JP3052279B2 - クラッチディスク組立体およびそのプレート部材 - Google Patents

クラッチディスク組立体およびそのプレート部材

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JP3052279B2 JP6278048A JP27804894A JP3052279B2 JP 3052279 B2 JP3052279 B2 JP 3052279B2 JP 6278048 A JP6278048 A JP 6278048A JP 27804894 A JP27804894 A JP 27804894A JP 3052279 B2 JP3052279 B2 JP 3052279B2
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    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
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    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のクラッチ等に
用いられるクラッチディスク組立体およびそのプレート
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のクラッチに用いられるクラッ
チディスク組立体は、一般に、エンジン側のフライホイ
ールに連結され得る入力側部材と、トランスミッション
から延びる入力シャフトに連結され得るスプラインハブ
とを備えている。入力側部材は、フライホイールに押圧
される摩擦フェーシングと、1対の円板状プレートとか
ら構成されている。スプラインハブは、トランスミッシ
ョン入力シャフトがスプライン嵌合するボス部と、ボス
部の外周に延びるフランジとを有している。フランジに
は、窓孔が形成されており、窓孔内にはコイルスプリン
グ等の弾性部材が配置されている。1対のプレートに
は、コイルスプリングに対応する部分に軸方向に起こさ
れた窓部が形成されている。窓部の円周方向両端がコイ
ルスプリングの両端に当接し、トルク伝達を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のクラッチデ
ィスク組立体のプレート部材では、窓部が径方向に切断
された状態になっている(径方向の両側に切り起こし部
が形成されている)ため、全体の強度が低下する上に伸
縮するコイルスプリングによって窓部の磨耗がひどい。
そこで、窓部を径方向に連続させて凸状にし、コイルス
プリングと窓部との当たり面積が大きくさせることが行
われる。すると、窓部に対する面圧が低下して磨耗が減
る。その場合は外周部に応力が集中するために、応力集
中緩和のための孔を形成する必要がある。さらに、この
孔からの破損を防止するためにショットピーニング処理
を行う必要がある。この結果、製造コストが大幅に上昇
する。
【0004】本発明の目的は、クラッチディスク組立体
のプレート部材の窓部の強度と耐磨耗性を良好に維持し
たまま製造コストを下げることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクラッチデ
ィスク組立体のプレート部材は、弾性部材を介してトル
ク伝達を行うクラッチディスク組立体に設けられ、入力
側の部材からのトルクを弾性部材に伝達するためのもの
であり、プレート本体と窓部とを備えている。プレート
本体は、入力側の部材に連結され得る。窓部は、起こし
部と補強部とを有しており、起こし部に弾性部材が配置
される。起こし部は、径方向に連続するようにプレート
本体から凸状に起こされ径方向両端が前記プレート本体
に接続され円周方向両端に開口部を有し、弾性部材がそ
の中に配置される。補強部は、起こし部の円周方向両端
の外周側を閉じる。
【0006】起こし部には孔が形成されているのが好ま
しい。孔は内周側の円周方向長さが外周側の円周方向長
さより長くなっているのが好ましい。クラッチディスク
組立体は、トルクが入力されるプレート部材と、出力側
部材と、プレート部材と出力側部材との間でトルク伝達
を行う弾性部材とを備えている。プレート部材は、プレ
ート本体と窓部とを備えている。窓部は、径方向に連続
するようにプレート本体から凸状に起こされ円周方向両
端に開口部を有する起こし部と、起こし部の円周方向両
端の外周側を閉じる補強部とを有している。起こし部内
に弾性部材が配置される。
【0007】
【作用】プレート部材にトルクが入力されるとプレート
部材から弾性部材を介して出力側部材にトルクが伝達さ
れる。捩じり振動がプレート部材に入力されると、弾性
部材が円周方向に伸縮を繰り返す。このとき、弾性部材
がプレート部材に形成された窓部の起こし部に摺動す
る。窓部の起こし部は径方向に連続しているために、弾
性部材との摺動面積が大きくなっている。その結果、面
圧が低下して耐磨耗性が向上している。さらに、窓部は
起こし部の円周方向両端の外周側を閉じる補強部を有し
ているために、窓部の強度が向上している。ここでは、
従来のようにショットピーニングを行う必要がないため
に、製造コストが低下する。
【0008】起こし部に孔が形成されている場合は、窓
部内の放熱性が向上する。孔の内周側の円周方向長さが
外周側の円周方向長さより長くなっている場合は、起こ
し部の外周側の板圧の減少を抑える。その結果、弾性部
材が最もよく摺動する起こし部の外周側の耐久性が向上
する。
【0009】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例により硬
化されたプレートを含むクラッチディスク組立体1を示
す。クラッチディスク組立体1は、図1の左方に配置さ
れたフライホイールから図1の右方に配置されたトラン
スミッション(図示せず)にトルク伝達を行うための装
置である。図1のO−Oがクラッチディスク組立体1の
回転軸線である。
【0010】クラッチディスク組立体1は、主に、入力
側部材であるクラッチプレート2及びリテーニングプレ
ート3と、スプラインハブ4と、第1サイドプレート5
及び第2サイドプレート6と、第1弾性連結機構7と、
第1摩擦抵抗発生機構8と、第2弾性連結機構9と、第
2摩擦抵抗発生機構10と、クラッチ連結部11とから
構成されている。
【0011】クラッチプレート2及びリテーニングプレ
ート3は、中心孔が形成されたプレート部材である。ク
ラッチプレート2とリテーニングプレート3とは、互い
に対して内周では第1ストップピン17により、外周で
は第2ストップピン18により、それぞれ相対回転不能
に固定されている。各プレート2,3は、機械構造用炭
素鋼鋼材(S35C)からなり、高周波焼き入れされて
いる。また、各プレート2,3の表面には、無電解ニッ
ケル・リン合金メッキが施されている。このようにし
て、各プレート2,3の表面硬度は800Hv以上にな
っている。
【0012】各プレート2,3には、円周方向に等間隔
で3箇所に形成された第1窓部2a,3aと、第1窓部
2a,3aの間に形成された第2窓部2b,3bが形成
されている。プレート2,3の径方向中間部には、内周
側から外周側に高さの低くなる環状の傾斜部20が形成
されている。第1窓部2a,3aと第2窓部2b,3b
とは、この傾斜部20から外周側に連続して形成されて
いる。第1窓部2a(3a)は、図3に詳細に示すよう
に、本体部から側方に突出するように絞り加工で形成さ
れた突出部21であり、径方向より円周方向に幾分長く
なっている。突出部21外周側でかつ円周方向両端の側
部には、突出部21及び本体部分から連続して形成され
た補強部22が形成されている。そして、突出部21の
側方で内周側には、第1孔23が形成されている。ま
た、第1窓部3aには、図から明らかなように、概略四
角形の第2孔24が形成されている。第2孔24の内周
側の一辺は、外周側の一辺より長くなっている。
【0013】第2窓部3bは、第1窓部3aより軸方向
への突出量が少なく、孔等は形成されていない。クラッ
チプレート2の外周には、複数のリベット19によりク
ラッチ連結部11が固定されている。クラッチ連結部1
1は、リベット19によりクラッチプレート2の外周部
に固定された複数のクッショニングプレート46と、ク
ッショニングプレート46の両面に固定された摩擦フェ
ーシング47,48とから構成されている。
【0014】スプラインハブ4は、主にボス4aとボス
4aの外周に一体に形成されたフランジ4bとから構成
されている。ボス4aは、プレート2,3の中心孔内に
挿入されており、フランジ4bは両プレート2,3の間
に配置されている。ボス4aの中心には、トランスミッ
ション側から延びる入力シャフト(図示せず)とスプラ
イン係合するスプライン孔26が形成されている。
【0015】フランジ4bには、プレート2,3の第1
窓部2a,3aに対応して円周方向に延びる3つの第1
窓孔27が形成されている。さらに、フランジ4bに
は、プレート2,3の第2窓部2b,3bに対応した部
分に前記第1窓孔27より小さい3つの第2窓孔28が
形成されている。また、フランジ4bには、第2窓孔2
8の内周側にさらに小さい3つの第3窓孔29が形成さ
れている。第3窓孔29より内周側の部分には、第1ス
トップピン17が貫通する長孔30と、第3ストップピ
ン(後述)が挿入される短孔31が形成されている。さ
らに、フランジ4bの外周部分には、第2ストップピン
18が貫通する切欠き32が形成されている。この切欠
き32と第2ストップピン18との円周方向間には所定
の隙間が確保されており、その隙間内でプレート2,3
とスプラインハブ4とが相対回転可能となっている。
【0016】第1弾性連結機構7は、それぞれ3つの第
1コイルスプリング36と第2コイルスプリング37と
から主に構成されている。第1コイルスプリング36
は、プレート2,3の第1窓部2a,3a及びフランジ
4bの第1窓孔27内に収納されている。第1コイルス
プリング36の円周方向両端は、第1窓部2a,3aに
支持されているが、フランジ4bの第1窓孔27とは円
周方向に所定の隙間を有している。第2コイルスプリン
グ37は、第1コイルスプリング36より小さく、プレ
ート2,3の第2窓部2b,3b及びフランジ4bの第
2窓孔28内に収納されている。第2コイルスプリング
37の両端に配置されたシート部材38は、フランジ4
bの第2窓孔28に支持されているが、プレート2,3
の第2窓部2b,3bとは円周方向に所定の隙間を有し
ている。
【0017】第1サイドプレート5と第2サイドプレー
ト6とはともに円板状のプレート部材であり、中心孔を
有している。第1サイドプレート5は中心孔がボス4a
に嵌合し、クラッチプレート2とフランジ4bとの間に
配置されている。第2サイドプレート6は中心孔がボス
4aに嵌合し、リテーニングプレート3とフランジ4b
との間に配置されている。第1サイドプレート5と第2
サイドプレート6とは、内周側部分で3つの第3ストッ
プピン41により相対回転不能となっている。第3スト
ップピン41はフランジ4bの短孔31を貫通してい
る。第1サイドプレート5及び第2サイドプレート6の
外周部は、第1コイルスプリング36の両端に当接可能
である。
【0018】第2弾性連結機構9は、第1サイドプレー
ト5及び第2サイドプレート6とフランジ4bとを円周
方向に弾性的に連結するための機構であり、3つの第3
コイルスプリング42から構成されている。第3コイル
スプリング42はフランジ4bの第3窓孔29内に配置
されている。第3コイルスプリング42の両端に配置さ
れたシート部材43は軸方向に延びて第1サイドプレー
ト5及び第2サイドプレート6に係合している。
【0019】第1摩擦抵抗発生機構8は、第1サイドプ
レート5及び第2サイドプレート6とプレート2,3と
の間に配置された複数のプレート部材からなる。第2摩
擦抵抗発生機構10は、第1サイドプレート5及び第2
サイドプレート6とフランジ4bとの間に配置された複
数のプレート部材からなる。 〔製造方法による磨耗防止効果〕このような構造のクラ
ッチディスク組立体1では、エンジン側から捩じり振動
が伝達されると、第1コイルスプリング36及び第2コ
イルスプリング37及び第3コイルスプリング42が回
転方向に伸縮し、さらに第1摩擦抵抗発生機構8及び第
2摩擦抵抗発生機構10で摩擦抵抗が生じることによ
り、捩じり振動が減衰される。このとき、第1コイルス
プリング36と第2コイルスプリング37とは、伸縮動
作中に、遠心力により外周側に広がり、プレート2,3
の第1窓部2a,3a及び第2窓部3b,2bの内側に
摺動する。
【0020】しかし、プレート2,3は硬度が800H
v以上となっているため、磨耗しにくい。さらにプレー
ト2,3の表面には無電解ニッケル・リン合金メッキに
より形成されたメッキ層が形成されているために、摩擦
係数が低下しており、そのため摺動による磨耗が生じに
くい。 〔構造による磨耗防止効果〕第1コイルスプリング36
は、プレート2,3の第1窓部2a,3aに摺動する
が、第1窓部2a,3aの突出部21は径方向に連続し
ているために、第1コイルスプリング36との摺動面積
が大きくなっている。その結果、面圧が低下して磨耗が
生じにくい。さらに、第1窓部2a,3aは突出部21
の円周方向両端の外周側を閉じる補強部22を有してい
るために、第1窓部2a,3aの強度が向上している。
ここでは、従来のようにショットピーニングを行う必要
がないために、プレート2,3の製造コストが低下す
る。
【0021】第1窓部2a,3aには円周方向に開く第
1孔23が形成されているため、第1窓部2a,3a内
の放熱性が向上する。また、第2孔24も放熱性向上に
貢献している。第2孔24の内周側の円周方向長さが外
周側の円周方向長さより長くなっているために、絞り加
工時に突出部21の外周側の板圧の減少が抑えられる。
突出部21の外周側は第1コイルスプリング36が最も
よく摺動する部分なので、耐久性が向上する。
【0022】次に、図4を用いて、プレート部材である
クラッチプレート2及びリテーニングプレート3の製造
方法について説明する。まず、機械構造用炭素鋼鋼材
(S35C)からなる円板を打ち抜く。さらに、円板に
絞り加工やプレス加工を施し、第1窓部2a,3aや第
2窓部2b,3bを形成する。続いて、無電解ニッケル
・リン合金メッキを行い、プレートの表面にメッキ層を
形成する。最後に、窓野高周波焼き入れを850℃〜9
00℃、2秒〜5秒の条件で行う。これに続く焼き戻し
工程では、鋼の焼き戻しとメッキ層の析出硬化とを同時
に達成する。その結果、従来より工程数が減り、しかも
プレート2,3の表面硬度は800Hv以上になる。
【0023】母材となる鋼の炭素含有量は0.3〜0.
5パーセントの範囲にあるのが好ましい。0.3パーセ
ント以下では、鋼の焼き入れは充分でない。0.5パー
セント以上であれば、硬くなりすぎて伸びにくい。母材
としてはクロムモリブデン鋼(SCM435)等を用い
てもよい。メッキ工程では、メッキ層に炭化珪素等の硬
質粒子を入れて、硬度をさらに高める。
【0024】
【発明の効果】本発明では、窓部は起こし部の円周方向
両端の外周側を閉じる補強部を有しているために、窓部
の強度が向上している。ここでは、従来のようにショッ
トピーニングを行う必要がないために、製造コストが低
下する。起こし部に孔が形成されている場合は、窓部内
の放熱性が向上する。
【0025】孔の内周側の円周方向長さが外周側の円周
方向長さより長くなっている場合は、起こし部の外周側
の板圧の減少を抑える。その結果、弾性部材が最もよく
摺動する起こし部の外周側の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたクラッチディス
ク組立体の縦断面概略図。
【図2】図1のII切欠き矢視図。
【図3】プレート部材の窓部の部分斜視図。
【図4】プレート部材の製造工程を示すブロック図。
【符号の説明】
1 クラッチディスク組立体 2 クラッチプレート 3 リテーニングプレート 4 スプラインハブ 2a,3a 第1窓部 21 起こし部 22 補強部 23 第1孔 24 第2孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性部材を介してトルク伝達を行うクラッ
    チディスク組立体に設けられ、入力側の部材からのトル
    クを前記弾性部材に伝達するためのプレート部材であっ
    て、 前記入力側の部材に連結され得るプレート本体と、 径方向に連続するように前記プレート本体から凸状に起
    こされ径方向両端が前記プレート本体に接続され円周方
    向両端に開口部を有する起こし部と、前記起こし部の円
    周方向両端の外周側を閉じる補強部とを有し、前記起こ
    し部内に前記弾性部材が配置される窓部と、 を備えたクラッチディスク組立体のプレート部材。
  2. 【請求項2】前記起こし部には孔が形成されている、請
    求項1に記載のクラッチディスク組立体のプレート部
    材。
  3. 【請求項3】前記孔は内周側の円周方向長さが外周側の
    円周方向長さより長くなっている、請求項1または2に
    記載のクラッチディスク組立体のプレート部材。
  4. 【請求項4】トルクが入力されるプレート部材と、 出力側部材と、 前記プレート部材と前記出力側部材との間でトルク伝達
    を行う弾性部材とを備え、 前記プレート部材は、プレート本体と、径方向に連続す
    るように前記プレート本体から凸状に起こされ円周方向
    両端に開口部を有する起こし部と前記起こし部の円周方
    向両端の外周側を閉じる補強部とを有する窓部とを備
    え、前記起こし部内に前記弾性部材が配置される、 クラッチディスク組立体。
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