JPS5936312Y2 - 自転車フレ−ム塗装甲マスキング材 - Google Patents
自転車フレ−ム塗装甲マスキング材Info
- Publication number
- JPS5936312Y2 JPS5936312Y2 JP13803281U JP13803281U JPS5936312Y2 JP S5936312 Y2 JPS5936312 Y2 JP S5936312Y2 JP 13803281 U JP13803281 U JP 13803281U JP 13803281 U JP13803281 U JP 13803281U JP S5936312 Y2 JPS5936312 Y2 JP S5936312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- masking
- masking material
- bicycle frame
- painting
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車フレームの一部をマスキングして塗装
を施す際に使用するマスキング材に関する。
を施す際に使用するマスキング材に関する。
自転車のフレーム塗装に際して、たとえば前ホーク爪や
バックフォークのセッターのようにフレームの一部に非
塗装個所がある場合においては、これまで粘着テープを
用いマスキングする部分の形状に合わせて該粘着テープ
を切断し当該個所に着設して塗料の該個所への塗着を防
止することがち・こなわれていた。
バックフォークのセッターのようにフレームの一部に非
塗装個所がある場合においては、これまで粘着テープを
用いマスキングする部分の形状に合わせて該粘着テープ
を切断し当該個所に着設して塗料の該個所への塗着を防
止することがち・こなわれていた。
しかしながらこの従来の粘着テープを用いる方法にあっ
ては、以下のような諸欠点を有する。
ては、以下のような諸欠点を有する。
第1にテープの貼着具合によっては、テープと自転車フ
レームの非塗装部分との間に隙間を生じやすく、該隙間
に塗料が流入する結果、確実なマスキング効果が得られ
ない。
レームの非塗装部分との間に隙間を生じやすく、該隙間
に塗料が流入する結果、確実なマスキング効果が得られ
ない。
第2にマスキングに際してのテープの貼着は正確さが要
求されるが、テープを所定の位置に正確に位置決めして
貼着する作業にはある程度の時間と熟練性を要し、した
がって作業効率が低い。
求されるが、テープを所定の位置に正確に位置決めして
貼着する作業にはある程度の時間と熟練性を要し、した
がって作業効率が低い。
第3に貼着するテープは、その都度マスキング部の形状
に合わせて切断し、且つその切断はマスキング部の形状
に正確に合致させなければならないことから、その作業
には困難性を伴い、かような煩雑な作業を余儀なくされ
る。
に合わせて切断し、且つその切断はマスキング部の形状
に正確に合致させなければならないことから、その作業
には困難性を伴い、かような煩雑な作業を余儀なくされ
る。
第4に塗装後にお・いてテープを剥がすに際しては、テ
ープが塗装に覆われているため剥がしにくい。
ープが塗装に覆われているため剥がしにくい。
第5に粘着テープは再使用が不可能な為、マスキング材
の消耗背高となっていた等である。
の消耗背高となっていた等である。
本考案は、上記した諸欠点を解決することを目的とする
ものであり、自転車フレームの一部をマスキングして塗
装を施すに際し、隙間を生ずることなく確実なマスキン
グ効果が得られ、またマスキング材の着設お・よび剥離
作業も熟練を要せずに簡易にお・こなうことができるこ
と、さらにマスキング材は表面に塗料が付着してもその
周縁部外側に突出するリブを形成することにより着脱が
容易であるようにし、反覆再使用をすることが可能とな
る簡便な自転車フレーム塗装用マスキング材を提供する
ことを目的とするものであって、具体的には自転車フレ
ームの一部をマスキングして塗装を施すマスキング材に
お・いて、該マスキング材は塗装不要個所の略全体を包
囲する形状をなすとともに、その内側周縁部にリブを設
け、該リブのみが被塗装部分に略密着するようにし、ま
た外側周縁部には外方に突出したリブを形成することに
よって着脱を容易にしたことを特徴とするものである。
ものであり、自転車フレームの一部をマスキングして塗
装を施すに際し、隙間を生ずることなく確実なマスキン
グ効果が得られ、またマスキング材の着設お・よび剥離
作業も熟練を要せずに簡易にお・こなうことができるこ
と、さらにマスキング材は表面に塗料が付着してもその
周縁部外側に突出するリブを形成することにより着脱が
容易であるようにし、反覆再使用をすることが可能とな
る簡便な自転車フレーム塗装用マスキング材を提供する
ことを目的とするものであって、具体的には自転車フレ
ームの一部をマスキングして塗装を施すマスキング材に
お・いて、該マスキング材は塗装不要個所の略全体を包
囲する形状をなすとともに、その内側周縁部にリブを設
け、該リブのみが被塗装部分に略密着するようにし、ま
た外側周縁部には外方に突出したリブを形成することに
よって着脱を容易にしたことを特徴とするものである。
以下において本考案の具体的な内容を図面に示した一実
施例に従って説明すると、図中1はゴム等の弾性材にて
射出成形することによって作られた断面が略コ字状をし
た部材を示す。
施例に従って説明すると、図中1はゴム等の弾性材にて
射出成形することによって作られた断面が略コ字状をし
た部材を示す。
部材1は主柱部2と、該主柱部を介して相互(二対設さ
れた被覆体3,3からなり、しかもその内側周縁部には
相互に内側方向に対向突出するリブ4.4が、また外側
周縁部には外方に突出するリブ6.6がそれぞれ設けら
れ、しかも相対向するリブ4,4の間隔は自転車フレー
ムにお・ける被塗装部7の塗装をマスキングすべき個所
の厚みより)僅かに狭くなるように設計されている。
れた被覆体3,3からなり、しかもその内側周縁部には
相互に内側方向に対向突出するリブ4.4が、また外側
周縁部には外方に突出するリブ6.6がそれぞれ設けら
れ、しかも相対向するリブ4,4の間隔は自転車フレー
ムにお・ける被塗装部7の塗装をマスキングすべき個所
の厚みより)僅かに狭くなるように設計されている。
また主柱部2は両液覆体3,3の弾性力を保有させると
ともに、該部材1を自転車フレームにおける被塗装部7
の端部に嵌着させた場合に被覆体3.3の先端部が被塗
装部7のマスキング部分M1の端部と合致するよう位置
規制すべく作用するものである。
ともに、該部材1を自転車フレームにおける被塗装部7
の端部に嵌着させた場合に被覆体3.3の先端部が被塗
装部7のマスキング部分M1の端部と合致するよう位置
規制すべく作用するものである。
さらに6,6は被覆体3,3にお・けるリブ4゜4と背
向方向に突出させたリブであって該リブ6゜6の存在に
より塗装作業後マスキング部材1を被:塗装体7より取
り外す際に、塗料等によるすべりを防止することができ
、その作業性を一層良好にすることができる。
向方向に突出させたリブであって該リブ6゜6の存在に
より塗装作業後マスキング部材1を被:塗装体7より取
り外す際に、塗料等によるすべりを防止することができ
、その作業性を一層良好にすることができる。
上記した構成においで、これを塗装前に第2図に示した
ように、自転車フレームにお゛ける被塗装:部2のマス
キング部分Mに嵌着する。
ように、自転車フレームにお゛ける被塗装:部2のマス
キング部分Mに嵌着する。
この際マスキング材は、ストッパ一部分5の存在によっ
て少なくとも軸方向における位置決めは必然的になされ
、また横方向の位置決めのみを調整することにより簡易
にマスキング部分に合致させることができる。
て少なくとも軸方向における位置決めは必然的になされ
、また横方向の位置決めのみを調整することにより簡易
にマスキング部分に合致させることができる。
また嵌着後においては内側周縁部のリブ4゜4のみが被
塗装部7の表面に接触することから、弾性材にて形成さ
れるマスキング材1の全体より生ずる狭圧力は上記リブ
4,4のみに加わることとなり、被塗装部7の表面を強
度に圧迫し、塗料の流入を完全に防止する。
塗装部7の表面に接触することから、弾性材にて形成さ
れるマスキング材1の全体より生ずる狭圧力は上記リブ
4,4のみに加わることとなり、被塗装部7の表面を強
度に圧迫し、塗料の流入を完全に防止する。
そして塗装後においては、被覆体3,3の表面に形成さ
れた凹部6a。
れた凹部6a。
6aの存在により、塗料によってずへることもなく容易
にこのマスキング材を取り外すことができる。
にこのマスキング材を取り外すことができる。
第3図は、マスキング材の他の実施例を示すものであり
、自転車フレームにお・ける被塗装部が管状体である場
合に用いるものであり、Mはマスキング部分を、7は被
塗装部を、3は被覆体部分を、4は突条を、6aは凹部
をそれぞれ示し、前記実施例と同様に自転車フレームに
お・ける被塗装部7のマスキング部分Mに嵌着し、塗装
後においてこれを取り外すものであり、また作用効果に
ついても前記実施例と同様である。
、自転車フレームにお・ける被塗装部が管状体である場
合に用いるものであり、Mはマスキング部分を、7は被
塗装部を、3は被覆体部分を、4は突条を、6aは凹部
をそれぞれ示し、前記実施例と同様に自転車フレームに
お・ける被塗装部7のマスキング部分Mに嵌着し、塗装
後においてこれを取り外すものであり、また作用効果に
ついても前記実施例と同様である。
以上説明した如く、本考案のマスキング材にあっては、
第1に弾力性のあるゴム等をその素材として用いて底形
し、その弾力性による狭圧力を内側周縁部のみに集中さ
せることにより気密性を強化することができ、これによ
りマスキング材と被塗装部間に塗料が流入するのを確実
に防止し完全なマスキング効果が得られ、第2に被覆体
部分の結合部を位置決め用ストッパーとした場合には、
位置決めが容易であり、簡易正確に当該マスキング部分
への着設ができ、第3にマスキング材は、例えば射出成
形により予め各々のマスキング部分の形成に合致するも
のを容易しておXことにより、従来の如くマスキングす
る際当該マスキング部分に合わせてテープ等のマスキン
グ部材となるものを切断加工する等の作業を解消し、第
4にマスキング材は被塗装部からの脱着が容易であるた
め、脱着に時間を要せず、自転車フレームにおける塗装
作業全体の省力化、簡易化はかることができる。
第1に弾力性のあるゴム等をその素材として用いて底形
し、その弾力性による狭圧力を内側周縁部のみに集中さ
せることにより気密性を強化することができ、これによ
りマスキング材と被塗装部間に塗料が流入するのを確実
に防止し完全なマスキング効果が得られ、第2に被覆体
部分の結合部を位置決め用ストッパーとした場合には、
位置決めが容易であり、簡易正確に当該マスキング部分
への着設ができ、第3にマスキング材は、例えば射出成
形により予め各々のマスキング部分の形成に合致するも
のを容易しておXことにより、従来の如くマスキングす
る際当該マスキング部分に合わせてテープ等のマスキン
グ部材となるものを切断加工する等の作業を解消し、第
4にマスキング材は被塗装部からの脱着が容易であるた
め、脱着に時間を要せず、自転車フレームにおける塗装
作業全体の省力化、簡易化はかることができる。
さらに第5には第4図A、 Bに示したように、従来
の如くマスキング部材としてテープTを使用した場合に
おいては、テープT上にも同一厚さで塗料Pが塗布され
ることとなるが、その際テープ端部は被塗装部に対する
塗料とチーツボに対する塗料とが重合する状態となり、
塗装後テープTを剥がした場合には、第4図Bに示した
ように前記重合による盛り上がり部分P′が生ずる不都
合があった。
の如くマスキング部材としてテープTを使用した場合に
おいては、テープT上にも同一厚さで塗料Pが塗布され
ることとなるが、その際テープ端部は被塗装部に対する
塗料とチーツボに対する塗料とが重合する状態となり、
塗装後テープTを剥がした場合には、第4図Bに示した
ように前記重合による盛り上がり部分P′が生ずる不都
合があった。
しかるに本考案のマスキング材を使用する場合にはマス
キング材が比較的大きな厚みを有しているところから、
たとえその表面に塗料が若干積層したとしても、それ程
大きな障害となることがなく、したがってマスキング材
を取り外した後に盛り上がり部分P′ を生ずる度合を
軽減させることができるために良好なマスキング効果を
得ることができ、さらに迅速確実でしかも量産性の面で
好適な自転車フレームの塗装作業をお・こなうことがで
きる等種々の有益な効果を奏する。
キング材が比較的大きな厚みを有しているところから、
たとえその表面に塗料が若干積層したとしても、それ程
大きな障害となることがなく、したがってマスキング材
を取り外した後に盛り上がり部分P′ を生ずる度合を
軽減させることができるために良好なマスキング効果を
得ることができ、さらに迅速確実でしかも量産性の面で
好適な自転車フレームの塗装作業をお・こなうことがで
きる等種々の有益な効果を奏する。
第1図A、 Bは、本考案の一実施例であるところのマ
スキング材の平面図およびA−A線断面図、第2図は前
記実施例の取り付は状態を示す断面図、第3図Aは、マ
スキング材の他の実施例を示す斜視図、BはA図におけ
るB−B線断面図、第4図A、 Bは従来方法を示す断
面図である。 1・・・・・・部材、2・・・・・・主柱部、3・・・
・・・被覆体、4゜6・・・・・・リブ、5・・・・・
・ストッパ一部分。
スキング材の平面図およびA−A線断面図、第2図は前
記実施例の取り付は状態を示す断面図、第3図Aは、マ
スキング材の他の実施例を示す斜視図、BはA図におけ
るB−B線断面図、第4図A、 Bは従来方法を示す断
面図である。 1・・・・・・部材、2・・・・・・主柱部、3・・・
・・・被覆体、4゜6・・・・・・リブ、5・・・・・
・ストッパ一部分。
Claims (1)
- ゴム等の弾性材からなる断面コ字形の部材1にも・いて
、その対設された被覆体3,3の内側周縁部に沿って相
互に対向方向に突出したリブ4,4を、また外側周縁部
に沿って外方に突出したリブ6.6をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする自転車フレーム塗装用マスキング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13803281U JPS5936312Y2 (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 自転車フレ−ム塗装甲マスキング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13803281U JPS5936312Y2 (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 自転車フレ−ム塗装甲マスキング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843981U JPS5843981U (ja) | 1983-03-24 |
JPS5936312Y2 true JPS5936312Y2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=29931270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13803281U Expired JPS5936312Y2 (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 自転車フレ−ム塗装甲マスキング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936312Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4569499B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2010-10-27 | パナソニック株式会社 | 圧縮機 |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP13803281U patent/JPS5936312Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843981U (ja) | 1983-03-24 |
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