JP2005299365A - ユニットタイル張り機 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来のユニットタイル張りは、たたき板によってユニットタイル表面をたたき込んで張る工法である。この張り方では職人によってたたき込む力の個人差がありユニットタイル表面も裏足面の張り付けモルタルとの密着もバラバラに仕上がっている。タイルの浮や剥離の原因もこうした仕上げ工法に問題がある場合があります。現在は高層の建物が多く外壁面は特に密着度をきっちりと仕上げなければならない。
【解決手段】 モーターの振動によりユニットタイルの張り付け部分のゴム盤全体を振動させまる。そのゴム盤をユニットタイル表面に当て、手でタイル張り機を押さえながら表面をなでるようする。その結果、ユニットタイル裏足面の張り付けモルタルは振動により押し込まれ完全に密着する。ユニットタイル表面を軽くタイル張り機出軽くなでる事によりタイル表面の仕上がりも平均して平に仕上がる為、美しく仕上げる事が出来る。またユニットタイル裏足面が完全に密着くする事によりタイルの浮や剥離の原因も解決出来る。
【選択図】 図１

Description

本発明は内外装の壁・床のユニットタイルを張り付ける事に関する。

現在内外装のユニットタイル施工は、たたき板と言う裏にゴムを張った長方形の厚板で、ユニットタイルの上からたたきながら張っています。現在５年以上経過したマンション・ビル等のタイルの浮きや落下などで各ゼネコンは頭を痛めている。

上記のタイルの張り方は職人一人一人のタイルのたたき込む力の差によってタイルと張り付けモルタル等の密着に誤差が発生しタイルの密着の弱い部分より雨水や湿気が入りやすくなり、年数が経つにつれて弱い部分に廃化がおこり浮の原因になります。
そこで本発明はタイルと張り付けモルタルを完全に密着させ、だれでも同じように施工が出来き、タイル仕上げ面もでこぼこが少なくきれいに仕上げます。

本発明は上記の目的を達成する為に、たたき板と同じ大きさでゴムの張った面をモーターの回転による振動をゴム面に伝えその振動を利用してタイルと張り付けモルタルを密着させる。

本発明のユニットタイル張り付け機は振動による密着張りの為、タイル裏足部分に張り付けモルタルが完全にくい込みタイル裏足の溝部分の隙間もなくなり密着強度強く、タイルの浮きの原因も解決します。

発明の実施するための最良の形態

本発明の実施の形態を図１から図６に基づいて説明する。

図において （ハ）３ モーターを回転させるバッテリー
（ニ）５ ゴム板
（イ）１ 底板に固着させたモーター
（ロ）２ 中心をずらした円すい形ふん動
（ホ）９ 外周のボディ
（ヘ）４ 始動ボタン

上記構成の動作を説明する。（３）のバッテリーより電気を送り（４）のスイッチにより（１）のモーターを回転させモーターの回転により（２）の中心をずらした円すい形のふん動が楕円回転をおこしモーター本体を振動させその振動が低板盤を振動させる。その振動するそこ板に張り付けてあるゴム板をユニットタイルに当てるとユニットタイルは張り付けモルタルにくい込むように完全密着し、ユニットタイル表面を軽く本機で押さえる事によりユニットタイル表面を平に美しく仕上げる事が出来る。

上記構造の型を説明する。（９）の外形部分の（２０）の溝の部分は手の指が本機に固定しやすく出来ている。前頭部は中央に溝を作りそこに（４）の手動ボタンを設置し中指が固定しやすくしてある。（３）バッテリーは後側から出し入れする。（５）のゴム板は現在のタタキ板と同じくらいの面積で作り本機使用の為の手に持つ違和感は無く操作もしやすく重量も現在のたたき板とほぼ同じ大きさである。

本説明の本体外見形態図 本体の中の部分断面図 ２図Ａ−Ａを前方より見た断面図 本体外見前方より見た形態図 本体外見を後方より見た形態図 現在使用中のたたき板形態図

符号の説明

１ モーター
２ 円すい盤
３ バッテリー
４ 押し込み型ゴムスイッチボタン
５ ゴム盤
６ 裏板
７ 間切
８ 差し込み用ソケット
９ 外形
１０ 押し込み型ゴムスイッチの内側構造部分
１１ 配線
１２ カーボン部分
１３ モーター心棒
１４ モーター固定接着剤
１５ モーター留め金
１６ モーター心棒補強盤
１７ バッテリー収納庫
１８ バッテリー取り出し口
１９ 裏板と本体取り付け溝
２０ 指当て溝
２１ バッテリー収納庫外蓋
２２ 蓋止め

Claims (2)

1. 本発明はユニットタイルを長方形のゴム板を振動させ、その振動を利用してユニットタイルを張る機械。
2. 本発明は現在タイル職人が使用しているユニットタイル用たたき板のゴム面と同じ面積であり重量もほぼ変わらず、手に持ちやすい形のボディーにした機械。

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