JPH0118102Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0118102Y2
JPH0118102Y2 JP12117081U JP12117081U JPH0118102Y2 JP H0118102 Y2 JPH0118102 Y2 JP H0118102Y2 JP 12117081 U JP12117081 U JP 12117081U JP 12117081 U JP12117081 U JP 12117081U JP H0118102 Y2 JPH0118102 Y2 JP H0118102Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
applicator
handle
heat
cosmetic
cosmetic applicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12117081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5826410U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12117081U priority Critical patent/JPS5826410U/ja
Publication of JPS5826410U publication Critical patent/JPS5826410U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0118102Y2 publication Critical patent/JPH0118102Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Brushes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は化粧用塗布具、特に刷子類に関するも
のである。
〔従来技術の説明〕
従来、刷子状の化粧用塗布具、すなわち塗布体
と柄体とからなる化粧用塗布具においては、塗布
体として発泡ウレタンや発泡ゴム等の発泡体や、
馬毛、山羊毛、ナイロン繊維等の繊維体が多く用
いられ、一方、柄体としては合成樹脂製または木
材製のものが多く用いられている。
このような化粧用塗布具において、柄体に塗布
体を取付ける方法として、柄体の先端に穴を形成
しておき、この穴に塗布体の基部を挿入して固定
する方法と、例えば実開昭53−47967号公報に開
示されているように、アルミニウミなどの筒状の
取付け金具を用い、この取付け金具の一端に塗布
体を、他端に柄体をそれぞれ挿入して、取付け金
具をかしめることにより、塗布体と柄体とを固定
する方法とがある。
しかし、いずれの方法によつて塗布体を柄体に
取付けても、塗布体と柄体との接合部付近にはバ
リやトゲが生じ易い。例えば、柄体の穴に塗布体
を挿入する型式のものでは、柄体の穴の周縁部に
バリやトゲ状のものができ易く、特に合成樹脂製
の柄体では穴の周縁は成形金型の合わせ目でもあ
り、バリが生じることが多く、一方、木製の柄体
ではトゲが生じ易い。また、取付け金具を用いる
型式のものでは、金具の加工工程において切削バ
リが生じ易い。
このようなバリやトゲのある化粧用塗布具を用
いて、化粧をすると、バリやトゲで皮膚を傷付け
る虞がある。
更に、取付け金具を用いたものでは金具のかし
め具合が良くないと、取付け金具の縁によつて皮
膚を傷付けたりする。
柄体の塗布体挿入用穴の周縁のバリやトゲある
いは取付け金具のバリは、バフ掛け処理や、フレ
ーム処理などの後加工処理により除去することが
できるが、しかし、このような処理は手間が掛か
り、製造コストが高くなるという問題がある。
更に、柄体の穴に塗布体を挿入する型式のもの
では、柄体の穴に塗布体を挿入する際に、塗布体
の基部を穴の大きさまで細く絞り込んでから挿入
しなければならない。そのため、細く絞り込まれ
て柄体に把持された塗布体部分と柄体から外方へ
突出した塗布体部分とは、柄体の先端部を境とし
て力の掛り方が大きく異なつている。その結果、
塗布体が繊維体である場合は、化粧用塗布具の使
用中に毛開き現象や毛折れ現象が生じ、使用感を
著しく悪くすることがある。また、塗布体が発泡
体の場合は使用中に腰折れ現象が生じ、やはり、
使用感を悪くする傾向がある。
取付け金具を用いる型式のものでも、同様の問
題(すなわち、毛開き現象、毛折れ現象、腰折れ
現象、使用感の低下等)が生じる。また、かしめ
程度が緩いと、毛(繊維体)が抜けてきたり、発
泡体が取付け金具から抜出したりするという問題
がある。しかも、この型式の化粧用塗布具ではア
ルミニウム等の金具を用いるため、素材が割高と
なり、かしめ工程を必要とするので製造コストも
高くつく。
本考案者は、前述のような従来の化粧用塗布具
の問題点を解決するため、柄体と塗布体との接合
部に感圧接着剤付きのテープを巻くことを試み
た。このようにすることで、ある程度の効果を得
ることはできた。しかし、使用しているうちにテ
ープに化粧料が付着して、次第にテープが剥離し
てくることおよびテープの巻き跡、テープの切れ
目等の存在により外観が悪いこと等の問題があ
り、実用には至らなかつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、従来の刷子状化粧用塗布具に
見られる種々の問題点を解決し、バリなどがな
く、極めて安全に使用でき、また毛開きや腰折れ
等の生じない、使い易く、しかも外観も美しい化
粧用塗布具を提供することである。
〔考案の構成〕
本考案は、柄体の外表面に係止部が形成されて
おり、塗布体と柄体との接合部付近において熱収
縮チユーブが前記塗布体と前記柄体の係止部とを
囲繞している化粧用塗布具により、前述の目的を
達成する。
〔実施例の説明〕
第1図は塗布体として繊維体が用いられている
化粧用塗布具の全体を示す斜視図である。この実
施例においては、柄体1の先端部に、塗布体2が
設けられており、この柄体1と塗布体2との接合
部近傍は熱収縮フイルムからなるチユーブ3によ
つて被覆されている。柄体1の先端近くに、熱収
縮チユーブ3の長手方向(前後)の移動(ズレ)
を防止するための係止部4が形成され、この係止
部4まで熱収縮チユーブ3が被覆している。柄体
1の係止部4は例えば、凸状のリング部や部分的
に凸状の丘部等として形成される。更に、より完
全を期するためには、熱収縮チユーブ3の裏面に
ホツトメルト性の接着剤を塗布して、接着剤によ
り固定する。
第5図は第1図において丸で囲んだ部分の一実
施例の断面図である。繊維体からなる塗布体2の
一端が基部5に固着され、基部5と柄体1の先端
が接しており、柄体1の先端部から塗布体2の根
元までを熱収縮チユーブ3が囲繞しており、この
熱収縮チユーブ3によつて塗布体2と柄体1とが
固定される。
第6図は、第5図と同様の、第1図において丸
で囲んだ部分の別の実施例の断面図である。この
実施例においては、柄体1の先端部に穴および係
止部4が形成されており、塗布体2が前記穴に挿
入固定され、熱収縮チユーブ3が塗布体2および
柄体1の係止部4を被覆している。
前述の第1図、第5図および第6図に示した化
粧用塗布具において、柄体1としては、木材、角
(つの)材等の天然材や、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリアミド、スチレン−アクリルニト
リル等の合成樹脂材や、アルミニウム、等の金属
材が用いられる。
塗布体2としては、馬毛、山羊毛等の天然毛
や、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリル、
ポリウレタン、ポリオレフイン等の合成繊維が用
いられる。
また、熱収縮チユーブ3としては、ポリビニル
クロライド、ポリピロピレン、ポリエチレン、ポ
リエステル等の熱収縮性を有する合成樹脂を用い
る。
第2図は本考案の化粧用塗布具の別の実施例の
斜視図である。この実施例では、柄体1の一端に
発泡体からなる塗布体2が取付けられている。第
1図の化粧用塗布具と同様に、柄体1の先端部に
は係止部4が形成され、熱収縮チユーブ3が発泡
体2の根元および柄体1の係止部4を被覆してい
る。
第3図は更に別の実施例の正面図である。この
化粧用塗布具は、柄体1の両端に繊維体からなる
塗布体2,2′がそれぞれ取付けられている。柄
体1の両端部には係止部4,4′が形成され、柄
体1全体および2つの塗布体2の根元を熱収縮チ
ユーブ3が被覆している。好ましくは、第3図に
示すように2つの塗布体2,2′の大きさを異な
らせておき、頬等のように広い部分に化粧料を塗
布する場合は大きな塗布体2′を用い、細かな部
分に化粧料を塗布する場合は小さな塗布体2を用
いるようにすればよい。
第4図は本考案の化粧用塗布具の他の実施例の
正面図である。この実施例では塗布体2,2′と
してそれぞれ発泡体を用いている点が第3図の化
粧用塗布具と異なつているだけで、その他の点は
第3図の化粧用塗布具とほぼ同じである。
本考案によれば、前述した実施例に示したよう
に、熱収縮チユーブ3はズレ防止のために塗布体
2の根元から柄体1の係止部4までを被覆してい
るが、塗布体2の根元の被覆距離は適宜選定すれ
ばよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、柄体先端の塗布体取付け部分
を熱収縮チユーブで被覆しているので、柄体の先
端部にバリやトゲがあつても、それらは熱収縮チ
ユーブによつて覆われ、従つて、化粧料を塗布す
る際にも皮膚を傷付けることがない。
また、本考案では、熱収縮チユーブによつて塗
布体の根元を囲繞しているが、この熱収縮チユー
ブは熱収縮により被覆物(柄体および塗布体)の
形状に応じて被覆するものであり、無理な力が塗
布体に掛かることなく、塗布体の周囲を押えるの
で、毛折れ、毛開き、腰折れ等が生じない。従つ
て、本考案の化粧用塗布具は非常に使い易い。
しかも合成樹脂特有の滑らかな表面を有する熱
収縮チユーブが塗布体と柄体との接合部付近をピ
ツタリとを押えており、外観も美しい化粧用塗布
具が提供される。また、周知のように、熱収縮チ
ユーブはその製造時に原料に着色料を混ぜること
により種々の着色が可能であり、このように製造
時に着色された熱収縮チユーブから所望のものを
選択使用することにより、彩の美しい化粧用塗布
具を容易に製造することもできる。
更に、熱収縮チユーブは金属製の取付け金具と
異なつて、可撓性があり、化粧用塗布具の使用時
に塗布体とともに撓むことができる。従つて、熱
収縮チユーブの塗布体の根元への被覆距離を適宜
変えることにより、塗布体の塗布時の腰の強度す
なわち柔かさを調節することができる。
従来の化粧用塗布具ではバリやトゲを除去する
ためにバフ掛け処理や、フレーム処理などの後加
工処理を必要としたが、本考案によればこのよう
な手間の掛かる処理は不要である。
また、本考案の化粧用塗布具は、アルミニウム
等の取付け金具を必要とせず、従つて、化粧用塗
布具を1本、1本かしめる工程も不要であり、熱
収縮チユーブは周知のようにシユリンクトンネル
により一斉に熱収縮させることができ、従つて比
較的安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗布体として繊維体が用いられている
本考案の化粧用塗布具の全体を示す斜視図、第2
図は本考案の化粧用塗布具の別の実施例の斜視
図、第3図は更に別の実施例の正面図、第4図は
本考案の化粧用塗布具の他の実施例の正面図、第
5図は第1図において丸で囲んだ部分の一実施例
の断面図、第6図は、第5図と同様の、第1図に
おいて丸で囲んだ部分の別の実施例の断面図であ
る。 1……柄体、2,2′……塗布体、3,3′……
熱収縮チユーブ、4,4′……係止部、5……塗
布基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗布体と柄体とからなる化粧用塗布具におい
    て、前記柄体の外表面に係止部が形成されてお
    り、塗布体と柄体との接合部付近において熱収縮
    チユーブが前記塗布体と前記柄体の係止部とを囲
    繞していることを特徴とする化粧用塗布具。
JP12117081U 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具 Granted JPS5826410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12117081U JPS5826410U (ja) 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12117081U JPS5826410U (ja) 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5826410U JPS5826410U (ja) 1983-02-19
JPH0118102Y2 true JPH0118102Y2 (ja) 1989-05-26

Family

ID=29915116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12117081U Granted JPS5826410U (ja) 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5826410U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017113570A (ja) * 2015-12-23 2017-06-29 エフエスコリア インダストリーズ インク ブラシおよびその製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116917U (ja) * 1984-01-12 1985-08-07 株式会社 小林コ−セ− 化粧用塗布具
JP4605341B2 (ja) * 2004-04-30 2011-01-05 株式会社吉野工業所 化粧料収納塗布容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017113570A (ja) * 2015-12-23 2017-06-29 エフエスコリア インダストリーズ インク ブラシおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5826410U (ja) 1983-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3908676A (en) Mascara applicator
US6863076B2 (en) Foil for use in hair coloring, and method of use
US5855214A (en) Cosmetic applicator using thermoplastic attachment and method of manufacture
US5568669A (en) Lotion applicator
WO2004041020A3 (en) Methods and systems for hair coloring and highlighting
JP2002058523A (ja) まつ毛パーマ用ロッド部材
US3105263A (en) Disposable brush for paint and the like
JPH11266921A (ja) 髪の染色用製品のアプリケ―タ及び髪の染色用キット
JPH0118102Y2 (ja)
WO2013178977A1 (en) Hairstyling tool
JPH10117836A (ja) 頭髪用部分染め具
JPH0433790Y2 (ja)
JPH0118103Y2 (ja)
JPS63277004A (ja) ヘアーをセットする方法とその器具
JPH0433791Y2 (ja)
JPH019445Y2 (ja)
JPH0226406Y2 (ja)
US2564558A (en) Pad for curling rods
JP2579306Y2 (ja) 化粧筆
JPS5939942Y2 (ja) 化粧用塗布具
JPS6332644Y2 (ja)
JPH0339052Y2 (ja)
JPS5830501Y2 (ja) 化粧用具
JPH0632065Y2 (ja) 手動利器の柄
JPH0339051Y2 (ja)