JP3174432U - へら - Google Patents

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武 井上
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井上工具株式会社
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Abstract

【課題】製造工程が簡易で低コストであり、へらの先端部の外形状に沿った柔軟な弾性吸着部材により、均し作業において余分な剥ぎ取りがなく、作業者の感覚に合った作業性に優れたへらを提供する。
【解決手段】扁平な適宜形状のへら部材2と、へら部材の基端へ延設させた把持部材3から成り、へら部材の先端部には先端縁へ向けて先細りする鋭角の第1テーパー部5aと該第1テーパー部へ向けて先細りする鈍角の第2テーパー部5bを形成する。先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ適宜な弾性力を有し、塗布物に対して均一な吸着表面を備えた弾性吸着部材4を前記夫々のテーパー部に被覆する。
【選択図】図1

Description

本考案のへらは、コーキング材、パテ、充填材、接着材等の粘性のある混練に使用したり、学童達が粘土細工に使用するあらゆるへらに対して実施することが可能であるが、好適には、目地に埋め込んだコーキング材を平坦に均す際に、熟練者のテクニックや過度な力を必要とせずして、簡易に且つ綺麗な仕上がりで均し作業ができるへらである。
従来より、外壁の目地へ塗り込んだコーキング材等は、平坦化をして仕上げるが、通常の板材等を使用する場合、綺麗に仕上げるためには、熟練者のテクニックが必要であった。これに対して、以下の先行技術では、発泡プラスチック製の肉厚棒状のへらを開示しており、美しく仕上げると同時に、均しに適した力が加わる様に工夫している。
実用新案登録第3032011号
ところが、上記のへらの場合、発泡プラスチック製であるために、長期に使用しているとへら自体が変形してしまい、徐々に使い勝手が悪くなる等の問題があった。
また、これを防止するために、切断して使用すること等が推奨されているが、へらの長さが変化してしまうと、操作性が悪くなり、熟練した者でないと使用できない等の問題もあった。
本考案は、この問題を解消するために、扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材の基端へ延設させた把持部材から成り、前記へら部材の先端部には先端縁へ向けて先細りする鋭角の第1テーパー部と該第1テーパー部へ向けて先細りする鈍角の第2テーパー部を形成した。
これにより、適度な弾性と長期に亘る使用に耐え、変形を起こさない。
また、先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ適宜な弾性力を有し、塗布物に対して均一な吸着表面を備えた弾性吸着部材を前記夫々のテーパー部に被覆して、へらを構成し、綺麗な平滑面の仕上がりができる様にした。
また、前記第2テーパー部の基端部は、へら部材の先端部に押圧力を付した際に適宜な弾性変形をすると共にへら部材の幅方向に屈曲線が創出される様に先端縁から所定の奥行きに至り滑らかに形成されている。
これにより、適度な押圧力が加わり、非熟練者でも簡単に綺麗な仕上げができるようになった。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図であり、図2は、本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図であり、図3は本考案の第1実施例のへらを示す背面図であり、図4は、本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図であり、図5は、本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図であり、図6は本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。
本考案のへら1は、前述の如く、コーキング材、パテ、充填材、接着材等の粘性のある混練に使用したり、学童達が粘土細工に使用するあらゆるへらに対して実施することが可能であるが、好適には、目地に埋め込んだコーキング材を平坦に均す際に、熟練者のテクニックや過度な力を必要とせずして、簡易に且つ綺麗な仕上がりで均し作業ができるへらである。
実施例に示したへら1は、図1乃至図6に図示の如く、プラスチック等の弾性変形が可能な硬質の部材で形成した扁平で且つ逆台形状のへら部材2と、該へら部材2の基端へ一体に延設させた同材質の把持部材3とで構成されている。
前記へら部材2は、先端部が面内でテーパー状になっている。このテーパー部は、へら部材2の先端縁へ向けて先細りする鋭角の第1テーパー部5aと該第1テーパー部5aへ向けて先細りする鈍角の第2テーパー部5bで構成されている。そして、先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ適宜な弾性力を有し、塗布物に対して均一な吸着表面を備えた弾性吸着部材4を前記夫々のテーパー部5a.5bに亘って被覆している。
前記第2テーパー部の基端部5bは、へら部材2の先端部に押圧力を付した際に適宜な弾性変形をすると共にへら部材2の幅方向に屈曲線Kが創出される様に先端縁から所定の奥行きに至り滑らかに形成されている。
弾性吸着部材4は、事前にカッティングされたへら部材2の外形と同一のものを使用している。この弾性吸着部材4は、シリコン、ゴム等からなる材料が使用される。
本考案のへら1を形成するには、先ず、図3で示される状態から、へら部材2の先端部へ同一形状の弾性吸着部材4を接着し、図1の状態とする。尚、へら部材2は、本来、表裏が同じ状態であることから、背面は図3に図示の状態のままと成っている。
本考案のへら1を用いて所定の塗布面にコーキング材等の塗布作業を行うには、先ず、把持部材3を片手でグリップしながら、先端部分で所定の方向に引きながら軽く塗布する。この際、塗布面上に付着したコーキング材等は、へら部材2の先端部に被覆した弾性吸着部材4より、適度な感覚で塗布することができる。
そして、弾性吸着部材4は適宜な弾性力を有するだけではなく、弾性吸着部材4の表面は、微細な凹凸があり、塗布物に対して均一な吸着表面を備えていることから、塗布物を過度に剥ぎ取ることがなく、常に均一で安定した均し状態を実現させることができる。とりわけ、固化する前の柔らかい充填材やコーキング材に対して有益である。
尚、へら部材2の平坦面が把持部材3へ延設されていて且つ把持部材3の両端縁が当該平坦面を囲んで若干の高さで隆起した縁部3aを備えた構造を用いることで、弾性吸着部材4を接着させる際に、把持部材3の縁部3aの先端をストッパーとして位置決めに使用したり、把持部材3の縁部3aの内側の平坦面を利して、寸法誤差を逃がしたりすることが可能である。
また、本考案のへらは、へら部材2の先端部に対して弾性吸着部材4を密着状態で全体として同一の厚みで被覆させるので、平坦面に載置した場合に安定した製品外観として製造される。尚、へらの外観形状の設計変更は、必要に応じて自由であることは言うまでもない。また、先端部の外面部に突条を形成させるべく外周面にエンボス等を付与した弾性吸着部材4等を用いる等の応用ができる。
そして、弾性吸着部材4を設けていないへら部材2の片面は、通常のへら部材2の如く、表面には微細な凹凸のない滑らかな素材を用いるので、例えば、充填材おコーキング材がある程度固化した後は、その面を用いることで、状況に応じて最適な使用ができるものである。
考案の効果
本考案のへらは、上記の如く構成したため、へらの先端部の外形状に沿った柔軟な弾性吸着部材により、均し作業において余分な剥ぎ取りがなく、作業者の感覚に合った作業性に優れたものであり、製造工程が簡易で低コストで提供することができる。
本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図である。 本考案の第1実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図である。 本考案の第1実施例のへらを示す背面図である。 本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す平面図である。 本考案の第2実施例のへらの弾性吸着部材の被覆状態を示す側面図である。 は本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。

Claims (2)

  1. 扁平な適宜形状のへら部材と、該へら部材の基端へ延設させた把持部材から成り、前記へら部材の先端部には先端縁へ向けて先細りする鋭角の第1テーパー部と該第1テーパー部へ向けて先細りする鈍角の第2テーパー部を形成すると共に、該先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ適宜な弾性力を有し、塗布物に対して均一な吸着表面を備えた弾性吸着部材を前記夫々のテーパー部に被覆したことを特徴とするへら。
  2. 前記第2テーパー部の基端部は、へら部材の先端部に押圧力を付した際に適宜な弾性変形をすると共にへら部材の幅方向に屈曲線が創出される様に先端縁から所定の奥行きに至り滑らかに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のへら。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021372A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 旭化成ホームズ株式会社 ヘラ
CN105107686A (zh) * 2015-09-24 2015-12-02 无锡佰利兄弟能源科技有限公司 一种刮刀结构及涂胶方法
JP2019210723A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 ベック株式会社 仕上げ用鏝

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