JP3062687U - ゴルフクラブ用グリップテ―プ - Google Patents

ゴルフクラブ用グリップテ―プ

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JP3062687U
JP3062687U JP1999002104U JP210499U JP3062687U JP 3062687 U JP3062687 U JP 3062687U JP 1999002104 U JP1999002104 U JP 1999002104U JP 210499 U JP210499 U JP 210499U JP 3062687 U JP3062687 U JP 3062687U
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強 国府
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラブシャフトに対するグリップの装着をガ
ソリンなどの溶剤を一切必要とせずに実施可能とし、ま
た、一種のグリップ部材であっても異なる太さのグリッ
プに成形することができ、またこのような目的の下グリ
ップの模様替えも容易に実施可能にすることを課題とす
る。 【解決手段】ゴルフクラブのグリップ端11aに嵌合さ
れるエンドキャップ1と、該エンドキャップ1から螺旋
方向に延出され、一定厚さの弾性テープであって前記エ
ンドキャップと一体化された弾性テープ2と、該弾性テ
ープ2を螺旋状に巻回したとき形成される筒状体の母線
に沿うよう前記テープ側面に描かれた基準線3とからな

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ゴルフクラブ用グリップテープに関し、詳しくは改良されたゴル フクラブ用グリップテープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフクラブの握り部は、比較的柔らかな弾性を有するゴム製のグリッ プ部材で被覆し、このグリップ部材の弾性や厚さによってゴルフクラブの握り感 を調整していた。 ところで、このゴム製のグリップ部材は、従来、クラブシャフトに丁度貫通で きる内径の中心孔を形成し、外面に滑り止めの凹凸などを形成した細長い筒状成 形体とされ、この成形体をゴルフクラブの末端部から被せ、中心孔にクラブシャ フトを挿入して固定し、取り付けていた。
【0003】 この、グリップ部材はクラブシャフトに強固に接着される必要があるので、従 来では、まずシャフト外面に両面接着テープまたは粘着テープを貼り付け、この テープにガソリンなどの溶剤を噴射して接着剤、粘着剤を溶融軟化させておき、 乾かない内にグリップをシャフト方向へ押し込んで外嵌し、シャフト末端まで十 分に押し込んだ後、前記溶剤が揮発するまでしばらく放置するといった手段で固 着していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような手段で使用されるガソリンなどの有機溶剤は、極めて引火 性が高く火災の危険があるので、個人的に実施しようとすれば周囲に可燃物のな い屋外などに場所が限られ、例えば室内などどこでも実施する訳に行かない欠点 があった。
【0005】 また、接着後しばらくの間は溶剤の強い揮発臭が周囲に発散しかつ充満するの で、室内に長時間放置すると雰囲気も非常に悪くなる欠点があった。 さらに、溶剤が揮発し接着剤が十分に機能しだすと、今度はグリップ部材を取 り外すことは殆ど不可能となり、グリップの模様替えを希望する場合、殆どの場 合は当初のグリップ部材を切断除去しなければならず、当初のグリップが無駄と なる欠点があった。
【0006】 もっとも、シャフトとグリップ部材との接合面に溶剤を流し込み接着剤を再び 溶融軟化させて旧グリップ部材を引き抜き、次いで新規グリップを挿入して取り 替えることも可能であるが、接着剤の再溶融軟化に非常に時間がかかりその間引 火や火災に注意しなければならず、さらに溶剤の臭気発散による周囲雰囲気の悪 化に耐えねばならないなどの問題もある。
【0007】 また、このようにして再利用してもせいぜい2〜3回で何回でも再利用するこ とはできず不経済となる欠点があった。 この考案は上記問題を解消し、クラブシャフトに対するグリップの装着をガソ リンなどの溶剤を一切必要とせずに実施可能とし、また、一種のグリップ部材で あっても異なる太さのグリップに成形することができ、またこのような目的の下 グリップの模様替えも容易に実施できるゴルフクラブ用グリップテープを提供す ることを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1に記載のゴルフクラブ用グリップテープは、ゴルフクラブのグ リップ端に嵌合されるエンドキャップと、該エンドキャップから螺旋方向に延出 され、一定厚さの弾性テープであって前記エンドキャップと一体化された弾性テ ープと、該弾性テープを螺旋状に巻回したとき形成される筒状体の母線に沿うよ う前記テープ側面に描かれた基準線とからなるものである。
【0009】 この考案によれば、クラブシャフト外面に両面テープを貼り付けた後、有機溶 剤を全く使用することなく、クラブシャフトの端部にエンドキャップを被せ、次 いで基準線が母線となって一直線になるようテープに適当な張力を付与しつつ巻 き付けていけば良いので、作業が非常に簡単となり、しかも引火などの危険もな いので屋内での実施も可能となる。
【0010】 請求項2のゴルフクラブ用グリップテープは、上記ゴルフクラブ用グリップテ ープにおいて、基準線が、テープ巻回時の張力による伸縮量に適合させて複数本 形成されてなるものである。 この考案のゴルフクラブ用グリップテープによれば、いずれかの基準線を選び その基準線が母線に沿って一直線となるようテープに張力を付与しつつ巻き付け ていけば、その張力に応じた太さのグリップを形成することができる。
【0011】 請求項3のゴルフクラブ用グリップテープは、上記ゴルフクラブ用グリップテ ープにおいて、基準線が、容易に消去できる表示部材であらわされてなるもので ある。 この考案によれば、グリップテープの巻き付け後、基準線はすぐに消去するこ とができるので、基準線により発生すルール上のトラブルは未然に解消できる。
【0012】
【実施の形態】
次に、この考案の実施の形態を説明する。 実施の形態1 図1はこの考案の実施の形態1であるゴルフクラブ用グリップテープの平面図 、図2は同斜視図、図3はゴルフクラブ用グリップテープをゴルフクラブに巻き 付けた状態を示す側面図である。
【0013】 図1において1はエンドキャップを示し、クラブシャフト10のグリップ端1 1に嵌合される内径及び深さを有し有底の短筒状をなす。 2は、弾性テープを示し、エンドキャップ1の縁1aより図2、図3に明示さ れているように螺旋方向に延出され、合成ゴム、軟質プラスチック、発泡ゴム、 発泡軟質プラスチックなどの弾性帯状体より形成された一定厚さを有する弾性テ ープとされている。
【0014】 3は、基準線を示し、前記弾性テープ2を図3に示すようにクラブシャフト1 0に螺旋状に巻回したとき形成される筒状体4の母線4aに沿うよう前記テープ 側面に描かれている。 なお、この基準線3は、サンプルテープを所定の張力をかけつつクラブシャフ ト10に巻き付けておいて、母線に沿った線を外面に引き、次いでこれを再びほ どいて図1に示すように平らに伸ばし、この時の基準線3…3位置を、製造され る弾性帯状体の表面に印刷などにより付して行くのである。
【0015】 次に、この実施の形態1のゴルフクラブ用グリップテープの使用状態を説明す る。 図4に示すように、クラブシャフト10に両面接着テープまたは両面粘着テー プ(以下単に接着テープという)13を貼り付け、次いでクラブシャフト10の 端部11にエンドキャップ1を被せ、両面接着テープ13に粘着または接着させ て固定する。
【0016】 次いで、弾性テープ2をクラブシャフト10に図5に示すように巻き付けて行 くが、このとき、基準線3が一直線になるよう弾性テープ2に加える張力を調整 しつつ巻き付けて行く。 このようにして巻き付ければ、巻付けた時の巻き締め力と弾性テープ2の巻き 付け後の肉厚が一定に規制でき、一定厚さのグリップ部が容易に形成できる。 実施の形態2 図5は実施の形態2のゴルフクラブ用グリップテープの展開図である。
【0017】 なお、図5において図1〜図4と同じ符号で示す部材は同一部材を示すため、 同一符号を付すだけで詳細な説明は省略する。 図5において、基準線は低張力用基準線3a、中張力用基準線3b、高張力用 基準線3cの三本からなり、巻き付け時の張力を選ぶことにより巻き付け後のグ リップの太さが三種に調節出来るようにされている。
【0018】 なお、このときの基準線の決定も、前述と同様サンプルテープのシャフトへの 実際の巻き付けによって行なう。 この実施の形態2によれば、目的に応じて巻き付け時の弾性テープの張力を調 整すれば容易にグリップの太さが調節でき、またこの調節は適合する基準線を一 直線に揃えれば良いので、調節も非常に容易にできる。 実施の形態3 この実施の形態3では上記実施の形態1、2における基準線3、3a、3b、 3cをいずれも容易に消去できる表示部材であらわしてなる。
【0019】 容易に消去できる表示部材とは、水拭きにより払拭できる水溶性塗料、溶剤に より払拭できる溶剤系塗料、石鹸などの界面活性剤により容易に剥落除去できる 塗料、塩素などの還元性薬剤により色彩が消失してしまう染料さらには擦過によ り容易に剥落してしまう塗膜などを言う。 この実施の形態3のゴルフクラブ用グリップテープ1によれば、基準線3、3 a、3b、3cを基準にしてテープを巻き付け、グリップを成形した後、上述し た消去処理により基準線を消すことができるので、ルール上基準線3…の存在が 問題とされるような競技の場合は好都合となる。
【0020】 上記各実施の形態では、すべての種類のゴルフクラブが対象となる。 また、上記各実施の形態において、弾性テープ2は両面接着テープまたは両面 粘着テープ13に巻き付け固定しただけであるので剥がす方向に力を加えれば容 易に剥がして巻き戻すことができ、基準線を残しておけば何度でも巻き直しをす ることによって、基準線3…を参考にして微妙なグリップの太さの調節が可能と なる。
【0021】 また、上記実施の形態として基準線3、3a、3b、3cを線とした場合を示 したが、点であっても良く、見通すことによって直線かどうかを確認できるもの であっても良い。
【0022】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、一本の弾性テープであっても、巻き付け時の 張力調整で容易に一定太さのグリップを調整する事ができ、また、グリップを形 成する場合、ガソリンなどの有機溶剤を全く使用しないので室内でも安全に巻き 付け作業を実施することができ、作業が非常に軽便化される。
【0023】 また、複数の基準線を描いた場合は、張力に応じてそれぞれの基準線によりこ れらに応じたグリップの太さに調節することができ、一種類のテープで何種類も の太さのグリップを形成することができる効果を有する。 また、巻き付け固定、剥離巻戻しが容易にできるのでグリップテープの交換が 容易にでき、また同じテープが何回でも使用できるので経済的な実施ができると いった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態1のゴルフクラブ用グリ
ップテープの側面図である。
【図2】図1の実施の形態1のゴルフクラブ用グリップ
テープを螺旋状に巻回した状態を示す側面図である。
【図3】ゴルフクラブ用グリップテープの巻回完成状態
を示す側面図である。
【図4】巻回状態を示す側面図である。
【図5】実施の形態2のゴルフクラブ用グリップテープ
の側面図である。
【符号の説明】
1 エンドキャップ 1a エンドキャップの縁 2 弾性テープ 3 基準線 3a 低張力用基準線 3b 中張力用基準線 3c 高張力用基準線 10 クラブシャフト 11 グリップ端 13 両面接着テープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフクラブのグリップ端に嵌合される
    エンドキャップと、該エンドキャップから螺旋方向に延
    出され、一定厚さの弾性テープであって前記エンドキャ
    ップと一体化された弾性テープと、該弾性テープを螺旋
    状に巻回したとき形成される筒状体の母線に沿うよう前
    記弾性テープ側面に描かれた基準線とからなることを特
    徴とするゴルフクラブ用グリップテープ。
  2. 【請求項2】 基準線が、テープ巻回時の張力による伸
    縮量に適合させて複数本形成されてなる請求項1のゴル
    フクラブ用グリップテープ。
  3. 【請求項3】 基準線が、容易に消去できる表示部材で
    あらわされてなる請求項1又は2のゴルフクラブ用グリ
    ップテープ。
JP1999002104U 1999-04-02 1999-04-02 ゴルフクラブ用グリップテ―プ Expired - Lifetime JP3062687U (ja)

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