JPS6236553Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236553Y2 JPS6236553Y2 JP1982020701U JP2070182U JPS6236553Y2 JP S6236553 Y2 JPS6236553 Y2 JP S6236553Y2 JP 1982020701 U JP1982020701 U JP 1982020701U JP 2070182 U JP2070182 U JP 2070182U JP S6236553 Y2 JPS6236553 Y2 JP S6236553Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- cut
- applicator
- application
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は導出された液体、特に糊、化粧液、誤
字修正液、塗料、絵具などの高粘度液体を平滑に
紙面などの塗布面に塗布するようにした液体用塗
布具に関するものである。
字修正液、塗料、絵具などの高粘度液体を平滑に
紙面などの塗布面に塗布するようにした液体用塗
布具に関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
従来、高粘度液体を内蔵した塗布具として実開
昭48−79852号公報に開示された如く、下底中央
に液誘導穴を穿設したスポンジ刷毛を、液収納室
を有する弾力性容器に連設したものが知られてい
る。しかしながら、上記スポンジ刷毛の先端は山
形となしているので、該山形の片面を被塗布面に
当接して塗布した時、前記山形の他面から浸出し
た液が、前記山形のりよう線によりなぞられ平滑
に塗布された面に付着してしまい、平滑な塗布面
が得られないという問題点を有していた。
昭48−79852号公報に開示された如く、下底中央
に液誘導穴を穿設したスポンジ刷毛を、液収納室
を有する弾力性容器に連設したものが知られてい
る。しかしながら、上記スポンジ刷毛の先端は山
形となしているので、該山形の片面を被塗布面に
当接して塗布した時、前記山形の他面から浸出し
た液が、前記山形のりよう線によりなぞられ平滑
に塗布された面に付着してしまい、平滑な塗布面
が得られないという問題点を有していた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するべくなされたも
のであつて、高粘度液体を収容し、上方に開孔2
を有する変形可能な本体1と;後方部に前記開孔
2と連通する中空部6を設け、前方部に先端より
前記中空部6と連通し、被塗布面に圧接した時間
隙11を形成する長手方向の切割7を設け、か
つ、該切割7を挟んで傾斜状とされた外面8を有
し、少なくとも前記切割7の周辺の一部もしくは
全部において含液能を保持し得るようにした塗布
部5とよりなる液体用塗布具を要旨としたもので
ある。
のであつて、高粘度液体を収容し、上方に開孔2
を有する変形可能な本体1と;後方部に前記開孔
2と連通する中空部6を設け、前方部に先端より
前記中空部6と連通し、被塗布面に圧接した時間
隙11を形成する長手方向の切割7を設け、か
つ、該切割7を挟んで傾斜状とされた外面8を有
し、少なくとも前記切割7の周辺の一部もしくは
全部において含液能を保持し得るようにした塗布
部5とよりなる液体用塗布具を要旨としたもので
ある。
(実施例)
以下、本考案を添付図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図において、参照符号1は高粘度液体を内
部に収容し、その上方に開孔2を有する開口部3
を一体に形成した合成樹脂などよりなる変形可能
な本体であるが、該本体1と開口部3を別体に形
成した後これらを一体に形成せしめてもよい。
部に収容し、その上方に開孔2を有する開口部3
を一体に形成した合成樹脂などよりなる変形可能
な本体であるが、該本体1と開口部3を別体に形
成した後これらを一体に形成せしめてもよい。
4は前記本体1の開孔2にその後方を止着され
た合成樹脂、ゴム、金属などよりなるパイプ4で
あるが、該パイプ4は図示した以外に、本体1の
開口部3と一体に形成するか、後述する塗布部5
の中空部6に止着しその後端を開孔2と連通する
ようにしたり、使用する高粘度液体の物性並びに
塗布部5の材質、形状などに応じて角柱状、扁平
状としたり、先端部分に割を設けたり、先端部を
二又状としたり、周面に穴を穿設したり、更にそ
の数を複数本としたりするなど種々の変形が可能
である。尚、パイプ4の変形態様について種々述
べたが、本考案においてパイプ4は必ずしも必要
なものではなく、例えば、使用する高粘度液体の
粘度によつては塗布部5の中空部6をもつてパイ
プ4の代用とすることもできるものであり、要す
れば、塗布部5自体もしくはパイプ4によつて、
前記開孔2より塗布部5の後述する切割7に高粘
度液体が導出されるような中空の部分が塗布部5
に存すればよく、以下の説明においてはパイプ4
を使用した例として説明する。
た合成樹脂、ゴム、金属などよりなるパイプ4で
あるが、該パイプ4は図示した以外に、本体1の
開口部3と一体に形成するか、後述する塗布部5
の中空部6に止着しその後端を開孔2と連通する
ようにしたり、使用する高粘度液体の物性並びに
塗布部5の材質、形状などに応じて角柱状、扁平
状としたり、先端部分に割を設けたり、先端部を
二又状としたり、周面に穴を穿設したり、更にそ
の数を複数本としたりするなど種々の変形が可能
である。尚、パイプ4の変形態様について種々述
べたが、本考案においてパイプ4は必ずしも必要
なものではなく、例えば、使用する高粘度液体の
粘度によつては塗布部5の中空部6をもつてパイ
プ4の代用とすることもできるものであり、要す
れば、塗布部5自体もしくはパイプ4によつて、
前記開孔2より塗布部5の後述する切割7に高粘
度液体が導出されるような中空の部分が塗布部5
に存すればよく、以下の説明においてはパイプ4
を使用した例として説明する。
前記開孔2と連通する前記パイプ4の前部を止
着する中空部6を有する後方部と、先端より前記
パイプ4と連通する長手方向の切割7を挟んで同
一角度の傾斜状とされた外面8を有する前方とを
備えた塗布部5は、切割7の周辺部の一部もしく
は全部において含液能を保持し得るように構成さ
れている。切割7の周辺部に含液能を保持させる
ための具体例としては、スポンジ様物、フエルト
などのような含液能を有する多孔質弾性体を切割
7の周辺の一部もしくは全部に使用し、外周を樹
脂、ゴムなどの含液能のない弾性材で保護した
り、更に、切割7によつて分割される一方の分割
部を多孔質弾性体で形成し、他方の分割部を弾性
体で形成するなどの構成が採用できる。この塗布
部5の形状は図示した以外に各種変形が可能であ
り、即ち、外面8の傾斜角度を互いに異ならしめ
たり、切割7により分割された塗布部5の先端部
の位置を面一でなく位相せしめたりするなどであ
る。又、前記中空部6と連通し、被塗布面に圧接
した時間隙11を形成する切割7の形状も図示し
た以外に各種形状が可能であり、即ち、切割7の
形状を横断面波形状としたり、切割7の割幅を適
宜変化させたりするなどである。また、パイプ4
と塗布部5との位置関係としては、図示した以外
に、パイプ4が切割7の後方内に僅かに入り込ん
だ位置であつたり、パイプ4がゴムなどの如く弾
性を有するものであれば、切割7内に入り込んだ
位置であつてもよく、更に、パイプ4の先端と切
割7の後端との間に液体調整部を設けるなど各種
態様が採用できる。尚、参照符号9は塗布時の安
定性を考慮し形成した塗布部5の先端平面、10
はキヤツプである。
着する中空部6を有する後方部と、先端より前記
パイプ4と連通する長手方向の切割7を挟んで同
一角度の傾斜状とされた外面8を有する前方とを
備えた塗布部5は、切割7の周辺部の一部もしく
は全部において含液能を保持し得るように構成さ
れている。切割7の周辺部に含液能を保持させる
ための具体例としては、スポンジ様物、フエルト
などのような含液能を有する多孔質弾性体を切割
7の周辺の一部もしくは全部に使用し、外周を樹
脂、ゴムなどの含液能のない弾性材で保護した
り、更に、切割7によつて分割される一方の分割
部を多孔質弾性体で形成し、他方の分割部を弾性
体で形成するなどの構成が採用できる。この塗布
部5の形状は図示した以外に各種変形が可能であ
り、即ち、外面8の傾斜角度を互いに異ならしめ
たり、切割7により分割された塗布部5の先端部
の位置を面一でなく位相せしめたりするなどであ
る。又、前記中空部6と連通し、被塗布面に圧接
した時間隙11を形成する切割7の形状も図示し
た以外に各種形状が可能であり、即ち、切割7の
形状を横断面波形状としたり、切割7の割幅を適
宜変化させたりするなどである。また、パイプ4
と塗布部5との位置関係としては、図示した以外
に、パイプ4が切割7の後方内に僅かに入り込ん
だ位置であつたり、パイプ4がゴムなどの如く弾
性を有するものであれば、切割7内に入り込んだ
位置であつてもよく、更に、パイプ4の先端と切
割7の後端との間に液体調整部を設けるなど各種
態様が採用できる。尚、参照符号9は塗布時の安
定性を考慮し形成した塗布部5の先端平面、10
はキヤツプである。
次に第2図に基づき本考案の液体用塗布具の動
作を説明するが、説明はパイプを使用した例に基
づき行なう。
作を説明するが、説明はパイプを使用した例に基
づき行なう。
塗布に際し、本体1側面を押圧すると、本体1
に収容された高粘度液体がパイプ4を介して導出
され塗布部5に含有される。そこで塗布部5の先
端平面9が塗布面Aに対し斜めになるよう塗布部
5を塗布面Aに押圧し、移動させると、塗布部5
が変形して間隙11が形成されると共に、下方に
位置する塗布部5に含有されている高粘度液体が
押圧により前記間隙11に滲出し、この滲出した
液体が上方に位置する塗布部5の内面先部により
ならされ、塗布面Aに平滑に塗布される。尚、使
用方法としては、上記した以外に、塗布部5を塗
布面Aに当接せしめた後、本体1を押圧するよう
にしても良い。
に収容された高粘度液体がパイプ4を介して導出
され塗布部5に含有される。そこで塗布部5の先
端平面9が塗布面Aに対し斜めになるよう塗布部
5を塗布面Aに押圧し、移動させると、塗布部5
が変形して間隙11が形成されると共に、下方に
位置する塗布部5に含有されている高粘度液体が
押圧により前記間隙11に滲出し、この滲出した
液体が上方に位置する塗布部5の内面先部により
ならされ、塗布面Aに平滑に塗布される。尚、使
用方法としては、上記した以外に、塗布部5を塗
布面Aに当接せしめた後、本体1を押圧するよう
にしても良い。
(効果)
以上の如く、本考案は中空部6を介して導出さ
れる高粘度液体を一度塗布部5に含有させた後、
該塗布部5を押圧変形して間隙11を形成し、該
間隙11に下方に位置する塗布部5に含有される
高粘度液体を滲出し、この滲出した高粘度液体を
上方に位置する塗布部5の内面先部でならして塗
布するようにしたので、塗布に際し、塗布面に高
粘度液体を平滑に塗布できるものである。
れる高粘度液体を一度塗布部5に含有させた後、
該塗布部5を押圧変形して間隙11を形成し、該
間隙11に下方に位置する塗布部5に含有される
高粘度液体を滲出し、この滲出した高粘度液体を
上方に位置する塗布部5の内面先部でならして塗
布するようにしたので、塗布に際し、塗布面に高
粘度液体を平滑に塗布できるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
縦断面図、第2図は動作説明図である。 1……本体、2……開孔、5……塗布部、6…
…中空部、7……切割、8……外面。
縦断面図、第2図は動作説明図である。 1……本体、2……開孔、5……塗布部、6…
…中空部、7……切割、8……外面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 高粘度液体を収納し、上方に開孔2を有する変
形可能な本体1と; 後方部に前記開孔2と連通する中空部6を設け、
前方部に先端より前記中空部6と連通し、被塗布
面に圧接した時間隙11を形成する長手方向の切
割7を設け、かつ、該切割7を挟んで傾斜状とさ
れた外面8を有し、少なくとも前記切割7の周辺
の一部もしくは全部において含液能を保持し得る
ようにした塗布部5とよりなる液体用塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2070182U JPS58124275U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 液体用塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2070182U JPS58124275U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 液体用塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124275U JPS58124275U (ja) | 1983-08-24 |
JPS6236553Y2 true JPS6236553Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=30032856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2070182U Granted JPS58124275U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 液体用塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124275U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637771Y2 (ja) * | 1990-11-22 | 1994-10-05 | 三菱鉛筆株式会社 | 流動体塗布具の塗布用ペン芯 |
JP2008264061A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Inoac Corp | 液体口紅塗布具に用いる塗布部材及びその製造方法 |
KR200467464Y1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-06-19 | 박정님 | 아세톤 용기 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879852U (ja) * | 1971-12-30 | 1973-10-01 |
-
1982
- 1982-02-18 JP JP2070182U patent/JPS58124275U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124275U (ja) | 1983-08-24 |
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