JPH11303891A - プレート及びダンパーディスク組立体 - Google Patents

プレート及びダンパーディスク組立体

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Publication number
JPH11303891A
JPH11303891A JP10108348A JP10834898A JPH11303891A JP H11303891 A JPH11303891 A JP H11303891A JP 10108348 A JP10108348 A JP 10108348A JP 10834898 A JP10834898 A JP 10834898A JP H11303891 A JPH11303891 A JP H11303891A
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JP
Japan
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spring
plate
axial
friction
hub
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Pending
Application number
JP10108348A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hashimoto
秀樹 橋本
Takeshi Noguchi
剛 野口
Naohiko Takahashi
直彦 高橋
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Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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Publication date
Application filed by Exedy Corp filed Critical Exedy Corp
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Priority to US09/291,968 priority patent/US6251018B1/en
Priority to DE19917307A priority patent/DE19917307B4/de
Publication of JPH11303891A publication Critical patent/JPH11303891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/12313Wound springs characterised by the dimension or shape of spring-containing windows

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク伝達を行うプレートにおける角窓部の
破損を生じにくくする。 【解決手段】 リテーニングプレート32はクラッチデ
ィスク組立体に用いられ、第1ばね16を支持するため
のものである。リテーニングプレート32は、円板状の
プレート本体と、プレート本体に一体に形成された第2
収容部36とを備えている。第2収容部36は、プレー
ト本体から軸方向に突出する部分である。第2収容部3
6は、半径方向に連続し第1ばね16の軸方向外側を支
持する軸方向支持部36aと、軸方向支持部の円周方向
両側に形成され第1ばね16の両端を支持する円周方向
支持部36bとを有している。軸方向支持部36aの内
周側両隅部分には一方向に長い第2孔36fが形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のクラッチ
等に用いられるダンパーディスク組立体及びそのプレー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のクラッチに用いられるクラッ
チディスク組立体(ダンパーディスク組立体)は、一般
に、エンジン側のフライホイールに連結される入力側部
材と、トランスミッションから延びるシャフトに連結さ
れるスプラインハブとを備えている。入力側部材とスプ
ラインハブとは、コイルスプリングを含むダンパーによ
って円周方向に連結されている。入力側部材は、フライ
ホイールに押圧される摩擦フェーシングと、1対の円板
状プレートとから構成されている。スプラインハブは、
トランスミッションからのシャフトがスプライン嵌合す
るボス部と、ボス部の外周に延びるフランジとを有して
いる。フランジには窓孔が形成されており、その中には
コイルスプリング等の弾性部材が配置されている。1対
のプレートは、コイルスプリングに対応する部分に打ち
抜きと共に軸方向に切り起こされた角窓(ばね支持部)
を有している。角窓には絞り加工により凸状に形成され
たものもある。角窓の円周方向両端はコイルスプリング
の両端に当接しており、トルク伝達用係合部として機能
している。また、角窓はコイルスプリングを収容するス
プリングケースとして機能し、コイルスプリングの軸方
向及び半径方向の移動を規制している。
【0003】絞り加工によりプレート本体から凸状に形
成された角窓(トンネルタイプ)は半径方向に連続して
おり、コイルスプリングとの当たり面積が大きくなって
いる。この結果、コイルスプリングが圧縮されて角窓に
摺動しても両部材の摩耗は多くならない。一方、最近は
角窓に収容されるコイルスプリングが大型化してき、角
窓のプレート本体からの軸方向突出量及び切り起こし角
度が大きくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のクラッチデ
ィスク組立体では、クラッチディスク及びリテーニング
プレートの角窓には、円周方向両側の半径方向内側部分
には円形のヌスミ孔が形成されている。このヌスミ孔に
より応力集中が緩和され、クラックが生じにくくなって
いる。
【0005】しかし、円形のヌスミ孔では角窓を起こす
際の延びる量が少ないため、角窓形成時にクラックが生
じやすい。本発明の目的は、ダンパーディスク組立体に
用いられるプレートにおける角窓の破損を生じにくくす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプレー
トは、ダンパーディスク組立体に用いられ、コイルスプ
リングを支持するためのものである。プレートは、円板
状のプレート本体と、プレート本体に形成されたばね支
持部とを備えている。ばね支持部は、プレート本体から
コイルスプリングを収容可能になるように軸方向に突出
する部分であり、半径方向に連続しコイルスプリングの
軸方向外側を支持する軸方向支持部と、軸方向支持部の
円周方向両側に形成されコイルスプリングの両端を支持
する円周方向支持部を有する。軸方向支持部の内周側両
隅周辺には一方向に長い孔が形成されている。
【0007】このプレートでは、半径方向に長い孔によ
り、起こし部分の角度の大きなばね支持部であっても、
窓起こしの際に変形により延びる量が充分に確保される
ため、割れが生じにくい。請求項2に記載のプレートで
は、孔は軸方向支持部及びプレート本体にわたって形成
されている。
【0008】請求項3に記載のプレートでは、請求項1
又は2において、孔は円周方向支持部の延びる方向に沿
って長く延びている。請求項4に記載のプレートでは、
請求項1〜3のいずれかにおいて、孔は楕円形である。
このため、角窓形成時に割れが生じにくい。請求項5に
記載のプレートは、ダンパーディスク組立体に用いら
れ、コイルスプリングを支持するためのものである。プ
レートは、円板状のプレート本体と、プレート本体に形
成されたばね支持部とを備えている。ばね支持部は、プ
レート本体からコイルスプリングを収容可能になるよう
に軸方向に突出する部分であり、半径方向に連続しコイ
ルスプリングの軸方向外側を支持する軸方向支持部と、
軸方向支持部の円周方向両側に形成されコイルスプリン
グの両端を支持する円周方向支持部を有する。軸方向支
持部の円周方向両側にその半径方向内側から半径方向外
側まで延びる孔が形成されている。
【0009】請求項6に記載のダンパーディスク組立体
は、2つのプレートとハブとコイルスプリングとを備え
ている。2つのプレートは、互いに固定され、少なくと
も一方が請求項1〜4のいずれかに記載のプレートであ
る。ハブは2つのプレートの中心側に配置されている。
コイルスプリングは、ばね支持部に円周方向両端を支持
され、2つのプレートとハブとを回転方向に弾性的に連
結する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図5に、本発明の一実施形
態としてのクラッチディスク組立体1を示す。クラッチ
ディスク組立体1は車輌のクラッチに用いられる。図3
〜図5のクラッチディスク組立体の左側には図示しない
エンジン及びフライホイールが配置され、図3〜図5の
右側には図示しないトランスミッションが配置されてい
る。以後、図3〜図5の左側を第1軸方向側(エンジン
側)と呼び、図3〜図5の右側を第2軸方向側(トラン
スミッション側)と呼ぶ。各図のO−Oはクラッチディ
スク組立体1の回転軸線すなわち回転中心であり、図1
に示す矢印R1はフライホイール及びクラッチディスク
組立体1の回転方向(正側)であり、R2はその反対回
転方向(負側)である。
【0011】概略説明 クラッチディスク組立体1は、図6の機械回路図に示す
ように、主に、入力回転体2と、ハブ3(出力回転体)
と、その中間に配置されたダンパー機構4とから構成さ
れている。ダンパー機構4は、さらに、捩り角度の2段
目特性をもたらす第1ダンパー機構5と、捩り特性の1
段目の特性をもたらす第2ダンパー機構6とから構成さ
れている。第1ダンパー機構5と第2ダンパー機構6と
は間にハブフランジ18(中間プレート)を介して入力
回転体2とハブ3との間に直列に作用するように配置さ
れている。
【0012】第1ダンパー機構5は、第1バネ16やバ
ネ17からなる第1弾性機構7と、ハブフランジ18と
入力回転体2とが相対回転するときに摩擦を発生する第
1摩擦機構8と、ハブフランジ18と入力回転体2との
相対回転角度を規制するための機構であり捩じり角度θ
2+θ3だけ入力回転体2とハブフランジ18との相対
回転を許容している第1ストッパー11とから構成され
ている。第1弾性機構7、第1摩擦機構8及び第1スト
ッパー11はハブフランジ18と入力回転体2との間に
並列に作用するように配置されている。
【0013】第2ダンパー機構6は、主に、第2弾性機
構9と、第2摩擦機構10と、第2ストッパー12とか
ら構成されている。第2弾性機構9の第2バネ21は第
1弾性機構7の第1バネ16よりバネ定数が小さく設定
されている。第2摩擦機構10は第1摩擦機構8で発生
する摩擦より小さな摩擦を発生するように設定されてい
る。第2ストッパー12はハブ3とハブフランジ18と
の相対回転を規制するための機構であり、捩り角度θ1
だけハブ3とハブフランジ18との相対回転を許容して
いる。第2弾性機構9,第2摩擦機構10及び第2スト
ッパー12はハブ3とハブフランジ18との間で並列に
作用するように配置されている。
【0014】詳細説明 次に、クラッチディスク組立体1の各構造について詳細
に説明する。入力回転体2は、クラッチプレート31
と、リテーニングプレート32と、クラッチディスク3
3とから構成されている。クラッチプレート31及びリ
テーニングプレート32は円板状又は環状のプレート部
材であり、互いに対して軸方向に所定距離だけ離れて配
置されている。クラッチプレート31は第1軸方向側に
配置されており、リテーニングプレート32は第2軸方
向側に配置されている。クラッチプレート31とリテー
ニングプレート32の外周部は円周方向に並んで配置さ
れた複数のストップピン40により互いに固定されてい
る。これにより、クラッチプレート31とリテーニング
プレート32との軸方向距離が定められ、さらに両プレ
ート31, 32は一体回転する。クラッチプレート31
の外周部には、クラッチディスク33のクッショニング
プレート41が複数のリベット43により固定されてい
る。クッショニングプレート41の両側に環状の摩擦フ
ェーシング42が固定されている。
【0015】クラッチプレート31及びリテーニングプ
レート32には、円周方向に等間隔で複数の第1収容部
34が形成されている。第1収容部34は軸方向に僅か
に膨らんだ部分であり、円周方向両側に第1支持部35
を有している。第1支持部35は円周方向に互いに対向
している。さらに、クラッチプレート31及びリテーニ
ングプレート32には、円周方向に等間隔で複数の第2
収容部36が形成されている。第2収容部36は各第1
収容部34のR1側に隣接して配置されている。第2収
容部36は円周方向両側に第2支持部37を有してい
る。各第2収容部36は第1収容部34に対して半径方
向及び円周方向に長く形成されている。
【0016】リテーニングプレート32の外周縁には第
2軸方向側に折り曲げられた複数の折り曲げ部51が形
成されている。折り曲げ部51はストップピン40に対
応して形成されている。折り曲げ部51によりストップ
ピン40周辺及びストップピン40の強度が向上してい
る。このためストップピン40をクラッチプレート31
及びリテーニングプレート32に対して最も半径方向外
側に配置でき、その結果ストッパートルクを高くでき
る。さらに折り曲げ部51はリテーニングプレート32
の半径方向を長くしないため、従来の同じ強度のものに
比べて半径方向のスペースを小さくできる。半径方向の
スペースを従来と同様に保つ場合には、ストップピンを
従来よりさらに半径方向外方に配置できる。折り曲げ部
51は部分的にしか形成されていないため、板金材料を
節約できる。
【0017】ハブフランジ18はクラッチプレート31
及びリテーニングプレート32の間すなわち両部材の軸
方向間に配置されている。ハブフランジ18は入力回転
体2とハブ3との間の中間部材として機能する。ハブフ
ランジ18はプレート31,32に比べて厚肉の円板状
又は環状の部材である。ハブフランジ18には、第1収
容部34に対応して第1窓孔57が形成されている。第
1窓孔57は第1収容部34に対して形成されている。
第1窓孔57の円周方向角度は第1収容部34の第1支
持部35間の円周方向角度より小さくなっている。そし
て第1窓孔57の回転方向中心は第1収容部34の回転
方向中心とほぼ一致している。このため、第1窓孔57
の円周方向両端と第1収容部34の第1支持部35との
間には円周方向両側にそれぞれ捩り角度θ2だけの隙間
が確保されている。第1窓孔57内にはバネ17が配置
されている。バネ17はコイルスプリングであり、円周
方向両端が第1窓孔57の円周方向両端に当接してい
る。この状態で、バネ17の円周方向両端は第1収容部
34の第1支持部35に対してそれぞれ捩り角度θ2だ
け隙間をあけている。
【0018】ハブフランジ18には、第2収容部36に
対応した位置に第2窓孔56が形成されている。第2窓
孔56は半径方向及び円周方向長さが第2収容部36に
ほぼ一致している。第1バネ16は第2窓孔56内に配
置されている。第1バネ16は2組のコイルスプリング
が組み合わされてなる弾性部材であり、円周方向両端が
第2窓孔56の円周方向両端に当接している。また、第
1バネ16の円周方向両端は第2収容部36の第2支持
部37に当接している。ハブフランジ18の内周部に
は、軸方向両側に延びる筒状部59が形成されている。
筒状部59には、半径方向内側に延びる複数の内周歯6
1が形成されている。
【0019】ハブ3は、プレート31, 32及びハブフ
ランジ18の内周部すなわち各部材の中心孔内に配置さ
れた筒状の部材である。ハブ3は主に筒状のボス62か
ら構成されている。ボス62の中心孔には複数のスプラ
イン63が形成されている。このスプライン63がトラ
ンスミッションから延びるシャフトのスプラインに係合
することで、ハブ3からシャフトに出力が可能となって
いる。ボス62には半径方向外方に延びるフランジ64
が形成されている。この実施形態ではフランジ64の半
径方向幅は僅かである。フランジ64には、さらに半径
方向外方に延びている複数の外周歯65が形成されてい
る。外周歯65はボス62から半径方向外側に延びるフ
ランジの一部を形成していると考えてもよい。外周歯6
5はハブフランジ18の筒状部59に対応する半径方向
長さを有している。外周歯65は内周歯61の円周方向
間に延びており、円周方向両側にそれぞれ所定の捩じり
角度θ1だけ隙間を有している。また、外周歯65から
見てそのR2側の捩り角度θ1はR1側の捩り角度θ1
に比べてやや大きく設定されている。内周歯61及び外
周歯65はそれぞれ半径方向先端に向かって円周方向幅
が狭くなる形状である。
【0020】内周歯61と外周歯65は円周方向全体に
わたって形成されており、両者の当接可能な面積が増大
している。つまり従来とは異なり、歯の一部を省略して
低剛性弾性部材配置用の切欠きを形成していない。この
結果、内周歯61と外周歯65との接触面積が増大して
いる。すなわち、両部材間での面圧が下がり、摩耗や破
損が生じにくくなっている。このため歯の一部を切り欠
いたものに対し、省スペースで高トルクの特性を実現で
きる。
【0021】次に第2ダンパー機構6について説明す
る。第2ダンパー機構6は、ハブ3とハブフランジ18
との間でトルクを伝達するとともに、捩り振動を吸収・
減衰するためのものである。第2ダンパー機構6の第2
弾性機構9は主に第2バネ21から構成されている。第
2ダンパー機構6の第2摩擦機構10はブッシュ19
と、固定プレート20と第2コーンスプリング78とか
ら構成されている。すなわち、第2ダンパー機構6はハ
ブ3とハブフランジ18の係合部である内周歯61及び
外周歯65から軸方向にずれた位置にある。より具体的
に述べると、第2ダンパー機構6は内周歯61及び外周
歯65からトランスミッション側にずれて配置されてい
る。これにより外周歯65と内周歯61の接触面積を充
分に確保できる。また、第2ダンパー機構6が内周歯6
1と外周歯65との間に配置されていないため、従来と
は異なり、第2バネ21の掛かり代を充分に確保でき
る。この結果、スプリングシートを省略でき、そのため
第2バネ21の組み付け性が向上している。
【0022】固定プレート20は、第2ダンパー機構6
において入力側の部材として機能する。すなわち、固定
プレート20はハブフランジ18からのトルクが入力さ
れる部材である。固定プレート20は、ハブフランジ1
8の内周部とリテーニングプレート32の内周部との間
に配置された板金製の薄肉プレート部材である。固定プ
レート20は、図8〜11に示すように、第1円板状部
71と、第1円板状部71の内周縁から第2軸方向(ト
ランスミッション側)に延びる筒状部72と、筒状部7
2からさらに半径方向内側に延びる第2円板状部73と
から構成されている。
【0023】固定プレート20の第1円板状部71とハ
ブフランジ18との間にはスペーサ80が配置されてい
る。スペーサ80は、ハブフランジ18に固定プレート
20を回転方向に連結するとともに、固定プレート20
からハブフランジ18側へ作用する力を受ける役割を有
している。スペーサ80は環状の樹脂製部材であり、軽
量化のために多数の肉抜き部を有している。スペーサ8
0は、環状部81と、環状部81から半径方向外側に突
出する複数の突出部82とを有している。突出部82に
は、外周縁に2つの切欠き83が形成されている。ま
た、突出部82から第1軸方向側に延び、ハブフランジ
18に形成された係合孔58に挿入された突起84が延
びている。突起84は、係合孔58に対して半径方向に
は僅かに移動可能にかつ回転方向には相対移動不能に係
合している。
【0024】固定プレート20の第1円板状部71に
は、円周方向に等間隔で半径方向外方に突出する複数の
突出部74が形成されている。この突出部74は、スペ
ーサ80の突出部82に対応して形成されている。固定
プレート20の突出部74には、スペーサ80の突出部
82に形成された切欠き83に係合する爪75が形成さ
れている。以上に述べた構造において、固定プレート2
0はスペーサ80を介してハブフランジ18に相対回転
不能となるようにすなわちハブフランジ18からトルク
が入力され得るようになっている。また、固定プレート
20はスペーサ80を介してハブフランジ18に第1軸
方向側を支持されるようになっている。なお、固定プレ
ート20はスペーサ80及びハブフランジ18から第2
軸方向側には移動可能となっている。
【0025】次に、固定プレート20とリテーニングプ
レート32との間に形成された第1摩擦機構8について
説明する。第1摩擦機構8は、第1摩擦ワッシャー48
と、第1コーンスプリング49とから構成されている。
第1摩擦ワッシャー48は、リテーニングプレート32
に対して相対回転不能かつ軸方向に移動自在に係合し、
固定プレート20に対して摺動することで摩擦を発生す
るための摩擦部材である。第1摩擦ワッシャー48は主
に環状の樹脂部材からなる。第1摩擦ワッシャー48は
樹脂製の環状部85を有している。
【0026】樹脂の種類としては一般にゴム系樹脂とナ
イロン系樹脂とがあるが、環状部85に用いられている
樹脂はポリアミド系ナイロン樹脂であるPPS(ポリフ
ェニレンスルフィド)又はPA46である。モールドを
行わない場合にはPPSが好ましく、モールドを行う場
合にはPA46が好ましい。なお、以上の樹脂の説明は
以下に記載の他の環状樹脂部材に適用できる。
【0027】環状部85において固定プレート20側に
は摩擦材86がモールド又は接着されている。摩擦材8
6は第1摩擦ワッシャー48と固定プレート20との間
の摩擦係数を高めるための部材であり、環状又は円板状
に延びている。環状部85の内周部には、第2軸方向側
に延びる複数の回転方向係合部87が形成されている。
回転方向係合部87は、リテーニングプレート32の中
心孔52(内周縁)に形成された複数の切欠き53内に
挿入されている。これにより、第1摩擦ワッシャー48
はリテーニングプレート32に対して相対回転不能にか
つ軸方向に移動自在に係合している。さらに、環状部8
5には、外周縁から半径方向外側に延びさらにそこから
第2軸方向側に延びる係合部88が形成されている。係
合部88は比較的細い形状であり、先端に爪部が形成さ
れている。係合部88はリテーニングプレート32に形
成された孔54内に挿入され、爪部がリテーニングプレ
ート32に係合している。係合部88は係合状態で半径
方向外方に自らを付勢しており、孔54に圧接してい
る。このためサブアッシー組み付け後にも第1摩擦ワッ
シャー48はリテーニングプレート32から外れにく
い。このように第1摩擦ワッシャー48においてトルク
を伝達するための係合部(回転方向係合部87)とリテ
ーニングプレート32に対して部材を仮止めするための
係合部(係合部88)とを別々に設け、係合部88を細
く撓み可能な形状にしている。係合部88は剛性が低い
ためサブアッシー時に折れにくい。このため、回転方向
係合部87にはサブアッシー組立時に力が作用せず、従
来の樹脂製摩擦ワッシャーにおいて半径方向係合部にリ
テーニングプレートへの係合の爪部を持たせたものに比
べても破損しにくい。また、サブアッシー組立時に圧入
機が不要になり、設備費が低減できる。
【0028】第1コーンスプリング49は、第1摩擦ワ
ッシャー48とリテーニングプレート32の内周部との
間に配置されており、両部材間で軸方向に圧縮された配
置となっている。第1コーンスプリング49は、外周端
がリテーニングプレート32に支持され、内周端が第1
摩擦ワッシャー48の環状部85に当接している。第1
コーンスプリング49の内周側には、複数の切欠き49
aが形成されている。この切欠き49aによって複数の
突起が内周縁に形成されていると見なしてもよい。切欠
き49a内には第1摩擦ワッシャー48の回転方向係合
部87の外周側に形成された突起部分が挿入されてい
る。これにより、第1コーンスプリング49は第1摩擦
ワッシャー48と相対回転不能に係合している。
【0029】固定プレート20の第2円板状部73に
は、円周方向に等間隔で複数の切り起こし部76が形成
されている。切り起こし部76は、第2円板状部73の
内周側から軸方向に切り起こされた形状であり、第2円
板状部73における他の部分に比べて第2軸方向側に配
置されている。この切り起こし部76が形成された部分
には、第2円板状部73において切欠き部分が形成され
ている。切欠き部分の円周方向両端には支持部77が形
成されている。
【0030】ブッシュ19は、第2ダンパー機構6にお
いて出力側の部材として機能し、ハブ3に相対回転不能
に係合している。さらに詳細に説明すると、ブッシュ1
9は、ハブフランジ18の内周歯61及びハブ3の外周
歯65の第2軸方向側で固定プレート20の筒状部72
の内周側、さらにはボス62の第2軸方向側部分の外周
側の空間に配置された環状の樹脂製部材である。ブッシ
ュ19は、図12〜19に示すように環状部89から主
に構成されている。環状部89には、第2軸方向側面に
円周方向に等間隔で複数のバネ収容部90が形成されて
いる。バネ収容部90は固定プレート20の切り起こし
部76すなわち切欠き部分に対応して形成されている。
バネ収容部90はブッシュ19の第2軸方向側面に形成
された凹部である。この凹部は図14及び15に示すよ
うに断面で円の一部を構成するように滑らかに形成され
ている。また、各バネ収容部90の半径方向及び円周方
向中心には軸方向に貫通する孔が形成されている。さら
には、環状部89の内周部には、第2軸方向側に延びる
筒状の内周支持部91が形成されている。この内周支持
部91を含めたブッシュ19の内周面91aは、ボス6
2の外周面に当接又は近接している。さらに、ブッシュ
19の環状部89に形成された第2軸方向側面89aは
固定プレート20の第2円板状部73の第1軸方向側面
に当接している。ここでは、ブッシュ19の環状部89
と固定プレート20の第2円板状部73との間で第2摩
擦機構10が形成されている。
【0031】各バネ収容部90内には第2バネ21が配
置されている。第2バネ21は、第1バネ16やバネ1
7に対して小型のコイルスプリングであり、バネ定数が
小さい。第2バネ21は、バネ収容部90内に配置さ
れ、円周方向両端がバネ収容部90の円周方向両端に当
接又は近接している。第2バネ21は、バネ収容部90
内において、ブッシュ19によって軸方向内側(第1軸
方向側)及び内周側を支持されている。
【0032】第2バネ21の円周方向両端には、固定プ
レート20の支持部77が回転方向に係合(当接)して
いる。これにより、固定プレート20からのトルクは第
2バネ21を介してブッシュ19に伝達されるようにな
っている。第2バネ21の円周方向端面はバネ収容部9
0の円周方向端部によって第1軸方向側が全面的に支持
されている。また、第2バネ21の円周方向端面は支持
部77が半径方向にわたって支持している。このように
第2バネ21は円周方向両端の掛かり代が大きくなって
いる。言い換えると、第2バネ21の円周方向両端にお
いて支持される部分の面積が増えている。これは第2バ
ネを従来のハブとハブフランジの間から軸方向にずらし
た位置に配置することで可能になっている。以上の結果
スプリングシートを廃止することができ、部品点数が減
っている。
【0033】また、第2バネ切り起こし部76は第2バ
ネ21の軸方向外側(第2軸方向側)を支持するように
配置されている。このようにして、第2バネ21は固定
プレート20によって外周側及び軸方向外側を支持され
ている。ブッシュ19には、環状部89から第1軸方向
側に延びる係合部99が形成されている。係合部99は
第2軸方向側に延びる突起であり、ブッシュ19のトル
クをハブ3に伝達するための構成である。係合部99は
断面が外周歯65間の隙間に合った形状をしており、ハ
ブ3の外周歯65の間に挿入され各外周歯65に対して
円周方向に移動不能に係合している。
【0034】第2コーンスプリング92は第2摩擦機構
10において第2円板状部73と環状部89とを軸方向
に互いに付勢するための付勢部材である。第2コーンス
プリング92は、ハブ3の外周歯65及びハブフランジ
18の内周歯61とブッシュ19との軸方向間に配置さ
れている。第2コーンスプリング92は内周部がハブ3
のフランジ64に支持され、外周部がブッシュ19の環
状部89に当接している。第2コーンスプリング92は
軸方向に圧縮された状態であり、ブッシュ19を第2軸
方向側に付勢している。この結果、ブッシュ19の環状
部89の第2軸方向側面89aと固定プレート20の第
2円板状部73の第1軸方向側面とが所定の力で軸方向
に互いに付勢されている。第2コーンスプリング92は
第1コーンスプリング49に比べて内外径共に小さく、
厚みも大幅に小さい。このようにして第2コーンスプリ
ング92は第1コーンスプリング49に対して付勢力が
大幅に小さくなっている。第2コーンスプリング92の
内周縁には複数の切欠き92aが形成されている。切欠
き92aによって内周縁に複数の突起が形成されている
と見なしてもよい。前述の係合部99は切欠き92a内
を延びている。
【0035】以上に述べたように、固定プレート20
は、第2ダンパー機構6において第2バネ21に係合す
る入力側の部材及び第2摩擦機構10を構成する部材と
して、さらには第1摩擦機構8を構成する部材として機
能している。以下に、この固定プレート20を用いた利
点について説明する。固定プレート20は、前述のよう
に、第2ダンパー機構6において第2バネ21の円周方
向両端を支持する支持部材及び第2摩擦機構10を構成
する部材として機能している。このように1つの部材で
2つの機能を実現しているために部品点数が少なくな
る。さらには、固定プレート20は第2バネ21の軸方
向外側をも支持している。さらには、固定プレート20
は、捩り特性の1段目で摺動して摩擦を発生する第2摩
擦機構10と、捩り特性の2段目で摺動して摩擦を発生
する第1摩擦機構8の両方の摩擦面を構成している。こ
のように1つの部材で両摩擦面を形成しているため、両
摩擦面の摩擦特性を調整・管理するのが容易になってい
る。具体的には、従来のようにボスのフランジ及びハブ
フランジの両方の摺動面を管理する必要がなくなる。特
に、固定プレート20は従来のハブやハブフランジとは
異なり小型で単純な構成であるため摩擦面の管理が容易
である。以上に述べた固定プレート20は板金製であ
り、プレス加工により所望の形状を容易に実現でき、安
価に実現可能である。
【0036】次に、ブッシュ19の利点について説明す
る。ブッシュ19は樹脂製であり所望の形状を容易に実
現できる。特に、樹脂製であるため係合部99を一体成
形でき、製造が容易である。係合部99はハブ3の外周
歯65の円周方向間に係合しているため、ハブ3に係合
のための特別な孔や凹部等を形成する必要がない。この
ため、ハブ3の加工工程が増えることはない。ブッシュ
19は、第2ダンパー機構6の出力側の部材として機能
し、第2バネ21の円周方向両側に係合するとともに第
2摩擦機構10の一部を構成している。このように単一
の部材でトルク伝達と摩擦発生部を実現しているため、
全体の部品点数が少なくなる。
【0037】第2摩擦機構10において摩擦面同士を軸
方向に付勢する部材としての第2コーンスプリング78
はハブ3のフランジ64に支持されている。このように
第2コーンスプリング78が従来のようにリテーニング
プレートに支持されているのでなく他の部材によって支
持されることにより、1段目の特性におけるヒステリシ
ストルクが安定する。このため1段目のヒステリシスト
ルクの調整が容易である。従来は第1付勢部材と第2付
勢部材の両方がリテーニングプレートにより支持されて
いたため、第1弾性部材の付勢力によってリテーニング
プレートの変形が起こる可能性があり、そのため第2付
勢部材の姿勢が変化し第2付勢部材の付勢力が安定しな
いという問題があった。この実施形態では、第1コーン
スプリング49の付勢力と第2コーンスプリング78の
付勢力は固定プレート20に対して軸方向に互いに反対
に働いている。すなわち、第1コーンスプリング49は
第1摩擦ワッシャー48を介して固定プレート20を第
1軸方向側に付勢し、第2コーンスプリング78はブッ
シュ19を介して固定プレート20を第2軸方向側に付
勢している。
【0038】第2ストッパー12はトルクの大きな領域
では第2ダンパー機構6の各部材にトルクを作用させな
い構造である。捩じり特性の2段目範囲ではブッシュ1
9,第2バネ21及び固定プレート20にはトルクが作
用しない。このため各部材の強度を極端に大きくする必
要がなく、設計が容易である。次に、クラッチプレート
の内周側に設けられたブッシュ93について説明する。
ブッシュ93はクラッチプレート31の内周部に設けら
れ、ハブ3の外周面、フランジ64の端面、外周歯6
5,ハブフランジ18の筒状部59及び内周歯61に当
接する部材である。ブッシュ93の機能としては、摩擦
を発生して回転方向の振動を減衰する、クラッチプレー
ト31をハブ3に対して半径方向に位置決めする、ハブ
フランジ18をハブ3に対して半径方向に位置決めする
などがある。ブッシュ93は、図20〜22に示すよう
に、主に、樹脂製の環状部94から主に構成されてい
る。環状部94は半径方向に所定の幅を有し軸方向の厚
みが薄い円板状の部材である。環状部94はクラッチプ
レート31の内周部とハブフランジ18の内周部との軸
方向間に配置されている。環状部94の第2軸方向側に
は環状の摩擦部材95がモールド若しくは接着又は単に
配置されている。摩擦部材95は環状であり、半径方向
に所定の幅を有し軸方向の厚みが薄い円板状の部材であ
る。摩擦部材95は高摩擦係数の例えばゴム系、ガラス
系の混紡もしくは含浸成形品や、セラミック等からな
る。摩擦部材95はブッシュ93に高摩擦係数の特性を
もたらものであり、また材料を選択することで摩擦の大
きさを調整できる。
【0039】図20の平面図で示すように、環状部94
及び摩擦部材95は内外径が円形となっている。摩擦部
材95は、環状部94の第2軸方向側面に当接するよう
に配置されていると見なしても良いし、環状部94の第
2軸方向側面に形成された溝内に配置されていると見な
しても良い。すなわち、環状部94の内周縁には第2軸
方向側に延びる筒状部96が形成され、外周縁には第2
軸方向側に延びる筒状部97が形成されている。筒状部
96,97に囲まれた環状の空間が環状部94の溝を構
成している。この溝は内外径が円であり、この溝内に摩
擦部材95は配置されている。
【0040】筒状部96はハブ3のフランジ64の第1
軸方向側面に当接している。この部分が1段目の捩じり
範囲で摺動するようになっている。摩擦部材95は、ハ
ブフランジ18の筒状部59及び内周歯61の第1軸方
向側端面に当接している。この部分が2段目の捩じり範
囲で摺動するようになっている。摩擦部材95とハブ3
の外周歯65の第1軸方向側面との間にはわずかな隙間
が確保されている。ハブフランジ18の筒状部59及び
内周歯61の第1軸方向側端面は摩擦部材95にのみ軸
方向に当接している。
【0041】摩擦部材95には円周方向に並んだ複数の
孔95aが形成されており、この孔95a内に環状部9
4から突起94aが挿入されている。これにより、環状
部94と摩擦部材95の回り止めが実現されている。特
に、摩擦部材95は円形であるため、このような回り止
めが重要な役割を果たす。従来であれば摩擦部材が円形
の場合にはSPCCからなる裏板に接着しても剥離等の
強度に関する問題が生じる可能性があった。そのため摩
擦部材を四角形状化することで回り止めを図っていた。
本願に係る摩擦部材95では、摩擦部材95を円形とい
う簡単な構造に保ったまま、剥離等の問題も解消してい
る。特に、摩擦部材95の孔95aの形成、及び樹脂製
環状部94の突起94aの形成はともに容易であり、コ
スト低減が実現されている。
【0042】なお、この実施形態では摩擦部材95は環
状部94に対して固定されておらず、軸方向に離脱可能
である。このため接着等の作業が不要である。ただし、
本願発明の構成においても摩擦部材95と環状部94と
を接着等していてもよい。さらには、環状部94には円
周方向に並んだ複数の孔94bが形成されている。孔9
4bは軸方向に延び環状部94の第1軸方向側と第2軸
方向側とを連絡しており、摩擦部材95の第1軸方向側
面の一部を露出させている。また、クラッチプレート3
1の内周部には、孔94bに対応して孔13が形成され
ている。孔13は孔94bより大径で孔94bの周囲に
さらに広がっている。このように同一位置に形成された
孔94b及び孔13によって摩擦部材95の一部がクラ
ッチディスク組立体1の外部に露出している。このた
め、摩擦部材95は充分に冷却され、すなわち摩擦部材
95はクラッチプレート31側への大気にも放熱し、摩
擦部材95の摩擦熱による摩擦特性の変化等が抑えられ
る。さらに、摩擦部材95の耐久強度が向上し、またハ
ブ3及びハブフランジ18の硬度低下が防止される。さ
らに突起94aには軸方向に延び貫通する孔94cが形
成されている。孔94cは環状部94の第1軸方向側と
第2軸方向側とを貫通させている。孔94b,94cは
ブッシュ93全体の体積を低減しており、これにより樹
脂の使用量が減り、コストが低減されている。
【0043】環状部94の内周縁には、第1軸方向側に
延びる筒状部98が形成されている。筒状部96,98
は内周面がボス62の外周面に当接している。これによ
り、クラッチプレート31及びリテーニングプレート3
2のハブ3に対する半径方向の位置決め(芯出し)が行
われている。また、筒状部98の外周面には、クラッチ
プレート31の内周縁に形成された複数の突起に係合す
る溝98aが形成されている。これにより、ブッシュ9
3はクラッチプレート31と一体回転してハブ3のフラ
ンジ64、さらにハブフランジ18の筒状部59に摺動
可能である。
【0044】筒状部97には複数の切り欠き97aが形
成されている。筒状部97の半径方向内側面は、ハブフ
ランジ18の筒状部59の第1軸方向側外周面に当接し
ている。すなわち、ハブフランジ18はこのブッシュ9
3の筒状部97によってハブ3及びクラッチプレート3
1及びリテーニングプレート32に半径方向の位置決め
をされている。
【0045】環状部94の外周縁には第1軸方向に延び
る複数の係合部14が形成されている。係合部14は円
周方向に等間隔で形成されている。係合部14は爪形状
を有しており、クラッチプレート31に形成された孔1
5に係合している。これにより、ブッシュ93はクラッ
チプレート31に対して軸方向に仮止めされている。以
上に述べたブッシュ93は、ボス62の外周面に当接す
ることでクラッチプレート31をハブ3に対して半径方
向の位置決めをし、フランジ64及び筒状部59にそれ
ぞれ当接する摩擦面を有することで1段目と2段目のヒ
ステリシストルクを発生する。このように1つの部材に
複数の機能をもたすことで全体の部品点数が減ってい
る。
【0046】入力回転体2のクラッチディスク33が図
示しないフライホイールに押し付けられると、クラッチ
ディスク組立体1にトルクが入力される。トルクは、ク
ラッチプレート31及びリテーニングプレート32から
第1バネ16,ハブフランジ18,スペーサ80,固定
プレート20,第2バネ21,ブッシュ19の順番で伝
達され、最後にハブ3から図示しないシャフトに出力さ
れる。
【0047】エンジンからのトルク変動がクラッチディ
スク組立体1に入力されると、入力回転体2とハブ3と
の間で捩り振動すなわち相対回転が生じ、第1バネ1
6,バネ17及び第2バネ21が回転方向に圧縮され
る。次に、図6の機械回路図及び図7の捩り特性線図を
用いてクラッチディスク組立体1のダンパー機構として
の動作を説明する。図6に示す機械回路図は、入力回転
体2とハブ3との間に形成されるダンパー機構4を模式
的に描いたものであり、例えばハブ3を入力回転体2に
対して一回転方向(例えばR2方向)に捩じったときの
各部材の動作関係を説明するための図である。
【0048】ハブ3を入力回転体2に対してR2側に捩
って行くと、捩り角度θ1までの角度では主に第2ダン
パー機構6が作動する。すなわち、第2バネ21が回転
方向に圧縮され、第2摩擦機構10で摺動が生じる。こ
こでは、第1摩擦機構8で摺動が生じないために、高ヒ
ステリシストルクの特性となることはない。この結果、
低剛性・低ヒステリシストルクの1段目特性が得られ
る。捩り角度が捩り角度θ1を超えると、第2ストッパ
ー12が当接し、ハブ3とハブフランジ18との相対回
転が停止する。すなわち、捩り角度θ1以上では第2ダ
ンパー機構6が作動しない。このように捩り角度θ1以
上では第2バネ21が圧縮されないため、第2バネ21
の破損が生じにくい。また第2バネ21の強度を心配し
なくて良くなるので設計が容易になる。捩り特性の2段
目では第1ダンパー機構5が作動する。すなわち、第1
バネ16がハブフランジ18と入力回転体2との間で回
転方向に圧縮され、第1摩擦機構8で摺動が生じる。こ
の結果、高剛性・高ヒステリシストルクの2段目特性が
得られる。捩り角度がθ1+θ2を超えると、バネ17
の円周方向端部が第2収容部36の第2支持部37に当
接する。すわなち、第2ダンパー機構6において第1バ
ネ16とバネ17とが並列に圧縮される。この結果、3
段目では2段目より高い剛性が得られる。捩り角度がθ
1+θ2+θ3となると第1ストッパー11が当接し、
入力回転体2とハブ3との相対回転が停止する。
【0049】捩り特性の負側においても各捩り角度θ1
〜θ3の大きさは異なるものの同様の特性が得られる。
なお、捩り特性の1段目では、ブッシュ93とハブ3の
フランジ64及び外周歯65との間で摩擦が発生してい
る。さらには、2段目及び3段目ではブッシュ93とハ
ブフランジ18の内周部との間で摩擦が生じている。
【0050】第2ダンパー機構6において環状部89と
第2円板状部73とによる摩擦面でブッシュ19の摩耗
が進むと、ブッシュ19が他の部材に対して第2軸方向
側に移動することが考えられる。この場合は、第2コー
ンスプリング78の姿勢が変化し、具体的には起き上が
った状態になる。このため、第2コーンスプリング78
の付勢力(セット荷重)が変化し、具体的には一旦増加
した後に減少する。このように第2摩擦機構10におけ
るヒステリシストルクの大きさが変化し安定しない。し
かし、本願発明では、第1コーンスプリング49により
固定プレート20を第1軸方向側に付勢し、その付勢力
はハブフランジ18及びブッシュ93に作用している。
そのため、第2摩擦機構10での摩耗量とブッシュ93
とハブフランジ18との間の摩擦面での摩耗量とが対応
又は一致していると、次のような効果が得られる。ブッ
シュ93においてハブフランジ18の筒状部59に対応
する部分(摩擦部材95)か摩耗すると、その摩耗量だ
けハブフランジ18、スペーサ80、固定プレート20
及び第1摩擦ワッシャー48は第1軸方向側に移動す
る。このため、第2摩擦機構10の摩擦面においても第
2円板状部73が第1軸方向側へと移動する。ブッシュ
19のハブ3に対する軸方向の位置はほとんど変化せ
ず、その結果フランジ64とブッシュ19との間に配置
された第2コーンスプリング78の姿勢もほとんど変化
しない。このようにハブフランジ18や第1摩擦機構8
を用いた摩耗追従機構により、第2摩擦機構10の摩擦
面での摩耗に関わらず第2コーンスプリング78の姿勢
を一定に維持し、その結果第2摩擦機構10でのヒステ
リシストルクを安定的に発生させることができる。この
結果、経時変化の少ないヒステリシストルクが得られ、
音振性能が向上する。また、第2コーンスプリング78
の摩耗代を考慮する必要が少なくなるため、第2コーン
スプリング78の設計自由度が増大する。具体的には、
第2コーンスプリング78の応力を低くかつ荷重を高く
設計することができる。
【0051】第2コーンスプリング78のセット荷重を
コーンスプリングにおける荷重特性のピーク付近に設定
されている。ブッシュ19での摩耗量とブッシュ93で
の摩耗量が同等に維持される場合は、第2コーンスプリ
ング78の荷重は最大付近に維持される。ブッシュ19
での摩耗量とブッシュ93での摩耗量が異なる場合には
セット荷重は荷重特性のピークから両側に多少ずれる。
この場合でもセット荷重の変化量は最小限になるように
設定されており、またその変化は予測可能である。 [他の実施例]図23に示すように、前記実施形態のス
ペーサを廃止して、固定プレート20をハブフランジ1
8に直接係合させてもよい。固定プレート20の第1円
板状部71はハブフランジ18の筒状部59に直接支持
されている。また、第1円板状部71の外周縁からは、
ハブフランジ18の係合孔58内に係合爪28が延びて
いる。この構成では、スペーサを省略でき部品点数が少
なくなっている。
【0052】さらには、図6の機械回路図においてスペ
ーサ80の位置に他の弾性部材すわなちバネを配置して
もよい。この場合は、全体で4段の特性が得られる。こ
の実施形態の説明で、「一体回転するように係合してい
る」又は「相対回転不能に係合している」などは、両部
材が円周方向にトルク伝達可能となっている構成を意味
している。すなわち、両部材の間に回転方向に隙間等が
形成され所定角度までは両部材がトルク伝達を行わない
場合も含む。 〔第2収容部36(角窓)の構造〕第2収容部36は、
クラッチプレート31及びリテーニングプレート32に
形成されたばね支持部である。以下の説明では図24〜
図29を用いてリテーニングプレート32に形成された
第2収容部36についてのみ説明するが、クラッチプレ
ート31に形成された第2収容部についても同様であ
る。
【0053】第2収容部36はリテーニングプレート3
2のプレート本体から軸方向外側に突出するように絞り
加工で形成された部分である。このため、第2収容部3
6は半径方向に連続したいわゆるトンネルタイプの角窓
となっている。第2収容部36は主に軸方向支持部36
aからなる。軸方向支持部36aは第1ばね16を収容
するように軸方向に突出する部分であり、半径方向に連
続して形成されている。軸方向支持部36aはコイルス
プリングである第1ばね16の形状に沿った弧状の断面
を有している。軸方向支持部36aは第1ばね16の軸
方向トランスミッション側及び半径方向外側を支持する
ようになっている。
【0054】軸方向支持部36aには、半径方向中心部
分に孔36bが形成されている。孔36bは半径方向外
側部分が半径方向内側部分より円周方向の長さが短い概
ね台形形状である。第2収容部36の円周方向両端は軸
方向に切り起こされ、すなわちプレート本体から切断さ
れている。これにより、第2収容部36の円周方向両側
には回転方向に開通する開口が形成されるとともに、せ
ん断により形成されたプレート本体の端面である第2支
持部37が形成されている。第2支持部37は第1ばね
16の円周方向両端に当接している。第2収容部36の
円周方向両端をプレート本体から切断したのは、第2収
容部36は径の大きい第1ばね16を収容するため、プ
レート本体からの切り起こし角度を大きくする必要があ
るからである。したがって比較的径の小さいコイルスプ
リングを収容する際には、第2収容部36の円周方向両
端を切断せずプレート本体と連続するようにしてよい。
その場合は角窓においてコイルスプリングの円周方向両
端を支持する部分が大きくなる。
【0055】図24に示すように、軸方向支持部36a
において従来であれば最も軸方向外側に突出していた部
分の厚みは他の部分つまりプレート本体に比べて薄くな
っている。具体的には従来に比べてtだけ厚みが小さく
なっている。また、軸方向支持部36aの軸方向外側は
平坦面36cとなっている。このように従来に比べてリ
テーニングプレート32の最も軸方向外側に突出する部
分が短くなっているため、他の部材と干渉しにくい。特
に、図25に示すように2個のクラッチディスク組立体
1A, 1Bが軸方向に配置されるツインクラッチにおい
ては、第2収容部36の軸方向間の隙間Tを従来より大
きく確保することができる。この結果、摩擦フェーシン
グの摩耗が進行しても両クラッチディスク組立体1A,
1Bが互いに干渉しにくい。
【0056】特に、軸方向支持部36aの厚みを変化さ
せることで軸方向の突出部分を減らしているため、第1
ばね16の径を小さくする必要がない。すなわち第1ば
ね16の径を大きく維持したまま上記問題を解決でき
る。軸方向支持部36aを薄くするには、従来のリテー
ニングプレートを研磨, 旋削等により加工する。軸方向
支持部36はプレス成形により減肉し薄くしてもよい。
この場合はプレートを追加加工する必要がなくなるた
め、コストが上がることがない。
【0057】軸方向支持部36aを減肉したプレートを
用いたクラッチディスク組立体はシングルタイプとツイ
ンタイプの両方に用いることができ、ツインクラッチ用
の特別なクラッチディスク組立体を製造する必要がなく
なるため、全体的なコスト低減を図ることができる。図
28に示すように、軸方向支持部36aにおいて円周方
向両側の半径方向外側部分には第1孔36eが形成され
ている。第1孔36eは半径方向に長く延びた楕円ある
いは小判形状である。第1孔36eは円周方向外側が開
いた切り欠き形状となっている。
【0058】軸方向支持部36aの円周方向両側部分で
半径方向内側(内周側の両隅部分)には第2孔36fが
形成されている。第2孔36fは軸方向支持部36aと
プレート本体とにわたって形成されている。第2孔36
fは概ね半径方向に長い孔である。より正確には第2孔
36fは軸方向支持部36aの円周方向端部又は第2支
持部37が延びる方向に沿って長く延びている。第2孔
36fは楕円あるいは小判形状の長孔である。
【0059】第2収容部36(角窓)の加工について説
明する。リテーニングプレート32となるプレート本体
には予め孔36b,第1及び第2孔36e,36fとな
る孔を形成しておく。そして、絞り加工により軸方向支
持部36aをプレート本体から軸方向に突出させる。軸
方向支持部36aの内周部は外周部に比べてプレート本
体からの起こし角度が大きく、材料が充分に延びる必要
がある。本件では、角窓の内周部両隅に第2孔36fが
形成されており、さらに第2孔36fが長くなっている
ため、材料の延びる量が多くなっている。このため、軸
方向支持部36aの起こし角度が大きくても、角窓形成
時に割れが生じにくい。また、トルク負荷が角窓に作用
する際にも割れが生じにくい。
【0060】図29に示す他の実施形態の構成では、軸
方向支持部36aの円周方向両端には、半径方向に長く
延びる孔36gが形成されている。孔36gは第2ばね
収容部36の第2支持部37に沿って延びており、軸方
向支持部36aの半径方向全体にわたって延びている。
孔36gの半径方向両端は他の部分より大きい丸型にな
っている。孔36gは円周方向両側が開いた切り欠き形
状である。孔36gの半径方向内側端は軸方向支持部3
6aからさらに半径方向内側まで延び、プレート本体部
分まで形成されている。
【0061】この切り欠き36gにより、図28の第2
収容部36と同様の効果が得られる。図26に示すよう
に、軸方向支持部36aの半径方向外側部分は、第1ば
ね16の半径方向外側を支持する半径方向外側支持部3
6hとなっている。半径方向外側支持部36hは、第1
ばね16の半径方向外側部分に対して半径方向に隙間を
確保している。半径方向外側支持部36dは、円周方向
中間の中間部36hと、中間部36hの円周方向両側に
形成された円周方向端部36iとから構成されている。
中間部36hは、第1ばね16が圧縮される時の軌道A
に沿うよう弧状に延びている。円周方向端部36iは、
中間部36hから半径方向外側に突出するように形成さ
れている。すなわち円周方向端部36iは第1ばね16
の軌道Aからさらに半径方向外側にある。円周方向端部
36iは第1ばね16の座巻16a(円周方向両端の1
巻)に対応して形成されており、座巻き16aの半径方
向外側部分から充分に離れて配置されている。
【0062】このような構造で第1ばね16が圧縮され
ると、第1ばね16は第2収容部36に対して摺動す
る。このとき遠心力により第1ばね16は半径方向外側
に移動し、半径方向外側支持部36dに対して摺動す
る。さらに詳細には、第1ばね16は中間部36hに主
に摺動し、例えば図27のB部分が削れる。しかし、円
周方向側部36iは第1ばね16と摺動しないため、第
2収容部36の半径方向外側の隅部分の肉厚が維持され
る。すなわち、第2収容部36の半径方向外側の隅部分
の強度が保たれ、クラックが発生しにくい。以上の結
果、プレート31, 32の寿命が長くなる。
【0063】
【発明の効果】本発明に係るダンパーディスクのプレー
トでは、円周方向支持部の周辺において半径方向内側の
部分に形成された孔が半径方向に長いため、起こし部分
の角度の大きなばね支持部であっても、窓起こしの際に
変形により延びる量が充分に確保されるため、割れが生
じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチディスク
組立体の平面図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】図1のIII −III 断面図。
【図4】図1の0-IV断面図。
【図5】図1のO-V 断面図。
【図6】本発明のクラッチディスク組立体のダンパー機
構としての機械回路図。
【図7】クラッチディスク組立体の捩り特性線図。
【図8】固定プレートの平面図。
【図9】図8のIX-IX 断面図。
【図10】図8のX 矢視図。
【図11】図8のXI矢視図。
【図12】ブッシュの平面図。
【図13】図12のXIII矢視図。
【図14】図12のXIV-XIV 矢視図。
【図15】図14の部分拡大図。
【図16】図17のXVI-XVI 断面図。
【図17】ブッシュの裏面図。
【図18】図17のXVII矢視図。
【図19】図17のXIX 矢視図。
【図20】摩擦ブッシュの平面図。
【図21】図20のXXI-XXI 断面図。
【図22】図21の部分拡大図。
【図23】他の実施形態における図3に対応する図。
【図24】リテーニングプレートと第1ばねの係合状態
を示す部分断面図。
【図25】ツインクラッチにクラッチディスク組立体を
用いた場合の部分断面図。
【図26】第2収容部の半径方向外側支持部を示すため
の部分平面図。
【図27】摩耗が進行した状態を示すための図26に対
応する図。
【図28】第2収容部の平面図。
【図29】他の実施形態における図28に対応する図。
【符号の説明】
1 クラッチディスク組立体 2 入力回転体 3 ハブ 4 ダンパー機構 5 第1ダンパー機構 6 第2ダンパー機構 7 第1弾性機構 8 第1摩擦機構 9 第2弾性機構 10 第2摩擦機構 16 第1バネ 18 ハブフランジ 19 ブッシュ 20 固定プレート 21 第2バネ 31 クラッチプレート 32 リテーニングプレート 36 第2収容部 36a 軸方向支持部 36b 孔 36c 平坦面 36d 半径方向外側支持部 36e 第1孔 36f 第2孔 36g 孔 36h 中間部 36i 円周方向両端部 48 第1摩擦ワッシャー 49 第1コーンスプリング 78 第2コーンスプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダンパーディスク組立体に用いられ、コイ
    ルスプリングを支持するためのプレートであって、 円板状のプレート本体と、 前記プレート本体から前記コイルスプリングを収容可能
    になるように軸方向に突出する部分であり、半径方向に
    連続し前記コイルスプリングの軸方向外側を支持する軸
    方向支持部と、前記軸方向支持部の円周方向両側に形成
    され前記コイルスプリングの両端を支持する円周方向支
    持部とを有するばね支持部とを備え、 前記軸方向支持部の内周側両隅周辺には一方向に長い孔
    が形成されている、プレート。
  2. 【請求項2】前記孔は前記軸方向支持部及び前記プレー
    ト本体にわたって形成されている、請求項1に記載のプ
    レート。
  3. 【請求項3】前記孔は前記円周方向支持部の延びる方向
    に沿って延びている、請求項1又は2に記載のプレー
    ト。
  4. 【請求項4】前記孔は楕円形である、請求項1〜3のい
    ずれかに記載のプレート。
  5. 【請求項5】ダンパーディスク組立体に用いられ、コイ
    ルスプリングを支持するためのプレートであって、 円板状のプレート本体と、 前記プレート本体から前記コイルスプリングを収容可能
    になるように軸方向に突出する部分であり、半径方向に
    連続し前記コイルスプリングの軸方向外側を支持する軸
    方向支持部と、前記軸方向支持部の円周方向両側に形成
    され前記コイルスプリングの両端を支持する円周方向支
    持部とを有するばね支持部とを備え、 前記軸方向支持部の円周方向両側にはその半径方向内側
    から半径方向外側まで延びる孔が形成されている、プレ
    ート。
  6. 【請求項6】互いに固定された、少なくとも一方が請求
    項1〜4のいずれかに記載の前記プレートである2つの
    プレートと、 前記2つのプレートの中心側に配置されたハブと、 前記ばね支持部に円周方向両端を支持され、前記2つの
    プレートと前記ハブとを回転方向に弾性的に連結する前
    記コイルスプリングと、を備えたダンパーディスク組立
    体。
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