JPH0226406Y2 - - Google Patents
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- JPH0226406Y2 JPH0226406Y2 JP1983073324U JP7332483U JPH0226406Y2 JP H0226406 Y2 JPH0226406 Y2 JP H0226406Y2 JP 1983073324 U JP1983073324 U JP 1983073324U JP 7332483 U JP7332483 U JP 7332483U JP H0226406 Y2 JPH0226406 Y2 JP H0226406Y2
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- cosmetic
- applicator
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- Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は化粧用筆に関し、特に店頭における美
容指導時等で使用するのに適した簡便な化粧用筆
に関する。
容指導時等で使用するのに適した簡便な化粧用筆
に関する。
従来から、口紅、アイシヤドウ等のメイクアツ
プ化粧料は、店頭において多数の人々に美容指導
を行いながら販売されることが多い。美容指導時
には、口紅にあつては、塗布部に繊維を用いた筆
等を使用し、また、アイシヤドウやアイブローに
あつては、塗布部に発泡スポンジを用いた筆等を
使用している。店頭の美容指導時に、上述のよう
に、化粧料に応じて種々の塗布具を使い分けるこ
とは、多種類の塗布具を常時用意する必要があ
り、面倒である。
プ化粧料は、店頭において多数の人々に美容指導
を行いながら販売されることが多い。美容指導時
には、口紅にあつては、塗布部に繊維を用いた筆
等を使用し、また、アイシヤドウやアイブローに
あつては、塗布部に発泡スポンジを用いた筆等を
使用している。店頭の美容指導時に、上述のよう
に、化粧料に応じて種々の塗布具を使い分けるこ
とは、多種類の塗布具を常時用意する必要があ
り、面倒である。
更に、最近の化粧法では、アイシヤドウは2色
以上使用することが多く、口紅でも同様に2色以
上使用したりする。この様な色違いの化粧料を用
いるため、多数個の化粧用塗布具を用意する必要
がある。
以上使用することが多く、口紅でも同様に2色以
上使用したりする。この様な色違いの化粧料を用
いるため、多数個の化粧用塗布具を用意する必要
がある。
また、衛生面を考慮すれば、これらの化粧料塗
布具は、使用の都度新しいものに交換することが
好ましい。
布具は、使用の都度新しいものに交換することが
好ましい。
従来の化粧料塗布具は、一般に、塗布部と柄部
から構成されており、その生産に際しては、先ず
塗布部と柄部とを別個に成形し、塗布部と柄部と
を金属片をかしめて接合して、化粧用塗布具とし
て仕上ている。
から構成されており、その生産に際しては、先ず
塗布部と柄部とを別個に成形し、塗布部と柄部と
を金属片をかしめて接合して、化粧用塗布具とし
て仕上ている。
また、一本の柄部の両端にそれぞれ塗布部を形
成した化粧料塗布具もある。
成した化粧料塗布具もある。
その他、予め塗布部を成形しておき、この塗布
部に簡単な柄部を接続した化粧料塗布具もある。
部に簡単な柄部を接続した化粧料塗布具もある。
特公昭53−17940号公報には、集束した樹脂フ
イラメントの外周に帯状のスポンジ体を巻付接着
し、帯状の紙、布又は合成樹脂フイルムを前記接
着したスポンジの外周にスパイラル状に巻付接着
して塗布棒を形成し、この塗布棒の一端を円錐状
にカツトした化粧用塗布具が開示されている。
イラメントの外周に帯状のスポンジ体を巻付接着
し、帯状の紙、布又は合成樹脂フイルムを前記接
着したスポンジの外周にスパイラル状に巻付接着
して塗布棒を形成し、この塗布棒の一端を円錐状
にカツトした化粧用塗布具が開示されている。
従来の塗布部と柄部とを別固に成形して、塗布
部と柄部とを金属片をかしめて接合した化粧用塗
布具は、その製造工程数が比較的多く、しかも原
材料費が割高である。従つて、このような塗布具
は使い捨てできる程に安価ではなく、このため、
現状では塗布具を使用した後に洗浄し、再利用し
ている。
部と柄部とを金属片をかしめて接合した化粧用塗
布具は、その製造工程数が比較的多く、しかも原
材料費が割高である。従つて、このような塗布具
は使い捨てできる程に安価ではなく、このため、
現状では塗布具を使用した後に洗浄し、再利用し
ている。
しかしながら、このように塗布具を使用後に洗
浄し、再利用する方法は、美容指導時には化粧料
塗布具が不特定多数の人の唇や目許に使用される
ことを考えれば、衛生上から好ましいことではな
い。使用後にその都度洗浄すると、乾燥のために
時間を要し、効率が悪く、多数の美容指導に円滑
に応じられないと言う問題もある。
浄し、再利用する方法は、美容指導時には化粧料
塗布具が不特定多数の人の唇や目許に使用される
ことを考えれば、衛生上から好ましいことではな
い。使用後にその都度洗浄すると、乾燥のために
時間を要し、効率が悪く、多数の美容指導に円滑
に応じられないと言う問題もある。
一本の柄部の両端にそれぞれ塗布部を形成した
化粧用塗布具は、塗布材の種類(例えば、毛とか
発泡体とか)によつて、柄部への取付け方および
柄部自体の形状が異なるため、通常1本の柄部の
両端の塗布部は同種類の塗布材となつてしまう。
このように両端の塗布部が同種類(例えば、両者
とも毛)であるため、その適用可能な化粧料が比
較的類似するものに限られ、一つの化粧料筆によ
り複数の化粧料に使用することはできないと言う
問題がある。また、化粧料筆の構造が比較的複雑
なため、高価であり、使い捨てできず、店頭の美
容指導に用いるのには適さない。
化粧用塗布具は、塗布材の種類(例えば、毛とか
発泡体とか)によつて、柄部への取付け方および
柄部自体の形状が異なるため、通常1本の柄部の
両端の塗布部は同種類の塗布材となつてしまう。
このように両端の塗布部が同種類(例えば、両者
とも毛)であるため、その適用可能な化粧料が比
較的類似するものに限られ、一つの化粧料筆によ
り複数の化粧料に使用することはできないと言う
問題がある。また、化粧料筆の構造が比較的複雑
なため、高価であり、使い捨てできず、店頭の美
容指導に用いるのには適さない。
予め塗布部を成形しておき、この塗布部に簡単
な柄部を接続した化粧用塗布具では、美容指導時
に用いる口紅用またはアイシヤドウやアイブロー
用塗布具の一方しか得られない。店頭の美容指導
時はに、前述のように、化粧料に応じて種々の塗
布具を使い分ける。従つて、塗布部に簡単な柄部
を接続した化粧用塗布具では、多種類の塗布具を
常時用意する必要があり、面倒であるという問題
は依然として解決しない。
な柄部を接続した化粧用塗布具では、美容指導時
に用いる口紅用またはアイシヤドウやアイブロー
用塗布具の一方しか得られない。店頭の美容指導
時はに、前述のように、化粧料に応じて種々の塗
布具を使い分ける。従つて、塗布部に簡単な柄部
を接続した化粧用塗布具では、多種類の塗布具を
常時用意する必要があり、面倒であるという問題
は依然として解決しない。
特公昭53−17940号公報に開示された化粧用塗
布具は、樹脂フイラメントの外周に帯状のスポン
ジ体を巻付接着しているが、この帯状のスポンジ
体が開いてほどけてしまうのを防止するために、
その外周に帯状物(紙、布又は合成樹脂フイル
ム)をスパイラル状に巻付接着しなければならな
い。このように特公昭53−17940号公報の化粧用
塗布具は製造に手間が掛かり、しかも、帯状物を
スパイラル状に巻付けるために時間も掛かる。こ
の化粧用塗布具は生産効率が悪く、従つて安価に
製造することができないと言う問題がある。
布具は、樹脂フイラメントの外周に帯状のスポン
ジ体を巻付接着しているが、この帯状のスポンジ
体が開いてほどけてしまうのを防止するために、
その外周に帯状物(紙、布又は合成樹脂フイル
ム)をスパイラル状に巻付接着しなければならな
い。このように特公昭53−17940号公報の化粧用
塗布具は製造に手間が掛かり、しかも、帯状物を
スパイラル状に巻付けるために時間も掛かる。こ
の化粧用塗布具は生産効率が悪く、従つて安価に
製造することができないと言う問題がある。
また、特公昭53−17940号公報の化粧用塗布具
は集束樹脂フイラメントをスポンジ体に巻付接着
し固定しているが、このスポンジ体がしつかり巻
付いていない場合は、使用している間に樹脂フイ
ラメントが抜けてくる虞がある。
は集束樹脂フイラメントをスポンジ体に巻付接着
し固定しているが、このスポンジ体がしつかり巻
付いていない場合は、使用している間に樹脂フイ
ラメントが抜けてくる虞がある。
更に、特公昭53−17940号公報の化粧用塗布具
では、塗布棒の円錐状にカツトされた円錐の尖端
部のみならず、円錐状の傾斜面をも塗布部として
使用できるが、尖端部と傾斜面とが接近している
ため、実際問題として1種類の化粧料にしか使用
することができない(2種類の化粧料を使用する
と混じり合つてしまう)。また、化粧料によつて
はスポンジ体で塗布することが適しているが、こ
の化粧用塗布具においては傾斜面がスポンジ体と
なつており、この部分は幅が広いので、スポンジ
体で細かい部分の塗布を行うことができない。
では、塗布棒の円錐状にカツトされた円錐の尖端
部のみならず、円錐状の傾斜面をも塗布部として
使用できるが、尖端部と傾斜面とが接近している
ため、実際問題として1種類の化粧料にしか使用
することができない(2種類の化粧料を使用する
と混じり合つてしまう)。また、化粧料によつて
はスポンジ体で塗布することが適しているが、こ
の化粧用塗布具においては傾斜面がスポンジ体と
なつており、この部分は幅が広いので、スポンジ
体で細かい部分の塗布を行うことができない。
本考案は、上述したような背景に鑑みなされた
ものであり、一つの化粧料筆に集束繊維体を塗布
部とする筆と発泡スポンジ層を塗布部とする筆を
併せ形成することにより、口紅用筆とアイメイク
用筆の機能を同一の筆に兼備させ、化粧料の塗布
に極めて便利で且つ安価な化粧料筆を提供するこ
とをその目的とし、特に店頭の美容指導時等にお
ける美容指導効果を高めるものである。
ものであり、一つの化粧料筆に集束繊維体を塗布
部とする筆と発泡スポンジ層を塗布部とする筆を
併せ形成することにより、口紅用筆とアイメイク
用筆の機能を同一の筆に兼備させ、化粧料の塗布
に極めて便利で且つ安価な化粧料筆を提供するこ
とをその目的とし、特に店頭の美容指導時等にお
ける美容指導効果を高めるものである。
本考案によれば、集束された繊維体の周囲に発
泡スポンジ層が設けられ、前記集束繊維体の間隙
に前記発泡スポンジ層の一部が浸入した状態で前
記集束繊維体を固定しており、該集束繊維体の少
なくとも一端部が前記発泡スポンジ層から突出し
ていることを特徴とする化粧料筆により前述の問
題を解決し、上述の目的を達成する。
泡スポンジ層が設けられ、前記集束繊維体の間隙
に前記発泡スポンジ層の一部が浸入した状態で前
記集束繊維体を固定しており、該集束繊維体の少
なくとも一端部が前記発泡スポンジ層から突出し
ていることを特徴とする化粧料筆により前述の問
題を解決し、上述の目的を達成する。
前記発泡スポンジ層よりも突出している集束繊
維体端部は、先端を尖らせる先付け処理が施され
ていることが好ましい。
維体端部は、先端を尖らせる先付け処理が施され
ていることが好ましい。
本考案では、集束繊維体の周囲に発泡スポンジ
層を設けて、塗布部と柄部とを一体化しているの
で、製造時の工程数を減少させることができ、コ
ストを低減できる。
層を設けて、塗布部と柄部とを一体化しているの
で、製造時の工程数を減少させることができ、コ
ストを低減できる。
本考案の化粧用塗布具では、集束繊維体を発泡
スポンジ層から突出させることにより、繊維塗布
筆の機能を持たせるとともに、発泡スポンジ層に
より発泡塗布筆の機能を併せ持たせている。
スポンジ層から突出させることにより、繊維塗布
筆の機能を持たせるとともに、発泡スポンジ層に
より発泡塗布筆の機能を併せ持たせている。
すなわち、口紅とかアイラインなどは、集束繊
維体部を用いて塗布すればよく、また、アイシヤ
ドウなどのアイメイクアツプには外層の発泡スポ
ンジ層の表面(胴部)または角部(胴部の角)を
使用でき、アイメイク用の化粧料が発泡スポンジ
層の表面に適度に含まれ、化粧料が好適に塗布で
きる。その他、集束繊維体により唇の輪郭を、発
泡スポンジ層で唇の中心部を塗るようにしてもよ
い。
維体部を用いて塗布すればよく、また、アイシヤ
ドウなどのアイメイクアツプには外層の発泡スポ
ンジ層の表面(胴部)または角部(胴部の角)を
使用でき、アイメイク用の化粧料が発泡スポンジ
層の表面に適度に含まれ、化粧料が好適に塗布で
きる。その他、集束繊維体により唇の輪郭を、発
泡スポンジ層で唇の中心部を塗るようにしてもよ
い。
以下、本考案の実施例を図示した添付図面を参
照して本考案を詳述に説明する。
照して本考案を詳述に説明する。
本考案の化粧料筆は集束繊維体1と該集束繊維
体1を取囲む発泡スポンジ層2とからなる。集束
繊維体1は、従来の化粧料筆の毛に用いられてい
ると同程度の太さ、剛さを有する多数本の繊維を
集束させ、繊維の長さ方向の中心付近を糸等で緊
縛し、または接着剤層により接着して形成したも
のである。
体1を取囲む発泡スポンジ層2とからなる。集束
繊維体1は、従来の化粧料筆の毛に用いられてい
ると同程度の太さ、剛さを有する多数本の繊維を
集束させ、繊維の長さ方向の中心付近を糸等で緊
縛し、または接着剤層により接着して形成したも
のである。
集束繊維体1に使用する繊維は、ポリアミド、
ポリエステル、アクリル、ポリオレフイン、ポリ
ウレタン、ビニロン等の合成繊維、レーヨン等の
再生人造繊維等を含む人造繊維、または、馬毛、
山羊毛等のヘアーを含む獣毛繊維からなつてい
る。繊維の太さ、本数は、本考案の化粧料筆の集
束繊維体の使用目的に応じて適宜選定する。アイ
ライナーの場合は、集束繊維体1も細く且つ集束
繊維体1を構成する繊維自体も細く柔軟なものが
好ましい。アイブロウや口紅に使用する筆である
場合は、比較的集束繊維体1も太く且つ集束繊維
体1を構成する繊維もある程度の腰のあるものが
適当である。本考案では、例えば、0.2から200デ
ニールの太さの繊維を用いることができる。
ポリエステル、アクリル、ポリオレフイン、ポリ
ウレタン、ビニロン等の合成繊維、レーヨン等の
再生人造繊維等を含む人造繊維、または、馬毛、
山羊毛等のヘアーを含む獣毛繊維からなつてい
る。繊維の太さ、本数は、本考案の化粧料筆の集
束繊維体の使用目的に応じて適宜選定する。アイ
ライナーの場合は、集束繊維体1も細く且つ集束
繊維体1を構成する繊維自体も細く柔軟なものが
好ましい。アイブロウや口紅に使用する筆である
場合は、比較的集束繊維体1も太く且つ集束繊維
体1を構成する繊維もある程度の腰のあるものが
適当である。本考案では、例えば、0.2から200デ
ニールの太さの繊維を用いることができる。
集束繊維体1の表面に発泡スポンジ層2を形成
している。発泡スポンジ層2は、ポリウレタン、
ポリビニールクロライド、ポリオレフイン、ポリ
エステル等の合成樹脂発泡スポンジ層2、または
アクリルニトリルブタジエンラバー、スチレンブ
タジエンラバー、天然ゴム等の発泡スポンジ層2
とする。
している。発泡スポンジ層2は、ポリウレタン、
ポリビニールクロライド、ポリオレフイン、ポリ
エステル等の合成樹脂発泡スポンジ層2、または
アクリルニトリルブタジエンラバー、スチレンブ
タジエンラバー、天然ゴム等の発泡スポンジ層2
とする。
本考案の化粧料筆の形成方法としては、以下に
述べるような種々の方法が取れる。
述べるような種々の方法が取れる。
第1図および第2図は以下に説明する方法によ
り製作された本考案の化粧料筆を示す。予め成形
金型を筒状割り型に製作しておき、その筒状金型
の中心部に集束繊維体1を直線状に横に張り渡し
固定する。次いで、前記金型内に発泡剤を配合す
るか、または前述した合成樹脂またはゴム等の発
泡スポンジ層2用原料液にオークスミキサー等で
微細空気を混合した後、発泡スポンジ層2用原料
液を金型に注入し固化させて、内部に集束繊維体
1を包含した筒状の発泡スポンジ体を得る。な
お、この際の発泡処理方法は、従来からこの技術
分野において通常に行なわれている方法を採用す
ることができる。なお、集束繊維体1の間隙に発
泡液が浸透して固定するため、集束繊維体1が発
泡スポンジ層2から抜け落ちることはない。
り製作された本考案の化粧料筆を示す。予め成形
金型を筒状割り型に製作しておき、その筒状金型
の中心部に集束繊維体1を直線状に横に張り渡し
固定する。次いで、前記金型内に発泡剤を配合す
るか、または前述した合成樹脂またはゴム等の発
泡スポンジ層2用原料液にオークスミキサー等で
微細空気を混合した後、発泡スポンジ層2用原料
液を金型に注入し固化させて、内部に集束繊維体
1を包含した筒状の発泡スポンジ体を得る。な
お、この際の発泡処理方法は、従来からこの技術
分野において通常に行なわれている方法を採用す
ることができる。なお、集束繊維体1の間隙に発
泡液が浸透して固定するため、集束繊維体1が発
泡スポンジ層2から抜け落ちることはない。
前述のようにして得られた筒状発泡体から集束
繊維体の端部の一方または両方が突出している場
合は、筒状発泡体の長さが丁度よければそのまま
化粧用塗布具として使用できる。
繊維体の端部の一方または両方が突出している場
合は、筒状発泡体の長さが丁度よければそのまま
化粧用塗布具として使用できる。
また、前述のようにして得られた筒状発泡体か
ら集束繊維体の端部が突出していない場合は、筒
状発泡体を適宜所望の寸法に切断してから、或
は、筒状発泡体長さが適当であればそのままの長
さで、発泡スポンジ層2の端部の両方または一方
を任意の長さに瓦り剥ぎ、集束繊維体1を露出さ
せて、繊維塗布具としての機能を付与する。
ら集束繊維体の端部が突出していない場合は、筒
状発泡体を適宜所望の寸法に切断してから、或
は、筒状発泡体長さが適当であればそのままの長
さで、発泡スポンジ層2の端部の両方または一方
を任意の長さに瓦り剥ぎ、集束繊維体1を露出さ
せて、繊維塗布具としての機能を付与する。
露出させた集束繊維体1の先端部3は、多くの
場合、そのままでも充分使用することができる。
しかし、必要に応じ、第1図に示すように、適宜
先端を所望の形状に尖れせる先付け処理を施して
もよい。先付け処理した化粧料筆はアイラインや
唇の輪郭を画がいたりする場合に便利である。
場合、そのままでも充分使用することができる。
しかし、必要に応じ、第1図に示すように、適宜
先端を所望の形状に尖れせる先付け処理を施して
もよい。先付け処理した化粧料筆はアイラインや
唇の輪郭を画がいたりする場合に便利である。
なお、発泡スポンジ層2の表面部5または角部
4はアイメイク用化粧料を塗布し、厚展するのに
使用する個所であるので、化粧料を塗布するのに
適した表面状態とすることが必要である。従つ
て、発泡体を金型から取り出した後、必要に応じ
てバフ等で研磨したり、グラインダ処理したりし
てもよい。
4はアイメイク用化粧料を塗布し、厚展するのに
使用する個所であるので、化粧料を塗布するのに
適した表面状態とすることが必要である。従つ
て、発泡体を金型から取り出した後、必要に応じ
てバフ等で研磨したり、グラインダ処理したりし
てもよい。
また、本考案者の実験によれば、化粧料の種類
によつては、本考案の化粧料筆の発泡スポンジ層
2の表面をグラインダ処理により荒し加工した
り、植毛、植粒処理しておくことにより、化粧料
の含みがより効果的となり、メイクアツプが一層
行い易くなる。
によつては、本考案の化粧料筆の発泡スポンジ層
2の表面をグラインダ処理により荒し加工した
り、植毛、植粒処理しておくことにより、化粧料
の含みがより効果的となり、メイクアツプが一層
行い易くなる。
第1図に示した実施例では集束繊維体1が発泡
スポンジ層2の両端から突出しているが、集束繊
維体1を発泡スポンジ層2の一端部においてのみ
突出させて、他端部では突出させなくてもよい。
この場合、集束繊維体1が突出していない方の発
泡スポンジ層端部をアイシヤドウ等の塗布に使用
でき、しかもこの端部では集束繊維体1が突出し
ていないので繊細な仕上も行い易い。
スポンジ層2の両端から突出しているが、集束繊
維体1を発泡スポンジ層2の一端部においてのみ
突出させて、他端部では突出させなくてもよい。
この場合、集束繊維体1が突出していない方の発
泡スポンジ層端部をアイシヤドウ等の塗布に使用
でき、しかもこの端部では集束繊維体1が突出し
ていないので繊細な仕上も行い易い。
本考案の化粧料筆は、第3図に示すように、従
来の化粧料筆と同様に、柄部10を取り付けた化
粧用塗布具とし、その塗布部として利用すること
もできる。
来の化粧料筆と同様に、柄部10を取り付けた化
粧用塗布具とし、その塗布部として利用すること
もできる。
本考案により、集束繊維体を塗布部とすると共
に、発泡スポンジ層を塗布部とすることができ、
一つの化粧料筆に2種類の塗布部を併せ形成する
ことができる。これにより、口紅用筆とアイメイ
ク用筆の機能を同一の筆に兼備させ、化粧料の塗
布に極めて便利な化粧料筆を提供できる。
に、発泡スポンジ層を塗布部とすることができ、
一つの化粧料筆に2種類の塗布部を併せ形成する
ことができる。これにより、口紅用筆とアイメイ
ク用筆の機能を同一の筆に兼備させ、化粧料の塗
布に極めて便利な化粧料筆を提供できる。
更に、本考案によれば、現在用いられている化
粧料筆の塗布機能を充分に具備し且つコスト的に
も極めて安価に製造でき、使い捨てが可能な化粧
料筆を提供できる。
粧料筆の塗布機能を充分に具備し且つコスト的に
も極めて安価に製造でき、使い捨てが可能な化粧
料筆を提供できる。
また、本考案の化粧用塗布具においては、発泡
スポンジ層を形成する発泡液が前記集束繊維体の
間隙に浸透して該集束繊維体をしつかり固定して
いるので、化粧料塗布具を長時間使用しても、集
束繊維体が抜け出てきたりしない。
スポンジ層を形成する発泡液が前記集束繊維体の
間隙に浸透して該集束繊維体をしつかり固定して
いるので、化粧料塗布具を長時間使用しても、集
束繊維体が抜け出てきたりしない。
第1図は本考案の化粧料筆の一実施例の部分断
面正面図、第2図は第1図のA−A線に沿つた断
面図、第3図は別の実施例の正面図である。 1……集束繊維体、2……発泡スポンジ層、3
……集束繊維体の先端部、4……発泡スポンジ層
の角部、5……発泡スポンジ層の表面部。
面正面図、第2図は第1図のA−A線に沿つた断
面図、第3図は別の実施例の正面図である。 1……集束繊維体、2……発泡スポンジ層、3
……集束繊維体の先端部、4……発泡スポンジ層
の角部、5……発泡スポンジ層の表面部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 集束された繊維体の周囲に発泡スポンジ層が
設けられ、前記集束繊維体の間隙に前記発泡ス
ポンジ層の一部が浸入した状態で前記集束繊維
体を固定しており、該集束繊維体の少なくとも
一端部が前記発泡スポンジ層から突出している
ことを特徴とする化粧用筆。 2 前記集束繊維体端部が先付け処理されている
実用新案登録請求の範囲第1項記載の化粧用
筆。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332483U JPS59178913U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 化粧用筆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332483U JPS59178913U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 化粧用筆 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59178913U JPS59178913U (ja) | 1984-11-29 |
JPH0226406Y2 true JPH0226406Y2 (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=30203451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7332483U Granted JPS59178913U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 化粧用筆 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59178913U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317940A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Charging circuit |
-
1983
- 1983-05-17 JP JP7332483U patent/JPS59178913U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317940A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Charging circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59178913U (ja) | 1984-11-29 |
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