JP2561051B2 - 非接触式応答ユニット - Google Patents

非接触式応答ユニット

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JP2561051B2
JP2561051B2 JP7232554A JP23255495A JP2561051B2 JP 2561051 B2 JP2561051 B2 JP 2561051B2 JP 7232554 A JP7232554 A JP 7232554A JP 23255495 A JP23255495 A JP 23255495A JP 2561051 B2 JP2561051 B2 JP 2561051B2
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antenna coil
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unit
signal
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JP7232554A
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雅男 水野
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Omron Corp
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Omron Tateisi Electronics Co
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動生産
ラインにおける移動機等に装着使用されるトランスポン
ダ等の非接触式応答ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動生産ラインでは、固定機からの指令
信号に基づいて工具を備える移動機が所定位置に移動さ
れ、かつ、その位置で移動機が工具により所定の作業を
行うようになっている。そして、固定機から移動機への
指令信号の伝達は、固定機の送信機アンテナからの指令
信号が移動機のトランスポンダのアンテナで受信される
ことで行っており、これにより、固定機と移動機との間
の配線を省略して構成を簡略とするとともに、移動機の
動作がより自由に行えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例の場合では、移動機のトランスポンダの動作
用電力を供給するための配線が必要であり、構成が複雑
となって組み立てに手間がかかることとなった。
【0004】本発明は、その作動電力が送信相手からの
送信により与えられる構成が簡単な非接触式応答ユニッ
トを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、非接触式応答
ユニットを、書込みデータおよびその書込み位置指定情
報を重畳した電力供給用の電磁波を受信するアンテナコ
イルと、前記電磁波を受信した際に前記アンテナコイル
から発生される交流出力を電力に変換する電力受給部
と、前記電力受給部で変換された電力を作動電力として
前記交信相手からの送信信号から書込みデータおよびそ
の書込み位置指定情報を取り出す復調手段と、前記復調
手段で取り出された書込みデータを記録する不揮発性の
記憶手段と、前記復調手段で取り出された書込み位置指
定情報で指定される前記記憶手段のアドレスへ前記書込
みデータを書込む制御手段とを備えている構成とした。
【0006】本発明の非接触式応答ユニットは、アンテ
ナコイルにより受信される書込み位置指定情報を重畳し
た電力供給用の電磁波において電力を受け取り、この受
け取った電力を作動電源として動作する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。この実施例では、非接触式
応答ユニットをトランスポンダBとした例を挙げてお
り、また、書込みデータおよびその書込み位置指定用の
アドレス情報を、固定機AからトランスポンダBへのI
Dコード設定時のコード信号とした例を挙げている。図
1は、固定機Aの回路ブロック図である。固定機Aは、
無人化工場などにおける自動生産ラインの工具移動経路
途中の所定箇所において、その側脇に固定設置されてい
る。図1において、1は第1アンテナコイルであり、こ
の第1アンテナコイル1には、コード設定と電力供給を
行なう電力供給部2と受信部3とが結合回路4を介して
接続されている。
【0008】前記電力供給部2には、高周波信号を発生
する発振回路(OSC)5と、アドレス部とデータ部とを
有する特定のコード信号を設定するコード設定部6と、
コード信号に変調をかける変調回路7と、コード信号を
重畳した高周波信号を増幅する増幅回路8とが備えられ
ている。前述のコード設定回路6が、請求の範囲の設定
手段に、変調回路7および増幅回路8が送信手段にそれ
ぞれ対応する。
【0009】前記受信部3には、増幅回路9と、復調回
路10と、直並列変換回路(SPC)11と、照合手段
としての照合回路12とを備えている。前述の増幅回路
9および復調回路10が、請求の範囲の復調手段に対応
する。
【0010】前記照合回路12には、コード設定部6か
らのコード信号が入力され、そのコード信号と、後述す
るトランスポンダB側から伝送されてきたコード信号と
を比較して、コード信号が正確に設定されたかどうかを
確認できるようになっている。
【0011】図2は、本発明の実施例に係る非接触式応
答ユニットとしてのトランスポンダBの回路ブロック図
である。トランスポンダBには、図示しないが、工具が
備えられ、移動機として一体に構成されている。図2に
おいて、13は、前記第1アンテナコイル1と電磁誘導
によって結合される第2アンテナコイルであり、この第
2アンテナコイル13には、電力受給部14とコード信
号設定用受信部15と送信手段としての送信部16とが
切替回路17を介して接続されている。電力受給部14
と送信部16とはスイッチ回路18を介して接続されて
いる。切替回路17とスイッチ回路18は、タイミング
制御回路19で切り替え制御される。タイミング制御回
路19には、コード信号を書込んでコード設定を行う記
憶手段としてのEPROM20が接続されている。この
タイミング制御回路19は、EPROM20へのデータ
書込みを制御する制御手段としても機能する。前記記憶
手段としては、EPROM20のみに限定されず、PR
OMなどの各種の変形が可能である。
【0012】前記電力受給部14には、前記第2アンテ
ナコイル13から出される交流出力を直流に変換する整
流回路21と、その直流電荷を蓄積するコンデンサ22
とが備えられている。
【0013】前記コード信号設定用受信部15には、増
幅回路23と復調手段としての復調回路24とが備えら
れている。
【0014】前記送信部16には、変調手段としての変
調回路25および増幅回路26が備えられている。
【0015】図示していないが、前記固定機Aとトラン
スポンダBとは、いずれも黄銅や銅などの材質のケース
によって覆われ、油や塵あいなどから保護するようにな
っている。そして、第1アンテナコイル1と第2アンテ
ナコイル13とは、例えば、約5mm程度に接近すること
により磁気的に結合される。
【0016】図3は、前記切替回路17と整流回路21
とスイッチ回路18との周辺を詳細に示した回路図であ
り、この図において、27は第2アンテナコイル13と
共振するための共振コンデンサである。この構成におい
て、切替回路17とスイッチ回路18とがタイミング制
御回路19によって制御され、切替回路17が切り替え
られて整流回路21とコード信号設定用受信部15とが
第2アンテナコイル13に接続されるとともに、スイッ
チ回路18が開かれ、その状態で、コンデンサ22に電
荷が蓄積される。このとき、その蓄積電荷は、基本的に
は、スイッチ回路18が閉じない限り、整流回路21か
らの漏洩電流と自己放電以外は外部に流出しない。他
方、切替回路17の切り替えにより、送信部16が第2
アンテナコイル13に接続されるとともに、スイッチ回
路18が閉じられ、コンデンサ22に蓄積された電荷を
作動電源として所定のコード信号を送信できるようにな
っている。
【0017】次に、この実施例の作用につき図4のタイ
ムチャートを用いて説明する。
【0018】発振回路5で発生した高周波信号に、コー
ド設定部6で設定されたbに示すようなアドレス部とデ
ータ部とを有する特定のコード信号を重畳して変調をか
け、aに示すような信号を得、この高周波信号aを図示し
ない制御手段により設定時間おきに第1アンテナコイル
1に供給し、この第1アンテナコイル1を励振する。第
1アンテナコイル1では、上述のような高周波信号aに
応じた磁界を発生し、この磁界により第2アンテナコイ
ル13が電磁結合され、その電磁誘導によって第2アン
テナコイル13からcに示すような交流出力を発生す
る。この交流出力cが切替回路17を介して整流回路2
1で直流に変換され、dに示すような整流出力を出す。
【0019】この整流出力dをコンデンサ22に供給
し、直流電荷をコンデンサ22に蓄積する。また、前記
第2アンテナコイル13からの交流出力cを増幅回路2
3で増幅するとともに、復調回路24によりeに示すよ
うな元のコード信号に復調する。コンデンサ22の蓄積
電荷量が所定のスレッショルドレベルLを越えると、タ
イミング制御回路19から、fに示すようなEPROM
20への読み出し・書き込み信号(R/W信号)を出力
し、前記コード信号に基づき、EPROM20の所定の
アドレスに所定のデータを書き込む。このタイミング制
御回路19は、所定の時間経過後に、前記切替回路17
とスイッチ回路18それぞれにタイマ出力を出し、切替
回路17を切り替えて送信部16を第2アンテナコイル
13に接続するとともに、スイッチ回路18を切り替え
て送信部16にコンデンサ22に蓄積された電荷を供給
し、これを作動電源として、hに示すように、前記EP
ROM20に書き込まれたコード信号を読み出して変調
回路25に入力し、この変調された信号gを増幅回路2
6により増幅し、第2アンテナコイル13に供給して第
2アンテナコイル13を励振する。
【0020】第2アンテナコイル13では、上述の変調
信号gに応じた磁界を発生し、この磁界により第1アン
テナコイル1が電磁結合され、その電磁誘導によって第
1アンテナコイル1から前記変調信号gに対応した信号
を発生する。この信号を増幅回路9で増幅し、復調回路
10で復調してから直並列変換回路11により並列信号
になおした後、照合回路12において、コード設定部6
において設定したコード信号と比較し、所定のコード信
号が前記EPROM20に書き込まれたかどうかを確認
する。前記トランスポンダBから固定機Aへのコード信
号の伝送は、固定機AからトランスポンダBへの高周波
信号の非送信時に相当する時間帯に行なわれるように設
定されている。
【0021】このようにして特定のコード信号が書き込
まれたトランスポンダBには、それぞれに工具が備えら
れ、その工具付きのトランスポンダBが所定の搬送経路
に置かれ、別途に備えられた(または、前記固定機Aに
兼用された)コード信号の読み取り装置により、順次搬
送されてくるトランスポンダBのコード信号を読み取る
ことにより、そのトランスポンダBに備えられている工
具が何であるかを判別し、その判別結果に基づき、所定
の工具を選択してホルダーに保持させ、所定の加工作業
を行なわせるのである。
【0022】前記第1および第2アンテナコイル1,1
3それぞれとしては、図示のようなフェライトコイルに
限らず、ループコイルを用いても良い。
【0023】上記実施例では、コード設定手段として固
定機Aを用いているが、本発明としては、例えば、トラ
ンスポンダBを多数並べておき、それに対してコード設
定手段を移動させていくように構成するものでも良い。
また、上記実施例では、書込みデータおよび書込み指定
用のアドレス情報として、固定機Aからトランスポンダ
BへのIDコード設定時のコード信号とした例を挙げて
いるが、それ以外の内容の書込みデータおよび書込み位
置指定用のアドレス情報として応用できることは言うま
でもない。さらに、非接触式応答ユニットとしては、上
記実施例でのトランスポンダの他にICカードとするこ
とができるなど、非接触式応答ユニットの応用は種々考
えられる。その場合には、上記固定機AはICカード用
データ読取装置となる。
【0024】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、作動電力
の供給のための配線が省略された簡単な構成の非接触式
応答ユニットが得られる。とくに、書き込み用のデータ
と電力とが1つのアンテナコイルにより受け取られるの
で、機器の小形化、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の固定機の回路ブロック図
【図2】トランスポンダの回路ブロック図
【図3】要部の回路図
【図4】作用説明のためのタイムチャート
【符号の説明】
1…第1アンテナコイル 5…発振回路 6…コード設定部 13…第2アンテナコイル 20…メモリとしてのEPROM 21…整流回路 22…コンデンサ 24…復調回路 25…変調回路 A…固定機 B…トランスポンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込みデータおよびその書込み位置指定
    情報を重畳した電力供給用の電磁波を受信するアンテナ
    コイルと、 前記電磁波を受信した際に前記アンテナコイルから発生
    される交流出力を電力に変換する電力受給部と、 前記電力受給部で変換された電力を作動電力として前記
    交信相手からの送信信号から書込みデータおよびその書
    込み位置指定情報を取り出す復調手段と、 前記復調手段で取り出された書込みデータを記録する不
    揮発性の記憶手段と、 前記復調手段で取り出された書込み位置指定情報で指定
    される前記記憶手段のアドレスへ前記書込みデータを書
    込む制御手段と、 を備えている、ことを特徴とする非接触式応答ユニッ
    ト。
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JPH08195697A JPH08195697A (ja) 1996-07-30
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JPS5857785A (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 松下電器産業株式会社 電子部品実装方法
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