JPH11262912A - 補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組込装置 - Google Patents

補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組込装置

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JPH11262912A
JPH11262912A JP8809298A JP8809298A JPH11262912A JP H11262912 A JPH11262912 A JP H11262912A JP 8809298 A JP8809298 A JP 8809298A JP 8809298 A JP8809298 A JP 8809298A JP H11262912 A JPH11262912 A JP H11262912A
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Takeshi Mizukami
武志 水上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強鉄筋を容易に支持装置に植設されたピン
間に挿入でき、しかもその挿入した補強鉄筋の収まりが
よく、かつピン間からの脱落を心配することなくピン間
への補強鉄筋の保持作業が可能な補強鉄筋組込装置を提
供すること。 【解決手段】 補強鉄筋をピン間に挟持させて型枠内に
配列するための補強鉄筋支持装置を収容保持する枠体を
有し、該枠体を回動自在に配設するとともに、該枠体に
おける前記ピン先端に対向する位置にガイドプレートを
配設し、該ガイドプレートによって前記補強鉄筋を前記
ピン間へ案内するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補強鉄筋支持装置
への補強鉄筋組込装置に関するもので、例えば軽量気泡
コンクリートパネル(以下、「ALCパネル」と言う)
を型枠成形するにあたり使用される補強鉄筋支持装置、
即ちピン間に補強鉄筋を挟持させた状態で型枠内に補強
鉄筋を配列する補強鉄筋支持装置に、補強鉄筋を組み込
むための補強鉄筋組込装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ALCパネルは、先ず、図
13(a)に示したように、メタルラス(補強鉄筋)A
を補強鉄筋支持装置1に植設されたピン1a,1a間に
組み、次いで、該補強鉄筋支持装置1をクレーン等によ
って型枠2まで搬送し、図13(b)に示したように、
該補強鉄筋支持装置1を型枠2にセットし、次いで、そ
の型枠2内にコンクリートのスラリーを流し込み、該ス
ラリーが半硬化状態となったところで、図13(c)に
示したように、上記補強鉄筋支持装置1を型枠2から外
し、該補強鉄筋支持装置1を引き上げることによりピン
1a,1aを半可塑性成形品から抜き、その後、半可塑
性成形品を型枠2から脱型し、該半可塑性成形品をピア
ノ線等によって所定厚さに切断した後、オートクレーブ
養生を行うことにより製造される。
【0003】ここで、上記補強鉄筋支持装置1に植設さ
れたピン1a,1a間に、メタルラスAを組み込むにあ
たっては、図14に示したように、1枚1枚のメタルラ
スAを補強鉄筋支持装置1から垂下した状態にあるピン
1a,1a間に下方から挿入し、挿入したメタルラスA
が脱落しないように手等で保持した状態でピン1a,1
a間を狭めてメタルラスAを挟持させ、補強鉄筋支持装
置1にメタルラスAを順次組み込んでいく方法、或い
は、図15に示したように、補強鉄筋位置決め装置3を
使用し、該補強鉄筋位置決め装置3に、図15(a)に
示したように予め複数枚のメタルラスAを装填して位置
決めをしておき、その後、補強鉄筋支持装置1をクレー
ン等によって補強鉄筋位置決め装置3の上方に搬送し、
該補強鉄筋支持装置1を、図15(c)に示したように
上記補強鉄筋位置決め装置3へ降下させことにより、補
強鉄筋支持装置1のピン1a,1a間に複数枚のメタル
ラスAを同時に挿入し、次いで、ピン1a,1a間を狭
めて挿入されたメタルラスAを挟持させ、補強鉄筋支持
装置1を、図15(d)に示したようにその後クレーン
等によって持ち上げることにより、メタルラスAを補強
鉄筋位置決め装置3から引き抜き、メタルラスAを補強
鉄筋支持装置1に組み込んだ状態とする方法が考えられ
ている。
【0004】しかし、上記した組込方法の内、先ず1枚
1枚のメタルラスAを補強鉄筋支持装置1から垂下した
状態にあるピン1a,1a間に重力に逆らって下方から
挿入する方法は、非常に重労働であると共に、その挿入
したメタルラスAをピン間に挟持させる間においても、
メタルラスAが脱落しないように手等で支える必要があ
り、効率が悪い作業であった。
【0005】また、補強鉄筋位置決め装置3を使用し、
複数枚のメタルラスAを同時に補強鉄筋支持装置1に植
設されたピン1a,1a間に挿入する方法にあっては、
上記補強鉄筋位置決め装置3によるメタルラスAの位置
決め精度、及び該補強鉄筋位置決め装置3への補強鉄筋
支持装置1の降下精度が高く要求され、これらの精度が
悪い場合には、メタルラスAのピン1a,1a間への挿
入がスムーズになされず、メタルラスAの収まりが悪く
なると共に、ピン1a,1a間によるメタルラスAの挟
持がしっかりと成されず、補強鉄筋位置決め装置3に置
き去りとされるメタルラスAが生じる場合があった。
【0006】本発明は、上述した従来において考えられ
ていた補強鉄筋支持装置への補強鉄筋の組込方法が有す
る課題に鑑み成されたものであって、その目的は、補強
鉄筋を容易に支持装置に植設されたピン間に挿入でき、
しかもその挿入した補強鉄筋の収まりがよく、かつピン
間からの脱落を心配することなくピン間への補強鉄筋の
保持作業が可能な補強鉄筋組込装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の補強鉄筋組込装
置では、補強鉄筋をピン間に挟持させて型枠内に配列す
るための補強鉄筋支持装置を収容保持する枠体を有し、
該枠体を回動自在に配設するとともに、該枠体における
前記ピン先端に対向する位置にガイドプレートを配設
し、該ガイドプレートによって前記補強鉄筋を前記ピン
間へ案内するようにしている。
【0008】この発明の補強鉄筋組込装置によれば、補
強鉄筋支持装置を収容保持する枠体が基台に回動自在に
配設されているため、枠体を回動させることにより補強
鉄筋支持装置に植設されたピン先端を上方へ向けること
ができ、しかもガイドプレートによって補強鉄筋をピン
間に案内することができるので、上記補強鉄筋の組込が
容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る補強鉄筋支持装置
は、補強鉄筋を型枠内に配列する複数本のピンが植設さ
れた補強鉄筋支持装置であればよく、その植設されたピ
ンが全て固定式ピン或いは回動式ピンでも、また固定式
ピンと移動式ピンとを並植した装置であってもよい。ま
た、上記補強鉄筋支持装置への補強鉄筋の組み込み作業
としては、少なくとも補強鉄筋支持装置のピン間への補
強鉄筋の挿入作業と、該挿入された補強鉄筋のピン間へ
の保持作業が含まれる。さらに、上記ピンの先端が上方
へ向けられた状態とは、ピンの先端が真上に向けられた
状態のみならず、ピンの先端が斜め上方に向けられた状
態、さらには停止状態のみならず、ピンの先端が上方へ
向けられた状態で回動(移動)している状態をも含む。
【0010】また、上記ピンの先端が上方へ向けられた
状態で行われる補強鉄筋の挿入作業は、一枚一枚の補強
鉄筋を人手にてピン間に挿入してもよく、また複数枚の
補強鉄筋をクレーン等によって吊り上げ、一度にピン間
に落とし込む状態で挿入してもよい。さらには、補強鉄
筋支持装置を徐々に回動させ、ピン先端の位置を変更す
ることにより同一位置において連続的に補強鉄筋をピン
間へ1枚づつ挿入する方法を採用してもよい。また、挿
入された補強鉄筋のピン間への保持作業は、ピンの移動
或いは回動によってピン間を狭め補強鉄筋をピンによっ
て挟持させることにより行ってもよく、また前記ピンに
よる挟持に加えて、或いはピンによる挟持を行うことな
く、別途の補強鉄筋保持具を使用して行ってもよい。
【0011】また、本発明に係る補強鉄筋支持装置への
補強鉄筋組込装置は、上記したように補強鉄筋支持装置
を収容保持する枠体が基台に回動自在に配設された装置
である。ここで、補強鉄筋支持装置を収容保持する枠体
としては、補強鉄筋支持装置の全体を収容する直方体形
状に組み立てられた枠体でも、またピンが植設された補
強鉄筋支持装置の本体部分のみを載置し得る長方形状に
組み立てられた枠体でもよい。いずれにしても該枠体
は、補強鉄筋支持装置を保持できる堅牢な構造で、しか
も保持した補強鉄筋支持装置に植設されたピン間にその
先端側から補強鉄筋を挿入できるように開放した構造で
あればよい。
【0012】また、上記枠体を基台に回動自在に配設す
る構成としては、例えば枠体の両端に回転軸を突設し、
該回転軸を基台に立設した支持部材により支える構成と
してもよいが、補強鉄筋支持装置が大型の装置であり、
しかも重量があることを考慮すると、基台に設けられた
ローラー上に載置されたリング間に上記枠体を差し渡し
て固定した構成とすることが好ましい。また、上記装置
による補強鉄筋支持装置の回動は、人手によって行って
もよいが、やはり上記と同様の理由により駆動モーター
等の回転力を利用したものとすることが好ましい。
【0013】補強鉄筋支持装置に保持されたピンの自由
端の位置は多少ばらつきがある。そこで、ピン先端に対
向する位置に配設されるガイドプレートを回動自在に配
設し、該ガイドプレートを回動させて前記ピン間を押し
開くようにすれば、補強鉄筋装填作業がより容易にな
る。また、枠体に移動枠体を移動可能に配設するととも
に、該移動枠体にガイドプレートを配設し、ピン間に補
強鉄筋を装填した後に移動枠体を退避させるようにすれ
ば、その後の保持作業が容易になる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係る補強鉄筋支持装置への
補強鉄筋組込装置の一実施例を示した斜視図である。同
図において10は補強鉄筋支持装置を示し、20は本発
明に係る補強鉄筋組込装置20を示している。
【0015】補強鉄筋支持装置10は、メタルラス(補
強鉄筋)AをALCパネルを成形する型枠(図示せず)
内に配列させる装置であって、図2に示したように、型
枠の両側壁上面に差し渡して載置固定される支持装置本
体11と、該本体11の相対向する枠11a,11a間
に差し渡して配設された複数の固定フレーム12と、該
固定フレーム12に沿って摺動可能に配設された移動フ
レーム13とを備えている。これら固定フレーム12と
移動フレーム13には、その長手方向に下方へ向けて等
間隔に複数の固定側ピン14と移動側ピン15とがそれ
ぞれ植設されている。そして、固定フレーム12と移動
フレーム13とを1組として、複数組が支持装置本体1
1に載置固定され、固定側ピン14と移動側ピン15と
の間にメタルラスAを挿入し、記移動フレーム13を移
動させることにより移動側ピン15と固定側ピン14と
の間でメタルラスAを挟持する。
【0016】補強鉄筋組込装置20は、上記補強鉄筋支
持装置10を収容保持する装置であって、図1に示した
ように、直方体形状に組まれた枠体21を備えている。
この枠体21は、両端部にリング22,22を備えてお
り、それらのリング22は、基台23に設けられたロー
ラ24上に載置されている。そして、ローラ24は図示
しないモータにより回転され、枠体21が該枠体21に
保持された上記補強鉄筋支持装置10と共に回動され
る。
【0017】さらに枠体21には、図3に示したよう
に、移動枠体25が枠体21の長手方向に沿って移動自
在に配設されている。枠体21の枠21aには、その長
手方向にレール26が設置され、枠21bの長手方向に
もレール27が設置されている。一方、移動枠体25の
枠25aには2個を一組とする車輪28がその長手方向
に複数組配設され、それらの車輪28,28は枠21a
のレール26を挟み込んでいる。また移動枠体25の枠
25bには上記車輪28に対応する位置に複数個のロー
ラ29が配設され、それらのローラ29は枠体21の枠
21cに当接されている。さらに、移動枠体25は枠体
21の枠21bまで延設され、その枠25cには2個を
一組とする車輪30,30がその長手方向に複数組配設
され、それらの車輪30,30が枠21bのレール27
を挟み込むようにして係合されている。
【0018】さらに、移動枠体25において、枠25
b,25c間に差し渡すようにして配設される枠25
d,25dには、図4に示したように、複数本の軸31
が回動自在に支持されている。この軸31の位置および
本数は、上記固定フレーム12の固定側ピン14に対応
している。そして、それらの軸31にはその略全長にわ
たってガイドプレート32が設置されている。また、各
軸31の端部には、レバー33の一端がそれぞれ固設さ
れ、それらのレバー33の他端はリンクロッド34によ
って互いに連結されている。また、移動枠体25には流
体圧シリンダ35が設置されており、該流体圧シリンダ
35のシリンダロッドがリンクロッド34の端部に連結
されている。
【0019】このように構成されたガイドプレート32
は、補強鉄筋支持装置10を補強鉄筋組込装置20に装
着する際には、図4に示したように、各レバー33が一
方に回動され、ガイドプレート32は、固定側ピン14
と干渉しない状態に位置される。また、補強鉄筋支持装
置10が補強鉄筋組込装置20に装着されると、シリン
ダ35を作動させて各レバー33を反対方向へ回動さ
せ、ガイドプレート32の先端を固定側ピン14の自由
端と移動側ピン15の自由端との間に進入させ、図5に
示したように、その先端部を固定側ピン14に接触さ
せ、さらに固定側ピン14を移動側ピン15から離れる
方向へ押し拡げる。
【0020】上記本発明に係る補強鉄筋組込装置20
に、上記補強鉄筋支持装置10を取り付けるにあたって
は、図6に示したように、補強鉄筋支持装置10をクレ
ーン等によって吊り上げ、上記組込装置20の上方まで
搬送した後、該補強鉄筋支持装置10に植設された上記
固定側ピン14及び移動側ピン15を組込装置20の上
記枠体21内に落とし込み、補強鉄筋支持装置10の本
体11を組込装置20の枠体21の上面に載置した後、
組込装置20の枠体21に取り付けられたクランプ装置
36により補強鉄筋支持装置10の本体11を固定する
ことにより、図7に示した状態に補強鉄筋支持装置10
を組込装置20に取り付ける。
【0021】補強鉄筋組込装置20に取付けられた上記
補強鉄筋支持装置10は、図8に示したように、ローラ
24が図示しないモータにより回転することにより、該
補強鉄筋支持装置10に植設された固定側ピン14及び
移動側ピン15の先端が斜め上方を向く状態まで回動さ
せられる。その間、流体圧シリンダ35を作動させて、
ガイドプレート32を図4の状態から図5の状態、即ち
ガイドプレート32の先端をピン14,15間に進入さ
せる。
【0022】この状態で、メタルラスAが上記補強鉄筋
支持装置10に組み込まれる。補強鉄筋支持装置10へ
のメタルラスAの組み込み作業は、図9に示したよう
に、先端が斜め上方を向いた状態にある固定側ピン14
と移動側ピン15との間にガイドプレート32によって
メタルラスAを案内させて挿入する。そして、全ての固
定側ピン14と移動側ピン15との間にメタルラスAを
装填させた後に、移動側ピン15を固定側ピン14に近
接させることによりピン14,15間でメタルラスAを
挟持させる。
【0023】次いで、流体圧シリンダ35を作動して、
ガイドプレート32を元の状態に戻し、さらに移動枠体
25を移動させて、図10に示したように、ガイドプレ
ート32をピン14,15の先端から退避させる。そし
て、近接させたピン14,15間が広がらないように、
図11に示したように、ピン14,15の先端にピン固
定具16を嵌め込み、該ピン固定具16を図示しない連
結具によって補強鉄筋支持装置10の本体11に連結す
る。
【0024】上記補強鉄筋支持装置10へのメタルラス
Aの組み込み作業が終了したならば、補強鉄筋組込装置
20のローラ24を再び回転させ、補強鉄筋支持装置1
0を、該補強鉄筋支持装置10に植設された上記固定側
ピン14及び移動側ピン15の先端が真下を向く状態ま
で回動させ、その後、組込装置20のクランプ装置36
を解除し、図12に示したように、メタルラスAが組み
込まれた状態にある補強鉄筋支持装置10をクレーン等
により吊り上げ、その後は従来と同様に、ALCパネル
を成形する型枠に上記補強鉄筋支持装置10をセット
し、メタルラスAを型枠内に配列した状態とする。
【0025】なお、上記実施例では、ガイドプレート3
2を備えた移動枠体25を枠体21の長手方向に沿って
移動自在に配設している。これは、ピン14,15間に
メタルラスAを装填させた後のピン14,15の先端に
固定具16を係合させる作業を容易にするため、および
補強鉄筋組込装置20の長手方向に複数の補強鉄筋支持
装置10を組み込んだ場合に1台の移動枠体25で対応
可能とするためである。したがって、ピン14,15の
先端に固定具16を係合させる作業を行う必要が無い場
合,固定具16の係合作業を他の場所で行う場合、また
は補強鉄筋組込装置20の長手方向に複数の補強鉄筋支
持装置10を組み込まない場合には、ガイドプレート3
2を移動させる必要はないので、ガイドプレート32を
枠体21に直接設置してもよい。
【0026】また、上記実施例では、ガイドプレート3
2を備えた移動枠体25を枠体21の長手方向に沿って
移動自在に配設しているが、移動枠体25をヒンジ等に
よって枠体21に対して開閉自在に設置して、固定具1
6をピン14,15の先端に係合する際に、移動枠体2
5を開閉させるようにしてもよい。
【0027】以上、本発明に係る補強鉄筋支持装置への
補強鉄筋組込装置の実施例を説明したが、本発明は既述
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である
ことは当然である。
【0028】
【発明の効果】以上、説明した本発明に係る補強鉄筋組
込装置によれば、補強鉄筋支持装置を収容保持する枠体
が基台に回動自在に配設されているため、枠体を回動さ
せることにより補強鉄筋支持装置に植設されたピン先端
を上方へ向けることができ、さらに、補強鉄筋をガイド
プレートによって案内させてピン間に挿入させるので、
補強鉄筋の組み込み作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組
込装置の一実施例を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組
込装置に使用する補強鉄筋支持装置の一例を示した斜視
図である。
【図3】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組
込装置の設置構造を示した側面図である。
【図4】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組
込装置の要部を示した斜視図であり、その一作動状態を
示している。
【図5】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組
込装置の要部を示した斜視図であり、その他の作動状態
を示している。
【図6】本発明に係る補強鉄筋組込装置に補強鉄筋支持
装置を取り付ける状態の一例を示した側面図である。
【図7】本発明に係る補強鉄筋組込装置に補強鉄筋支持
装置を取り付けた状態の一例を示した側面図である。
【図8】本発明に係る補強鉄筋組込装置により補強鉄筋
支持装置を回動させる状態の一例を示した側面図であ
る。
【図9】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋の
組込方法の一例を示したもので、補強鉄筋のピン間への
挿入作業を示した側面図である。
【図10】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋
の組込方法の一例を示したもので、ピン間に挿入された
補強鉄筋の保持作業を示した側面図である。
【図11】本発明に係る補強鉄筋支持装置への補強鉄筋
の組込方法の一例を示したもので、ピン間に挿入された
補強鉄筋の保持作業を示した側面図である。
【図12】補強鉄筋が組み込まれた補強鉄筋支持装置を
型枠へ搬送する状態の一例を示した側面図である。
【図13】補強鉄筋支持装置を使用してALCパネルを
型枠成形する手順を示した概念図である。
【図14】従来の補強鉄筋支持装置への補強鉄筋の組込
方法の一例を示した概念図である。
【図15】従来の補強鉄筋支持装置への補強鉄筋の組込
方法の他の例を示した概念図である。
【符号の説明】
10 補強鉄筋支持装置 11 支持装置本体 12 固定フレーム 13 移動フレーム 14 固定側ピン 15 移動側ピン 16 ピン固定具 20 補強鉄筋組込装置 21 枠体 22 リング 23 基台 24 ローラ 25 移動枠体 26,27 レール 28 車輪 29 ローラ 30 車輪 31 軸 32 ガイドプレート 33 レバー 34 リンクロッド 35 流体圧シリンダ 36 クランプ装置 A 補強鉄筋(メタルラス)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強鉄筋をピン間に挟持させて型枠内に
    配列するための補強鉄筋支持装置を収容保持する枠体を
    有し、該枠体を回動自在に配設するとともに、該枠体に
    おける前記ピン先端に対向する位置にガイドプレートを
    配設し、該ガイドプレートによって前記補強鉄筋を前記
    ピン間へ案内するようにしたことを特徴とする補強鉄筋
    支持装置への補強鉄筋組込装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドプレートを回動自在に配設
    し、該ガイドプレートを回動させて前記ピン間を押し開
    くようにしたことを特徴とする請求項1に記載の補強鉄
    筋支持装置への補強鉄筋組込装置。
  3. 【請求項3】 前記枠体に移動枠体を移動可能に配設す
    るとともに、該移動枠体に前記ガイドプレートを配設
    し、前記ピン間に補強鉄筋を装填した後に前記移動枠体
    を退避させるようにしたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組込装置。
JP08809298A 1998-03-17 1998-03-17 補強鉄筋支持装置への補強鉄筋組込方法 Expired - Fee Related JP4077068B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114293713A (zh) * 2021-12-28 2022-04-08 杭州电子科技大学 一种用于加气混凝土板材的钢筋网笼及夹取机构

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CN114293713A (zh) * 2021-12-28 2022-04-08 杭州电子科技大学 一种用于加气混凝土板材的钢筋网笼及夹取机构
CN114293713B (zh) * 2021-12-28 2023-08-01 杭州电子科技大学 一种用于加气混凝土板材的钢筋网笼及夹取机构

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