JP3113140U - コーキング用へら先部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】曲面を仕上げ易く、素人にも簡単に使えるような使い易いコーキング用へら先部材を提供する。
【解決手段】上面14及び下面15が平行で、その形状がほぼU状をなし、先端面12が上面と下面に鋭角で斜交しており、上面は接着剤層を有し、材質が弾性体よりなるコーキング用へら先部材を、従来使用している金属製のコーキング用へらに接着して用いる。へら先部材の先端面は下面と鋭角をなしており、かつ材質が弾性体なので、下地が多少凹凸であっても、それを吸収し滑らかに仕上げられる。また、先端の円弧状面を利用することにより、曲面を滑らかに仕上げることも容易である。
【選択図】図2
【解決手段】上面14及び下面15が平行で、その形状がほぼU状をなし、先端面12が上面と下面に鋭角で斜交しており、上面は接着剤層を有し、材質が弾性体よりなるコーキング用へら先部材を、従来使用している金属製のコーキング用へらに接着して用いる。へら先部材の先端面は下面と鋭角をなしており、かつ材質が弾性体なので、下地が多少凹凸であっても、それを吸収し滑らかに仕上げられる。また、先端の円弧状面を利用することにより、曲面を滑らかに仕上げることも容易である。
【選択図】図2
Description
本考案はコーキング用へら先部材に関する。
建築現場や日曜大工等でコーキングを充填し仕上げるために、通常図4に示すような金属製の専用のへら2が使用されている。しかしながら、凸凹がある面や曲面を金属製のへらで施工するのは技術を要し、特に素人が日曜大工的に使用するのは困難であった。
特許文献1には発泡プラスチックからなるコーキング用へらが開示されている。しかしながら、このへらは先端部が直線からなり、角張って丸みがないために、曲面を仕上げるのには適していない。また、材質が発泡プラスチックであり、弾性と剛性のバランスが悪く、使いにくかった。
実用新案登録第3032011号公報
特許文献1には発泡プラスチックからなるコーキング用へらが開示されている。しかしながら、このへらは先端部が直線からなり、角張って丸みがないために、曲面を仕上げるのには適していない。また、材質が発泡プラスチックであり、弾性と剛性のバランスが悪く、使いにくかった。
本考案の目的は、曲面を仕上げ易く、素人にも簡単に使えるような使い易いコーキング用へら先部材を提供することである。
上記本考案の目的は、上面及び下面が平行で、その形状がほぼU状をなし、先端面が上面と下面に鋭角で斜交しており、上面は接着層剤層を有し、材質が弾性体よりなるコーキング用へら先部材により達成される。
本考案のへら先部材を従来用いられている金属製のコーキング用へらの先端に接着することにより、凸凹がある面や曲面のコーキング仕上げがし易くなり、特別の熟練を要することなく、素人でも美しく仕上げることが可能である。
図1〜3は本考案のへら先部材、図4は従来の金属製用へら、図5は金属製へらに本考案のへら先部材を取り付けた図である。
図1は本考案のへら先部材の一例の斜視図、図2はその平面図と横断面図である。図1、2においては、へら先部材1は、上面側から見たときに、直線状の側面11及び直線状の先端面12が円弧状の面13で繋がっており、全体としてU字状である。側面11は上下面14、15に垂直であり、先端面は平行な上下面に斜交している。斜交角度αは好ましくは20〜80度である。
また、図3に示すように直線状の先端面がなく、先端面12と円弧状面13全体が半円状又は半楕円状の円弧面16であるようなU字状であってもよい。
へら先部材の厚さdは好ましくは5〜20mmである。
図1は本考案のへら先部材の一例の斜視図、図2はその平面図と横断面図である。図1、2においては、へら先部材1は、上面側から見たときに、直線状の側面11及び直線状の先端面12が円弧状の面13で繋がっており、全体としてU字状である。側面11は上下面14、15に垂直であり、先端面は平行な上下面に斜交している。斜交角度αは好ましくは20〜80度である。
また、図3に示すように直線状の先端面がなく、先端面12と円弧状面13全体が半円状又は半楕円状の円弧面16であるようなU字状であってもよい。
へら先部材の厚さdは好ましくは5〜20mmである。
本考案のへら先部材1は上面14に接着剤層(ただし各図には図示されていない)を有する。接着剤層としては、通常は両面テープが用いられるが、その他金属との接着性を有するものであれば特に制限はない。接着剤層の表面は通常剥離紙でカバーしておく。
本考案のへら先部材の材質は弾性体よりなる。弾性体としては、例えば、各種のゴムや塩化ビニルのような軟質プラスチックが挙げられる。ゴムとしては、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、SBR、シリコーンゴム、ウレタンゴム等の合成ゴムや天然ゴムが例示できる。
本考案のへら先部材の材質は弾性体よりなる。弾性体としては、例えば、各種のゴムや塩化ビニルのような軟質プラスチックが挙げられる。ゴムとしては、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、SBR、シリコーンゴム、ウレタンゴム等の合成ゴムや天然ゴムが例示できる。
本考案のへら先部材1は、図5に示すように、例えば従来用いられている金属製のコーキング用へら2の先端部分に接着して用いられる。へら先部材の先端面12は下面15と鋭角をなしており、かつ材質が弾性体なので、下地が多少凹凸であっても、それを吸収し滑らかに仕上げられる。また、先端の円弧状面を利用することにより、曲面を滑らかに仕上げることも容易である。
本考案のへら先部材は従来用いられている金属製のコーキング用へらの先端部分に接着して用いることができ、凸凹がある面や曲面のコーキング仕上げがやり易くなり、建築現場や家庭の日曜大工の道具として使用するのに適している。
1 へら先部材
2 金属製コーキング用へら
11 側面
12 先端面
14 上面
15 下面
2 金属製コーキング用へら
11 側面
12 先端面
14 上面
15 下面
Claims (1)
- 上面及び下面が平行で、その形状がほぼU状をなし、先端面が上面と下面に鋭角で斜交しており、上面は接着層剤層を有し、材質が弾性体よりなるコーキング用へら先部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003790U JP3113140U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | コーキング用へら先部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003790U JP3113140U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | コーキング用へら先部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3113140U true JP3113140U (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=43275521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003790U Expired - Fee Related JP3113140U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | コーキング用へら先部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113140U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196633A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 信二 大村 | コーキング用ヘラ |
JP2015021372A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 旭化成ホームズ株式会社 | ヘラ |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005003790U patent/JP3113140U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014196633A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 信二 大村 | コーキング用ヘラ |
JP2015021372A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 旭化成ホームズ株式会社 | ヘラ |
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