JP2579306Y2 - 化粧筆 - Google Patents

化粧筆

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JP2579306Y2
JP2579306Y2 JP1991079347U JP7934791U JP2579306Y2 JP 2579306 Y2 JP2579306 Y2 JP 2579306Y2 JP 1991079347 U JP1991079347 U JP 1991079347U JP 7934791 U JP7934791 U JP 7934791U JP 2579306 Y2 JP2579306 Y2 JP 2579306Y2
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film
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makeup
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順子 市川
佳彦 嶋崎
裕美 岡
浩 大石
幸夫 和田
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Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は化粧筆に関し、携帯用容
器などに入る比較的小型の筆に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンデーション、頬紅、口紅、アイラ
イン、眉墨などの塗布に当たっては化粧用筆を用いるこ
とが多い。
【0003】そして、一般に、化粧筆は図8または図9
に示すように、柄10に丸筆状または平筆状の毛部11
を設けた構成の化粧筆が多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
のものにおいては、丸筆または平筆の個々の形状に対応
した面積に化粧料を塗布することができるに過ぎない。
【0005】このため、用途に応じて筆先を種々の太さ
るいは幅を持ったものを容易し、目元や口元など細部の
化粧には細い筆、頬の中央部など面積の広い部分などに
は幅の広い筆というように使い分けているのが現状であ
る。
【0006】また、平筆であっても広い面積に化粧料を
塗布するのは繁雑である。さらに、化粧筆は携帯用にし
て、化粧用のコンパクト容器内に収容することが多い
が、その収容の際には少なくとも柄が収容できるだけの
厚みが必要であるため、化粧料容器の厚さに制限を与え
る虞れがある。
【0007】本考案は前記事項に鑑みてなされたもの
で、筆先の形状を丸形から幅広の平形まで自在に変化さ
せることができて化粧に至便であるとともに、収容時に
は薄形化できて容器の形状等に制限を与える虞れがない
ようにした化粧筆を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は前記技術的課題
を解決するために、以下のような構成とした。本発明で
は、展開できしかも軸状に丸めることが可能な本体の端
部に毛部を設け、展開状態では毛部の幅を広くして平筆
状とし、丸めると毛部が丸筆状となるようにした。
【0009】即ち、第1の構成では、柄1の端部に毛部
2を設けて棒状のブラシエレメント3とし、このブラシ
エレメント3を平行かつ屈曲自在に複数本簾状に連結し
た。この第1の構成では、棒状の柄を複数並べ、糸で相
互に連結し、いわゆる「簾」状にする例、プラスチック
一体成型により、棒状の柄を、この柄と一体成型される
薄肉のヒンジ部1aで連結した例を例示できる。
【0010】また、第2の構成では、フィルム4の一面
の少なくともフィルム端縁部の沿った部分に多数の毛部
2を平行に配列、毛部2の端部がフィルム4の縁部5
から突出するよう毛部2をフィルム4とフィルム4との
間に狭着した。この第2の構成では、多数の毛部2は、
フィルム4の一面の少なくともフィルム端縁部の沿った
部分に配列される。この意味は、毛の長さをフィルムの
幅より長くし、毛をフィルム一面の全面に張り付け、余
った毛がフィルム端縁部から突出したようにする場合、
毛の長さをフィルムの幅より短くし、毛がフィルム端縁
部の端部から突出するように、毛の一部をフィルム端縁
部の沿った部分に張り付ける場合などを含む概念であ
る。
【0011】
【作用】ブラシエレメント3を平行かつ屈曲自在に複数
本連結したことにより、全体がすだれのような形状にな
っており、これを巻いたり展開したりすることができ
る。
【0012】したがって、狭い面積の部分や細部に化粧
料を塗布する場合には、これを巻くことにより丸筆と同
様な形状となり、一方、広い面積に化粧料を塗布する場
合には、これを展開して平たくして使用すればよい。
【0013】また、第2の構成においても、同様にし
て、フィルム4を巻いたり展開することによって、毛部
2を巻いたり展開したりすることができる。
【0014】
【実施例】本考案の実施例を図1ないし図7に基づいて
説明する。
【0015】
【実施例1】実施例1を図1及び図2に基づいて説明す
る。柄1は合成樹脂製で内部が中空の棒状パイプであ
り、この柄1の一端に毛部2が設けられてブラシエレメ
ント3が構成されている。
【0016】このブラシエレメント3は多数本用意さ
れ、相互に糸5で平行かつ屈曲自在に連結されている。
この糸5は柄1の両端部に夫々設けられており、ブラシ
エレメント3はちょうど「簾」のような形状となってい
る。
【0017】使用に際しては、前記構成になる化粧筆を
任意の形状に折り畳んで、毛部2を所望の幅にして使用
する。例えば、狭い面積に化粧料を塗布する場合には、
これを巻くことにより丸筆と同様な形状となり、一方、
広い面積に化粧料を塗布する場合には、これを展開して
平たくして使用すればよい。丸めた場合には化粧料を多
く含ませることができるため、化粧料を厚く塗布するこ
とができ、展開した場合には単位面積当たりの化粧料の
含み量が少なくなるため薄く塗布することができる。
【0018】なお、薄形容器等への収納の際は展開状態
にすれば場所をとらない。また、容器が筒状等である場
合には巻いた状態で収容することもできるのは勿論であ
る。また、毛部2は柄1の両端に設けることもでき、こ
の場合化粧料の色に応じて毛部2を使い分けることがで
きる。
【0019】
【実施例2】実施例2を図3及び図4に基づいて説明す
る。これは、プラスチック一体成型により、棒状の柄
を、この柄と一体成型される薄肉ヒンジ部1aで連結し
た例である、すなわち、断面円形の丸棒状の柄とこの柄
を連結する薄肉ヒンジ部1aを図3、図4のようにプラ
スチック成型で一体成型したものである。柄の一端部は
管状に成型され、その中に毛を植毛する。
【0020】なお、このように毛を柄と薄肉ヒンジ部1
aの一体成型後に植毛する場合の他、柄と薄肉ヒンジ部
1aの一体成型時に、柄の端部に毛の一端を埋設するよ
うにインサート成型、すなわち、毛を金型内にセットし
てから溶融したプラスチックを射出して、一体成型する
ようにしてもよい。後者によれば、毛をより一層強固に
植設できる。
【0021】
【実施例3】実施例3を図5及び図6に基づいて説明す
る。この例では、フィルム4の幅より長い毛を用意し、
フィルム4の一面の全面に多数の毛部2を平行に配列す
るとともに、毛部2の端部がフィルム4の縁部5から突
出するよう毛部2をフィルム4に接着した例である。
【0022】毛部2は動物の毛を切らずにそのまま使用
することができ、合成繊維などの毛では適宣の長さにカ
ットして使う。毛部2はフィルム4に予め塗布されてい
る接着剤で接着されている。
【0023】フィルム4は展開したときこのフィルム4
を持って化粧をすることが出来る強度を有する。なお、
フィルム4は1枚でもよいが、フィルム4を2枚用意
し、フィルムとフィルムとの間に毛部を挟んでもよい。
【0024】作用は前記実施例1と同様に適宜折り畳
み、所望の幅にして使用する。この実施例では前記実施
例1の柄がフィルムの相当するため展開時には全体の厚
さを極めて薄くすることができる。このためカード型の
化粧料容器にも容易に収納することができる。また丸め
た場合でも柄に相当する部分が極めて細くなるため従来
の化粧筆の収納場所にも容易に収納できる。
【0025】
【実施例4】実施例4を図7に基づいて説明する。これ
は、毛の長さをフィルムの幅より短くし、毛がフィルム
端縁部の端部から突出するように、毛の一部をフィルム
端縁部の沿った部分に平行に並べて張り付けたものであ
る。
【0026】なお、この例でもフィルムを2枚用意し、
フィルムとフィルムで毛部を挟持するように構成しても
よい。作用は前記実施例3の場合と同様である。
【0027】
【考案の効果】本考案によれば、化粧筆を丸めたり展開
することにより筆先の形状を丸形から幅広の平形まで自
在に変化させることができるため、化粧の意図に応じて
小面積から大面積まで化粧料を自在に塗布することがで
きる。
【0028】しかも、収容時には化粧筆を展開して薄形
化でき、容器の形状等に制限を与える虞れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す展開状態の斜視図
【図2】本考案の第1実施例を示す丸めた状態の斜視図
【図3】本考案の第2実施例を示す展開状態の平面一部
断面図
【図4】本考案の第2実施例を示す横断面図
【図5】本考案の第3実施例を示す展開状態の平面図
【図6】本考案の第3実施例を示す丸めた状態の斜視図
【図7】本考案の第4実施例を示す展開状態の平面図
【図8】従来の化粧筆を示す斜視図
【図9】従来の化粧筆を示す斜視図
【符号の説明】
1 柄、 2 毛部、 3 ブラシエレメント、 4 フィルム、 5 縁部。
フロントページの続き (72)考案者 大石 浩 静岡県静岡市弥生町六四八番地ポーラ化 成工業株式会社内 (72)考案者 和田 幸夫 静岡県静岡市弥生町六四八番地ポーラ化 成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−108756(JP,A) 特開 昭58−29403(JP,A) 特開 昭49−110452(JP,A) 実開 平1−62716(JP,U) 実開 平1−91419(JP,U) 実開 昭51−13973(JP,U) 実開 平1−64481(JP,U) 実開 昭64−17780(JP,U) 実開 昭63−60677(JP,U) 実開 昭58−82285(JP,U) 実公 昭42−5536(JP,Y1) 特許2716(JP,C1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 34/04 510 A46B 5/00 B43K 3/00 B43K 8/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄の端部に毛部を設けて棒状のブラシエ
    レメントとし、このブラシエレメントを平行かつ屈曲自
    在に複数本簾状に連結したことを特徴とする化粧筆。
  2. 【請求項2】 フィルムの一面の少なくともフィルム端
    縁部の沿った部分に多数の毛部を平行に配列、毛部の
    端部がフィルムの縁部から突出するよう毛部をフィルム
    とフィルムとの間に狭着したことを特徴とする化粧筆。
JP1991079347U 1991-09-30 1991-09-30 化粧筆 Expired - Fee Related JP2579306Y2 (ja)

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JPH0531714U JPH0531714U (ja) 1993-04-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS425536Y1 (ja) * 1964-08-25 1967-03-20
JPS5722563B2 (ja) * 1974-02-06 1982-05-13
JPS53362Y2 (ja) * 1974-07-18 1978-01-09
JPS5829403A (ja) * 1981-08-15 1983-02-21 中村 憲司 化粧用塗布具及びその製造方法
JPH0523130Y2 (ja) * 1987-10-15 1993-06-14
JPH0191419U (ja) * 1987-12-07 1989-06-15

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