JPH0632221Y2 - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JPH0632221Y2
JPH0632221Y2 JP1986133500U JP13350086U JPH0632221Y2 JP H0632221 Y2 JPH0632221 Y2 JP H0632221Y2 JP 1986133500 U JP1986133500 U JP 1986133500U JP 13350086 U JP13350086 U JP 13350086U JP H0632221 Y2 JPH0632221 Y2 JP H0632221Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
coating
liquid
applicator
application
inclined surface
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986133500U
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English (en)
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JPS6339477U (ja
Inventor
矩生 山田
利弘 齊藤
孝 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は糊、修正液、インキ、塗料、化粧液などの塗布
液を内蔵する塗布具の塗布部に関するものである。
(従来の技術) 従来液体を内蔵する塗布具の塗布部は実開昭57−70
897号公報に開示されているように貫通孔と傾斜した
塗布面とを有する極めて柔軟な塗布先が知られており,
該塗布先は常に開口している為,塗布先の貫通孔に密接
に嵌挿し得る細杆を有する外蓋を被冠し,塗布先よりの
液体のボタ落ちや塗布先の乾燥を防止するよう構成され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら,前記実開昭57−70897号公報に記
載された考案では,外蓋を被冠する時,外蓋の細杆を塗
布先の貫通孔に目掛けて差し込まねばならず,極めて柔
軟な材質で塗布先を成形しているため,塗布先が変形し
てしまった場合には被冠しにくくなり,最悪の場合,細
杆が塗布先の貫通孔に嵌挿されない状態で外蓋を被冠し
てしまい,塗布用液体がもれ出したり,塗布先が乾燥し
てしまったりするという問題点を有していた。
本考案の目的は,外蓋の細杆を塗布先の貫通孔に密接に
嵌挿する構成をとることなく,塗布先よりの液体のボタ
落ちや塗布先の乾燥を防止し得る塗布具の塗布部を提供
することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は,少なくとも先端部分が変形復元し得る弾性材
料にて形成され,一端が開口しており内部が中空状に成
形された塗布具用塗布部において,該塗布部は相対抗す
る傾斜面を有し,該傾斜面には塗布部の内部から外部に
通じ,かつ無外力状態では閉じている切り込みを設けて
いる事を特徴とする塗布具用塗布部を要旨とする。
(実施例) 以下,図面に示す実施例に基づいて詳記する。
第1図乃至第3図は第1実施例を示す。1は塗布部であ
って,前軸2,本体3にて固定されており,本体3に連
設される側が開口しており,内部は中空部4となってい
る。該塗布部1には相対向する傾斜面A,Bが設けら
れ,該傾斜面A,Bには塗布部1の内部から外部に通
じ,かつ無外力状態では閉じている塗布液出口となる切
り込みa,aを第2図のように中空部先端4aより
後方の位置に、正面から見て横方向に円孤状に設けてい
る。本体3は塗布液5を内蔵する貯留室を有し,該貯留
室より塗布液5を供給するには,本体3を可撓性材質に
て成形し,本体3を押圧するようにしたり,図示しない
が,ピストンや螺子等により,前進する弁構造を貯留室
内に配置して,弁を前進するようなしてもよい。
次に作用について説明する。本体3を押圧しながら塗布
部1の傾斜面Aを被塗布面に押圧させると切り込みa
が開き、また、特に、切り込みaから中空部先端4a
までの空間部体積が減少するよう塗布部1が変形するの
で塗布液5は良好に吐出する。この時傾斜面Bの切り込
みaは塗布部1の変形により無外力状態より更に強く
閉じられるので塗布液5が吐出することはない。切り込
みaは円孤状であるので,この場合切り込みaの中
心部は両端に比べ大きく開口し,液体は中心部に多く,
両端に少なく吐出する。
上記と逆に傾斜面Bを用いた場合は切り込みaが開き
液体4が吐出し,aは閉じられ液体4が吐出すること
はない。
第4図乃至第7図は第2実施例を示す。塗布部1は実施
例1と同様に前軸2及び本体3にて固定されており,本
体3に連設される側が開口し内部は中空部4となってい
る。該塗布部の相対向する傾斜面A,Bには塗布部の内
部から外部に通じ,かつ無外力状態では閉じている切り
込みa,a,a及びa,a,aが設けられ
てあり,該切り込みa〜a及びa〜aはそれぞ
れaよりaが大きく,aよりaが大きくなるよ
う,即ち塗布部先端部より本体側の切り込みの方が大き
くなるよう設けてある。作用は実施例1と略同じである
が,塗布部1を被塗布面に押圧する時に弱く押圧すると
切り込みa,又はaが開き,強く押圧すると切り込
みa,又はaが開き液体4が吐出し,弱い押圧では
細く,強い押圧では広く塗布できる。
第8図及び第9図は第3実施例を示し、塗布部1の相対
向する傾斜面A,Bにそれぞれ切り込みa,aを、
該切り込みaは塗布部1の先端近くに,切り込みa
は塗布部1の中間部にと異なった位置に設けてある以外
は第1実施例と同様である。作用は実施例1と略同一で
あるが,切り込みa,aの位置が異なっているの
で,傾斜面Aを被塗布面に押圧した時液体4は塗布部1
の先端近くより吐出し,傾斜面Bを被塗布面に押圧した
時液体4は塗布部1の中間部より吐出する。
第10図乃至第12図は第4実施例を示し、相対向する
傾斜面にそれぞれへ字型の切り込みa,aを設け,
かつその切り込みの大きさを異ならせた以外は実施例1
と同様である。作用は実施例1と略同一であるが,切り
込みa,aの中心部は端部に比べ塗布部先端に位置
する為軽い押圧により切り込みa,aが開口し塗布
できる。更に切り込みa8,a9は大きさが異なっているの
で,傾斜面Aで塗布した時は巾広い,傾斜面Bで塗布し
た時は巾狭い塗布面が得られる。
第13図及び第15図は第5実施例を示す。塗布部1の
相対向する傾斜面A,Bはそれぞれ傾斜角が異なってい
るため,傾斜面A,Bの肉厚が異なっている。該傾斜面
には切り込みa10,a11を第13図及び第15図の
ように正面から見て横方向に直線状に設けてあり,他は
実施例1と同様である。作用は実施例1と略同一である
が,塗布部1を被塗布面に押圧した時,傾斜面Aの切り
込みa10は傾斜面Aの肉厚が傾斜面Bの肉厚より薄い
ため傾斜面Bの切り込みa11より大きく開口するの
で,切り込みa10よりの塗布液吐出は切り込みa11
より多くなる。即ち,同一押圧力で塗布しても,傾斜面
A,Bを使い分けることにより液体吐出量を変化させる
ことができる。尚,相対向する傾斜面の肉厚を異ならせ
る為には,傾斜角を異ならせず,内部の中空状の形状を
前後非対象形にしても良い。
(考案の効果) 本考案に係る塗布具は、外蓋の細杆を塗布先の貫通孔に
密接に嵌挿する構造をとることなく、塗布部よりの塗布
液のボタ落ちや塗布部の乾燥を防止し得ると共に、塗布
部の相対向する傾斜面のどちら側でも塗布液が吐出する
ので塗布操作が容易であり、塗布部を紙などに押しつ
け、塗布部を変形させることによって、塗布液が詰まっ
ている塗布部(特許に、押圧変形により開口部となる切
り込みより先端部側)が、押しつぶされるように、つま
り、内部の体積が減少するように変形し、塗布液に圧力
がかかるので、塗布液の吐出が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の塗布部正面図、第2図は同
A−A線断面図、第3図は第1実施例の使用状態を示す
要部断面図、第4図は第2実施例の塗布部正面図、第5
図乃至第7図は第2実施例の使用状態を示す要部断面
図、第8図は第3実施例の塗布部半断面図、第9図は同
B−B線断面図、第10図は第4実施例の塗布部正面
図、第11図は同C−C線断面図、第12図は同背面
図、第13図は第5実施例の塗布部正面図、第14図は
同D−D線断面図、第15図は同背面図である。 1……塗布部、A、B……傾斜面、a,〜……切
り込み、2……前軸、3……本体、4……空間部、4a
……空間部先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 83/00

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に中空部(4)を有し、先端に相対向
    する傾斜面(A、B)を形成し、この傾斜面(A、B)
    の各々に、中空部先端(4a)より後方の位置に塗布液
    出口となる切り込み(a、a……)を形成した、弾
    性材料よりなる塗布部(1)を有する塗布具。
JP1986133500U 1986-08-30 1986-08-30 塗布具 Expired - Lifetime JPH0632221Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986133500U JPH0632221Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30 塗布具

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JP1986133500U JPH0632221Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30 塗布具

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Publication Number Publication Date
JPS6339477U JPS6339477U (ja) 1988-03-14
JPH0632221Y2 true JPH0632221Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31033878

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