JPH1025935A - 電気錠システム - Google Patents

電気錠システム

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JPH1025935A
JPH1025935A JP8180997A JP18099796A JPH1025935A JP H1025935 A JPH1025935 A JP H1025935A JP 8180997 A JP8180997 A JP 8180997A JP 18099796 A JP18099796 A JP 18099796A JP H1025935 A JPH1025935 A JP H1025935A
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JP
Japan
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electric lock
door
locking
unlocking
electric
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Withdrawn
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JP8180997A
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English (en)
Inventor
Masato Nanboku
正人 南北
Yasunori Kashiyou
安記 嘉正
Toshiaki Yoshiyasu
利明 吉安
Koji Ono
浩司 大野
Hiroaki Yoshida
宏明 吉田
Hideki Fukusono
秀樹 福園
Kazufumi Oki
一史 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアとドア枠又は壁などとの間の配線が不要で
且つ見栄えが良い電気錠システムを提供する。 【解決手段】ドア1に設置された電気錠2及び電気錠制
御部(図示せず)と、壁に設置され電気的な手段により
電気錠2の施錠や解錠を決定し電気錠2を制御するため
の制御信号を出力する施解錠決定手段3とを備えてい
る。施解錠決定手段3には電源線7によって交流電源が
供給され、施解錠決定手段3と前記電気錠制御部との間
は電線81 ,82 及び伝送手段Aを介して信号が伝送さ
れる。伝送手段Aは、ドア枠10に設けられたリーダラ
イタ部51 と、ドア1に設けられたデータキャリア部5
2 とでデータキャリアシステムを構成している。リーダ
ライタ部51 及びデータキャリア部52 それぞれがコイ
ルを有し、各コイルはドア1が閉じた状態で近接して対
向するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気錠システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気錠システムは、図5に示すよ
うに、ドア1に電気錠2と、電気錠2の施錠や解錠を決
定する施解錠決定手段3と、施解錠決定手段3の出力に
応じて電気錠2の施錠並びに解錠を行う電気錠制御部
(図示せず)とが設けられている。ドア1の一側は蝶番
9にてドア枠10に連結されている。ここで、施解錠決
定手段3への給電は、電源線7によって通電金具4を介
して行われている。さらに、施解錠決定手段3と電気錠
制御部との間には電源線及び信号線が配線されている。
【0003】また、別の電気錠システムとして、図6に
示すように、ドア1に電気錠2を設け、壁など(ドア枠
10でもよい)に施解錠決定手段3を設けたものもあ
る。施解錠決定手段3への給電は電源線7によって行わ
れ、施解錠決定手段3と電気錠制御部との間には通電金
具4を介して電源線及び信号線が配線されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、ドア枠10とドア1との間に電源線や信号線など
の電気ケーブルが配線されているので、断線等のトラブ
ルが発生することがあった。また、ドア枠10とドア1
との間での断線等のトラブルを防ぐためには、電線に屈
曲に対して十分な強度をもたせる必要があるとともに、
外部から切断できないように保護手段を設ける必要があ
った。
【0005】この種の問題を解決する電気錠システムと
して、図7に示すように、ドア1に電気錠2と、電気錠
制御部(図示せず)と、電気錠2の施錠や解錠を決定し
電気錠2を制御するための制御信号を出力する施解錠決
定手段3とを設け、電磁誘導により電力を伝送する電力
伝送手段Bを介して施解錠決定手段3へ電源を供給する
ものが提案されている。ここで、電力伝送手段Bは、図
8に示すよう構成であり、コイルL10,L14間の電磁誘
導により生じたコイルL14の両端電圧を整流部61で整
流して電圧安定化部62で安定化し、更に電力蓄積部6
3にて電力を蓄積することにより施解錠決定手段3の動
作電源を得ている。
【0006】しかしながら、図7の構成の電気錠システ
ムでは、施解錠決定手段3がドア1に設置されているた
め、ドア1の外観が損なわれてしまっていた。また、図
7の構成の電気錠システムでは、ドア1の開閉によって
施解錠決定手段3が壊れてしまうこともあった。さら
に、ドアから離れた位置に解錠信号を送信する送信器を
配置し、ドアに送信器からの解錠信号を受信して電気錠
の解錠を行うシステムも提案されている(例えば、実開
昭63−187684号公報)が、このシステムではド
ア内に電源としての電池を内蔵する必要があり、電池の
交換が面倒であった。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ドアとドア枠又は壁などとの間の配
線が不要で且つ見栄えが良い電気錠システムを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、ドアに設置された電気錠と、ド
ア枠又は壁等に設置され電気的な手段により前記電気錠
の施錠や解錠を決定し前記電気錠を制御するための制御
信号を出力する施解錠決定手段と、前記施解錠決定手段
からの前記制御信号に基づいて前記電気錠の施錠並びに
解錠を行う電気錠制御部とを備え、前記電気錠制御部へ
電源を供給する電源供給手段及び前記施解錠決定手段と
前記電気錠制御部との間の信号伝送を行う信号伝送手段
として、前記ドアと前記ドアの閉じた状態で前記ドアに
対向するドア枠或いは壁等とにそれぞれ設置されたコイ
ル間の電磁誘導を利用したことを特徴とするものであ
り、ドアとドア枠又は壁などとの間に電源供給や信号伝
送のための電気ケーブルを配線する必要がないので、電
気ケーブルの断線事故を防止することができる。また、
施解錠決定手段がドア枠や壁などに設置されているの
で、ドアに施解錠決定手段が設置されている場合に比べ
て、ドアの外観を良くすることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電源供給手段と信号伝送手段とを一体化して電源供
給及び信号伝送を同一の電磁誘導により行うので、部品
点数を削減でき、低コスト化することができる。請求項
3の発明は、請求項1の発明において、電源供給手段と
信号伝送手段とを別々に構成したので、請求項2の発明
に比べて、電源供給手段で送信する電力を大きくするこ
とができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、施解錠決定手段が、暗証番号を入力す
る操作部を有し、前記操作部により入力された番号と予
め設定した暗証番号とが一致した時に電気錠の施錠や解
錠を行うように決定し電気錠を制御する制御信号を出力
するので、防犯性を向上することができる。請求項5の
発明は、請求項1乃至請求項3の発明において、施解錠
決定手段が、磁気カードに記録されている情報を読み取
る手段を有し、前記情報に基づいて電気錠の施錠や解錠
を行うように決定し電気錠を制御する制御信号を出力す
るので、防犯性を向上することができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、施解錠決定手段として、データキャリ
アとリーダライタとから構成され無線媒体を利用したデ
ータキャリアシステムを使用したので、非接触で電気錠
の施錠や解錠を制御することができるから、施解錠決定
手段では機械的な摩耗や疲労が生じないのであって長寿
命になるという利点がある。しかも、暗証番号を入力す
る操作部や磁気カードを抜き差しするスロット部等を設
ける必要がないから、請求項4、5の発明に比べて、施
解錠決定手段を小型化することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)図1に本実施形態の電気錠システムの概
略構成図を示す。本電気錠システムは、ドア1に設置さ
れた電気錠2及び電気錠制御部(図示せず)と、壁に設
置され電気的な手段により電気錠2の施錠や解錠を決定
し電気錠2を制御するための制御信号を出力する施解錠
決定手段3とを備え、ドア1の一側が蝶番9にてドア枠
10に連結されている(ドア枠10に開閉自在に取り付
けられている)。施解錠決定手段3には電源線7によっ
て交流電源(AC100V又はAC200V)が供給さ
れ、施解錠決定手段3と前記電気錠制御部との間は電線
1 ,82 及び伝送手段Aを介して信号が伝送されるよ
うになっている。
【0013】伝送手段Aは、ドア枠10に設けられたリ
ーダライタ部51 と、ドア1に設けられたデータキャリ
ア部52 とでデータキャリアシステムを構成している。
リーダライタ部51 は、図2に示すように、制御信号と
電源とを重畳した多重伝送信号(データ)の送信を行う
ための送信用コイルL1 を具備した変調増幅部21と、
後述の返信信号の受信を行うための受信用コイルL2
具備した復調増幅部22と、発振部23とを備えてい
る。一方、データキャリア部52 は、送信用コイルL1
からのデータの受信並びに返信信号の送信を行うための
送受信用コイルL 3 と、送受信用コイルL3 の両端に誘
起された電圧を整流する整流部31と、整流部31の出
力である直流電圧を平滑化して略一定の電圧にする電圧
安定化部32と、電圧安定化部32の出力により電力を
蓄積して電線82 を介し電気錠制御部へ電源を供給する
電力蓄積部33と、送受信用コイルL3 に接続された復
調部34並びに変調部35とを備えている。なお、電気
錠制御部による電気錠2の施錠並びに解錠の制御処理は
本発明の要旨ではなく、従来周知の技術によって実現可
能であるから説明は省略する。
【0014】ここで、送信用コイルL1 及び受信用コイ
ルL2 と送受信用コイルL3 とは、ドア1が閉じた状態
で近接して対向するように配置されており、送信用コイ
ルL 1 に電源が供給された時に電磁結合するようになっ
ている。なお、ドア1が閉じた状態では送信用コイルL
1 ,受信用コイルL2 ,送受信用コイルL3 は直接見え
ないので、各コイルL1 ,L2 ,L3 を保護する保護構
造を設ける必要はない。
【0015】以下、伝送手段Aの動作について説明す
る。施解錠決定手段3からの多重伝送信号は、リーダラ
イタ51 において、部変調増幅部21にて振幅偏移変調
(以下、ASK変調と称す)され電力増幅された後、送
信用コイルL1 より電磁波として送信される。すると、
ドア1が閉じた状態では、電磁誘導によりデータキャリ
ア部52 の送受信用コイルL3 に誘導起電力が発生す
る。データキャリア52 部では、送受信用コイルL3
両端電圧を整流部31にて整流して、整流部31の出力
電圧を電圧安定化部32にて平滑化して電力蓄積部33
に蓄積することにより電気錠制御部や電気錠2及びデー
タキャリア52 部自体の動作に必要な電力を得る。ま
た、送信側の変調方式がASK変調であることから、送
受信用コイルL3 に発生した誘導起電力を復調部34に
て包絡線検波することにより制御信号を復調することが
できる。
【0016】また、電気錠制御部や電気錠2からの信号
(例えば、電気錠2の施錠・解錠状態を示す信号等)
は、データキャリア52 部の変調部35で変調されて送
受信用コイルL3 から返送信号として受信用コイルL2
へ伝送される。なお、データキャリア部52 からリーダ
ライタ部51 への返信信号の送信は、リーダライタ部5
1 からの送信が停止された時に送受信用コイルL3 に発
生し徐々に減衰する残響振動の振動周波数を可変する
(変調部35にてFSK変調する)ことにより行われ
る。すると、前記残響振動によりリーダライタ部51
受信用コイルL2 に誘導起電力が発生する。リーダライ
タ部51 では、受信用コイルL2 の両端に発生する誘起
電圧を増幅復調部22において増幅して復調することに
よりデータキャリア部52 からの情報を得ることができ
る。
【0017】而して、本電気錠システムは、ドア1とド
ア枠10(又は壁など)との間に電源供給や信号伝送の
ための電気ケーブルを配線する必要がないので、電気ケ
ーブルの断線事故を防止することができるとともに、施
工性が向上する。また、施解錠決定手段3が壁などに設
置されているので、ドア1に施解錠決定手段3が設置さ
れている場合に比べて、ドア1の外観を良くすることが
できる。さらに、伝送手段Aにより、ドア枠10側から
ドア1側への電源供給と信号伝送とを同一の電磁誘導に
より行うので、部品点数を削減でき、低コスト化するこ
とができる。
【0018】本実施形態の電気錠システムにおける施解
錠決定手段3は、暗証番号を入力する操作部(図示せ
ず)を有し、前記操作部により入力された番号と予め設
定した暗証番号とが一致した時に電気錠の施錠や解錠を
行うように決定し電気錠を制御する制御信号を出力する
ので、防犯性を向上することができる。また、施解錠決
定手段3としては、磁気カードを抜き差しするスロット
部を設け磁気カードに記録されている情報を読み取る手
段を有する構成として、前記磁気カードの情報に基づい
て電気錠の施錠や解錠を行うように決定し電気錠を制御
する制御信号を出力するようにしても、防犯性を向上す
ることができる。
【0019】さらに、他の施解錠決定手段3として、上
述の伝送手段Aとは別にデータキャリアとリーダライタ
とから構成され無線媒体を利用したデータキャリアシス
テムを使用してもよい。この場合は、非接触で電気錠の
施錠や解錠を制御することができるから、施解錠決定手
段では機械的な摩耗や疲労が生じないのであって長寿命
になるという利点がある。しかも、暗証番号を入力する
操作部や磁気カードを抜き差しするスロット部等を設け
る必要がないから、施解錠決定手段3を小型化すること
が可能となる。ここで、施解錠決定手段3で利用するデ
ータキャリアシステムは、電波、電磁誘導、電磁結合又
は光などの無線媒体を利用したものであればよい。
【0020】なお、上記実施形態においては、データキ
ャリア部52 の送受信用コイルL3の両端電圧を整流し
ていたが、送受信用コイルL3 と並列にコンデンサを接
続することにより共振回路を構成し、リーダライタ部5
1 側から送信される電磁波によって共振回路に電磁誘導
により誘起された誘起電圧を整流部32において整流す
るようにしてもよい。また、本実施形態ではリーダライ
タ部51 をドア枠10に設けたが、ドア枠10がない場
合は壁などに設ければよい。また更にリーダライタ部5
1 をコンピュータなどからなるコントローラによって制
御することで電気錠2の複雑な動作を行わせることもで
きる。
【0021】(実施形態2)ところで、実施形態1の電
気錠システムでは、施解錠決定手段3からの制御信号及
び電源が多重伝送されるので、電源(電力)の供給が断
続的に行われる。このため、ドア枠10側からドア1側
へ大きな電力を伝送するには適していない。また、送信
する電力が大きくなると、ドア1側の信号(情報)を固
定側に伝える残響振動の受信が難しくなる。
【0022】本実施形態の電気錠システムはこの点を改
善したものであり、図3に示すように、伝送手段Aが電
源供給と信号伝送とを別々に行うことに特徴がある。伝
送手段Aは、図4に示すような構成であって、電源線7
からの電源は増幅部50にて増幅されコイルL10に供給
され、コイルL10に電磁結合したコイルL14の誘導電圧
を整流部61にて整流し、整流部61の出力を電圧安定
化部62で安定化して電力蓄積部63に蓄積する。この
電力蓄積部63の出力は電気錠制御部や電気錠等の電源
として使用される。一方、施解錠決定手段3からの制御
信号は、実施形態1と同様にリーダライタ部61 の変調
増幅部51にて変調されて送信用コイルL11から電磁波
として送信される。すると、データキャリア部62 の送
受信用コイルL13の両端に誘起電圧が発生する。データ
キャリア部62 は実施形態1と同様に送受信用コイルL
13の両端電圧を復調することにより制御信号を電気錠制
御部へ伝送する。また、データキャリア部62 からリー
ダライタ部61 への返信信号の送信も実施形態1と同様
に送受信用コイルL13の残響振動の振動周波数を可変す
ることにより行われる。
【0023】本電気錠システムでは、電源供給と信号伝
送とを別々に行うので、ドア1側へ伝送する電力を大き
くすることができる。また、伝送手段Aで伝送する電力
を大きくしても、電源供給と信号伝送とを別々に行って
いることにより、送受信用コイルL13の残響振動の受信
を確実に行うことができるのである。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、ドアに設置された電
気錠と、ドア枠又は壁等に設置され電気的な手段により
前記電気錠の施錠や解錠を決定し前記電気錠を制御する
ための制御信号を出力する施解錠決定手段と、前記施解
錠決定手段からの前記制御信号に基づいて前記電気錠の
施錠並びに解錠を行う電気錠制御部とを備え、前記電気
錠制御部へ電源を供給する電源供給手段及び前記施解錠
決定手段と前記電気錠制御部との間の信号伝送を行う信
号伝送手段として、前記ドアと前記ドアの閉じた状態で
前記ドアに対向するドア枠或いは壁等とにそれぞれ設置
されたコイル間の電磁誘導を利用したので、ドアとドア
枠又は壁などとの間に電源供給や信号伝送のための電気
ケーブルを配線する必要がないから、電気ケーブルの断
線事故を防止することができるという効果がある。ま
た、施解錠決定手段がドア枠や壁などに設置されている
ので、ドアに施解錠決定手段が設置されている場合に比
べて、ドアの外観を良くすることができるという効果が
ある。
【0025】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電源供給手段と信号伝送手段とを一体化して電源供
給及び信号伝送を同一の電磁誘導により行うので、部品
点数を削減でき、低コスト化することができるという効
果がある。請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、電源供給手段と信号伝送手段とを別々に構成したの
で、請求項2の発明に比べて、電源供給手段で送信する
電力を大きくすることができるという効果がある。
【0026】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、施解錠決定手段が、暗証番号を入力す
る操作部を有し、前記操作部により入力された番号と予
め設定した暗証番号とが一致した時に電気錠の施錠や解
錠を行うように決定し電気錠を制御する制御信号を出力
するので、防犯性を向上することができるという効果が
ある。
【0027】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、施解錠決定手段が、磁気カードに記録
されている情報を読み取る手段を有し、前記情報に基づ
いて電気錠の施錠や解錠を行うように決定し電気錠を制
御する制御信号を出力するので、防犯性を向上すること
ができるという効果がある。請求項6の発明は、請求項
1乃至請求項3の発明において、施解錠決定手段とし
て、データキャリアとリーダライタとから構成され無線
媒体を利用したデータキャリアシステムを使用したの
で、非接触で電気錠の施錠や解錠を制御することができ
るから、施解錠決定手段では機械的な摩耗や疲労が生じ
ないのであって長寿命になるという利点がある。しか
も、暗証番号を入力する操作部や磁気カードを抜き差し
するスロット部等を設ける必要がないから、請求項4、
5の発明に比べて、施解錠決定手段を小型化することが
可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す概略構成図である。
【図2】同上の要部の概略ブロック図である。
【図3】実施形態2を示す概略構成図である。
【図4】同上の要部の概略ブロック図である。
【図5】従来例を示す概略構成図である。
【図6】別の従来例を示す概略構成図である。
【図7】他の従来例を示す概略構成図である。
【図8】同上の要部の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 ドア 2 電気錠 3 施解錠決定手段 51 リーダライタ部 52 データキャリア部 7 電源線 81 ,82 電線 9 蝶番 10 ドア枠 A 伝送手段
フロントページの続き (72)発明者 大野 浩司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 宏明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福園 秀樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大木 一史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアに設置された電気錠と、ドア枠又は
    壁等に設置され電気的な手段により前記電気錠の施錠や
    解錠を決定し前記電気錠を制御するための制御信号を出
    力する施解錠決定手段と、前記施解錠決定手段からの前
    記制御信号に基づいて前記電気錠の施錠並びに解錠を行
    う電気錠制御部とを備え、前記電気錠制御部へ電源を供
    給する電源供給手段及び前記施解錠決定手段と前記電気
    錠制御部との間の信号伝送を行う信号伝送手段として、
    前記ドアと前記ドアの閉じた状態で前記ドアに対向する
    ドア枠或いは壁等とにそれぞれ設置されたコイル間の電
    磁誘導を利用したことを特徴とする電気錠システム。
  2. 【請求項2】 電源供給手段と信号伝送手段とを一体化
    して電源供給及び信号伝送を同一の電磁誘導により行う
    ことを特徴とする請求項1記載の電気錠システム。
  3. 【請求項3】 電源供給手段と信号伝送手段とを別々に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の電気錠システ
    ム。
  4. 【請求項4】 施解錠決定手段は、暗証番号を入力する
    操作部を有し、前記操作部により入力された番号と予め
    設定した暗証番号とが一致した時に電気錠の施錠や解錠
    を行うように決定し電気錠を制御する制御信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の電気錠
    システム。
  5. 【請求項5】 施解錠決定手段は、磁気カードに記録さ
    れている情報を読み取る手段を有し、前記情報に基づい
    て電気錠の施錠や解錠を行うように決定し電気錠を制御
    する制御信号を出力することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3記載の電気錠システム。
  6. 【請求項6】 施解錠決定手段として、データキャリア
    とリーダライタとから構成され無線媒体を利用したデー
    タキャリアシステムを使用したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3記載の電気錠システム。
JP8180997A 1996-07-10 1996-07-10 電気錠システム Withdrawn JPH1025935A (ja)

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