JP2567277Y2 - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JP2567277Y2
JP2567277Y2 JP7941491U JP7941491U JP2567277Y2 JP 2567277 Y2 JP2567277 Y2 JP 2567277Y2 JP 7941491 U JP7941491 U JP 7941491U JP 7941491 U JP7941491 U JP 7941491U JP 2567277 Y2 JP2567277 Y2 JP 2567277Y2
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JP
Japan
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applicator
plate
core material
elastic material
shaped core
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JP7941491U
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JPH0522069U (ja
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武道 堀田
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば自動車の車体
に塗布した液状ワックスを広く伸ばすために使用をする
塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屈曲性を有する板状芯材の片面に弾性材
を添着した矩形状の塗布具は従来から知られている。そ
して、上記塗布具においては、長手方向に添う左側面に
親指を、右側面に人差指以下をあてがい、掌を板状芯材
の上面に当てるようにして掴んで使用をするのが一般的
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
に係る塗布具は、指をあてがう部分の横幅寸法が予め決
められてしまっていることから、ワックスがけを行う者
の手が小さい場合にはうまく掴むことができず、適当な
力加減で作業を行うことができない。特に、最近ではガ
ソリンスタンド等に並設されるセルフサービスの洗車場
等において女性や子供たちがワックスがけを行ってお
り、従来の塗布具によっては、そのような比較的手のサ
イズが小さい者のニーズに充分に応えることができな
い。勿論、昭和59年実用新案出願公告第9742号公
報に示されるように、塗布具の上面部分に手袋状の挿入
部を設けるようにすれば、ある程度手が小さな者であっ
ても使用することが可能であるが、そのような構成を採
ると製作コストが嵩んでしまう。したがって、そのよう
な塗布具の場合には、例えばワックス商品の宣伝販促用
付属物として需要者に無償で供給することが困難にな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案に係る塗
布具は、前記従来技術に係る塗布具による問題点を解消
することを目的として提案するものであって、硬質ゴ
らなる屈曲性を有する板状芯材に微細な連続気泡を無
数に有する弾性材を添着した矩形状の塗布具において、
同一な側面に始端と終端とを有し、前記板状芯材と弾性
材を一連に貫く内向きの不連続な切込みを対向状に形成
したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】したがって、本考案に係る塗布具においては、
使用に際し、手のサイズに比して塗布具の横幅寸法が広
過ぎてうまく掴むことができない場合には、同一な側面
に始端と終端とを有し、前記板状芯材と弾性材を一連に
貫く内向きの不連続な切込みよって囲まれる部分を取り
除き、塗布具本体の横幅寸法を狭くすることができる。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面に基づいて本考案の実施例
を説明する。先ず、図1において、所望の肉厚、大きさ
を有し、硬質ゴムからなる屈曲性を有する矩形状の板状
芯材1の片面には、該板状芯材1と同大であって、例え
ば発砲ウレタンによって製作した微細な連続気泡を無数
に有する弾性材2を接着剤により添着しており、上記板
状芯材1と弾性材2とで塗布具本体3を構成している。
そして、上記塗布具本体3においては、同一な側面に始
端と終端とを有し、前記板状芯材1と弾性材2を一連に
貫く内向き円弧状の不連続な切込み4、4を対向状に形
成したものであり、上記夫々の切込み4、4により囲ま
れる部分5、5については塗布具本体3から取除き可能
である(図2)。
【0007】上記切込み4、4は、例えばビク型を使用
して板状芯材と弾性材を同時に打ち抜きすることによっ
て形成するものである。したがって、そのような切込み
を形成したとしても、板状芯材の片面に弾性材を添着し
た従来の塗布具との比較において製造工程を著しく複雑
化させたり、製作コストを著しく高騰させることはな
い。
【0008】上記の構成に係る塗布具3を使用してワッ
クスがけを行うに際しては、例えば長手方向に添う左側
面に親指を、右側面に人差指以下をあてがい、掌を板状
芯材1の上面に当てるようにして掴み、仮に横幅寸法が
自身の手のサイズよりも広く、うまく掴むことができな
い場合には、切込み4、4によって塗布具の左右端部付
近にある部分5、5を取り除き、横幅寸法を狭くする。
その後、先程と同じ要領で塗布具を掴み、弾性材2を使
用対象となる車体等に押しつけ、その表面に塗布した液
状ワックスを広く伸ばせばよい。この場合において、塗
布具3の横幅寸法は作業者の手のサイズにあっているの
で、ほどよい力加減でワックスがけを行うことができ
る。
【0009】なお、円弧状の切込み4、4の曲率は適宜
設定すればよく、又、切込みの形状は円弧状であること
に限らず、例えばコ字状、C字状、V字状等であっても
よい。また、ミシン目のごとき細かな切込みであっても
よい。さらに、図3に示すように、始端と終端を同じく
する曲率の異なる複数の切込み4、4を形成することに
より、汎用性を更に高めることもできる。
【0010】
【考案の効果】以上の説明により明らかなように、本考
案に係る塗布具は、硬質ゴムからなる屈曲性を有する板
状芯材に微細な連続気泡を無数に有する弾性材を添着し
た矩形状の塗布具において、同一な側面に始端と終端と
を有し、前記板状芯材と弾性材を一連に貫く内向きの不
連続な切込みを対向状に形成したものであって、必要に
応じ、切込みにより囲まれる部分を塗布具から取除き、
その横幅寸法を狭くすることによって作業者の手のサイ
ズに合わせることができる。したがって、従来の塗布具
に比して汎用性の高い製品を提供することができる。し
かも、従来の一般的な塗布具の製作工程との比較におい
ても、板状芯材と弾性材を一連に貫く不連続な切込みを
対向状に形成する行程を付加するだけでよく、製造工程
を著しく複雑化させたり、製造コストを著しく高騰させ
ることはない。したがって、例えばワックス商品の宣伝
販促用付属物として需要者に無償で供給することが可能
になるという実用的な価値を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗布具の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の塗布具において、切込みによって囲まれ
る部分を取り除いた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る塗布具の他の一実施例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 板状芯材 2 弾性材 3 塗布具本体 4 切込み

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質ゴムからなる屈曲性を有する板状芯
    材に微細な連続気泡を無数に有する弾性材を添着した矩
    形状の塗布具において、同一な側面に始端と終端とを有
    し、前記板状芯材と弾性材を一連に貫く内向きの不連続
    な切込みを対向状に形成したことを特徴とする塗布具。
JP7941491U 1991-09-05 1991-09-05 塗布具 Expired - Lifetime JP2567277Y2 (ja)

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JPH0522069U JPH0522069U (ja) 1993-03-23
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