JPH11317857A - ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法 - Google Patents
ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリアプリケーションソフトウェア
が適切にファクシミリ通信を行えるようにしたネットワ
ークファクシミリ通信システムの制御方法を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 ファクシミリアプリケーション(ファク
シミリ通信手段)AP1が送信動作時に直接にデータを
やりとりする相手が、自端末のシリアルポートドライバ
(通信制御手段)SD1であるので、例えば、グループ
3ファクシミリ伝送手順コマンドとその応答信号のやり
とりの際の遅延時間等はほとんどなく、この遅延時間が
大きく変動してファクシミリアプリケーションAP1が
エラー動作するような事態を回避することができるとい
う効果を得る。
が適切にファクシミリ通信を行えるようにしたネットワ
ークファクシミリ通信システムの制御方法を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 ファクシミリアプリケーション(ファク
シミリ通信手段)AP1が送信動作時に直接にデータを
やりとりする相手が、自端末のシリアルポートドライバ
(通信制御手段)SD1であるので、例えば、グループ
3ファクシミリ伝送手順コマンドとその応答信号のやり
とりの際の遅延時間等はほとんどなく、この遅延時間が
大きく変動してファクシミリアプリケーションAP1が
エラー動作するような事態を回避することができるとい
う効果を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、ファ
クシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用
いてファクシミリデータをやりとりするネットワークフ
ァクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワークに
接続される1つ以上のワークステーション装置とからな
るネットワークファクシミリ通信システムの制御方法に
関する。
ットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、ファ
クシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用
いてファクシミリデータをやりとりするネットワークフ
ァクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワークに
接続される1つ以上のワークステーション装置とからな
るネットワークファクシミリ通信システムの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワークに接
続されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置と
の間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミ
リデータをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される1つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムが実用されている。
続されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置と
の間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミ
リデータをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される1つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムが実用されている。
【0003】このようなネットワークファクシミリ通信
システムを用いると、ローカルエリアネットワークに接
続された複数のワークステーション装置から、公衆網に
接続されているファクシミリ装置へ画情報を送信するこ
とができるので、非常に便利である。
システムを用いると、ローカルエリアネットワークに接
続された複数のワークステーション装置から、公衆網に
接続されているファクシミリ装置へ画情報を送信するこ
とができるので、非常に便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ワークステー
ション装置からネットワークファクシミリ装置への画情
報送信依頼は、例えば、電子メールを用いることで行う
こともできるが、この場合には、ワークステーション装
置は、直接にネットワークファクシミリ装置に対してフ
ァクシミリ通信動作を起動できないので、通信の即時性
の上で問題が生じる場合がある。
ション装置からネットワークファクシミリ装置への画情
報送信依頼は、例えば、電子メールを用いることで行う
こともできるが、この場合には、ワークステーション装
置は、直接にネットワークファクシミリ装置に対してフ
ァクシミリ通信動作を起動できないので、通信の即時性
の上で問題が生じる場合がある。
【0005】それに対し、ワークステーション装置にイ
ンストールされているファクシミリアプリケーションソ
フトウェアがワークステーション装置に装備されている
ファクシミリモデム装置を使用すると同じ態様で、ネッ
トワークファクシミリ装置を使用することができるよう
にすると、通信の即時性は良好となる。
ンストールされているファクシミリアプリケーションソ
フトウェアがワークステーション装置に装備されている
ファクシミリモデム装置を使用すると同じ態様で、ネッ
トワークファクシミリ装置を使用することができるよう
にすると、通信の即時性は良好となる。
【0006】しかしながら、この場合には、ローカルエ
リアネットワークを介して、ワークステーション装置の
ファクシミリアプリケーションソフトウェアと、ネット
ワークファクシミリ装置が通信するために、グループ3
ファクシミリ伝送手順コマンドとその応答信号の間の遅
延時間が、ローカルエリアネットワークのトラフィック
などの影響により変動し、そのために、ファクシミリア
プリケーションソフトウェアが、規定する時間内に応答
信号を得られなくなるという事態を生じることがあり、
かかる事態を生じた場合には、ファクシミリアプリケー
ションソフトウェアはエラー終了するという不具合を生
じるおそれがある。
リアネットワークを介して、ワークステーション装置の
ファクシミリアプリケーションソフトウェアと、ネット
ワークファクシミリ装置が通信するために、グループ3
ファクシミリ伝送手順コマンドとその応答信号の間の遅
延時間が、ローカルエリアネットワークのトラフィック
などの影響により変動し、そのために、ファクシミリア
プリケーションソフトウェアが、規定する時間内に応答
信号を得られなくなるという事態を生じることがあり、
かかる事態を生じた場合には、ファクシミリアプリケー
ションソフトウェアはエラー終了するという不具合を生
じるおそれがある。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ファクシミリアプリケーションソフトウェア
が適切にファクシミリ通信を行えるようにしたネットワ
ークファクシミリ通信システムの制御方法を提供するこ
とを目的としている。
のであり、ファクシミリアプリケーションソフトウェア
が適切にファクシミリ通信を行えるようにしたネットワ
ークファクシミリ通信システムの制御方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、
ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順
を用いてファクシミリデータをやりとりするネットワー
クファクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワー
クに接続される1つ以上のワークステーション装置とか
らなるネットワークファクシミリ通信システムの制御方
法において、上記ワークステーション装置は、所定のも
しくは仮想のファクシミリモデム手段に接続して、所定
のモデムコマンドおよびグループ3ファクシミリ伝送手
順コマンドを上記ファクシミリモデム手段との間でやり
とりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通信
手段と、上記仮想のファクシミリモデム手段をモデム接
続手順およびグループ3ファクシミリ伝送手順の全フェ
ーズにわたって実現するとともに、グループ3ファクシ
ミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段より受
信した宛先情報、および、画情報を蓄積し、上記グルー
プ3ファクシミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリ
アネットワークを用いて上記ネットワークファクシミリ
装置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報
を、上記ローカルエリアネットワークを介して上記ネッ
トワークファクシミリ装置へ転送するとともに、上記ネ
ットワークファクシミリ装置より通信能力を受信して保
存し、その通信能力に基づいて、上記グループ3ファク
シミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段に応
答する通信能力を設定する通信制御手段を備える一方、
上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ローカルエ
リアネットワークを介して、いずれかの上記ワークステ
ーション装置に接続され、そのワークステーション装置
より宛先情報、および、画情報を受信すると、その受信
した宛先情報に対応した宛先へ発呼し、受信した画情報
を送信する一方、上記ワークステーション装置より通信
能力の受信が要求されると、自端末の通信能力をあらわ
す情報をそのワークステーション装置へ送信するように
したものである。また、前記通信制御手段は、前記ファ
クシミリ通信手段より受信して蓄積した画情報の符号化
方式よりも高能率な第2の符号化方式を、前記ネットワ
ークファクシミリ装置の通信能力として保存している場
合には、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の
符号化方式に変換し、その変換後の画情報を上記ネット
ワークファクシミリ装置へ送
アネットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、
ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順
を用いてファクシミリデータをやりとりするネットワー
クファクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワー
クに接続される1つ以上のワークステーション装置とか
らなるネットワークファクシミリ通信システムの制御方
法において、上記ワークステーション装置は、所定のも
しくは仮想のファクシミリモデム手段に接続して、所定
のモデムコマンドおよびグループ3ファクシミリ伝送手
順コマンドを上記ファクシミリモデム手段との間でやり
とりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通信
手段と、上記仮想のファクシミリモデム手段をモデム接
続手順およびグループ3ファクシミリ伝送手順の全フェ
ーズにわたって実現するとともに、グループ3ファクシ
ミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段より受
信した宛先情報、および、画情報を蓄積し、上記グルー
プ3ファクシミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリ
アネットワークを用いて上記ネットワークファクシミリ
装置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報
を、上記ローカルエリアネットワークを介して上記ネッ
トワークファクシミリ装置へ転送するとともに、上記ネ
ットワークファクシミリ装置より通信能力を受信して保
存し、その通信能力に基づいて、上記グループ3ファク
シミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段に応
答する通信能力を設定する通信制御手段を備える一方、
上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ローカルエ
リアネットワークを介して、いずれかの上記ワークステ
ーション装置に接続され、そのワークステーション装置
より宛先情報、および、画情報を受信すると、その受信
した宛先情報に対応した宛先へ発呼し、受信した画情報
を送信する一方、上記ワークステーション装置より通信
能力の受信が要求されると、自端末の通信能力をあらわ
す情報をそのワークステーション装置へ送信するように
したものである。また、前記通信制御手段は、前記ファ
クシミリ通信手段より受信して蓄積した画情報の符号化
方式よりも高能率な第2の符号化方式を、前記ネットワ
ークファクシミリ装置の通信能力として保存している場
合には、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の
符号化方式に変換し、その変換後の画情報を上記ネット
ワークファクシミリ装置へ送
【0009】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりする複数のネットワークファクシミリ
装置と、上記ローカルエリアネットワークに接続される
1つ以上のワークステーション装置とからなるネットワ
ークファクシミリ通信システムの制御方法において、上
記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想のフ
ァクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマン
ドおよびグループ3ファクシミリ伝送手順コマンドを上
記ファクシミリモデム手段との間でやりとりし、ファク
シミリ通信を実現するファクシミリ通信手段と、上記仮
想のファクシミリモデム手段をモデム接続手順およびグ
ループ3ファクシミリ伝送手順の全フェーズにわたって
実現するとともに、グループ3ファクシミリ伝送手順に
おいて上記ファクシミリ通信手段より受信した宛先情
報、および、画情報を蓄積し、上記グループ3ファクシ
ミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリアネットワー
クを用いていずれかの上記ネットワークファクシミリ装
置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報
を、上記ローカルエリアネットワークを介して接続した
上記ネットワークファクシミリ装置へ転送するととも
に、上記複数のネットワークファクシミリ装置のおのお
のより通信能力を受信して保存し、その通信能力に基づ
いて、上記グループ3ファクシミリ伝送手順において上
記ファクシミリ通信手段に応答する通信能力を設定する
通信制御手段を備える一方、上記複数のネットワークフ
ァクシミリ装置は、上記ローカルエリアネットワークを
介して、いずれかの上記ワークステーション装置に接続
され、そのワークステーション装置より宛先情報、およ
び、画情報を受信すると、その受信した宛先情報に対応
した宛先へ発呼し、受信した画情報を送信する一方、上
記ワークステーション装置より通信能力の受信が要求さ
れると、自端末の通信能力をあらわす情報をそのワーク
ステーション装置へ送信するようにしたものである。
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりする複数のネットワークファクシミリ
装置と、上記ローカルエリアネットワークに接続される
1つ以上のワークステーション装置とからなるネットワ
ークファクシミリ通信システムの制御方法において、上
記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想のフ
ァクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマン
ドおよびグループ3ファクシミリ伝送手順コマンドを上
記ファクシミリモデム手段との間でやりとりし、ファク
シミリ通信を実現するファクシミリ通信手段と、上記仮
想のファクシミリモデム手段をモデム接続手順およびグ
ループ3ファクシミリ伝送手順の全フェーズにわたって
実現するとともに、グループ3ファクシミリ伝送手順に
おいて上記ファクシミリ通信手段より受信した宛先情
報、および、画情報を蓄積し、上記グループ3ファクシ
ミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリアネットワー
クを用いていずれかの上記ネットワークファクシミリ装
置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報
を、上記ローカルエリアネットワークを介して接続した
上記ネットワークファクシミリ装置へ転送するととも
に、上記複数のネットワークファクシミリ装置のおのお
のより通信能力を受信して保存し、その通信能力に基づ
いて、上記グループ3ファクシミリ伝送手順において上
記ファクシミリ通信手段に応答する通信能力を設定する
通信制御手段を備える一方、上記複数のネットワークフ
ァクシミリ装置は、上記ローカルエリアネットワークを
介して、いずれかの上記ワークステーション装置に接続
され、そのワークステーション装置より宛先情報、およ
び、画情報を受信すると、その受信した宛先情報に対応
した宛先へ発呼し、受信した画情報を送信する一方、上
記ワークステーション装置より通信能力の受信が要求さ
れると、自端末の通信能力をあらわす情報をそのワーク
ステーション装置へ送信するようにしたものである。
【0010】また、前記通信制御手段において、通常使
用する前記ネットワークファクシミリ装置が設定されて
いる場合には、通常は、そのネットワークファクシミリ
装置を対象として処理を実行する一方、前記ファクシミ
リ通信手段より対象となるネットワークファクシミリ装
置が指定された場合には、その指定されたネットワーク
ファクシミリ装置を対象として処理を実行するとよい。
また、前記通信制御手段は、前記ファクシミリ通信手段
より受信して蓄積した画情報の符号化方式よりも高能率
な第2の符号化方式を、対象となる前記ネットワークフ
ァクシミリ装置の通信能力として保存している場合に
は、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の符号
化方式に変換し、その変換後の画情報を対象となる上記
ネットワークファクシミリ装置へ送信するようにしたも
のである。
用する前記ネットワークファクシミリ装置が設定されて
いる場合には、通常は、そのネットワークファクシミリ
装置を対象として処理を実行する一方、前記ファクシミ
リ通信手段より対象となるネットワークファクシミリ装
置が指定された場合には、その指定されたネットワーク
ファクシミリ装置を対象として処理を実行するとよい。
また、前記通信制御手段は、前記ファクシミリ通信手段
より受信して蓄積した画情報の符号化方式よりも高能率
な第2の符号化方式を、対象となる前記ネットワークフ
ァクシミリ装置の通信能力として保存している場合に
は、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の符号
化方式に変換し、その変換後の画情報を対象となる上記
ネットワークファクシミリ装置へ送信するようにしたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
ワークシステムを示している。
【0013】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されている。
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されている。
【0014】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0015】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、グループ3ファクシミリ伝送手順処理を実行
するとともに、ファクシミリ画情報を作成および表示出
力するファクシミリアプリケーションソフトウェア(フ
ァクシミリ通信手段)、および、ローカルエリアネット
ワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うた
めの種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入
されており、特定のユーザにより使用されるものであ
る。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユー
ザであってよい。
Snには、グループ3ファクシミリ伝送手順処理を実行
するとともに、ファクシミリ画情報を作成および表示出
力するファクシミリアプリケーションソフトウェア(フ
ァクシミリ通信手段)、および、ローカルエリアネット
ワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うた
めの種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入
されており、特定のユーザにより使用されるものであ
る。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユー
ザであってよい。
【0016】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、ローカルエリアネットワークLANに接続したワー
クステーション装置WS1〜WSnに対して、ファクシ
ミリモデム機能等を提供するためのサーバ機能、画情報
を電子メールとしてやりとりするための電子メール処理
機能、および、公衆網(PSTN)に接続し、この公衆
網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手
順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
は、ローカルエリアネットワークLANに接続したワー
クステーション装置WS1〜WSnに対して、ファクシ
ミリモデム機能等を提供するためのサーバ機能、画情報
を電子メールとしてやりとりするための電子メール処理
機能、および、公衆網(PSTN)に接続し、この公衆
網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手
順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0017】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
Xの構成例を示している。
【0018】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0019】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。
【0020】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0021】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0022】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、自
動発着信機能を備えている。
を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、自
動発着信機能を備えている。
【0023】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0024】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0025】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0026】図3は、ワークステーション装置WS(W
S1〜WSn)の構成例を示している。
S1〜WSn)の構成例を示している。
【0027】同図において、CPU(中央処理装置)2
1は、このワークステーション装置WSの動作制御を行
うものであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)22
は、CPU21が起動時に実行するプログラムや必要な
データ等を記憶するためのものであり、RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)23は、CPU21のワークエ
リア等を構成するためのものである。
1は、このワークステーション装置WSの動作制御を行
うものであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)22
は、CPU21が起動時に実行するプログラムや必要な
データ等を記憶するためのものであり、RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)23は、CPU21のワークエ
リア等を構成するためのものである。
【0028】キャラクタジェネレータ24は、図形文字
の表示データを発生するためのものであり、時計回路2
5は、現在日時情報を出力するためのものであり、ロー
カルエリアネットワークインターフェース回路26は、
このワークステーション装置WSをローカルエリアネッ
トワークLANに接続するためのものである。
の表示データを発生するためのものであり、時計回路2
5は、現在日時情報を出力するためのものであり、ロー
カルエリアネットワークインターフェース回路26は、
このワークステーション装置WSをローカルエリアネッ
トワークLANに接続するためのものである。
【0029】磁気ディスク装置27は、種々のアプリケ
ーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、
画情報データなどの種々のデータを記憶するためのもの
であり、CRT画面表示装置27は、このワークステー
ション装置WSを操作するための画面を表示するための
ものであり、表示制御部29は、CRT画面表示装置2
7の表示内容を制御するためのものである。
ーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、
画情報データなどの種々のデータを記憶するためのもの
であり、CRT画面表示装置27は、このワークステー
ション装置WSを操作するための画面を表示するための
ものであり、表示制御部29は、CRT画面表示装置2
7の表示内容を制御するためのものである。
【0030】キーボード装置30は、このワークステー
ション装置WSに種々のキー操作を行うためのものであ
り、画面指示装置31は、CRT画面表示装置28の任
意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであ
り、入力制御部32は、キーボード装置30および画面
指示装置31の入力情報を取り込む等するためのもので
ある。
ション装置WSに種々のキー操作を行うためのものであ
り、画面指示装置31は、CRT画面表示装置28の任
意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであ
り、入力制御部32は、キーボード装置30および画面
指示装置31の入力情報を取り込む等するためのもので
ある。
【0031】これらのCPU21、ROM22、RAM
23、キャラクタジェネレータ24、時計回路25、ロ
ーカルエリアネットワークインターフェース回路26、
磁気ディスク装置27、表示制御部29、および、入力
制御部32は、バス33に接続されており、これらの各
要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス33を
介して行われる。
23、キャラクタジェネレータ24、時計回路25、ロ
ーカルエリアネットワークインターフェース回路26、
磁気ディスク装置27、表示制御部29、および、入力
制御部32は、バス33に接続されており、これらの各
要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス33を
介して行われる。
【0032】図4は、ネットワークファクシミリ装置F
Xのシステム制御部1におけるデータ通信制御系の概略
を示したものである。
Xのシステム制御部1におけるデータ通信制御系の概略
を示したものである。
【0033】同図において、ローカルエリアネットワー
クドライバDL1は、ローカルエリアネットワークイン
ターフェース回路12との間で種々のデータのやりとり
を行うためのものであり、ローカルエリアネットワーク
制御部CL1は、ローカルエリアネットワークドライバ
DL1との間でやりとりするデータのうち、モデムコマ
ンドについては、モデムコマンド制御部MC1との間で
やりとりし、電子メールに関するデータについてはメー
ル制御部MC1との間でやりとりする。また、それ以外
のデータについては、データ制御部DC1との間で直接
にやりとりする。
クドライバDL1は、ローカルエリアネットワークイン
ターフェース回路12との間で種々のデータのやりとり
を行うためのものであり、ローカルエリアネットワーク
制御部CL1は、ローカルエリアネットワークドライバ
DL1との間でやりとりするデータのうち、モデムコマ
ンドについては、モデムコマンド制御部MC1との間で
やりとりし、電子メールに関するデータについてはメー
ル制御部MC1との間でやりとりする。また、それ以外
のデータについては、データ制御部DC1との間で直接
にやりとりする。
【0034】モデムコマンド制御部MC1は、例えば、
EIA(Electoric Industries
Association)−592(クラス2)などの
モデムコマンドを解釈して、対応するモデム制御情報を
作成するものであり、そのモデム制御情報は、データ制
御部DC1を介し、モデムコマンド処理部MP1との間
でやりとりされる。
EIA(Electoric Industries
Association)−592(クラス2)などの
モデムコマンドを解釈して、対応するモデム制御情報を
作成するものであり、そのモデム制御情報は、データ制
御部DC1を介し、モデムコマンド処理部MP1との間
でやりとりされる。
【0035】メール制御部MC1は、電子メールの配信
などの処理を行うためのものであり、上位プロトコルの
処理は、データ制御部DC1が実行する。
などの処理を行うためのものであり、上位プロトコルの
処理は、データ制御部DC1が実行する。
【0036】ファクシミリ伝送制御部FC1は、グルー
プ3ファクシミリ伝送手順処理等のファクシミリ伝送制
御処理を実行するためのものであり、モデムコマンド処
理部MP1は、グループ3ファクシミリモデム10およ
び網制御装置11を制御するためのものである。
プ3ファクシミリ伝送手順処理等のファクシミリ伝送制
御処理を実行するためのものであり、モデムコマンド処
理部MP1は、グループ3ファクシミリモデム10およ
び網制御装置11を制御するためのものである。
【0037】図5は、ワークステーション装置WSのC
PU21がファクシミリアプリケーションプログラムを
実行する際の制御系の概略を示したものである。
PU21がファクシミリアプリケーションプログラムを
実行する際の制御系の概略を示したものである。
【0038】シリアルポートインターフェースSF1
は、ファクシミリアプリケーション(ファクシミリ通信
手段)AP1が行う通信動作について、シリアル転送ポ
ートのリソースを提供するためのものであり、通信ドラ
イバCD1は、シリアルポートインターフェースSF1
との間で種々のシリアル通信データをやりとりするため
のものであり、シリアルポートドライバ(通信制御手
段)SD1は、ファクシミリアプリケーションAP1と
の間のシリアルデータ転送について、直接的に関与する
部分であり、例えば、擬似的なファクシミリモデム機能
を実現したり、通信ドライバCD1とローカルエリアネ
ットワークドライバDL2との間のデータのやりとりを
行う。また、ローカルエリアネットワークドライバDL
2は、ローカルエリアネットワークインターフェース回
路26との間で種々のデータのやりとりを行うためのも
のである。
は、ファクシミリアプリケーション(ファクシミリ通信
手段)AP1が行う通信動作について、シリアル転送ポ
ートのリソースを提供するためのものであり、通信ドラ
イバCD1は、シリアルポートインターフェースSF1
との間で種々のシリアル通信データをやりとりするため
のものであり、シリアルポートドライバ(通信制御手
段)SD1は、ファクシミリアプリケーションAP1と
の間のシリアルデータ転送について、直接的に関与する
部分であり、例えば、擬似的なファクシミリモデム機能
を実現したり、通信ドライバCD1とローカルエリアネ
ットワークドライバDL2との間のデータのやりとりを
行う。また、ローカルエリアネットワークドライバDL
2は、ローカルエリアネットワークインターフェース回
路26との間で種々のデータのやりとりを行うためのも
のである。
【0039】さて、シリアルポートドライバSD1は、
擬似的なファクシミリモデム機能を実現する際、ファク
シミリアプリケーションAP1に対し、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXの通信能力を応答することで、例え
ば、ファクシミリアプリケーションAP1が作成する画
情報データが、ネットワークファクシミリ装置FXの通
信能力の範囲から逸脱しないようにしている。
擬似的なファクシミリモデム機能を実現する際、ファク
シミリアプリケーションAP1に対し、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXの通信能力を応答することで、例え
ば、ファクシミリアプリケーションAP1が作成する画
情報データが、ネットワークファクシミリ装置FXの通
信能力の範囲から逸脱しないようにしている。
【0040】そのために、シリアルポートドライバSD
1には、図6に示すように、ネットワークファクシミリ
装置FXの通信能力を記憶する通信能力テーブルが形成
されて保存される。
1には、図6に示すように、ネットワークファクシミリ
装置FXの通信能力を記憶する通信能力テーブルが形成
されて保存される。
【0041】そして、適宜なタイミングで、シリアルポ
ートドライバSD1がネットワークファクシミリ装置F
Xに対して通信能力の受信を要求することで、ローカル
エリアネットワークLANを介し、ネットワークファク
シミリ装置FXより実際の通信能力を受信し、その受信
内容に基づいて、通信能力テーブルが作成される。
ートドライバSD1がネットワークファクシミリ装置F
Xに対して通信能力の受信を要求することで、ローカル
エリアネットワークLANを介し、ネットワークファク
シミリ装置FXより実際の通信能力を受信し、その受信
内容に基づいて、通信能力テーブルが作成される。
【0042】図7は、シリアルポートドライバSD1が
ネットワークファクシミリ装置FXより通信能力情報を
収集する際の手順の一例を示している。
ネットワークファクシミリ装置FXより通信能力情報を
収集する際の手順の一例を示している。
【0043】まず、シリアルポートドライバSD1は、
ローカルエリアネットワークLANを介し、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接続を
要求し、ネットワークファクシミリ装置FXが接続応答
すると、能力受信要求コマンドをネットワークファクシ
ミリ装置FXに送信する。
ローカルエリアネットワークLANを介し、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接続を
要求し、ネットワークファクシミリ装置FXが接続応答
すると、能力受信要求コマンドをネットワークファクシ
ミリ装置FXに送信する。
【0044】それにより、ネットワークファクシミリ装
置FXでは、自端末の通信能力をあらわす通信能力情報
を通知するので、シリアルポートドライバSD1は、そ
の通信能力情報を受信して上述した通信能力テーブルに
保存すると、ネットワークファクシミリ装置FXに対し
てネットワーク切断を指示する。
置FXでは、自端末の通信能力をあらわす通信能力情報
を通知するので、シリアルポートドライバSD1は、そ
の通信能力情報を受信して上述した通信能力テーブルに
保存すると、ネットワークファクシミリ装置FXに対し
てネットワーク切断を指示する。
【0045】このようにして、シリアルポートドライバ
SD1は、ネットワークファクシミリ装置FXより通信
能力を受信して、通信能力テーブルに保存する。また、
この通信能力情報の収集を、適宜な周期(例えば、1週
間など)で実行すれば、ネットワークファクシミリ装置
FXの通信能力の変更に追従することができる。
SD1は、ネットワークファクシミリ装置FXより通信
能力を受信して、通信能力テーブルに保存する。また、
この通信能力情報の収集を、適宜な周期(例えば、1週
間など)で実行すれば、ネットワークファクシミリ装置
FXの通信能力の変更に追従することができる。
【0046】また、図8は、このネットワークファクシ
ミリ通信システムにおけるファクシミリ通信の一例を示
している。
ミリ通信システムにおけるファクシミリ通信の一例を示
している。
【0047】まず、ワークステーション装置WSのファ
クシミリアプリケーションAP1は、ファクシミリ送信
動作を行う場合、まず、シリアルポートドライバSD1
に対してポートオープンを指示し、次いで、ファクシミ
リモデムを初期化するためのモデムコマンド(モデム設
定)を送出する。これに対し、シリアルポートドライバ
SD1は、対応する応答信号をファクシミリアプリケー
ションAP1に対して応答する。この段階は、グループ
3ファクシミリ伝送手順のフェーズ前の段階である。
クシミリアプリケーションAP1は、ファクシミリ送信
動作を行う場合、まず、シリアルポートドライバSD1
に対してポートオープンを指示し、次いで、ファクシミ
リモデムを初期化するためのモデムコマンド(モデム設
定)を送出する。これに対し、シリアルポートドライバ
SD1は、対応する応答信号をファクシミリアプリケー
ションAP1に対して応答する。この段階は、グループ
3ファクシミリ伝送手順のフェーズ前の段階である。
【0048】次に、ファクシミリアプリケーションAP
1は、発呼動作のためのモデムコマンド(ダイアル)を
送出する。これにより、シリアルポートドライバSD1
は、このモデムコマンド(ダイアル)に含まれる宛先の
電話番号を抽出して保存するとともに、対応する応答信
号をファクシミリアプリケーションAP1に対して応答
する。この段階は、グループ3ファクシミリ伝送手順の
フェーズAの段階である。
1は、発呼動作のためのモデムコマンド(ダイアル)を
送出する。これにより、シリアルポートドライバSD1
は、このモデムコマンド(ダイアル)に含まれる宛先の
電話番号を抽出して保存するとともに、対応する応答信
号をファクシミリアプリケーションAP1に対して応答
する。この段階は、グループ3ファクシミリ伝送手順の
フェーズAの段階である。
【0049】この後、ファクシミリアプリケーションA
P1は、グループ3ファクシミリ伝送手順に従った伝送
前手順動作をシリアルポートドライバSD1との間で行
う。この段階は、グループ3ファクシミリ伝送手順のフ
ェーズBの段階であり、ここで、シリアルポートドライ
バSD1は、受信側のファクシミリ装置の機能として、
記憶している通信能力テーブルの内容に基づいた内容を
ファクシミリアプリケーションAP1へ通知し、それに
より、ファクシミリアプリケーションAP1は、その通
知された通信能力に基づき決定した伝送する画情報の画
像属性情報(線密度、符号化方式、サイズ等)や、自端
末の識別情報などの種々の情報を、シリアルポートドラ
イバSD1に対して送出する。シリアルポートドライバ
SD1は、この画像属性情報や端末識別情報等の情報を
受信して保存する。
P1は、グループ3ファクシミリ伝送手順に従った伝送
前手順動作をシリアルポートドライバSD1との間で行
う。この段階は、グループ3ファクシミリ伝送手順のフ
ェーズBの段階であり、ここで、シリアルポートドライ
バSD1は、受信側のファクシミリ装置の機能として、
記憶している通信能力テーブルの内容に基づいた内容を
ファクシミリアプリケーションAP1へ通知し、それに
より、ファクシミリアプリケーションAP1は、その通
知された通信能力に基づき決定した伝送する画情報の画
像属性情報(線密度、符号化方式、サイズ等)や、自端
末の識別情報などの種々の情報を、シリアルポートドラ
イバSD1に対して送出する。シリアルポートドライバ
SD1は、この画像属性情報や端末識別情報等の情報を
受信して保存する。
【0050】次いで、ファクシミリアプリケーションA
P1は、送信する画情報をシリアルポートドライバSD
1に対して出力する。シリアルポートドライバSD1
は、この画情報を入力して保存する。この段階は、グル
ープ3ファクシミリ伝送手順のフェーズCの段階であ
る。
P1は、送信する画情報をシリアルポートドライバSD
1に対して出力する。シリアルポートドライバSD1
は、この画情報を入力して保存する。この段階は、グル
ープ3ファクシミリ伝送手順のフェーズCの段階であ
る。
【0051】ファクシミリアプリケーションAP1は、
画情報の出力を終了すると、終了をあらわすモデムコマ
ンド等をシリアルポートドライバSD1との間でやりと
りし、その後、シリアルポートドライバSD1との間で
所定の伝送後手順を実行し(フェーズD,E)、最後に
シリアルポートドライバSD1に対してポートクローズ
を指令する。
画情報の出力を終了すると、終了をあらわすモデムコマ
ンド等をシリアルポートドライバSD1との間でやりと
りし、その後、シリアルポートドライバSD1との間で
所定の伝送後手順を実行し(フェーズD,E)、最後に
シリアルポートドライバSD1に対してポートクローズ
を指令する。
【0052】このポートクローズを受けたシリアルポー
トドライバSD1は、ファクシミリアプリケーションA
P1に対する処理サービスを終了する。
トドライバSD1は、ファクシミリアプリケーションA
P1に対する処理サービスを終了する。
【0053】次いで、シリアルポートドライバSD1
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接
続を要求し、ネットワークファクシミリ装置FXが接続
応答すると、そのときに記憶している宛先の電話番号、
画像属性情報、および、画情報からなるファクシミリ情
報をローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して転送し、その転送
を終了すると、ネットワークファクシミリ装置FXに対
してネットワーク切断を指示する。このとき、シリアル
ポートドライバSD1からネットワークファクシミリ装
置FXに送信するファクシミリ情報のデータ形式の一例
を図9に示す。
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接
続を要求し、ネットワークファクシミリ装置FXが接続
応答すると、そのときに記憶している宛先の電話番号、
画像属性情報、および、画情報からなるファクシミリ情
報をローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して転送し、その転送
を終了すると、ネットワークファクシミリ装置FXに対
してネットワーク切断を指示する。このとき、シリアル
ポートドライバSD1からネットワークファクシミリ装
置FXに送信するファクシミリ情報のデータ形式の一例
を図9に示す。
【0054】これにより、ネットワークファクシミリ装
置FXには、送信宛先の電話番号、画像属性情報、およ
び、画情報が蓄積されるので、ネットワークファクシミ
リ装置FXは、その電話番号の宛先へ発呼し、画像属性
情報を用いて所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を
実行し、蓄積した画情報を送信する。
置FXには、送信宛先の電話番号、画像属性情報、およ
び、画情報が蓄積されるので、ネットワークファクシミ
リ装置FXは、その電話番号の宛先へ発呼し、画像属性
情報を用いて所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を
実行し、蓄積した画情報を送信する。
【0055】ここで、シリアルポートドライバSD1
は、ネットワークファクシミリ装置FXの通信能力とし
て、ファクシミリアプリケーションAP1より受信した
画情報の符号化方式よりも高能率の符号化方式が保存さ
れている場合には、ファクシミリアプリケーションAP
1より受信した画情報を、より高能率な符号化方式の画
情報に再変換して、ネットワークファクシミリ装置FX
へ転送する。
は、ネットワークファクシミリ装置FXの通信能力とし
て、ファクシミリアプリケーションAP1より受信した
画情報の符号化方式よりも高能率の符号化方式が保存さ
れている場合には、ファクシミリアプリケーションAP
1より受信した画情報を、より高能率な符号化方式の画
情報に再変換して、ネットワークファクシミリ装置FX
へ転送する。
【0056】例えば、図10(a)に示すように、ファ
クシミリアプリケーションAP1より受信した画情報の
符号化方式がMH方式であった場合、ネットワークファ
クシミリ装置FXがより高能率なMMR方式を適用可能
であれば、同図(b)に示すように、画情報データをM
H方式からMMR方式へと変換してファクシミリ情報を
変更し、ネットワークファクシミリ装置FXへ転送す
る。
クシミリアプリケーションAP1より受信した画情報の
符号化方式がMH方式であった場合、ネットワークファ
クシミリ装置FXがより高能率なMMR方式を適用可能
であれば、同図(b)に示すように、画情報データをM
H方式からMMR方式へと変換してファクシミリ情報を
変更し、ネットワークファクシミリ装置FXへ転送す
る。
【0057】図11は、ファクシミリアプリケーション
AP1から起動されて、ネットワークファクシミリ装置
FXへ画情報送信のための動作を行う場合のシリアルポ
ートドライバSD1の処理の一例を示している。
AP1から起動されて、ネットワークファクシミリ装置
FXへ画情報送信のための動作を行う場合のシリアルポ
ートドライバSD1の処理の一例を示している。
【0058】シリアルポートドライバSD1は、ファク
シミリアプリケーションAP1よりポートオープンが指
示されると(判断101の結果がYES)、ポートオー
プン状態に遷移し(処理102)、ファクシミリアプリ
ケーションAP1よりモデムコマンド(モデム設定)を
受信すると(処理103)、対応する応答信号をファク
シミリアプリケーションAP1に対して応答する(処理
104)。
シミリアプリケーションAP1よりポートオープンが指
示されると(判断101の結果がYES)、ポートオー
プン状態に遷移し(処理102)、ファクシミリアプリ
ケーションAP1よりモデムコマンド(モデム設定)を
受信すると(処理103)、対応する応答信号をファク
シミリアプリケーションAP1に対して応答する(処理
104)。
【0059】次に、ファクシミリアプリケーションAP
1よりモデムコマンド(ダイアル)を受信すると(処理
105)、その受信したモデムコマンド(ダイアル)に
含まれる宛先の電話番号を抽出して保存し(処理10
6)、対応する応答信号をファクシミリアプリケーショ
ンAP1に対して応答する(処理107)。
1よりモデムコマンド(ダイアル)を受信すると(処理
105)、その受信したモデムコマンド(ダイアル)に
含まれる宛先の電話番号を抽出して保存し(処理10
6)、対応する応答信号をファクシミリアプリケーショ
ンAP1に対して応答する(処理107)。
【0060】この後、シリアルポートドライバSD1
は、通信能力テーブルに保存されている通信能力の値を
参照し、グループ3ファクシミリ伝送手順に従った所定
の伝送前手順処理を行い(処理108)、その際に受信
した情報に基づいて、伝送する画情報の画像属性情報
(線密度、符号化方式、サイズ等)、自端末の識別情報
などの種々の情報を抽出して、ファクシミリ情報の一部
として保存する(処理109)。
は、通信能力テーブルに保存されている通信能力の値を
参照し、グループ3ファクシミリ伝送手順に従った所定
の伝送前手順処理を行い(処理108)、その際に受信
した情報に基づいて、伝送する画情報の画像属性情報
(線密度、符号化方式、サイズ等)、自端末の識別情報
などの種々の情報を抽出して、ファクシミリ情報の一部
として保存する(処理109)。
【0061】次いで、ファクシミリアプリケーションA
P1から出力される画情報を入力して蓄積し(処理11
1)、所定の伝送後手順を実行し(処理112)、ファ
クシミリアプリケーションAP1よりポートクローズを
受けると(処理113)、ポートクローズ状態に遷移す
る(処理114)。このときに蓄積した画情報は、ファ
クシミリ情報の一部として適用される。
P1から出力される画情報を入力して蓄積し(処理11
1)、所定の伝送後手順を実行し(処理112)、ファ
クシミリアプリケーションAP1よりポートクローズを
受けると(処理113)、ポートクローズ状態に遷移す
る(処理114)。このときに蓄積した画情報は、ファ
クシミリ情報の一部として適用される。
【0062】このようにして、ファクシミリアプリケー
ションAP1との間の通信を終了すると、シリアルポー
トドライバSD1は、通信能力テーブルを参照して、ネ
ットワークファクシミリ装置FXの能力を判別し(処理
114)、ファクシミリアプリケーションAP1より受
信して蓄積した画情報の符号化方式よりも高能率な符号
化方式を、ネットワークファクシミリ装置FXが適用可
能であるかどうかを調べる(判断115)。
ションAP1との間の通信を終了すると、シリアルポー
トドライバSD1は、通信能力テーブルを参照して、ネ
ットワークファクシミリ装置FXの能力を判別し(処理
114)、ファクシミリアプリケーションAP1より受
信して蓄積した画情報の符号化方式よりも高能率な符号
化方式を、ネットワークファクシミリ装置FXが適用可
能であるかどうかを調べる(判断115)。
【0063】判断115の結果がYESになるときに
は、蓄積した画情報を復号化して元の画像データに変換
し(処理116)、その画像データを、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXが適用可能な高能率な符号化方式で
符号化圧縮し(処理117)、それによって得た画情
報、および、そのときに適用した符号化方式の値に基づ
いて、上述したファクシミリ情報を更新する(処理11
8)。
は、蓄積した画情報を復号化して元の画像データに変換
し(処理116)、その画像データを、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXが適用可能な高能率な符号化方式で
符号化圧縮し(処理117)、それによって得た画情
報、および、そのときに適用した符号化方式の値に基づ
いて、上述したファクシミリ情報を更新する(処理11
8)。
【0064】また、判断115の結果がNOになるとき
には、ファクシミリ情報の更新を行わない。
には、ファクシミリ情報の更新を行わない。
【0065】次いで、シリアルポートドライバSD1
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接
続を要求し(処理119)、ネットワークファクシミリ
装置FXが接続応答すると、そのときに記憶しているフ
ァクシミリ情報をローカルエリアネットワークLANを
介し、ネットワークファクシミリ装置FXに対して転送
し(処理120)、その転送を終了すると、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対してネットワーク切断を指
示する(処理121)。
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接
続を要求し(処理119)、ネットワークファクシミリ
装置FXが接続応答すると、そのときに記憶しているフ
ァクシミリ情報をローカルエリアネットワークLANを
介し、ネットワークファクシミリ装置FXに対して転送
し(処理120)、その転送を終了すると、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対してネットワーク切断を指
示する(処理121)。
【0066】図12は、ネットワークファクシミリ装置
FXから通信能力情報を受信する際のシリアルポートド
ライバSD1の処理の一例を示している。
FXから通信能力情報を受信する際のシリアルポートド
ライバSD1の処理の一例を示している。
【0067】まず、シリアルポートドライバSD1は、
ローカルエリアネットワークLANを介し、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接続を
要求し(処理201)、ネットワークファクシミリ装置
FXが接続応答すると、能力受信要求をネットワークフ
ァクシミリ装置FXに対して指令する(処理202)。
ローカルエリアネットワークLANを介し、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接続を
要求し(処理201)、ネットワークファクシミリ装置
FXが接続応答すると、能力受信要求をネットワークフ
ァクシミリ装置FXに対して指令する(処理202)。
【0068】それにより、ネットワークファクシミリ装
置FXは、通信能力情報を送信してくるので、その通信
能力情報を受信して通信能力テーブルへ保存し(処理2
03)、その転送を終了すると、ネットワークファクシ
ミリ装置FXに対してネットワーク切断を指示する(処
理204)。
置FXは、通信能力情報を送信してくるので、その通信
能力情報を受信して通信能力テーブルへ保存し(処理2
03)、その転送を終了すると、ネットワークファクシ
ミリ装置FXに対してネットワーク切断を指示する(処
理204)。
【0069】図13は、この場合のネットワークファク
シミリ装置FXの制御処理の概略を示している。
シミリ装置FXの制御処理の概略を示している。
【0070】ネットワークファクシミリ装置FXは、電
子メールを受信するか、ワークステーション装置WSよ
りネットワーク接続要求を受けることを監視している
(判断301,302のNOループ)。電子メールを受
信して判断301の結果がYESになるときには、所定
の電子メール受信時の処理を実行して(処理303)、
判断301へ戻る。
子メールを受信するか、ワークステーション装置WSよ
りネットワーク接続要求を受けることを監視している
(判断301,302のNOループ)。電子メールを受
信して判断301の結果がYESになるときには、所定
の電子メール受信時の処理を実行して(処理303)、
判断301へ戻る。
【0071】また、ネットワーク接続要求を受けた場合
で、判断302の結果がYESになるときには、接続応
答した後に、ワークステーション装置WSから能力受信
要求が指令されたかどうかを調べる(判断304)。
で、判断302の結果がYESになるときには、接続応
答した後に、ワークステーション装置WSから能力受信
要求が指令されたかどうかを調べる(判断304)。
【0072】判断304の結果がYESになるときに
は、自端末の通信能力情報を、相手側のワークステーシ
ョン装置WSへ送信する(処理305)。そして、ネッ
トワーク切断を受信すると(処理306)、ネットワー
クを切断して(処理307)、判断301へ戻る。
は、自端末の通信能力情報を、相手側のワークステーシ
ョン装置WSへ送信する(処理305)。そして、ネッ
トワーク切断を受信すると(処理306)、ネットワー
クを切断して(処理307)、判断301へ戻る。
【0073】また、判断304の結果がNOになるとき
には、相手側のワークステーション装置WSよりファク
シミリ情報を受信して保存し(処理308)、ネットワ
ーク切断を受信すると(処理309)、ネットワークを
切断する(処理310)。
には、相手側のワークステーション装置WSよりファク
シミリ情報を受信して保存し(処理308)、ネットワ
ーク切断を受信すると(処理309)、ネットワークを
切断する(処理310)。
【0074】次いで、保存したファクシミリ情報に含ま
れる送信宛先の電話番号へ発呼し、ファクシミリ情報に
含まれる画情報を送信するファクシミリ送信処理(処理
311)を実行する。
れる送信宛先の電話番号へ発呼し、ファクシミリ情報に
含まれる画情報を送信するファクシミリ送信処理(処理
311)を実行する。
【0075】このようにして、本実施例では、ファクシ
ミリアプリケーションAP1が送信動作時に直接にデー
タをやりとりする相手が、自端末のシリアルポートドラ
イバSD1であるので、例えば、グループ3ファクシミ
リ伝送手順コマンドとその応答信号のやりとりの際の遅
延時間等はほとんどなく、この遅延時間が大きく変動し
てファクシミリアプリケーションAP1がエラー動作す
るような事態を回避することができる。
ミリアプリケーションAP1が送信動作時に直接にデー
タをやりとりする相手が、自端末のシリアルポートドラ
イバSD1であるので、例えば、グループ3ファクシミ
リ伝送手順コマンドとその応答信号のやりとりの際の遅
延時間等はほとんどなく、この遅延時間が大きく変動し
てファクシミリアプリケーションAP1がエラー動作す
るような事態を回避することができる。
【0076】それとともに、シリアルポートドライバS
D1の通信能力テーブルには、ネットワークファクシミ
リ装置FXの通信能力が保存され、ファクシミリアプリ
ケーションAP1に対してシリアルポートドライバSD
1が疑似応答する際に、通信能力テーブルに記憶されて
いる通信能力が用いられるので、ファクシミリアプリケ
ーションAP1は、ネットワークファクシミリ装置FX
が適用可能な状態の画情報を作成することができ、その
結果、シリアルポートドライバSD1からネットワーク
ファクシミリ装置FXへ転送した画情報は、必ず、ネッ
トワークファクシミリ装置FXが処理可能な態様(属
性、解像度、用紙サイズなど)になっており、適切にフ
ァクシミリ通信を行えるようになる。
D1の通信能力テーブルには、ネットワークファクシミ
リ装置FXの通信能力が保存され、ファクシミリアプリ
ケーションAP1に対してシリアルポートドライバSD
1が疑似応答する際に、通信能力テーブルに記憶されて
いる通信能力が用いられるので、ファクシミリアプリケ
ーションAP1は、ネットワークファクシミリ装置FX
が適用可能な状態の画情報を作成することができ、その
結果、シリアルポートドライバSD1からネットワーク
ファクシミリ装置FXへ転送した画情報は、必ず、ネッ
トワークファクシミリ装置FXが処理可能な態様(属
性、解像度、用紙サイズなど)になっており、適切にフ
ァクシミリ通信を行えるようになる。
【0077】また、シリアルポートドライバSD1は、
ネットワークファクシミリ装置FXの通信能力として、
ファクシミリアプリケーションAP1より受信した画情
報の符号化方式よりも高能率の符号化方式が保存されて
いる場合には、ファクシミリアプリケーションAP1よ
り受信した画情報を、より高能率な符号化方式の画情報
に再変換して、ネットワークファクシミリ装置FXへ転
送するので、ファクシミリ情報をネットワークファクシ
ミリ装置FXへ転送する際のローカルエリアネットワー
クLANのトラフィックを確実に低減することができ、
ローカルエリアネットワークLANを有効に活用するこ
とができるようになる。
ネットワークファクシミリ装置FXの通信能力として、
ファクシミリアプリケーションAP1より受信した画情
報の符号化方式よりも高能率の符号化方式が保存されて
いる場合には、ファクシミリアプリケーションAP1よ
り受信した画情報を、より高能率な符号化方式の画情報
に再変換して、ネットワークファクシミリ装置FXへ転
送するので、ファクシミリ情報をネットワークファクシ
ミリ装置FXへ転送する際のローカルエリアネットワー
クLANのトラフィックを確実に低減することができ、
ローカルエリアネットワークLANを有効に活用するこ
とができるようになる。
【0078】ところで、上述した実施例では、ローカル
エリアネットワークLANに接続されるネットワークフ
ァクシミリ装置FXが1つのみの場合について説明した
が、複数のネットワークファクシミリ装置FXをローカ
ルエリアネットワークLANに接続した場合について
も、本発明を適用することができる。
エリアネットワークLANに接続されるネットワークフ
ァクシミリ装置FXが1つのみの場合について説明した
が、複数のネットワークファクシミリ装置FXをローカ
ルエリアネットワークLANに接続した場合について
も、本発明を適用することができる。
【0079】図14は、本発明の他の実施例にかかるネ
ットワークシステムを示している。なお、同図におい
て、図1と同一部分および相当する部分には、同一符号
を付している。
ットワークシステムを示している。なお、同図におい
て、図1と同一部分および相当する部分には、同一符号
を付している。
【0080】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、複数のネット
ワークファクシミリ装置FX1〜FXmが接続されてい
る。
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、複数のネット
ワークファクシミリ装置FX1〜FXmが接続されてい
る。
【0081】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0082】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、グループ3ファクシミリ伝送手順処理を実行
するとともに、ファクシミリ画情報を作成および表示出
力するファクシミリアプリケーションソフトウェア(フ
ァクシミリ通信手段)、および、ローカルエリアネット
ワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うた
めの種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入
されており、特定のユーザにより使用されるものであ
る。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユー
ザであってよい。
Snには、グループ3ファクシミリ伝送手順処理を実行
するとともに、ファクシミリ画情報を作成および表示出
力するファクシミリアプリケーションソフトウェア(フ
ァクシミリ通信手段)、および、ローカルエリアネット
ワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うた
めの種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入
されており、特定のユーザにより使用されるものであ
る。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユー
ザであってよい。
【0083】また、ネットワークファクシミリ装置FX
1〜FXmは、ローカルエリアネットワークLANに接
続したワークステーション装置WS1〜WSnに対し
て、ファクシミリモデム機能等を提供するためのサーバ
機能、画情報を電子メールとしてやりとりするための電
子メール処理機能、および、公衆網(PSTN)に接続
し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファク
シミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備え
ている。
1〜FXmは、ローカルエリアネットワークLANに接
続したワークステーション装置WS1〜WSnに対し
て、ファクシミリモデム機能等を提供するためのサーバ
機能、画情報を電子メールとしてやりとりするための電
子メール処理機能、および、公衆網(PSTN)に接続
し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファク
シミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備え
ている。
【0084】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snは、図3と同一に構成され、また、ネットワークフ
ァクシミリ装置FX1〜FXmは、図2と同一に構成さ
れているので、その説明を省略する。
Snは、図3と同一に構成され、また、ネットワークフ
ァクシミリ装置FX1〜FXmは、図2と同一に構成さ
れているので、その説明を省略する。
【0085】また、この場合、ワークステーション装置
WSのシリアルポートドライバSD1は、おのおののネ
ットワークファクシミリ装置FX1〜FXmについて、
それぞれの通信能力を記憶する通信能力テーブルを備え
ており、その一例を図15に示す。
WSのシリアルポートドライバSD1は、おのおののネ
ットワークファクシミリ装置FX1〜FXmについて、
それぞれの通信能力を記憶する通信能力テーブルを備え
ており、その一例を図15に示す。
【0086】また、この場合、おのおののネットワーク
ファクシミリ装置FX1〜FXmには、それぞれ固有の
識別情報(接続名)が付与されており、通信能力テーブ
ルの接続名の項目にその内容が配置されている。
ファクシミリ装置FX1〜FXmには、それぞれ固有の
識別情報(接続名)が付与されており、通信能力テーブ
ルの接続名の項目にその内容が配置されている。
【0087】図16は、この場合において、ファクシミ
リアプリケーションAP1から起動されて、ネットワー
クファクシミリ装置FX1〜FXmへ画情報送信のため
の動作を行う場合のシリアルポートドライバSD1の処
理の一例を示している。
リアプリケーションAP1から起動されて、ネットワー
クファクシミリ装置FX1〜FXmへ画情報送信のため
の動作を行う場合のシリアルポートドライバSD1の処
理の一例を示している。
【0088】シリアルポートドライバSD1は、ファク
シミリアプリケーションAP1よりオープンするFAX
ポートが指定された状態で、ポートオープンが指示され
ると(判断401の結果がYES)、指定されたFAX
ポートのポートオープン状態に遷移し(処理402)、
ファクシミリアプリケーションAP1よりモデムコマン
ド(モデム設定)を受信すると(処理403)、対応す
る応答信号をファクシミリアプリケーションAP1に対
して応答する(処理404)。
シミリアプリケーションAP1よりオープンするFAX
ポートが指定された状態で、ポートオープンが指示され
ると(判断401の結果がYES)、指定されたFAX
ポートのポートオープン状態に遷移し(処理402)、
ファクシミリアプリケーションAP1よりモデムコマン
ド(モデム設定)を受信すると(処理403)、対応す
る応答信号をファクシミリアプリケーションAP1に対
して応答する(処理404)。
【0089】次に、ファクシミリアプリケーションAP
1よりモデムコマンド(ダイアル)を受信すると(処理
405)、その受信したモデムコマンド(ダイアル)に
含まれる宛先の電話番号を抽出して保存し(処理40
6)、対応する応答信号をファクシミリアプリケーショ
ンAP1に対して応答する(処理407)。
1よりモデムコマンド(ダイアル)を受信すると(処理
405)、その受信したモデムコマンド(ダイアル)に
含まれる宛先の電話番号を抽出して保存し(処理40
6)、対応する応答信号をファクシミリアプリケーショ
ンAP1に対して応答する(処理407)。
【0090】この後、シリアルポートドライバSD1
は、通信能力テーブルに保存されている通信能力のう
ち、指定されたFAXポートに対応した接続名の欄の値
を参照し、グループ3ファクシミリ伝送手順に従った所
定の伝送前手順処理を行い(処理408)、その際に受
信した情報に基づいて、伝送する画情報の画像属性情報
(線密度、符号化方式、サイズ等)、自端末の識別情報
などの種々の情報を抽出して、ファクシミリ情報の一部
として保存する(処理409)。
は、通信能力テーブルに保存されている通信能力のう
ち、指定されたFAXポートに対応した接続名の欄の値
を参照し、グループ3ファクシミリ伝送手順に従った所
定の伝送前手順処理を行い(処理408)、その際に受
信した情報に基づいて、伝送する画情報の画像属性情報
(線密度、符号化方式、サイズ等)、自端末の識別情報
などの種々の情報を抽出して、ファクシミリ情報の一部
として保存する(処理409)。
【0091】次いで、ファクシミリアプリケーションA
P1から出力される画情報を入力して蓄積し(処理41
1)、所定の伝送後手順を実行し(処理412)、ファ
クシミリアプリケーションAP1よりポートクローズを
受けると(処理413)、指定されたFAXポートのポ
ートクローズ状態に遷移する(処理414)。このとき
に蓄積した画情報は、ファクシミリ情報の一部として適
用される。
P1から出力される画情報を入力して蓄積し(処理41
1)、所定の伝送後手順を実行し(処理412)、ファ
クシミリアプリケーションAP1よりポートクローズを
受けると(処理413)、指定されたFAXポートのポ
ートクローズ状態に遷移する(処理414)。このとき
に蓄積した画情報は、ファクシミリ情報の一部として適
用される。
【0092】このようにして、ファクシミリアプリケー
ションAP1との間の通信を終了すると、シリアルポー
トドライバSD1は、そのときに指定されたFAXポー
トがデフォルトのFAXポートから切換えられているか
どうかを調べる(判断414)。なお、このFAXポー
トの切換えは、ファクシミリアプリケーションAP1の
実行時にユーザより操作されて指令されるものであり、
例えば、デフォルトとして最初のFAXポートが割り当
てられていて、ユーザがそのFAXポートを適宜に変更
することで、FAXポートの切換えが操作される。
ションAP1との間の通信を終了すると、シリアルポー
トドライバSD1は、そのときに指定されたFAXポー
トがデフォルトのFAXポートから切換えられているか
どうかを調べる(判断414)。なお、このFAXポー
トの切換えは、ファクシミリアプリケーションAP1の
実行時にユーザより操作されて指令されるものであり、
例えば、デフォルトとして最初のFAXポートが割り当
てられていて、ユーザがそのFAXポートを適宜に変更
することで、FAXポートの切換えが操作される。
【0093】判断414の結果がYESになるときに
は、指定されたFAXポートに対応したネットワークフ
ァクシミリ装置FXの接続名を選択する(処理41
5)。判断414の結果がNOになるときには、デフォ
ルトのFAXポートに対応したネットワークファクシミ
リ装置FXの接続名が選択されている。
は、指定されたFAXポートに対応したネットワークフ
ァクシミリ装置FXの接続名を選択する(処理41
5)。判断414の結果がNOになるときには、デフォ
ルトのFAXポートに対応したネットワークファクシミ
リ装置FXの接続名が選択されている。
【0094】次いで、通信能力テーブルの内容のうち、
選択された接続名の欄の値を参照して、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXの能力を判別し(処理416)、フ
ァクシミリアプリケーションAP1より受信して蓄積し
た画情報の符号化方式よりも高能率な符号化方式を、ネ
ットワークファクシミリ装置FXが適用可能であるかど
うかを調べる(判断417)。
選択された接続名の欄の値を参照して、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXの能力を判別し(処理416)、フ
ァクシミリアプリケーションAP1より受信して蓄積し
た画情報の符号化方式よりも高能率な符号化方式を、ネ
ットワークファクシミリ装置FXが適用可能であるかど
うかを調べる(判断417)。
【0095】判断417の結果がYESになるときに
は、蓄積した画情報を復号化して元の画像データに変換
し(処理418)、その画像データを、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXが適用可能な高能率な符号化方式で
符号化圧縮し(処理419)、それによって得た画情
報、および、そのときに適用した符号化方式の値に基づ
いて、上述したファクシミリ情報を更新する(処理42
0)。
は、蓄積した画情報を復号化して元の画像データに変換
し(処理418)、その画像データを、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXが適用可能な高能率な符号化方式で
符号化圧縮し(処理419)、それによって得た画情
報、および、そのときに適用した符号化方式の値に基づ
いて、上述したファクシミリ情報を更新する(処理42
0)。
【0096】また、判断417の結果がNOになるとき
には、ファクシミリ情報の更新を行わない。
には、ファクシミリ情報の更新を行わない。
【0097】次いで、シリアルポートドライバSD1
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接
続を要求し(処理421)、ネットワークファクシミリ
装置FXが接続応答すると、そのときに記憶しているフ
ァクシミリ情報をローカルエリアネットワークLANを
介し、ネットワークファクシミリ装置FXに対して転送
し(処理422)、その転送を終了すると、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対してネットワーク切断を指
示する(処理423)。
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、ネット
ワークファクシミリ装置FXに対して、ネットワーク接
続を要求し(処理421)、ネットワークファクシミリ
装置FXが接続応答すると、そのときに記憶しているフ
ァクシミリ情報をローカルエリアネットワークLANを
介し、ネットワークファクシミリ装置FXに対して転送
し(処理422)、その転送を終了すると、ネットワー
クファクシミリ装置FXに対してネットワーク切断を指
示する(処理423)。
【0098】図17は、この場合に、ネットワークファ
クシミリ装置FX1〜FXmから通信能力情報を受信す
る際のシリアルポートドライバSD1の処理の一例を示
している。
クシミリ装置FX1〜FXmから通信能力情報を受信す
る際のシリアルポートドライバSD1の処理の一例を示
している。
【0099】まず、シリアルポートドライバSD1は、
能力収集するネットワークファクシミリ装置FXを選択
する(処理501)。そして、ローカルエリアネットワ
ークLANを介し、選択したネットワークファクシミリ
装置FXに対して、ネットワーク接続を要求し(処理5
02)、ネットワークファクシミリ装置FXが接続応答
すると、能力受信要求をネットワークファクシミリ装置
FXに対して指令する(処理503)。
能力収集するネットワークファクシミリ装置FXを選択
する(処理501)。そして、ローカルエリアネットワ
ークLANを介し、選択したネットワークファクシミリ
装置FXに対して、ネットワーク接続を要求し(処理5
02)、ネットワークファクシミリ装置FXが接続応答
すると、能力受信要求をネットワークファクシミリ装置
FXに対して指令する(処理503)。
【0100】それにより、ネットワークファクシミリ装
置FXは、通信能力情報を送信してくるので、その通信
能力情報を受信して、通信能力テーブルのうち、そのと
きに選択したネットワークファクシミリ装置FXの接続
名の欄へ保存し(処理504)、その転送を終了する
と、ネットワークファクシミリ装置FXに対してネット
ワーク切断を指示する(処理505)。
置FXは、通信能力情報を送信してくるので、その通信
能力情報を受信して、通信能力テーブルのうち、そのと
きに選択したネットワークファクシミリ装置FXの接続
名の欄へ保存し(処理504)、その転送を終了する
と、ネットワークファクシミリ装置FXに対してネット
ワーク切断を指示する(処理505)。
【0101】そして、全てのネットワークファクシミリ
装置FXからの情報収集が終了したかどうかを調べ(判
断506)、判断506の結果がNOになるときには、
処理501へ戻り、残りのネットワークファクシミリ装
置FXについて情報収集を行う。また、判断506の結
果がYESになるときには、この処理を終了する。
装置FXからの情報収集が終了したかどうかを調べ(判
断506)、判断506の結果がNOになるときには、
処理501へ戻り、残りのネットワークファクシミリ装
置FXについて情報収集を行う。また、判断506の結
果がYESになるときには、この処理を終了する。
【0102】このようにして、本実施例では、シリアル
ポートドライバSD1の通信能力テーブルには、複数の
ネットワークファクシミリ装置FX1のおのおのについ
て通信能力が保存され、ファクシミリアプリケーション
AP1に対してシリアルポートドライバSD1が疑似応
答する際に、ファクシミリアプリケーションAP1より
指定されたFAXポートに対応したネットワークファク
シミリ装置FXについて、通信能力テーブルに記憶され
ている通信能力が用いられるので、ファクシミリアプリ
ケーションAP1は、選択されたFAXポートに対応し
たネットワークファクシミリ装置FXが適用可能な状態
の画情報を作成することができ、その結果、シリアルポ
ートドライバSD1からネットワークファクシミリ装置
FXへ転送した画情報は、必ず、ネットワークファクシ
ミリ装置FXが処理可能な態様(属性、解像度、用紙サ
イズなど)になっており、いずれのネットワークファク
シミリ装置FXを選択した場合でも、適切にファクシミ
リ通信を行えるようになる。
ポートドライバSD1の通信能力テーブルには、複数の
ネットワークファクシミリ装置FX1のおのおのについ
て通信能力が保存され、ファクシミリアプリケーション
AP1に対してシリアルポートドライバSD1が疑似応
答する際に、ファクシミリアプリケーションAP1より
指定されたFAXポートに対応したネットワークファク
シミリ装置FXについて、通信能力テーブルに記憶され
ている通信能力が用いられるので、ファクシミリアプリ
ケーションAP1は、選択されたFAXポートに対応し
たネットワークファクシミリ装置FXが適用可能な状態
の画情報を作成することができ、その結果、シリアルポ
ートドライバSD1からネットワークファクシミリ装置
FXへ転送した画情報は、必ず、ネットワークファクシ
ミリ装置FXが処理可能な態様(属性、解像度、用紙サ
イズなど)になっており、いずれのネットワークファク
シミリ装置FXを選択した場合でも、適切にファクシミ
リ通信を行えるようになる。
【0103】なお、上述した実施例では、ネットワーク
ファクシミリ装置をアナログ公衆網に接続する場合につ
いて説明したが、ネットワークファクシミリ装置をデジ
タル公衆網に接続する場合についても本発明を同様にし
て適用することができる。
ファクシミリ装置をアナログ公衆網に接続する場合につ
いて説明したが、ネットワークファクシミリ装置をデジ
タル公衆網に接続する場合についても本発明を同様にし
て適用することができる。
【0104】また、上述した実施例では、シリアルポー
トドライバSD1がネットワークファクシミリ装置FX
から通信能力を収集する場合、独自の通信プロトコルを
適用して行ったが、上述したATコマンド体系のコマン
ド群を用いることもできる。例えば、シリアルポートド
ライバSD1から「AT+FDIS=?」というコマン
ドをネットワークファクシミリ装置FXに送信すると、
ネットワークファクシミリ装置FXは、現在設定されて
いる通信能力の内容をシリアルポートドライバSD1へ
応答し、また、シリアルポートドライバSD1から「A
T+FDIS?」というコマンドをネットワークファク
シミリ装置FXに送信すると、ネットワークファクシミ
リ装置FXは、通信能力の最大能力内容をシリアルポー
トドライバSD1へ応答する。
トドライバSD1がネットワークファクシミリ装置FX
から通信能力を収集する場合、独自の通信プロトコルを
適用して行ったが、上述したATコマンド体系のコマン
ド群を用いることもできる。例えば、シリアルポートド
ライバSD1から「AT+FDIS=?」というコマン
ドをネットワークファクシミリ装置FXに送信すると、
ネットワークファクシミリ装置FXは、現在設定されて
いる通信能力の内容をシリアルポートドライバSD1へ
応答し、また、シリアルポートドライバSD1から「A
T+FDIS?」というコマンドをネットワークファク
シミリ装置FXに送信すると、ネットワークファクシミ
リ装置FXは、通信能力の最大能力内容をシリアルポー
トドライバSD1へ応答する。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリアプリケーション(ファクシミリ通信手
段)AP1が送信動作時に直接にデータをやりとりする
相手が、自端末のシリアルポートドライバ(通信制御手
段)SD1であるので、例えば、グループ3ファクシミ
リ伝送手順コマンドとその応答信号のやりとりの際の遅
延時間等はほとんどなく、この遅延時間が大きく変動し
てファクシミリアプリケーションAP1がエラー動作す
るような事態を回避することができるという効果を得
る。
ファクシミリアプリケーション(ファクシミリ通信手
段)AP1が送信動作時に直接にデータをやりとりする
相手が、自端末のシリアルポートドライバ(通信制御手
段)SD1であるので、例えば、グループ3ファクシミ
リ伝送手順コマンドとその応答信号のやりとりの際の遅
延時間等はほとんどなく、この遅延時間が大きく変動し
てファクシミリアプリケーションAP1がエラー動作す
るような事態を回避することができるという効果を得
る。
【0106】また、シリアルポートドライバSD1の通
信能力テーブルには、ネットワークファクシミリ装置F
Xの通信能力が保存され、ファクシミリアプリケーショ
ンAP1に対してシリアルポートドライバSD1が疑似
応答する際に、通信能力テーブルに記憶されている通信
能力が用いられるので、ファクシミリアプリケーション
AP1は、ネットワークファクシミリ装置FXが適用可
能な状態の画情報を作成することができ、その結果、シ
リアルポートドライバSD1からネットワークファクシ
ミリ装置FXへ転送した画情報は、必ず、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが処理可能な態様(属性、解像
度、用紙サイズなど)になっており、適切にファクシミ
リ通信を行えるようになるという効果も得る。
信能力テーブルには、ネットワークファクシミリ装置F
Xの通信能力が保存され、ファクシミリアプリケーショ
ンAP1に対してシリアルポートドライバSD1が疑似
応答する際に、通信能力テーブルに記憶されている通信
能力が用いられるので、ファクシミリアプリケーション
AP1は、ネットワークファクシミリ装置FXが適用可
能な状態の画情報を作成することができ、その結果、シ
リアルポートドライバSD1からネットワークファクシ
ミリ装置FXへ転送した画情報は、必ず、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが処理可能な態様(属性、解像
度、用紙サイズなど)になっており、適切にファクシミ
リ通信を行えるようになるという効果も得る。
【0107】また、シリアルポートドライバSD1は、
ネットワークファクシミリ装置FXの通信能力として、
ファクシミリアプリケーションAP1より受信した画情
報の符号化方式よりも高能率の符号化方式が保存されて
いる場合には、ファクシミリアプリケーションAP1よ
り受信した画情報を、より高能率な符号化方式の画情報
に再変換して、ネットワークファクシミリ装置FXへ転
送するので、ファクシミリ情報をネットワークファクシ
ミリ装置FXへ転送する際のローカルエリアネットワー
クLANのトラフィックを確実に低減することができ、
ローカルエリアネットワークLANを有効に活用するこ
とができるようになるという効果も得る。
ネットワークファクシミリ装置FXの通信能力として、
ファクシミリアプリケーションAP1より受信した画情
報の符号化方式よりも高能率の符号化方式が保存されて
いる場合には、ファクシミリアプリケーションAP1よ
り受信した画情報を、より高能率な符号化方式の画情報
に再変換して、ネットワークファクシミリ装置FXへ転
送するので、ファクシミリ情報をネットワークファクシ
ミリ装置FXへ転送する際のローカルエリアネットワー
クLANのトラフィックを確実に低減することができ、
ローカルエリアネットワークLANを有効に活用するこ
とができるようになるという効果も得る。
【0108】また、シリアルポートドライバSD1の通
信能力テーブルには、複数のネットワークファクシミリ
装置FX1のおのおのについて通信能力が保存され、フ
ァクシミリアプリケーションAP1に対してシリアルポ
ートドライバSD1が疑似応答する際に、ファクシミリ
アプリケーションAP1より指定されたFAXポートに
対応したネットワークファクシミリ装置FXについて、
通信能力テーブルに記憶されている通信能力が用いられ
るので、ファクシミリアプリケーションAP1は、選択
されたFAXポートに対応したネットワークファクシミ
リ装置FXが適用可能な状態の画情報を作成することが
でき、その結果、シリアルポートドライバSD1からネ
ットワークファクシミリ装置FXへ転送した画情報は、
必ず、ネットワークファクシミリ装置FXが処理可能な
態様(属性、解像度、用紙サイズなど)になっており、
いずれのネットワークファクシミリ装置FXを選択した
場合でも、適切にファクシミリ通信を行えるようになる
という効果も得る。
信能力テーブルには、複数のネットワークファクシミリ
装置FX1のおのおのについて通信能力が保存され、フ
ァクシミリアプリケーションAP1に対してシリアルポ
ートドライバSD1が疑似応答する際に、ファクシミリ
アプリケーションAP1より指定されたFAXポートに
対応したネットワークファクシミリ装置FXについて、
通信能力テーブルに記憶されている通信能力が用いられ
るので、ファクシミリアプリケーションAP1は、選択
されたFAXポートに対応したネットワークファクシミ
リ装置FXが適用可能な状態の画情報を作成することが
でき、その結果、シリアルポートドライバSD1からネ
ットワークファクシミリ装置FXへ転送した画情報は、
必ず、ネットワークファクシミリ装置FXが処理可能な
態様(属性、解像度、用紙サイズなど)になっており、
いずれのネットワークファクシミリ装置FXを選択した
場合でも、適切にファクシミリ通信を行えるようになる
という効果も得る。
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
示したブロック図。
【図3】ワークステーション装置WS(WS1〜WS
n)の構成例を示したブロック図。
n)の構成例を示したブロック図。
【図4】ネットワークファクシミリ装置FXのシステム
制御部1におけるデータ通信制御系の概略を示したブロ
ック図。
制御部1におけるデータ通信制御系の概略を示したブロ
ック図。
【図5】ワークステーション装置WSのCPU21がフ
ァクシミリアプリケーションプログラムを実行する際の
制御系の概略を示したブロック図。
ァクシミリアプリケーションプログラムを実行する際の
制御系の概略を示したブロック図。
【図6】通信能力テーブルの一例を示した概略図。
【図7】シリアルポートドライバSD1がネットワーク
ファクシミリ装置FXより通信能力情報を収集する際の
手順の一例を示したタイムチャート。
ファクシミリ装置FXより通信能力情報を収集する際の
手順の一例を示したタイムチャート。
【図8】このネットワークファクシミリ通信システムに
おけるファクシミリ通信の一例を示したタイムチャー
ト。
おけるファクシミリ通信の一例を示したタイムチャー
ト。
【図9】ファクシミリ情報のデータ形式の一例を示した
概略図。
概略図。
【図10】ファクシミリ情報の変換の様子を説明するた
めの概略図。
めの概略図。
【図11】ファクシミリアプリケーションAP1から起
動されて、ネットワークファクシミリ装置FXへ画情報
送信のための動作を行う場合のシリアルポートドライバ
SD1の処理の一例を示したフローチャート。
動されて、ネットワークファクシミリ装置FXへ画情報
送信のための動作を行う場合のシリアルポートドライバ
SD1の処理の一例を示したフローチャート。
【図12】ネットワークファクシミリ装置FXから通信
能力情報を受信する際のシリアルポートドライバSD1
の処理の一例を示したフローチャート。
能力情報を受信する際のシリアルポートドライバSD1
の処理の一例を示したフローチャート。
【図13】ネットワークファクシミリ装置FXの制御処
理の概略を示したフローチャート。
理の概略を示したフローチャート。
【図14】本発明の他の実施例にかかるネットワークシ
ステムを示したブロック図。
ステムを示したブロック図。
【図15】通信能力テーブルの他の例を示した概略図。
【図16】ファクシミリアプリケーションAP1から起
動されて、ネットワークファクシミリ装置FX1〜FX
mへ画情報送信のための動作を行う場合のシリアルポー
トドライバSD1の処理の一例を示したフローチャー
ト。
動されて、ネットワークファクシミリ装置FX1〜FX
mへ画情報送信のための動作を行う場合のシリアルポー
トドライバSD1の処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図17】ネットワークファクシミリ装置FX1〜FX
mから通信能力情報を受信する際のシリアルポートドラ
イバSD1の処理の一例を示したフローチャート。
mから通信能力情報を受信する際のシリアルポートドラ
イバSD1の処理の一例を示したフローチャート。
FX,FX1〜FXm ネットワークファクシミリ装置 WS1〜WSm ワークステーション装置 AP1 ファクシミリアプリケーション SD1 シリアルポートドライバ
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、
ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順
を用いてファクシミリデータをやりとりするネットワー
クファクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワー
クに接続される1つ以上のワークステーション装置とか
らなるネットワークファクシミリ通信システムの制御方
法において、上記ワークステーション装置は、所定のも
しくは仮想のファクシミリモデム手段に接続して、所定
のモデムコマンドおよびグループ3ファクシミリ伝送手
順コマンドを上記ファクシミリモデム手段との間でやり
とりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通信
手段と、上記仮想のファクシミリモデム手段をモデム接
続手順およびグループ3ファクシミリ伝送手順の全フェ
ーズにわたって実現するとともに、グループ3ファクシ
ミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段より受
信した宛先情報、および、画情報を蓄積し、上記グルー
プ3ファクシミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリ
アネットワークを用いて上記ネットワークファクシミリ
装置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報
を、上記ローカルエリアネットワークを介して上記ネッ
トワークファクシミリ装置へ転送するとともに、上記ネ
ットワークファクシミリ装置より通信能力を受信して保
存し、その通信能力に基づいて、上記グループ3ファク
シミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段に応
答する通信能力を設定する通信制御手段を備える一方、
上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ローカルエ
リアネットワークを介して、いずれかの上記ワークステ
ーション装置に接続され、そのワークステーション装置
より宛先情報、および、画情報を受信すると、その受信
した宛先情報に対応した宛先へ発呼し、受信した画情報
を送信する一方、上記ワークステーション装置より通信
能力の受信が要求されると、自端末の通信能力をあらわ
す情報をそのワークステーション装置へ送信するように
したものである。また、前記通信制御手段は、前記ファ
クシミリ通信手段より受信して蓄積した画情報の符号化
方式よりも高能率な第2の符号化方式を、前記ネットワ
ークファクシミリ装置の通信能力として保存している場
合には、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の
符号化方式に変換し、その変換後の画情報を上記ネット
ワークファクシミリ装置へ送信するとよい。
アネットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、
ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順
を用いてファクシミリデータをやりとりするネットワー
クファクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワー
クに接続される1つ以上のワークステーション装置とか
らなるネットワークファクシミリ通信システムの制御方
法において、上記ワークステーション装置は、所定のも
しくは仮想のファクシミリモデム手段に接続して、所定
のモデムコマンドおよびグループ3ファクシミリ伝送手
順コマンドを上記ファクシミリモデム手段との間でやり
とりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通信
手段と、上記仮想のファクシミリモデム手段をモデム接
続手順およびグループ3ファクシミリ伝送手順の全フェ
ーズにわたって実現するとともに、グループ3ファクシ
ミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段より受
信した宛先情報、および、画情報を蓄積し、上記グルー
プ3ファクシミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリ
アネットワークを用いて上記ネットワークファクシミリ
装置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報
を、上記ローカルエリアネットワークを介して上記ネッ
トワークファクシミリ装置へ転送するとともに、上記ネ
ットワークファクシミリ装置より通信能力を受信して保
存し、その通信能力に基づいて、上記グループ3ファク
シミリ伝送手順において上記ファクシミリ通信手段に応
答する通信能力を設定する通信制御手段を備える一方、
上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ローカルエ
リアネットワークを介して、いずれかの上記ワークステ
ーション装置に接続され、そのワークステーション装置
より宛先情報、および、画情報を受信すると、その受信
した宛先情報に対応した宛先へ発呼し、受信した画情報
を送信する一方、上記ワークステーション装置より通信
能力の受信が要求されると、自端末の通信能力をあらわ
す情報をそのワークステーション装置へ送信するように
したものである。また、前記通信制御手段は、前記ファ
クシミリ通信手段より受信して蓄積した画情報の符号化
方式よりも高能率な第2の符号化方式を、前記ネットワ
ークファクシミリ装置の通信能力として保存している場
合には、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の
符号化方式に変換し、その変換後の画情報を上記ネット
ワークファクシミリ装置へ送信するとよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 107
Claims (5)
- 【請求項1】 ローカルエリアネットワークに接続され
るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
記ローカルエリアネットワークに接続される1つ以上の
ワークステーション装置とからなるネットワークファク
シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
ンドおよびグループ3ファクシミリ伝送手順コマンドを
上記ファクシミリモデム手段との間でやりとりし、ファ
クシミリ通信を実現するファクシミリ通信手段と、 上記仮想のファクシミリモデム手段をモデム接続手順お
よびグループ3ファクシミリ伝送手順の全フェーズにわ
たって実現するとともに、グループ3ファクシミリ伝送
手順において上記ファクシミリ通信手段より受信した宛
先情報、および、画情報を蓄積し、上記グループ3ファ
クシミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリアネット
ワークを用いて上記ネットワークファクシミリ装置へ接
続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情報を、上記
ローカルエリアネットワークを介して上記ネットワーク
ファクシミリ装置へ転送するとともに、上記ネットワー
クファクシミリ装置より通信能力を受信して保存し、そ
の通信能力に基づいて、上記グループ3ファクシミリ伝
送手順において上記ファクシミリ通信手段に応答する通
信能力を設定する通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ローカルエ
リアネットワークを介して、いずれかの上記ワークステ
ーション装置に接続され、そのワークステーション装置
より宛先情報、および、画情報を受信すると、その受信
した宛先情報に対応した宛先へ発呼し、受信した画情報
を送信する一方、上記ワークステーション装置より通信
能力の受信が要求されると、自端末の通信能力をあらわ
す情報をそのワークステーション装置へ送信することを
特徴とするネットワークファクシミリ通信システムの制
御方法。 - 【請求項2】 前記通信制御手段は、前記ファクシミリ
通信手段より受信して蓄積した画情報の符号化方式より
も高能率な第2の符号化方式を、前記ネットワークファ
クシミリ装置の通信能力として保存している場合には、
上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2の符号化方
式に変換し、その変換後の画情報を上記ネットワークフ
ァクシミリ装置へ送信することを特徴とする請求項1記
載のネットワークファクシミリ通信システムの制御方
法。 - 【請求項3】 ローカルエリアネットワークに接続され
るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
タをやりとりする複数のネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される1つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
ンドおよびグループ3ファクシミリ伝送手順コマンドを
上記ファクシミリモデム手段との間でやりとりし、ファ
クシミリ通信を実現するファクシミリ通信手段と、 上記仮想のファクシミリモデム手段をモデム接続手順お
よびグループ3ファクシミリ伝送手順の全フェーズにわ
たって実現するとともに、グループ3ファクシミリ伝送
手順において上記ファクシミリ通信手段より受信した宛
先情報、および、画情報を蓄積し、上記グループ3ファ
クシミリ伝送手順の終了後、上記ローカルエリアネット
ワークを用いていずれかの上記ネットワークファクシミ
リ装置へ接続し、上記蓄積した宛先情報、および、画情
報を、上記ローカルエリアネットワークを介して接続し
た上記ネットワークファクシミリ装置へ転送するととも
に、上記複数のネットワークファクシミリ装置のおのお
のより通信能力を受信して保存し、その通信能力に基づ
いて、上記グループ3ファクシミリ伝送手順において上
記ファクシミリ通信手段に応答する通信能力を設定する
通信制御手段を備える一方、 上記複数のネットワークファクシミリ装置は、上記ロー
カルエリアネットワークを介して、いずれかの上記ワー
クステーション装置に接続され、そのワークステーショ
ン装置より宛先情報、および、画情報を受信すると、そ
の受信した宛先情報に対応した宛先へ発呼し、受信した
画情報を送信する一方、上記ワークステーション装置よ
り通信能力の受信が要求されると、自端末の通信能力を
あらわす情報をそのワークステーション装置へ送信する
ことを特徴とするネットワークファクシミリ通信システ
ムの制御方法。 - 【請求項4】 前記通信制御手段において、通常使用す
る前記ネットワークファクシミリ装置が設定されている
場合には、通常は、そのネットワークファクシミリ装置
を対象として処理を実行する一方、前記ファクシミリ通
信手段より対象となるネットワークファクシミリ装置が
指定された場合には、その指定されたネットワークファ
クシミリ装置を対象として処理を実行することを特徴と
する請求項3記載のネットワークファクシミリ通信シス
テムの制御方法。 - 【請求項5】 前記通信制御手段は、前記ファクシミリ
通信手段より受信して蓄積した画情報の符号化方式より
も高能率な第2の符号化方式を、対象となる前記ネット
ワークファクシミリ装置の通信能力として保存している
場合には、上記蓄積した画情報の符号化方式を上記第2
の符号化方式に変換し、その変換後の画情報を対象とな
る上記ネットワークファクシミリ装置へ送信することを
特徴とする請求項3または請求項4記載のネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12305198A JP3466914B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法 |
US09/316,908 US6906829B1 (en) | 1998-05-06 | 1999-05-05 | Apparatus and method of performing a facsimile transmission through local area network |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12305198A JP3466914B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11317857A true JPH11317857A (ja) | 1999-11-16 |
JP3466914B2 JP3466914B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=14850996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12305198A Expired - Fee Related JP3466914B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6906829B1 (ja) |
JP (1) | JP3466914B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002135505A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Ricoh Co Ltd | ネットワークファクシミリ装置 |
JP2002175274A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Sony Corp | 情報処理装置及び情報処理方法、ネットワーク・システム、記憶媒体、並びにコンピュータ・プログラム |
US20040095612A1 (en) * | 2002-11-18 | 2004-05-20 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Facsimile machine and facsimile transmission method |
KR100529314B1 (ko) * | 2003-05-02 | 2005-11-17 | 삼성전자주식회사 | 네트워크 팩시밀리 및 그의 동작 방법 |
JP4041061B2 (ja) * | 2003-12-18 | 2008-01-30 | 松下電器産業株式会社 | リモートコピー処理方法及びリモートコピー処理制御プログラム |
US20050134941A1 (en) * | 2003-12-18 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scanner apparatus, method for controlling scanner apparatus and multifuntion apparatus |
US20050275901A1 (en) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Christa Ferguson | Method of fax machine configuration |
JP2008193265A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Canon Inc | 画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置及びそれらの制御方法、コンピュータプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5828836A (en) * | 1993-10-08 | 1998-10-27 | International Business Machines Corporation | Networked information communication system |
CA2134620A1 (en) * | 1993-11-05 | 1995-05-06 | Arul Menezes | System and method for exchanging computer data processing capabilities |
US5517324A (en) * | 1994-07-15 | 1996-05-14 | Microsoft Corporation | Method and system for increasing the compatibility of a fax machine |
JP3786708B2 (ja) * | 1996-06-18 | 2006-06-14 | クランベリー、プロパティーズ、リミテッド、ライアビリティー、カンパニー | 音声、ファクシミリ、電子メール統合メッセージ・システム |
JP3437384B2 (ja) * | 1996-08-23 | 2003-08-18 | 株式会社リコー | ファクシミリ装置 |
US6384927B1 (en) * | 1996-10-11 | 2002-05-07 | Ricoh Company, Ltd. | Internet facsimile machine |
US5987508A (en) * | 1997-08-13 | 1999-11-16 | At&T Corp | Method of providing seamless cross-service connectivity in telecommunications network |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP12305198A patent/JP3466914B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-05-05 US US09/316,908 patent/US6906829B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6906829B1 (en) | 2005-06-14 |
JP3466914B2 (ja) | 2003-11-17 |
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