JP2003252387A - コーキング施工用の充填押圧器 - Google Patents

コーキング施工用の充填押圧器

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JP2003252387A
JP2003252387A JP2002073297A JP2002073297A JP2003252387A JP 2003252387 A JP2003252387 A JP 2003252387A JP 2002073297 A JP2002073297 A JP 2002073297A JP 2002073297 A JP2002073297 A JP 2002073297A JP 2003252387 A JP2003252387 A JP 2003252387A
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caulking
filling
discharge port
spatula
cap
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JP2002073297A
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Mikio Nagahisa
幹雄 永久
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーキング材の塗布工程とコーキングヘ
ラによる仕上げ工程の2工程を、1工程に併合して行な
うことができるような構造のコーキング施工用の充填押
圧器を提供する。 【解決手段】 コーキング材充填容器5に冠着するキャ
ップ体1の上部に、傾斜状に設けた吐出口4とコーキン
グヘラ3を備えて成る充填押圧器であって、前記した吐
出口4の周囲に肉厚状の吐出縁部6を設け、また前記し
たコーキングヘラ3を、吐出口4の最上部位に隣接して
突設するとともに、やや柔軟性を有する素材によってキ
ャップ体1と一体状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーキング材(シ
ーリング剤や接着剤等を含む)が充填された容器に冠着
されるキャップ状の充填押圧器に係るものであり、さら
に詳しくは、コーキング材の塗布作業とコーキングヘラ
(以下、単にヘラと称する)による押圧作業を1工程で
行なうように構成されたコーキング施工用の充填押圧器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コーキング材を塗布する場合に
は、まずコーキング材充填容器のキャップの先端を切断
して吐出口を形成し、その吐出口からコーキング材を吐
出させて所定個所に塗布する(以下、これを塗布工程と
称する)ようにした後、別途に準備したヘラを用いて、
その塗布面を押圧しながら平滑仕上げをする(以下、こ
れを仕上げ工程と称する)ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように塗布工程と仕上げ工程を別途に行なう場合には、
作業が煩雑で時間がかかるという不具合があるばかりで
なく、コーキング材が軟性を保持している時間内に迅速
な仕上げ作業を行なう必要があるという極めて重大な問
題点があった。
【0004】そこで、コーキング材の塗布工程とヘラに
よる仕上げ工程の2工程を、1工程に併合して行なうこ
とができるような構造のコーキング施工用の充填押圧器
の開発が課題であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、コーキング材
充填容器5に冠着するキャップ体1の上部に、傾斜状に
設けた吐出口4とヘラ3を備えて成る充填押圧器であっ
て、前記した吐出口4の周囲に肉厚状の吐出縁部6を設
け、また前記したヘラ3を、吐出口4の最上部位に隣接
して突設するとともに、やや柔軟性を有する素材によっ
てキャップ体1と一体状に形成した構成とするものであ
る。
【0006】また本発明は、上記した吐出口4をほぼV
字状に形成した構成とするものである。
【0007】さらに本発明は、上記したキャップ体1の
中間位置に蛇腹部7を設けた構成とするものである。
【0008】さらにまた本発明は、上記したキャップ体
1に、コーキング材の流出を防止するための蓋体2を取
付けた構成とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の充填押圧器を用いてコー
キング処理を施す場合は、まずコーキング作業をする個
所の両側にマスキングテープ9(以下、単にテープと称
する)を貼着した後、キャップ体1の上部に取付けられ
た蓋体2を取り外し、吐出口4からコーキング材8を吐
出させると同時に、ヘラ3に押圧力を加えながら、キャ
ップ体1をテープ9に添って移動させるようにする。そ
してコーキング作業が終了した時点で、余剰なコーキン
グ材が付着したテープ9を取り除けば、コーキング材8
を美しいライン状に塗布することができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明するが、図1〜図4は本発明の第1実施例を、図5
は第2実施例を、図6は第3実施例をそれぞれ示すもの
である。
【0011】まず図1〜図4を参照して第1実施例につ
いて説明する。図中1は、コーキング材充填容器5に冠
着されるキャップ体である。該キャップ体1は、広く一
般的に販売されているコーキングキャップとほぼ同様な
大略円錐状に形成されたもので、その上部にコーキング
材8の吐出口4とヘラ3が設けられた構造となってい
る。
【0012】前記吐出口4は、前記キャップ体1の上部
を円形または楕円形の傾斜状に切断して形成され、且つ
後述するヘラ3の立設部分を除く周囲を、肉厚状の吐出
縁部6によって囲繞された形状となっているが、その吐
出縁部6は、コーキング施工中におけるコーキング材8
の横洩れを防止することを目的として、図示の如き肉厚
状に設けられたものである。なおこのような吐出口4の
傾斜角度については特に限定されるものではないが、例
えば図4の状態でコーキング処理を施す場合は、約45
°〜50°程度の傾斜角度にするのが好適である。
【0013】またコーキング材8に押圧力を加えるため
のヘラ3は、傾斜状に設けられた吐出口4の最上位に隣
接する部分に位置して、側面から見た形状が、図2
(a)に示すように、キャップ体1の側部の延長線上に
突設され、且つ正面または背面から見た形状が、図2
(b)に示すような大略四角形状に形成されたものであ
り、さらには吐出口4と並列して同一平面状に折曲可能
(図3参照)な程度の柔軟性が付与されているものであ
る。なお本発明のヘラ3の形成方法としては、適度な柔
軟性を有する合成樹脂やゴムなどを用いて、キャップ体
1と一体成型するのが最良であるが、ヘラ3のみを別体
に形成しておいて、キャップ体1の上辺部に後から固着
するようにしても差し支えない。
【0014】さらに図中2は、不使用時にコーキング材
8が流出することを防止するための蓋体である。本実施
例における蓋体2は、その断面が図1および図2(c)
に示すような大略T字型に形成され、且つその上部に板
状のつまみを設けた形状としたが、吐出口4に取付可能
であれば如何なる形状に形成してもよいことは勿論であ
る。
【0015】続いて、本発明に成るコーキング施工用の
充填押圧器の使用方法を、図3,図4を参照しながら説
明する。なお本発明の充填押圧器は、コーキング材充填
容器に予め冠着した状態で販売されるものであるが、販
売時には従来型のキャップを冠着しておいて、使用時に
本発明品と取り替えるようにすることも可能である。
【0016】本発明品を使用するに際しては、図示のよ
うに、まずコーキングを施す個所の両側にテープ9を貼
着した後、吐出口4からコーキング材8を吐出させると
同時に、ヘラ3に押圧力を加えながら、キャップ体1を
テープ9に添って移動させるようにするものである。こ
のような操作によって、やや柔軟性を有するヘラ3をコ
ーキング材8の上面に密着させて平滑仕上げを行なうこ
とができるとともに、コーキング処理個所に存在する空
隙部や小さな穴の内部にコーキング材8を押し込むこと
が可能となっているのである。そして作業終了後に上記
テープ9を取り除くようにすれば、当該個所のコーキン
グ処理作業が完了する。なお図4はコーナー部にコーキ
ング処理を施す例を示しており、キャップ体1を約45
°の角度に設定して作業をするものである。
【0017】次に、図5に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。本実施例は、図1に示した充填押圧器の吐
出口4をほぼV字形に形成するもので、吐出口4をこの
ような形状とすることにより、吐出口4が左右に振れる
ことを防止可能となっているのである。したがって本実
施例の充填押圧器は、主として隅角部などの作業に使用
するようにすると非常に好適である。
【0018】さらに図6に示す第3実施例は、本発明に
成る充填押圧器のキャップ体1の適宜な中間位置に蛇腹
部7を設けた構造のものであり、このような蛇腹部7を
設けることにより、蛇腹部7を境界として、上側構成部
と下側構成部を所望する角度に折り曲げ自在な構成とな
っている。したがってコーキング施工個所の末端まで完
全にコーキング処理を施すことが可能である。
【0019】なお上記した第2実施例および第3実施例
の場合においても、その使用方法は前述した第1実施例
の場合と同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明のコーキング施工用の充填押圧器
は、コーキング材の塗布工程と仕上げ工程の2工程を1
工程に併合して行なうことができるので、コーキング処
理を短時間で迅速且つ簡易に施すことができるという特
筆すべき効果があるとともに、別途にコーキングヘラを
用意する必要がなく、且つそのコーキング処理作業に最
も適応したヘラを自動的に選択して使用することができ
るという極めて有益な効果がある。また本発明は、蓋体
を冠着することにより、不使用時にコーキング材が流出
することを防止する構造となっているので、充填容器内
に残ったコーキング材を最後まで有効に使用することが
できるという特長があるばかりでなく、吐出縁部が肉厚
状となっているので、作業中におけるコーキング材の横
洩れを防止することができるという大きな特長があり、
さらには市販のキャップと本発明の充填押圧器を適宜に
使い別けることができるという他に例のない重要な特長
もある。また吐出口をV字形に形成したり、蛇腹部を設
けた構造のものを使用するようにすれば、より操作性に
優れ、且つ簡単容易にコーキング施工を行なうことがで
きるという顕著な利点があり、また構造が簡単で安価に
製造することができるので、廉価な製品を産業界に提供
することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の充填押圧器を示す分解斜
視図である。
【図2】本発明の構造を示す要部拡大断面図であり、
(a)および(b)において図1のキャップ体の構造を
示すとともに、(c)において蓋体をキャップ体に取付
けた状態を示している。
【図3】本発明の使用状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の使用状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の充填押圧器を示す一部省
略拡大正面図である。
【図6】本発明の第3実施例の充填押圧器を示す背面図
である。
【符号の説明】
1・・・キャップ体 2・・・蓋体 3・・・ヘラ 4・・・吐出口 5・・・コーキング材充填容器 6・・・吐出縁部 7・・・蛇腹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーキング材充填容器に冠着するキャッ
    プ体の上部に、傾斜状に設けた吐出口とコーキングヘラ
    を備えて成る充填押圧器であって、前記した吐出口の周
    囲に肉厚状の吐出縁部を設け、また前記したコーキング
    ヘラを、吐出口の最上部位に隣接して突設するととも
    に、やや柔軟性を有する素材によってキャップ体と一体
    状に形成したことを特徴とするコーキング施工用の充填
    押圧器。
  2. 【請求項2】 上記した吐出口をほぼV字状に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のコーキング施工用の
    充填押圧器。
  3. 【請求項3】 上記したキャップ体の中間位置に蛇腹部
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコーキング
    施工用の充填押圧器。
  4. 【請求項4】 上記したキャップ体に、コーキング材の
    流出を防止するための蓋体を取付けたことを特徴とする
    請求項1に記載のコーキング施工用の充填押圧器。
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