JP3121227U - マニキュア補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】マニキュア塗布等の爪装飾時には装飾を施しやすい位置及び角度に指先を固定できると共に爪装飾後には爪を保護することができる、装脱着容易なマニキュア補助具を提供する。
【解決手段】マニキュア補助具1は、チューブ状の略円筒形体に、爪21全体を露出するための爪露出開口6を形成し、同爪露出開口6から連続して、指挿入口8まで伸延する分割部7を形成した形状としており、すなわち、指の腹面側から指を被覆して挟持し、本マニキュア保護具1を指20へ固定する挟持部2と、同挟持部2に連続して、爪21の先端方向及び側方に曲面をなして延設した爪21の裏面、先端及び側面を保護する保護部3とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】マニキュア補助具1は、チューブ状の略円筒形体に、爪21全体を露出するための爪露出開口6を形成し、同爪露出開口6から連続して、指挿入口8まで伸延する分割部7を形成した形状としており、すなわち、指の腹面側から指を被覆して挟持し、本マニキュア保護具1を指20へ固定する挟持部2と、同挟持部2に連続して、爪21の先端方向及び側方に曲面をなして延設した爪21の裏面、先端及び側面を保護する保護部3とを備えている。
【選択図】図1
Description
本考案は、マニキュア補助具に関するものである。
近年、マニキュアやネイルアート等の美爪術は一般に広く普及しており、幅広い年齢の人々が楽しむようになっている。そのため、従来、誰もがマニキュア等を簡単に失敗無く塗布する事を可能とするために、種々のマニキュア補助具が提案されており、例えば、マニキュア塗布後やネイルアート施術後の爪に装着して、爪が物体に接触して乾燥前のマニキュアがよれてしまうことを防止するためのマニキュア補助具が提案されている。このようなマニキュア補助具は、断面が下部開口の略C形である弾性を利用し指に装着される挟持体と、該挟持体の上部に設置される挟持体の開口手段である一対のレバーと、同一対のレバーを接続片として設置された、爪表面に間隔を存して上方から横方に位置して爪表面を覆う保護カバーと、を備えたマニキュア補助具である。(例えば、特許文献1参照)
特開2001−17230
しかしながら、上記従来のマニキュア補助具は、マニキュア塗布等の装飾後の爪を保護する役割は果たしているものの、一般的に初心者等の不慣れな者が最も苦手とする、マニキュアを爪からはみ出さずにむら無く綺麗に塗布するマニキュア塗布等の装飾作業をし易く補助する機能、例えば指先を塗り易い角度に固定する機能等は有していなかった。そのため、初心者等が使用する際は、指先を、マニキュアを塗り易い位置や向きで載置したり固定したりする台等を別途に用意する必要があり煩雑であったし、台等を使用せずに塗布しようとすると塗布時に指先がぶれてしまってマニキュアが爪からはみだす等の失敗をしてしまうという問題があった。
また、指への装脱着は、レバーを摘み挟持体を開口させることにより行っていたが、開口手段であるレバーを介して挟持体と保護カバーが設けられており、レバーを摘んで挟持体を開口させる際には挟持体と保護カバーの変形を伴うためレバーにかかる負荷が大きく、開口に要する力がかかって着脱が煩雑であったという問題が生じていた。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、マニキュア塗布等の爪装飾時には装飾を施しやすい位置及び角度に指先を固定できると共に爪装飾後には爪を保護することができる、着脱が容易なマニキュア補助具を提供する。
上記従来の課題を解決するため、請求項1記載のマニキュア補助具は、筒状をなし、爪の装飾時に指に装着して装飾作業を補助するマニキュア補助具であって、延在する方向に沿って周面を分割した分割部と、前記方向に交差するように開口し、指への装着時に爪を露出させる開口部と、指への装着時において、指腹面及び指の側方を覆うと共に爪の先端側に延設され、爪先より突出する保護部と、を有するマニキュア補助具とした。
また、請求項2記載のマニキュア補助具において、可撓体によって形成され、指への装着時に指の太さに応じて前記分割部の幅が広がり指に嵌合することを特徴とした。
また、請求項3記載のマニキュア補助具において、前記保護部が、指腹に沿うように湾曲していることを特徴とした。
また、請求項4記載のマニキュア補助具において、前記分割部が、前記保護部と反対側の周面に位置していることを特徴とした。
また、請求項5記載のマニキュア補助具において、前記可撓体は、ゴム等の弾性材料或は塩化ビニル等の合成樹脂により一定肉厚に形成したことを特徴とした。
本考案に係るマニキュア補助具によれば、筒状をなし、爪の装飾時に指に装着して装飾作業を補助するマニキュア補助具であって、延在する方向に沿って周面を分割した分割部と、前記方向に交差するように開口し、指への装着時に爪を露出させる開口部と、指への装着時において、指腹面及び指の側方を覆うと共に爪の先端側に延設され、爪先より突出する保護部と、を有するマニキュア補助具としたため、指先から突出する保護部の先端を支持台代わりにして、指先を任意の向きや位置で固定することができ、爪の装飾時に指がぶれて失敗することを防止することができるし、保護部が爪の裏面から先端、及び側方に位置して、物体の接触による爪の装飾の損傷を防止している。
また開口部が爪を露出させ、通気性を確保して乾燥を妨げないし、筒状体が指の曲面形状にフィットして着用時に違和感を覚えず、装着状態であっても指を使った作業がし易い。
また、可撓体によって形成され、指への装着時に指の太さに応じて前記分割部の幅が広がり指に嵌合することを特徴としたため、指の径の大小を問わずどのような径の指であっても対応する事ができる。
また、前記保護部が、指腹に沿うように湾曲していることを特徴としたため、装着する指腹の曲面にフィットし、装着状態でも指腹での作業がしやすいし、着け心地を向上させて違和感無く装着することができる。
また、前記分割部が、前記保護部と反対側の周面に位置していることを特徴としたため、
マニキュア補助具を指から脱離させる際には、マニキュア補助具の先端部分に指腹方向の力を多少加えることで、分割部において指をマニキュア補助具から容易に脱することができる。
また、前記保護部が、指腹に沿うように湾曲していることを特徴としたため、装着する指腹の曲面にフィットし、装着状態でも指腹での作業がしやすいし、着け心地を向上させて違和感無く装着することができる。
また、前記分割部が、前記保護部と反対側の周面に位置していることを特徴としたため、
マニキュア補助具を指から脱離させる際には、マニキュア補助具の先端部分に指腹方向の力を多少加えることで、分割部において指をマニキュア補助具から容易に脱することができる。
また、前記可撓体は、ゴム等の弾性材料或は塩化ビニル等の合成樹脂により一定肉厚に形成したことを特徴したため、高い摩擦係数及び一定肉厚に形成したことによるある程度の強度を有し、保護部の突出した先端部を机上や台上に押し当てて支持台代わりとしても、不用意に滑るなどして手がぶれることがないし、指の重みに耐ええて安定して指を支持することができる。
本考案に係るマニキュア補助具によれば、筒状をなし、爪の装飾時に指に装着して装飾作業を補助するマニキュア補助具であって、延在する方向に沿って周面を分割した分割部と、前記方向に交差するように開口し、指への装着時に爪を露出させる開口部と、指への装着時において、指腹面及び指の側方を覆うと共に爪の先端側に延設され、爪先より突出する保護部と、を有するマニキュア補助具とした。
したがって、指先から突出する保護部の先端を机上等に押し当てれば、先端部を支持台代わりとして指先を任意の向きや位置で傾斜をつけた状態として固定することができるし、爪先を浮かせた状態に維持できるため、マニキュア等の装飾がし易く、爪の装飾時に指がぶれることを防止することができる。
ここで、マニキュアを塗布する際には、爪に傾斜をつけた状態で塗布すると爪の根から爪先までむら無く均一に塗りやすいし、かつ爪先は浮かした状態であると爪先の縁まで確実に塗布する事ができるため、本マニキュア補助具の上記した効果が有効である。
したがって、指先から突出する保護部の先端を机上等に押し当てれば、先端部を支持台代わりとして指先を任意の向きや位置で傾斜をつけた状態として固定することができるし、爪先を浮かせた状態に維持できるため、マニキュア等の装飾がし易く、爪の装飾時に指がぶれることを防止することができる。
ここで、マニキュアを塗布する際には、爪に傾斜をつけた状態で塗布すると爪の根から爪先までむら無く均一に塗りやすいし、かつ爪先は浮かした状態であると爪先の縁まで確実に塗布する事ができるため、本マニキュア補助具の上記した効果が有効である。
また、爪の裏側から先端方向へ延設された保護部が爪の裏側及び先端を物体との接触から保護して、乾燥を待つ間に指を使った作業をする際、爪先や爪裏に衝撃が加わって乾燥・定着前の装飾が損傷することを防止している。すなわち、乾燥前の待ち時間であっても読書などの指を使った作業を安心して行うことができる。
特に、付け爪や、スカルプチュア等の人工爪の装飾を施した場合、装飾の定着前には爪裏や先端部分が特に弱く、定着を待つ間、爪裏及び先端部分が無防備な状態では指を使った作業ができなかったが、本マニキュア補助具によれば、爪裏及び先端部分を保護する保護部を備えているため、付け爪や人工爪の装飾後であっても読書などしながら定着を待つことが可能である。
さらに、装飾の乾燥を待つ間、隣る指が爪に接触することでマニキュアがよれてしまう事が多々あるが、爪の側方かつ下方に位置する保護部が、装飾の乾燥・定着前の爪に隣る指が不用意に接触したとしても接触を爪に到達させず、装飾が損傷することを防止している。
ここで、爪の側方に延設された保護部は爪の際に達しない程度の高さに形成しており、本マニキュア補助具は爪を覆う事無く、開口部は爪全体を露出するようにしている。したがって、通気性を確保しており、乾燥を妨げることがない。
そして、筒状の本体は装着する指の曲面形状にフィットして、指から脱落し難いし、着用時に違和感を覚えず快適に装着することができて、装着時であっても指を使った作業がし易い。
また、可撓体によって形成され、指への装着時に指の太さに応じて前記分割部の幅が広がり指に嵌合することを特徴とした。そのため本マニキュア補助具は指の径の大小を問わずどのような径の指であっても対応する事ができる。したがって、親指や小指等の指毎にサイズの異なるマニキュア補助具を形成せずともワンサイズで対応可能とすることができ、この場合単体での販売に適しているし、親指用,人差し指用,・・等5本の指のそれぞれに対応する、異なるサイズのマニキュア補助具を形成してもよく、この場合本マニキュア補助具をそれぞれの指に対応する5本セットや10本セットにしてユーザーに提供することができる。
さらに、装着時は指にフィットして違和感無く装着できるし、装飾の乾燥・定着を待つ間に装着状態のままでも指腹を使った作業がし易い。
また、前記保護部が、指腹に沿うように湾曲していることを特徴とした。すなわち、装着する指腹の曲面にフィットして装着状態でも指腹での作業がしやすいし、着け心地をより向上させて違和感無く装着することができる。また、より指腹にフィットした形状としたため、マニキュア補助具と指との密着性を高めて、マニキュア補助具が不用意に指から脱落することを防止している。
また、前記分割部が、前記保護部と反対側の周面に位置していることを特徴とした。
また、前記分割部が、前記保護部と反対側の周面に位置していることを特徴とした。
すなわち、爪を露出する開口部と分割部が連続して形成され、そのためマニキュア補助具に下方、すなわち指腹側への力を加えれば、分割部において、指をマニキュア補助具から容易に離脱させる事ができる。また分割部が開口部と連続したことにより、分割部の幅がスムーズに拡大可能となるため、筒状体内に指を挿入する装着作業もスムーズに行うことができ、装脱着作業が非常に楽で煩雑になることが無い。
また、前記保護部及び前記側壁部及び前記挟持部は、ゴム等の弾性材料或は塩化ビニル等の合成樹脂により一定肉厚に形成したことを特徴とした。すなわち、本マニキュア補助具は高い摩擦係数を有し、指に密着させて装着することができて指から不用意に脱落することを防止することができるし、支持台として指を支持する際にも台上などで不用意に滑らず、安定して指を支持することができる。また、一定肉厚に形成したことによりある程度の強度を有し、指の重みに耐ええて安定して指を支持することができる。
また、容易に切断可能な素材であるため、挟持部を指や爪の長短に合わせて任意の長さに切断して調節することができ、指や爪の長さに合わせて使用者の好みの長さに形成する事ができる。
また、マニキュア補助具略全体が十分な厚みを有することとなるため、物体が乾燥待ちの指に不用意に接触したとしても、マニキュア補助具自体の厚みが、接触が爪に到達することを防いで、装飾の損傷を防止している。
さらに、高摩擦係数の素材により形成したため、紙をめくる際の滑り止め効果を有して指サックのように装着したまま紙をめくる作業に適しており、読書の際にも装着したままで書物のページめくりが容易に行うことができて、装飾の乾燥・定着の待ち時間中に装飾のよれや損傷を気にすることなく快適に読書を楽しむことができる。
さらに、高摩擦係数の素材により形成したため、紙をめくる際の滑り止め効果を有して指サックのように装着したまま紙をめくる作業に適しており、読書の際にも装着したままで書物のページめくりが容易に行うことができて、装飾の乾燥・定着の待ち時間中に装飾のよれや損傷を気にすることなく快適に読書を楽しむことができる。
以下、本考案に係るマニキュア補助具の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本考案に係るマニキュア補助具1は、チューブ状の略円筒形体に、爪21全体を露出するための爪露出開口6を形成し、同爪露出開口6から連続して、指挿入口8まで伸延する分割部7を形成した形状としており、すなわち、指の腹面側から指を被覆して挟持し、本マニキュア保護具1を指20へ固定する挟持部2と、同挟持部2に連続して、爪21の先端方向及び側方に曲面をなして延設した爪21の裏面、先端及び側面を保護する保護部3とを備えている。
前記保護部3は、指20の腹に当接して爪21の先端方向に延設された指腹部4と、同指腹部4に連続して爪21の両側方に延設された側壁部5,5とを備えており、これらを一体に形成している。この一体に形成した指腹部4と側壁部5の先端は、装着する指20及び爪21の先端よりも突出した状態となるよう十分な長さの余裕を持たせ、マニキュア塗布時に指20を傾斜状に支持する支持部9を形成している。
また前記側壁部5,5は、図3に示すように、爪の際にかからない程度の高さに形成して、爪21の側面に接触させず、爪21全体を完全に露出するようにしている。
前記挟持部2は、装着状態に無い時には図1に示すように略筒状をなし、この略筒状体の径は女性の標準的な小指の径よりも小さめに形成して、装着する指が非常に細い指であっても隙間を生じさせず確実に挟持できるようにしている。
ここで本実施形態におけるマニキュア補助具1は、どの指にも対応可能であるようワンサイズとしており、上記したように、径は女性の標準的な小指の径よりも小さめに形成しているが、5本のそれぞれの指に対応するサイズのマニキュア補助具を形成することとしても良い。すなわち、親指用、人差し指用、中指用、薬指用、小指用と、5本の指それぞれに対応するサイズのマニキュア補助具を形成しても良い。この場合、よりフィット感を向上させることができるし、それぞれの指に対応するマニキュア補助具を5本セットや10本セットにしてユーザーに提供することができる。
また、挟持部2の指挿入口8側の端縁は、図2、図3に示すように、外面側端縁12を内面側端縁13よりも突出させて、内に向かい上り傾斜面とした案内面14を形成し、指をスムーズに挿入できる形状としている。また、挟持部の角15は、丸みを持たせることで指20への引っ掛かりを軽減して指を挿入し易くしている。
また、挟持部2の指挿入口8側の端縁は、図2、図3に示すように、外面側端縁12を内面側端縁13よりも突出させて、内に向かい上り傾斜面とした案内面14を形成し、指をスムーズに挿入できる形状としている。また、挟持部の角15は、丸みを持たせることで指20への引っ掛かりを軽減して指を挿入し易くしている。
また、本マニキュア補助具1は、ゴム等の弾性材料或は塩化ビニル等の合成樹脂により一定肉厚に形成しており、この厚みは2〜3mm程度とすることが好ましい。このような厚みを持たせて形成することにより、可撓性を有しながらも十分な強度を備えることができ、指20を傾斜状に支持する際に、指20の自重に負けず、安定して支持することができる。
次に、本マニキュア補助具の使用形態について、図1〜図7を参照して説明する。
マニキュアを爪21に塗布しようとする時に、事前に本マニキュア補助具1を装着する。挟持部2の指挿入口8から、爪露出開口6側に爪が向くように内部に指20を挿入し、爪露出開口6から爪21が完全に露出する状態で、また支持部9が爪先よりも十分突出する状態として装着する。
指挿入口8の内面には案内面14を設けたため、容易かつスムーズに指20を挿入できるし、挟持部2の角15を曲面状に形成したため、指20の挿入時に引っ掛りがなくて指20を挿入しやすく、装着作業が煩雑にならない。
指挿入口8の内面には案内面14を設けたため、容易かつスムーズに指20を挿入できるし、挟持部2の角15を曲面状に形成したため、指20の挿入時に引っ掛りがなくて指20を挿入しやすく、装着作業が煩雑にならない。
このとき、挟持部2の指挿入口側8の端部が指の第1関節と第2関節との間に、爪露出開口6側の端部が爪21の際と第1関節の間に位置するように装着すると、装着状態であっても関節を使いやすく、乾燥の待ち時間にも指20を使った作業がし易い。
図4(a)は、径の小さい指20aに装着したマニキュア補助具1を示す断面説明図、図4(b)は、径の大きい指20bに装着したマニキュア補助具1を示す断面説明図であり、図4(a)(b)に示すように、装着する指径の大小には、挟持部2が変形して対応することができるので、指の太さを問わず使用することができ、親指から小指まで同サイズのマニキュア補助具1で対応可能である。
また、挟持部2の長さが長すぎる場合には、図5に示すように、装着する指の長短に合わせ、挟持部2の指挿入口8側をはさみやカッター等で最も指にフィットする長さで切断して調節し、使用者に最適な長さとして使用する。図5においては、x部分を切断して最適な長さとした挟持部2’を形成している。符号8’は新たに形成された指挿入口である。
本実施形態において、分割部7は略直線状に形成しているが、図6(a)(b)に示すように、波線状に形成してなる分割部17としてもよい。このように、挟持部2aにおける分割部17を波線状に設けることで係止片18を複数個形成して、この係止片18が指へ係止されることで、マニキュア補助具1aが指20から容易に脱落しないようにさらに確実に挟持させることができる。図6において符号4a、5a、9aはそれぞれ指腹部、側壁部、支持部である。
上記のようにマニキュア補助具1を指20に装着した状態とした時、図3、図7に示すように、支持部9は、装着した指先及び爪先よりも突出した状態となる。この突出した支持部9を、マニキュアを塗布する指20が塗布しやすい角度、向き、及び位置として机上等に押し当て、マニキュア塗布作業を行う。
また、挟持部2の長さが長すぎる場合には、図5に示すように、装着する指の長短に合わせ、挟持部2の指挿入口8側をはさみやカッター等で最も指にフィットする長さで切断して調節し、使用者に最適な長さとして使用する。図5においては、x部分を切断して最適な長さとした挟持部2’を形成している。符号8’は新たに形成された指挿入口である。
本実施形態において、分割部7は略直線状に形成しているが、図6(a)(b)に示すように、波線状に形成してなる分割部17としてもよい。このように、挟持部2aにおける分割部17を波線状に設けることで係止片18を複数個形成して、この係止片18が指へ係止されることで、マニキュア補助具1aが指20から容易に脱落しないようにさらに確実に挟持させることができる。図6において符号4a、5a、9aはそれぞれ指腹部、側壁部、支持部である。
上記のようにマニキュア補助具1を指20に装着した状態とした時、図3、図7に示すように、支持部9は、装着した指先及び爪先よりも突出した状態となる。この突出した支持部9を、マニキュアを塗布する指20が塗布しやすい角度、向き、及び位置として机上等に押し当て、マニキュア塗布作業を行う。
このとき、図7のように指を傾斜させて支持部9を机上等に載置すると、爪21の際から爪先まで塗り易く、むら無く綺麗にマニキュアを塗布する作業において有効である。
マニキュア補助具1は樹脂材料等の摩擦抵抗の高い、密着性を有する材料などにより形成しているため、この支持部9を机上に押し当てれば、摩擦により容易には滑らず、指先を、マニキュアを塗布し易い任意の位置で固定できるため、マニキュアの塗布途中で指先がぶれたり滑ったりしてマニキュアを塗布する筆先22が爪表面からはみ出して失敗することがない。
マニキュアを塗布した後は、マニキュア補助具1を装着したまま乾燥を待つ。この間、隣る指等が不用意に接触してマニキュアのよれや損傷の原因となる事が多いが、本マニキュア補助具1は、自体に厚みを持たせて形成してあるため、乾燥前の爪を有する指20が、隣り合う指と接触しても、側壁5,5の厚みが接触を爪21に到達させず、側方からの接触から保護してマニキュアのよれや損傷を防止している。
また、乾燥を待つ間、読書をしながら待つ人が多く見られるが、本マニキュア補助具1は、紙をめくる際の滑り止め効果があるため、紙体をめくり易く、読書の際にもページめくりを容易に行う事ができて快適な読書を楽しめ、待ち時間を有効に活用することができる。
乾燥後、マニキュア補助具1を指20から外す際は、突出した先端部9に指腹方向への力を多少加えれば、挟持部2における分割部7から指20が脱し、指20は容易にマニキュア補助具1から離脱する。このように非常に簡単な作業で装脱着できるため、誰しもが気軽に本マニキュア補助具1を使用して爪の装飾を楽しむことができる。
また、図示しないが、指腹部4外面等に滑り止め効果を有する突起を模様状に配置すれば、視覚的にも華やかであるし、さらに滑り止め効果の高いマニキュア補助具とする事ができる。
マニキュアを塗布した後は、マニキュア補助具1を装着したまま乾燥を待つ。この間、隣る指等が不用意に接触してマニキュアのよれや損傷の原因となる事が多いが、本マニキュア補助具1は、自体に厚みを持たせて形成してあるため、乾燥前の爪を有する指20が、隣り合う指と接触しても、側壁5,5の厚みが接触を爪21に到達させず、側方からの接触から保護してマニキュアのよれや損傷を防止している。
また、乾燥を待つ間、読書をしながら待つ人が多く見られるが、本マニキュア補助具1は、紙をめくる際の滑り止め効果があるため、紙体をめくり易く、読書の際にもページめくりを容易に行う事ができて快適な読書を楽しめ、待ち時間を有効に活用することができる。
乾燥後、マニキュア補助具1を指20から外す際は、突出した先端部9に指腹方向への力を多少加えれば、挟持部2における分割部7から指20が脱し、指20は容易にマニキュア補助具1から離脱する。このように非常に簡単な作業で装脱着できるため、誰しもが気軽に本マニキュア補助具1を使用して爪の装飾を楽しむことができる。
また、図示しないが、指腹部4外面等に滑り止め効果を有する突起を模様状に配置すれば、視覚的にも華やかであるし、さらに滑り止め効果の高いマニキュア補助具とする事ができる。
なお、本マニキュア補助具は上記実施形態に記載したようなマニキュア塗布時に使用することに限らず、付け爪、ネイルアート等の他の美爪術を施す際の使用においても有効である。
このように、本考案は簡単な構成で安価に形成できるマニキュア補助具でありながら、爪の装飾時には装飾作業をし易い位置に指先を固定できて、装飾後には装飾の保護の役目も果たす、装脱着容易なマニキュア補助具を実現している。
1 マニキュア補助具
2 挟持部
3 保護部
4 指腹部
5 側壁部
6 爪露出開口
7 分割部
8 指挿入口
9 支持部
14 案内面
18 係止片
20 指
21 爪
2 挟持部
3 保護部
4 指腹部
5 側壁部
6 爪露出開口
7 分割部
8 指挿入口
9 支持部
14 案内面
18 係止片
20 指
21 爪
Claims (5)
- 筒状をなし、爪の装飾時に指に装着して装飾作業を補助するマニキュア補助具であって、
延在する方向に沿って周面を分割した分割部と、
前記方向に交差するように開口し、指への装着時に爪を露出させる開口部と、
指への装着時において、指腹面及び指の側方を覆うと共に爪の先端側に延設され、爪先より突出する保護部と、を有するマニキュア補助具。 - 可撓体によって形成され、指への装着時に指の太さに応じて前記分割部の幅が広がり指に嵌合することを特徴とする請求項1記載のマニキュア補助具。
- 前記保護部が、指腹に沿うように湾曲していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマニキュア補助具。
- 前記分割部が、前記保護部と反対側の周面に位置していることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のマニキュア補助具。
- 前記可撓体は、ゴム等の弾性材料或は塩化ビニル等の合成樹脂により一定肉厚に形成したことを特徴とする、請求項2に記載のマニキュア補助具。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018050725A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | カシオ計算機株式会社 | 指保持部材及び描画装置 |
CN110916335A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-03-27 | 沙洲职业工学院 | 一种3d扫描的美甲光疗灯 |
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2006
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