JPH11296787A - 車両検知装置 - Google Patents

車両検知装置

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JPH11296787A
JPH11296787A JP10111347A JP11134798A JPH11296787A JP H11296787 A JPH11296787 A JP H11296787A JP 10111347 A JP10111347 A JP 10111347A JP 11134798 A JP11134798 A JP 11134798A JP H11296787 A JPH11296787 A JP H11296787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車時間に応じて課金する時間貸し駐車場と
月毎に契約する月極めとを併用している併用駐車場の車
両管理にも適用できる車両検知装置を提供する。 【解決手段】 地中埋設のループコイル1のインダクタ
ンス変化によりループコイル1上における車両の存否を
ループコイル1とコイル50との磁気結合に基づいて車
両検知回路10と40との協働により検知し、車両がル
ープコイル1上に到来したときループコイル1と磁気結
合して動作エネルギーを受けて予め定めた車両に基づく
情報を車両検知回路10へ送出するトランスポンダ30
を車両に選択的に設け、車両検知回路10はトランスポ
ンダ30への動作エネルギーの送出と情報の受信とを時
分割で行って、ループコイル1の出力の変化に基づいて
車両の存否を検出し、トランスポンダ30からの情報に
基づき検知車両が予め定めた車両であるか否かを判別す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の通過を非接触
で検知する車両検知装置に関し、さらにいえば予め定め
た特定の車両とその他の車両とを区別して検知し駐車場
等における車両の管理に利用できる車両検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】駐車場における車両の入出管理を行うた
めの車両検知装置として、地中に埋設したループコイル
を用いるものが一般的に使用されている。この車両検知
装置における検知原理はループコイル上に車両が到来し
たとき、ループコイルのパラメータが変化し、ループコ
イルのパラメータの変化を検出、例えばループコイルの
インダクタンスが変化し、このインダクタンスの変化を
検出して車両のループコイル上への到来を検知し、検知
信号を生成する。
【0003】従来のこの種の車両検知装置を図9に示
す。図9に示した従来の車両検知装置100において
は、例えば駐車場入り口道路に埋設したループコイル1
は自励発振器101内のコンデンサ102とで共振回路
を形成し、自励発振器101はこの共振回路の共振周波
数で発振させる。自励発振器101の発振出力を周波数
弁別器103に印加して、自励発振器101の発振周波
数に応じた直流電圧を周波数弁別器103から得る。周
波数弁別器103からの出力電圧はA/D変換器104
に供給して、ディジタル信号に変換し、該ディジタル信
号を制御部105に供給して、制御部105にて予め定
めた閾値と比較して車両の検知を行う。
【0004】車両Aがループコイル1上に到来すると一
般に車体による渦電流損によりループコイル1のインダ
クタンスが減少し、自励発振器101の発振周波数は高
い方に偏移するので、A/D変換器104からの出力が
閾値を超え、制御部105において車両Aのループコイ
ル1上への到来と判別されて、車両検知出力が発生す
る。この車両検知出力によって駐車場の発券機2やカー
ゲート駆動回路3が作動させられて、駐車券を発券し、
駐車券が取られたときカーゲート4が開くことによって
駐車場の入出管理が行われる。周波数弁別器103はレ
シオ検波器などで実現されるが、周波数カウンタによる
こともできてこの場合はA/D変換器104を省略して
周波数カウンタの計数値を直接、制御部105へ送出し
て処理することもできる。
【0005】一方、有料駐車場は駐車時間に基づいて課
金する時間貸し駐車場と月毎に契約する月極め駐車場と
がある。大型の時間貸し駐車場では月極め契約とを併用
しているところが多い。このような併用駐車場の場合
に、ほとんど全ての駐車場において、駐車場関係者の車
両を駐車させるためのスペースを駐車場内に設けてい
る。
【0006】このような併用駐車場の場合には、契約車
両と駐車場関係者の車両等の特定車両に対しては、運転
者にカードを所持させることで自由に入出できるように
便宜を図っている。一般にはカードを発券機、精算機に
挿入するものも多いが、運転者が車内でカードをかざす
ことでカードに記録された内容を読み取ることのできる
非接触カード読み取り装置を併用した入出管理装置もあ
る。このようなカードは非接触識別装置においてはトラ
ンスポンダと呼ばれ、カード形状に形成したものであ
る。
【0007】車両検知装置と非接触カード読み取り装置
を併用した駐車場における車両管理システムは図10に
示すように構成されている。図10は駐車場入り口側を
示している。図10に示すように、カード用アンテナ1
06を備えた非接触カード読み取り装置107に続いて
図9に示した車両検知装置100と同様に構成された、
ループアンテナ1Aと協働する車両検知装置100Aを
設け、制御部105Aによって車両のループコイル1上
への到来を検知して発券機2およびカーゲート駆動装置
3を制御し、発券に続いてカーゲート4を開き、車両の
ゲート4の通過を図9に示した車両検知装置100と同
様に構成された、ループアンテナ1Bと協働する車両検
知装置100Bを設けて車両のループコイル1上への到
来を検知して制御部105Aの制御のもとにカーゲート
4を閉じるように構成してある。駐車場出口の場合も同
様であるが、出口では発券機に代わって精算機とするこ
とにより対応することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の非接触カード読み取り装置を併用した場
合、利便性はあるものの、運転者がカードを携帯し、入
出時にカードを取り出す動作を無くすことができないと
いう問題点があり、うっかりカードをかざずに車両をル
ープコイル上まで移動させてしまうと発券機が発券して
しまう。この場合でも、その後運転者がカード読み取り
装置にかざせば車両を入出できるような駐車場管理にせ
ねばならず、駐車券を無駄に処分することになる。さら
に、カードの貸し借りによる不正駐車を抑制できないと
いう問題点があった。また、非接触車両識別装置として
画像認識技術を応用して車両ナンバーにより車両を識別
する方式のものもあるが、カメラの設置場所に制限があ
るほか、高価であるという問題点がある。
【0009】また、非接触カード読み取り装置には電波
を利用するものと磁界を利用するものとが実用化されて
いる。しかしながら前者によるときは、雨や雪による読
み取り性能に劣化があるため、アンテナを地中に埋設す
ることができず、地上に設けなければならない。このた
めに防塵、防犯等に対する処理を行わなければならない
という問題点が生じ、高価になる。さらにマイクロ波を
使用した非接触カード読み取り装置の場合には電波の伝
搬特性を考慮し安定な読み取り動作を行える位置にアン
テナを設置する必要があり位置的な制約を受けるという
問題点があった。さらにトランスポンダを車体下部に取
り付けることができず、車体の前方に取り付けることに
なって、車体の美観を損なうという問題点もあった。
【0010】さらにマイクロ波を使用した非接触カード
読み取り装置の場合に、トランスポンダに電源として電
池が必要なこと、マイクロ波を使用するものは高価であ
ること、読み取り装置は無線設備としての形式認定を受
ける必要があること等の問題点があった。
【0011】一方、後者は電磁結合もしくは電磁誘導を
利用するため、雨や雪の影響を受けることは無く、アン
テナを地中に埋設できるため、防塵や防犯のための対策
は不要となり、トランスポンダを車体下部に取り付ける
ことができて好都合である。さらに、車体下部に取り付
けられたトランスポンダと地中に埋設したアンテナとの
間の距離はほぼ車体底部と地面との間の距離となって、
バラツキが少なく安定した読み取りが可能となるほか、
車体の美観を損なうこともない。さらに、前記後者の電
磁結合もしくは電磁誘導によるときは、トランスポンダ
は無電池でよく、読み取り装置は無線設備としての形式
認定を受ける必要もない。
【0012】しかしながら、使用周波数が数十kHz〜
数百kHzであり、上記車両検知装置で使用される周波
数はループコイルのインダクタンスが数十μH〜数百μ
Hであるため、使用される周波数は一般的に数十HZ〜
数百Hzと近接してしまうために、干渉の問題が生じ、
電磁結合もしくは電磁誘導を利用した非接触カード読み
取り装置と上記の車両検知装置とを同時に使用すること
ができないという問題点があった。
【0013】本発明は、電磁結合もしくは電磁誘導を利
用した非接触車両識別装置を付加することによって駐車
時間に応じて課金する時間貸し駐車場と月毎に契約する
月極めとを併用している併用駐車場の車両管理にも適用
できる車両検知装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載の車両検知装置は、予め定めた所定位置に設けた誘
導性素子と、車両に選択的に装着され、かつ装着車両が
予め定めた車両であることを示す情報が格納されたトラ
ンスポンダと、前記トランスポンダ装着車両が前記誘導
性素子の手前所定範囲内に到来したとき前記誘導性素子
と磁気結合して前記トランスポンダに格納された情報を
受けて前記予め定めた車両が到来したことを検知する第
1の車両検知回路と、を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明にかかる請求項1記載の車両検知装
置は、トランスポンダが搭載された車両が誘導性素子の
手前所定範囲内に到来すると、トランスポンダと誘導性
素子とは磁気結合し、トランスポンダに格納された情報
が第1の車両検知回路に読み込まれて、読み込まれた情
報から予め定めた車両が誘導性素子の手前所定範囲内に
到来したことが検知される。
【0016】この場合に、磁気結合のためにトランスポ
ンダは小型であり、トランスポンダを車体下部に取り付
けることができて、車体の美観を損なうことはない。さ
らに磁気結合のために無線設備としての形式認定を受け
る必要もなく、安価である。マイクロ波を使用した非接
触カード読み取り装置の場合に対して、トランスポンダ
に電源として電池が不要であり、さらにマイクロ波を使
用するものに比較して安価である。
【0017】さらに磁気結合を利用するため、雨や雪の
影響を受けることは無く、また誘導性素子を地中に埋設
できるため、防塵や防犯のための対策は不要となる。ト
ランスポンダを車体下部に取り付けることができて好都
合であり、車体下部に取り付けられたトランスポンダと
地中に埋設した誘導性素子との間の距離はほぼ車体底部
と地面との間の距離となって、バラツキが少なく安定し
た読み取りが可能となるほか、車体の美観を損なうこと
もない。
【0018】請求項1記載の車両検知装置において、第
1の車両検知回路は磁気結合によってトランスポンダへ
トランスポンダの動作エネルギを時分割で供給してもよ
く、第1の車両検知回路はトランスポンダへの動作エネ
ルギの送出と情報の受信とを時分割で行いかつ動作エネ
ルギの送出と情報の受信とに誘導性素子を共用してもよ
い。このようにすることによってトランスポンダは動作
電源としての電池が不要となるほか、誘導性素子が共用
できて好都合である。
【0019】請求項1記載の車両検知装置において、誘
導性素子と磁気結合し、車両が誘導性素子上に到来した
ときにおける誘導性素子の電気的パラメータの変化によ
り誘導性素子上における車両の存否を検知する第2の車
両検知回路を備えてもよく、第2の車両検知回路を備え
たときはトランスポンダを装着している車両は勿論、装
着していない車両も、誘導性素子上位置に到来したこと
が検知できて、月極め契約と時間貸しとの併用の駐車場
の管理にも利用できて好都合である。
【0020】第2の車両検知回路は誘導性素子との磁気
結合による出力信号の位相に基づいて車両の存否を検出
してもよく、誘導性素子の電気的パラメータの変化をコ
ンデンサの充電電圧によって検出し、該充電電圧の位相
に基づいて車両の存否を検出してもよく、誘導性素子と
の磁気結合による出力電圧レベルに基づいて車両の存否
を検出してもよい。このようにすることによって種々の
検出法が採用できて、適用範囲が広がることになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる車両検知装
置を実施の形態によって説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の一形態にかかる車
両検知装置の構成を示すブロック図である。
【0023】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装
置は、例えば駐車場入り口道路に埋設したループコイル
1と、ループコイル1およびトランスポンダ30と協働
して月極め契約等の車両のループコイル1上への到来を
検知する非接触車両識別装置を形成する車両検知回路1
0と、ループコイル1と磁気結合するコイル50と協働
して時間貸し車両の到来を検知する車両検知回路40
と、車両検知回路10から出力される車両検知出力およ
び車両検知器40から出力される車両検知出力に基づい
て発券機およびカーゲート駆動装置の駆動を制御する制
御部60を備えている。なお、トランスポンダ30は図
2に示すように駐車場関係者の車両および月極め契約の
車両Aのバンパーの下部に設けてある。
【0024】車両検知回路10は、基準発振器11と、
基準発振器11からの発振出力をうけて発振周波数を例
えば100kHz程度の周波数に分周する分周器12
と、基準発振器11からの発振出力を受けて演算出力を
送出すると共に、トランスポンダ30への充電期間中、
高電位出力を送出する演算処理部21と、分周器12か
ら出力される分周出力と演算処理部21から出力される
充電期間高電位出力とを受けてゲートを開き分周器12
からの分周出力を送出するアンドゲート13と、アンド
ゲート13からの出力を電力増幅する電力増幅器14と
を備えて、電力増幅器14からの出力をループコイル1
へ供給するように構成してある。
【0025】車両検知回路10はさらに、ループコイル
1に直列接続されてループコイル1と直列共振回路を構
成するコンデンサ15と、この直列共振回路の出力電圧
レベルをリミットして後段の回路を保護する抵抗16と
逆並列接続のダイオード17とからなるリミッタLと、
リミッタLを介したトランスポンダ30からの識別情報
出力例えばFSK変調波をコンデンサ18を介して受け
て増幅する増幅器19と、増幅器19の出力を復調する
復調器20と、復調器20からの復調出力を受けて誤り
訂正処理、デコード処理などの信号処理をし識別情報が
月極め車両または駐車場関係者の車両であるか否かを判
別し、月極め車両または駐車場関係者の車両のときその
旨の識別信号を制御部60へ送出する演算処理部21を
備えている。
【0026】トランスポンダ30は、ループコイル1と
磁気結合するコイル31と、コイル31に並列接続され
て並列共振回路を形成するコンデンサ32と、コイル3
1に誘起された電流を整流するダイオード33と、ダイ
オード33によって整流された電流によって充電されて
電源として作用するコンデンサ34と、月極め車両であ
ることまたは駐車場関係者の車両であることを示す識別
情報が格納されたメモリ35と、コンデンサ34の充電
電圧によって動作しメモリ35に格納された識別情報を
読み出してコイル31から送信させる制御部36とを備
えている。なお前記のようにトランスポンダ30は月極
め車両および駐車場関係者の車両のバンパーの下部に装
着されている。
【0027】車両検知回路40は、ループコイル1に近
接して埋設されてループコイル1と磁気結合する巻回数
の少ないコイル50に誘起される信号の位相と分周器1
2から出力される信号の位相とを位相比較する位相比較
器42と、位相比較器42からの位相比較出力を積分す
る積分器43と、積分器43からの出力をA/D変換す
るA/D変換器44とを備え、A/D変換された車両検
知信号を制御部60へ送出する。ここで、コンデンサ4
1は、コイル50に並列接続されて車両がループコイル
1上に位置したときにコイル50に誘起される電圧の位
相が位相比較器42における位相比較に最適な位相とな
るように設定されるコンデンサである。
【0028】なお、制御部60は車両検知回路10から
の車両検知信号すなわち演算処理部21からの車両検知
信号と、アンドゲート13のゲートを開くための高電位
信号と、車両検知回路40からの車両検知信号とを受け
て、演算処理部21からの車両検知信号が発生したとき
は発券機による駐車券の発券を行わずカーゲートを開く
ように制御し、演算処理部21からの車両検知信号が発
生していてさらに車両検知器40から車両検知信号が出
力されているときも発券機による駐車券の発券を行わず
カーゲートを開くように制御し、演算処理部21からの
車両検知信号が発生せず、かつアンドゲート13を開く
ための高電位信号期間中における車両検知回路40から
の車両検知信号によって発券機とカーゲート駆動回路を
動作させて、駐車券を発券し、発券機から駐車券が取ら
れた場合に続いてカーゲートを開くように制御する。
【0029】ここで、ループコイル1が誘導性素子に対
応し、車両検知回路10が第1の車両検知回路に対応
し、トランスポンダがトランスポンダ30に対応し、車
両検知回路40(後記の40A、40B)が第2の車両
検知回路に対応する。
【0030】上記のように構成された本発明の実施の一
形態にかかる車両検知装置の作用について説明する。
【0031】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装
置において、車両検知回路10の基準発振器11は予め
定めた周波数の発振を行い、基準発振器11の発振周波
数は分周器12にて約100kHz程度の周波数に分周
される。一方、基準発振器11からの発振出力を受けた
演算処理部21から図3(a)に示す、デューティサイ
クルが略1/2の約50msec幅の制御信号aがアン
ドゲート13に供給されて、制御信号aの高電位の期間
アンドゲート13のゲートが開かれて分周器12から約
100kHzのバースト状の分周出力が電力増幅器14
に送出され、電力増幅されて、ループコイル1とコンデ
ンサ15との直列共振回路に印加される。
【0032】電力増幅器14の出力を受けてループコイ
ル1には、ループコイル1とコンデンサ15との直列共
振回路のQを電力増幅器14の出力電圧倍した高電圧が
印加され、磁界が発生させられる。この場合、この高電
圧のレベルはリミッタLによって制限されて、引き続く
後段の回路に高電位による破壊などの影響を与えること
はないようにされている。
【0033】ここで、説明の都合上、まず、トランスポ
ンダ30がバンパー下面に付加されている車両Aがルー
プコイル1から所定範囲内に到来し、ついでループコイ
ル上にまで到来した場合から説明する。
【0034】車両Aがループコイル1から所定範囲内に
まで到来するとループコイル1と車両Aに装着されたト
ランスポンダ30とは磁気結合する。図1においてこの
磁気結合をM1で示している。この磁気結合によって、
コイル31は電力増幅器14からの増幅出力が印加され
たループコイル1によって生じた磁束と鎖交し、制御信
号a(図3(a)参照)の高電位の期間(50mse
c)コイル31に起電力が誘起され、コイル31とコン
デンサ32との並列共振回路に電流が流れる。この電流
はダイオード33によって整流されてコンデンサ34に
流されてコンデンサ34が充電され、図3(b)に示す
整流電圧bがコンデンサ34に発生し、電源として作用
する。したがって、トランスポンダ30には電源として
電池などが不要である。
【0035】コンデンサ34の充電電圧を受けて制御部
36にてメモリ35から識別情報が読み出され、読み出
された識別情報で搬送波、略100kHzが図3(c)
に示す期間においてFSK変調されて、制御部36から
コイル31およびコンデンサ32の並列共振回路を介し
て送出される。
【0036】上記制御信号aの高電位期間(50mse
c)経過時において、演算処理部21は低電位の出力発
生期間(50msec)となる。制御信号aが低電位と
なる期間中アンドゲート13のゲートは閉止状態にな
り、電力増幅器14への入力はなく、電力増幅器14の
出力端はアースされた状態になって、ループコイル1と
コンデンサ15とは搬送波に対して並列共振回路となっ
て、トランスポンダ30からの送信信号を受信するアン
テナとして作用する。
【0037】ここで、図3(a)は演算処理部21から
の制御信号aの波形を示し、図3(b)はコンデンサ3
4の充電電圧波形を示し、図3(c)はコイル31とコ
ンデンサ32とによる搬送波の発生タイミングとその振
幅を示している。
【0038】トランスポンダ30から送信されたFSK
変調波を受信したループコイル1からの出力、すなわち
FSK変調波はリミッタLおよびコンデンサ18を介し
て増幅器19に入力されて増幅され、増幅出力は復調器
20に供給されて復調される。復調器20の復調出力は
演算処理部21に供給されて、誤り訂正処理、デコード
処理などの信号処理がなされて識別情報が月極め車両ま
たは駐車場関係者の車両に対応させた識別情報であるか
否かが検知され、月極め車両または駐車場関係者の車両
であると検知されたときはその旨の識別信号が車両検知
回路10から制御部60へ送出され、月極め車両または
駐車場関係者の車両の到来が検知される。この識別信号
を受けた制御部60において、発券機による駐車券の発
券は停止させられ、かつカーゲート駆動回路は駆動制御
されて、カーゲートは開かれる。
【0039】車両Aが前記所定範囲内に入った状態で未
だループコイル1の上に到来していない状態において
は、ループコイル1のインダクタンスは、車両がループ
コイル1上への到来したときにおけるインダクタンスよ
りも高く、後記する車両がループコイル1の上に到来し
ていない状態と同様であって、車両検知回路40は車両
の到来を検知せず、車両検知回路40から制御部60へ
車両検知信号が送出されない。
【0040】つぎに、車両Aがさらに進行してきて、ル
ープコイル1上に到来したことによって、ループコイル
1のインダクタンスは低下する。電力増幅器14からの
増幅出力はループコイル1とコンデンサ15との直列共
振回路に印加される。ループコイル1とコンデンサ15
との直列共振回路は、電力増幅器14の出力中の周波数
fr2、例えば略100kHzより高い周波数fr1に
同調して共振しており、図4(a)の曲線a1の周波数
fr2に対応する電流が流れ、その位相は図4(b)の
b1に示すごとくになる。
【0041】この状態で、車両検知回路40では、電力
増幅器14からの増幅出力が印加されたループコイル1
によって生じた磁束とコイル50は鎖交し、コイル50
に誘起起電力が生じ、コンデンサ41によって位相比較
に適した信号とされて、位相比較器42において分周器
12からの出力と位相比較される。位相比較器42によ
る位相比較出力は積分器43に供給されて積分され、積
分出力はA/D器44にてA/D変換されて、A/D変
換出力は制御部60に供給され、制御部60に供給され
ている制御信号aが高電位の期間、A/D変換出力がチ
ェックされ、制御部60において所定レベルに対応する
データと判別されて車両Aがループコイル1上に到来し
たと検知される。車両検知装置40による車両の検知
は、トランスポンダ30の装着の有無にかかわらない。
【0042】ここで、車両Aがトランスポンダ30を装
着している場合は、車両Aがループコイル1から所定範
囲内に入ったときに車両Aが駐車場関係者の車両または
月極めの車両Aであるとの識別がなされており、かつ車
両Aの存在が既に検知されていて、車両検知回路40に
よる車両Aの検知にかかわらず、発券機による駐車券の
発券はなされず、カーゲートは開かれていて車両は駐車
場へ走行ができる。
【0043】なお、制御信号aの低電位期間においてコ
イル31からFSK変調波が送出されるが、ループコイ
ル1の巻回数に比較してコイル50の巻回数は少なく、
ループコイル1とコイル50との磁気結合度は小さいた
めにコイル50はFSK変調波に影響されることはな
い。さらにループコイル1に高電圧が誘起しても同様に
コイル50に誘起される誘起電力は小さいために車両検
知回路40のリミッタを設ける必要もない。
【0044】トランポンダ30を装着していない車両A
の場合は、車両Aがループコイル1から所定範囲内に入
ったときにおいてはトランスポンダ30による車両Aの
識別がなされず、かつ車両Aの存在が検知されず、ルー
プコイル1上に到来した場合に初めて車両の検知がなさ
れて時間貸しの車両であることが検知されて、車両検知
回路40による車両Aの検知によって発券機による駐車
券の発券がなされ、駐車券が取られたときにカーゲート
は開かれて車両は駐車場へ走行ができる。
【0045】この場合において、車両Aはトランポンダ
30を装着していないために、ループコイル1に流れる
電流により生じた磁束はコイル50のみと鎖交すること
になる。したがって、復調器20からの出力はなく、演
算処理部21では月極め車両または駐車場関係者の車両
である旨の識別信号を送出しないため、識別信号が車両
検知回路10から制御部60へ送出されないことによっ
て制御部60で月極め車両または駐車場関係者の車両で
ないと検知されて、この結果、制御部60において発券
機による発券の停止はなされず、駐車券の発券がなされ
るのである。
【0046】次に、車両がループコイル上に到来してい
ない場合について説明する。車両がループコイル上に到
来していないためにループコイル1のインダクタンスは
車両がループコイル1上に到来した場合におけるインダ
クタンスよりも増加しており、電力増幅器14からの増
幅出力はループコイル1とコンデンサ15との直列共振
回路に印加された結果、ループコイル1とコンデンサ1
5との直列共振回路は、電力増幅器14の出力中の周波
数fr2に同調して共振し、ループコイル1とコンデン
サ15との直列共振回路には図4(a)の曲線a2の周
波数fr2における電流が流れ、その位相は図4(b)
のb2における周波数fr2に対応する位相になる。
【0047】車両検知回路40では、電力増幅器14か
らの増幅出力が印加されたループコイル1によって生じ
た磁束とコイル50は鎖交しコイル50に誘起起電力が
生じ、コンデンサ41によって位相比較に適した信号と
されて、位相比較器42において分周器12からの出力
と位相比較される。位相比較器42による位相比較出力
は積分器43に供給されて積分され、積分出力はA/D
変換されて、A/D変換出力は制御部60に供給され、
制御部60に供給されている制御信号aが高電位の期
間、A/D変換出力がチェックされ、制御部60におい
て車両がループコイル1上に到来した場合の所定レベル
に対応するデータ未満の低いレベルに対応するレベルと
判別されて車両Aがループコイル1上に到来していない
と検知される。この結果、発券機およびカーゲート駆動
回路は駆動されず、駐車券の発券もされず、カーゲート
も開かれない。
【0048】なお、トランスポンダ30を装着した車両
Aがループコイル1から所定に範囲内に入っても、ルー
プコイル1上に到達するまでは車両検知回路40では前
記のように車両が未到来の上記の場合と同様に動作する
ことになる。
【0049】次に、制御部60における車両到来の判別
について説明する。ループコイル1と検知回路10の内
部にあるコンデンサ15とで構成される共振回路の共振
周波数はコンデンサ15により温度補償することができ
るので、温度のよる変動を少なくすることができる。こ
の場合、温度による移相比較器44の出力レベル変動を
小さくでき、到来した車両によるループコイル1のイン
ダクタンスの変動は課金の対象でない自転車などが到来
したときに比べて大きく、A/D変換器44の出力のレ
ベル変動のみで車両到来を判別してもよい。しかし、制
御部60は一般にマイクロコンピュータが使用されるた
め、A/D変換器44の出力のレベル変動パターンによ
る判別も容易にできる。
【0050】この場合特に、コンデンサ15による共振
回路の温度補償が不要になり、車両検知装置の設計、設
置の条件が軽減される。図3(d)にA/D変換器44
の出力レベル変動パターンの模式図を示す。棒グラフ状
に電圧が発生している期間は図3(a)の制御信号aが
高電位の期間であり、発生していない期間は図3(a)
の制御信号aが低電位の期間である。期間t1、t3お
よびt5はループコイル1のインダクタンスが温度変化
などによって緩やかに変化し、積分器43の出力が変動
している期間である。期間t2は自転車などがループコ
イル1上を通過したときの積分器43の出力発生期間で
ある。期間t4は車両がループコイル1を通過したとき
の積分器43の出力発生期間である。制御部60はこの
出力電圧の変化量と変化特性、例えば微分特性などによ
って、A/D変換器44の出力レベル変動パターンを検
出し、予め記憶しておいたパターンとの差異を調べるこ
とによって車両のループコイル1上への到来を判別する
ことができる、このようにすればより安定した検知がで
き、かつ誤検知がなくなる。
【0051】ここで、本発明の実施の一形態にかかる車
両検知装置を適用した駐車場管理装置の一例を図5によ
って説明する。
【0052】駐車場の車両入り口道路にループコイル1
Aを埋設し、カーゲート4を通過した駐車場道路にルー
プコイル1Bが埋設してある。ループコイル1Aには車
両検知回路10と車両検知回路40とが実質的に接続し
てあって、車両検知回路10からの識別信号および車両
検知回路40からの検知信号とは制御部60Aに供給
し、制御部60Aの出力に基づいて発券機2およびカー
ゲート駆動回路3を制御する。
【0053】ループコイル1A上に車両Aが到来したと
きは、車両Aにトランスポンダ30が設けられているか
否かに基づいて、制御部60Aの出力によって発券機2
の駆動を制御し、トランスポンダ30の付加の如何にか
かわらずカーゲート駆動回路3を制御する。したがっ
て、車両Aにトランスポンダ30が設けられているとき
は発券機2の駆動が停止され、かつカーゲート駆動回路
3が駆動されてカーゲート4が開かれる。車両Aにトラ
ンスポンダ30が設けられていないときは発券機2が駆
動されて、駐車券の発券がなれて駐車券が取られたと
き、カーゲート駆動回路3が駆動されてカーゲート4が
開かれる。
【0054】ループコイル1A上に車両Aが到来してい
ないときには、車両検知回路10からの識別信号および
車両検知回路40からの検知信号が送出されず、制御部
60Aは発券機2およびカーゲート駆動回路3を駆動せ
ず、カーゲート4は閉止したままである。
【0055】ループコイル1Bはループコイル1Aから
十分に距離的に離れていて、ループコイル1Aとの間で
干渉の問題は生じないために、ループコイル1Bには従
来の車両検知装置100Bを用いることができて、ルー
プコイル1B上に車両が到来したときは車両検知装置1
00Bによって検出されて、制御部60Aの制御のもと
にカーゲート駆動回路3によってカーゲートが閉止させ
られる。
【0056】また、上記においてループコイル1Bと車
両検出装置100Bによって車両のカーゲート4の通過
を検出したが、これに代わって、ループコイル1Aと車
両検知回路10および40と同一の構成を用いてもよ
い。車両検知回路10は図3(a)に示す制御信号aに
よって動作するため、複数の車両検知回路10を近接さ
せても制御信号aを同期させることによって干渉を防止
することができる。したがって、車両検出装置100B
に代わって車両検出回路10をループコイル1Bに接続
し、制御信号aをループコイル1Aに接続された車両検
知回路10の制御信号aと同期させることによって、設
置位置によってはループコイル1Bをループコイル1A
と干渉するような位置に設置する必要がある場合でも、
安定した動作を得ることができる。
【0057】次に図5に示した駐車場に適用した場合の
作用を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0058】駐車場が作用を開始すると制御部60Aの
初期化が行われ(ステップS1)、次いで車両Aの到来
を待つ。車両Aが到来するとトランスポンダ30との電
磁結合による識別データがあるか否かがチェックされる
(ステップS2)。車両Aにトランスポンダ30が装着
されていないときは、識別データなしと判別されてルー
プコイル1A上にまで車両Aが到達するのを待つ(ステ
ップS6)。
【0059】ステップS2において車両Aにトランスポ
ンダ30が装着されているときは、トランスポンダ30
に記憶されている識別データが有効データであるか否か
がチェックされる(ステップS3)。ステップS3にお
いて有効データでないと判別されたとき、ステップS3
に続いてステップS6が実行される。ステップS3にお
いて有効データでないと判別されるのは駐車場関係者の
データでないとき、月極め駐車契約の車両でないときは
勿論であるが、例えば有効期限切れの識別データの場合
も有効データでないと判別される。
【0060】ステップS3において有効データであると
判別されると発券機2が停止され(ステップS4)、続
いてカーゲート3が開かれる(ステップS5)。
【0061】ステップS6においてループコイル1A上
に車両が達したときは、発券機2によって駐車券の発券
がなされ(ステップS7)、続いて駐車券が取られたこ
とが確認される(ステップS8)。駐車券が取られたこ
とが確認されるとステップS5が実行されてカーゲート
3が開かれる。
【0062】ステップS5においてカーゲート3が開か
れると、車両の通過ができて、車両がループコイル1B
上に達するのを待ち、ループコイル1B上に達すると
(ステップS9)、カーゲートが閉止されて(ステップ
S10)、駐車が行われる。なお、上記は駐車場の入り
口側における場合を例示したが、駐車場の出口側の場合
も同様であるが、駐車場出口側の場合は発券機2に代わ
って駐車料金清算機を設けて、駐車料清算が済んだとき
カーゲート3が開かれる。
【0063】つぎに、本発明の実施の一形態にかかる車
両検知装置の変形例について説明する。
【0064】図7は本発明の実施の一形態にかかる車両
検知装置の変形例の構成を示すブロック図である。車両
検知回路10に代わって車両検知回路10Aを、車両検
知回路40に代わって車両検知回路40Aを用いる。
【0065】車両検知回路10においてループコイル1
に流れる電流をループコイル1で検出するように形成
し、制御信号aが高電位の期間、ループコイル1に大電
流が流れる。この検出に対して、本変形例の車両検知回
路10Aでは、ループコイル1とコンデンサ15との直
列共振回路のQに大きな影響を与えない小さな抵抗値の
抵抗23をコンデンサ22とアースとの間に接続して、
ループコイル1に流れる電流を抵抗23にて検出し、抵
抗23の電圧を抵抗24を介して取り出して車両検知回
路40Aへ供給する。
【0066】車両検知回路40Aは、コイル50に代わ
って車両検知回路40から抵抗22にて検出された信号
をコンデンサ45に供給してコンデンサ45を充電し、
コンデンサ45の充電電圧を位相比較器42へ供給し
て、コイル50およびコンデンサ41を省略したもので
ある。ここで、抵抗24およびコンデンサ45はループ
コイル1に発生する電圧の位相を位相比較器42が最適
に動作するように調整する。車両検出回路10Aのその
他の構成は車両検出回路10の構成と同一であり、車両
検出回路40Aのその他の構成車両検出回路40の構成
と同一であり、それぞれ車両検出回路10および車両検
出回路40と同じ作用をする。
【0067】つぎに本発明の実施の一形態にかかる車両
検知装置の他の変形例について説明する。
【0068】図8は本発明の実施の一形態にかかる車両
検知装置の他の変形例の構成を示すブロック図である。
本他の変形例においては車両検知回路40に代わって車
両検知回路40Bを用いる。車両検知回路40Bはコイ
ル46に誘起される電圧の整流出力レベルに基づいて車
両の存否を検知するために、分周器12の出力は不要と
なるため、車両検知回路10に代わって車両検知回路1
0Bを用いる。
【0069】ループコイル1上に車両が存在する場合と
存在しない場合とでは、電力増幅器14の出力中におけ
る周波数fr2成分のループコイル1中を流れる電流値
は、図4(a)の曲線a1、曲線a2によって決まる。
曲線a2は車両が存在していない場合であり、曲線a1
は車両が存在している場合である。ループコイル1に流
れる電流は磁気結合M2によって、コイル46に電圧を
誘起する。この電圧はコイル1に流れる電流によって変
化する。したがってこの電流をモニタすることによって
車両の存否を検知できる。本他の変形例では整流回路4
7によって整流し、整流出力電圧をA/D変換すること
によって制御部60にて車両の存否を検知している。し
かし、整流回路47を省略して、コイル46の誘起電圧
を直接A/D変換してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる車両
検知装置によれば、車両の検知において駐車場関係者の
車両および月極め車両と、時間貸し車両とを安価なトラ
ンスポンダを用いて区別して検知できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる車両検出装置に
よる検出のためのトランスポンダを設けた車両の一例を
示す模式外形図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置の
作用の説明に供する波形図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置の
作用の説明に供する説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置を
用いた駐車場管理装置の説明に供する模式説明図であ
る。
【図6】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置を
用いた駐車場管理装置の説明に供するフローチャートで
ある。
【図7】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置の
変形例の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかる車両検知装置の
他の変形例の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の車両検出装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】従来の車両検出装置を用いた駐車場管理装置
の説明に供する模式説明図である。
【符号の説明】
1、1Aおよび1B ループコイル 2 発券機 3 カーゲート駆動回路 4 カーゲート 10、10A、10B、40、40Aおよび40B 車
両検知回路 11 基準発振器 12 分周器 13 アンドゲート 14 電力増幅器 19 増幅器 20 復調器 21 演算処理部 30 トランスポンダ 35 メモリ 36、60および60A 制御部 42 位相比較器 43 積分器 44 A/D変換器 L リミッタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定めた所定位置に設けた誘導性素子
    と、 車両に選択的に装着され、かつ装着車両が予め定めた車
    両であることを示す情報が格納されたトランスポンダ
    と、 前記トランスポンダ装着車両が前記誘導性素子の手前所
    定範囲内に到来したとき前記誘導性素子と磁気結合して
    前記トランスポンダに格納された情報を受けて前記予め
    定めた車両が到来したことを検知する第1の車両検知回
    路と、を備えたことを特徴とする車両検知装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両検知装置において、第
    1の車両検知回路は磁気結合によってトランスポンダへ
    トランスポンダの動作エネルギを時分割で供給すること
    を特徴とする車両検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の車両検知装置において、第
    1の車両検知回路はトランスポンダへの動作エネルギの
    送出と情報の受信とを時分割で行いかつ動作エネルギの
    送出と情報の受信とに誘導性素子を共用することを特徴
    とする車両検知装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の車両検知装置において、誘
    導性素子と磁気結合し、車両が誘導性素子上に到来した
    ときにおける誘導性素子の電気的パラメータの変化によ
    り前記誘導性素子上における車両の存否を検知する第2
    の車両検知回路を備えたことを特徴とする車両検知装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の車両検知装置において、第
    2の車両検知回路は誘導性素子との磁気結合による出力
    信号の位相に基づいて車両の存否を検出することを特徴
    とする車両検知装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の車両検知装置において、第
    2の車両検知回路は誘導性素子の電気的パラメータの変
    化をコンデンサの充電電圧によって検出し、該充電電圧
    の位相に基づいて車両の存否を検出することを特徴とす
    る車両検知装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の車両検知装置において、第
    2の車両検知回路は誘導性素子との磁気結合による出力
    電圧レベルに基づいて車両の存否を検出することを特徴
    とする車両検知装置。
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