JP2014196633A - コーキング用ヘラ - Google Patents

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Abstract

【課題】未熟作業者や素人作業者であっても、施工箇所の狭さや凹凸具合に拘らず、コーキング材を所定の肉厚で綺麗に塗布できるコーキング用ヘラを提供する。【解決手段】本願発明のコーキング用ヘラ11は、帯状の支持剛体12と、前記支持剛体12の片面に取り付けた弾性ヘラ体13とを備える。前記弾性ヘラ体13は、前記支持剛体12の片面に取り付く取付け面部14と、前記取付け面部14の反対側に位置する底面部15と、前記取付け面部14と前記底面部15とをつなぐ側面部16とを有する。前記底面部15を前記取付け面部14よりも幅広に形成すると共に、前記取付け面部14から前記底面部15に近付くに連れて前記支持剛体12から離れるように前記側面部16を傾斜させることによって、前記弾性ヘラ体13を断面台形状に形成する。【選択図】図1

Description

本願発明は、建築物や土木構造物における隙間及び継ぎ目といった目地に充填したコーキング材(シーリング材といってもよい)を均すのに用いるコーキング用ヘラに関するものである。
従来、窓枠回り、水回り、建築材等の隙間及び継ぎ目といった目地を処理するに際しては、目地にコーキング材を塗布して仕上げを行う。この種の目地処理では通常、様々な種類のコーキング用ヘラを用いる(例えば特許文献1及び2等参照)。特許文献1に記載のコーキング用ヘラは、ヘラ本体を肉薄の金属ブレードで構成した金属ヘラである。特許文献2に記載のコーキング用ヘラは、ヘラ本体をシリコーンゴム等の合成ゴムや天然ゴムで構成したゴムヘラである。
特開平7−305492号公報 特開2003−25450号公報
十分な経験のある熟練作業者であれば、特許文献1に記載の金属ヘラを用いて、コーキング材を所定の肉厚で綺麗に塗布して仕上げることが可能だが、経験の浅い未熟作業者や素人作業者が特許文献1に記載の金属ヘラを用いても、施工箇所の狭さや凹凸具合に起因して、コーキング材を所定の肉厚で綺麗に塗布するのが難しいという問題があった。
この点、特許文献2に記載のゴムヘラを用いれば、未熟作業者や素人作業者であっても、目地処理でのゴムヘラの動きを柔軟にでき、施工箇所の狭さや凹凸具合に拘わらず、コーキング材を所定の肉厚で塗布することが可能になる。しかし、特許文献2に記載のゴムヘラは断面略矩形状であるから、目地処理に際してゴムヘラの移動方向下流側の側面に余剰コーキング材が盛り上がって付着し易く、コーキング材表面の仕上がりを綺麗にするのが難しいという別の問題があった。特にゴムヘラの移動方向下流側の側面に余剰コーキング材が付着した状態でゴムヘラを移動させると、コーキング材の表面側が千切れてコーキング材表面の仕上がりの美感が悪化するのであった。
本願発明は、上記の現状に鑑みてなされたものであり、未熟作業者や素人作業者であっても、施工箇所の狭さや凹凸具合に拘らず、コーキング材を所定の肉厚で綺麗に塗布できるコーキング用ヘラを提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、帯状の支持剛体と、前記支持剛体の片面に取り付けた弾性ヘラ体とを備えるコーキング用ヘラであって、前記弾性ヘラ体は、前記支持剛体の片面に取り付く取付け面部と、前記取付け面部の反対側に位置する底面部と、前記取付け面部と前記底面部とをつなぐ側面部とを有し、前記底面部を前記取付け面部よりも幅広に形成すると共に、前記取付け面部から前記底面部に近付くに連れて前記支持剛体から離れるように前記側面部を傾斜させることによって、前記弾性ヘラ体を断面台形状に形成しているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコーキング用ヘラにおいて、前記弾性ヘラ体における前記底面部と前記側面部との間のコーナー部に丸みをつけるか、又は、前記コーナー部を面取りするかしているというものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコーキング用ヘラにおいて、前記支持剛体及び前記弾性ヘラ体の長手方向中途部をこれらの長手方向各端部よりも幅狭に形成しているというものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちいずれかに記載のコーキング用ヘラにおいて、前記弾性ヘラ体の長手方向両端部のうち少なくとも一方を平面視で先窄まり状に尖らせているというものである。
本願発明によると、帯状の支持剛体と、前記支持剛体の片面に取り付けた弾性ヘラ体とを備えるコーキング用ヘラであって、前記弾性ヘラ体は、前記支持剛体の片面に取り付く取付け面部と、前記取付け面部の反対側に位置する底面部と、前記取付け面部と前記底面部とをつなぐ側面部とを有し、前記底面部を前記取付け面部よりも幅広に形成すると共に、前記取付け面部から前記底面部に近付くに連れて前記支持剛体から離れるように前記側面部を傾斜させることによって、前記弾性ヘラ体を断面台形状に形成しているから、
前記コーキング用ヘラで目地処理する際は、コーキング材に押し当てた前記弾性ヘラ体が弾性変形して、施工箇所の凹凸具合に前記弾性ヘラ体を追随させて動かしたり、作業者による余分な押圧力を吸収したりできる。未熟作業者や素人作業者であっても、前記施工箇所の狭さや凹凸具合に拘らず、前記コーキング材を所定の肉厚で綺麗に塗布できる。
特に、前記取付け面部から前記底面部に近付くに連れて前記支持剛体から離れるように前記側面部を傾斜させているから、前記弾性ヘラ体の移動方向下流側で余剰コーキング材が盛り上がったりしても、余剰コーキング材と前記弾性ヘラ体の移動方向下流側の側面部との間の距離が離れることになり、余剰コーキング材が前記弾性ヘラ体の移動方向下流側の側面部に付着し難くできる。従って、従来のようにコーキング用ヘラの移動によってコーキング材表面側が千切れてコーキング材表面の仕上がりの美感が悪化する問題をなくせる。
第1実施形態におけるコーキング用ヘラの正面図である。 コーキング用ヘラの背面図である。 コーキング用ヘラの平面図である。 コーキング用ヘラの底面図である。 コーキング用ヘラの左側面図である。 コーキング用ヘラの右側面図である。 図1のVII−VII視断面図である。 コーキング用ヘラでの目地処理の第1態様を示す説明図である。 コーキング用ヘラでの目地処理の第2態様を示す説明図である。 コーキング用ヘラでの目地処理の第3態様を示す説明図である。 コーキング用ヘラでの目地処理の第4態様を示す説明図である。 第2実施形態におけるコーキング用ヘラの正面図である。 コーキング用ヘラの背面図である。 コーキング用ヘラの平面図である。 コーキング用ヘラの底面図である。 コーキング用ヘラの左側面図である。 コーキング用ヘラの右側面図である。 図12のXVIII−XVIII視断面図である。 コーキング用ヘラでの目地処理の第5態様を示す説明図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。まずはじめに、図1〜図7を参照しながら、第1実施形態のコーキング用ヘラ11の構成を説明する。第1実施形態のコーキング用ヘラ11は、帯状の支持剛体12と、支持剛体12の片面(裏面)に取り付けた弾性ヘラ体13とを備えている。支持剛体12は弾性ヘラ体13の姿勢を維持(補強)するものであり、第1実施形態では薄肉帯状の金属板で形成している。弾性ヘラ体13は、建築物や土木構造物における隙間及び継ぎ目等の目地に充填したコーキング材に当接させてコーキング材表面を均すものであり、第1実施形態では可撓性を有する弾性材(例えばシリコーンゴム等の合成ゴムや天然ゴム、又は軟質な合成樹脂)で形成している。
弾性ヘラ体13は、支持剛体12の片面(裏面)に取り付く取付け面部14と、取付け面部14の反対側に位置する底面部15と、取付け面部14と底面部15とをつなぐ側面部16とを有している。弾性ヘラ体13の取付け面部14は、支持剛体12の片面(裏面)と略同じ形状及び大きさに形成している。第1実施形態では、弾性ヘラ体13の取付け面部14を支持剛体12の片面に着脱可能に接着している。支持剛体12に対して弾性ヘラ体13を付け替えできる。
弾性ヘラ体13の底面部15は取付け面部14よりも全体的に幅広に形成している。底面部15の外周縁部17(底面部15と側面部16との間のコーナー部17といってもよい)が支持剛体12及び取付け面部14からはみ出ている。側面部16は、取付け面部14から底面部15に近付くに連れて支持剛体12から離れるように傾斜している。弾性ヘラ体13は、取付け面部14を上底、底面部15を下底と見た場合、上底側が短い断面台形状を呈している。弾性ヘラ体13の側面部16は断面台形状の斜辺に対応する。断面台形状におけるコーナー部17の角度は鋭角になっている。
弾性ヘラ体13における底面部15と側面部16との間のコーナー部17には丸みをつけるか、又は、コーナー部17を面取りするかしている。図3〜図7に示すように、第1実施形態ではコーナー部17に丸みをつけている。このため、目地処理の際に、目地周辺の壁材や床材等の構造材表面に弾性ヘラ体13のコーナー部17が接触したりしても、構造材表面を傷付けるおそれがほとんどなく、構造材表面の体裁が悪くなるような不具合をなくせる。このような利点は、構造材が例えばリシン壁、タイル壁及び吹付けタイル壁等の場合に特に有効に機能する。
図1に示すように、支持剛体12及び弾性ヘラ体13の長手方向中途部には、短手方向内側に凹む凹み部18を形成している。すなわち、支持剛体12及び弾性ヘラ体13の長手方向中途部(凹み部18)の短手方向幅W1は、これらの長手方向各端部の短手方向幅W2,W3よりも幅狭に(短く又は細く)形成している。作業者は例えば親指、人差し指及び中指を凹み部18に宛がってコーキング用ヘラ11を掴めるから、コーキング用ヘラ11を掴み易く、コーキング用ヘラ11での目地処理作業の作業性向上の一助となっている。なお、弾性ヘラ体13の長手方向一端部の短手方向幅W2は、その長手方向他端部の短手方向幅W3よりも幅広に形成している。すなわち、弾性ヘラ体13の長手方向一端部を幅広に長手方向他端部を幅狭にしていて、1本のコーキング用ヘラ11で目地幅の広狭に対処できる。
第1実施形態のコーキング用ヘラ11を用いた目地処理は、例えば図8〜図11に示すようにして行われる。図8に示す目地処理の第1態様は、壁材21と床材22との入隅部23に形成した目地24に、斜面(キャント)を設けるようにコーキング材25を充填して均す場合である。作業者は、入隅部23の目地24に充填したコーキング材25が適度に乾いてから、コーキング用ヘラ11を適宜角度に傾けながら、弾性ヘラ体13の底面部15の長手方向一端側(又は他端側)をコーキング材25表面に押し当てる。そして、このときの前記適宜角度(均し角度)を保ちながら、目地24の長手方向に沿ってコーキング用ヘラ11を移動させることによって、コーキング材25を目地24内部に押し込んでコーキング材25内部の気泡や空隙を取り除きながら、壁材21及び床材22に対して傾斜するようにコーキング材25表面が均される。なお、目地24周辺に養生テープを予め接着しておいて、目地処理作業をし易いようにしてもよい。
コーキング用ヘラ11の弾性ヘラ体13が可撓性を有する弾性材製であるから、弾性ヘラ体13の底面部15の長手方向一端側(又は他端側)をコーキング材25表面に押し当てたときは、弾性ヘラ体13の長手方向一端側(又は他端側)が弾性変形して、壁材21及び床材22の凹凸具合に弾性ヘラ体13の長手方向一端側(又は他端側)を追随させて動かしたり、作業者による余分な押圧力を吸収したりできる。従って、入隅部23という狭い箇所であること、並びに、壁材21及び床材22の凹凸具合に拘わらず、未熟作業者や素人作業者であっても、コーキング材25を所定の肉厚で綺麗に塗布できる。
また、弾性ヘラ体13の側面部16は、取付け面部14から底面部15に近付くに連れて支持剛体12から離れるように傾斜していて、弾性ヘラ体13の断面台形状におけるコーナー部17の角度が鋭角であるから、弾性ヘラ体13の移動方向下流側で余剰コーキング材が盛り上がったりしても、余剰コーキング材と弾性ヘラ体13の移動方向下流側の側面部16との間の距離が離れることになり、余剰コーキング材が弾性ヘラ体13の移動方向下流側の側面部16に付着し難くできる。従って、従来のようにコーキング用ヘラ11の移動によってコーキング材25表面側が千切れてコーキング材25表面の仕上がりの美感が悪化する問題をなくせる。
図9に示す目地処理の第2態様は、入隅部23の目地24に、平坦面を設けるようにコーキング材25を充填して均す場合である。この場合、作業者は、コーキング用ヘラ11を目地24の長手方向と交差する姿勢で寝かせ気味にして、弾性ヘラ体13の底面部15の長手方向一端側(又は他端側)をコーキング材25表面に押し当て、目地24の長手方向に沿ってコーキング用ヘラ11を移動させる。
図10に示す目地処理の第3態様は、隣り合う床材22(又は壁材21)の間に形成した目地24の目地幅が狭いときに、コーキング材25を床材22(又は壁材21)と面一状に均す場合である。この場合、作業者は、コーキング用ヘラ11を目地24の長手方向と平行な姿勢で寝かせ気味にして、弾性ヘラ体13の底面部15の長手方向一端側(又は他端側)をコーキング材25表面に押し当て、目地24の長手方向に沿ってコーキング用ヘラ11を移動させる。
図11に示す目地処理の第4態様は、隣り合う床材22(又は壁材21)の間に形成した目地24の目地幅が広いときに、コーキング材25を床材22(又は壁材21)と面一状に均す場合である。この場合、作業者は、コーキング用ヘラ11を目地24の長手方向と交差する姿勢で寝かせ気味にして、弾性ヘラ体13の底面部15の長手方向一端側(又は他端側)をコーキング材25表面に押し当て、目地24の長手方向に沿ってコーキング用ヘラ11を移動させる。
次に、図12〜図18を参照しながら、第2実施形態のコーキング用ヘラ11の構成を説明する。第2実施形態のコーキング用ヘラ11は基本的には第1実施形態のコーキング用ヘラ11と同じ構造であるが、凹み部18を備えていない点で第1実施形態と異なっている。また、第2実施形態では、弾性ヘラ体13の長手方向両端部のうち少なくとも一方を平面視で先窄まり状に尖らせた尖端部19に形成している点でも、第1実施形態と異なっている。第2実施形態では、弾性ヘラ体13の長手方向両端部に尖端部19を形成している。
図19に示すように、例えば入隅部23の目地24に、斜面(キャント)を設けるようにコーキング材25を充填して均す場合において、第2実施形態のコーキング用ヘラ11を用いるときは、コーキング用ヘラ11を適宜角度に傾けながら、目地24周辺に予め接着した養生テープ26のうち壁材21側のものの下縁側に、弾性ヘラ体13の長手方向一端側(又は他端側)の尖端部19を当接させ、弾性ヘラ体13の底面部15の長手方向一端側(又は他端側)をコーキング材25表面に押し当てる。そして、壁材21側の養生テープ26の下縁側と尖端部19との関係を目印にして、尖端部19を壁材21側の養生テープ26の下縁側に沿わせることによって、このときの前記適宜角度(均し角度)を保ちながら、目地24の長手方向に沿ってコーキング用ヘラ11を移動させるのである。このため、弾性ヘラ体13の長手方向一端側(又は他端側)の尖端部19の存在によって、未熟作業者や素人作業者であっても、コーキング材25表面に対するコーキング用ヘラ11の均し角度を維持し易い。
上記の記載並びに図1等から明らかなように、帯状の支持剛体12と、前記支持剛体12の片面に取り付けた弾性ヘラ体13とを備えるコーキング用ヘラ11であって、前記弾性ヘラ体13は、前記支持剛体12の片面に取り付く取付け面部14と、前記取付け面部14の反対側に位置する底面部15と、前記取付け面部14と前記底面部15とをつなぐ側面部16とを有し、前記底面部15を前記取付け面部14よりも幅広に形成すると共に、前記取付け面部14から前記底面部15に近付くに連れて前記支持剛体12から離れるように前記側面部16を傾斜させることによって、前記弾性ヘラ体13を断面台形状に形成しているから、前記コーキング用ヘラ11で目地処理する際は、コーキング材25に押し当てた前記弾性ヘラ体13が弾性変形して、施工箇所の凹凸具合に前記弾性ヘラ体13を追随させて動かしたり、作業者による余分な押圧力を吸収したりできる。未熟作業者や素人作業者であっても、前記施工箇所の狭さや凹凸具合に拘らず、前記コーキング材25を所定の肉厚で綺麗に塗布できる。
特に、前記取付け面部14から前記底面部15に近付くに連れて前記支持剛体12から離れるように前記側面部16を傾斜させているから、前記弾性ヘラ体13の移動方向下流側で余剰コーキング材が盛り上がったりしても、余剰コーキング材と前記弾性ヘラ体13の移動方向下流側の側面部16との間の距離が離れることになり、余剰コーキング材が前記弾性ヘラ体13の移動方向下流側の側面部16に付着し難くできる。従って、従来のようにコーキング用ヘラ11の移動によってコーキング材25表面側が千切れてコーキング材25表面の仕上がりの美感が悪化する問題をなくせる。
また、前記弾性ヘラ体13における前記底面部15と前記側面部16との間のコーナー部17に丸みをつけるか、又は、前記コーナー部17を面取りするかしているので、目地処理の際に、目地24周辺の壁材21や床材22等の構造材表面に前記弾性ヘラ体13の前記コーナー部17が接触したりしても、構造材表面を傷付けるおそれがほとんどなく、構造材表面の体裁が悪くなるような不具合をなくせる。
更に、前記支持剛体12及び前記弾性ヘラ体13の長手方向中途部をこれらの長手方向各端部よりも幅狭に形成しているから、作業者は例えば親指、人差し指及び中指を前記幅狭の長手方向中途部に宛がって前記コーキング用ヘラ11を掴めることになる。従って、前記コーキング用ヘラ11を掴み易く、前記コーキング用ヘラ11での目地処理作業の作業性向上を図れる。
しかも、前記弾性ヘラ体13の長手方向両端部のうち少なくとも一方を平面視で先窄まり状に尖らせた尖端部19に形成しているから、例えば養生テープ26の縁部と前記尖端部19との関係を目印にして、前記尖端部19を前記養生テープ26の縁部に沿わせることによって、このときの均し角度を保ちながら、目地24の長手方向に沿って前記コーキング用ヘラ11を移動させることができる。このため、前記尖端部19の存在によって、未熟作業者や素人作業者であっても、コーキング材25表面に対する前記コーキング用ヘラ11の均し角度を維持し易い。
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。その他各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
W1,W2,W3 短手方向幅
11 コーキング用ヘラ
12 支持剛体
13 弾性ヘラ体
14 取付け面部
15 底面部
16 側面部
17 コーナー部
18 凹み部
19 尖端部
21 壁材
22 床材
23 入隅部
24 目地
25 コーキング材
26 養生テープ

Claims (4)

  1. 帯状の支持剛体と、前記支持剛体の片面に取り付けた弾性ヘラ体とを備えるコーキング用ヘラであって、
    前記弾性ヘラ体は、前記支持剛体の片面に取り付く取付け面部と、前記取付け面部の反対側に位置する底面部と、前記取付け面部と前記底面部とをつなぐ側面部とを有し、
    前記底面部を前記取付け面部よりも幅広に形成すると共に、前記取付け面部から前記底面部に近付くに連れて前記支持剛体から離れるように前記側面部を傾斜させることによって、前記弾性ヘラ体を断面台形状に形成している、
    コーキング用ヘラ。
  2. 前記弾性ヘラ体における前記底面部と前記側面部との間のコーナー部に丸みをつけるか、又は、前記コーナー部を面取りするかしている、
    請求項1に記載のコーキング用ヘラ。
  3. 前記支持剛体及び前記弾性ヘラ体の長手方向中途部をこれらの長手方向各端部よりも幅狭に形成している、
    請求項1又は2に記載のコーキング用ヘラ。
  4. 前記弾性ヘラ体の長手方向両端部のうち少なくとも一方を平面視で先窄まり状に尖らせている、
    請求項1〜3のうちいずれかに記載のコーキング用ヘラ。
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