JPS6246467Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246467Y2
JPS6246467Y2 JP648784U JP648784U JPS6246467Y2 JP S6246467 Y2 JPS6246467 Y2 JP S6246467Y2 JP 648784 U JP648784 U JP 648784U JP 648784 U JP648784 U JP 648784U JP S6246467 Y2 JPS6246467 Y2 JP S6246467Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spatula
opening
putty
recess
side edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP648784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60119982U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP648784U priority Critical patent/JPS60119982U/ja
Publication of JPS60119982U publication Critical patent/JPS60119982U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6246467Y2 publication Critical patent/JPS6246467Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヘラに係り、さらに詳しくはパテ等を
複雑な曲面に塗布することができるように構成し
たパテに関するものである。
例えば自動車のボデイーなどの塗装を行なう前
処理工程として防錆材としてのパテの塗布が行な
われる。
この種のパテは比較的粘度が高く、また比較的
肉厚に塗布される。
従来においてはこのような場合第1図A,Bに
示すようなヘラ1が用いられていた。
例えば第1図Aに示すヘラ1は肉厚の薄い木材
などから成り、細長い三角形状をしている。
また、第1図Bで示すヘラ1は合成樹脂から成
形されており、一端側は細く、他端側は幅広に形
成されている。
このようなヘラ1は細い部分を手で握り、幅広
の部分にパテを付けて自動車のボデイー等にパテ
を塗布している。
このパテの塗布に際してはヘラ1の肉厚が比較
的薄いためヘラ1は適当にしなり、ボデイー等の
表面への塗布が確実に行なえる。
しかし、このようなヘラを用いた場合には複雑
な曲面が集合した曲面(複合曲面)などにおいて
はパテを効率よく塗布することはできない。
すなわち、ヘラ1の幅広の単部は幅方向にわん
曲することがほとんどないため、凹凸面への塗布
時には直線状の先端部の途中、あるいは両端が接
するだけで、凹凸の曲面に対しパテを均一に塗布
することは不可能である。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので凹凸を問わず、複雑な曲面に
対しパテ等の粘土の高い材料を塗布することがで
きるように構成したヘラを提供することを目的と
している。
本考案においては、上記の目的を達成するため
にステンレス板などの錆にくく、弾力のある薄板
を用い、所定の位置にグリツプ用の開口部を形成
し、各種の曲面に合わせて薄板を曲げたり、ひね
つたりすることにより変形させ曲面部分に均一に
パテ等を塗布することができるようにした構造を
採用している。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の詳
細を説明する。
第2図は本考案の一実施例を説明するもので、
図において全体を符号2で示すヘラはほぼ台形状
にステンレスなどの薄板を打抜いて形成されてい
る。
このヘラ2の材質としてはステンレスの他に弾
力の優れた合成樹脂板などが用いられる。
このヘラ2の左右の両側縁近傍には外側に向つ
て凹となる円弧状の開口部3が形成されている。
また、ヘラ2の左右の両側縁には開口部3とほ
ぼ同一の曲率を持つ凹部4が形成されている。
前記開口部3の凹部4側の側縁と、凹部4との
間の幅は開口部3内に4本の指先を入れてヘラの
側縁を握つた場合、握りやすい適度の幅である。
ところで、前記開口部3の周縁には第3図に示
すようなクツシヨン材5が全開にわたつて取付け
られている。
このクツシヨン材5は例えばゴムなどの弾性材
をひも状に形成したもので、その側縁には全長に
わたつて切込み5aが形成されている。
このクツシヨン材5は切込み5aを開口部3の
周縁に嵌合させた状態で開口部3の全周にわたつ
て固定される。
このクツシヨン材5の取付けに際しては接着剤
等を用いてもよい。
またヘラ2の左右の側縁に形成された凹部4に
もクツシヨン剤15が取付けられる。
なお、上縁部にもクツシヨン材を設けても良
い。
これらのクツシヨン剤5は手で握つた場合、鋭
いエツジ部で手を傷つけないために用いられる。
なお、ヘラ2の全ての角部は円弧状6となつて
いる。
次に以上のような構造を有するヘラ2の使用方
法について説明する。
ヘラ2の開口部3に両手の指先を入れて曲げる
と第4図に示すようにヘラ2は任意の曲率をもつ
てわん曲させることができる。
この状態でヘラ2のエツジ部にパテを付け、曲
面に応じてわん曲させつつパテの塗布を行なえば
よい。
もちろん、ヘラ2をわん曲させなければ大きな
面積にわたつてパテを効率よく塗布することがで
きる。
また、相手が複雑な曲面にあつた場合には第5
図に示すようにねじりを加えれば十分に対処する
ことができる。
このようにしてヘラ2を曲げたりひねつたりあ
るいは両者を混合させることにより、複雑な曲面
に対してパテを効率よく塗布することができる。
なお、ヘラ2の角部は円弧状部6と成つている
ため、パテの塗布時に相手方を傷つけることがな
い。
第6図は本考案の他の実施例を説明するもの
で、本施例にあつてはヘラ2同じく台形状に形成
されているが、比較的小型であり円弧状の開口部
3は中央部でかつ上端部近傍に形成されており、
上側面には凹部4が形成されている。
もちろん角部には円弧状部6が形成されてい
る。
このような比較的小さなヘラ2は小面積の部分
を塗布するのに適しており、一方の手で開口部3
を利用してヘラ2を握り、他方の手でヘラ2を変
形させてパテの塗布を行なうことができる。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、弾力のある材質の薄板から打抜いて形成さ
れ、所定位置にグリツプを兼た開口部を有し、曲
げやひねりを自由に与えることができる構成とさ
れているため凹凸を問わずどのような曲面に対し
てもパテを均一に塗布することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bはそれぞれ従来構造を説明するヘ
ラの平面図、第2図〜第5図は本考案の一実施例
を説明するもので、第2図は平面図、第3図はク
ツシヨン材の斜視図、第4図は曲げた状態の斜視
図、第5図はねじつた状態の斜視図、第6図は本
考案の実施例を示す平面図である。 2……ヘラ、3……開口部、4……凹部、5…
…クツシヨン材、6……円弧状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弾力のある材質の薄板から形成され、その側
    縁の近傍に複数本の指を挿入できる開口部を少
    なくとも1個形成するとともに、この開口部と
    対応する側縁に開口部に沿つた凹部を形成し、
    この凹部と開口部との間をグリツプ部としたこ
    とを特徴とするヘラ。 (2) 開口部の周縁及び凹部には全長にわたつてク
    ツシヨン材を取付け、すべての角部には円弧状
    部を形成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のヘラ。
JP648784U 1984-01-20 1984-01-20 ヘラ Granted JPS60119982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP648784U JPS60119982U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ヘラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP648784U JPS60119982U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ヘラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119982U JPS60119982U (ja) 1985-08-13
JPS6246467Y2 true JPS6246467Y2 (ja) 1987-12-15

Family

ID=30483970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP648784U Granted JPS60119982U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ヘラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60119982U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015150503A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 大志 金原 パテ用の箆

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60119982U (ja) 1985-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5267369A (en) Pad-type corner painting tool
JPH02257904A (ja) 歯ブラシ
EP0709045A1 (en) Denture brush
US5822825A (en) Window ice scraper
JPS6246467Y2 (ja)
US6553605B2 (en) Roller cage frame
JPS61132463A (ja) ステアリングホイ−ル
US5848597A (en) Nail wrap molder
JP3094047U (ja) へ ら
US4172321A (en) Wall tile removing tool
JP3078768U (ja) へ ら
JP3123903U (ja) へら
JPH0132891Y2 (ja)
JPS6337102Y2 (ja)
JP3042875U (ja) 指圧器
JPH0939971A (ja) 取手付プラスチツクボトル
US20020137613A1 (en) Roller cover
JPS6018932Y2 (ja) 印鑑捺印器具
JP3038359U (ja) ハンマーの柄
JP3031415U (ja) 扁平部付軸綿棒
JP2567277Y2 (ja) 塗布具
JP3149361U (ja) へら
JPH0118033Y2 (ja)
WO2021182970A1 (en) Means for repairing ingrown nails
JP3081560U (ja) 字消し具