン分の印字出力を開
始する。
が一定速度V0 に達したか否かを判断する。ST7にて
一定速度V0 に達していないと判断したと場合は、ST
8にて図4に示す速度変動抑制制御を伴うキャリアモー
タ6の加速制御を行ってST7の処理に戻る。また、S
T7にて一定速度V0 に達したと判断した場合は、ST
9にてその一定速度V0 を維持するようにキャリアモー
タ6を制御する定速制御を行う。
了位置から所定量だけ手前に達したか否かを判断する。
これは減速制御を開始するタイミングを決めるための判
断であり、印字終了前に減速制御を行わせるために必要
な制御である。従って、印字終了位置からどの程度手前
で減速制御を行わせるかは、安定した減速制御を行うこ
とができる距離などに基づいて決定する必要があるが、
ここではその1例として印字データのXキャラクタ分手
前に達したか否かを判断する。
位置からXキャラクタ分手前に達していないと判断した
場合はST9の処理に戻り、印字終了位置からXキャラ
クタ分手前に達したと判断した場合はST11にて速度
変動抑制制御を伴うキャリアモータ6の減速制御を行
う。
タ6の減速制御は、図5に示すように、ST31にて予
め設定したスローダウンデータに基づいてキャリアモー
タ6を制御することによりキャリアモータ6を減速し、
キャリアモータ6の加速制御のときと同様にST32に
てエンコーダ7の出力パルスの波形が正常(ダンピング
が発生しない滑らかな変化)か否かを判断する。これに
より、ダンピングが発生するなどのようにキャリア速度
の変動が生じていないかどうかがわかる。
波形が正常でない、すなわちキャリア速度が変動してい
ると判断した場合は、ST33にてキャリアモータ6の
減速量を減らしてST32の処理に戻る。このようにす
ることにより、キャリア速度の変動を抑制した安定した
減速制御を行うことができる。また、ST32にてエン
コーダ7の出力パルスの波形が正常である、すなわちキ
ャリア速度が変動していないと判断した場合は、図3の
ST12の処理に移る。
ア停止位置に達したか否かを判断する。ST12にてキ
ャリア停止位置に達していないと判断した場合はST1
1の処理に戻り、キャリア停止位置に達したと判断した
場合はST13にてキャリアモータ6を反転制御してキ
ャリア3をホームポジションに戻す。
したか否かを判断する。ST14にてすべての印字が終
了していないと判断した場合はST3の処理に戻り、す
べての印字が終了したと判断した場合はこの印字制御を
終了する。
は、1ライン分の印字を行う際、キャリアモータ6の加
速制御時にエンコーダ7の出力パルスの波形を監視し、
波形の乱れなどのキャリア速度の変動を検出したら加速
量を減らすことによって、キャリア3の滑らかな加速を
確保しつつ、図7に示すようにキャリア速度が一定速度
V0 に達する前にキャリアの位置が主走査方向における
所定の印字開始位置に達するように制御する。
達する前、すなわち加速制御中に印字出力可能状態にす
ることができる。これにより、高速で印字を行うように
してもそれに必要なキャリアの移動範囲を長くすること
なく、キャリア3の加速に必要な距離を十分に確保でき
る。さらに、加速制御中は安定した速度制御がなされる
ため、加速制御中に印字出力を行ったとしても印字結果
の品質を低下させることなく、高速で印字を行うことが
できる。
いてもエンコーダ7の出力パルスの波形を監視し、波形
の乱れなどのキャリア速度の変動を検出したら減速量を
減らすことによって、キャリア3の滑らかな減速を確保
しつつ、図7に示すようにキャリアが印字終了位置に達
する前(Xキャラクタ前)にキャリアが減速制御に移る
ようにする。
字出力可能状態にすることができる。これにより、高速
で印字を行うようにしてもそれに必要なキャリアの移動
範囲を長くすることなく、キャリア3の減速に必要な距
離を十分に確保できる。さらに、減速制御中は安定した
速度制御がなされるため、加速制御中に印字出力を行っ
たとしても印字結果の品質を低下させることなく、高速
で印字を行うことができる。
保持しつつ、キャリア3の移動範囲を短くすることがで
きるため、プリンタの装置全体を小型化することもで
き、コスト低下を図ることもできる。
する際に印字出力を行ってキャリアを復動する際に印字
出力は行わずにキャリアをホームポジションに戻す片側
印字制御に適用した場合について説明したが、キャリア
を往動する際のみならず、キャリアを復動する際にも印
字出力を行う双方向印字制御に適用してもよい。
みならず、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ
など、印字ヘッドを主走査方向に移動させながら印字出
力を行うプリンタ一般に適用できる。
用した場合の第2の実施の形態を図8ないし図11を参
照して説明する。なお、本実施の形態におけるワイヤド
ットプリンタのプラテン周辺の構成を示す図、ワイヤド
ットプリンタの構成を示すブロック図は、それぞれ図
1、図2に示すものと同様であるため、それらの詳細な
説明を省略する。
態と異なるのは、第1の実施の形態がキャリア3の速度
変動抑制制御をキャリア3の加速制御を開始してから一
定速度V0 に達するまで行うのに対し、本実施の形態で
は図11に示すようにキャリア3の速度変動抑制制御を
キャリア3が印字可能範囲Vに入ってから一定速度V0
に達するまでの間に行うようにした点である。
に示すような印字制御を行うようになっている。同図中
のST51〜ST54の処理は、図3に示すST1〜S
T14と同様の処理を行う。そして、ST54にてキャ
リア3が印字開始位置まで達していないと判断した場合
は、ST55にて速度変動抑制制御を伴わないキャリア
モータ6の加速制御を行う。すなわち、図9に示すよう
にキャリア速度の変動を監視せずに、キャリアモータ6
の加速制御のみを行う。
Vに入っていないのでキャリア速度の変動の有無を考慮
する必要がないことから、上記第1の実施の形態の場合
よりも短い距離で加速制御するようにスローアップデー
タを設定することができる。
3に示すST6〜ST10までと同様の処理を行う。そ
して、ST60にてキャリア3の位置が印字終了位置か
らXキャラクタ分手前に達したと判断した場合はST6
1にて速度変動抑制制御を伴うキャリアモータ6の減速
制御を行う。すなわち、図5に示す処理を行う。
終了位置に達したか否かを判断する。ST62にて印字
終了位置に達していないと判断した場合はST61の処
理に戻り、印字終了位置に達したと判断した場合はST
63にて速度変動抑制制御を伴わないキャリアモータ6
の減速制御を行う。すなわち、図10に示すようにキャ
リア速度の変動を監視せずに、キャリアモータ6の減速
制御のみを行う。
過ぎたのでキャリア速度の変動の有無を考慮する必要が
ないことから、上記第1の実施の形態の場合よりも短い
距離で減速するようにスローダウンデータを設定するこ
とができる。
リア停止位置に達したか否かを判断する。ST64にて
キャリア停止位置に達していないと判断した場合はST
63の処理に戻り、キャリア停止位置に達したと判断し
た場合はST65にてキャリアモータ6を反転制御して
キャリア3をホームポジションに戻す。
は、図11に示すように、キャリア3の加速制御時にお
いては、キャリア3を駆動開始してから印字可能範囲V
に入るまでは速度変動抑制制御を伴わない加速制御を行
い、印字可能範囲Vに入ってからキャリア速度が一定速
度V0 に達するまでは、速度変動抑制制御を伴う加速制
御を行う。これにより、キャリア速度の変動の有無を考
慮する必要がない印字開始位置に達する前においては、
上記第1の実施の形態の場合(図11において一点鎖線
で示す)よりも短い距離で加速制御するようにスローア
ップデータを設定することができるので、印字結果の品
質を低下させることなく、より高速で印字を行うことが
でき、キャリアの移動範囲Wもより短くすることができ
る。
も、キャリア3が印字可能範囲Vを過ぎるまでは速度変
動抑制制御を伴う減速制御を行い、印字可能範囲Vを過
ぎたらキャリア停止までは、速度変動抑制制御を伴わな
い減速制御を行う。これにより、キャリア速度の変動の
有無を考慮する必要がない印字終了位置を過ぎた後にお
いては、上記第1の実施の形態の場合よりも短い距離で
減速制御するようにスローダウンデータを設定すること
ができるので、印字結果の品質を低下させることなく、
より高速で印字を行うことができ、キャリアの移動範囲
Wもより短くすることができる。
用した場合の第3の実施の形態を図12及び図13を参
照して説明する。なお、本実施の形態におけるワイヤド
ットプリンタのプラテン周辺の構成を示す図、ワイヤド
ットプリンタの構成を示すブロック図は、それぞれ図
1、図2に示すものと同様であるため、それらの詳細な
説明を省略する。また、本実施の形態におけるCPU1
1が行う印字制御の流れ図は、上記第2の実施の形態に
おける図8に示すものと同様である。
上記第2の実施の形態と異なるのは、第2の実施の形態
がST55にて印字可能範囲に入るまでに行う速度変動
抑制制御を伴わないキャリアモータ6の加速制御として
キャリア3の加速制御のみを行うのに対して、本実施の
形態ではST55にて印字可能範囲に入るまでに行う速
度変動抑制制御を伴わないキャリアモータ6の加速制御
としてキャリア速度が一定速度V0 よりも低い速度で予
め設定した所定速度V1 まで一気に加速する制御を行う
点である。
11は、図8に示すST54にてキャリア3が印字開始
位置まで達していないと判断した場合は、ST55にて
図12に示すような速度変動抑制制御を伴わないキャリ
アモータ6の加速制御を行う。すなわち、ST71にて
予め設定したスローアップデータに基づいてキャリアモ
ータ6の加速を行う。この場合、印字開始位置に達する
前にキャリア速度が所定速度V1 に達するようにスロー
アップデータを設定しておけばよい。
速度V1 に達したか否かを判断する。このとき、キャリ
ア速度が所定速度V1 に達していないと判断した場合は
図8に示すST54の処理に戻り、キャリア速度が所定
速度V1 に達したと判断した場合はST73にてキャリ
ア3の加速がより安定した状態で印字可能範囲Vに入る
ようにするため、加速量を減らして図8に示すST54
の処理に戻る。
よりも低い速度で予め設定した所定速度V1 まで一気に
加速する制御を行うようにすることによって、キャリア
速度の変動の有無を考慮する必要がない印字開始位置に
達する前にキャリア3を第2の実施の形態よりも速い速
度V1 にしておくことができるので、上記第1の実施の
形態の場合よりもさらに短い距離で減速制御するように
スローダウンデータを設定することができることから、
印字結果の品質を低下させることなく、さらに高速で印
字を行うことができ、キャリアの移動範囲Wもさらに短
くすることができる。
る必要がない印字開始位置に達する前にキャリア3をよ
り速い速度V1 にしておくことにより、第2の実施の形
態の場合よりもさらに速くキャリア速度を一定速度V0
にすることができるので、図11に示す速度変動抑制制
御を伴わない加速制御にかかる区間を短くすることがで
きるため、一定速度V0 を保持する定速制御を行う区間
が短くなることを防止できる。
ャリアの移動範囲を長くすることなく、かつ印字結果の
品質を低下させることなく、高速で印字を行うことがで
き、また装置全体の小型化を図ることもできるシリアル
プリンタを提供できるものである。
ャリアが印字可能範囲Vに入ってからキャリア速度が一
定速度V0 に達するまでは、速度変動抑制制御を伴う加
速制御を行うことにより、キャリア速度の変動の有無を
考慮する必要がない印字開始位置に達する前において
は、より短い距離で加速制御するようにスローアップデ
ータを設定することができるので、印字結果の品質を低
下させることなく、より高速で印字を行うことができ、
キャリアの移動範囲Wもより短くすることができる。
ャリアが印字可能範囲Vを過ぎるまでは速度変動抑制制
御を伴う減速制御を行うので、キャリア速度の変動の有
無を考慮する必要がない印字終了位置を過ぎた後におい
てはより短い距離で減速制御するようにスローダウンデ
ータを設定することができるので、印字結果の品質を低
下させることなく、より高速で印字を行うことができ、
キャリアの移動範囲Wもより短くすることができる。
る必要がない印字開始位置に達する前にキャリアをより
速い速度にしておくことにより、より速くキャリア速度
を一定速度にすることができるので、一定速度を保持す
る定速制御を行う区間が短くなることを防止できる。
トプリンタのプラテン周辺の構成を説明する図。
ブロック図。
図。
ータの加速制御を示す流れ図。
ータの減速制御を示す流れ図。
ダの出力パルスとの関係を示す図。
及び印字終了位置とキャリアの速度制御のタイミングと
の関係を示す図。
う印字制御を示す流れ図。
アモータの加速制御を示す流れ図。
リアモータの減速制御を示す流れ図。
置及び印字終了位置とキャリアの速度制御のタイミング
との関係を示す図。
行う印字制御であって、図8に示す速度変動抑制制御を
伴わないキャリアモータの加速制御を示す流れ図。
置及び印字終了位置とキャリアの速度制御のタイミング
との関係を示す図。
印字開始位置及び印字終了位置とキャリアの速度制御の
タイミングとの関係を示す図。
度を上げた場合のキャリア速度とエンコーダの出力パル
スとの関係を示す図。
波形が正常でない、すなわちキャリア速度が変動してい
ると判断した場合は、ST23にてキャリアモータ6の
加速量を減らしてST22の処理に戻る。このようにす
ることにより、図6に示すようにエンコーダ7の出力パ
ルスの幅が徐々に短くなるような安定した加速制御を行
うことができる。また、ST22にてエンコーダ7の出
力パルスの波形が正常である、すなわちキャリア速度が
変動していないと判断した場合は、図3のST4の処理
に戻る。
字出力可能状態にすることができる。これにより、高速
で印字を行うようにしてもそれに必要なキャリアの移動
範囲を長くすることなく、キャリア3の減速に必要な距
離を十分に確保できる。さらに、減速制御中は安定した
速度制御がなされるため、減速制御中に印字出力を行っ
たとしても印字結果の品質を低下させることなく、高速
で印字を行うことができる。
よりも低い速度で予め設定した所定速度V1 まで一気に
加速する制御を行うようにすることによって、キャリア
速度の変動の有無を考慮する必要がない印字開始位置に
達する前にキャリア3を第2の実施の形態よりも速い速
度V1 にしておくことができるので、上記第1の実施の
形態の場合よりもさらに短い距離で加速制御するように
スローアップデータを設定することができることから、
印字結果の品質を低下させることなく、さらに高速で印
字を行うことができ、キャリアの移動範囲Wもさらに短
くすることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリアを主走査
方向に走行走査するキャリア駆動手段を備え、このキャ
リア駆動手段を制御して前記キャリアを一定速度まで加
速してその一定速度を保持し、その後減速して停止する
という一連の速度制御を行いながら、前記印字ヘッドか
ら1ライン分の印字出力を行うシリアルプリンタにおい
て、前記キャリアの速度を監視し、前記キャリアの加速
制御中にキャリア速度の変動を検出したときにその加速
量を減らすように前記キャリア駆動手段を制御する速度
変動抑制制御を行うとともに、前記キャリアが前記一定
速度に達する前に前記キャリアが印字可能範囲に入るよ
うに前記キャリア駆動手段を制御したことを特徴とする
シリアルプリンタ。 - 【請求項2】 印字ヘッドを搭載したキャリアを主走査
方向に走行走査するキャリア駆動手段を備え、このキャ
リア駆動手段を制御して前記キャリアを一定速度まで加
速してその一定速度を保持し、その後減速して停止する
という一連の速度制御を行いながら、前記印字ヘッドか
ら1ライン分の印字出力を行うシリアルプリンタにおい
て、前記キャリアの速度を監視し、前記キャリアの減速
制御中にキャリア速度の変動を検出したときにその減速
量を減らすように前記キャリア駆動手段を制御する速度
変動抑制制御を行うとともに、前記キャリアが印字可能
範囲を過ぎる前に前記キャリアの減速を開始するように
前記キャリア駆動手段を制御したこと特徴とするシリア
ルプリンタ。 - 【請求項3】 前記キャリアの前記速度変動抑制制御
は、前記キャリアが印字可能範囲に入ってから前記一定
速度に達するまでの間のみに行うようにしたことを特徴
とする請求項1記載のシリアルプリンタ。 - 【請求項4】 前記キャリアの前記速度変動抑制制御
は、前記キャリアの減速制御を開始してから前記キャリ
アが印字可能範囲を過ぎるまでの間のみに行うようにし
たことを特徴とする請求項2記載のシリアルプリンタ。 - 【請求項5】 前記キャリアを加速制御を開始してから
前記キャリアが印字可能範囲に入るまでに、前記一定速
度よりも低い速度で予め設定した速度に達するように前
記キャリアの加速制御を行うようにしたことを特徴とす
る請求項3記載のシリアルプリンタ。
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