JPH11263731A - 感染防御剤 - Google Patents

感染防御剤

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JPH11263731A
JPH11263731A JP10085022A JP8502298A JPH11263731A JP H11263731 A JPH11263731 A JP H11263731A JP 10085022 A JP10085022 A JP 10085022A JP 8502298 A JP8502298 A JP 8502298A JP H11263731 A JPH11263731 A JP H11263731A
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JP
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helicobacter pylori
milk fat
fat globule
infection
fraction
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JP10085022A
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English (en)
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Toshiaki Suguri
俊朗 須栗
Minoru Morita
稔 守田
Yoshinori Onishi
美則 大西
Roland Schauer
シャウアー ローランド
Kelm Serge
ケルム ゼルゲ
Iversen Matthias
イヴェルゼン マチアス
Wadosutoremu Tookeru
ワドストレム トーケル
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリコバクター ピロリ (Helicobacter py
lori) に対する感染防御能を有する感染防御剤、医薬又
は飲食品の提供。 【解決手段】 感染防御剤、医薬又は飲食品に有効成分
として乳脂肪球被膜画分を配合する。乳脂肪球被膜画分
は、バター粒製造の際に得られるバターミルク、バター
オイル製造の際に得られるバターセーラムあるいはこれ
らの精製物等が用いられる。乳脂肪球被膜画分を1日当
り 0.1〜5,000mg 摂取できるように配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なヘリコバク
ター ピロリ(Helicobacter pylori)に対する感染防
御剤に関する。また、本発明は、ヘリコバクター ピロ
リ(Helicobacterpylori)に対する感染防御機能を賦与
した新規な医薬及び飲食品に関する。本発明の感染防御
剤や感染防御機能を賦与した医薬及び飲食品は、ヘリコ
バクター ピロリ(Helicobacter pylori)による感染
を防御する効果を有するので、ヘリコバクター ピロリ
Helicobacter pylori)の感染により発症するといわ
れている胃や十二指腸等の粘膜における炎症、潰瘍、腫
瘍等を予防し、治療することができる。
【0002】
【従来の技術】ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter
pylori)は、1983年に胃粘膜で発見され、胃炎、胃潰
瘍、十二指腸潰瘍等の原因菌ではないかと考えられた。
そして、現在では、殆どの潰瘍がヘリコバクター ピロ
リ(Helicobacter pylori)によるものと考えられてお
り、特に潰瘍を患っている者の十二指腸には、ほぼ 100
%の確率でヘリコバクター ピロリ(Helicobacter py
lori)が存在していたという報告もある。さらに、ヘリ
コバクター ピロリ(Helicobacter pylori)は胃ガン
発生の重要な危険因子であるという報告が1991年にWH
Oよりなされている。
【0003】一般に、生体がヘリコバクター ピロリ
Helicobacter pylori)に晒された場合、免疫系の抗
体を作ることで反応している。しかしながら、この抗体
は、侵入してきた菌の一部を不活化することはできる
が、全ての菌を排除することはできない。また、一般
に、生体は、これらの病原菌による感染に対し、その感
染初期の段階においての防御機構を備えている。例え
ば、消化管における分泌型免疫グロブリンAを主とする
免疫グロブリンによる防御機構がそれであり、これらの
免疫グロブリンは、病原菌の標的細胞への付着を阻止す
ることにより、病原菌による感染から生体を守ってい
る。しかしながら、これらの免疫グロブリンは、ヘリコ
バクター ピロリ(Helicobacter pylori)に対し、必
ずしも効果的に機能するとはいえない。
【0004】現在、ヘリコバクター ピロリ(Helicoba
cter pylori)による感染については、血液検査により
確認することができる。そして、米国や西欧では、子供
はヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylori)に
殆ど感染していないが、60歳以上の年齢層においては半
数以上がヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylo
ri)に感染しているといわれている。すなわち、加齢と
共にヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)に
よる感染率が高くなり、高齢者ではその感染率は極めて
高いことが判っている。このヘリコバクター ピロリ
Helicobacterpylori)のヒトへの感染は、胃や十二指
腸の粘膜上皮の細胞表層に存在する複合糖質の糖鎖構造
(レセプター)を認識して結合することにより行なわれ
るといわれている。
【0005】ところで、一般に、レセプターやレセプタ
ーと類似した構造をもつ物質は、病原菌の細胞表層に存
在するレセプター結合部位に特異的に結合し、病原菌の
標的細胞への結合を特異的に阻止することが期待されて
いる。この特異的な作用は、病原菌の感染を初期の段階
で阻止するという意味で、前述した免疫グロブリンによ
る防御機構に類似しているといえる。すなわち、このよ
うな病原菌のレセプター結合部位に特異的に結合する物
質は、病原菌の感染を未然に防ぐことができ、しかも、
作用が穏やかで副作用が少ない病原菌感染防御剤となり
得る。
【0006】ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter
pylori)の感染防御剤の有効成分として、ヘリコバクタ
ー ピロリ(Helicobacter pylori)のレセプター結合
部位に特異的に結合し、ヘリコバクター ピロリ(Heli
cobacter pylori)の胃や十二指腸等の標的細胞への付
着を特異的に阻止するガングリオシドGM3等が報告さ
れている。しかしながら、ガングリオシドGM3は、現
在のところ高価な物質であり、また、水に不溶であると
いう問題がある。
【0007】一方、乳脂肪球被膜は、乳腺より分泌され
る乳脂肪球を被覆している膜であって、脂肪を乳汁中に
分散させる機能を有するのみならず、新生動物の食物と
して多くの生理的機能を有している。牛乳の乳脂肪球被
膜は、約45%の蛋白質と約55%の脂質から構成されてお
り、蛋白質としては、ミルクムチンと呼ばれる高分子の
糖蛋白質を含み、また、脂質としては、約70%のトリア
シルグリセロール、約27%のリン脂質、約3%のコレス
テロール等を含むものである。そして、この乳脂肪球被
膜については、乳脂肪球の保護、乳脂肪エマルションの
安定化、脂質の消化促進、特定の細菌に対する感染防御
等の機能が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ヘリコ
バクター ピロリ(Helicobacter pylori)の感染を防
御できる物質について広範囲に探索した。特に乳脂肪球
被膜画分のもつ薬理作用に注目し、鋭意研究を進めてい
たところ、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter py
lori)の細胞への付着を乳脂肪球被膜画分が強く阻止す
ることを見出し、本発明を完成するに至った。したがっ
て、本発明は、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter
pylori)の感染を防御できる新規な感染防御剤及び感
染防御機能を有する新規な医薬や飲食品を提供すること
を課題とする。具体的には、本発明は、乳脂肪球被膜画
分を有効成分とするヘリコバクターピロリ(Helicobact
er pylori)に対する感染防御剤を提供することを課題
とする。また、本発明は、乳脂肪球被膜画分を配合して
ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylori)に対
する感染防御機能を賦与した医薬及び飲食品を提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、ヘリコバク
ター ピロリ(Helicobacter pylori)に対する感染防
御剤の有効成分として、乳脂肪球被膜画分を使用し、ま
た、ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)に
対する感染防御機能を医薬及び飲食品に賦与するため
に、乳脂肪球被膜画分を配合して、ヘリコバクター ピ
ロリ(Helicobacter pylori)に対する感染防御剤又は
感染防御機能を有する医薬や飲食品とするものである。
【0010】本発明で使用する乳脂肪球被膜画分として
は、ウシ等の哺乳動物の乳を遠心分離して得られるクリ
ームをチャーン等で処理してバター粒を製造する際に得
られるバターミルクをそのまま使用しても良い。また、
例えば、前記したクリームに同量の水を加えて混合し、
遠心分離して元の脂肪率のクリームを調製するという操
作を数回繰り返すことにより無脂乳成分を除去したクリ
ームをチャーン等で処理してバター粒を製造し、得られ
るバターミルクを乳脂肪球被膜画分として使用しても良
い。さらに、前記したバター粒を加温して遠心分離によ
りバターオイルを製造する際に残渣として得られるバタ
ーセーラムを乳脂肪球被膜画分として使用しても良い。
【0011】このように、これらのバターミルクやバタ
ーセーラム中には、十分量の乳脂肪球被膜画分が含まれ
ているので、これらのバターミルクやバターセーラムを
乳脂肪球被膜画分としてそのまま使用しても良いが、こ
れらのバターミルクやバターセーラムをさらに、透析、
硫安分画、ゲル濾過、等電点沈澱、イオン交換クロマト
グラフィー、溶媒分画等の方法により精製し、乳脂肪球
被膜画分の純度を高めて使用しても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のヘリコバクター ピロリ
Helicobacter pylori)に対する感染防御剤は、乳脂
肪球被膜画分を有効成分としたものである。感染防御剤
の剤型は、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、粉剤等と
することが望ましい。これらは経口的に投与することが
望ましい。また、これらの剤型は、従来知られている普
通の方法で製造することができる。例えば、製剤製造上
許容される担体、賦形剤等と混合して成型する。また、
本発明のヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylo
ri)に対する感染防御機能を賦与した医薬及び飲食品
は、乳脂肪球被膜画分を錠剤、粉剤等の剤型の医薬に配
合したり、乳脂肪球被膜画分を牛乳、乳飲料、コーヒー
飲料、ジュース、ゼリー、ビスケット、パン、麺、ソー
セージ等の飲食品、さらには、各種粉乳の他、乳児、幼
児及び低出生体重児等を対象とする栄養組成物に配合し
たりしたものである。これらは日常的に摂取され、ヘリ
コバクター ピロリ(Helicobacter pylori)に対する
感染防御機能を有するので、ヘリコバクター ピロリ
Helicobacterpylori)の感染が原因で発症する疾病、
例えば、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍等を予防すること
ができる。これらの乳脂肪球被膜画分は、水に易溶性で
あるので製剤を容易に行なうことができ、また、医薬や
飲食品に容易に、かつ多量に配合することができる。本
発明で、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylo
ri)に対する感染を防御する効果を発揮させるために
は、成人の場合、乳脂肪球被膜画分を1日当たり 0.1〜
5,000mg摂取できるように配合量等を調整すれば良い。
本発明の有効成分の乳脂肪球被膜画分は、乳の成分であ
るので毒性は殆どないものと判断される。
【0013】次に、実施例及び試験例を示し、本発明を
詳しく説明する。
【実施例1】脂肪率40%に調整したクリームをチャーン
で処理してバター粒とバターミルクに分離した。そし
て、得られたバターミルクを凍結乾燥し、乳脂肪球被膜
画分とした。
【0014】
【試験例1】実施例1で得られた乳脂肪球被膜画分につ
いて、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylor
i)に対する感染防御効果を調べた。使用したヘリコバ
クターピロリ(Helicobacter pylori)(ルンド大学医
科微生物学部から譲渡されたもの)は、GMB−CAM
P寒天培地において37℃の微好気的条件で3日間培養し
た後、PBS緩衝液で洗浄した菌体である。
【0015】4HAUとなるように調製した菌体懸濁液
15μl に、各希釈度の乳脂肪球被膜画分溶液10μl を加
えて混合し、1時間インキュベートした後、赤血球懸濁
液25μl を加えて混合し、室温で1〜2時間静置した。
そして、赤血球凝集を50%阻害する乳脂肪球被膜画分の
濃度を求めたところ、乳脂肪球被膜画分の濃度が 200μ
g/mlで赤血球凝集を50%阻害することが判った。なお、
1HAUとは、マイクロタイタープレート上で、0.75%
濃度のヒトA型赤血球25μl にヘリコバクター ピロリ
Helicobacter pylori)体懸濁液25μl を加えて混合
し、室温で1〜2時間静置した時に、赤血球を完全に凝
集させる最小菌体濃度をいう。
【0016】
【実施例2】脂肪率40%に調整したクリームに同量の水
を加えて混合し、分離機により脂肪率40%のクリームを
調製するという操作を3回繰り返してクリームから無脂
乳成分を除去した後、このクリームをチャーンで処理し
てバター粒とバターミルクに分離した。そして、得られ
たバターミルクを凍結乾燥し、濃縮乳脂肪球被膜画分と
した。
【0017】
【試験例2】実施例2で得られた濃縮乳脂肪球被膜画分
について、試験例1と同様の方法でヘリコバクター ピ
ロリ(Helicobacter pylori)に対する感染防御効果を
調べた。その結果、濃縮乳脂肪球被膜画分の濃度が 100
μg/mlで赤血球凝集を50%阻害することが判った。
【0018】
【実施例3】脂肪率40%に調整したクリームに同量の水
を加えて混合し、分離機により脂肪率40%のクリームを
調製するという操作を3回繰り返してクリームから無脂
乳成分を除去した後、このクリームをチャーンで処理し
てバター粒とバターミルクに分離した。次に、このバタ
ーミルクを硫安50%飽和で一晩処理した後、遠心分離に
より上清を採取した。そして、得られた上清を水で透析
した後、凍結乾燥し、高濃縮乳脂肪球被膜画分とした。
【0019】
【試験例3】実施例3で得られた高濃縮乳脂肪球被膜画
分について、試験例1と同様の方法でヘリコバクター
ピロリ(Helicobacter pylori)に対する感染防御効果
を調べた。その結果、高濃縮乳脂肪球被膜画分濃度が50
μg/mlで赤血球凝集を50%阻害することが判った。
【0020】
【実施例4】表1に示した配合により原料を混合し、造
粒した後、カプセルに充填して、ヘリコバクター ピロ
リ(Helicobacter pylori)に対する感染防御機能を賦
与したカプセル剤を製造した。
【0021 】
【表1】 ────────────────────────── 乳脂肪球被膜画分(実施例3) 20.0 (重量%) ラクトース 24.5 可溶性デンプン 55.0 ステアリン酸マグネシウム 0.5 ──────────────────────────
【0021】
【実施例5】表2に示した配合により原料を混合し、容
器に充填した後、加熱殺菌して、ヘリコバクター ピロ
リ(Helicobacter pylori)に対する感染防御機能を賦
与した飲料を製造した。
【0022】
【表2】 ────────────────────────── 乳脂肪球被膜画分(実施例3) 2.5 (重量%) 砂糖 7.5 クエン酸 0.6 リンゴ果汁 10.0 水 79.4 ──────────────────────────
【0023】
【発明の効果】本発明の感染防御剤や感染防御機能を賦
与した医薬及び飲食品は、ヘリコバクター ピロリ(He
licobacter pylori)の感染を防御する効果を有するの
で、ヘリコバクター ピロリ(Helicobacter pylori
の感染により発症するといわれている胃や十二指腸等の
粘膜における炎症、潰瘍、腫瘍等を予防し、治療するこ
とができる。また、本発明の感染防御剤や感染防御機能
を賦与した医薬及び飲食品は、乳脂肪球被膜画分を使用
するので、比較的安価に大量供給が可能であり、しか
も、極めて安全性が高いという特徴を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須栗 俊朗 東京都荒川区西尾久7−14−7 (72)発明者 守田 稔 埼玉県朝霞市三原3−23−5−107 (72)発明者 大西 美則 埼玉県所沢市くすのき台3−13−7 シャ トークレール1−202 (72)発明者 ローランド シャウアー ドイツ国、アルテンホルツークラウスドル フ デイ−24161、クラウスドルファース トラッセ38 (72)発明者 ゼルゲ ケルム ドイツ国、キール デイ−24105、ドルフ ストラッセ14 (72)発明者 マチアス イヴェルゼン ドイツ国、キール デイ−24105、ランゲ ルストラッセ51 (72)発明者 トーケル ワドストレム スウェーデン国、ルンド67 エス−224、 レクトースヴェーゲン7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳脂肪球被膜画分を有効成分とするヘリ
    コバクター ピロリ(Helicobacter pylori)に対する
    感染防御剤。
  2. 【請求項2】 乳脂肪球被膜画分を配合してヘリコバク
    ター ピロリ(Helicobacter pylori)に対する感染防
    御機能を賦与した医薬又は飲食品。
JP10085022A 1998-03-16 1998-03-16 感染防御剤 Pending JPH11263731A (ja)

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