JPH11291962A - 車両用シート把持ハンドおよび同シート把持方法ならびに車室内部品の搭載装置 - Google Patents

車両用シート把持ハンドおよび同シート把持方法ならびに車室内部品の搭載装置

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JPH11291962A
JPH11291962A JP9957698A JP9957698A JPH11291962A JP H11291962 A JPH11291962 A JP H11291962A JP 9957698 A JP9957698 A JP 9957698A JP 9957698 A JP9957698 A JP 9957698A JP H11291962 A JPH11291962 A JP H11291962A
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Makoto Sasahara
誠 笹原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用シートを、その姿勢に拘わらず把持を
容易にして車両用シート把持ハンドとしての汎用性を向
上させ、また、車両用シートを始めとする車室内部品の
車室内への搭載作業を簡素化する。 【解決手段】 ハンド本体39は支持ブラケット29に
対しハンド回転中心軸45を中心として回転可能であ
り、ロック孔51にロック用シリンダ47のロッドが挿
入されることで両者がロック固定される。ハンド本体3
9のロック固定位置は、シートバック3を寝かせた状態
か、直立させた状態かで異なる。ハンド本体39のロッ
ク固定位置に応じてクランププレート57をクランプ用
シリンダ63によって実線位置に設定する。実線位置に
設定したクランププレート57を、シートバック3とシ
ートクッション5との隙間に挿入した後、二点鎖線位置
まで回転させ、シートバック押さえ53とでシートを把
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両用シ
ートを車室内に搭載する際などに車両用シートを把持す
る車両用シート把持ハンドおよび同シート把持方法なら
びに車室内部品の搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用シート把持ハンドは、シー
トバックがシートクッションに対してほぼ直立に起こさ
れた状態で、シートを把持するのが一般的である。そし
て、このような一定の状態の車両用シートに対し、シー
トバックとシートクッションとの隙間にクランププレー
トを挿入し、このクランププレートを支点としてクラン
プするもの(例えば特開平6−344963号公報参
照)や、シート全体の外周をクランプ爪によりクランプ
するものなどがある。
【0003】上記したシート把持ハンドは、ロボットア
ームの先端に装着されるか、あるいは、搭載前のシート
が置かれた位置と搭載位置付近との間を移動させるアー
ム機構部を備えて作業者による搭載作業を補助する、い
わゆる助力装置と呼ばれるシート搭載装置の前記アーム
機構部先端に装着されて、それぞれ使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の車両用シート把持ハンドにあっては、シートバ
ックがシートクッションに対してほぼ直立した一定の姿
勢で把持するものであることから、汎用性がなく、また
異なる車種間での相互使用も難しく、このため多車種が
搬送ラインを順次搬送されてくる、いわゆる混流生産ラ
インに対応できなかったり、あるいは新型車投時に改造
コスト(設備投資)が増大するといった問題がある。
【0005】また、特に助力装置を使用した場合には、
シートを車室内に投入する際に、アーム機構部の移動軌
跡を制限する機構が特に設けられていないことから、作
業者は、シート把持ハンドによって把持しているシート
が、シートを投入する車体の開口部における上下および
左右の全周縁に接触しないように細かな注意を払う必要
があって熟練が必要となり、極めて作業性の悪いものと
なっている。
【0006】そこで、この発明は、シートの姿勢に拘わ
らずシートの把持を容易にしてシート把持ハンドとして
の汎用性を向上させ、また、シートを始めとする車室内
部品の車室内への搭載作業を簡素化することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、シートバックの前面を押さえる
シートバック押さえと、前記シートバックとシートクッ
ションとの隙間に挿入されて前記シートバック押さえと
でシートバックを挟持するクランププレートとを、ハン
ド本体にそれぞれ設け、このハンド本体を、ハンド支持
部に対し、前記シートバック押さえとクランププレート
とによる挟持方向に沿って回転可能に設けるとともに、
この回転方向の所定の位置でロック固定可能に構成した
構成としてある。
【0008】このような構成の車両用シート把持ハンド
によれば、シートバックのシートクッションに対する傾
斜角度などに基づくシートの姿勢あるいは種類に対応さ
せるべくハンド本体を、ハンド支持部に対して回転させ
て所定位置でロック固定する。この状態で、クランププ
レートをシートバックとシートクッションとの隙間に挿
入しつつシートバック押さえをシートバックの前面に押
さえ付け、シートを把持する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、クランププレートは、先端側がシートバック
の下部を上方に向けて押圧してシートバック押さえとで
シートバックを挟持すべくハンド本体に対して回転可能
であるとともに、前記ハンド本体のロック固定位置に応
じた所定の位置でロック固定可能である。
【0010】上記構成によれば、クランププレートを、
ハンド本体のロック固定位置に対応する位置に回転させ
てロック固定する。この状態で、クランププレートをシ
ートバックとシートクッションとの隙間に挿入しつつシ
ートバック押さえをシートバックの前面に押さえ付け
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明の構成
において、ハンド本体のハンド支持部に対する回転中心
位置は、ハンド本体および、ハンド本体と一体となって
回転する各部材からなる回転体の重心位置とほぼ一致し
ている。
【0012】上記構成によれば、ハンド本体は、これと
一体に設けられるシートバック押さえやクランププレー
トなどを含む回転体の重心位置を中心に回転するので、
アクチュエータなどの駆動源を設けることなく回転動作
が容易となる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1の発明の構成
において、ハンド本体のハンド支持部に対するロック固
定は、一方に設けたロックピンと、このロックピンが挿
入されるロック孔とで構成されている。
【0014】上記構成によれば、ロックピンがロック孔
に挿入されることで、ハンド本体がハンド支持部に対し
て所定の位置にてロック固定される。
【0015】請求項5の発明は、請求項4の発明の構成
において、ロックピンは、ロック用シリンダのロッドで
ある。
【0016】上記構成によれば、ロック用シリンダの動
作により、そのロッドがロック孔に入り込み、これによ
りハンド本体がハンド支持部に対して所定の位置にてロ
ック固定される。
【0017】請求項6の発明は、請求項2の発明の構成
において、クランププレートは、ハンド本体に設けたク
ランプ用シリンダによって回転可能であり、前記ハンド
本体に対するロック固定は、前記クランプ用シリンダに
よってなされる。
【0018】上記構成によれば、クランププレートは、
クランプ用シリンダの作動により回転するとともに、そ
の作動停止により所定の位置にてロック固定される。
【0019】請求項7の発明は、シートバックの前面を
押さえるシートバック押さえおよび、前記シートバック
とシートクッションとの隙間に挿入するクランププレー
トをそれぞれ備えたハンド本体を、ハンド支持部に対し
て回転させて、把持する車両用シートに応じた所定位置
にロック固定し、このハンド本体のロック固定位置に応
じて前記クランププレートをハンド本体に対して所定の
回転位置にロック固定し、このクランププレートを、シ
ートバックとシートクッションとの隙間に挿入した後、
回転させて前記シートバック押さえとでシートバックを
挟持して車両用シートを把持する。
【0020】上記した車両用シート把持方法によれば、
ハンド本体を車両用シートの姿勢あるいは種類に応じて
回転させて所定位置にて固定できるとともに、クランプ
プレートを前記固定したハンド本体に対応して回転させ
て固定できるので、シートバックがシートクッションに
対して起立した状態や寝かせた状態などシートの姿勢に
拘わらず、また形状の異なるシートに対しても把持可能
となる。
【0021】請求項8の発明は、車室内部品を把持する
把持部が、車室内部品搭載装置の本体部に対して上下方
向に移動可能に設けられる支持アーム機構部の先端に設
けられ、前記把持部を作業者が保持して車室内部品を車
体の開口部を通して車室内へ移動させてセットする車室
内部品の搭載装置において、前記本体部に、前記支持ア
ーム機構部の上方への移動を制限する規制部を設け、こ
の規制部による前記支持アーム機構部の上方への移動限
位置は、把持部によって把持された車室内部品あるいは
把持部自体と車体開口部における上方の縁部との間に所
定のクリアランスを形成するよう設定してある。
【0022】上記構成によれば、支持アーム機構部を上
方への移動を制限された状態としたまま、把持部に把持
された車室内部品を車体の開口部から投入する。このと
き、把持部によって把持された車室内部品あるいは把持
部自体と車体開口部における上方の縁部との間には、所
定のクリアランスが形成されているので、作業者は、支
持アーム機構部を上方に押し付けるようにして操作する
ことで、車室内部品と車体開口部の左右の縁部の一方の
みとの間のクリアランスに注意を払うだけでよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ハンド本体を
車両用シートの姿勢あるいは種類に応じて回転させて所
定の位置にてロック固定できるので、シートバックがシ
ートクッションに対して起立した状態や寝かせた状態な
どシートの姿勢に拘わらず、また形状の異なるシートに
対しても把持可能となり、シート把持ハンドとしての汎
用性を向上させることができる。
【0024】請求項2の発明によれば、ハンド本体を車
両用シートの姿勢あるいは種類に応じて回転させてロッ
ク固定できる上、クランププレートを、ハンド本体のロ
ック固定位置に対応する位置に回転させてロック固定で
きるので、クランププレートをシートバックとシートク
ッションとの隙間に挿入して把持する作業を、シートの
姿勢あるいは種類に応じてより簡素化することができ
る。
【0025】請求項3の発明によれば、ハンド本体は、
これと一体となって回転する各部材を含む回転体の重心
位置を中心に回転する構成としたので、特にアクチュエ
ータなどを設けることなく回転動作が容易となり、アク
チュエータなどを設けない分ハンド全体の重量を軽減す
ることができる。
【0026】請求項4の発明によれば、ロックピンがロ
ック孔に挿入されることで、ハンド本体をハンド支持部
に対して所定の位置にて確実にロック固定することがで
きる。
【0027】請求項5の発明によれば、ロック用シリン
ダの動作により、そのロッドをロック孔に挿入すること
で、ハンド本体をハンド支持部に対して所定の位置にて
確実にロック固定することができる。
【0028】請求項6の発明によれば、クランププレー
トは、クランプ用シリンダの作動により回転し、その作
動停止により所定の位置にて確実にロック固定すること
ができる。
【0029】請求項7の発明によれば、ハンド本体を車
両用シートの姿勢あるいは種類に応じて回転させて所定
の位置にて固定できるとともに、クランププレートを前
記所定位置で固定したハンド本体に対応して回転させて
所定位置にて固定できるので、シートバックがシートク
ッションに対して起立した状態や寝かせた状態などシー
トの姿勢に拘わらず、また形状の異なるシートに対して
も容易に把持することができる。
【0030】請求項8の発明によれば、支持アーム機構
部を上方への移動を制限された状態としたまま、把持部
に把持された車室内部品を車体の開口部から投入するこ
とで、作業者は、車室内部品と車体開口部の左右の縁部
の一方のみとの間のクリアランスに注意を払うだけでよ
く、車室内部品の搭載作業が容易なものとなる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0032】図1および図2は、この発明の実施の一形
態を示す把持部としての車両用シート把持ハンド1の側
面図で、図1はシートバック3をシートクッション5に
対して寝かせた状態の車両用シート7を把持する際のも
ので、図2はシートバック9をシートクッション11に
対してほぼ直立させた状態の車両用シート13を把持す
る際のものである。図3は図1の上面図である。
【0033】図4は、図1における車両用シート7を、
作業者による搭載作業を補助する車室内部品搭載装置と
しての助力装置15を用いて車体Bの室内に投入してい
る状態を示す全体構成図であり、この助力装置15の本
体部17に設けられた支持アーム機構部19の先端に、
車両用シート把持ハンド1が装着されている。なお、上
記車体Bは、図4中で紙面に直交する方向が車体前後方
向であり、この方向に向けてハンガHに支持された状態
で搬送され、この搬送移動と同期して助力装置15も移
動しながら車室内部品としての車両用シートを搭載す
る。
【0034】支持アーム機構部19の先端には、図1に
示すように円筒状の保持部21が設けられ、保持部21
内にベアリング23を介して回転支持軸25が回転可能
に収容されている。回転支持軸25は保持部21から下
方に突出した連結具27に連結され、連結具27の図1
中で左側の端面には、ハンド支持部としての支持ブラケ
ット29が取付けられている。
【0035】支持ブラケット29は、連結具27にボル
ト31によって固定される固定板33と、固定板33の
図3中で上下両端から前方に延長される相互に平行な一
対のハンド支持板35とから構成されている。固定板3
3近傍のハンド支持板35の両側面には、作業者が車両
用シート把持ハンド1を移動させる際に掴む操作用レバ
ー37が設けられている。
【0036】支持ブラケット29における一対のハンド
支持板35相互間には、ハンド本体39が配置されてい
る。ハンド本体39は、ハンド支持板35に対向する一
対の側板41と、側板41の図3中で左端部相互が連結
される端板43とから構成され、側板41が、ハンド回
転中心軸45を介してハンド支持板35に回転可能に支
持されている。ハンド回転中心軸45は、ハンド本体3
9および、ハンド本体39に装着される後述する各部材
を含む、ハンド回転中心軸45を中心として回転する回
転体のほぼ重心となる位置に設けられている。
【0037】端板43には、図3に示すように、ほぼL
字状のハンド切替用グリップ46が装着され、作業者
は、このハンド切替用グリップ46を掴んで、ハンド本
体39を回転させる。
【0038】図3中で下部側のハンド支持板35には、
ロック用シリンダ47が装着され、ロック用シリンダ4
7のロックピンとしてのロッド49はハンド本体39側
に突出している。一方、これに対向するハンド本体39
側の側板41には、ハンド回転中心軸45を中心とした
円弧線上に中心を有するロック孔51が複数形成されて
いる。ここでのロック孔51は、図1の車両用シート7
を把持する状態でロッド49が入り込むものと、図2の
車両用シート13を把持する状態でロッド49が入り込
むものとの二つ形成されている。
【0039】上記ロック用シリンダ47のロッド49
は、常時は突出していずれかのロック孔51に入り込ん
でロックされた状態となっている。このロックを解除す
るために、ハンド本体39の端板43の近傍の図3中で
下部側の側板41には、ロック解除用押しボタンスイッ
チ52が設けられている。ロック解除用押しボタンスイ
ッチ52は、作業者がハンド切替用グリップ46を掴ん
だまま操作できる位置に配置され、継続して押されるこ
とで、ロック解除も継続して行われるものとする。
【0040】ハンド本体39の先端側の車両用シート7
(13)に対向する位置には、シートバック3(9)の
前面を押さえ付ける平板状のシートバック押さえ53が
装着されている。シートバック押さえ53には、取付ブ
ラケット55が固定され、この取付ブラケット55がピ
ン57を介してハンド本体39の側板41に回転可能に
支持されている。
【0041】一方、シートバック3(9)とシートクッ
ション5(11)との隙間に挿入されるクランププレー
ト57は、ブラケット59を介してハンド本体39の側
板41に支持されている。ブラケット59は、クランプ
プレート57に固定される固定部59aと、固定部59
aから図3中で左側に突出するベルクランク状の一対の
支持板59bとを備え、この支持板59bのほぼ中心部
に回転支持軸61が回転可能に支持されている。回転支
持軸61の両端は、ハンド本体39の側板41の固定さ
れ、これによりクランププレート57は、回転支持軸6
1を中心にハンド本体39に対して回転可能となる。
【0042】クランププレート57の回転動作は、ハン
ド本体39の側板41相互間に配置されたクランプ用シ
リンダ63によってなされる。クランプ用シリンダ63
は、側板41相互間に両端が固定された支持軸65にブ
ラケット67を介して回転可能に支持されている。クラ
ンプ用シリンダ63のロッド69は、支持板59bの端
部に支持ピン71を介して回転可能に取付けられ、この
ロッド69の進退移動により、支持板59bを含むブラ
ケット59を介してクランププレート57が回転する。
【0043】シートバック3(9)とシートクッション
5(11)との隙間に挿入する際のクランププレート5
7のハンド本体39に対する最適な回転位置は、車両用
シートの姿勢や種類によって異なる。車両用シートに応
じたハンド本体39の回転位置は、支持ブラケット29
に設けた近接スイッチ73が検出することで確認され、
この検出データに対応してクランプ用シリンダ63が作
動し、クランププレート57を上記最適な回転位置に設
定する。近接スイッチ73は、一対のハンド支持板35
相互を上部にて連結する、図3では省略してある取付板
75の下面中央に固定され、ハンド本体39に対し、接
触式のものでも非接触式のものでもよい。
【0044】図4に示す助力装置15における支持アー
ム機構部19は、本体部17に一端が回動可能に支持さ
れた平行リンク機構77と、この平行リンク機構77の
先端に連結されたL字アーム79とから構成されてい
る。平行リンク機構77は、先端にピン81を介して回
転可能にブラケット83が設けれられ、ブラケット83
の下端にL字アーム79の上端が、図4中で上下方向の
軸を中心として回転可能に連結されている。
【0045】L字アーム79は、上端がブラケット83
に連結される鉛直アーム85と、この鉛直アーム85の
下端に連結される水平アーム87とからなり、この水平
アーム87の先端に前述の車両用シート把持ハンド1が
取付けられる。
【0046】本体部17は、支持具89の下端に、図4
中で上下方向の軸を中心として回転可能に支持され、支
持具89は、天井に施設されたガイドレール91に沿っ
て図4中で紙面に直交する方向に移動可能な移動体93
の下面に固定されている。
【0047】図5は、助力装置15の本体部17を中心
として拡大して示した正面図で、図6は図5の右側面図
である。本体部17は、所定間隔をおいて相互に平行に
配置された一対のフレーム板95を備えている。このフ
レーム板95の下端相互を連結する底板97上に、作業
者による支持アーム機構部19に対する上下動操作に追
随して作動するシリンダ99が設置固定されている。
【0048】一方、支持アーム機構部19のリンク機構
77における2本のリンク部材77a,77bの各端部
は、上記一対のフレーム板95相互に両端が固定される
回動支持軸103,105に回転可能に連結されてい
る。このうち下部側のリンク部材77bのさらに端部側
には、長孔107が形成され、この長孔107には、図
5中で紙面に直交する方向に延長される連結軸109が
挿入されている。この連結軸109の両端には、図5中
で上下方向に移動可能な一対の可動板111の下部が固
定されている。
【0049】一対の可動板111は、上部が図5中で右
方向に屈曲して形成される突起111aがそれぞれ設け
られている。この各突起111a相互は連結ロッド11
3によって回転可能に連結され、連結ロッド113にお
ける中央の平板部113aに前記シリンダ99のロッド
115の先端が固定されている。
【0050】左右の各フレーム板95には、可動板11
1の下方への移動、すなわち支持アーム機構部19の先
端側の上方への移動を制限するための上限規制シリンダ
117が設けられている。上限規制シリンダ117は、
規制部としてのロッド119を図6に示すように突出さ
せた状態で、可動板111の各突起111aがこのロッ
ド119に干渉する位置となるよう設置されている。突
起111aが、上限規制シリンダ117より上方に位置
している状態で、ロッド119を突出させることで、可
動板111の下方への移動、すなわち支持アーム機構部
19先端の上方への移動が制限される。
【0051】次に、上記した車両用シート把持ハンド1
による車両用シートの把持動作および、助力装置15を
用いた車両用シートの車室内への搭載動作を説明する。
【0052】図1に示す車両用シート7は、シートクッ
ション5を車体前後方向にスライドさせるためのシート
スライド121を装着したまま車室内に投入するもので
あり、このシートスライド121は、車体前後方向に長
く形成されて車体前後方向へのスライド量を多く確保し
たものである。このような形態の車両用シート7は、例
えばRV車の後部座席に適用される。この場合には、シ
ートスライド121が長いために、図2に示すようにシ
ートバック9の前面を車体前方側に向けた状態で車体B
のドア開口部から投入しようとすると、長いシートスラ
イド121が邪魔になり、車室内への投入が不可能とな
る。
【0053】このため、図1に示す車両用シート7の場
合には、シートバック3を寝かせた状態としてシートス
ライド121が装着されることによる高さ寸法の増大を
抑え、かつ図4に示すように、車体Bに対して横向きの
状態で投入する。シートバック3を寝かせた状態の車両
用シート7を把持する際には、ハンド本体39は、支持
ブラケット29に対して図1に示す位置に回転させてあ
り、ロック用シリンダ47のロッド49がハンド本体3
9の側板41の一方のロック孔51に入り込んでいる。
【0054】図1に示す位置にあるハンド本体39は、
近接スイッチ73が検出することで確認され、この検出
信号によってクランプシリンダ63が作動し、クランプ
プレート57が図1における実線の位置にロック固定さ
れる。この状態で作業者は、車両用シート把持ハンド1
を、操作レバー37を掴んだ状態で、車体Bの搬送ライ
ンの側方に配置されている車両用シート7に接近させ、
寝かせた状態のシートバック3とシートクッション5と
の隙間にクランププレート57を挿入する。このときの
クランププレート57は、シートバック3を寝かせた姿
勢の車両用シート7に対して挿入しやすい位置にロック
固定されており、クランププレート57の挿入作業が容
易である。
【0055】クランププレート57の上記挿入作業によ
ってシートバック押さえ53は、シートバック3の前面
に接触する。この状態で、図示しないスイッチの操作に
よりクランプ用シリンダ63を作動させてそのロッド6
9を前進させ、クランププレート57を、図1中の二点
鎖線位置となるよう回転させてシートバック3の下部を
上方に向けて押し付ける。これによりシートバック3が
クランププレート57とシートバック押さえ53とによ
って挟持されて、車両用シート7は車両用シート把持ハ
ンド1に把持されることになる。
【0056】車両用シート把持ハンド1に把持された車
両用シート7は、作業者が操作レバー37を掴んだ状態
で助力装置15の本体部17を旋回させることで車体B
側に移動させ、車体Bのドア開口部から車室内の所定位
置に投入する。この投入作業時には、図5および図6に
示すように、上限規制シリンダ117のロッド119を
突出させ、この突出したロッド119に可動板111の
突起111aが上方から接触して押し付けられた状態と
なるよう、作業者は支持アーム機構部19を上方向に押
し付けるようにして車両用シート把持ハンド1を操作す
る。
【0057】図7は、上記のような操作によるシート投
入時での車体Bの後部座席のドア開口部Pに対する車両
用シート7および車両用シート把持ハンド1の位置関係
を示しており、これら投入物周辺とドア開口部Pの上方
の縁部との間には、所定のクリアランスとしての上部ク
リアランスCが確保されているものとする。この上部ク
リアランスCを確保したまま車両用シート7をドア開口
部Pから投入するようにすれば、作業者は、ドア開口部
Pの上下の周縁との接触に注意を払う必要がなく、車体
前後方向の一方、例えば図中で左側の周縁との接触に注
意を払うのみでよく、投入作業が容易となる。
【0058】シート投入前には、上下規制シリンダ11
7のロッド119は後退させておき、支持アーム機構部
19の上下動の規制を解除し、ハンドリングしやすい状
態としておく。
【0059】なお、上記例では、助力装置15における
支持アーム機構部19の上方移動位置を制限して車室内
に投入する車室内部品として車両用シートを用いたが、
車両用シートに限らず、他の車室内部品を用いてもよ
い。
【0060】シート投入後は、クランププレート57
を、実線位置に戻してからシートバック3とシートクッ
ション5との隙間から引き抜き、車両用シート把持ハン
ド1を車外へ移動させ、次の車両用シートの投入作業に
備える。
【0061】図1の車両用シート7の投入後、図2に示
すシートバック9を直立させた状態の車両用シート13
を投入する際には、車両用シート把持ハンド1は、ハン
ド本体39を支持ブラケット29に対し、図1の状態か
ら図中で右回りに回転変位させた状態とする。このシー
ト13の車室内への投入は、シートバック9の前面が車
体前方側へ向いた状態で行う。
【0062】上記ハンド本体39の回転変位は、作業者
がロック解除用押しボタンスイッチ52を操作してロッ
ク用シリンダ47のロッド49を後退させて状態で行
う。後退したロッド49は、ハンド本体39側のロック
孔51から引き抜かれてロックが解除され、この状態で
作業者は、ハンド切替用グリップ46を掴んで、ハンド
本体39を図2の位置となるよう回転させる。
【0063】このときのハンド本体39のハンド回転中
心軸45は、ハンド本体39および、ハンド本体39に
装着される各部材を含む、ハンド回転中心軸45を中心
として回転する回転体のほぼ重心となる位置に設けられ
ているので、特にアクチュエータなどを設けなくても回
転操作が容易である。車両用シート把持ハンド1をロボ
ットに装着した場合でも、ハンド本体39をロボット以
外の治具に当てることで、回転操作が容易にできる。
【0064】上記したアクチュエータなどが不要なこと
から、ハンド全体の重量を軽減でき、これを取付ける助
力装置あるいはロボットをより小型化することが可能と
なる。
【0065】ハンド本体39の回転操作中は、ロック解
除用押しボタンスイッチ52を押したままとしてロック
解除を継続させておき、回転操作終了した時点でロック
解除用押しボタンスイッチ52に対する押圧操作を解除
する。これにより、ロッド49が突出してハンド本体3
9の側板41の他方のロック孔51に入り込み、ハンド
本体39は、図2に示す回転位置にて支持ブラケット2
9にロック固定される。
【0066】図2に示す位置のハンド本体39は、近接
スイッチ73が検出することで確認され、この検出信号
によってクランプ用シリンダ63が作動し、クランププ
レート57が図2に示す実線の位置に回転してロック固
定される。この状態で作業者は、前述した車両用シート
7のときと同様に、車両用シート把持ハンド1を、操作
レバー37を掴んだ状態で、車体Bの搬送ラインの側方
に配置されている車両用シート13に接近させ、直立状
態のシートバック9とシートクッション11との隙間に
クランププレート57を挿入する。このときのクランプ
プレート57は、シートバック3を直立させた姿勢の車
両用シート13に対して挿入しやすい位置にロック固定
されており、クランププレート57の挿入作業が容易で
ある。
【0067】クランププレート57の上記挿入作業によ
ってシートバック押さえ53は、シートバック9の前面
に接触する。この状態で、図示しないスイッチの操作に
よってクランプ用シリンダ63を作動させてそのロッド
69を前進させ、クランププレート57を、図1中の二
点鎖線位置となるよう回転させてシートバック9の下部
を上方に向けて押し付ける。これによりシートバック9
がクランププレート57とシートバック押さえ53とに
よって挟持されて、車両用シート13は車両用シート把
持ハンド1に把持されることになる。
【0068】以後は、図1に示した車両用シート7と同
様にして、車体Bの室内に投入する。但し、この場合、
前述したように、シートバック9の前面が車体前方側を
向く状態で投入する。
【0069】このように、上記した車両用シート把持ハ
ンド1は、ハンド本体39が支持ブラケット29に対し
て回転する構造であることから、図1のように、シート
バック3が寝かされた状態での車両用シート7であって
も、また図2のように、シートバック9が直立した状態
の車両用シート13であっても、把持が容易であり、異
なる車種間での相互使用も可能で、このため多車種が搬
送ラインを順次搬送されてくる、いわゆる混流生産ライ
ンにも充分対応でき、また新型車投時での改造コスト
(設備投資)も軽減される。
【0070】なお、上記実施の形態では、ハンド本体3
9が、図1の車両用シート7と図2の車両用シート13
にそれぞれ対応すべく、支持ブラケット29に対して2
箇所でロック固定する構造としてあるが、このロック固
定箇所をさらに増やすことで、シートバックを、図1の
寝かせた状態および図2の直立した状態以外の別の傾斜
角度とした車両用シートにも対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す車両用シート把
持ハンドの側面図である。
【図2】図1の車両用シート把持ハンドにより、シート
バックを直立させた車両用シートを把持している状態を
示す動作説明図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の車両用シート把持ハンドにより、車両用
シートを車室内に投入している状態を示す説明図であ
る。
【図5】図1の車両用シート把持ハンドを備えた助力装
置における要部の正面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図5および図6に示した助力装置を用いて車両
用シートを車室内に投入する際に、車両用シートおよび
車両用シート把持ハンドとドア開口部周辺とのクリアラ
ンスを示す説明図である。
【符号の説明】
1 車両用シート把持ハンド(把持部) 3,9 シートバック 5,11 シートクッション 7,13 車両用シート(車室内部品) 15 助力装置(車室内部品搭載装置) 17 本体部 19 支持アーム機構部 29 支持ブラケット(ハンド支持部) 39 ハンド本体 45 ハンド回転中心軸(回転中心位置) 47 ロック用シリンダ 49 ロッド(ロックピン) 51 ロック孔 53 シートバック押さえ 57 クランププレート 63 クランプ用シリンダ 119 ロッド(規制部) P 車体開口部 C 所定のクリアランス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの前面を押さえるシートバ
    ック押さえと、前記シートバックとシートクッションと
    の隙間に挿入されて前記シートバック押さえとでシート
    バックを挟持するクランププレートとを、ハンド本体に
    それぞれ設け、このハンド本体を、ハンド支持部に対
    し、前記シートバック押さえとクランププレートとによ
    る挟持方向に沿って回転可能に設けるとともに、この回
    転方向の所定の位置でロック固定可能に構成したことを
    特徴とする車両用シート把持ハンド。
  2. 【請求項2】 クランププレートは、先端側がシートバ
    ックの下部を上方に向けて押圧してシートバック押さえ
    とでシートバックを挟持すべくハンド本体に対して回転
    可能であるとともに、前記ハンド本体のロック固定位置
    に応じた所定の位置でロック固定可能であることを特徴
    とする請求項1記載の車両用シート把持ハンド。
  3. 【請求項3】 ハンド本体のハンド支持部に対する回転
    中心位置は、ハンド本体および、ハンド本体と一体とな
    って回転する各部材からなる回転体の重心位置とほぼ一
    致していることを特徴とする請求項1記載の車両用シー
    ト把持ハンド。
  4. 【請求項4】 ハンド本体のハンド支持部に対するロッ
    ク固定は、一方に設けたロックピンと、このロックピン
    が挿入されるロック孔とで構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の車両用シート把持ハンド。
  5. 【請求項5】 ロックピンは、ロック用シリンダのロッ
    ドであることを特徴とする請求項4記載の車両用シート
    把持ハンド。
  6. 【請求項6】 クランププレートは、ハンド本体に設け
    たクランプ用シリンダによって回転可能であり、前記ハ
    ンド本体に対するロック固定は、前記クランプ用シリン
    ダによってなされることを特徴とする請求項2記載の車
    両用シート把持ハンド。
  7. 【請求項7】 シートバックの前面を押さえるシートバ
    ック押さえおよび、前記シートバックとシートクッショ
    ンとの隙間に挿入するクランププレートをそれぞれ備え
    たハンド本体を、ハンド支持部に対して回転させて、把
    持する車両用シートに応じた所定位置にロック固定し、
    このハンド本体のロック固定位置に応じて前記クランプ
    プレートをハンド本体に対して所定の回転位置にロック
    固定し、このクランププレートを、シートバックとシー
    トクッションとの隙間に挿入した後、回転させて前記シ
    ートバック押さえとでシートバックを挟持して車両用シ
    ートを把持することを特徴とする車両用シート把持方
    法。
  8. 【請求項8】 車室内部品を把持する把持部が、車室内
    部品搭載装置の本体部に対して上下方向に移動可能に設
    けられる支持アーム機構部の先端に設けられ、前記把持
    部を作業者が保持して車室内部品を車体の開口部を通し
    て車室内へ移動させてセットする車室内部品の搭載装置
    において、前記本体部に、前記支持アーム機構部の上方
    への移動を制限する規制部を設け、この規制部による前
    記支持アーム機構部の上方への移動限位置は、把持部に
    よって把持された車室内部品あるいは把持部自体と車体
    開口部における上方の縁部との間に所定のクリアランス
    を形成するよう設定してあることを特徴とする車室内部
    品の搭載装置。
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