JP3149361U - へら - Google Patents

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井上 武
武 井上
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井上工具株式会社
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Abstract

【課題】製造工程が簡易で低コストであり、へらの先端部の外形状に沿った柔軟な弾性吸着部材により、均し作業において余分な剥ぎ取りがなく、作業者の感覚に合った作業性に優れたへらを提供する。【解決手段】へらは、扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材の基端へ延設させた把持部材と、前記へら部材の先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ弾性力と塗布物に対して均一な均しへら部材の先端部に対して弾性吸着部材を密着状態で被覆させる。【選択図】図1

Description

産業上の利用分野
本考案は、粘土細工や、接着剤、パテ、充填材、コーキング材等の混練と均し作業に使用するへらに関するものであり、詳細には、先端部に弾性吸着部材を設けたへらを開示した考案である。
従来より、接着剤等の塗布作業に使用する道具として、各種のへらが使用されている。従来のこの種のへらとしては、例えば、木製の握り部と鋼板製のへら部材とから構成されたものがあり、このへら部は、弾性変形可能に形成されており、塗布面を平滑に仕上げる際に、適度にしなるようになっている。また、全体が合成樹脂でできたものにおいては、基端部に硬質の把持部材を持ち、先端部に柔軟性のある扁平なへら部材を持って構成されている。
そして、この際、先端部に柔軟性を有していることが均し作業を円滑に行わせる重要な要因となっているが、従来のへらにおいては、柔軟な要素を先端のみに付与する方法として、平板状のゴム等を先端部のみに接着等により取り付けていた。
考案が解決しようとする課題
ところが、上記の方法によって形成されたへらは、ゴム層が必ずしもへらの先端部形状に合致していないために、塗料等を均す際にゴム層とへら部材との段差に塗料が付着して作業者の感覚に合わなかったり、経時の使用でゴム層が剥離する等の耐久性等に問題があった。
課題を解決するための手段
本考案は、このような従来のへらに関する問題点を解決するためになされたものであり、先ず、扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材の基端へ延設させた把持部材と、前記へら部材の外形状に沿った大きさで且つ適宜な弾性力を有し、塗布物に対して均一な吸着表面を備えた弾性吸着部材から成ることを特徴としている。また、この弾性吸着部材は、へら部材の全面に接着されている。
この構成によるへらは、へらの先端部の外形状と柔軟な弾性吸着部材の外形状とが完全に合致しているために、均し作業において作業者の感覚を向上させることができるだけでなく、弾性吸着部材により、塗布物を過度に剥ぎ取ることがなく、塗布物に対して均一で安定した均し状態を実現させることができる。
また、本考案のへらは、へら部材の平坦面が把持部材へ延設されていて且つ把持部材の両端縁は当該平坦面を囲んで若干の高さで隆起した縁部を備えていると共に、前記弾性吸着部材は、縁部の厚みに形成されている。
この様に構成することで、へら部材の先端部へ同形状にカッティングされた弾性吸着部材を接着させることにより、へら部材の先端部に対して弾性吸着部材を密着状態で全体として同一の厚みで被覆させるので、平坦面に載置した場合に安定した製品外観として製造される。
また、弾性吸着部材を接着させる際に、把持部材の縁部の先端をストッパーとして位置決めに使用したり、把持部材の縁部の内側の平坦面を利して、寸法誤差を逃がしたりすることが可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図であり、図2は、本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図であり、図3は本考案の第1実施例のへらを示す背面図であり、図4は、本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図であり、図5は、本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図であり、図6は本考案の第2実施例のへらを示す背面図であり、図7は、本考案の第3実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図であり、図8は、本考案の第3実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図であり、図9は本考案の第3実施例のへらを示す背面図である。
本考案のへら1は、前述の如く、接着剤、パテ、充填材、コーキング材等の粘性のある混練に使用したり、学童達が粘土細工に使用するあらゆるへらに対して実施することが可能であって、実施例に示したへら1は、図1乃至図3に図示の如く、プラスチック等の弾性変形が可能な硬質の部材で形成した扁平で且つ逆台形状のへら部材2と、該へら部材2の基端へ一体に延設させた同材質の把持部材3とで構成されている。
前記へら部材2は、先端部が面内でテーパー状になっている。弾性吸着部材4は、事前にカッティングされたへら部材2の外形と同一のものを使用している。この弾性吸着部材4は、ポリプロピレン等からなる発泡材が使用される。
本考案のへら1を形成するには、先ず、図3で示される状態から、へら部材2の先端部へ同一形状の弾性吸着部材4を接着し、図1の状態とする。尚、へら部材2は、本来、表裏が同じ状態であることから、背面は図3に図示の状態のままと成っている。
本考案のへら1を用いて所定の塗布面に接着剤等の塗布作業を行うには、先ず、把持部材3を片手でグリップしながら、先端部分で所定の方向に引きながら軽く塗布する。この際、塗布面上に付着した接着剤等は、へら部材2の先端部に被覆した弾性吸着部材4より、適度な感覚で塗布することができる。
そして、弾性吸着部材4は適宜な弾性力を有するだけではなく、弾性吸着部材4の表面は、微細な凹凸があり、塗布物に対して均一な吸着表面を備えていることから、塗布物を過度に剥ぎ取ることがなく、常に均一で安定した均し状態を実現させることができる。とりわけ、固化する前の柔らかい充填材やコーキング材に対して有益である。
本考案の第1実施例では、へら部材2の先端部と同形状の弾性吸着部材4を用いたが、へら部材2の平坦面が把持部材3へ延設されていて且つ把持部材3の両端縁が当該平坦面を囲んで若干の高さで隆起した縁部3aを備えた構造を用いることで、図5乃至図7に図示の第2実施例の如く、弾性吸着部材4を接着させる際に、把持部材3の縁部3aの先端をストッパーとして位置決めに使用したり、図8乃至図9に図示の第2実施例の如く、把持部材3の縁部3aの内側の平坦面を利して、寸法誤差を逃がしたりすることが可能である。
また、本考案のへらは、へら部材2の先端部に対して弾性吸着部材4を密着状態で全体として同一の厚みで被覆させるので、平坦面に載置した場合に安定した製品外観として製造される。尚、へらの外観形状の設計変更は、必要に応じて自由であることは言うまでもない。また、先端部の外面部に突条を形成させるべく外周面にエンボス等を付与した弾性吸着部材4等を用いる等の応用ができる。
そして、弾性吸着部材4を設けていないへら部材2の片面は、通常のへら部材2の如く、表面には微細な凹凸のない滑らかな素材を用いるので、例えば、充填材おコーキング材がある程度固化した後は、その面を用いることで、状況に応じて最適な使用ができるものである。
考案の効果
本考案のへらは、上記の如く、扁平な適宜形状のへら部材と、へら部材の基端へ延設させた把持部材と、へら部材の先端部へ挿入させることにより被覆させた管状の弾性吸着部材から構成したので、へらの先端部の弾性吸着部材により、均し作業において作業者の感覚に合った作業性に優れたへらを提供することができると共に、弾性吸着部材により、塗布物を過度に剥ぎ取ることがなく、塗布物に対して均一で安定した均し状態を実現させることができる。また、本考案のへらは、製造工程が簡易であり、低コストを実現させた画期的な考案である。
本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図である。 本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図である。 本考案の第1実施例のへらを示す背面図である。 本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図である。 本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図である。 本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。 本考案の第3実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図である。 本考案の第3実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図である。 本考案の第3実施例のへらを示す背面図である。
符号の説明
1 へら
2 へら部材
3 把持部材
3a 縁部
4 弾性吸着部材

Claims (3)

  1. 扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材の基端へ延設させた把持部材と、前記へら部材の外形状に沿った大きさで且つ適宜な弾性力を有し、塗布物に対して均一な吸着表面を備えた弾性吸着部材から成ることを特徴とするへら。
  2. 前記弾性吸着部材がへら部材の全面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載のへら。
  3. 前記へら部材の平坦面が把持部材へ延設されていて且つ把持部材の両端縁は当該平坦面を囲んで若干の高さで隆起した縁部を備えていると共に、前記弾性吸着部材は、縁部の厚みに形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のへら。
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