JP3010477B2 - マニキュア用塗布具 - Google Patents

マニキュア用塗布具

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JP3010477B2
JP3010477B2 JP7354247A JP35424795A JP3010477B2 JP 3010477 B2 JP3010477 B2 JP 3010477B2 JP 7354247 A JP7354247 A JP 7354247A JP 35424795 A JP35424795 A JP 35424795A JP 3010477 B2 JP3010477 B2 JP 3010477B2
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久雄 岩本
孝浩 笠井
茂 矢板
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YAITA SEISAKUSYO CO., LTD.
Shinohara Co Ltd
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YAITA SEISAKUSYO CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マニキュア液(ペ
ディキュア用も含む)を塗布するためのマニキュア用塗
布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマニキュア用塗布具は、マニキュ
ア液を収容するガラス製等の硬質容器と、この容器のキ
ャップに一体的に設けられた塗布ブラシからなるのが一
般的である。そして、従来は、容器内のマニキュア液に
浸してある塗布ブラシを、容器口でしごいて余分なマニ
キュア液を除去したうえ、容器外に引き出して使用して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来は、塗
布ブラシに適量のマニキュア液を付着させるためには、
塗布ブラシを容器外に引き出すたびにしごき動作を行わ
なければならず、これが煩雑であり、また、容器自体の
重量が重く、携帯に不便であるという不都合があった。
本発明はこの問題点を解消し、簡便に使用できるととも
に、携帯に適したマニキュア用塗布具を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載したマニキュア用塗布具
は、合成樹脂等の柔軟性を有する軽量材からなり、マニ
キュア液を収容するとともに、開口部側をシールで閉塞
した収容部と、先端部には塗布ブラシを有するととも
に、この塗布ブラシにマニキュア液を供給するための供
給路を有し、前記収容部の開口部の前記シールに向けて
移動可能に配置した前記シールを破断するシール開放体
と、このシール開放体を前記シールに向けて移動する駆
動体と、この駆動体の動作を阻止する一方、前記駆動体
を動作するときには除去するストッパーとからなること
を特徴とする。
【0005】さらに、本発明の請求項2に記載したマニ
キュア用塗布具は、合成樹脂等の柔軟性を有する軽量材
からなり、マニキュア液を収容するとともに、開口部側
をシールで閉塞した収容部と、先端部には塗布ブラシを
有するとともに、この塗布ブラシにマニキュア液を供給
するための供給路を有し、前記収容部の開口部の前記シ
ールに向けて移動可能に配置した前記シールを破断する
シール開放体と、このシール開放体を前記シールに向け
て移動する駆動体と、この駆動体の動作を阻止する一
方、前記駆動体を動作するときには除去するストッパー
、前記塗布ブラシを覆うよう前記駆動体に着脱可能に
設けたキャップとからなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、
図1は収容部にマニキュア液を充てんする前のマニキュ
ア用塗布具の概略的な断面図、図2は同じくキャップ側
からみた側面図、図3は収容部のシールを破断した状態
の概略的な部分断面図、図4はキャップを外したマニキ
ュア用塗布具を概略的に示す斜視図である。
【0007】図1及び図2に示すように、マニキュア用
塗布具1は、ポリエチレンやポリプロピレン等の軟質合
成樹脂で一体成型したほぼ円筒状で軽量な収容部2を有
している。この収容部2は、マニキュア液(図示せず)
を収容するもので、先端には小径な円筒状の開口部3を
有し、また、マニキュア液を開口部3へ向けて送り出す
べく押圧する部分は、図1で理解できるように、肉薄部
2aとなって押圧に適した柔軟性を確保している。前記
収容部2の底部は、当初は開放状態にあり、マニキュア
液を充てん後、溶着等によって密封するものである。ま
た、前記収容部2内の前記開口部3との境界部分には、
薄膜状のシール4を一体成型して前記開口部3側を閉塞
している。
【0008】開口部3内には、後端が傾斜してその最下
降端縁がシール4を破断するための突入縁5となった円
柱状のシール開放体6を、摺動可能に配置している。こ
のシール開放体6の先端凹部には、塗布ブラシ7の末端
を挿入固定し、塗布ブラシ7の先端部分は、前記シール
開放体6から外部に突出している。前記シール開放体6
には前記塗布ブラシ7にマニキュア液を供給するための
主供給路8を先端凹部に達するよう設けるとともに、前
記塗布ブラシ7の先端部分にまで十分にマニキュア液を
供給するために、前記塗布ブラシ7の側部に達する複数
の副供給路9を前記主供給路8と平行に設けている。
【0009】また、シール開放体6の外周面には、開口
部3の上端に当接して前記シール開放体6のシール4方
向への移動を阻止する環状の突壁10を突設している。
この突壁10と前記開口部3上端との間隔は、シール開
放体6の突入縁5と前記シール4との間隔よりも若干広
く設定している。すなわち、シール開放体6が、その突
壁10が前記開口部3上端に当接するまで移動した時
に、突入縁5はシール4の一部を押動して破断し、収容
部2の肉薄部2a側を開口部3側と連通するものであ
る。
【0010】開口部3の外周面には雄ネジ11が設けら
れ、この雄ネジ11と対をなす雌ネジ12を設けた円筒
状の駆動体13が、開口部3の外周面に両ネジ11,1
2によって回転可能にはまり合っている。この駆動体1
3の係合段部13aの内底面は、シール開放体6の突壁
10の上端面に係合している。前記駆動体13の下端に
は、肉薄状の連結部14を介してストッパーたるストッ
パー環15を一体的に設け、ストッパー環15の一部に
はつまみ15aを突設している。このストッパー環15
は前記駆動体13の収容部2方向へ移動する回転を阻止
している。そして、前記駆動体13を移動する時には、
つまみ15aを持って連結部14とともに切り取るもの
である。なお、駆動体13の下端から収容部2までの間
隔と、突壁10と前記開口部3上端との間隔とは、同一
に設定されている。
【0011】さらに、塗布ブラシ7の突出部分を覆って
保護するためのキャップ16を、駆動体13の係合段部
13aから縮径して延設した係合壁13bの外周面に対
して、脱着自在に嵌着している。このキャップ16は硬
質合成樹脂で形成すると好適である。
【0012】上述したマニキュア用塗布具1は、つまみ
15aを持って連結部14とともにストッパー環15を
切り取った後、駆動体13を収容部2方向にねじ込むよ
うに移動すると、係合段部13aの内底面と突壁10に
おいて係合しているシール開放体6も同方向に移動し、
前記突壁10が開口部3上端に当接した位置で移動不能
となり、停止する。この時、図3に示すように、シール
開放体6の突入縁5は、シール4の一部を押動して破断
し、収容部2の肉薄部2a側と開口部3側とが連通状態
となる。
【0013】ここで、キヤップ16を外したうえ、収容
部2の肉薄部2aを押圧すると、押圧量に応じて、収容
部2内のマニキュア液がシール4の破断部分を通って、
開口部3方向に押し出され、主供給口8及び副供給路9
から塗布ブラシ7に供給される。ここで、肉薄部2aに
対する押圧を解除すると、開口部3内のマニキュア液は
収容部2内に逆流するが、塗布ブラシ7に付着したマニ
キュア液は逆流することはない。このようにして、必要
量のマニキュア液を塗布ブラシ7に供給しながら、従来
と同様にして、所望の爪に塗布ブラシ7によりマニキュ
ア液を塗布することができる。そして、この一連の塗布
動作は片手で行うことが可能である。
【0014】なお、本発明は上述の実施形態に限定され
るものではなく、例えば、キャップ16と駆動体13と
を一体に設けてもよい。また、突入縁5に換えてシール
開放体6の後端の一部に突起を形成してもよい。さら
に、開口部3と駆動体13とに雌雄一対のネジ11,1
2を設けて前記駆動体13を移動するほか、移動方向に
伸びる複数の突条により移動を案内してもよい。さらに
また、ストッパー環15や副供給路9は必ずしも設ける
必要はない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した発明
によれば、収容部を押して、必要量のマニキュア液を塗
布ブラシに供給することにより、マニキュア液を片手の
みで所望の爪に塗布することができ、塗布動作が簡便で
あり、また収容部が柔軟性を有し軽量なので携帯に便利
であり、さらにストッパーによって駆動体が不用意に移
動することを阻止し、所望時にシールを破断し得るとい
う効果を奏する。
【0016】また、請求項2に記載した発明によれば、
上述した各効果に加えて、キャップで塗布ブラシを保護
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】収容部にマニキュア液を充てんする前のマニキ
ュア用塗布具の概略的な断面図。
【図2】同じくキャップ側からみた側面図。
【図3】収容部のシールを破断した状態の概略的な部分
断面図。
【図4】キャップを外したマニキュア用塗布具を概略的
に示す斜視図。
【符号の説明】
1 マニキュア用塗布具 2 収容部 2a 肉薄部 2b 小径部 3 開口部 4 シール 5 突入縁 6 シール開放体 7 塗布ブラシ 8 主供給路 9 副供給路 10 突壁 11 雄ネジ 12 雌ネジ 13 駆動体 14 連結部 15 ストッパー環 16 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠井 孝浩 埼玉県川越市笠幡5024−778 (72)発明者 矢板 茂 埼玉県川口市芝1丁目20番8号 (56)参考文献 特開 昭62−8708(JP,A) 特公 平7−94265(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 34/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有する軽量材からなり、マニキ
    ュア液を収容するとともに、開口部側をシールで閉塞し
    た収容部と、先端部には塗布ブラシを有するとともに、
    この塗布ブラシにマニキュア液を供給するための供給路
    を有し、前記収容部の開口部の前記シールに向けて移動
    可能に配置した前記シールを破断するシール開放体と、
    このシール開放体を前記シールに向けて移動する駆動体
    、この駆動体の動作を阻止する一方、前記駆動体を動
    作するときには除去するストッパーとからなることを特
    徴とするマニキュア用塗布具。
  2. 【請求項2】 柔軟性を有する軽量材からなり、マニキ
    ュア液を収容するとともに、開口部側をシールで閉塞し
    た収容部と、先端部には塗布ブラシを有するとともに、
    この塗布ブラシにマニキュア液を供給するための供給路
    を有し、前記収容部の開口部の前記シールに向けて移動
    可能に配置した前記シールを破断するシール開放体と、
    このシール開放体を前記シールに向けて移動する駆動体
    と、この駆動体の動作を阻止する一方、前記駆動体を動
    作するときには除去するストッパーと、前記塗布ブラシ
    を覆うよう前記駆動体に着脱可能に設けたキャップと
    らなることを特徴とするマニキュア用塗布具。
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