JP3224034U - 作業用工具及びその部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクレイパ機能を備えた簡易な構造の作業用工具を提供する。【解決手段】交換可能な滑動刃を収容する手持ちカッターにおいて、カッター刃を露出させるカッター本体2の先端部の隙間に挿入して固定可能な所定の長さを有する金属製の基片1aと、基片の先端側に延設させたスクレイパー片とで形成され、基片には、カッター本体の先端部の隙間に対して外周方向に圧接させる凸部1cが形成される。【選択図】図1
Description
本考案の作業用工具は、床、ガラス等の表面に付着したゴミや汚れ、粘着性を有するシール、塗装や建材の切断作業等で生じた細かな付着性のあるゴミや汚れを剥がしたり、研磨することができるスクレイパ機能を有する作業用工具に関するものである。
従来のスクレイパは、全体が金属製の作業用工具や木製の把持部に対して金属製の作業用工具を取り付けたものであり、熟練者のテクニックが必要であった。以下の先行技術では、略棒状の合成樹脂製製の把持部に対して、その先端に金属製の作業用工具を取り付けた作業用工具を開示している。
この種の工具では、専用の工具として主として業務用に制作されているため、一般家庭などで簡易に使用する際には抵抗感があった。
そこで、本考案は、身近に存在するカッターに対して極めて簡単に装着でき、簡素な構造で、作業性に優れたスクレイパ機能を備えた作業用工具を提供するものである。
本考案は、この問題を解消するために、交換可能な滑動刃を収容する手持ちカッターにおいて、カッター刃を露出させるカッター本体の先端部の隙間に挿入して固定可能な所定の長さを有する金属製の基片と、該基片の先端側に延設させたスクレイパー片とで構成した。
そして、基片には、カッター本体の先端部の隙間に対して外周方向に圧接させる凸部を形成した。
これにより、普通に使用しているカッター本体に対して、刃を収納した状態または刃を取り出した状態にて、基片を先端部の隙間から挿入して装着し、そのままスクレイパーとして使用できる様になった。
この様に構成した作業用工具は、熟練した職人でなくとも、作業面に対してより適宜な圧力を与えることができ、適度な弾性と長期に亘る使用に耐え、変形も起こしにくい工具を提供した。
また、本考案の作業工具は、スクレイパー片の形状を様々に変化させることで、状況に応じて交換し、最適な作業を行うことができる。
本考案の作業用工具は、上記の如く構成したため、先端部の金属製のスクレイパー片により、円滑に剥がし作業を行うことができる。また、把持部は、市販のカッター本体を使用するので、作業者の感覚に合った撓りが得られると共に、作業者部品点数も少なく製造工程が簡易で低コストで提供することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案のスクレイパー片の装着時の作業用工具の上面図であり、図2は、本考案のスクレイパー片の装着時の作業用工具の底面図であり、図3は、本考案の作業用工具に使用する各種のスクレイパー片の説明図であり、図4は、本考案の作業用工具のスクレイパー片をカッター本体に挿入した際の固定状態を示す説明図であり、図5は、本考案のスクレイパー片の未装着時の作業用工具の上面図であり、図6は、本考案のスクレイパー片の未装着時の作業用工具の底面図である。
本考案の作業用工具1は、前述の如く、床、壁等の表面に付着したゴミ、粘着性を有するシール等を剥がしとったり、建材に使用するコーキング材、パテ、充填材、接着材等の粘着性のあるゴミや汚れが、壁面や床に付着した場合に、これを剥ぎ取ると共に、平坦面に磨き上げることができる作業用工具であり、熟練者のテクニックや過度な力を必要とせずして、簡易に且つ綺麗な仕上がりで剥がし作業ができる作業用工具とその部材である。
本考案の実施例の作業用工具1の部材は、図1乃至図4に図示の如く、金属製の基片1aと、スクレイパー片1bとで構成されている。これらは、別部材を接着剤等で接合して形成されても良いが、通常は一つの金属部材で形成される。
本考案は、市販の一般的なカッターを用いるものであり、図示の実施例の作業用工具1は、ストレート型のグリップ22としたカッター本体2を使用している。
カッター本体2は、カッター刃(図示を省略)を保持するホルダー2aと、それをスライドさせるスライドバー2b、これ等をスライドさせて所定位置で留める係止歯2c等で構成されていて、通常は、先端部の隙間21より、カッター刃を露出させて使用するものである。
本考案の作業用工具1に開示した部材は、先端部のスクレーパー片1bと、前記カッター本体2の先端部の隙間21に挿入する基片1aとで構成されており、該基片1aのスクレーパー片1bとの接合部分の中央辺に凸部1cが形成されている。
前記凸部1cは、プレス加工により変形させた凹陥部の裏面に自然に形成される凸部1cで良い。これにより、図4に示す通り、通常はカッター刃を滑らかに突き出して露出させる程度に形成されているカッター本体2の先端部の隙間21に対して、この凸部1cが外周方向に圧接することになるので、未熟練者でも部材は安定的に固定される。
本考案の作業用工具1を用いて所定の作業面に対して作業を行うには、先ず、カッター本体2のグリップ22を片手で把持しながら、先端部のスクレイパー片1aで所定の方向に引きながらスクレイパー作業をする。この際、作業面上に付着したゴミや埃等は、適度な感覚で剥がし取ることができる。
そして、本考案の部材は適宜な弾性力を有するだけではなく、金属製であることから、経時に亘り塑性変形を起こしにくく、使用できるので、常に均一で安定した剥がし作業、平滑化作業を実現させることができる。
1 作業用工具
1a 基片
1b スクレイパー片
1c 凸部
2 カッター本体
2a ホルダ
2b スライドバー
2c 係止歯
21 隙間
22 グリップ
1a 基片
1b スクレイパー片
1c 凸部
2 カッター本体
2a ホルダ
2b スライドバー
2c 係止歯
21 隙間
22 グリップ
Claims (4)
- 交換可能な滑動刃を収容する手持ちカッターにおいて、前記カッター刃を露出させるカッター本体の先端部の隙間に挿入して固定可能な所定の長さを有する金属製の基片と、該基片の先端側に延設させたスクレイパー片とで形成されたことを特徴とする作業用工具。
- 前記基片には、カッター本体の先端部の隙間に対して外周方向に圧接させる凸部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の作業用工具。
- 交換可能な滑動刃を収容する手持ちカッターに使用される部材であって、前記カッター刃を露出させるカッター本体の先端部の隙間に挿入して固定可能な所定の長さを有する金属製の基片と、該基片の先端側に延設させたスクレイパー片とで形成されたことを特徴とする作業用工具の部材。
- 前記基片には、カッター本体の先端部の隙間に対して外周方向に圧接させる凸部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の作業用工具の部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003467U JP3224034U (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | 作業用工具及びその部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003467U JP3224034U (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | 作業用工具及びその部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224034U true JP3224034U (ja) | 2019-11-21 |
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ID=68610377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019003467U Expired - Fee Related JP3224034U (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | 作業用工具及びその部材 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3224034U (ja) |
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2019
- 2019-08-27 JP JP2019003467U patent/JP3224034U/ja not_active Expired - Fee Related
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