JPH0118103Y2 - - Google Patents

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JPH0118103Y2
JPH0118103Y2 JP12117181U JP12117181U JPH0118103Y2 JP H0118103 Y2 JPH0118103 Y2 JP H0118103Y2 JP 12117181 U JP12117181 U JP 12117181U JP 12117181 U JP12117181 U JP 12117181U JP H0118103 Y2 JPH0118103 Y2 JP H0118103Y2
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porous
cosmetic
cosmetics
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porous sheets
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、刷子、刷毛類の形式であり、化粧料
を塗着したり、圧展したりするための化粧用塗布
具に関する。
〔従来技術の説明〕
化粧料を塗着したり、圧展したりするための化
粧料塗布具としては、従来から、馬毛、山羊毛等
の獣毛、合成樹脂繊維等の繊維類や、発泡ゴム、
発泡ウレタンのような多孔質体等の塗布素材が多
く用いられている。
これらの繊維体および発泡体は化粧料の含みに
は差があるものの、何れも素材そのものが柔軟性
を有しており、その柔軟性により化粧用塗布具と
しての使用性が良好なため、両化粧用塗布具は多
用されている。
ところが、これらの繊維体化粧用塗布具、発泡
体化粧用塗布具は、それぞれ次のように一長一短
がある。
すなわち、繊維体を塗布素材とする場合、繊維
間に化粧料を含ませた後に化粧料を目的部分に塗
布するのであるが、化粧料や目的部分に応じて刷
毛の形状を変えなくてはならない。すなわち、頬
や顔全体のように広い部分にムラなく化粧料を塗
布するには、刷毛も大きなものがよい。この場合
に、化粧料としては粉末状(プレストパウダーを
含む)のものは適しているが、クリーム状のフア
ンデーシヨンは適しておらず、このような刷毛で
クリーム状のフアンデーシヨンを塗布しようとす
ると、化粧料塗布時に刷毛目(スジ状の塗りム
ラ)が残り易いという欠点がある。
一方、目元や口元のように小さな部分や凹凸の
ある部分に化粧料を塗布する場合には、化粧料と
しては粉末状、クリーム状、煉り状等のものが使
用できるが、刷毛は細い筆としなければならな
い。紅筆やアイシヤドウ用の筆は専用の筆であ
り、このような細い筆を用いて、顔全体または頬
等の広い部分に化粧料を塗布することは実際には
不可能であり、たとえそのようにしたとしても塗
りムラとなつてしまう。
また、発泡体を塗布素材とした場合には、発泡
体の多孔部に化粧料を含ませた後に化粧料を目的
部分に塗布するのであるが、化粧料や目的部分に
応じて、繊維体化粧用塗布具と同じく、その形状
を変えなくてはならない。すなわち、頬や顔全体
のように広い部分に化粧料を塗布するには、化粧
料としてはクリーム状でも固型粉末状でもよい
が、発泡体は通常円形または楕円形のパフとす
る。ところが、このようなパフを用いて目元や口
元のように小さな部分や凹凸のある部分に化粧料
を塗布することは困難である。
目元や口元のように小さな部分や凹凸のある部
分に化粧料を塗布するには、発泡体を小さなチツ
プ状にしなければならない。このようにしても、
チツプ状の塗布具ではシヤープな線が描けず、唇
の輪郭を描いたり目元に細くアイシヤドウを入れ
たりするのには不向きである。またこのチツプ状
の塗布具を用いて、顔全体または頬等の広い部分
に化粧料を塗布することは実際には不可能であ
る。
このように従来は、繊維体化粧用塗布具および
発泡体化粧用塗布具の双方を、化粧料の種類とか
化粧料の塗布部分に応じて、何種類もの塗布具を
用意せねばならず、このため、携帯に不便であつ
た。
塗布具の数を少しでも少なくするために、唇の
輪郭用の細筆と唇の中をベタ塗りするためのやや
太めの筆とを兼合せた化粧用塗布具が特公昭53−
17940号公報に開示されている。しかし、この塗
布具は、やはり目とか唇とかの細かい部分に化粧
料を塗布するためのものであり、依然として顔全
体や頬のような広い部分と、目、唇等のような細
かい部分との双方に化粧料を塗布する機能を兼合
せた化粧用塗布具とはなつていない。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の塗布具の欠点に鑑
みなされたものであり、その目的とする点は、顔
全体や頬のような広い部分と、目、唇等のような
細かい部分との双方に化粧料を塗布する機能を兼
ね合せ備えた化粧用塗布具であり且つどのような
化粧料でも均一に塗布することができる化粧用塗
布具を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
上述の本考案の目的を達成するために、本考案
の特徴は、幅広の2枚の多孔質シートと、該2枚
の多孔質シート間に挟着されて、多孔質シートの
幅方向に偏平に広がつた一群の繊維体と、前記多
孔質シートをクランプする柄部とからなり、前記
一群の繊維体は多孔質シートの一端から突出し、
前記多孔質シートの他端部が前記柄部の中に入つ
ており、前記多孔質シートから突出した偏平な一
群の繊維体と柄部から突出した多孔質シートの幅
広の部分とが塗布部となる化粧用塗布具にある。
〔実施例の説明〕
以下、図示した実施例に基づき本考案を詳細に
説明する。
図面は本考案に係る刷毛状の化粧用塗布具の斜
視図である。
幅広の2枚の多孔質シート2と多孔質シート3
との間に、多孔質シート2,3の幅方向に偏平に
広がつた一群の繊維体4を挟着している。前記一
群の繊維体4は多孔質シート2,3の一端(図面
では上端)から突出し、前多孔質シート2,3の
他端部(図面では下端)が柄部1の中に入つてい
る。多孔質シート2,3から突出した偏平な一群
の繊維体4と柄部1から突出した多孔質シート
2,3の幅広の部分とが本考案の化粧用塗布具の
塗布部となる。
多孔質シート2,3は、発泡ウレタン、発泡ゴ
ム、不織布、織布等の多孔質素材からなる。
多孔質シート2,3の材質を変えることによ
り、多孔質材の皮膚面への感触を自在に変化させ
ることもできる。また、多孔質シート2の材質と
多孔質シート3の材質とを互いに異ならせてもよ
い。
なお、表面に植毛処理した多孔質素材を多孔質
シート2,3として用いることにより、本考案の
化粧用塗布具の使用時の感触をより良好とするこ
とができ好ましい。
繊維体4は、馬毛、山羊毛等の獣毛、またはポ
リアミド、アクリル、ポリエステル、ポリオレフ
イン、ビニロン、ポリウレタン等の合成樹脂繊維
もしくはレーヨン等の人造繊維からなることが好
ましい。
多孔質シート2,3と繊維体4は、接合部5に
おいて、一体的に接合している。この場合、多孔
質シート2,3と繊維体4間を、感圧接着剤、溶
剤型接着剤、エマルジヨン型接着剤、二液硬化型
接着剤、ホツトメルト性接着剤等を用いて接合、
固定すると、接合状態が一層安定する。
柄部1の材質は、合成樹脂材、木材、金属材、
角(つの)材等とできる。また、多孔質シート
2,3と繊維体4とからなる塗布部を、柄部1に
固定するには、柄部1および塗布部の少なくとも
一方に接着剤を塗布して固定したり、塗布部を柄
部1に嵌合固定する強制嵌合方式、または柄部に
塗布部を装着した上で柄部をカシメて固定するカ
シメ方式等を用いることができる。
〔考案の効果〕
本考案の化粧用塗布具は、以上のように構成さ
れており、頬部等の広い部分へ化粧料を塗布する
には、幅広の多孔質シート2,3を用いることに
より、例えば粘性の高い化粧料(クリーム状フア
ンデーシヨン等)でも、あるいは粘性の低い化粧
料でも、刷毛目を生じることなく、ムラなく均一
に塗布することができる。また、粉末化粧料の場
合には、幅方向に広がつた一群の繊維体4により
頬部等の広い部分へ化粧料を塗布することができ
る。
また、顔面の目元や口元等の細かい塗布部分の
処理には、幅方向の端部に位置する繊維体4を用
いることにより、シヤープに線を描くことがで
き、細かい部分にも化粧料を容易に塗布すること
ができる。
本考案によれば、一本の化粧用塗布具で種々の
化粧料および塗布部分に対応できるので、何本も
の化粧用塗布具を用意しなくてもよく、従つて、
経済的であり、また携帯にも好都合である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刷毛状の化粧用塗布具を示
す斜視図である。 1……柄部、2,3……多孔質シート、4……
繊維体、5……接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅広の2枚の多孔質シートと、該2枚の多孔質
    シート間に挟着されて、多孔質シートの幅方向に
    偏平に広がつた一群の繊維体と、前記多孔質シー
    トをクランプする柄部とからなり、前記一群の繊
    維体は多孔質シートの一端から突出し、前記多孔
    質シートの他端部が前記柄部の中に入つており、
    前記多孔質シートから突出した偏平な一群の繊維
    体と柄部から突出した多孔質シートの幅広の部分
    とが塗布部となることを特徴とする化粧用塗布
    具。
JP12117181U 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具 Granted JPS5826411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12117181U JPS5826411U (ja) 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具

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JP12117181U JPS5826411U (ja) 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具

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Publication Number Publication Date
JPS5826411U JPS5826411U (ja) 1983-02-19
JPH0118103Y2 true JPH0118103Y2 (ja) 1989-05-26

Family

ID=29915117

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12117181U Granted JPS5826411U (ja) 1981-08-15 1981-08-15 化粧用塗布具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63290502A (ja) * 1987-05-23 1988-11-28 中村 憲司 化粧用筆の製造方法
CN110079058A (zh) 2018-01-26 2019-08-02 上野制药株式会社 液晶聚酯树脂组合物

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JPS5826411U (ja) 1983-02-19

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