JPH11320245A - ロール成形ユニットの成形品切断装置 - Google Patents
ロール成形ユニットの成形品切断装置Info
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Abstract
るロール成形ユニットの成形品切断装置の提供を図る。 【解決手段】 成形品切断装置4のカッター機構20の
後部には所要の回転速度で回転される送り出しローラー
21を備えていて、カッター機構29で切断された成形
品5Bは該送り出しローラー21により直ちに後方へ適
切な送り速度で導出される。
Description
ール成形するロール成形ユニットの成形品切断装置に関
する。
ル成形機の後段に成形品切断装置を併設して、ロール成
形機で連続ロール成形されて導出される成形品を、該成
形品切断装置によって所要の長さに切断するようにして
いる。
された成形品は、その後端部が成形品切断装置内に残る
ようになり、従って、該切断された成形品(以下、単に
切断品と称する)は次に成形品切断装置内に導入される
後続の成形品(以下、単に後続成形品と称する)の端部
で突き出して後方へ導出するようにしているが、後続成
形品で切断品を突き出す方式では、該切断品を切断後に
速かに所定位置へ突き出すためには後続成形品のロール
成形速度を速めて、成形品切断装置内への導入速度を速
める必要がある。
方へ勢いよく飛び出して後方の所定位置への収まり具合
が悪くなってしまう。
断品の搬送ラインが組まれる製造ラインでは、切断品が
搬送ラインから飛び出してしまうことも懸念され、前記
後続成形品の導入速度の調整が仲々難しくなってしま
う。
品を適切に後方へ導出することができるロール成形ユニ
ットの成形品切断装置を提供するものである。
は、ロール成形機の後端に隣接配置されて、該ロール成
形機から導出された成形品を切断する成形品切断装置で
あって、該成形品切断装置は、前記成形品を切断するカ
ッター機構と、所要の回転速度で回転されて該カッター
機構により切断された成形品を後方へ導出する送り出し
ローラーとを備えていることを特徴としている。
載のカッター機構は、成形品に対して直交して進退作動
する可動カッターと、成形品を挿通ガイドすると共に可
動カッターを摺接ガイドするカッターガイドと、成形品
を水平に載置してカッターガイドへ導入する成形品導入
ガイドと、を備えていることを特徴としている。
載の可動カッターを成形品に対して上方に配設する一
方、送り出しローラーを成形品に対して下方に配設し、
前記可動カッターを中央にしてこれら成形品導入ガイド
と送り出しローラーとで成形品を水平に載置保持するよ
うにしたことを特徴としている。
ー機構で成形品を切断すると、この切断品は直ちに所要
の回転速度で回転されている送り出しローラーで後方へ
導出されるから、切断品の後端部が成形品切断装置内に
残るようなことがなく、しかも、該送り出しローラーに
より適切な送り出し速度で導出することができるため、
後方の所要位置に適正に搬出することができる。
の発明の効果に加えて、成形品は成形品導入ガイドに水
平に載置されてカッターガイドに導入されると共に、該
カッターガイド内に挿通されて振れ止めされ、そして、
可動カッターはカッターガイドによって摺接ガイドされ
るため、成形品を適切に切断することができる。
の発明の効果に加えて、カッター機構で切断された切断
品を送り出しローラーに乗せて後方へ導出できるため、
単一の送り出しローラーで切断品の導出を行えて構造を
簡単にすることができる。
には、該成形品を成形品導入ガイドと送り出しローラー
とで水平に載置保持できて、該送り出しローラーをカッ
ター機構における成形品載置座として機能させることが
できるから、部品点数を可及的に少なくして構造をより
一層簡単にすることができる。
と共に詳述する。
ューブの製造ラインに適用した例を示している。
と、ドライヤー3と、成形品切断装置4とを後述する成
形品5Aの流れ方向にこの順に配設してある。
5は、ロール成形機2に導入されて多段配置したロール
2aによって漸次断面略V字形にロール成形され、ドラ
イヤー3に導入されて表面の油性分が乾燥除去される。
品切断装置4に導入され、該成形品切断装置4で所定長
さに切断されて切断品としてのホルダー5Bが形成され
る。
インと直角に配置した搬送手段としてのスクリューコン
ベア7上に導出され、該スクリューコンベア7によって
図3の矢印方向に搬送される。
フィン10Aの搬送手段としてのチェーンコンベア8が
平行に配置され、巻取りロール9より繰り出される帯板
素材10からプレス成形機11によって連続的にプレス
成形されたインナーフィン10Aは、このチェーンコン
ベア8によってホルダー5Bと同方向に搬送されると共
に、チェーンコンベア8の後端末部分でインナーフィン
挿入機11によってホルダー5B内に落下,挿入され、
後段のプレス加工機12によってホルダー5Bを断面略
V字形の開断面から扁平状の閉断面に加圧変形して冷媒
チューブTを構成する一連の成形工程が行われる。
4に工程順に示している。
インの最後段に配設した成形品切断装置4の一実施形態
を示すもので、該成形品切断装置4は前記成形品5Aを
切断するカッター機構20と、所要の回転速度で回転さ
れて該カッター機構20により切断された成形品、つま
り、断面略V字形のホルダー5Bを後方のスクリューコ
ンベア7上へ導出する送り出しローラー21とを備えて
いる。
上方に配設されて、該成形品5Aに対して直交して進退
作動する可動カッター22と、成形品5Aを挿通ガイド
すると共に可動カッター22を摺接ガイドするカッター
ガイド23と、成形品5Aを水平に載置してカッターガ
イド23へ導入する成形品導入ガイド24と、を備えて
いる。
て、フレーム25に挿着したエアシリンダー26の作動
ロッド27端に螺装固定したカッターホルダー28に着
脱自在に取付けてある。
られて成形品5Aを挿通する逆U字状の溝29と、該溝
29と直交して上下方向に設けられて可動カッター22
を挿通する溝30とを備え、可動カッター22はその先
端を溝30の前側面上部に当接配置してある。
に装着した油圧シリンダー32,保持フレーム33等か
らなるクランプ機構31により着脱自在に取付けてあ
る。
に接する底面ローラー34と成形品5Aの両側面に接す
る一対の側面ローラー35とで、該成形品5Aを挟み込
むようにして水平に載置保持してカッターガイド23へ
導入ガイドできるようにしてあり、これら底面ローラー
34,側面ローラー35は何れもフレーム25に固設し
たローラー支持フレーム36に回転自在に軸支してあ
る。
形態では成形品5Aに対して下方に配設し、前記可動カ
ッター22を中央にして成形品導入ガイド24の底面ロ
ーラー34と該送り出しローラー21とで成形品5Aを
水平に保持できるようにして、該送り出しローラー21
がカッター機構20における成形品載置座として機能し
得るようにしてある。
フレーム25に回転自在に軸支してその上側部分をカッ
ターガイド23の溝29に配置してあり、フレーム25
に固設したモーター37を駆動源とするドライブローラ
ー38により駆動伝達ベルト39を介して所要の回転速
度で回転されるようにしてあり、従って、成形品5Aの
底面は送り出しローラー21に掛架した前記駆動伝達ベ
ルト39上に載置されるようになる。
は、切断品5Bの通過状況を検知するセンサ40を設け
て、成形品5Aの成形品切断装置4への導入タイミング
と、可動カッター22による成形品5Aの切断タイミン
グとをとるようにしている。
機2によって断面略V字形にロール成形された成形品5
Aが、成形品切断装置4に導入されて図外の長さ計測セ
ンサによって所定の導入ストロークが検出されると、ロ
ール成形機2の稼動が一旦停止する。
の回転速度で回転しており、従って、該送り出しローラ
ー21は成形品5Aの底面を滑って回転している。
停止すると、エアシリンダー26が駆動して可動カッタ
ー22を上下方向に進退作動して成形品5Aを切断す
る。
断されると、この切断品、即ち、ホルダー5Bは送り出
しローラー21によって直ちに後方のスクリューコンベ
ア7(図3参照)上へ導出される。
ー22によって成形品5Aを切断すると、この切断され
たホルダー5Bは直ちに所要の回転速度で回転されてい
る送り出しローラー21で後方へ導出されるから、ホル
ダー5Bの後端部が成形品切断装置4内に残るようなこ
とがなく、しかも、該送り出しローラー21により適切
な送り出し速度で導出することができるため、ホルダー
5Bがスクリューコンベア7上から飛び出すようなこと
もなく適正に搬送,搬出することができる。
に水平に載置されてカッターガイド23に導入されると
共に、該カッターガイド23の溝29内に挿通されて振
れ止めと略V字形の開断面の拡開防止とが行われ、そし
て、可動カッター22は該カッターガイド23の溝30
の前側面に摺接ガイドされるため、成形品5Aを適切に
切断することができる。
ダー5Bは送り出しローラー21に乗せて後方のスクリ
ューコンベア7上へ導出できるため、単一の送り出しロ
ーラー21でホルダー5Bの導出を行えて、成形品切断
装置4の構造を簡単に、かつ、コンパクトに構成するこ
とができる。
断する際には、該成形品5Aを成形品導入ガイド24の
底面ローラー34と送り出しローラー21とで水平に載
置保持できて、該送り出しローラー21をカッター機構
20における成形品載置座として機能させることができ
るから、専用の成形品載置座を設ける必要がなく、部品
点数を可及的に少なくして構造をより一層簡単にするこ
とができる。
媒チューブ製造ラインにおけるホルダー成形ラインに本
発明を適用した場合を示したが、これに限らず帯状の成
形品の成形ラインに適用して前述と同様の効果を奏する
ことができる。
成形品5Bの側面あるいは上面に摺接して成形品送り出
しを行わせるようにすることもできる。
造ラインに適用した例を示す説明図。
成形工程を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ロール成形機(2)の後端に隣接配置さ
れて、該ロール成形機(2)から導出された成形品(5
A)を切断する成形品切断装置(4)であって、該成形
品切断装置(4)は、前記成形品(5A)を切断するカ
ッター機構(20)と、所要の回転速度で回転されて該
カッター機構(20)により切断された成形品(5B)
を後方へ導出する送り出しローラー(21)とを備えて
いることを特徴とするロール成形ユニットの成形品切断
装置。 - 【請求項2】 カッター機構(20)は、成形品(5
A)に対して直交して進退作動する可動カッター(2
2)と、成形品(5A)を挿通ガイドすると共に可動カ
ッター(22)を摺接ガイドするカッターガイド(2
3)と、成形品(5A)を水平に載置してカッターガイ
ド(23)へ導入する成形品導入ガイド(24)と、を
備えていることを特徴とする請求項1に記載のロール成
形ユニットの成形品切断装置。 - 【請求項3】 可動カッター(22)を成形品(5A)
に対して上方に配設する一方、送り出しローラー(2
1)を成形品(5A)に対して下方に配設し、前記可動
カッター(22)を中央にしてこれら成形品導入ガイド
(24)と送り出しローラー(21)とで成形品(5
A)を水平に載置保持するようにしたことを特徴とする
請求項2に記載のロール成形ユニットの成形品切断装
置。
Priority Applications (2)
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JP10123537A JPH11320245A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | ロール成形ユニットの成形品切断装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10123537A JPH11320245A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | ロール成形ユニットの成形品切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320245A true JPH11320245A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=14863066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123537A Pending JPH11320245A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | ロール成形ユニットの成形品切断装置 |
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