JPH07329388A - 記録装置および情報処理システム - Google Patents

記録装置および情報処理システム

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JPH07329388A
JPH07329388A JP6122848A JP12284894A JPH07329388A JP H07329388 A JPH07329388 A JP H07329388A JP 6122848 A JP6122848 A JP 6122848A JP 12284894 A JP12284894 A JP 12284894A JP H07329388 A JPH07329388 A JP H07329388A
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JP
Japan
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acceleration
recording
stage
carrier
deceleration
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JP6122848A
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English (en)
Inventor
Kenji Kawazoe
憲嗣 河添
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S400/00Typewriting machines
    • Y10S400/903Stepping-motor drive for carriage feed

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアを短い移動距離で安定的に駆動でき
るような制御手段を具備することによって、記録範囲を
狭くしたり、装置全体を大きくせずに、高品位な画像の
得られる記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 インクジェット記録装置は、駆動手段を制御
することによって、停止の状態から所定の速度まで階段
状に速度を変化させながら加速される加速段階と、上記
所定の速度を維持する定速段階と、上記所定の速度から
上記停止の状態まで階段状に速度を変化させながら減速
される減速段階からなる駆動様式でもってキャリアを駆
動させる制御手段が設けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理システムにおいて、文字、画像等の情
報を被記録媒体上に出力するための記録装置に関するも
のある。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、OHP用シートなどの記録媒
体(以下記録用紙または単に紙ともいう)の搬送方向に
対し垂直に往復移動する記録ヘッドを搭載した稼動部
(以下これをキャリアと呼ぶ)を有する所謂シリアルタ
イプの記録装置は、種々の記録方式による記録ヘッドを
搭載した形態で提案されている。このような記録装置で
使われている記録ヘッドには、ワイヤードット方式、感
熱方式、熱転写方式、インクジェット方式によるものな
どがある。これらのシリアルタイプの記録装置は、キャ
リアを駆動するための駆動手段として通常モータ(多く
の場合ステッピングモータ)を用いる。
【0003】ここで、従来の記録装置と該記録装置に具
備される駆動手段およびその制御方法の一例として、以
下インクジェット方式の記録装置を説明する。
【0004】インクジェット方式はインクを吐出して記
録紙に直接付着させる低騒音なノンインパクト方式の一
つで、インク滴の形成方法および噴射エネルギの発生方
法により、コンテイニアス方式(電荷粒子制御方式およ
びスプレー方式が含まれる)とオンデマンド方式(ピエ
ゾ方式、スパーク方式およびバブルジェット方式が含ま
れる)とに大きく分類される。
【0005】コンテイニアス方式は、インクを連続的に
吐出し、必要な液滴だけ電荷を与える。帯電した液滴が
記録紙に付着し、残りは無駄になる。これに対して、オ
ンデマンド方式は、印字に必要な時だけインクを吐出す
るために、インクの無駄がなく装置内部が汚れない。ま
た、オンデマンド方式はインクの吐出を開始したり停止
したりするため、コンテイニアス方式に比べて応答周波
数は低い。このため、ノズル数を増やすことで高速化を
実現している。したがって、現在市販されている記録装
置の多くはオンデマンド方式のものであり、このような
インクジェット方式の記録ヘッドを具備した記録装置
は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、
情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシ
ミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークス
テーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパ
ーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディス
ク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたはポー
タブルプリンタとして利用され、かつ商品化されてい
る。この場合、インクジェット記録装置は、これら装置
固有の機能、使用形態等に対応した構成をとる。
【0006】一般にインクジェット記録装置は、記録手
段(記録ヘッド)およびインクタンクと搭載するキャリ
ッジと、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御す
るための制御手段とを具備する。そして、複数の吐出口
からインク滴を吐出させる記録ヘッドを記録紙の搬送方
向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリ
アルスキャンさせ、一方で非記録時に記録紙を記録幅に
等しい量で間欠搬送するものである。この記録方法は、
記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録
を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記
録方式として広く用いられている。また、インクを吐出
する多数のノズルが副走査方向に直線上に配置された記
録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上
を一回走査することでノズル数に対応した幅の記録がな
される。そのため、記録動作の高速化を達成することが
可能である。
【0007】さらに、カラー対応のインクジェット記録
装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるイン
ク液滴の重ね合わせることによりカラー画像を形成す
る。一般に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)およびシアン(C)の3原色またはこれ
ら3原色にブラック(B)を含めた4色に対応する4種
類の記録ヘッドおよびインクカートリッジが必要とされ
る。昨今ではこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載
し、フルカラーで画像形成が可能な装置が実用化されて
いる。
【0008】このように、電気熱変換素子をエネルギー
発生手段として用いた記録ヘッドは、駆動電気パルス信
号により一対一の対応で液路のインク内に気泡を発生さ
せることができ、また即時かつ適切に気泡の成長・収縮
を行わせることができるので、特に応答性のすぐれたイ
ンク滴吐出が達成できる。また、記録ヘッドのコンパク
ト化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術
の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工
技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易
で、製造コストも安価なことから有利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、すでに述べた
ように、上記従来の記録装置ではキャリアを駆動するた
めの駆動源として一般にモータ(主に、入力されるパル
スに応じてステップ回転するステッピングモータ(パル
スモータ))が用いられる。このモータは、停止状態に
あるキャリアを主走査方向へ記録媒体に対して相対的に
移動させる。その際、キャリアを記録に適した所定の記
録速度で駆動させるために、モータを低速から順次速度
を上げていく所謂加速を行うのが一般的である。また、
従来の記録装置では、キャリアの記録速度が常に一定し
ていないと高品位な画像が得られず、特にキャリアが停
止状態から記録速度に達した直後はキャリアの速度が不
安定で画像の乱れが生じやすいことが知られている。こ
のため、通常キャリアが記録速度に達した後キャリアの
速度が一定してから記録を開始する所謂助走を行い、画
像の乱れを低減する方法が用いられることが多い。この
ような場合、記録速度が早くなるとキャリアの速度が一
定するまでにかなりの距離を走行する必要が生じ、この
ため被記録媒体に記録できる記録範囲が狭くなる、ある
いは装置全体を大きくしなければならないという問題が
あった。
【0010】図15及び図16は、従来のインクジェッ
ト記録装置に適用されるキャリアの駆動時における標準
的なモータ加速の一例を示すものである。
【0011】ステッピングモータを用いてキャリアを駆
動する場合、モータに制御信号を送った後は位置検出を
行わない所謂オープンループ制御が一般的である。この
場合、制御信号通りにモータあるいはキャリアが駆動さ
れているかどうかは検出することはできない。
【0012】図15及び図16において、太線(D)は
実験的に求められた制御値、細線(E)は実際に観察さ
れたキャリアの位置である。図15に示す例では、キャ
リアの速度が一定の割合で増加していく所謂等加速度で
駆動するよう制御されている。しかし、実際のキャリア
の位置は前記制御値に対してずれが生じており、加速が
終了するとキャリアは一旦制御値より先攻し、その後制
御値より後退し、そして再び先攻するという振動を示
す。この振動は記録開始位置になっても収束していな
い。一方、図16は等加速度ではなく指数関数の組み合
わせによる制御の場合を示している。この場合において
も加速が終了するとキャリアが振動し、記録開始位置に
なっても収束していない。このように記録開始位置にな
っても振動が収束しない場合、この状態で記録を行うと
画像に乱れが生じてしまう。そのため、加速終了後記録
開始位置になるまでに振動を収束させることが必要とな
る。また、加速開始から制御値に対してキャリアの位置
は徐々に先攻しており、この制御値との差が大きいほど
前述の振動も大きくなる。加速時にはキャリアにF=M
2 (F;力、M;キャリア重量、a;加速度)という
力が加わるが、加速開始瞬間に力Fがキャリアに働くと
ベルトの伸びや部品の剛性により一瞬制御値から遅れが
生じ、その後ベルト等が元に戻ろうとする反発力でキャ
リアが制御値から先攻してしまう。装置の形態により、
この反発力が小さい場合は制御値から先攻せず、加速開
始直後の遅れのまま加速が終了してしまうこともある。
キャリアが加速時に受ける力Fは加速度の大きさに比例
しているため、振動を小さくするためには加速度を小さ
くすればよいが、そのためには加速距離が長くなり、装
置が大きくなってしまう。そために、加速度は大きくて
も、短時間で加速を終了させる必要がある。
【0013】したがって、本発明はかかる問題点を解決
し、キャリアを短い移動距離で安定的に駆動できるよう
な制御を行うことで、記録範囲を狭くしたり、装置全体
を大きくせずに、高品位な画像の得られる記録装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にもとづく記録装置は、被記録媒体の記録領
域に入力画像情報を記録する記録ヘッドを搭載して主走
査方向へ往復移動するキャリアと、該キャリアを駆動す
るための駆動手段と、上記被記録媒体を副走査方向へ搬
送するための搬送手段とを具備した記録装置において、
上記駆動手段を制御することによって、停止の状態から
所定の速度まで階段状に速度を変化させながら加速され
る加速段階と、上記所定の速度を維持する定速段階と、
上記所定の速度から上記停止の状態まで階段状に速度を
変化させながら減速される減速段階からなる駆動様式で
もって上記キャリアを駆動させる制御手段が設けられた
ことを特徴とする。
【0015】好ましくは、上記加速段階は、少なくと
も、上記停止の状態から所定の過渡段階までの第一の加
速段階と上記所定の過渡段階から上記所定の速度までの
第二の加速段階とを有する。
【0016】好ましくは、上記第一の加速段階の加速度
は上記第二の加速段階の加速度と異なる。
【0017】好ましくは、上記第一の加速段階は、上記
第二の加速段階よりも大きい。
【0018】好ましくは、上記加速段階における過渡段
階の加速度は、0である。
【0019】好ましくは、上記減速段階は、少なくと
も、上記所定の速度から所定の過渡段階までの第一の減
速段階と上記所定の過渡段階から上記停止の状態までの
第二の減速段階とを有する。
【0020】好ましくは、第一の減速段階の減速率は、
上記第二の減速段階の減速率と異なる。
【0021】好ましくは、上記第一の減速段階は、上記
第二の減速段階の減速率よりも大きい。好ましくは、上
記減速段階における過渡段階の減速率は、0である。
【0022】好ましくは、上記定速段階は、事前に定め
られた複数の速度から選択される一つの速度を上記所定
の速度とする。
【0023】上記制御手段は、該選択された速度にもと
づいて上記加速段階の加速度および上記減速段階の減速
率を定める。
【0024】好ましくは、上記制御手段は、上記駆動手
段の慣性モーメントあるいは負荷条件にもとづいて、上
記加速段階の加速度および上記減速段階の減速率を定め
る。好ましくは、上記加速段階および上記減速段階で
は、上記記録ヘッドによる上記入力画像情報の記録は行
われない。
【0025】好ましくは、上記駆動手段は、パルスに応
じて駆動されるパルスモータ、あるいはDCモータであ
る。
【0026】好ましくは、上記記録ヘッドは、上記イン
クを吐出するために利用されるエネルギーを発生する素
子として、上記インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギ
ーを発生する電気熱変換体を有するインクジェット記録
ヘッドである。
【0027】つぎに、本発明にもとづく情報処理システ
ムは、上記記録装置を出力手段とすることを特徴とす
る。
【0028】
【作用】本発明にもとづく記録装置では、キャリアの駆
動は、停止の状態から所定の速度まで階段状に速度を変
化させながら加速される加速段階と、上記所定の速度を
維持する定速段階と、上記所定の速度から上記停止の状
態まで階段状に速度を変化させながら減速される減速段
階とに分けられて制御される。好ましくは、加速度0の
領域を持たせることで、記録画像に乱れを生じさせる要
因として考えられるキャリアの制御値に対する先攻と、
加速終了後の振動を低減することが可能となる。すなわ
ち、一定速度で制御して加速が終了した時と同様の状況
を作り出すことにより、キャリアが制御値に近づいてく
るため、制御値との差が小さくなる。そして再び記録速
度まで加速することにより、加速が終了する瞬間のキャ
リア位置と制御値の差を小さくすることができる。した
がって、キャリア位置と制御値の差が小さくなると前述
の振動も小さくなる。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0030】図1は本発明に係るインクジェット記録装
置の概略的構成を説明するための斜視図である。ここ
で、参照符号1はインクジェット記録ヘッドを有したヘ
ッドカートリッジ、また2はこれを搭載して主走査方向
(図中X方向)に沿って移動するためのキャリアであ
る。参照符号3はヘッドカートリッジ1をキャリア2に
取りつけるためのフック、4はこのフック3を操作する
ためのレバーである。参照符号5はヘッドカートリッジ
1に対する電気接続部を支持する支持板、6はその電気
接続部と本体制御部とを接続するためのFPC(フレキ
シブル印刷回路)である。参照符号7はキャリア2を案
内するためのガイド軸であり、キャリアの軸受け8に挿
通されている。参照符号9はキャリアが装着され、これ
をX方向に移動させるための動力を伝達するためのタイ
ミングベルトであり、装置両側部に配置されたプーリ1
0A,10Bに張架されている。一方のプーリ10Bに
は、ギア等の伝達機構を介してキャリアモータ11より
駆動力が伝達される。参照符号12は紙等の被記録媒体
の被記録面を規制するとともに、記録当に際してこれを
搬送するための搬送ローラであり、搬送モータ13によ
って駆動される。参照符号14は記録媒体を記録位置に
導くためのペーパーパン、15は被記録媒体の送給経路
途中に配設されて被記録媒体を搬送ローラ12に向けて
押圧し、これを搬送するためのピンチローラである。参
照符号16はヘッドカートリッジ1の吐出口に対向し、
被記録媒体の記録面を規制するためのプラテンである。
参照符号17は被記録媒体搬送方向上、記録位置より下
流側に配置され、被記録媒体を図示しない排紙口へ向け
て排紙するための排紙ローラである。参照符号18は排
紙ローラ17に対応して設けられる拍車であり、被記録
媒体を介して排紙ローラ17を押圧し、排紙ローラ17
による被記録媒体の搬送力を生じさせる。参照符号19
は被記録媒体のセット等に際してピンチローラ15、拍
車18それぞれの付勢を解除するための解除レバーであ
る。
【0031】プラテン16は両側を排紙ローラ17の軸
で回転可能に支持され、左右プレート20の停止位置か
らペーパーパン14の全面部21方向に付勢され、搬送
ローラ12を最外周より小さくしている部分12Aに複
数箇所設けている12Aが、ペーパーパンの全面部21
の内側に接している。
【0032】参照符号22はホームポジションにおいて
記録ヘッドのインク吐出口形成面と対向するゴム等の弾
性材料で形成したキャップであり、記録ヘッドに対し当
接/離脱が可能に支持されている。このキャップ22
は、非記録時等の記録ヘッドの保護や、記録ヘッドの吐
出回復処理に際して用いられる。吐出回復処理とはキャ
ップ22を吐出口形成面に対向させ、インク吐出口内に
設けられてインク吐出のために利用されるエネルギ発生
素子を駆動する事により全吐出口からインクを吐出さ
せ、これにより気泡や塵埃、あるいは、増粘して記録に
適さなくなったインクといった吐出不良要因を序きゃす
る処理(予備吐出)や、これとは別に吐出口形成面をキ
ャップ22で覆った状態で吐出口よりインクを強制的に
排出させる事により吐出不良要因を除去する処理であ
る。
【0033】参照符号23は、インクの強制排出のため
に吸引力を作用するとともに、かかる強制排出による吐
出回復処理や予備吐出による吐出回復処理に際してキャ
ップ22に受容されたインクを吸引するために用いられ
るポンプである。参照符号24は該ポンプ23によって
吸引された廃インクを貯留するための廃インクタンクで
ある。廃インクタンク24は、28のチューブによりポ
ンプ23と接続されている。
【0034】参照符号25は記録ヘッドの吐出口形成面
のワイピングを行うためのブレードであり、記録ヘッド
側に突出してキャリア移動の過程でワイピングを行う位
置と吐出口形成面に係合しない後退位置とに移動可能に
支持されている。26はモータ、27はモータ26から
動力の伝達を受けて、ポンプ23の駆動およびキャップ
22やブレード25の移動をそれぞれ行わせるためのカ
ム装置である。
【0035】Tは記録装置内の温度(環境温度)を検出
するために設けられた温度センサである。該温度センサ
Tは、温度変化に応じた出力電圧を示す公知のサーミス
タであり、出力信号は所定の信号増幅回路を経る等し
て、後述するMPU1000に入力される。
【0036】図2は、キャリアの駆動と被記録媒体幅お
よび記録領域との関係を説明するための図である。
【0037】この例では、モータに1パルス励磁する間
に1ドットの記録を行う。記録領域は被記録媒体の左右
両側に記録を行わない領域所謂余白A1,A2を除いた
領域A3である。キャリアは記録開始位置B3より記録
方向に対して上流側の位置B1よりスタートしてB2ま
で加速を行い(36ステップ)、その後記録開始位置B
3まで(20ステップ)記録は行わないが記録速度で移
動する所謂助走を行う。キャリアが記録開始位置B3に
到達してから記録を開始し、記録終了後はキャリアの速
度が徐々に下げていく所謂減速を行う(36ステッ
プ)。
【0038】つまりキャリアは記録領域よりも広い範囲
を移動するのが一般的であり、記録領域内でキャリアの
加速及び減速が可能となれば記録装置の大きさも小型化
が可能となる。しかし、通常はキャリアが加速終了後に
安定するまでに多少の時間がかかるため、前述の通り加
速・助走の領域を設ける。したがって、加速時の加速度
を小さくしてキャリアにかかる力を低減するために加速
距離を長くしたり、加速終了後に十分安定してから記録
するために助走距離を長くすると、その分記録装置が大
きくなってしまう場合が多く、加速及び助走距離を短く
することが装置小型化の必要条件となっている。
【0039】図3は、キャリアを駆動する駆動源である
ステッピングモータの駆動周波数と出力トルクとの関係
を示す図である。
【0040】一般的にステッピングモータは駆動周波数
が低い程出力トルクが大きく、また駆動周波数が高くな
るにつれて出力トルクは小さくなる。故に、通常ステッ
ピングモータを駆動する場合は出力トルクの大きい低周
波数から徐々に周波数を上げる加速を行うのが一般的で
ある。
【0041】<実施例1>上記構成からなる記録装置に
おけるキャリアの駆動制御方法の一例を以下に説明す
る。図4は本実施例の制御による制御値とキャリア位置
との関係を示す図である。本実施例において加速は等加
速度で制御されており、キャリアが記録に適した所定の
記録速度(図中Vk ;後述するモータ駆動周波数200
0ppsに相当する)に達する前に一度一定速度で制御
する、つまり加速度を0にする領域を持たせてある。加
速度0の領域を持たせることで、前述の記録画像に乱れ
を生じさせる要因として考えられるキャリアの制御値に
対する先攻と、加速終了後の振動を低減することが可能
となる。これは前述の要因でキャリアが制御値に対して
先攻するのを加速途中で一旦加速度を0にする、つまり
一定速度で制御して加速が終了した時と同様の状況を作
り出すことにより、キャリアが制御値に近づいてくるた
め、制御値との差が小さくなる。そして再び記録速度ま
で加速することにより、加速が終了する瞬間のキャリア
位置と制御値の差を小さくすることができる。キャリア
位置と制御値の差が小さくなると前述の振動も小さくな
る。
【0042】また加速度0の領域を持たせているが、図
中の点線E1及びE2のように加速度の小さい領域で実
施してもよく、この場合この領域の前後の加速度より小
さい加速度で制御されている。図4において、E1は一
旦逆方向の加速度つまり減速している状態を、E2は小
さい加速度を持つ領域を示しており、これらの方法は上
記キャリア駆動系の慣性モーメント等の条件により最適
値を決定するのが好ましい。
【0043】本実施例は、図4に示すように等加速度で
制御されているため、加速中は常にキャリアに対して等
しい力(F=Ma2 (F;力、M;キャリア重量、a;
加速度)が加わっている。そして加速途中の一定速度領
域になった瞬間と加速が終了した瞬間にキャリアが加速
中に受けていた前述の力Fが0になるが、該力Fが0に
なった時に前述の振動が発生する。等加速度の場合、上
記力Fは常に一定であるからキャリアが受ける力の変化
量は同じである。しかし前述の図3で示した通りステッ
ピングモータは駆動周波数が高くなるほど出力トルクが
低くなるため、上記キャリアが受ける力の変化量が同じ
であってもモータの駆動周波数が高いとモータの出力ト
ルクが低いためキャリアを安定して駆動できなくなり振
動が発生する要因となる。更に前述のキャリアの制御値
に対する先攻する量が大きいと加速による力Fが同じで
も振動する量も大きくなるため、加速終了時の制御値と
の差を小さくしておく必要があり、前述の通り加速度0
領域を設けることにより制御値との差が小さくなり、こ
れにより振動も低減することが可能となる。
【0044】さらに、前述の力F=Ma2 はキャリア重
量Mに比例しているので、キャリア駆動系が異なる場
合、ヘッドの種類や重量が変わった場合等は該力Fの大
きさも変わってしまう。従って、加速度の小さい領域は
それぞれの条件に最適の加速度及び加速範囲を決定する
のが好ましい。
【0045】また、記録速度や移動速度が複数設けられ
ている場合つまり図中Vk が複数存在する場合も同様
に、加速度の小さい領域の速度(図中V0 )、加速度及
び加速範囲をそれぞれの記録速度や移動速度に応じて最
適に制御するのが好ましい。
【0046】図5は、本実施例のキャリアモータの加速
を制御するためのテーブルである。前述の通り本実施例
においてモータは36ステップの加速を行っており、3
7ステップ目から記録速度の駆動周波数(2000pp
s)となる。各々のステップでモータに励磁する時間が
ΔTの欄に示されており、加速開始時からの励磁時間Δ
Tの合計がトータル時間Tに示されている。ステップ1
8から24までがモータの励磁時間が0.654msと
同じ時間になっており、この間が前述の一定速度つまり
加速度0領域である。
【0047】図6は、これまで説明してきた構成による
記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。同
図において、1000はあらかじめ設定されたプログラ
ム等の制御手順を実行して各部を制御するMPU、10
01はその制御手段に対応したプログラム等を格納した
ROMであり、1002は制御手順実行時におけるワー
クエリアとして用いられるRAMである。参照符号10
03は制御実行上等の時間計測を行うタイマであり、1
004はプリンタの各部との接続を行うインターフェー
ス部である。参照符号38は各種のキー入力を行うため
のキーボードである。
【0048】キャリア2のキャップ位置や移動位置は、
回復系ホームセンサ35やキャリアホームセンサ36に
よって検出できる構成となっている。1a,11a,1
3a,26aはそれぞれヘッド1、キャリアモータ1
1、搬送モータ13、回復系モータ26を駆動するため
のドライバである。また、Tは記録装置の環境温度を検
出する温度センサである。
【0049】図7は、本実施例における制御系を説明す
るためのフローチャートである。この図は、1行の記録
を行うのに必要な制御を示しており、複数行記録を行う
場合は繰り返し制御を行うことで実施が可能である。
【0050】記録命令が受信されると(S001)、前
述のMPU1000内において変数Mに1をセットする
(S002)。次に前述のROM1001にあらかじめ
格納されている図5のテーブルからステップ1に相当す
るモータ励磁時間ΔTを選び出し(S003)、モータ
をΔTにて励磁する(S004)。続いて変数Mに1を
加え(S005)、同様にテーブルからMに相当するス
テップのモータ励磁時間ΔTを選び出す。本実施例にお
いては36ステップの加速を行うので、Mの値が36ま
で順次S003〜S005の制御を繰り返す。Mが37
になった時点で(S006)加速は終了し、続いてM=
36ステップで励磁を行った時間ΔTを20ステップ繰
り返す助走を行う(S007)。
【0051】その後モータを上記助走と同じΔTで励磁
しながら、記録ヘッドを駆動して被記録媒体への記録を
行う(S008)。記録が終了すると上記変数Mに36
の値をセットし(S009)、前述の加速時と同様に減
速用テーブル(不図示)からMに相当するステップのモ
ータ励磁時間ΔTを選び出してモータを励磁し(S01
0〜S011)、続いて変数Mから1を引いて(S01
2)、再びテーブルからΔTを選び、この制御をMが1
になるまで繰り返す(S013)。S008からS01
3までが所謂減速であり、変数Mが1になった時点で減
速が終了し、モータが停止することにより1行の記録が
終了する(S014)。複数行記録を行う場合は、再び
S001に戻って繰り返し制御すれば良い。但し、S0
01に戻る際にキャリアを初期の位置B1(図2参照)
移動させておく必要がある。
【0052】<実施例2>上記実施例1においては加速
度0領域を1つだけ設けたが、本発明はこれに限定され
ることなく、加速終了までに加速度0または加速度小の
領域を複数設けてもよい。
【0053】図8は、加速終了までに加速度0領域を3
つ設けた時のキャリア位置と制御値の関係を示してい
る。制御方法は本実施例と同様にテーブルにあらかじめ
制御値を格納しておき、その値でモータを励磁すればよ
い。
【0054】図8は、前述の図6で示した本実施例の場
合と同じ時間で同じ速度まで加速する場合であり、加速
度0領域が図6と比べて多いため実際加速を行っている
領域の加速度が大きくなっている。したがって、加速度
を同じにして加速度0領域を増やすと、加速時間つまり
加速距離が長くなってしまうため記録装置に最適な加速
度、加速度0領域の数及び加速度0領域の距離を決定す
べきである。
【0055】<実施例3>上記実施例1においては、モ
ータの加速を制御するのにあらかじめ決められたテーブ
ルの値を選択してモータの励磁時間を決定したが、本発
明はこれに限定されることなくテーブルの代わりに計算
で励磁時間を算出して制御しても良い。
【0056】図9は、加速度0領域が1つある加速パタ
ーンのモータの励磁時間を計算で算出する制御のフロー
チャートである。
【0057】記録命令が受信されると(SS01)、前
述のROM1001にあらかじめ格納されているFS1
(初期周波数)N1(加速ステップ数)B(加速度)の
値を読み込み(SS02)、次にMPU1000内にお
いて変数Mに1をT(0)に0をセットする(SS0
3)。FS1、N1、B、Mを用いて加速開始からのト
ータルの励磁時間T(M)を計算する(SS04)。モ
ータに励磁を行う時間ΔTはT(M)−T(M−1)で
あるからΔTを求め(SS05)、求めたΔT時間でモ
ータを励磁する(SS06)。変数MがSS02で読み
込んだ加速ステップ数N1になるまでSS04からSS
06までを繰り返し(SS07)、ここで1段目の加速
が終了する。次に変数MがN1の時のΔT時間で加速度
0領域のステップ数N2回モータを励磁する(SS0
8)。ROM1001から再び2段目の加速ステップ数
N3を読み込み(SS09)、MPU1000内の変数
Mを1にセットし直す(SS10)。2段目の初期周波
数FS2は1段目の加速終了時の周波数と同じであるか
ら1/ΔT(N1)で求められ(SS11)、1段目と
同様にT(M)を計算する(SS12)。続いてモータ
に励磁する時間ΔTを求めるためにT(M)−T(M−
1)を計算し(SS13)、求めたΔTでモータを励磁
する(SS14)。変数Mが所定のN3になるまでSS
12からSS14を繰り返し(SS15)、MがN3に
なると2段目の加速が終了する。加速が終了すると記録
を開始する(SS16)。加速が終了して記録を開始す
る間に前述の助走領域を設けてもよい。
【0058】<実施例4>上記実施例1〜3では、加速
度小領域以外の加速時は等加速度であったが、加速度が
変化する加速方法であってもよい。
【0059】図10は、加速度小領域前後の加速度が異
なる場合の時間とキャリア速度の関係を示す図であり、
加速度a1領域も加速度a2領域も共に領域内では等加
速度であるがa1とa2の値が異なっている。このよう
な場合a1よりa2を小さくした方が、加速終了直後の
振動は低減される。また図11は、加速度小領域以外の
加速時の加速度が指数関数的に変化していく場合の時間
とキャリア速度の関係を示す図である。このように加速
度小領域以外の加速度は記録装置に最適な加速パターン
で制御すれば良い。
【0060】<実施例5>上記実施例1〜4では、キャ
リアが停止状態から記録に適した速度まで速度を増加し
ていく所謂加速時に加速度小領域を設けているが、本発
明はこれに限定されることなく、記録速度から停止状態
へ速度を減少していく所謂減速時にも同様に適用するこ
とが可能てある。
【0061】図12は、加速時のみ加速度0領域を設け
ている場合の制御値とキャリアの位置関係を示してお
り、キャリアが減速を開始し一旦停止状態になった後再
び加速を行う状態を表している。図12において制御値
が太線でキャリアの位置が細線で示されている。減速が
開始されると、前述の加速時にキャリアが受ける力Fと
同じ力(但し、加速度が同じの場合で力を受ける方向は
逆)を受けるため停止した瞬間にこの力が0になり、こ
の時に振動が発生する。
【0062】したがって、振動がある程度小さくなって
から次の加速に入るようにある程度時間が立ってから行
うのが一般的である。しかし、この停止状態の時間が長
くなると記録時間(スループット)がかかるため、でき
る限り短くする必要がある。
【0063】図13は、加速及び減速時に加速度0領域
を設けている場合の制御値とキャリアの位置関係を示し
ており、太線が制御値、細線がキャリアの位置である。
減速の途中で加速度0領域を設けることにより、加速時
と同様に減速終了時の振動が低減でき、次の加速を行う
までの停止時間を短くすることが可能となる。図13に
おいては、加速度0領域となるキャリア速度(V0 )が
加速時と減速時で同じであるが、V0 は加速時と減速時
とで異なっていてもよく、また加速度が0の領域以外の
加速度についても、加速時と減速時とで変えてもよい。
【0064】<実施例6>本実施例においては、キャリ
ア駆動源としてステッピングモータを用いたが、本発明
はこれに限定されることなくDCモータや同期モータ、
誘導モータ、ヒステリシスモータ、交流整流子モータ等
のモータでも同様に実施することが可能である。
【0065】図14は、DCモータの負荷特性を示す図
である。
【0066】図14において、DCモータのトルクは電
流に比例し、回転数は電圧とともに増加する。つまり、
電流を変化させればトルクを、電圧を変化させれば回転
数を制御することができる。したがって、停止状態から
所定の回転数まで加速する場合は、例えば24Vまで電
圧を上げて加速する時18Vで一旦電圧変化を中断し、
再び24Vまで上げることにより、加速度0領域を持た
せる事が可能となる。また、例えば18Vから18.5
Vまで電圧を上げる速度をその前後の領域よりも遅くす
ることにより、加速度小領域を持たせることができる。
【0067】また、DCモータは負荷の変動で速度が変
わりやすいため、例えば逆起電力検出用の電子式ガバナ
等により速度制御装置を用いる場合があるが、この場合
はこの速度制御装置により加速度0領域を制御すること
も可能である。
【0068】<実施例7>上記各実施例においては、イ
ンクジェット記録装置のキャリア駆動に関し加減速時に
加速度0領域を設けていたが、本発明はこれに限定され
ることなく、感熱方式あるいは熱転写方式、ワイヤード
ット方式等のプリンタ、更にはペンプロッターや複写
機、ファクシミリ等にも同様に適用することができる。
【0069】またモータを駆動源とする記録媒体搬送モ
ータ、吐出回復処理を行うポンプ駆動用の回復系モー
タ、感熱又は熱転写方式プリンタのヘッドアップ/ダウ
ン駆動用モータあるいはインクリボン巻き上げ用モー
タ、デイジーホイール駆動用モータ等にも適用すること
が可能である。
【0070】近年記録時間(スループット)短縮化のた
めにキャリアの駆動と記録媒体搬送を同時に駆動する方
式が用いられることが多く、このため記録媒体搬送モー
タが停止するとほぼ同時に記録が開始される場合が生じ
てくる。したがって上記搬送モータ停止した時に搬送系
に振動が残っていると、記録画像に乱れが生じ前回記録
した画像との間の重なりが多くなって黒筋となったり、
隙間が開いて白筋が発生してしまう。そこで前述の図1
2及び図13で示した停止状態の振動を早く収束させる
必要があり、減速時の加速度小領域を設けることにより
図15のように収束を早くすることができる。また、記
録媒体搬送系は記録媒体の種類によって搬送負荷が異な
り、上記振動も負荷によって変化してくる。したがっ
て、記録媒体の種類により加速度を変えたり、加速度小
領域の速度及び領域の範囲を変えるとより効果がある。
【0071】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0072】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0073】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0074】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0075】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0076】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0077】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0078】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0079】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にもとづく
記録装置は、被記録媒体の記録領域に入力画像情報を記
録する記録ヘッドを搭載して主走査方向へ往復移動する
キャリアと、該キャリアを駆動するための駆動手段と、
上記被記録媒体を副走査方向へ搬送するための搬送手段
とを具備した記録装置において、上記駆動手段を制御す
ることによって、停止の状態から所定の速度まで階段状
に速度を変化させながら加速される加速段階と、上記所
定の速度を維持する定速段階と、上記所定の速度から上
記停止の状態まで階段状に速度を変化させながら減速さ
れる減速段階からなる駆動様式でもって上記キャリアを
駆動させる制御手段が設けられたことを特徴とする。し
たがって、キャリアを短い移動距離で安定的に駆動する
ことができ、それによって記録範囲を狭くしたり、装置
全体を大きくせずに、高品位な画像を得ることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく記録装置の概略的構成を説明
するための斜視図である。
【図2】本発明にもとづく記録装置内におけるキャリア
と被記録媒体およびその記録領域との位置関係を示す説
明図である。
【図3】本発明にもとづく記録装置のキャリア駆動源と
して適用されるステッピングモータの駆動周波数と出力
トルクの関係を示すグラフである。
【図4】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア駆
動制御と実際のキャリア位置の関係を示すグラフであ
る。
【図5】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア駆
動制御の一例を示すモータの加速テーブルの図である。
【図6】本発明にもとづく記録装置の制御部を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明にもとづく記録装置のキャリア駆動に係
る制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア駆
動制御と実際のキャリア位置の関係を示すグラフであ
る。
【図9】本発明に係る別の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア
駆動制御を示すグラフである。
【図11】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア
駆動制御を示すグラフである。
【図12】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア
駆動制御を示すグラフである。
【図13】本発明にもとづく記録装置におけるキャリア
駆動制御を示すグラフである。
【図14】本発明にもとづく記録装置のキャリア駆動源
であるDCモータの負荷特性の一例を示すグラフであ
る。
【図15】従来の記録装置におけるキャリア駆動制御と
実際のキャリア位置との関係の一例を示すグラフであ
る。
【図16】従来の記録装置におけるキャリア駆動制御と
実際のキャリア位置との関係の他の例を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 ヘッドカートリッジ 2 キャリア 7 ガイド軸 8 タイミングベルト 11 キャリアモータ 12 搬送ローラ 13 搬送モータ 14 ペーパーパン 17 排紙ローラ 18 拍車 36 キャリアホームセンサ 1000 MPU 1001 ROM 1002 RAM 1003 タイマ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体の記録領域に入力画像情報を
    記録する記録ヘッドを搭載して被記録媒体に対して相対
    的に往復移動するキャリアと、該キャリアを駆動するた
    めの駆動手段を具備した記録装置において、 前記駆動手段を制御することによって、停止の状態から
    所定の速度まで階段状に速度を変化させながら加速され
    る加速段階と、前記所定の速度を維持する定速段階と、
    前記所定の速度から前記停止の状態まで階段状に速度を
    変化させながら減速される減速段階からなる駆動様式で
    もって前記キャリアを駆動させる制御手段が設けられた
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録装置において、 前記加速段階は、少なくとも、前記停止の状態から所定
    の過渡段階までの第一の加速段階と前記所定の過渡段階
    から前記所定の速度までの第二の加速段階とを有するこ
    とを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録装置において、 前記第一の加速段階の加速度は前記第二の加速段階の加
    速度と異なることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の記録装置において、 前記第一の加速段階は、前記第二の加速段階よりも大き
    いことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれか一項記載の
    記録装置において、 前記加速段階における過渡段階の加速度は、0であるこ
    とを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項記載の
    記録装置において、 前記減速段階は、少なくとも、前記所定の速度から所定
    の過渡段階までの第一の減速段階と前記所定の過渡段階
    から前記停止の状態までの第二の減速段階とを有するこ
    とを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録装置において、 前記第一の減速段階の減速率は、前記第二の減速段階の
    減速率と異なることを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の記録装置におい
    て、 前記第一の減速段階は、前記第二の減速段階の減速率よ
    りも大きいことを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし8のいずれか一項記載の
    記録装置において、 前記減速段階における過渡段階の減速率は、0であるこ
    とを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか一項記載
    の記録装置において、 前記定速段階は、事前に定められた複数の速度から選択
    される一つの速度を前記所定の速度とすることを特徴と
    する記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の記録装置において、 前記制御手段は、該選択された速度にもとづいて前記加
    速段階の加速度および前記減速段階の減速率を定めるこ
    とを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか一項記
    載の記録装置において、 前記制御手段は、前記駆動手段の慣性モーメントあるい
    は負荷条件にもとづいて、前記加速段階の加速度および
    前記減速段階の減速率を定めることを特徴とする記録装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか一項記
    載の記録装置において、 前記駆動手段がパルスに応じて駆動されるパルスモータ
    であることを特徴とする記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のいずれか一項記
    載の記録装置において、 前記駆動手段がDCモータであることを特徴とする記録
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれか一項記
    載の記録装置において、 前記加速段階および前記減速段階では、前記記録ヘッド
    による前記入力画像情報の記録は行われないことを特徴
    とする記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれか一項記
    載の記録装置において、 前記記録ヘッドは、前記インクを吐出するために利用さ
    れるエネルギーを発生する素子として、前記インクに膜
    沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生する電気熱変換体
    を有するインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれか一項記
    載の記録装置を出力手段とすることを特徴とする情報処
    理システム。
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