JPH11279122A - 化合物とその製造方泡共重合体樹脂とその製造方泡フォトレジスト用共重合体樹脂とその製造方泡フォトレジスト組成物とその製造方法、フォトレジストパタ―ン形成方泡及び半導体素子 - Google Patents

化合物とその製造方泡共重合体樹脂とその製造方泡フォトレジスト用共重合体樹脂とその製造方泡フォトレジスト組成物とその製造方法、フォトレジストパタ―ン形成方泡及び半導体素子

Info

Publication number
JPH11279122A
JPH11279122A JP10374661A JP37466198A JPH11279122A JP H11279122 A JPH11279122 A JP H11279122A JP 10374661 A JP10374661 A JP 10374661A JP 37466198 A JP37466198 A JP 37466198A JP H11279122 A JPH11279122 A JP H11279122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer resin
photoresist
norbornene
monomer
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10374661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3835506B2 (ja
Inventor
Min Ho Jung
▲みん▼鎬 鄭
Cha Won Koh
次元 高
Hyung Gi Kim
亨基 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Hynix Inc
Original Assignee
Hyundai Electronics Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hyundai Electronics Industries Co Ltd filed Critical Hyundai Electronics Industries Co Ltd
Publication of JPH11279122A publication Critical patent/JPH11279122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3835506B2 publication Critical patent/JP3835506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/039Macromolecular compounds which are photodegradable, e.g. positive electron resists
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F232/00Copolymers of cyclic compounds containing no unsaturated aliphatic radicals in a side chain, and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a carbocyclic ring system
    • C08F232/02Copolymers of cyclic compounds containing no unsaturated aliphatic radicals in a side chain, and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a carbocyclic ring system having no condensed rings
    • C08F232/04Copolymers of cyclic compounds containing no unsaturated aliphatic radicals in a side chain, and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a carbocyclic ring system having no condensed rings having one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/74Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
    • C07C69/753Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring of polycyclic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/04Anhydrides, e.g. cyclic anhydrides
    • C08F222/06Maleic anhydride

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 TMAH現像液に耐える物性を有するフォトレジ
ストを提供する。 【解決手段】 ノルボルネン−無水マレイン酸共重合体
構造に、下記式(3)の単量体を導入した共重合体樹脂
を含有させたフォトレジストである。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、KrFやArF等のよう
な超短波長光源用共重合体樹脂とその製造方法、及び該
樹脂を利用したフォトレジストに関し、特に本発明は、
ノルボルネン−マレイクアンヒドライド共重合体構造に
2、3−t−ブチル−5−ノルボルネン−2、3−ジカル
ボキシレート単量体を導入することにより、1G、4G
DRAM等の超高集積素子への適用が予想されるKrF(248n
m)、或いはArF(193nm)光源を利用するリソグラフィ
(lithography)工程に用いられ得る共重合体樹脂とそ
の製造方法、及び該樹脂を含むフォトレジストに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ArF用共重合体樹脂は193nm
波長での低い光吸収度、エッチング耐性、接着性等が求
められており、さらに2.38w%テトラメチルアンモニウ
ムヒドロキシド(TMAH)水溶液で現像が可能でなければ
ならないが、フォトレジストのこのような全ての特性を
満足させる共重合体樹脂を合成することは非常に困難で
ある。現在まで多数の研究方向は、193nm波長で透明性
を高めエッチング耐性を増加させるための樹脂としてノ
ボラック系列の樹脂探索に集中されてきた。これにより
ベル研究所(Bell Lab)は、共重合体主鎖に脂肪族環状
単量体(ali cyclic unit)を導入してエッチング耐性
を向上させようと試みた。
【0003】例えば、主鎖がノルボラン(norboran)、
アクリレート(acrylate)及びマレイクアンヒドライド
(maleic anhydride)に置換された構造を有する下記式
(1)の共重合体樹脂が提案された。
【化8】 前記式(1)の共重合体樹脂でマレイクアンヒドライド
部分(A部分)は、脂肪族オレフィン単量体(alicycli
c olefin unit)を重合させるため用いられた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マレイ
クアンヒドライド部分は非露光時にも2.38% TMAH水溶液
に非常によく溶解し、実際の感光膜パターニング時にパ
ターンの上部が丸く形成されるトップ ロス(top los
s)現象が発生しArF用樹脂への使用が不可能との問題点
を有していた。従って、溶解抑制のためにはt−ブチル
が置換されたB部分をさらに増加させなければならな
い。しかし、B部分が増加すればするほど相対的に下端
層(substrate)との接着力、及び感度を増加させるC
部分(カルボキシレート部分)の減少を招き、実際的な
パターニング(patterning)的にフォトレジストがウェ
ーハから脱落してパターン形成が不可能となる欠点が生
じる。本発明は、前記の従来の問題点を解決することを
目的として、発明したものであり、以下の共重合体樹脂
とその製造方法、この共重合体樹脂を含むフォトレジス
ト用共重合体樹脂とその製造方法、およびこのフォトレ
ジスト用共重合体樹脂を含むフォトレジスト組成物、さ
らにこのフォトレジスト組成物を用いて製造した半導体
素子を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前述の従
来技術の問題点を解決するため数多い研究と実験を重ね
た結果、ノルボルネン−無水マレイン酸共重合体構造に
二つの保護基を有する2、3−ジ−t−ブチル−5−ノ
ルボルネン−2、3−ジカルボキシレート単位体を導入
することにより、通常のラジカル重合で重合が容易であ
り193nm波長での透明性が高く、エッチング耐性が増加
するだけでなく、共重合体樹脂内保護率を増加させるこ
とができるため、トップ ロス(top loss)現象を抑制
しながら接着力を大きく増加させることができ、さらに
実際のパターニング実験で0.13μmの優れた解像力を現
すことができるという驚くべき事実を明かにして、本発
明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明の請求項1に記載の発明
は、下記式(3)で表されることを特徴とする化合物で
ある。
【化9】
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
化合物の製造方法であって、シクロペンタジエンと、
1、4−ジ−t−ブチルフマレートを通常の有機溶媒内
で反応させる段階と、前記有機溶媒を除去する段階を含
むことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、下記式(3)の
モノマーを含む原料から得られることを特徴とする共重
合体樹脂である。
【化10】
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の共
重合体樹脂において、第2モノマーとして、無水マレイ
ン酸を用いることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3記載の共
重合体樹脂において、第3モノマーとして、2−ヒドロ
キシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレー
ト、及び2−ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−
2−カルボキシレートからなる群から選択された1、又
は2以上の化合物を含むことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項3〜5のい
ずれかに記載の共重合体樹脂において、第4モノマーと
して、5−ノルボルネン−2−カルボン酸及びモノメチ
ル シス−5−ノルボルネン−エンド−2、3−ジカル
ボン酸からなる群から選択された1、又は2以上の化合
物を用いることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項3〜6のい
ずれかに記載の共重合体樹脂において、前記共重合体樹
脂が、下記化学式(4)〜(7)で表せる群から選択さ
れたことを特徴とする。
【化11】
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の共
重合体樹脂において、前記共重合体樹脂の分子量が3、
000〜100、000であり、前記x:y:zのモル
比は(0.001〜99%):(0〜99%):(0〜
99%)であることを特徴とする。
【0014】請求項9記載の発明は、下記式(3)のモ
ノマーと、無水マレイン酸を通常の重合開始剤の存在下
で重合反応させる段階を含むことを特徴とするフォトレ
ジスト用共重合体樹脂の製造方法である。
【化12】
【0015】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
フォトレジスト用共重合体樹脂の製造方法において、前
記重合反応時に、第3モノマーとして2−ヒドロキシエ
チル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート、及び
2−ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カル
ボキシレートからなる群から選択された1、又は2以上
の化合物をさらに添加することを特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項9又は1
0記載のフォトレジスト用共重合体樹脂の製造方法にお
いて、前記重合反応時に、第4モノマーとして5−ノル
ボルネン−2−カルボン酸及びモノメチル シス−5−
ノルボルネン−エンド−2、3−ジカルボン酸からなる
群から選択された1、又は2以上の化合物をさらに添加
することを特徴とする。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項9記載の
フォトレジスト用共重合体樹脂の製造方法において、前
記重合開始剤が、ベンゾイルパーオキシド、2、2′−
アゾビスイソブチロニトリル、アセチルパーオキシド、
ラウリルパーオキシド、t−ブチルパーアセテート及び
ジ−t−ブチルパーオキシドからなる群から選択された
1、又は2以上であることを特徴とする。
【0018】請求項13記載の発明は、請求項9記載の
フォトレジスト用共重合体樹脂の製造方法において、重
合溶媒でシクロヘキサノン、メチルエチルケトン、ベン
ゼン、トルエン、ジオキサン及びジメチルホルムアミド
中で選択された1種、又は2種以上を用いることを特徴
とする。
【0019】請求項14記載の発明は、下記式(3)の
化合物を含む原料から得られる共重合体樹脂と、有機溶
媒及び光酸発生剤を含むことを特徴とするフォトレジス
ト組成物である。
【化13】
【0020】請求項15記載の発明は、請求項14記載
のフォトレジスト組成物において、前記共重合体樹脂
が、下記化学式(4)〜(7)で表せる群から選択され
たことを特徴とする。
【化14】
【0021】請求項16記載の発明は、請求項14記載
のフォトレジスト組成物において、前記光酸発生剤がト
リフェニルスルホニウム トリフレート、又はジブチル
ナフチル スルホニウム トリフレートであることを特徴
とする。
【0022】請求項17記載の発明は、請求項14記載
のフォトレジスト組成物において、前記有機溶媒が、エ
チル 3−エトキシプロピオネート(ethyl 3 ethoxypro
pionate)、メチル 3−メトキシプロピオネート(meth
yl 3 methoxypropionate)、シクロヘキサノン(cycloh
exanon)及び、プロピレングリコール メチルエーテル
アセテート(propyleneglycol methyl ether acetate)
からなる群から選択されたことを特徴とする。
【0023】請求項18記載の発明は、フォトレジスト
組成物の製造方法であって、下記式(3)のモノマーを
含む原料から得られることを特徴とする共重合体樹脂を
通常の有機溶媒に溶解させる段階と、前記結果物溶液に
光酸発生剤を添加して攪拌する段階と、前記結果物を濾
過する段階を含むことを特徴とする。
【化15】
【0024】請求項19記載の発明は、請求項18記載
のフォトレジスト組成物の製造方法において、前記有機
溶媒が、前記共重合体樹脂の200〜1000重量%用
いることを特徴とする。
【0025】請求項20記載の発明は、請求項18記載
のフォトレジスト組成物の製造方法において、前記光酸
発生剤が、前記共重合体樹脂の0.1〜10重量%用い
ることを特徴とする。
【0026】請求項21記載の発明は、フォトレジスト
パターン形成方法であって、請求項14〜17のいず
れかに記載のフォトレジスト組成物を基板上に塗布して
フォトレジスト膜を形成する段階と、前記フォトレジス
ト膜を露光する段階と、前記フォトレジスト膜を現像す
る段階を含むことを特徴とする。
【0027】請求項22記載の発明は、請求項21記載
のフォトレジスト パターン形成方法において、前記フ
ォトレジスト膜を露光する段階の前及び/又は後で、ベ
ーク工程を行う段階をさらに含むことを特徴とする。
【0028】請求項23記載の発明は、請求項22記載
のフォトレジスト パターン形成方法において、前記ベ
ーク工程が、70〜200℃で行われることを特徴とす
る。
【0029】請求項24記載の発明は、請求項21記載
のフォトレジスト パターン形成方法において、前記フ
ォトレジスト膜を露光する段階が、ArF、KrF、DUV、E
−ビーム又はX線光源を利用して行われることを特徴と
する。
【0030】請求項25記載の発明は、請求項14〜1
7のいずれかに記載のフォトレジスト組成物を利用して
製造されることを特徴とする半導体素子である。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の前記特徴および他の特徴
を、以下において説明する。
【0032】本発明は、ノルボルネン−無水マレイン酸
共重合体構造に下記式(3)で示される2、3−ジ−t
−ブチル−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレ
ート単量体を用いることを特徴とする共重合体樹脂に関
するものである。
【化16】
【0033】本発明に係る共重合体樹脂は、好ましくは
下記式(4)〜(7)で示されるノルボルネン−無水マ
レイン酸共重合体を含む。 (1)ポリ[2、3−ジ−t−ブチル−5−ノルボルネ
ン−2、3−ジカルボキシレート/2−ヒドロキシエチ
ル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マ
レイン酸/5−ノルボルネン−2−カルボン酸]共重合
体樹脂(分子量:3、000−100、000)。
【化17】 前記式中、x:y:zの比は(0.001〜99%):
(0〜99%):(0〜99%)である。
【0034】(2)ポリ[2、3−ジ−t−ブチル−5
−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/2−ヒ
ドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレ
ート/無水マレイン酸/モノメチル−シス−5−ノルボ
ルネン−エンド−2、3−ジカルボン酸]共重合体樹脂
(分子量:3、000−100、000)。
【化18】 [前記式中、x:y:zの比は(0.001〜99
%):(0〜99%):(0〜99%)である]。
【0035】(3)ポリ[2、3−ジ−t−ブチル−5
−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/2−ヒ
ドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボキシ
レート/無水マレイン酸/5−ノルボルネン−2−カル
ボン酸]共重合体樹脂(分子量:4、000−100、0
00)。
【化19】 前記式で、xのモル%は0.001〜99%、より好ま
しくは〜99%であり、y及びzはそれぞれ0.1〜9
9%である。
【0036】(4)ポリ[2、3−ジ−t−ブチル−5
−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/2−ヒ
ドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボキシ
レート/無水マレイン酸/モノメチル−シス−5−ノル
ボルネン−エンド−2、3−ジカルボン酸]共重合体樹
脂(分子量:4、000−100、000)。
【化20】 前記式で、x:y:zの比は(0.001〜99%):
(0〜99%):(0〜99%)である。
【0037】本発明に係る式(4)の共重合体樹脂は、
下記反応式Iに示すように2、2−ジ−t−ブチル−5−
ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート、2−ヒド
ロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレー
ト、無水マレイン酸及び5−ノルボルネン−2−カルボ
ン酸を通常の重合開始剤の存在下で反応させて製造する
ことができる。
【化21】
【0038】本発明に係る式(5)の共重合体樹脂は、
下記反応図式IIに示すように2、2−ジ−t−ブチル−
5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート、2−
ヒドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシ
レート、無水マレイン酸及びモノメチル−シス−5−ノ
ルボルネン−エンド−2、3−ジカルボン酸を通常の重
合開始剤の存在下で反応させて製造することができる。
【化22】
【0039】本発明に係る式(6)の共重合体樹脂は、
下記反応図式IIIに示すように2、2−ジ−t−ブチル−
5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート、2−
ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボキ
シレート、無水マレイン酸及び5−ノルボルネン−2−
カルボン酸を通常の重合開始剤の存在下で反応させて製
造することができる。
【化23】
【0040】本発明に係る式(7)の共重合体樹脂は、
下記反応図式IVに示すように 2、2−ジ−t−ブチル
−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート、2
−ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボ
キシレート、無水マレイン酸及びモノメチル−シス−5
−ノルボルネン−エンド−2、3−ジカルボン酸を通常
の重合開始剤の存在下で反応させて製造することができ
る。
【化24】
【0041】本発明に係る共重合体樹脂(式(4)〜
(7))は、バルク重合又は溶液重合等通常の重合方法
に従い製造することができる。本発明で使用可能な重合
開始剤としてはベンゾイルパーオキサイド、2、2′−
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルパーオ
キサイド、ラウリルパーオキサイド、t−ブチルパーア
セテート、ジ−t−ブチルパーオキサイド等を含む。さ
らに、溶媒としてはシクロヘキサノン、メチルエチルケ
トン、ベンゼン、トリエル、ジオキサン、ジメチルホル
ムアミド等の単独溶媒、又はこれ等の混合溶媒を用いる
ことができる。本発明に係る共重合体樹脂の製造におけ
る重合反応条件は、一般的なラジカル重合温度及び圧力
を反応物の特性に従い調節して用いることができ、60
〜200℃の温度、及び窒素又はアルゴン雰囲気下で4
〜24時間行うのが好ましい。
【0042】本発明に係る共重合体樹脂は、現像液に対
する溶解抑制剤に作用するt−ブチル基を2個ずつ含む
2、3−ジ−t−ブチル−5−ノルボルネン−2、3−ジ
カルボキシレートが導入されているため、相対的に少な
い量でもトップロス現象を防止することができる。従っ
て、共重合体内で接着性を向上させる2−ヒドロキシエ
チル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレートの量を
より増加させることができ接着力を著しく増加させるこ
とができる。その結果、本発明に係り製造された共重合
体樹脂は、1G、4GDRAMへの適用が予想されるリソグ
ラフィ(lithography)工程で有用に用いることができ
る。
【0043】本発明に係る共重合体樹脂は、通常のフォ
トレジスト組成物の製造方法に従い有機溶媒に一般的な
光酸発生剤と混合し、フォトレジスト溶液を製造するこ
とによりポジティブ微細画像形成に用いることができ
る。半導体素子の感光膜パターンの形成工程において、
本発明の共重合体樹脂の使用量は有機溶媒、光酸発生剤
及びリソグラフィ条件等に従い変化することもあるが、
フォトレジストの製造時に用いる有機溶媒に対し約10
〜30重量%用いる。
【0044】本発明に係る共重合体樹脂を利用し、半導
体素子の感光膜パターンを形成する方法を具体的に説明
すれば次の通りである。本発明に係る共重合体樹脂をシ
クロヘキサノンに10〜30重量%に溶解させ、光酸発
生剤としてオニウム塩又は有機スルホン酸を共重合体樹
脂に対し0.1〜10重量%に配合し、超微細フィルタ
で濾過してフォトレジスト溶液を製造する。ここで使用
可能な光酸発生剤としては、トリフェニル スルホニウ
ム トリフレート、ジブチルナフチルスルホニウム トリ
フレート、2、6−ジメチルフェニルスルホネート、ビ
ス(アリルスルホニル)−ジアゾメタン、オキシムスル
ホネート、2、1−ジアゾナフトキノン−4−スルホネ
ート等を含む。一方、有機溶媒としては前記シクロヘキ
サノンの代りに、エチル−3−エトキシプロピオネート
(ethyl−3−ethoxypropionate)、メチル−3−メトキ
シ プロピオネート(methyl−3−methoxypropionat
e)、プロピレングリコール メチルエーテルアセテート
(propyleneglycol methyl ether acetate)等を用いる
こともできる。溶媒は使用されたフォトレジスト樹脂の
200〜1000重量%の量で用いるのが好ましい。
【0045】このように製造されたフォトレジスト溶液
をシリコン ウェーハにスピン塗布して薄膜を作った
後、80〜150℃のオーブン又は熱板で1〜5分間加
熱処理し、遠紫外線露光装置、又はエキシマレーザ露光
装置を利用して露光した後、100〜200℃の温度で
1秒〜5分間後熱処理する。このように露光したウェー
ハを、2.38%TMAH水溶液中に1〜1分30秒の間 浸
漬することによりポジティブ レジスト パターンを得る
ことができる。この時、露光源としてはこの他にもAr
F、KrF、E−beam、EUV(extremly ultravio let)、ion
beam等を用いることができる。この時、照射される露
光エネルギーは0.1〜10mJ/cm2であるのが好まし
い。
【0046】
【実施例】以下、製造例及び実施例に基づき本発明を具
体的に説明するが、これ等で本発明の技術的範囲が限定
されるものと理解してはならない。
【0047】製造例1:2、3−ジ−t−ブチル−5−
ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレートの合成 反応器にシクロペンタジエン22gを投入後、テトラヒ
ドロフラン溶媒150gを投入し均一に攪拌した。反応
混合物に、1、4−ジ−t−ブチルフマレート70gを
投入し20〜80℃の温度で攪拌させながら10時間ほ
ど反応させた。反応完了後ロータリ蒸留器で溶媒を除去
した後、減圧蒸留して2、3−ジt−ブチル−5−ノル
ボルネン−2、3−ジカルボキシレート72gを得た
(収率:74%)。
【0048】製造例2:2−ヒドロキシエチル−5−ノ
ルボルネン−2−カルボキシレートの合成 反応器にシクロペンタジエン66gと、2−ヒドロキシ
エチルアクリルレート140gをテトラヒドロフラン溶
媒140g中に溶解させ、30℃で24時間反応させた
後、ロータリ蒸留器で溶媒を除去してから減圧蒸留し
て、2−ヒドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カ
ルボキシレート148gを得た(収率:72%)。
【0049】製造例3:2−ヒドロキシプロピル−5−
ノルボルネン−2−カルボキシレートの合成 2−ヒドロキシエチルアクリレートの代りに、3−ヒド
ロキシプロピルアクリルレート152gを用いることを
除いては、製造例2と同様の方法により、3−ヒドロキ
シプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート
156gを得た(収率:74%)。
【0050】製造例4:5−ノルボルネン−2−カルボ
ン酸の合成 反応器にシクロペンタジエン66gと、アクリル酸86
gをテトラヒドロフラン溶媒500g中に溶解させ、約
30℃で24時間ほど反応させた後、ロータリ蒸留器で
溶媒を除去しながら減圧蒸留して、5−ノルボルネン−
2−カルボキシレート110gを得た(収率:71
%)。
【0051】製造例5:モノメチル−シス−5−ノルボ
ルネン−エンド−2、3−ジカルボキシレートの合成 反応器にシクロペンタジエン66gを投入後、テトラヒ
ドロフラン溶媒 500gを投入して均一に混合した。
反応混合物に無水マレイン酸98gを投入し、0℃の温
度で攪拌させながら12時間ほど反応させ、沈澱物を濾
過して得た反応物を10%NaOH水溶液に投入して加水分
解させた後、10%硫酸溶液に中和させた。反応完了後
にフィルタを利用して乾燥させ、モノメチル−シス−5
−ノルボルネン−エンド−2、3−ジカルボキシレート
150gを得た(収率:86%)。
【0052】実施例1:ポリ[2、3−ジ−t−ブチル
−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/2
−ヒドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキ
シレート/無水マレイン酸/5−ノルボルネン−2−カ
ルボン酸]共重合体樹脂(式(4))の合成 無水マレイン酸1モル、製造例1で合成した2、3−ジ
−t−ブチル−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキ
シレート0.5〜0.9モル、製造例2で合成した2−ヒ
ドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレ
ート0.05〜0.8モル、及び製造例4で合成した5−
ノルボルネン−2−カルボキシレート0.01〜0.5
モルをテトラヒドロフラン又はトルエンに溶解させた。
次いで重合開始剤として2、2′−アゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)0.5〜10gを投入後、窒素又はア
ルゴン雰囲気下で65〜70℃の温度で4〜24時間反
応させた。このようにして生成された粗生成物をエチル
エーテル、或いは核酸で沈澱乾燥させ分子量3、000
〜100、000の標題共重合体樹脂(式(4))58
gを得た(収率:80%)。ここで合成した共重合体樹
脂はArF光に対する透明性が高く、エッチング耐性が増
加され2.38wt% TMAH水溶液で現像可能であり、接着
性が優れ大量生産が可能な共重合体樹脂である。
【0053】実施例2:ポリ[2、3−ジ−t−ブチル
−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/2
−ヒドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボキ
シレート/無水マレイン酸/モノメチル−シス−5−ノ
ルボルネン−エンド−2、3−ジカルボキシレート]共
重合体樹脂(式(5))の合成 5−ノルボルネン−2−カルボン酸の代りに、製造例5
で合成したモノメチル−シス−5−ノルボルネン−エン
ド−2、3−ジカルボキシレート10gを用いることを
除いては実施例1と同様の方法によって、分子量3、0
00〜 100、000の標題共重合体樹脂(式
(5))62gを得た(収率:81%)。ここで合成し
た共重合体樹脂は実施例1の樹脂と類似の性質を有し、
さらにモノメチル−シス−5−ノルボルネン−エンド−
2、3−ジカルボキシレートの導入に従い悪臭性を除去
した優れた共重合体樹脂である。
【0054】実施例3:ポリ[2、3−ジ−t−ブチル
−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/3
−ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボ
キシレート/無水マレイン酸/5−ノルボルネン−2−
カルボン酸]共重合体樹脂(式(6))の合成 2−ヒドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カルボ
キシレートの代りに、製造例3で合成した3−ヒドロキ
シプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート
20gを用いることを除いては実施例1と同様の方法に
よって、分子量4、000〜100、000の標題共重合
体樹脂(式(6))60gを得た(収率:79%)。こ
こで合成した共重合体樹脂は、3−ヒドロキシプルピル
−5−ノルボルネン−2−カルボキシレートの導入に従
い親水基(−OH)が属する鎖の炭素数が三つに増加する
ため、鎖(chain)の柔軟性(flexibility)が増加し向
上された接着力を有する共重合体樹脂である。
【0055】実施例4:ポリ[2、3−ジ−t−ブチル
−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレート/3
−ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カルボ
キシレート/無水マレイン酸/モノメチル−シス−5−
ノルボルネン−エンド−2、3−ジカルボキシレート]
共重合体樹脂(式(7))の合成 5−ノルボルネン−2−カルボン酸の代りに、製造例5
で合成したモノ メチル−シス−5−ノルボルネン−エ
ンド−2、3−ジカルボキシレート10gを用いること
を除いては実施例1と同様の方法により、分子量3、0
00〜100、000の標題共重合体樹脂(式(7))
62gを得た(収率:80%)。ここで合成した共重合
体樹脂は、実施例3の樹脂の性質と類似するが単量体の
悪臭問題を解決して量産可能な共重合体樹脂である。
【0056】実施例5:フォトレジスト合成及びパター
ン形成 実施例1〜4で合成した共重合体樹脂(式(4)〜
(7))中、いずれか一つの樹脂10gを40gの3−
メトキシメチルプロピオネート溶媒に溶解した後、光酸
発生剤としてトリフェニル スルホニウム トリフレート
又はジブチルナフチルスルホニウム トリフレートの約
0.2〜1gを投入後、攪拌させてからフィルタで濾過
してフォトレジスト溶液を得た。その後、フォトレジス
ト溶液をウェーハの表面にスピンコーティングして薄膜
を製造した後、70〜150℃のオーブン又は熱板で1
〜5分間ソフトベークし、露光装置を用いて250nm波
長の光源で露光した後、90〜160℃でポストベーク
した。この時、前記ソフトベーク及びポストベーク温度
は70〜 200℃内で行うことができる。以後、前
記露光加熱したウェーハを現像液として0.01〜5重
量%濃度のTMAH水溶液に1分30秒間浸漬して現像する
ことにより超微細感光膜パターンが得られた。(解像
力:0.13μm)
【0057】
【発明の効果】本発明に係る共重合体樹脂は、ノルボル
ネン−無水マレイン酸共重合体構造に2、3−ジ−t−
ブチル−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシレー
ト単量体を導入することにより通常のラジカル重合で容
易に重合することができ、193nm波長に対する透明性
が高くエッチング耐性が増加するだけでなく共重合体樹
脂内保護率を増加させることができ、トップロス(top
loss)現象を抑制しながら接着力を大きく増加させるこ
とができるとともに、実際のパターニング実験で0.1
3μmの優れた解像力を現すことが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08L 35/02 H01L 21/30 502R

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(3)で表されることを特徴とす
    る化合物。 【化1】
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物の製造方法であっ
    て、 シクロペンタジエンと、1、4−ジ−t−ブチルフマレ
    ートを通常の有機溶媒内で反応させる段階と、 前記有機溶媒を除去する段階とを含むことを特徴とする
    化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】 下記式(3)のモノマーを含む原料から
    得られることを特徴とする共重合体樹脂。 【化2】
  4. 【請求項4】 第2モノマーとして、無水マレイン酸を
    用いることを特徴とする請求項3記載の共重合体樹脂。
  5. 【請求項5】 第3モノマーとして、2−ヒドロキシエ
    チル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート、及び
    2−ヒドロキシプロピル−5−ノルボルネン−2−カル
    ボキシレートからなる群から選択された1、又は2以上
    の化合物を用いることを特徴とする請求項3記載の共重
    合体樹脂。
  6. 【請求項6】 第4モノマーとして、5−ノルボルネン
    −2−カルボン酸及びモノメチル シス−5−ノルボル
    ネン−エンド−2、3−ジカルボン酸からなる群から選
    択された1、又は2以上の化合物を用いることを特徴と
    する請求項3〜5のいずれかに記載の共重合体樹脂。
  7. 【請求項7】 前記共重合体樹脂は、下記化学式(4)
    〜(7)で表せる群から選択されることを特徴とする請
    求項3〜6のいずれかに記載の共重合体樹脂。 【化3】
  8. 【請求項8】 前記共重合体樹脂の分子量は3、000
    〜100、000であり、前記x:y:zのモル比は
    (0.001〜99%):(0〜99%):(0〜99
    %)であることを特徴とする請求項7記載の共重合体樹
    脂。
  9. 【請求項9】 下記式(3)のモノマーと、無水マレイ
    ン酸を通常の重合開始剤の存在下で重合反応させる段階
    を含むことを特徴とするフォトレジスト用共重合体樹脂
    の製造方法。 【化4】
  10. 【請求項10】 前記重合反応時に、第3モノマーとし
    て2−ヒドロキシエチル−5−ノルボルネン−2−カル
    ボキシレート、及び2−ヒドロキシプロピル−5−ノル
    ボルネン−2−カルボキシレートからなる群から選択さ
    れた1、又は2以上の化合物をさらに添加することを特
    徴とする請求項9記載のフォトレジスト用共重合体樹脂
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記重合反応時に、第4モノマーとし
    て5−ノルボルネン−2−カルボン酸及びモノメチル−
    シス−5−ノルボルネン−エンド−2、3−ジカルボン
    酸からなる群から選択された1、又は2以上の化合物を
    さらに添加することを特徴とする請求項9又は10記載
    のフォトレジスト用共重合体樹脂の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記重合開始剤は、ベンゾイルパーオ
    キサイド、2、2′−アゾビスイソブチロニトリル、ア
    セチルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、t−
    ブチルパーアセテート及びジ−t−ブチルパーオキサイ
    ドからなる群から選択された1、又は2以上であること
    を特徴とする請求項9記載のフォトレジスト用共重合体
    樹脂の製造方法。
  13. 【請求項13】 重合溶媒としてシクロヘキサノン、メ
    チルエチルケトン、ベンゼン、トルエン、ジオキサン及
    びジメチルホルムアミド中で選択された1種、又は2種
    以上を用いることを特徴とする請求項9記載のフォトレ
    ジスト用共重合体樹脂の製造方法。
  14. 【請求項14】 下記式(3)の化合物を含む原料から
    得られる共重合体樹脂と、有機溶媒及び光酸発生剤を含
    むことを特徴とするフォトレジスト組成物。 【化5】
  15. 【請求項15】 前記共重合体樹脂は、下記化学式
    (4)〜(7)で表せる群から選択されることを特徴と
    する請求項14記載のフォトレジスト組成物。 【化6】
  16. 【請求項16】 前記光酸発生剤がトリフェニルスルホ
    ニウム トリフレート、又はジブチルナフチル スルホニ
    ウム トリフレートであることを特徴とする請求項14
    記載のフォトレジスト組成物。
  17. 【請求項17】 前記有機溶媒は、エチル−3−エトキ
    シプロピオネート(ethyl 3 ethoxypropionate)、メチ
    ル−3−メトキシプロピオネート(methyl 3methoxypro
    pionate)、シクロヘキサノン(cyclohexanon)及び、
    プロピレングリコール−メチルエーテルアセテート(pr
    opyleneglycol methyl ether acetate)からなる群から
    選択されることを特徴とする請求項14記載のフォトレ
    ジスト組成物。
  18. 【請求項18】 下記式(3)のモノマーを含む原料か
    ら得られることを特徴とする共重合体樹脂を通常の有機
    溶媒に溶解させる段階と、前記結果物溶液に光酸発生剤
    を添加して攪拌する段階と、前記結果物を濾過する段階
    を含むことを特徴とするフォトレジスト組成物の製造方
    法。 【化7】
  19. 【請求項19】 前記有機溶媒は、前記共重合体樹脂の
    200〜1000重量%用いることを特徴とする請求項
    18記載のフォトレジスト組成物の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記光酸発生剤は、前記共重合体樹脂
    の0.1〜10重量%用いることを特徴とする請求項1
    8記載のフォトレジスト組成物の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項14〜17のいずれかに記載の
    フォトレジスト組成物を基板上に塗布してフォトレジス
    ト膜を形成する段階と、 前記フォトレジスト膜を露光する段階と、 前記フォトレジスト膜を現像する段階を含むことを特徴
    とするフォトレジストパターン形成方法。
  22. 【請求項22】 前記フォトレジスト膜を露光する段階
    の前及び/又は後で、ベーク工程を行う段階をさらに含
    むことを特徴とする請求項21記載のフォトレジスト
    パターン形成方法。
  23. 【請求項23】 前記ベーク工程は、70〜200℃で
    行われることを特徴とする請求項22記載のフォトレジ
    スト パターン形成方法。
  24. 【請求項24】 前記フォトレジスト膜を露光する段階
    は、ArF、KrF、DUV、E−ビーム又はX線光源を利用し
    て行われることを特徴とする請求項21記載のフォトレ
    ジスト パターン形成方法。
  25. 【請求項25】 請求項14〜17のいずれかに記載の
    フォトレジスト組成物を利用して製造されることを特徴
    とする半導体素子。
JP37466198A 1997-12-31 1998-12-28 フォトレジスト用共重合体樹脂、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法及び半導体素子の製造方法 Expired - Fee Related JP3835506B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019970081343A KR100334387B1 (ko) 1997-12-31 1997-12-31 공중합체수지와그제조방법및이수지를이용한포토레지스트
KR1997P-81343 1997-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11279122A true JPH11279122A (ja) 1999-10-12
JP3835506B2 JP3835506B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=19530556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37466198A Expired - Fee Related JP3835506B2 (ja) 1997-12-31 1998-12-28 フォトレジスト用共重合体樹脂、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法及び半導体素子の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6348296B1 (ja)
JP (1) JP3835506B2 (ja)
KR (1) KR100334387B1 (ja)
CN (1) CN1230455C (ja)
DE (1) DE19860809A1 (ja)
TW (1) TW546538B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001089534A (ja) * 1999-08-16 2001-04-03 Samsung Electronics Co Ltd 感光性重合体及びこれを含む化学増幅型フォトレジスト組成物
US7084227B2 (en) 1999-07-29 2006-08-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Photosensitive polymer and chemically amplified photoresist composition containing the same

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6103845A (en) * 1996-10-11 2000-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Chemically amplified resist polymers
US6808859B1 (en) * 1996-12-31 2004-10-26 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. ArF photoresist copolymers
KR19990081722A (ko) * 1998-04-30 1999-11-15 김영환 카르복실기 함유 지환족 유도체 및 그의 제조방법
JP3587743B2 (ja) 1998-08-26 2004-11-10 株式会社ハイニックスセミコンダクター フォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、および、半導体素子。
US6569971B2 (en) * 1998-08-27 2003-05-27 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Polymers for photoresist and photoresist compositions using the same
KR100682168B1 (ko) * 1999-07-30 2007-02-12 주식회사 하이닉스반도체 신규의 포토레지스트용 공중합체 및 이를 이용한 포토레지스트조성물
KR20010011773A (ko) * 1999-07-30 2001-02-15 김영환 모포린 유도체를 포함하는 신규의 포토레지스트용 단량체, 그의 공중합체 및 이를 이용한 포토레지스트 조성물
KR20010011765A (ko) * 1999-07-30 2001-02-15 김영환 레지스트 수지 및 이 수지를 이용한 포토레지스트 패턴의 형성방법
KR20010011771A (ko) * 1999-07-30 2001-02-15 김영환 신규의 포토레지스트용 공중합체 및 이를 이용한 포토레지스트조성물
KR100557599B1 (ko) * 1999-08-31 2006-03-10 주식회사 하이닉스반도체 광조사에 의해 라디칼을 발생하는 그룹을 포함하는 포토레지스트단량체, 그의 공중합체 및 이를 이용한 포토레지스트 조성물
KR20010054851A (ko) * 1999-12-08 2001-07-02 윤종용 지환식 감광성 폴리머 및 이를 포함하는 레지스트조성물과 그 제조방법
TWI295284B (ja) * 2000-04-27 2008-04-01 Shinetsu Chemical Co
US6294309B1 (en) * 2000-06-30 2001-09-25 Everlight Usa, Inc. Positive photoresist composition containing alicyclic dissolution inhibitors
JP4469080B2 (ja) * 2000-12-13 2010-05-26 信越化学工業株式会社 脂環構造を有する新規第三級アルコール化合物
KR20060084256A (ko) 2005-01-19 2006-07-24 삼성전자주식회사 액정 표시 장치용 발광 다이오드 소자의 렌즈 조성물,이를 포함하는 발광 다이오드 소자, 백라이트 유닛 및액정 표시 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2162458B1 (ja) * 1971-12-06 1976-08-20 Asahi Chemical Ind
US4106943A (en) * 1973-09-27 1978-08-15 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Photosensitive cross-linkable azide containing polymeric composition
KR900700923A (ko) * 1988-02-17 1990-08-17 야마구찌 도시아끼 포토레지스트 조성물
JP3804138B2 (ja) * 1996-02-09 2006-08-02 Jsr株式会社 ArFエキシマレーザー照射用感放射線性樹脂組成物
ATE297562T1 (de) * 1996-03-07 2005-06-15 Sumitomo Bakelite Co Photoresist zusammensetzungen mit polycyclischen polymeren mit säurelabilen gruppen am ende
KR100265597B1 (ko) 1996-12-30 2000-09-15 김영환 Arf 감광막 수지 및 그 제조방법
KR100225956B1 (ko) * 1997-01-10 1999-10-15 김영환 아민을 도입한 에이알에프 감광막 수지

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7084227B2 (en) 1999-07-29 2006-08-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Photosensitive polymer and chemically amplified photoresist composition containing the same
JP2001089534A (ja) * 1999-08-16 2001-04-03 Samsung Electronics Co Ltd 感光性重合体及びこれを含む化学増幅型フォトレジスト組成物

Also Published As

Publication number Publication date
KR100334387B1 (ko) 2002-11-22
CN1223252A (zh) 1999-07-21
JP3835506B2 (ja) 2006-10-18
KR19990061089A (ko) 1999-07-26
DE19860809A1 (de) 1999-07-22
US6348296B1 (en) 2002-02-19
TW546538B (en) 2003-08-11
CN1230455C (zh) 2005-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3847991B2 (ja) 共重合体樹脂とその製造方法、この共重合体樹脂を含むフォトレジスト、および半導体素子
JP3220745B2 (ja) フォトレジスト用共重合体、フォトレジスト用共重合体の製造方法、フォトレジスト組成物、及びフォトレジストパターンの形成方法、および半導体装置
JP3957409B2 (ja) 共重合体樹脂とその製造方法、前記共重合体樹脂を含むフォトレジストとその製造方法、および半導体素子
JP4183815B2 (ja) 重合体、重合体製造方法、フォトレジスト、フォトレジスト製造方法および半導体素子
JP3835506B2 (ja) フォトレジスト用共重合体樹脂、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法及び半導体素子の製造方法
JP4067251B2 (ja) フォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、及び、フォトレジストパターン形成方法
KR100520183B1 (ko) 두 개의 이중결합을 가지는 가교제를 단량체로 포함하는 포토레지스트용 공중합체
KR100362937B1 (ko) 신규의포토레지스트가교제,이를포함하는포토레지스트중합체및포토레지스트조성물
JP4268249B2 (ja) 共重合体樹脂とその製造方法、フォトレジストとその製造方法、および半導体素子
JP3643491B2 (ja) 化合物、共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物とこれを利用したフォトレジストパターン形成方法、および半導体素子
JP3587743B2 (ja) フォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、および、半導体素子。
JP3943268B2 (ja) 共重合体樹脂及び共重合体樹脂を含むフォトレジスト組成物
KR20000009572A (ko) 신규한 중합체 및 이를 이용한 포토레지스트 조성물
JP3536015B2 (ja) フォトレジスト用単量体とその製造方法、フォトレジスト用共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、及び半導体素子
JP2000206682A (ja) フォトレジスト架橋剤、フォトレジスト共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパタ―ン形成方法、及び、半導体素子
US6448352B1 (en) Photoresist monomer, polymer thereof and photoresist composition containing it
JP3515949B2 (ja) フォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト用共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、及び、半導体素子
KR100682168B1 (ko) 신규의 포토레지스트용 공중합체 및 이를 이용한 포토레지스트조성물
KR100400292B1 (ko) 신규의포토레지스트용모노머,그의공중합체및이를이용한포토레지스트조성물
KR100362936B1 (ko) 신규한포토레지스트의중합체및그를이용한포토레지스트조성물
KR100362935B1 (ko) 신규한포토레지스트중합체및이를이용한포토레지스트조성물
KR100400295B1 (ko) 신규한포토레지스트모노머,그의공중합체및이를이용한포토레지스트조성물및제조방법
KR20000014580A (ko) 신규한 포토레지스트 중합체 및 이를 이용한 포토레지스트 조성물
JPH11258804A (ja) ポジ型感光性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees