JP3195010U - へら - Google Patents

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井上 武
武 井上
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井上工具株式会社
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Abstract

【課題】製造工程が簡易で低コストであり、へらの先端部の外形状に沿った金属製のへら補助部材により、均し作業において、作業者の感覚に合った作業性に優れたへらを提供する。【解決手段】へら1は、把持部材3と、把持部材3の先端に延設させた扁平で且つ肉厚のある合成樹脂材で形成したへら部材2から成り、へら部材2の端部へ先端縁に向けて肉薄としたテーパー部を形成すると共に、へら部材2のテーパー部の裏面には金属材料で形成したへら補助部材4を積層させ、へら補助部材4の先端部をテーパー部の端部より若干突出させたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案のへらは、床、ガラス等の表面に付着したゴミ、粘着性を有するシール等を剥がす際に使用されるスクレイパ機能を有するへらに関するものである。
従来のスクレイパは、全体が金属製のへらや木製の把持部に対して金属製のへらを取り付けたものであり、熟練者のテクニックが必要であった。以下の先行技術では、合成樹脂製製の把持部に対して金属製のへらを取り付けたへらを開示しているが、より、簡単な構成でスクレイパ機能を備えたへらが望まれている。
実用新案登録第3096045号
全体が金属製のへらでは、適度な厚みで全体を形成する必要があるため、製造が難しい。
一方、合成樹脂製の場合は、へら自体の変形度が高く、作業にかなりの力を要したり、うまく剥ぎ取ることができない等の根本的な問題があった。
本考案は、硬質の合成樹脂製のへらの性質と、金属製のへらの性質を利用して、より簡単に剥がし作業ができるへらを提供するものである。
本考案は、この問題を解消するために、本考案は、把持部材と、該把持部材の先端に延設させた扁平で且つ肉厚のある合成樹脂材で形成したへら部材から成り、前記へら部材の端部へ先端縁に向けて肉薄としたテーパー部を形成すると共に、該へら部材のテーパー部の裏面には金属材料で形成したへら補助部材を積層させ、該へら補助部材の先端部を前記テーパー部の端部より若干突出させたものである。
これにより、作業面に対してより適宜な圧力を与えることができ、適度な弾性と長期に亘る使用に耐え、変形を起こさない。
また、へら補助部材の幅方向の両端部に鋭角の突出部を形成したことで、特に剥ぎ取りにくい固化物に対して掻取る部分を設け、綺麗な平滑面の仕上がりができる様にした。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の第1実施例のへらを示す平面図であり、図2は、本考案の第1実施例のへらを示す背面図であり、図3は本考案の第1実施例のへらを示す側面図であり、図4は、本考案の第2実施例のへらを示す平面図であり、図5は、本考案の第2実施例のへらを示す平面図であり、図6は本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。
本考案のへら1は、前述の如く、床、ガラス等の表面に付着したゴミ、粘着性を有するシール等を剥がしとったり、その他にも、コーキング材、パテ、充填材、接着材等の粘性のある混練に使用したり、学童達が粘土細工に使用するあらゆるへらに対して実施することが可能であり、熟練者のテクニックや過度な力を必要とせずして、簡易に且つ綺麗な仕上がりで剥がし作業ができるへらである。
実施例に示したへら1は、図1乃至図6に図示の如く、プラスチック等の弾性変形が可能な硬質の部材で形成した扁平で且つ肉厚のへら部材2と、該へら部材2の基端へ一体に延設させた同材質の把持部材3とで構成されている。これらは、別部材を接合しても良いが、好適には、一体的に形成することができる。
図1及び図2の第1実施例においては、前記へら部材2は、面内で扇型に形成されている。この形状は、広い塗材面に対して有効である。
本考案のへら1は、図3に図示の如く、前記へら部材2の端部へ先端縁に向けて肉薄としたテーパー部2aを形成している。これは、作業面に対して良く変形するようにしたもので、上面のみを肉薄として底面は平坦に形成している。そして、先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ適宜な弾性力を有し、作業面に対して均一な圧力を加えることができる金属製のへら補助部材4を積層しているものである。この金属製のへら補助部材4は、0.1mm〜0.2mm程度の薄い金属材料であり、これにより、適度なしなり具合を実現できる。
また、本考案のへら1は、前記へら補助部材4の先端部を、前記テーパー部2aの端部より若干突出させることで、より先端部の変形具合に工夫をしている。この様に構成することにより、未熟練者でも塗材に対して自然な圧力を加えることができる。
図4及び図5の第2実施例においては、前記へら部材2は、面内で先細りするテーパー形状となっている。そして、この実施例では、前記へら補助部材4の幅方向の両端部に鋭角の突出部4aを形成している。
本考案のへら1を用いて所定の塗布面にコーキング材等の塗布作業を行うには、先ず、把持部材3を片手でグリップしながら、先端部分で所定の方向に引きながら軽く塗布する。この際、塗布面上に付着したコーキング材等は、へら部材2の先端部に積層したへら補助部材4より、適度な感覚で塗布することができる。
そして、へら補助部材4は適宜な弾性力を有するだけではなく、金属製であることから、経時に亘り塑性変形を起こしにくく、使用できるので、常に均一で安定した剥がし作業を実現させることができる。
考案の効果
本考案のへらは、上記の如く構成したため、へらの先端部の外形状に沿った金属製のへら補助部材により、円滑に剥がし作業を行うことができる。そして、へら部分の多くが合成樹脂製でできているので、作業者の感覚に合った撓りが得られると共に、作業者部品点数も少なく製造工程が簡易で低コストで提供することができる。
本考案の第1実施例のへらを示す平面図である。 本考案の第1実施例のへらを示す背面図である。 本考案の第1実施例のへらを示す側面図である。 本考案の第2実施例のへらを示す平面図である。 本考案の第2実施例のへらを示す平面図である。 本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。
1 へら
2 へら部材
2a テーパー部
3 把持部材
4 へら補助部材
4a 突出部
本考案のへらは、床、ガラス等の表面に付着したゴミ、粘着性を有するシール等を剥がす際に使用されるスクレイパ機能を有するへらに関するものである。
従来のスクレイパは、全体が金属製のへらや木製の把持部に対して金属製のへらを取り付けたものであり、熟練者のテクニックが必要であった。以下の先行技術では、合成樹脂製製の把持部に対して金属製のへらを取り付けたへらを開示しているが、より、簡単な構成でスクレイパ機能を備えたへらが望まれている。
実用新案登録第3096045号
全体が金属製のへらでは、適度な厚みで全体を形成する必要があるため、製造が難しい。
一方、合成樹脂製の場合は、へら自体の変形度が高く、作業にかなりの力を要したり、うまく剥ぎ取ることができない等の根本的な問題があった。
本考案は、硬質の合成樹脂製のへらの性質と、金属製のへらの性質を利用して、より簡単に剥がし作業ができるへらを提供するものである。
本考案は、この問題を解消するために、本考案は、把持部材と、該把持部材の先端に延設させた扁平で且つ肉厚のある合成樹脂材で形成したへら部材から成り、前記へら部材の端部へ先端縁に向けて肉薄としたテーパー部を形成すると共に、該へら部材のテーパー部の裏面には金属材料で形成したへら補助部材を積層させ、該へら補助部材の先端部を前記テーパー部の端部より若干突出させたものである。
これにより、作業面に対してより適宜な圧力を与えることができ、適度な弾性と長期に亘る使用に耐え、変形を起こさない。
また、へら補助部材の幅方向の両端部に鋭角の突出部を形成したことで、特に剥ぎ取りにくい固化物に対して掻取る部分を設け、綺麗な平滑面の仕上がりができる様にした。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の第1実施例のへらを示す平面図であり、図2は、本考案の第1実施例のへらを示す背面図であり、図3は本考案の第1実施例のへらを示す側面図であり、図4は、本考案の第2実施例のへらを示す平面図であり、図5は、本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。
本考案のへら1は、前述の如く、床、ガラス等の表面に付着したゴミ、粘着性を有するシール等を剥がしとったり、その他にも、コーキング材、パテ、充填材、接着材等の粘性のある混練に使用したり、学童達が粘土細工に使用するあらゆるへらに対して実施することが可能であり、熟練者のテクニックや過度な力を必要とせずして、簡易に且つ綺麗な仕上がりで剥がし作業ができるへらである。
実施例に示したへら1は、図1乃至図5に図示の如く、プラスチック等の弾性変形が可能な硬質の部材で形成した扁平で且つ肉厚のへら部材2と、該へら部材2の基端へ一体に延設させた同材質の把持部材3とで構成されている。これらは、別部材を接合しても良いが、好適には、一体的に形成することができる。
図1及び図2の第1実施例においては、前記へら部材2は、面内で扇型に形成されている。
この形状は、広い塗材面に対して有効である。
本考案のへら1は、図3に図示の如く、前記へら部材2の端部へ先端縁に向けて肉薄としたテーパー部2aを形成している。これは、作業面に対して良く変形するようにしたもので、上面のみを肉薄として底面は平坦に形成している。そして、先端部の外形状に沿った大きさを有し且つ適宜な弾性力を有し、作業面に対して均一な圧力を加えることができる金属製のへら補助部材4を積層しているものである。この金属製のへら補助部材4は、0.1mm〜0.2mm程度の薄い金属材料であり、これにより、適度なしなり具合を実現できる。
また、本考案のへら1は、前記へら補助部材4の先端部を、前記テーパー部2aの端部より若干突出させることで、より先端部の変形具合に工夫をしている。この様に構成することにより、未熟練者でも塗材に対して自然な圧力を加えることができる。
図4及び図5の第2実施例においては、前記へら部材2は、面内で先細りするテーパー形状となっている。そして、この実施例では、前記へら補助部材4の幅方向の両端部に鋭角の突出部4aを形成している。
本考案のへら1を用いて所定の塗布面にコーキング材等の塗布作業を行うには、先ず、把持部材3を片手でグリップしながら、先端部分で所定の方向に引きながら軽く塗布する。この際、塗布面上に付着したコーキング材等は、へら部材2の先端部に積層したへら補助部材4より、適度な感覚で塗布することができる。
そして、へら補助部材4は適宜な弾性力を有するだけではなく、金属製であることから、経時に亘り塑性変形を起こしにくく、使用できるので、常に均一で安定した剥がし作業を実現させることができる。
考案の効果
本考案のへらは、上記の如く構成したため、へらの先端部の外形状に沿った金属製のへら補助部材により、円滑に剥がし作業を行うことができる。そして、へら部分の多くが合成樹脂製でできているので、作業者の感覚に合った撓りが得られると共に、作業者部品点数も少なく製造工程が簡易で低コストで提供することができる。
本考案の第1実施例のへらを示す平面図である。 本考案の第1実施例のへらを示す背面図である。 本考案の第1実施例のへらを示す側面図である。 本考案の第2実施例のへらを示す平面図である。 本考案の第2実施例のへらを示す背面図である。背面図である。
1 へら
2 へら部材
2a テーパー部
3 把持部材
4 へら補助部材
4a 突出部

Claims (3)

  1. 把持部材と、該把持部材の先端に延設させた扁平で且つ肉厚のある合成樹脂材で形成したへら部材から成り、前記へら部材の端部へ先端縁に向けて肉薄としたテーパー部を形成すると共に、該へら部材のテーパー部の裏面には金属材料で形成したへら補助部材を積層させ、該へら補助部材の先端部を前記テーパー部の端部より若干突出させたことを特徴とするへら。
  2. 前記へら補助部材の幅方向の両端部に鋭角の突出部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のへら。
  3. 前記金属製のへら補助部材4が、0.1mm〜0.2mm程度の薄い金属材料であることを特徴とする請求項1記載のへら。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154392A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 株式会社プロセス・ラボ・ミクロン インク用へら

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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