JPH11267577A - へら及びへらの弾性体の被覆方法 - Google Patents

へら及びへらの弾性体の被覆方法

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JPH11267577A
JPH11267577A JP9390398A JP9390398A JPH11267577A JP H11267577 A JPH11267577 A JP H11267577A JP 9390398 A JP9390398 A JP 9390398A JP 9390398 A JP9390398 A JP 9390398A JP H11267577 A JPH11267577 A JP H11267577A
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JP
Japan
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spatula
elastic member
gripping
elastic
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP9390398A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Inoue
武 井上
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INOUE SHOKAI KK
Original Assignee
INOUE SHOKAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】へらの先端部の外形状と柔軟な弾性部材の外形
状とが完全に合致して、均し作業において作業者の感覚
に合った作業性に優れたへらを提供することができた。
また、経時の使用でゴム層が剥離する等の耐問題がな
く、製造工程が簡易であり、低コストを実現させた画期
的な発明であるへらの弾性体の被覆方法を提供する。 【構成】へらは、扁平な適宜形状のへら部材と、該へら
部材の基端へ延設させた把持部材と、前記へら部材の先
端部へ挿入させることにより被覆させた管状の弾性部材
から成り、当該弾性部材の先端縁とへら部材の先端縁と
が合致している。そして、へら部材の先端部へ管状の弾
性部材を当該弾性部材の開口端部から挿入し、次いで、
該へら部材の先端部を弾性部材の外周から適宜な切断工
具によりカッティングさせることにより、へら部材の先
端部に対して弾性部材を密着状態で被覆させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘土細工や、接着剤、
パテ等の混練に使用するへらに関するものであり、詳細
には、先端部に弾性部材を設けたへらと、その際のへら
部材の先端部に対して弾性部材を密着状態で被覆させる
方法を開示した発明である。
【0002】
【従来の技術】従来より、接着剤等の塗布作業に使用す
る道具として、各種のへらが使用されている。従来のこ
の種のへらとしては、例えば、木製の握り部と鋼板製の
へら部材とから構成されたものがあり、このへら部は、
弾性変形可能に形成されており、塗布面を平滑に仕上げ
る際に、適度にしなるようになっている。また、全体が
合成樹脂でできたものにおいては、基端部に硬質の把持
部材を持ち、先端部に柔軟性のある扁平なへら部材を持
って構成されている。
【0003】そして、この際、先端部に柔軟性を有して
いることが均し作業を円滑に行わせる重要な要因となっ
ているが、従来のへらにおいては、柔軟な要素を先端の
みに付与する方法として、平板状のゴム等を先端部のみ
に接着等により取付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方法
によって形成されたへらは、ゴム層が必ずしもへらの先
端部形状に合致していないために、塗料等を均す際にゴ
ム層とへら部材との段差に塗料が付着して作業者の感覚
に合わなかったり、経時の使用でゴム層が剥離する等の
耐久性等に問題があった。
【0005】また、この様に別部材を接着剤を用いて取
り付けるためには、製造工程において手間がかかりコス
ト高となる等の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来のへらに関する問題点を解決するためになされたもの
であり、先ず、へらを扁平な適宜形状のへら部材と、該
へら部材の基端へ延設させた把持部材と、前記へら部材
の先端部へ挿入させることにより被覆させた管状の弾性
部材から構成すると共に、弾性部材の先端縁とへら部材
の先端縁とを合致させて構成したものである。
【0007】この構成によるへらは、へらの先端部の外
形状と柔軟な弾性部材の外形状とが完全に合致している
ために、均し作業において作業者の感覚を向上させるこ
とができる。
【0008】そして、上記のへらは、へら部材の先端部
へ管状の弾性部材を当該弾性部材の開口端部から挿入
し、次いで、該へら部材の先端部を弾性部材の外周から
適宜な切断工具によりカッティングさせることにより、
へら部材の先端部に対して弾性部材を密着状態で被覆さ
せて形成されるので、製造が簡易であり且つ低コストで
実現できると共に、使用者において被覆部位の面積を調
整しながら行うことができる等の別のメリットも生じる
ものである。
【0009】
【構成】本発明の構成は、前述の如く、扁平な適宜形状
のへら部材と、へら部材の基端へ延設させた把持部材
と、へら部材の先端部へ挿入させることにより被覆させ
た管状の弾性部材から成り、弾性部材の先端縁とへら部
材の先端縁とが合致しているへらと、扁平な適宜形状の
へら部材と、該へら部材の基端へ把持部材を延設させた
汎用のへらにおいて、前記へら部材の先端部へ管状の弾
性部材を当該弾性部材の開口端部から挿入し、次いで、
該へら部材の先端部を弾性部材の外周から適宜な切断工
具によりカッティングさせることにより、へら部材の先
端部に対して弾性部材を密着状態で被覆させるるへらの
弾性体の被覆方法からなる構成である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明のへらの弾性部材の被覆前
の外観図であり、図2は、本発明のへらの弾性部材の被
覆後の外観図であり、図3は本発明のへらの弾性部材の
被覆後のカッティングを行った後の完成図を示す外観図
である。
【0012】本発明のへら1は、前述の如く、接着剤、
パテ等の粘性のある混練に使用したり、学童達が粘土細
工に使用するあらゆるへらに対して実施することが可能
であって、実施例に示したへら1は、図1乃至に図示の
如く、プラスチック等の弾性変形が可能な硬質の部材で
形成した扁平で且つ逆台形状のへら部材2と、該へら部
材2の基端へ一体に延設させた同材質の把持部材3とで
構成されている。
【0013】前記へら部材2は、先端部がテーパー状に
なっていて、後述する管状の弾性部材4に挿入させ易い
形状となっている。また、弾性部材4は、へら部材2の
外形よりもやや小さな内径のものを使用している。
【0014】本発明のへら1を形成するには、先ず、図
1で示される状態から、へら部材2の先端部へ管状の弾
性部材4を当該弾性部材4の開口端部から拡張して挿入
し、図2の状態とする。
【0015】次いで、へら部材2の先端部を弾性部材4
の外周から適宜な切断工具によりカッティングさせる。
その際、完全にへら部材2の先端部毎カッティングされ
る様に、例えば、A−A線の位置で行う。尚、このカッ
ティング部位は、使用者が把持部材3をグリップしなが
ら所定の方向に引いて塗布作業を行う場合において最適
な形状となる様に調整することが可能である。例えば、
やや斜めにカッティグすることで垂直面での均し作業に
適したへら1を形成することができる。
【0016】そして、上記の手順により、図3に図示の
如く、へら部材2の先端部に対して弾性部材4が密着状
態で被覆された本発明のへら1が形成される。
【0017】本発明のへら1を用いて所定の塗布面に接
着剤等の塗布作業を行うには、先ず、把持部材3を片手
でグリップしながら、先端部分で所定の方向に引きなが
ら軽く塗布する。この際、塗布面上に付着した接着剤等
は、へら部材2の先端部に被覆した弾性部材4より、適
度な感覚で塗布することができる。
【0018】尚、本発明に使用される管状の弾性部材4
は、例えば、液体や気体の管路を構成するために使用さ
れるゴムチューブ等を利用することができ、これ等をへ
ら1の先端部の形状に応じてその径を選んで使用する。
【0019】また、本発明では、実施例の様な外観形状
のへらを用いたが、へらの外観形状の設計変更は、必要
に応じて自由であることは言うまでもない。また、先端
部の外面部に突条を形成させるべく外周面にエンボス等
を付与した弾性部材4等を用いる等の応用ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のへらは、上記の如く、扁平な適
宜形状のへら部材と、へら部材の基端へ延設させた把持
部材と、へら部材の先端部へ挿入させることにより被覆
させた管状の弾性部材から構成したので、へらの先端部
の外形状と柔軟な弾性部材の外形状とが完全に合致し
て、均し作業において作業者の感覚に合った作業性に優
れたへらを提供することができた。また、本発明のへら
は、へら部材の先端部へ管状の弾性部材を当該弾性部材
の開口端部から挿入し、次いで、へら部材の先端部を弾
性部材の外周から適宜な切断工具によりカッティングさ
せることにより形成するので、経時の使用でゴム層が剥
離する等の耐問題がなく、製造工程が簡易であり、低コ
ストを実現させた画期的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のへらの弾性部材の被覆前の外観図であ
る。
【図2】本発明のへらの弾性部材の被覆後の外観図であ
る。
【図3】本発明のへらの弾性部材の被覆後のカッティン
グを行った後の完成図を示す外観図である。
【符号の説明】
1 へら 2 へら部材 3 把持部材 4 弾性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材
    の基端へ延設させた把持部材と、前記へら部材の先端部
    へ挿入させることにより被覆させた管状の弾性部材から
    成り、当該弾性部材の先端縁とへら部材の先端縁とが合
    致していることを特徴とするへら。
  2. 【請求項2】扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材
    の基端へ把持部材を延設させた汎用のへらにおいて、前
    記へら部材の先端部へ管状の弾性部材を当該弾性部材の
    開口端部から挿入し、次いで、該へら部材の先端部を弾
    性部材の外周から適宜な切断工具によりカッティングさ
    せることにより、へら部材の先端部に対して弾性部材を
    密着状態で被覆させることを特徴とするへらの弾性体の
    被覆方法。
JP9390398A 1998-03-24 1998-03-24 へら及びへらの弾性体の被覆方法 Pending JPH11267577A (ja)

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JP (1) JPH11267577A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036802A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Konishi Co Ltd 塗布ベラ
JP2011037983A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Konishi Co Ltd 塗布ベラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036802A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Konishi Co Ltd 塗布ベラ
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